Ryokochi no imeji kara rensosuru ryoko joho no kensaku shisutemu
Teks penuh
(2) 旅行地のイメージから連想する旅行情報の検索システム 金 澤 裕 也 天 笠 邦 一 小川克彦. 日高洋祐. 慶應義塾大学. J R 東日本. Abstract - People used to nnd the destination that conforms to their image with watcmng pamphlets. Recently, most of them use internet to find destination.However they can5t reflect the image to tiie result in general retneval system oi destination. In this paper we propose the new retrieval method to search destination, using feature vectors and photo queries. We found out the impression words that are suitable to express destmaxion image. And we evaluate the quality of this system by comparing with conventional system . Keywords :Information Retrieval,Destination Image, and Associative Retrieval. る。 しかし、現状の旅行サイトの検索方式では、行きた. 1 . はじめに. い場所のイメージを検索結果に反映させることができな 旅行情報を収 集 し 、その適切さを判断する上で旅行地. い。. のイメージは極めて重要である。. そこで、本論文では、行きたい場所のイメージを伝え. 旅行地のイメージとは、内 的 要 因 ( 個人の心理的欲求)、. る検索方式として、 自身の思い描くイメージと近い旅行. 外的要因( メディアの影響、過 去の旅行経験)、環境要因. 地の写真 を 元 に し て 、旅行地を連想検索する方式を提案. (経済的状況、地理的状況など旅行を制限する要因) よ. する。. り形成された、行 き た い 旅 行 地 の 抽 象 像 で あ る [1]。 旅行. なお、本論文で扱う旅行は全て国内旅行とする。. 者は旅行地のイメージを基準とし、収集された旅行情報 2.. をこれと擦り合せる事によって、適切な旅行地を選択す. 旅行地連想検索方式の提案. 検 索 システムの 中でイメージを扱う為には、イメージ. る。 具体的に、あ る 2 0 代被験者を例にとり、旅行地の選択. の特性を量的に変換する必要がある。 そのための方法と して、以 下 の 3 つの方法が主に使用される[3]。. 行動を説明する。 この被験者は、最初に内的な欲求が生. 1 つ目は画像の特徴量を元にイメージを数値化する方. じ、旅行に行きたいと感じる。 その後、 ブログ、 ツイッ ター等の外的要因により旅行地のイメージを膨らませる。. 法である。 2 つ目は検索者のフィードパックを元に各コ. 最終的に旅行サイトより料金、 日程が合うコンテンツを. ンテンツに対するイメージの適切さの度合いを修正する. 検索する。. 方法で あ る 。 3 つ目の方法は印象語により、 コンテンツ 毎に特徴ベクトルを生成する方法である。. 以前であれば、旅行地のイメージを膨らませる媒体は. 旅行においてイメージを構成する要素は、視覚的な要. ポスターやテレビなどの広告であり、情報収集に使用す る媒体はパンフレットやガイドブックであった。そして、. 素の他に、その場所のブランドや思い出などを含むため、. 旅行地を限定した後、宿の手配をする場合は、旅行代理. 画 像 の 特 徴 量 を 用 い る 1 つ目の方法は、旅行地の連想検. 店に行くか、電話で直接連絡をした。. 索に向かない。 そのた め 、 2 と 3 の方法を組み合わせてイメージを定. 現在は、旅行 広 告 の 閲 覽 、観 光 情 報 収 集 、手配の全て が、インターネットを通じて、旅行専門サイトよりでき. 量イ匕する事が適切と考える。. てしまう。 それに伴い、インターネットによる旅行情報. 2.1. の検索も一般イ匕した[2】 。. 本 方 式 で は 、特徴ベクトルを用いて、 コンテンツのイ. しかし、媒体がインターネットに変化したことにより、. 検索方式のデザイン. メージを表現することを前提に、以下のような検索方式 をとる。. 本質的に旅行情報検索の効率が高まったかというと疑問 である。 なぜなら、インターネットによる旅行情報の検. まず、行きたい場所のイメージをクエリとして特徴べ. 索は 、上記のイメージを形成する要素の内、環境要因の. クトルの形で表現する。 その後、 クエリの特徴ベクトル. みしか考慮していないためである。 なので、結局はパン. とコンテンツの特徴ベクトルとの距離を計算し、 クエリ. フレットと同様、多くのコンテンツを閲覧し、取捨選択. の特徴ベクトルと距離が近い順にコンテンツをランキン. する必要性がでてくる D. ダして表示する。. 旅行情報収集のプロセスを効率化するためには、 どの. 本方式におけるクエリは写真である。 数枚の旅行地の. ような場所に行きたいかイメージを伝える事が重要であ. 写 真 の 中 よ り 、 自身の行きたい旅行地のイメージと最も. 30.
