Kaihatsu kenkyusha no noryoku kaihatsu

67. 開発研 究者の能 力開発. 社会経済生産性本部. 福谷正信. 会 経 済 生 産 性 本 部(旧 日本 生 産 性 本 部)「研 究 開発. 序. 技 術 者 の キ ャ リア と能 力 開発 に 関 す る国 際比 較 調 査 」(1988年. 今 日 の 日本 企 業 は極 あ て熾 烈 な技 術 革 新 と企 業. ∼1990年)に. 30歳 代 後 半 か ら40歳. よ る と， 日本 の み が. 代 前 半 に能 力 限 界 を 意 識. 間 競 争 に よ り， そ れ を担 う研 究 開 発 人 材 に対 す る. して い る。 イ ギ リス， ドイ ツ， ア メ リカ の研 究 開. 新 た な 育 成 と マ ネ ジ メ ン トの 方 法 が 要 請 さ れ て. 発 技 術 者 の約80%が. い る。. よ る能 力 限 界 を意 識 して い な い。. 本 稿 は1998年. 筆 者 が参 画 した， 慶 應 義 塾 大 学. ， 「個 人 差 」 で あ り， 加 齢 に. 前 回 の慶 應 義 塾 大 学 産 業 研 究 所 「研 究 者 の意 見. 産 業 研 究 所 「日本 企 業 にお け る独 創 的 研 究 開 発 の. 調 査 」(1994年)に. た め の 人 材 育 成 と マ ネ ジ メ ン トに関 す る研 究 」 プ. 研 究 能 力 の限 界 年 齢 を意 識 して い る。 こ の調 査 対. ロ ジ ェ ク トが ， 代 表 的 な製 造 業 の 開 発 担 当 部 門 の. 象 者 は 日本 の 民 間 企 業 の 基 礎 研 究 分 野 を担 う基 礎. 研 究 者 を対 象 に ア ン ケ ー ト調 査 を 実施 し， そ の ア. 研 究 者 で あ る。 調 査 結 果 に よ る と， 基 礎 研 究 者 の. ンケ ー ト調 査 結 果 の う ち， 開 発研 究者 の 有 効 な 能. 限 界 年 齢 は，「40歳 代 前 半 」と 「個 人 差 の 問 題 」と. お い て は，約60%の. 研究者 が. 力 開発 の方 法 に 関 す る分 析 ・討 究 した結 果 を取 り. が そ れ ぞ れ約30%を. ま とめ た もの で あ る。. 前 述 の社 会 経 済 生 産 性 本 部調 査 と比 較 す る と， 研. 最 初 に， 開発 研 究 者 の もっ研 究 能 力 の 限 界年 齢 意 識 に つ い て ， 研 究 開 発 分 野 別 の 差 異 分 析 を行. 占 あ， 双 璧 を な して い る。. 究 者 の能 力 限 界意 識 は個 人 差 の 問題 で あ る と い う 認 識 が増 加 して い る。. い，能 力 開 発 の前 提 条 件 を明 らか にす る。この 限界 年 齢 意 識 と能 力 開発 の有 効 性 に 関 す る比 較 分 析 を. 1.2. 研 究 開 発 分 野 と能 力 限 界 年 齢. 行 い，研 究 者 の年 齢 と能 力 開 発 方 法 の相 関 を と る。. 今 回(1998年. 調 査)は そ の対 象 者 を，基 礎 研 究. つ ぎに開 発 研 究 者 の キ ャ リア志 向別 に能 力 開発 方 法 の有 効 性 認 識 を比 較 す る と と もに， 能 力 開発. 図表1. 限界年齢. (%). に対 す る所 属 部 門 と個 人 との相 違 点 お よ び担 当分 開発研究. 野 の差 異 に伴 う有 効 性 分 析 を行 う。 最 後 に能 力 開 発 方 法 と研 究 開 発 成 果 との相 関 分 析 か ら開 発 研 究 者 の 有 効 な能 力 開 発 方 法 を導 き 出す。 な お ， 同 様 の調 査 を 日本 企 業 の基 礎 研 究 部 門 の. 30代 前 半 30代 後 半 40代 前 半. 2.0. 基礎研究 1.3. 15.5. 11.7. 30.8. 29.6. 40代 後 半 50歳 以 上. 25.5. 22.9. 個人差. 22.1. 4.1. 4.0 29.9. 基 礎 担 当 研 究 者 を 対 象 に， 前 回 「研 究 者 の意 見 調 査 」(1994年)を. 実 施 して い る ので ， そ の時 点 の. 図表2. 結 果 と比 較 検 討 した 分 析 も加 え た こ とを 留 意 され たい。. 1. 研 究能 力 の 限 界 1.1. 研 究 能 力 の限 界 年 齢 意 識. わ が 国 で は研 究 開 発技 術 者 の 能 力 限 界 意 識 が ， 加 齢 に よ り強 ま る こ とが揶 揄 され て きて い る。 社. 限界年齢事 由 開発研究. 体力的 な問題 集中力等精神的問題 創造性等発想力問題 チ ャ レンジ精神問題 急速な技術革新 管理的業務多忙 研究開発以外の多忙 注)複. 数選択. 27.7. (%). 基礎研究 28.7. 15.6. 18.4. 35.2. 31.2. 24.8. 26.0. 23.1. 16.4. 71.7. 69.7. 54.5. 54.5.

