"Shōhō hyakunijūkyū" tegatakin no ichibu ni kansuru gen\u27in saimu fusonzai to iwayuru nijū muken no kōben (Tōkyō chisai Shōwa yonjūrokunen nigatsu jūninichi hanketsu)

Title Sub Title Author Publisher Publication year Jtitle Abstract Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 〔商法一ニ九〕手形金の一部に関する原因債務不存在といわゆる二重無権の抗弁(東京地裁昭和四 六年ニ月一二日判決) 倉沢, 康一郎(Kurasawa, Yasuichirō) 商法研究会( Shōhō kenkyūkai) 慶應義塾大学法学研究会 1973 法學研究 : 法律・政治・社会 (Journal of law, politics, and sociology). Vol.46, No.12 (1973. 12) ,p.90- 93 判例研究 Journal Article http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00224504-19731215 -0090.

暗号宍J!. 司七六 • O匁 コニ滋コニ. 手決. a. 穆 金 A. き. 体 、h岬，，. 二 者穴MUV. 入に婚披できるのであるが（ 叢蒋昭和昭蕊年七鬼一六語紙切 繊同時練中 ハ 02 一 号九G賞書照〉 ． この還は所持人とその前者との鵠で手形金の一一郎拡. 接出の露関叢務不存在的抗弁をも って摂持 ある場合、接出入は挙制市. 『 援白人から所持入に褒る原閥横諜がすべて消滅し又は不審塞で. 手形金轍蕊O万円むうち、説。万円託ついてXの檎求誕容．. ハ鴇 旨 凶. 絶されたので‘本訴を援怒した．. を支払のため曇示したが支払准都 Xは溝揮にYに対して本件手掛取. 払うζとはなかった模様 であ るを の点弓 援護のように錨輪に讐響 を其推しうる事撲であるから．判決理由中拡傍躍な露定が敏しかったように おもう ve. 支 支払りため拡りみ本幹事形。議機を受けたものとし、績額をBvh. んで‘Xに裏書叢蓑した．これに対してXは、容認。万符＠債 務の. 込 ている20万円の慣務棋を差引いた残額を交付してくれるよう蜘申. Z島問地 象関. 二年娘 三二円満 一 巻v照. 二 九〕 手形金 の一部 に関 する原因後務不存在と 一 いわ ゆるニ重 無権 の抗 弁 怒号ニニ 軍約 ..満. ．•. 輔償 欝 鷺. M. 門 商法. 山一 雌明 示事積. Y接出の約束事鯵がA‘B．xk蹴次裏書されたが、YA関およ. びA嘗簡には原態関係がなく‘BX関には 挙態金mw ザ部 に関し療器 関係がない場合vh ．XからYに対する事務金鱒也事拡ついていわゆる ニ薫 無機の法理を適用して事務金む一蔀に対する原関横務不存在の 《 参薦議文w. 読弁を認めた事例 静法 山七条）七七条 aT. 事蝿凶 州 Yは鮮外A8ニ臨時間以内に手形主義金化して来るとの嘗を鍍じ て． 喜一 務 〈金額五 O万円〉 を含む約束手静議 事 由し宕A拡究 手形を2拡概引依頼のた治拡離帯した．Bはさら誌これをX方に持. 付したが‘Aは約束を漉えてYに手形金・を 突付することなく‘本件 参して揖引を故厳し‘模割引金からnu がかねてからXに対して負担し. 語議.

もつとも、これに先立つ昭和四三年一二月二笈日の大法廷判決. している．. は．自己に対する裏書の原因関係が消減した手形所持人につき、手. ついでのみ原因関係が存在しない場合においても同様にあてはまる. して右のいわゆる二重無権の抗弁の主張があるものとみることがで. ものと解すべきであるところ、本件においてはYの抗弁事実に照ら. 論法で行けば、いわゆる二重懸権の場合にも．前者に対する抗弁権. 請求の権利行使を排斥している︵民塞三巻二二号三五八四頁︶．この. 形上の権利はこれを認めながらも．権利灘用の理論によつて手形金. へ．BからXへと襖渡されたところ．YとAとの間及びAとBとの. 認定の事実によれぱ、蜜件手形はYから訴外Aへ．Aから訴外B. きるから．進んでこの点につき判断す為．. 間の原因債務ぱ当初から不存在でおり．BとXとの間では三〇万円. ている所持人の請求に対してば．債務者はその一事をもつて対抗し. の有無を考慮することなく．自己に対する裏書の原因関係が消減し. うることになるべきものであるう．この場合．権利濫用の抗弁は当. の隈度で原因債務が存在するのみであるこどが認められる．してみ. れぱYは本件手形金額面五〇万円中二〇万円については原因債務不. 権の抗弁は前者㊧抗弁事由が切断されずに所持人にひきつがれる楊. 該所持人につき固有の抗弁事由であるのに対して、いわゆる二重無. ︹研窮︺. 合であると解されている点で．両者の間には理論的差異があるわけ. 存在の抗弁をもつてXに慰抗することができるというべきである．﹄. 賛成．. である。. 所持人が原因関係上無権利である場合に．そのことだけを理由と. いわゆる二重無権の抗弁は．これまで、学説上主として所持人に. して所持人の債務者に対する手形金請求を排斥することについて. 固有の経済的利益がないことを理由として．ひろく認められて来て ﹃原因閑係に由来する抗弁は本来直接の相手方に対してのみ対. いる．本件判決も挙げている昭和四宏年七舟一六日の最高裁判決 も．. ﹃手形の懸因性と人的抗弁﹄手形研兜九三号四頁以下参照︶．したがつて．. は驚理論的にも実際的にも．これに賛成することはできない︵掛稿. を定めた法の趣旨は．、手形取引の安全のために．手形取得者の利益. とを理由として．手形金請求の一部を排斥するという結論に至るべ. 本件の場合においても、β・X間の原因関係が一部不存在であるこ. 抗しうるいわゆる人的抗弁たりうるにすぎないが、人的抗弁の切断. を保護するにあると解すべきことにかんがみると、龍記のように．. これに対し七．いわゆる二重無権の場合には．、所持人の講求に対. きではない．. して債務者が抗弁しうるものと解すべきであるが．その理論構成に. ればならなくなつている所持人のごとく、手形の支払を求める何ら. 自己に対する裏書の原因関係が消滅し、手形を裏書人に返還しなけ. の経済的利挙も有しないものと認められるものは．かかる抗弁切断. ︵榊五Q一︶. ついては問題がある．一般に．二重無権の抗弁は．人的抗弁の伍珊. 九轍. の利益を享受しうぺき地位にはないものというべきである﹄と判示. 剰例婿塊.