(3) に、 2 つの実験調査を行なった。. 類似する写真を選択してもらい、選ばれた写真の特徴べ クトルをクエリとして、検索を行なう。. 最初にフォーカスグループインタビューより旅行地の. クエリを印象語とし、パ ラ メ ー タ の 1 つ 1 つを指 定 し 、. イメージを表すための印象語を抽出した。その後、K J 法. 検索する方法[3]もあるが、検索する手間がかかってしま. により分類した。 さらに、代 表 的 な 旅 行 地 の 写 真 3 0 枚に. う。 写真を選択する方式の場合、直感的にイメージを伝. 対 し て 、この語を用いて印象評価をする実験を行なった。. える事ができ、 また、検索の手間もかからない。. この実験により、旅行地のイメージを表す適切な語とそ. その後、 クエリとして選択された写真の詳細情報と共. の範囲、そして、被驗者の属性の違いによる意味空間の. に、イメージの類似度が高い順に別の写真がランキング. 違いについて分析を行なった。 これらの方法は、旅行地. され、表示される。それら写真と選択した写真を比べて、. のイメージと風景写真との関連性について研究を行った. さらに印象が近い旅行地の写真があった場合、 その写真. M acK ay らの研究[4]を参考にしている。 本章では、実験の流れとその結果について記す。. を起点に再度検索を行なう。 以上が検索の手順である。 しかし、特微ベクトルの成. 3.1. フォーカスグループインタビュー. 分を適切に設定しなければ、不要な成分などによって、. 旅行地を評価するのに適切な印象語の抽出を行なう事. 写真間のイメージの距離を正確に測定することができな. を目的としてフォーカスグループインタビューを行なっ. い。 ランキングの精度を上げるためには、特徴ベクトル. た。 フォーカスグループインタビューは、少人数 で、あ. の成分となる写真の印象語について、検討する必要があ. るトピックについて自由に討議する形式のインタビュー. る。. 調 査 で あ り 、通常のインタビュー調査と比較して、広く. 2.2. 意見やアイデアを集める際に有効である。. 特徽ベクトルに使用する印象語にH する課鼸. 検索システム内で使用する適切な印象語を選定するに. グループ. 属性. 人数. あたり、数多くある印象語の中より旅行地の印象を表す. A. 20代男性. 3. ために適切な語を選択する必要があるが、広 義 語 、狭義. B. 20代男性. 4. 語など、 どの範囲の語を使用するかが重要となる。. C. 20代女性. 4. D. 50代男女. 2. 写真のイメージを「 楽しい」 のような広義の印象語を 成分とした特徴ベクトルにより表現すると、ベクトルの. 表 1 インタビューを実施した 4 つのグループ Table 1 four Groups of Focus Group Interview. 成分が少ない分、写真間のイメージ差を正確に数値化で きない可能性がある。 例 え ば 「 楽しい J でも、牧場のよ. フォーカスグループインタビューでは、意見が自由に. うな「 ほのぼのとした楽しさ」 と、 スノーボードのよう. 出しやすい状態を作る為に、 同質の被験者を集め、実験. な 「 スリルのある楽しさ」 では、イメージは異なる。. を行なった。本研究では年齢、性別による差を検証する. 逆に狭義の印象語により特徵ベクトルを生成すると、. 為 に 、表 1 の 4 つの グループを作成した。. 精密にイメージをベクトル化することができる反面、ベ. 次に調査の流れを述べる。. クトルが多次元化することにより、写真間の距離が一様. インタビューでは、既存のパンフレットや ガイドブッ. になってしまい、結果として写真間の距離を計算した際. クを参考に、仮想 的に作成した 旅行パンフレット 3 0 枚を. に、差がほとんど生じないという問題に陥りやすい。. テーマ( 体験、 スポーツ、 自然、 エンターテイメント、. そのため、広義過ぎず、狭 義過 ぎ ず 、適 切な階層に位. 