68. 図表3. 限界年齢意識 と能力 開発 有. 一. 無副. 1. 匸 偏差 1平 均. 一一 『. 鮪1攤一. 『.一L一. 一T値. 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 L 1 2。3 1 1 4 1 5 1. 1.38. 1.32. 1.45. 1.17. 1.27. 1.08. o.i7. 0.59. 0.14. 0.942. 部 門 を越 え た ロー テー シ ョン 異 分 野 の研 究 開 発 者 との共 同 プ ロ ジ ェ ク ト ト. 0.28. 0.74. 0.26. 0.269. 0.30. 0.77. 0.25. 1.089. 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企 画 ・推 進 関係 会 社 へ の派 遣 社 外 の研 究 機 関 で の共 同研 究 開 発. 0.37. 0.82. 0.36. 0.288. 0.06. 0.36. 0.03. 0.14. 0.54. 0.ls. 国 内留 学. 0.23. 0.72. O.15. 海外留学 自 己啓 発 専 門 分 野 に関 す る講 習 会 や セ ミナ ー. 0.14. 0.57. 0.17. -0. 0.51. 0.89. 0.66. -2. 0.37. 0.75. 0.40. 一 〇.566. 社 外 の 専 門 家 と の交 流 や 勉 強 会 社 内 の 有 志 に よ る勉 強 会. 0.25. 0.65. 0.26. -0. 0.12. 0.48. 0.io. 0.537. 専 門 分 野 の 学 会 に出 席. 0.50. o.ss. O.47. 0.586. 先 輩 や 上 司 の 指 導 ・OJT(職. 場 内訓 練). 責任の重い仕事の経験 現在 所 属 して い る部 門 内 で の ロ ー テ ー シ ヨ ョン ン. N. 一}. 617. 一 〇. .926. -1. 1.463 -1. 調 査)で. は な く開発 研 究 分 野 の 開. .157 1.895 .809 .671**. .361. 一 一. p*<0.05 1位 か ら3位 まで あ げ させ ，1位 に3点 ，2位 に2点 ，3位 に1点 を っ けて 配 点 した.. 分 野(1994年. .175. 557 一... 注). 一. p**<0.01. た結 果 ， 以 下 の3点 を 指 摘 す る こ とが で き る。 第. 発 研 究 者 に絞 り，同 種 調 査 を実 施 した。そ の 結 果 ，. 1に は特 定 年 齢 に能 力 限 界 意 識 は存 在 す るが ， 個. 図 表1に. 人 差 の 問 題 と い う認 識 が 増 加 して い る こ と で あ. 示 した よ う に，研 究 能 力 の限 界 年 齢 意 識. につ いて は基 礎 研 究 分 野 よ り開 発 研 究 分 野 の方 が. る。第2は. 若 干 強 い こ とが 得 られ た。 注 目す べ き共 通 の変 化. 識 に大 き な差 が な い こ と で あ る。第3に. は， 限 界 年 齢 意 識 そ の もの に対 す る認 識 で あ る。. 者 が 認 識 す る限 界 事 由 は， 急 速 な技 術 革 新 につ い. す な わ ち， 前 掲 国 際 比 較 調 査 に比 べ ， 特 定 年 齢 に. て い け な い こ と と発 想 力 の枯 渇 で あ る。 こ の限 界. 対 す る限 界 意 識 が 減 少 し，「個 人 差 の問 題 」と い う. 事 由 を 払 拭 す る有 効 な能 力 開 発 方 法 が 求 め られ て. 選 択 が増 加 して い る こ とで あ る。. い るの で あ る。. この研 究 開 発分 野 に よ る認 識 の 差異 を 分 析 す る た め に， 研 究 能 力 の年 齢 限界 の事 由 を比 較 して み. 2. る。 図 表2に. 研 究 開 発 分 野 の違 い に よ る能 力 限界 意 開発研究. 限界年齢と能力開発. 示 した よ うに ，基 礎 研 究 分 野 と開発. 研 究 分 野 の双 方 と も，「管 理 的業 務 に よ る多 忙 」 と 「研 究 開発 活 動 以 外 の仕 事 に よ る多忙 」を，有 効 回 答 者 の 半数 以 上 が 指 摘 して い る。 基 礎 研 究 者 と比 較 して 開 発 研 究 者 が よ り強 く意. 2.1. 限 界年 齢 意 識 と能 力 開 発 の 有 効 性. 次 に， 開 発 研 究 者 の能 力 開 発 方 法 の有 効 性 認 識 につ い て， 研 究 能 力 の限 界 年 齢 意 識 の有 無 に よ る 差 異 の可 能 性 を分 析 した(図 表3参. 照)。. 