ことによつて損害を受けるという関係がなければ、衡平法的な反対. ︵一吾二︶. 権を認める根拠とはならないという七とである。換言すれば、その. 九二. 性の隈界を示すものと解されている︵戸塚・ジ轟リスト昭和四五年階董. 勃億蘇驚. は．縦んらい当事者たるY冨A間にのみ個別的な抗弁事由であるべ. 饗翻例蟹鴨九五頁︶。すなわち、Y・A間の原因輿係不存在という事実. する結果になるとしても．そのことは弁済の利益を有する債務着に. 権利行使により所持人が債務者以外の第三者との関係で不当利得を. 因関係が一部不存在であるXに対して．Yが手形金の一部について. 形金の全額につき対抗しえたのであるから．自己に対すお裏書の原. わけである。このような理諭に認いては、本件Yはんに対しては手. ことにはならないからである。. ずることとなり．決して権利行使の当喜著間での衡平がはかられる. を防ぎえたとしても、債務者がかえつて不当利得をするおそれを生. 認める理由と線な修ないというこ壱である。この場合に債 務者に反対権を認めるとすれば、そのこ老により所持人の不当利得. yはAに対する抗弁事由を以てその後者にも対抗しうるものとする. きものであるけれども、後者に固有の経済的利益がない場合には、. だげ対抗しうるものと結論するために曝もう一段の理由づけが必 要であ宥ものというべきであろう．. 私は．人的抗弁というものは、無因証券たる手形において．’決済. 拮局．いわゆる二重無権の場合も含めて．前者に抗弁事由のある. る．Y・A間⑳原因関係の不存在といヶ事実は．所持人の債務者に. そのことをもつて債務者は所持人に抗弁しうるものと解すべきであ. の間で直接に不当利得とその返還の問題を生じるがゆえに、. 手形を固有の経済的利益を有せずじ取得した所持人は．その者と債. と考えている︵拙稿・選鷺金融商雛料例三八一量一貢奮照︶。すなわち．手. つであるにすぎず．したがつて、この場合．Yボ所持人に主張しう. 対する関係での不当利得という抗弁事由にとつては．原国寮実の一. ない．しかも．この場合に注意されるべきことは、権利行使の当事. ととし、残額を交付するよう要求している．この残額をXがBに交. 裏書するにあたつて．うち三〇万円を既存債務の弁済に充当するこ. なお．本件事実においては．Bは金額匠O万円の本件手形をXに. うるにすぎず、判冒の結論に賛成することができる。. 当利得は手形金の一部にとどまるから、Yはその限度燈抗弁をなし. に．Xの手形取得の原国関係が一部不存在である場倉には．Xの不. るのはAに対する抗弁事由とは別物である．そこで．本件のよう. おいては無鼠的に移簸されるが．他面↓それば具体的な経済関係に. 済関係において一方当事者が不当に利得することを排除するため. 鞍いて手投たる瀬義を有するにすぎないものであるかち、具体的な. 形は高度に流通性を脊する取引の道具であるから．その流通過程に. すなわぢ権利行使の当室署閥における衡平法的な反対権であるもの. 抗弁権を. 務者と. 者関において、その権利行使により一方が不当に利得し他方がその. わち本件におけるX・Y閥の塞蹴的な衡平が考慮されなけれぱなら. し把がつて．人的抗弁の問題においては．権利行使の当事者すな. のである．. に．権利行使の過程においては塞貫的衡平が腰かむれることになる. 経.

付し たか ど う か は、判 決 の 認定 か ら は必 ずし もあき ら か ではな い ・. も し 、量償額 が 突 付 さ れてい れば 、 X の 手形取 得の 原因関係に は何 ら 矢 ける部 分 はな い こと と な り． 手形 金 の全 額請求が 認め ら れるべ き. b』 み』 島地 エ噌 ．. 酔』. 判決渥 由 旬文 脈 か ら すれば 、原 因 関係 が 一部 不存 在と い っ てい る の であ るか ら ．積 額 が Xか ら Bに交 付 さ れる己 とはな か った の であ. 判 偶 研 究. ろう． た だし ‘ Xが 残額 を Bに交 付し な か ったと い う とと が ． 三O. そ の 場合 に も‘ 原 因関 係 に は何 ら 失け ると ころ はな いと とにな れば 、. 万四が本件 手形 裏書 の 対価 であったと い う ことを意味す るも の とす. る．国 有 の 経済 的利益 と は‘ 自 己 の 手形 取 得 にお け る経務的自損 自. 禽沢. 歯車一郎. v. 一. 《 叩 宥常U＝. 法丸三. 体と は異な るも の だか ら であるハ骨髄川 手形法・小 切手法」 回一九貰書煎可. ＝ 丸一.