和 文 化 、食 事 、宿 )別に提示した。最 初 に 「 行きたい J. 置する語を成分として特徴ベクトルを生成する必要があ. と感じるかを尋ね、「 行きたい J と感じるものについては、. る。. 写真から連想されるポジティブな印象語を、 「 行きたい」. さらに、個人の意味空間の違いも考慮すべきである。. と感じないものにっいては、ネガティブな印象語を相互. 印象語の持つ意味は人によって異なり、例 え ば 、「 美し. に出し合ってもらった。. い」であれば、 自 然 で 素 朴 な も の を 「 美 しい」 と感じる. 解答された語が抽象的である場合や印象語で無い場合. 人もいれば、未 来 的 で 洗 練 さ れ た も の を 「 美 しい」 と感. は、 「 他の言葉で置き換えるとどうなりますか J 「 その体. じる人もいる。 また、使用される印象語も人によって異. 験からどのような感情を得られると思いますか j 等の追. なり、例 え ば 「こ女な」 という印象語は、男性が使うこ. 加質問を行い、具体的な印象語の抽出を試みた。. とは少ない。. 各フォーカスグループインタビューの様子は、 ビデオ. そのため、 ランキングの精度を向上させる最適な特徴. カメラ、並びにボイスレコーダーにより記録した。. ベクトルの成分となる、適切な印象語の種類、意味の範. 実 験 は 2 0 1 2 年 1 月〜2 月にかけて行なわれた。インタ. 囲を抽出する必要がある。. ビューの中で、「ラグジュアリーな J 等 、女性のみしか使 用しない言葉が見られた他、5 0 代の被験者のインタビュ. 3 . 印象語の抽出実験. 一では、2 0 代の被験者と比較して、印象語が具体化する. 旅行地のイメージを表す適切な印象語を抽出するため. 傾向が見られた。. 31.
(4) 3.3. m m o m m. 写真にあった印象語を使用した被験者の人数を図2 に 示す。 技輸な おいい,. 文化的な やすらぎ. ゆっくりとI•た ほめぼのとした 本酿嫉のある. 図1. 庶民的な. フォーカスグループインタビューの様子 Fig.l Scene of locus grouo interview. mmmti. 活 _な 都东 的な 家■経的な. モダン*た. 4 つのインタビューの終 了 後 、 フォーカスグループイ. 雜潘う. mMmtt. ンタビューの会 話 内 容 を テ キ ス ト に お こ し 、 分 析 を 行 な. 幻艇^な. った。 そ の 結 果 、 計 2 5 8 語 の 旅 行 地 の 魅 力 と 成 る 印 象 語. わいわいとした 健康的な. のセットを獲得した。. 雜で行きたい ,h 鍵な 採究.心をそそる P キ Kキする ブライべ.-トな 特.卿孩のある 恋人,.紀媿#といきたい うきラきする 廳 な じっくり> : フレンドリ— な おしゃれな 友人*知人と約きたい 1 人で行きたい 本格的な トr j ビカルな. こ れ ら の 語 を 、K J 法 に よ り 意 味 が 近 い も の 同 士 を ま と. めて、3 8 個 の グループを作った。各 グループ名 は 内 包 す る印象語群の特性を最も 言 い 当 て た 語 と し た 。 さらに上 位 の 分 類 と し て 3 8 個 の 中 分 類 を さ ら に 1 4 個 の グループ に分類した。 次 に 、 こ れ ら の 語 の 内 、実 際 に 旅 行 地 の 印 象 評 価 に 使 用される語を求めるためのウェブ調査を行なった。. 3.2. 印象M. 匕女な 成勢の典い 歎黴な 农 心な 職嫉のある i :翊と行きたい. 実驗. ウェブ調査の目的は以下の通りである。 1 、 代 表 的 な 旅 行 地 の 写 真 の 魅 力 を 表 す た めに、 フォー. カスグループインタビューで抽 出 さ れ た 印 象 語が 一 般 的. 0. 