識 して い る限 界 年 齢 事 由 は， 「急 速 な 技 術 革 新 に つ い て い けな い」 と 「創 造 性 等 の発 想 力 の問 題 」. 限 界 年 齢 を 意 識 し て い る 開 発 研 究 者 は， 「OJT」， 「責 任 の重 い仕 事 の経 験 」， 「自己啓 発 」，. で あ る。 反 対 に基 礎 研 究 分 野 の研 究 者 は 「集 中 力. 「専 門分 野 の学 会 に 出席 」， 「新 しい プ ロ ジ ェ ク ト. 等 の精 神 的 な 問題 」 を 限界 事 由 と して よ り強 く意. の企 画 ・推 進 」， 「専 門 分 野 に関 す る講 習 会 や セ ミ. 識 して い るが， 両 者 に大 きな差 異 はな い。. ナ ー」 と い っ た 能 力 開 発 方 法 を 有 効 と認 識 して. 以 上 の よ うに， 開 発 研 究 者 の能 力 開 発 を検 討 す る前 提 と して， 研 究 能 力 の限 界 年 齢 意 識 を分 析 し. い る。 ま た， 限 界 年 齢 意 識 の な い 開発 研 究 者 も， ほぼ.

一 一開 発 研 究 者 の能 力 開 発 一 一. 図表4. 加齢 と能力開発 との相関係数. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 1 1 1 1 1 1. 二]. 年齢. 勤続. 一 〇. 先 輩 や 上 司 の 指 導 ・OJT(職 場 内 訓 練) 責 任 の重 い仕 事 の経 験 現 在 所 属 して い る部 門 内 で の ロ ー テ ー シ ョ ン. 一 〇 .155**. .205**. 0.098**. 0.102**. 一 〇. 一 〇 .030. .032. 部 門 を越 え た ロ ー テ ー シ ョ ン. 0.127**. 0.113**. 異 分 野 の研 究 開 発 者 と の共 同 プ ロ ジ ェ ク ト 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企 画 ・推 進. 0.067*. 0.004. 0.116**. 関 係 会 社 へ の派 遣 社 外 の研 究 機 関 で の共 同研 究 開 発 国内留学. 0.088**. 一 〇 .002. 一 〇 .026. 0.021. 0.033. 0.093**. 0.079**. 海外留学. 0.124**. 0.075*. 自 己啓 発 専 門 分 野 に関 す る講 習 会 や セ ミナ ー 社 外 の専 門家 と の交 流 や勉 強 会. 一 〇.003. 一 〇.020. -0. -0. 社 内 の有 志 に よ る勉 強 会 専 門 分 野 の学 会 に 出席. -0. 図表5. .128** 0.025. -0. .081**. 高度専 門職 志向 と能力開発. 標準 瑩 圃. 平均. 3 4 5 6 7. 部 門 を越 え た ロー テ ー シ ョ ン 異 分 野 の研 究 開発 者 との共 同 プ ロ ジ ェ ク ト 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企 画 ・推 進. 8. 関 係 会 社 へ の派 遣. 9 0 1. 社 外 の研 究機 関 で の共 同研 究 開 発 国 内留 学. 1 1 2 1. 海外留学 自己啓 発. 3 1 4 1. L欝 翻. 専 門分 野 の学 会 に 出席. . ﹂. 5 1■ 轟. 専 門分 野 に 関 す る講 習 会 や セ ミナ ー 社 外 の専 門 家 との 交流 や勉 強 会 社 内 の 有志 に よ る勉 強 会. T値. 1.33. 1. 1.37. 1.42. 1. 1.26. 1一. 0.19. 1. 0.59. 1一一1 .286. 0.40. 1. 0.85. -2 1一. 0.35. 1. 0.83. 1一一1 .165. 0.53. 1. 0.92. -2 1一. .798. 0.08. 1. 0.42. 1一-1. .747. 0.16. 1. 0.59. -o 1一. 0.17. 1. 0.59. 0.10. 1. 0.46. 1.675. 0.40. 1. 0.79. 4.008**. 0.26. 1. 0.67. 2.978*. 0.19. 1. 0.58. 1.497. 0.09. 1. 0.38. 0.979. 0.31. 1. 0.69. 4.850**. 一 一.一 一 」. 551. .078**. 一 〇.074*. 3 0 2 4 5 9 4 8 5 9 4 1 8 7 2 3 2 5 6 7 7 2 5 7 5 0 8 6 4 9 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0. 2. 