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平成28年度 事業報告書

(公益認定を得た平成28年9月1日から期末平成29年3月31日まで)

1 概要

本財団の事業目的である「海洋化学に関する研究、助成及び奨励をなし、そ の発展を図ることを目的」として事業を行う。

昨年9月1日からは、公益認定を得て、京都府所管の公益財団法人となった。

公益法人となったことで、多額の寄附を得ることができた。

そこで、この寄附を財源として、新たに、助成金事業の新設を行ない、同時 に、既存事業の強化、及び、事務局の強化を図った。

2 (公1)学術助成金の事業

海洋化学に関する研究、助成および奨励をなしその発展を図るため、その分 野における研究者に学術助成金を支給する事業を行った。

助成金の種類は、以下の2種類である。

ア 海洋化学に関する研究者(大学院生以上の学生も含む。)向けの、研究助成 金。以下、「研究助成金」と言います。

金額 1件100万円以下 年2件程度 イ 海洋化学に関する研究者(大学院生以上の学生も含む。)向けの、海外の大

学、研究機関、学会、シンポジウム等への海外渡航費に関する助成金。以下、

「海外渡航費に関する助成金」と言います。

金額 1件20万円以下 年数件

これに基づき、助成金への応募を、平成28年11月12日から平成29年 1月31日まで、財団のホームページ、及び、本財団発行の研究所報「海洋化 学研究」を用いて、呼びかけた。

同時に、本助成金の受領者などを決めるべく、選考委員会を立ち上げた。

選考委員会のメンバーは、以下の6名である。

平木敬三(近畿大学名誉教授)

左右田健次(京都大学名誉教授 兼 本財団評議員) 中西正己(京都大学名誉教授 兼 本財団評議員) 宗林由樹(京都大学教授 兼 本財団代表理事) 蒲生俊敬(東京大学教授)

加藤義久(東海大学名誉教授)

(2)

平成29年2月19日、選考委員会が開催され助成金の受領者の選考答申が 行われ、この答申結果は、平成29年3月18日に開催された理事会にて承認 された。助成金の受領者は、以下のとおりである。

ア 研究助成金(100万円を1名)

助成受領者 南知晴氏(京都大学)

研究テーマ 海水中生物活性微量金属 9 元素(アルミニウム、マンガン、鉄、

コバルト、ニッケル、銅、亜鉛、カドミウム、鉛)の同時分析法を白鳳丸 KH-14-6 航海で採取された海水試料に適用し、南極海から南太平洋までの鉛直断面分布 をあきらかにすること。

イ 海外渡航費に関する助成金(20万円を2名)

助成受領者 鄭臨潔氏(京都大学)及び辻阪誠氏(京都大学)

渡航先 両者ともに、8 月パリで開催される Goldschmidt2017

3 (公2)学術講演会の事業

海洋化学に関する研究、助成及び奨励をなしその発展を図るために、その分 野における第一人者を招き、京都府内において、広く一般人にも開かれた講演 会を開催する事業である。

以下の2種類の講演会を実施した。

70 周年秋季講演会

平成28年11月12日(土)午後1時30分〜午後4時30分 京都大学楽友会館にて開催。演題・講演者は以下の通り。

講演「微量元素の高精度分析法の開発と海洋化学への応用」

京都大学化学研究所教授 宗林由樹

講演「生物地球化学過程の時空間変化が魅了する-湖と河川の化学」

京都大学人間・環境学研究科教授 杉山雅人 出席者 49 名

なお、名城大学終身教授赤﨑勇先生は体調不良のため講演中止

(3)

京都化学者クラブ講演会

化学という分野に着目した、市民向けの学術講演会。「化学者クラブ」と言う名 称であっても、別に、「化学者クラブ」との団体があるわけではなく、主催団体 は、本財団である。

月日 題目 講演者 所属 会場 出席者数

2016 9 月 3 日

伝統技術に息づ く日本人の感性,

と科学

黒田孝二

京都工芸繊維 大学伝統未来 教育研究セン ターシニア・

フェロー

京都大学

楽友会館 11

2016 10 月 1 日

傍から見た二次 電池蓄電システ ムの進化

寺田信之

一般財団法人 電力中央研究 材料科学研究

京都大学

楽友会館 10

2016 12 月 3 日

下北沖海底下 2500m までの国際 深海掘削プロジ ェクト—地下生命 圏の実態解明に 向けて

村山雅史

高知大学海洋 コア総合研究 センター教授

京都大学

楽友会館 10

2017 2 月 4 日 下水道とバイオ

技術 橋本隆

NPO 法人下水 道と水環境を 考える会・水

京都大学

楽友会館 15

2017 3 月 4 日

特許を取れなか った技術,取らな かった技術

寺本巌

立命館大学 OIC 総合研究 機構上席研究 員・岡山県立 大学名誉教授

京都大学

楽友会館 12

4 (公3)学術情報提供の事業

海洋化学に関する学術情報の流通を促すことで、海洋化学に関する研究、助 成及び奨励をなし、その発達を図るべく、学術研究誌出版事業としての「海洋 化学研究」の発行、及び、本財団のホームページ運営を行った。

海洋化学研究(第 29 巻2号)を2016年11月12日に発行。主要な内容 は、以下のとおりである。

種類 タイトル 著者

巻頭言 情報化社会の中で 向井浩

月例卓話 308 金碧の真実 光琳の紅白梅図 野口康

(4)

月例卓話 309 振動分光法で見る溶液―不凍液の化学構造

解析― 下赤卓史

月例卓話 313 数理と人工知能技術によるゲノム情報と化

学情報のコンピュータ解析 阿久津達也

RIOC だより

公益財団化のお知らせ

公益財団法人海洋化学研究所70周年秋季

講演会

京都化学者クラブ例会:最近の実績と今後の

予定

賛助法人・団体会員名簿

投稿案内

平成 29 年度伊藤記念学術助成公募

本財団のホームページ運営事業においては、「海洋化学研究」の掲載論文をホ ームページからも見られるようにし、また、財団からのお知らせ(助成金・講 演会・出版等)を行った。

URLは、http://www.oceanochemistry.org/

5 事務局体制

常勤職員の雇用を検討したが、結果として、採用に至らず、週2日のアルバ イト採用に留まった。

以上

Referensi

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