100 200 300 400 500 600 700 800 900. 人歡. に使用されるかどうかを明らかにする。 2 、 人 口 学 的 属 性 に よ っ て 、使 用 さ れ る 語 が 変 化 す る か 図2. を明らかにする。. 各印象語を使用した人数. Fig./ Population that use each impression words. ウ ェ ブ 調 査 は 、 ネ ッ ト マ イ ル リ サ ー チ を 通 じ て 、 2/23 〜2 / 2 4 に 首 都 圏 在 住 の 1000人 の 被 験 者 ( 男 性 500人、. 主 に 「日本的な』、「 文 化 的 な 」な ど の 和 文 化 を 表 す 語 、. 女 性 5 0 0 人) に対して実施した。. 「 や す ら ぎ 」、 「ゆ っ く り と し た 」 な ど の 癒 し を 表 す 語 、 「 おいしい」 のような味覚を表す語が良く使用される事. 印 象 評 価 に は 上 記 の 中 分 類 の グ ル ー プ 名 に 用 い た 語 38 語 と 、イ ン タ ビ ュ ー で 印 象 語 の 代 わ り に 「 〜と行きたい」. が確認された。 ま た 、「 上 司 と 行 き た い 」と い う 語 に つ い て は ほ と ん ど. という旅行の同伴者を表す表現が多く使用されたため、 「 友達と行きたいJ、 「 恋 人 •配 偶 者 と 行 き た い J 、 「 家族. 使 用 さ れ な い こ と が わ か っ た 。そ れ 以 外 の 語 に つ い て は 、. と行きたいJ、「 上 司 と 行 き た い 」、 「1 人 で 行 き た い J 、の. 被 験 者 の 内 2 0 % 以上が使用していることが確認された。. 5 語 、 さ ら に 排 他 的 選 択 肢 で あ る 「あ て は ま ら な い J を. な お 、 印 象 評 価 の 際 に 「ど の 語 に も あ て は ま ら な い J が. 加 え 、計 4 4 語 を 使 用 し た 。. 選 択 さ れ た 率 が 9 . 7 5 % と 高 か っ た た め 、実 験 で 使 用 し た. 評 価 対 象 と な る 写 真 は 、以 下 の 手 順 で 選 定 し た 。. 語 以 外 に も 、適 切 な 印 象 語 が 存 在 す る 可 能 性 は あ る 。. 3.4. 最 初 に 、 出 版 社 、地 域 の 異 な る 7 冊 の 旅 行 ガ イ ド ブ ッ. 考察. ク に 掲 載 さ れ た 旅 行 地 の 写 真 1 7 2 枚 を 印 象 語 と 同 じ く KJ. 実 験 で は 語 を 分 類 し た 際 の 中 層 の 語 を 使 用 し 、印 象 評. 法 に より分類した。各 旅 行 地 の 写 真 は 、 まず、宿 、食 、. 価 を 行 な っ た 。こ れ ら の 語 の 意 味 範 囲 の 適 切 さ に つ い て 、. 体 験 の 3 つ の カ テ ゴ リ に 分 類 さ れ 、さ ら に 宿 は 4 種 類 に 、. 考察する。. 食 は 6 種 類 に 、体 験 は 2 0 種 類 に 分 類 さ れ た 。そ の 後 、各. 検 索システムを想定して、「 上 司 と 行 き た い 」 と、排他. カ テ ゴ リ に 当 て は ま る 、著 者 が 撮 影 し た 写 真 計 3 0 枚 を 旅. 的 選 択 肢 を 除 い た 4 2 語 よ り 特 徴 ベ ク ト ル を 作 成 し 、以下. 行 地 の 代 表 的 な 写 真 と し 、評 価 実 験 で 使 用 す る こ と に し. の方法より写真間の関係性を表すネットワークを作成し. た。実 験 で は 、こ れ ら の 写 真 に 対 し て 上 記 の 4 4 語により. た。. これらの方法はP eter 【 5]の A-C- I ネット‘ ワークモデルの. 印象を評価してもらった。. 32.