現 在 所 属 して い る部 門 内 で の ロー テ ー シ ョ ン. 2 3 3 1 8 4 3 6 3 6 8 3 7 2 0 4 9 1 2 2 3 0 1 2 1 6 4 2 1 6 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0. 1. 場 内 訓 練). .074* 0.009. 一 〇.114**. 高度専門職志向. 先 輩 や上 司 の指 導 ・OJT(職 責 任 の重 い仕 事 の経 験. 0.851. 図表3と. -4. .918**. .988*. .oso 1.131. 一一. 219. p*<0.05 注). 69. p**<0.01. 同様. 「海 外 留 学 」な どで あ る。特 に 「自己啓 発 」の場 合 ，. 同様 の傾 向 を示 した の で あ る。 限界 年 齢意 識 の 「有 る者 」 が 「無 い者 」 に比 べ. 限 界 年 齢 が 「あ る」 と回 答 して い る人 々 と 「な い」. て高 い項 目 は 「責 任 の 重 い 仕 事 の 経 験 」， 「国 内 留. と回 答 して い る人 々 の 間 に は統 計 的 に有 意 な違 い. 学 」， 「異 分 野 の 研 究 開 発 者 と の 共 同 プ ロ ジ ェ ク. が あ り， 限 界 年 齢 が 無 い と答 え て い る人 々 は あ る. ト」， 「部 門 内 で の ロ ー テ ー シ ョ ン」 な どで あ るの. と答 え て い る人 々 に比 べ ， 能 力 開 発 の方 法 と して. に対 し，「無 い者 」が 「有 る者 」 に比 べ て 高 い項 目. 自己 啓 発 が よ り有 効 で あ る と認 識 して い る ので あ. は 「自己 啓 発 」， 「先 輩 や上 司 の指 導 ・OJT(職. 場. る。 限 界 年 齢 意 識 の 「無 い者 」 は 「有 る者 」 と比. 内 訓練)」， 「社 外 の研 究 機 関 で の共 同研 究 開発 」，. 較 して ， 社 内 外 の専 門 家 と の交 流 ・啓 発 を通 じて.

70. 図表6. 能力開発の有効性格差. (%). 個人有効. 分 野 の 研 究 開 発 者 との 共 同 プ ロ ジ ェ ク ト. 6.新 7.関 8.社. しい プ ロ ジ ェ ク トの 企 画 ・推 進 係会社への派遣 外の研究機関での共同研究開発. 6 4. 5.異. 7 α 7 2 6 3. 13.社 14.社. 外 の専 門家 との 交流 や勉 強 会 内 の 有志 に よ る勉 強会. 15.専. 門 分 野 の学 会 に 出席. 学 習 す る傾 向 が あ る。. 9 4. 己 啓発 門 分野 に 関 す る講 習 会 や セ ミナ ー. 6 0 5 1 2 2。 8。 3。 2. L. 9.国 内 留 学 10， 海 外 留 学 11.自 12.専. 2 3 167 2 7 2 7'五 の 2 3 ￡ 2 1 5 8 2 1 0 4 0 0 0 1 8 2 0 0 3 6. 場 内 訓 練). 3 3. 任 の重 い仕 事 の経 験 在 所 属 して い る部 門 内 で の ロ ー テ ー シ ョ ン 門 を越 え た ロ ー テ ー シ ョ ン. 9 3. 輩 や 上 司 の指 導 ・OJT(職. 6 5 6 5 1 1 Qリ 9臼. 1.先 2.責 3.現 4.部. 部門重視. が で き る。. 以 上 の結 果 ， 開 発 研 究 者 が研 究 能 力 の限 界 年 齢. これ らの分 析 結 果 か ら， 年 代 に よ る能 力 開発 方. 意 識 を払 拭 し， 第 一 線 で活 躍 で き る よ うにす る た. 法 の相 関 が 異 な る こ と を導 き 出す こ と が で き る。. め に は， 重 大 職 務 の経 験 と と もに海 外 留 学 や社 外. 若 年 層 に はOJTと. で の共 同 研 究 に よ る異 分 野 人 材 と の交 流 ・啓 発 で. 年 層 で は責 任 の重 い職 務 の経 験 ， 留 学 に よ る研 究. あ る。 開 発 研 究 者 の 発 想 力 の醸 成 と技 術 力 の向 上. 交 流 で あ り， 高 齢 者 層 に は部 門 間 の ロ ー テ ー シ ョ. を継 続 的 に図 る こ と に あ る。. ンや 新 規 プ ロ ジ ェ ク トの 企 画 ・推 進 で あ る。. 2.2. 年 齢 と能 力 開 発 方 法 と の相 関. 図表4に. 3. 専 門 家 か らの 学 習 で あ り， 中. キ ャ リア 志 向 と能 力 開 発方 法. 示 した よ うに， 回 答者 自身 の年 齢 と有. 効 な能 力 開発 方 法 との相 関 を と る と， 能 力 開発 方. 次 に開発 研 究 者 の 専 門職 志 向 と管 理職 志 向 に よ. 法 の有 効 性 に対 す る認 識 が， 加 齢 と と も に変 化 し. り， 有 効 な能 力 開発 方 法 は異 な るの で あ ろ うか。. て い る の で あ る。 加 齢 と と もに， 有 効 性 が 低 く. 本 調 査 に お い て， 高 度 専 門職 志 向 の 開発 研 究 者. な って しま う， す な わ ち若 年 層 に比 較 的有 効 な能. は， 「OJT」，「責 任 の重 い仕 事 の経 験 」 の次 に 「自. 力 開 発 方 法 は，「OJT」，「講 習 会 や セ ミナ ー 」，「社. 己啓 発 」， 「学 会 出席 」， 「専 門 分 野 に関 す る講 習 会. 内 勉 強 会 」， 「学 会 出席 」 で あ る。 反 対 に， 加 齢 と. や セ ミナ ー」 を有 効 で あ る と指 摘 して い る。. と もに よ り有 効 な能 力 開 発 方 法 は， 「責 任 の 重 い. 一 方 ， 管 理 職 志 向 の開 発 研 究 者 は 「責 任 の重 い. 仕 事 の 経 験 」， 「部 門 を 越 え た ロ ー テ ー シ ョ ン」，. 仕 事 の経 験 」， 「OJT」 の次 に 「新 しい プ ロ ジェ ク. 「新 し い プ ロ ジ ェ ク トの 企 画 ・推 進 」， 「国 内 留. トの 企 画 ・推 進 」， 「自 己 啓 発 」， 「 部 門を越 え た. 学 」， 「海 外 留 学 」 で あ る。. ロ ー テ ー シ ョ ン」 を 有 効 な能 力 開 発 方 法 と認 識 し. 一方 ， 年 齢 との 相 関 の 少 な い 能 力 開 発 方 法 は， 「部 門 内 ロ ー テ ー シ ョ ン」， 「異 分 野 の研 究 開 発 者. て い る(図 表5参 照)。. と の 共 同 プ ロ ジ ェ ク ト」， 「関 係 会 社 へ の 派 遣 」，. 管 理 職 志 向 の 開 発 研 究 者 に は， 責 任 の 重 い あ る い は新 た な プ ロ ジ ェ ク トの経 験 が 有 効 で あ るが ，. 「社 外 の研 究 機 関 で の共 同 研 究 」，「自 己啓 発 」，「社. 高度 専 門職 志 向 の 開 発 研 究 者 に は専 門 分 野 の 習 得. 外 の専 門家 との交 流 や勉 強会 」 で あ る。 これ らの. や学 習 が求 め られ て い る。 管 理 職 志 向者 に は “経. 能 力 開 発 項 目 は加 齢 に と もな う相 関 の 変 化 が な. 験 蓄積 重 視 ” の人 材 育 成 方 法 が有 効 で あ り， 専 門. く， 年 齢 に左 右 さ れ な い能 力 開発 方 法 とい う見 方. 職 志 向者 に は “ 知 識 追 求 重 視 ” の人 材 育 成 方 法 が.

一. 図表7. 開 発 研 究 者 の能 力 開発 一 一. 分 野別 能力開発. (%〉. 開発研究. .126**. 一 〇.060*. 一 〇.076**. 一 〇.018. 0.033. -0.022. .001. -0.026. -0.020. .035. 0.024. -0.009. -0.010. .100**. -0.019. 0.020. -0.014. .043. 0.028. -0.032. .042. 0.072*. -0. .067*. 0.140**. 0.151**. 0.103**. 0.148**. 0.208**. 一 〇.028 -0 -0 -0 -0 -0. .012. 0.026. 0.149** 一 〇 .068*. .016 .012. 0.030. 0.069* 一 〇 .036 0.054 0.101** 一 〇.oos. .005. O.133**. .029. 0.132**. .012. 0.029. 0.069*. 一 〇 .025. .019. -0. -0 -0. 0.118**. 0.044. 0.091** -0. -0 -0 -0. .029 .040. 一 〇.002. -0.003. 0.043. -0.023. -0.022. -0. .027. .019. .009. -0. .024. 一 〇 .069*. .048. 一 〇.048. .075*. .005. -0.021. 社 内勉強. 0.056. 学会 出席. .014. -0. .oi7. 0.002 -0. .006. .005 0.021. 0.002. 0.186**. 0.102**. 0.023. 0.068*. -0. 一 〇.086**. -o. 一 〇. -0. .032. 0.036 -0. 0.010. 0.019. O.120**. 0.134**. .042. 0.041. 0.104**. 0.02i. .068*. 0.024. -0.012. 0.029. .058*. 0.044 -0.035. 