(5) 方法を参考にしている。 印. 象. 語. の. 集. 合. を. と. し. 、写真の集合. を / = { y 2 . . 4 ..}とする。 あ る 写 真 之 に 対 し て 評 価 さ れ た 印 象 語 の 数 を と し 、こ れ を 成 分 と す る 印 象 語 と 写 真 の 対 応 を 表 す 行 列 5 を 作 成 す る 。 行 列 5 と転置行 列5 ’ の積を 取 り 、共 通 成 員 行 列 s を構築する。 こ れ は 、写 真 間 の 類 似 度 を 、評 価 実 験 よ り 得 ら れ た 印 象 語 の パ ラ メ ー タ を 元 に し て 表 す 行 列 で あ る 。各 成 分 b は 写 真 ^.人 間 の 印 象 語 パ ラ メ ー タ の 近 さ を 表 し て い る 。. 次 に こ の 行 列 5 の 成 分 を Jaccard 係 数 に よ り 0 か ら 1 の範囲に正規イ匕する。 各 成 分 の J a c c a r d 係 数 は 以 下 図3. の式より算出される。. 印象を元にした旅行地写真のネットワーク. Mg.3 Network o f destination photo based on impression. ^ ;= — W. —. ⑴. 次 に 狭 義 語 を 確 認 す る 。第 2 章 に お け る 議 論 の 通 り 、特. s jk. 定の人に し か 使 用 さ れ ず 、写真間の距離に特に影響を与. 最後に正規イ匕した行列を元に、 あ る 写 真 に 対 す る 類 似. えない語を狭義語とする。. 度 が 上 位 が 位 ま で の 写 真 が 、印 象 が 近 く 関 係 の あ る 写 真. 各 印 象 語 の 列 を そ れ ぞ れ 、行 列 5 よ り 省 き 、4 1 の印象 語 パ ラ メ ー タ を 元 に 、写真のネットワークを作成した。. であると仮定してネットワークを構築した。 図 3 が 写 真 間 の 関 連 性 を 表 す ネ ッ ト ワ ー ク で あ る 。見. その際に、ネットワークの構造が変化するかを観察し、. や す さ の 観 点 か ら 、上 位 4 つ の 写 真 が 関 係 あ る と し て い. 構 造 が 変 化 し な い 場 合 、狭 義 語 で あ る 可 能 性 が 高 い と し. る。. た。 ネ ッ ト ワ ー ク よ り 、幾 つ か の 写 真 が 大 き な ク ラ ス タ. 検索システムでは、上 位 7 位までのコンテンツを候補. を 構 成 し て い る こ と が わ か る 。 ま ず 、左 上 の 5 つ の 写 真. と し て 表 示 す る 為 、類 似 度 が 上 位 7 位 ま で の 写 真 が 関 係. が 相 互 に 参 照 し 合 っ て い る こ と が 見 て 取 れ る 。 これらの. あ る と し て ネ ッ ト ワ ー ク を 構 築 し た 。す る と 、「 威勢の良. 写真は「 おいしいj という語により強固に繫がっており、. い 」、 「フ レ ン ド リ ー な J 、 「 達 成 感 の あ る 」、 「ドキドキす. 6 種類のコンテンツがお互いを参照し合っているため、. るJ 、 「 本 格 的 な 」、 「1 人 で 行 き た い 」 「 友人■知人と行き. 他のコンテンツと繫がりが生まれず、ネットワークが閉. たいj の 7 語がネットワークの構造に影響を与えない語. じ て し ま っ て い る 。 ま た 、右 下 の 6 枚 の 写 真 も 「日本的. と な っ た 。 こ の 内 「ド キ ド キ す る J を 除 い て は 使 用 率 の. なJ 「 文イ匕的な」 「 風情がある」 という3 つの語により強. 低い語である。. 固な繫がりを形成し、ネットワークが閉じてしまってい. こ れ ら の 語 が 狭 義 語 か ど う か を 分 析 す る た め に 、先 程. る。. の手法により、今度は印象語の関係性を表すネットワー. 食 の 写 真 で は 、明 ら か に 和 食 と 洋 食 で は 、イメージが. クを作成した。 このネットワークより、 「 達成感のある」. 異 な る た め 、「 おいしいJ という語が強く効き過ぎてしま. 「ド キ ド キ す る 」 「 威勢の良い」 は互いの関連性が強く、. っている事が推測される。 つ ま り 「 お い し い 」 や 「日本. いずれかが欠けても片方が意味を補う関係にあることが. 的な」 は広義の語であり、 これらの語を細分化する必要. わ か っ た 。 こ の 場 合 、一 般 的 な 「ドキドキする」 に 「 威. がある。. 勢の良いJ 「 達 成 感 の あ る 」を 含 め て し ま っ て も 良 い か も しれない。 そ の 他 の 4 語 も 他 の 語 と の 関 連 が あ る た め 、 最 も 一 般 的 な 語 に 集 約 す る こ と に よ っ て 、 同義語や狭義 語を省く事ができるであろう。 最 後 に 、人 口 学 的 特 性 に よ る 語 の 変 化 を 見 た 所 、女 性 、 並 び に 高 年 齢 で あ る 程 、語 彙 が 増 え 、それぞれ独自の語 を 使 用 す る こ と が 確 認 さ れ た 。 こ れ は 、 グループインタ ビューの結果と同様であった。. 33.