0.006. .006. -o. .oao. -0. 0.070* o.ooi. -0.026. -0. -0. .oi7. 0.023. -0. 一 〇 .052. -o. 0.137**. 0.052. 一 〇. .029. .064* 一 〇 .030. 0.136**. -0.024. 社 外交 流. .025. -0. 0.048. -0.058*. .008. 一 〇.055. -0. -0. -0.031. 一 〇.032. -0. -o. 0.023. 0.044. 講習セ ミ. .013. 0.033. 0. .008. -0 .021. 一 〇.033. -0. 一 〇.002. 一 〇. 0.073* 0.035. 共同研究. 0.041. -0. o.oio -0 .009. 0.015. 自己啓発. 0.121**. -0 .006 0.035 0.049. 0.018. 派遣. 新プロ. o.oai O.014. 0.014. 0.008 -0. 共同 プロ. 0.021. 0.012. 海外留学. .049. 2 4. -0.029. 0.065*. 国内留学. 7 0. -0.014. 一 〇. 0 2. .014. -0.029. 一 〇. 7 1. -0.003. 一 〇.055. -0. 5 7. -0.011. -0.029. 一 〇 .063*. .007. 9 3. -0.016. .006. 一 〇. .003. 9 3. 0.051. -0.061*. 0.056. 7 2. 9 4. 部間異動. 一 〇.017. .132**. 2 0. 2 1. 部内異動. 一 〇.092**. .157**. -0. 1 2. 研究開発成果 と能力開発方法 との相関係数. 一 〇. -0. 5 3. -0. 2 5. 0 8. .124**. 8 1. 6 2. -0. .040. 3 0. 6 3. 仕事経験. -0. 9 6 5 6 3 3 QU 9臼. 7 2. 社 外 の専 門 家 と の交 流 や 勉 強 会 社 内 の有 志 に よ る勉 強 会 専 門 分 野 の学 会 に 出席. -0. -0. 7 0. 自 己啓 発 専 門 分 野 に関 す る講 習 会 や セ ミナ ー. .012. -0. 6 4. 国内留学 海外留学. 一 〇. -0. 3 3. 関 係 会 社 へ の派 遣 社 外 の研 究 機 関 で の共 同 研 究 開 発. 一 〇.082**. -0. 9 3. 異 分 野 の研 究 開 発 者 と の共 同 プ ロ ジェ ク ト 新 しい プ ロ ジェ ク トの企 画 ・推 進. 図表8. 海外特許 国内特許 海外学会 国内学会 海外論文 国内論文 製 品 化 社内表彰 社外表彰 重大要請 招待講演 会議座長 会議主催. 場 内 訓 練). 現 在 所 属 して い る部 門 内 で の ロ ー テ ー シ ョ ン 部 門 を越 え た ロー テ ー シ ョ ン. OJT. 基礎研究. 6 5 6 5 1 1 0 0 9臼. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 1 1 1 1 1 1. 先 輩 や上 司 の指 導 ・OJT(職 責 任 の重 い仕 事 の経 験. 71. .013 0.106** 0.068*. 一 〇.029. -o -o -0 -0. .023 .ois. 0.061 -0. .150**. .001. 一 〇.026. .ois. 0.021. .oil .027. 0.013 -0. .031 0.024. .006 0.015. -0. .017.

72. 有 効 で あ る こ とを導 き出 す こ とが で き る。. 5 4. 能力開発方法と研究開発成果. 能力開発の有効性分析. 開 発 研 究 者 の 能 力 開 発 方 法 に対 す る評 価 を ， 所 属 部 門方 針 と個 人 との認 識 差， 研 究 開発 分 野 に よ. 研 究 成 果 を 上 げ た開 発 研 究 者 が ， 有 効 と認 識 し た能 力 開 発 方 法 を， 研 究成 果 項 目 と能 力 開 発 項 目 との相 関係 数 か ら分 析 す る(図 表8参. 照)。. る認 識 差 の双 方 か ら分 析 す る。 5.1 4.1. 部 門重 視 項 目 と個 人 有効 項 目の相 違 点. 第1に 能 力 開 発 方 法 の 有 効 性 につ いて ，所 属 部 門 の 方 針 と個 人 の 認 識 が ， 果 た して 一 致 して い る. 特 許申請. 研 究 開 発 成 果 の1っ で あ る 海 外 で の特 許 申 請 につ いて は， 「新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企 画 ・推 進 」 との 相 関 が あ る。一 方 ，「OJT」 は逆 の 相 関 が 見 ら. の で あ ろ うか。. れ た。 ま た， 国 内 で の特 許 申 請 に 関 して は各 能 力. 開発 研 究 者 は能 力 開発 項 目の 中 で 「先 輩 や上 司 の指 導 ・OJT(職 場 内 訓 練)」 す な わ ち 「OJT」 を. 開発 項 目 との相 関 が見 られ な い。. 最 も高 く評 価 して い るが ， そ の程 度 は所 属 部 門 の 極 め て 高 い評 価 と異 な り，相対 的 に 低 い 。反 対 に， 開発 研 究 者 自身 は 厂責 任 の 重 い仕 事 の経 験 」 を 有 効 な能 力 開発 方 法 と思 って きて い るが， 所 属 部 門 の評 価 は そ れ ほ ど高 くな い(図 表6参. 照) 。. 5.2. 学 会 発 表 や論 文 掲 載. 海 外 で の 学 会 発 表 と 「海 外 留 学 」 と の間 に は相 関 が あ るが， そ の他 に は相 関 が な い。 国 内 で の学 会 発 表 と 「社 外 の研 究 機 関 で の共 同 研 究 開 発 」， 「国 内留 学 」， 「海 外 留 学 」， 「社 外 の専 門 家 と の交 流 や 勉 強 会 」， 「専 門 分 野 の 学 会 出 席 」. 4.2. 担 当分 野 に よ る能 力 開発 の有 効 性. 次 に研 究 開 発 分 野 に よ って ， 能 力 開 発 方 法 の 有 効 性 の 差異 はあ るの か 。. と い っ た 各 項 目 と の 相 関 が 見 ら れ る。 しか し， 「OJT」，「責 任 の 重 い仕 事 の 経 験 」，「部 門 を 越 え た ロー テ ー シ ョ ン」 との 間 に は逆 相 関 が 見 られ る。. 最 も有 効 な人 材 育成 方 法 に っ い て， 基 礎 研 究 者 (1994年 調 査)と 開 発 研 究 者(1998年 調 査)の 両. 海 外 雑 誌 へ の論 文 掲 載 と 「社 外 の研 究機 関 で の 共 同研 究 開発 」， 「国 内留 学 」， 「海 外 留 学 」， 「社 外. 者 に共 通 す る項 目 と して第1に. の専 門 家 との交 流 や勉 強 会 」 との 間 に相 関 が見 ら. 「責 任 の 重 い 仕事 の経 験 」， 第3に. 「OJT」， 第2に 「自 己啓 発 」 を. れ る。 国 内 雑 誌 へ の論 文 掲 載 と 「国 内留 学 」， 「社. 挙 げ る こ とが で き る。. 外 の 専 門 家 と の交 流 や 勉 強 会 」 と の間 に は相 関 が. 基 礎 研 究 分 野 と比 較 し， 開 発 研 究 分 野 にお いて よ り有 効 で あ っ た能 力 開 発 項 目 は， 「部 門 間 ロ ー. あ る。 しか し，「OJT」 と国 内 外 の 雑 誌 へ の 論 文 掲 載 に は逆 相 関 が 見 られ る。. テ ー シ ョ ン」， 「異 分 野 の研 究 開発 者 との共 同研 究 プ ロ ジェ ク ト」 お よ び 「専 門 分 野 に関 す る講 習 会 や セ ミナ ー」 で あ る。 因 み に， 開 発 研 究 分 野 よ り. 5.3. 製 品化 と表彰 お よ び事 業 部 対 応. 基 礎 研 究 分 野 に お い て 有 効 な 能 力 開 発 項 目 は，. 研 究 開 発 成 果 の製 品 化 へ の貢 献 や社 内 表 彰 受 賞 と，「新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企 画 ・推 進 」と の間 に. 「部 門 内 ロー テ ー シ ョ ン」 と 「海 外 留 学 」 で あ る. は相 関 が 見 られ る。 社 外 で の 表彰 受 賞 と 「海 外 留. (図 表7参 照)。. 学 」 に も相 関 が あ る。 ま た， 事 業 部 な どか らの重. そ の結 果 ， 基 礎 研 究 者 に は特 定 領 域 の専 門 性 を 磨 く こ とや 世 界 レベ ル の 専 門 家 か ら学 ぶ こ と と. 大 な 要 請 に応 え た もの と， 「新 しい プ ロ ジ ェ ク ト. い っ た “専 門 特 化 型 ” 人 材 育 成 が 有 効 な方 法 で あ る。 一 方 ， 開 発 研 究 者 に は他 部 門 へ の 異 動 や 共 同 研 究 さ らに は講 習 会 や セ ミナ ー へ の 参 加 とい った “交 流 啓 発 型 ” 人 材 育 成 方 法 が 有 効 で あ る 。. の企 画 ・推 進 」 との間 に も相 関 が 見 られ る。 しか し， 製 品 化 と 「社 外 の専 門 家 と の交 流 や 勉 強 会 」 や 「専 門 分 野 の 学 会 に出 席 」 との 間 は逆 の 相 関 が 見 られ る。.