(6) 初 期 画 面 の 5 枚 の 画 像 は 、イメージが重ならないよう に 、 相 関 量 が 最 低 と な る 5 枚 の 写 真 セ ッ ト を 求 め 、 これ を採用した。 ま た 、 比 較 対 象 と し て 、地 名 に よ る 検 索 方 式 の システ ム ( 図 5 左 ) を 同 じ コンテンツに よ り 構 築 し た 。. 4.2. v m u i の 軌. 9 人 の 被 験 者 ( 男 性 5 名 、女 性 4 名 )に 対 し て 評 価 実 験 を行なった。評価実験の流れは以下の通りである。 最 初 に 、被驗者の 旅 行 経 験 、並びに普段の旅行情報検 索行動について尋ねた。 その後、実験の前提条件にっい て説明した。 実 験 で は 、 同性、同 年 齢 の 3 人の友達と旅行に行くこ 図 4 印象語のネットワーク Fig .4 Network of impression words. と を 想 定 し て ,旅 行 地 を 検 索 し て も ら っ た 。 ま た 、旅 行 地 を 検 索 す る 際 に 、料 金 を 気 に し な い よ う に 、 お 金 は 誰. 4.. かが出してくれるものと仮定した。. システムの実装と評価. 検索においては、「 癒しJ 「 大人」「 楽しい」「 ふれあい」 印 象 評 価 実 験 に 使 用 し た 印 象 語 と 写 真 を 用 い て 、 検索. を テ ー マ に 、 地 名 に よ る 検 索 と 、本 シ ス テ ム で 提 案 し た. システムを試作した。 そ し て 、本 システムの検索方 式 と. 検 索 方 式 の 2 つの方式で旅行地を検索してもらった。. 既 存 の 旅 行 検 索 方 式 と の 比 較 実 験 を 行 な っ た 。実 験 で は 、. 実 験 で は 、制 限 時 間 を 設 け 、 テーマに あ て は ま り 、行. 各 システムの再 現 率、適 合 率 奪 算 出 し た 他 、 写 真 か ら 連. きたいと感じる旅行地を複数個選択することを要求した。. 想 さ れ る コンテンツの印 象 の 近 似 の 度 合 い を 評 価 し て も. 制 限 時 間 は 、各 シ ス テ ム で 最 初 の 検 索 で は 検 索 に 慣 れ る. らった。. 4.1. 時 間 も 含 め 2 分 と し 、そ れ 以 降 は 1 分半とした。. 実験用システムの実装. 使 用 す る シ ス テ ム の 順 番 に よ る 影 響 を 防 ぐ た め 、 半分. 2 章 で 述 べ た 、行 き た い 旅 行 地 の イ メ ー ジ に よ っ て 旅. の 被 験 者 は 既 存 の シ ス テ ム か ら 検 索 を し て も ら い 、残り. 行地を検索するシステム( 図 5 右 )を PHP言 語 に よ り 実 装. 半分の被験者は提案する検索方式のシステムから検索を. した。 コ ン テ ン ツ に は 、ウ ェ ブ 調 査 で 使 用 し た 3 0 枚 の 旅. してもらった。検索するクエリの順番についても、 1 人. 行 地 の 写 真 を 使 用 し た 。 特 徴 ベ ク ト ル に つ い て は 、実験. ずっずらして実験を行なった。. で 一 般 的 に 使 用 さ れ る こ と が 明 ら か に な っ た 4 2 語を成. 実 験 後 、 紙 媒 体 で も う 一 度 コンテンツを見 て も ら い 、. 分とし、印象評価の結果をパラメータとした。 前述した. 各 ク エリの解 答 と し て 適 切 な コンテンツに印 を つ け て も. 狭義語を他の語に内包する作業は行なっていない。. らった。 こ れ を 正 解 セ ッ ト と し 、 再 择 率 、 適 合 率 を 求 め. システムでは、最 初 に 5 枚 の 写 真 が 表 示 さ れ 、 そ の 写. た。. 真の中よりイメージと類似する写真を選択してもらう。. さらに、初 期 に 表 示 さ れ る 写 真 5 枚とこれより連想さ. そ の 後 、選 択 さ れ た 写 真 と イ メ ー ジ が 類 似 す る 写 真 と し. れ る 写 真 7 枚 に 対 し て 、イ メ ー ジ の 近 さ を 0 〜 3 の 4 段 階. て 、類 似 度 が 近 い 順 に 7 枚 の 候 補 を 表 示 す る 。 検 索 者 は. で評価してもらった。. この写真の中に、 さらにイメージが近いものがあった場. 最後に口頭でどちらのシステムが使いやすかったか、. 合 は 選 択 し 、徐 々 に 自 身 の 思 い 浮 か べ る イ メ ー ジ に 近 づ. また、 システムの改善点について尋ねた。. けて行く。. 4.3. 評価期 !の 鶼 果. 各 被 験 者 の 検 索 結 果 を 元 に 、適 合 率 、 再 現 率 を 算 出 し た。 