一 一 開発 研 究 者 の能 力開 発 一. 5.4. 招 待 講 演 と国 際 会 議 の 座 長 や 主 催. 招 待 講 演 と 「海 外 留 学 」， 「社 外 の 専 門 家 との 交. 73. 第4は 能 力 開 発 方 法 につ い て，所 属 部 門 の 重 視 項 目 と個 人 の有 効 認 識項 目 とが若 干 異 な り， と く. 流 や勉 強 会 」 との 間 に は相 関 が み られ る。 一 方 ，. にOJTに. 「OJT」 と は逆 相 関 で あ る。 また ，国 際 会 議 な どの. に つ い て は個 人 が よ り有効 と認 識 して い る こ とで. 対 して は所 属 部 門 が， 重 大 職 務 の経 験. 座 長 と 「海 外 留 学 」 と も相 関 が み られ る。 しか し，. あ る。 ま た ， 研 究 開 発 分 野 に と もな う能 力 開 発 方. 国 際 会 議 な どの 主 催 と各 能 力 開 発 項 目に は相 関 が. 法 が 異 な り， 基 礎 研 究 分 野 は専 門 特 化 型 が ， 開 発. 見 られ な い 。. 研 究 分 野 は交 流 啓 発 型 人 材 育 成 が 有 効 で あ る。. 6. か ら， 特 定 の 成 果 を 導 き出 す た め に は， 有 効 な 能. 第5は. 結語. 研 究 開 発 成 果 と能 力 開 発 項 目 との 相 関. 力 開 発 方 法 を 取 捨 選 択 す る こ とで あ る。 研 究 能 力 の 限 界 年 齢 意 識 は減 少 しつ つ あ り， か. 以 上 の 分 析 結 果 は， 開 発 研 究 者 の 意 見 調 査 を 集. っ 個 人 差 の 問 題 と い う認 識 が 拡 大 す るな か で ， 開. 計 し， 分 析 した もの で あ り， 今 後 は具 体 的 な事 例. 発 研 究 者 の 能 力 開 発 が ， 従 来 以 上 に重 要 な 人 事 政. を 捉 え ， 定 性 的 な 分 析 を 通 じて さ らな る検 証 を 重. 策 とな った こ とで あ る。 と くに創 造 性 と い った 発. ね る こ とが 期 待 され る。. 想 力 の 涵 養 や 新 技 術 の 習 得 に よ って 限 界 年 齢 意 識 を 克 服 し， 職 業 生 涯 を 研 究 の 第 一 線 で 活 躍 で き る. 参考文献. キ ャ リア ・ル ー トの 構 築 が 第1の 課 題 で あ る。 そ の た め の 有 効 な 能 力 開 発 方 法 は， 責 任 の 重 い仕 事. Clark，. の 経 験 や 異 分 野 の 研 究 開 発 者 との 共 同 プ ロ ジ ェ ク トへ の 参 画 さ ら に は ロ ー テ ー シ ョ ンで あ る。. K.. す 』1991年 Yano，. Product. Development. Business. School. 『こ う い う 組 織 が 技 術 者 を 活 か. 日 本 実 業 出 版 社. Managementand a New. lnnovation. Frontier. in. Theory. Stratand. Prac-. tice， Tokyo：Chikura-Shobo，1993.. tion. キ ャ リ ア志 向 こ こで は高 度 専 門 職 あ る. P. ed.， The in. R&DWorkers-Managing. Britain，. Germany，. 義 塾 大 学 産 業 研 究 所 ， 第26号 R. ical. ed.， The lnnovationA. York：Oxford. Human. and. The. United. Books，1995.. 石 田 英 夫 ，守 島 基 博 ， 佐 野 陽 子 編. Katz，. Innova-. Japan. States一 ，London：Quorum. な る こ とで あ る。 前 者 の高 度 専 門 職 志 向 者 に は知. 験 蓄 積 型 能 力 開 発 を重 視 す る こ とで あ る。. ，. S. ed.， Global. Shapira，. 識 追 求 型 能 力 開 発 を， 後 者 の管 理 職 志 向 者 に は経. T.. Boston：Harvard. egies-Towards. に よ って 開 発 研 究 者 の 育 成 方 法 を選 択 す る こ とで. い は管 理 職 に よ って ， 能 力 開 発 方 法 の有 効 性 が 異. Fujimoto，. 今 野 浩 一 郎 ， 福 谷 正 信. 第2に 導 き出 され た政 策課 題 は，能 力 開 発 の 有. 第3は. and. Press，1991.. 効 性 が 加 齢 と と も に異 な る こ とか ら， 年 齢 や 勤 続 あ る。. B.. Performance.. Side. ，1996年3月.. of Managing. Collection University. 『組 織 行 動 研 究 』， 慶 應. of. Technolog-. Readings一. Press，1997.. ，New.