2 回 目 以 降 の 検 索 で は 、 写 真 の 階 層 関 係 を 理 解 す る な ど 、シ ス テ ム に 対 す る 慣 れ の 影 響 も 入 っ て し ま う た め 、 1 回 目 の 検 索 実 験 の 結 果 の み を 元 に し て 、各 被 験 者 で 適 合 率 、再 現 率 を算出し、 これを平均した。結 果 は 図 6 の ようになった。 赤 線 が 提 案 手 法 に お け る 適 合 率 -再 現 率 曲 線 で あ り 、青 線 が 地 名 検 索 に お け る 曲 線 で あ る 。 グ ラ フ よ り 、各 再 現 率 に お い て 、提 案 手 法 の 適 合 率 の 方 が 高 い 事 か ら 、提 案 図5. 実験に使用したシステムのインターフェース Fig .5 Interface of svstem used m experience. 手法の検索精 度 が 既 存 の 手 法 と 比 べ て 、高い事が推察さ れる。各曲線のブレークイーブンポイント( 再 現 率 ==適 34.
(7) 合 率 と な る 点 ) を 求 め る と 、提 案 手 法 で は 、0.6675 であ. 反対に地名検索の方が使いやすいという被験者に理由. り、 地 名 検 索 に お い て は 、 0.5365 で あ り 、提 案 手 法 の 精. を 尋 ね た と こ ろ 、 地 名 か ら 自 身 の 経 験 を 掘 り 下 げ 、 イメ. 度が良い事が確認された。. ー ジ を し た 方 が 確 実 で あ る と の 解 答 を 得 た 。 これらの被 験 者 の 特 徴 と し て 、旅 行 経 験 が 多 く 、 数 多 く の 地 域 に 足 を 運 ん で い る こ と が 挙 げ ら れ る 。 つ ま り 、旅 行 経 験 が 高 い 場 合 に は 、 地 名 と イ メ ー ジ の 相 関 が 強 い た め 、地名に よ る 検 索 の 方 が 、効 率 が 良 い 事 が 予 想 さ れ る 。 5.. まとめと今後の課 題. 本 研 究 で は 、旅行地を行きたい場所のイメージを元に 検索するシステムを提案し、その評価を行なった。 評 価 の 結 果 、 あるイメージを元に旅行地を検索すると い う 点 で 、既 存 の 地 名 に よ る 旅 行 地 検 索 シ ス テ ム と 比 較 す る と 、 高 精 度 で あ る こ と が 確 認 さ れ た 。 ま た 、 システ. nmm. 図6. ム で 連 想 さ れ る イ メ ー ジ が 近 い 画 像 に つ い て も 、上 位 4. 適合率-再現率曲線. Fig.o Precision — Recall Curve. 位 ま で は 、イメージの近さが確認された。 ま た 、様 々 な 旅 行 地 に 足 を 運 ん だ 旅 行 者 は 、過 去 の 経 験 か ら 、 地 名 に よ り 明 確 な イ メ ー ジ が 浮 か ぶ た め 、 地名 に よ る 検 索 の 方 が 、効 率 が 良 い 事 が わ か っ た 。 しかし、. 造. こ の よ う な 旅 行 者 で あ っ て も 、 過 去 の 旅 行 経 験 か ら 、新. 0癱 e. 規の旅行スポットを提案する際には有用であると考えら れる。 特 徴 ベ ク ト ル に 使 用 す る 言 語 に ついては、実験で 使 用 した語の内、 42語が一般的に使用されることがわかった。 しかし、 「 お い し い J 等 の 広 義 語 は 、ネ ッ ト ワ ー ク を 閉 じ て し ま う た め 、詳 細 な 分 類 を す る 事 、反 対 に 、「 達成 感. 図7. のある」「 威 勢 の 良 い 」な ど は 、ネ ッ ト ワ ー ク の 構 造 に 影. 連想元の写真と連想された写真の印象の近さ. 響 を 及 ぼ さ な い 狭 義 語 で あ り 、他 の 語 に 内 包 す る こ と が. f i g ./ Image Similarity Between the Photo and Associated Photo. 必要である。 さ らに、提 案 手 法 に お い て 、 ク エ リ と な る 写 真 よ り 連. ま た 、 印 象 評 価 実 験 に お い て 、排 他 的 選 択 肢 を 選 ぶ 被. 想 さ れ る 写 真 に つ い て 、連 想 元 の 写 真 と の 印 象 の 近 さ を. 験 者 が 多 か っ た こ と よ り 、決 し て 、現 在 の 語 が 最 適 で あ. 評価してもらった。 図 7 がその結果である。. るとは言えない。特徴ベクトルに使用する言語について. 横 軸 の 表 示 順 は 、検 索 の ラ ン キ ン グ 順 を 示 し て お り 、 数. は 、 今 後 も 改 良 を 重 ね る 。 ま た 、被 験 者 の 意 味 空 間 に 応. が低い程、 システムにおいてイメージの類似度が高いと. じて, ネ ッ ト ワ ー ク を 組 み 替 え る こ と に よ り 、 さらなる. 判 断 さ れ た も の で あ る 。 縦 軸 の 印 象 の 近 さ は 、被 験 者 が. 検索精度の向上を測りたい。. 0 ~ 3 の 4 段 階 で 印 象 を 評 価 し た .も の で あ る 。. •考 文 獻. グラフを見ると4 位まではイメージが類似しているが、 [ 1 ]. 5 位 以 降 は 、イメージが類似していないことが確認され. 大 方 :旅 行 先 選 択 行 動 に 関 す る 考 察 ;2 0 0 6 年 度 東 海 大学福岡短期大学紀要, 0006).. る。 ま た 、4 位 が 2 位 ,3 位 と 比 較 し て 数 値 が 高 い こ と よ り、 イ メ ー ジ に よ る ラ ン キ ン グ に つ い て は 、 精 度 が 高 い. [ 2 ] 観 光 白 書 平 成 2 2 年 度 版 ;国 土 交 通 省 , (2010).. とは言えない。 今 回 の 場 合 は 、全 て の 被 験 者 で 同 一 の 写. [3]. Kuroda, K ., Hagiwara, M .: An image retrieval system by impression words and specmc object names- IRIS;. 真 ネ ッ ト ワ ー ク を 使 用 し た の だ が 、 印 象 は 性 別 、年 齢 に. Neurocomputing Vol 43 Issues 1-4 pp 259-276, (2002). よって 異 な る 為 ,被 験 者 の 属 性 に よ っ て ネ ッ ト ワ ー ク を [4]. フィルタリングする必要があると考えられる。. Mackay, K ., Fesenmaier, D .: Pictorial Element Of Destination In Image Formation; Annals of Tourism. また、 口頭でシステムの使いやすさを比較してもらっ. Research Vol.21 No. 3 pp 537-565,(1997). た と こ ろ 、9 人 中 7 人 が 、行 き た い 場 所 の イ メ ー ジ を 直 [5]. 感 的 に 伝 え ら れ る こ と か ら 、本 提 案 手 法 に お け る 検 索 の. Mika, P.: Ontologies are us: A unified model of social. 方 が 検 索 し や す い と の 解 答 を し た 。 特 に 、地 図 を 読 め な. networks and semantics; Lecture Notes in Computer. い女性に好評であった。. Science Volume 3729/2005 pp522-536, (2005) 35.
(8)
Gambar
Dokumen terkait
Dengan ini kami beritahukan bahwa perusahaan Saudara telah ditetapkan sebagai pemenang untuk paket pekerjaan tersebut di atas, maka Sebagai kelanjutan proses pemilihan kami
nama dari versi ini, banyak sekali android yang mendukung untuk upgrade. asalkan berasal dari OS Lollipop, seperti asus zenfone 2 sudah bisa
Kepedulian kalangan yang tidak berada di struktur kepemimpinan Muhammadiyah, sebut saja kalangan kultural, terhadap masalah tersebut bukannya didukung
[r]
Landasan filosofis adalah rumusan hakikat manusia, nilai, dan pengetahuan (tujuan pendidikan yang didapatkan dari hasil berpikir dalam merencanakan,
Pemerintah Daerah berkewajiban dan bertanggung jawab untuk melaksanakan upaya perlindungan perempuan dan anak korban kekerasan melalui: melaksanakan kebijakan
Aktivitas siswa dilihat dari ketiga aspek yakni aspek keaktifan dalam diskusi, ketepatan dalam menyajikan jawaban, serta kerjasama belum dapat mencapai target yang telah
[r]