34
問 6 イ
( 3
35
令和 3年 度第 1回 九⼤ 本番 レベ ル模 試 漢⽂
法・ 教育
・経 済学 部 採点 基準
︵4 0点
︶
※要 素別 に採 点す る場 合︑ 各要 素の 最低 点は 0点 とす る︵ 減点 の結 果︑ ある 要素 が0 点以 下に なっ ても その 要素 は0 点︶
︒
⼤問 四 問1
基 準
配点
:8 点︵ 4点×
2︶
■形 式上 の不 備
・︵
︶の 有無 は問 わな い︒
■模 範解 答
①︵ ウ︶
⑥︵ オ︶
■採 点⽅ 法
・①
・⑥ それ ぞれ 別々 に採 点︒
・解 答例 のみ 正解
︒
36
⼤問 四 問2
基 準
配点
:7 点
■形 式上 の不 備
・⼀ 字で もひ らが な以 外の
⽂字 を⽤ いて いる もの は全 体0 点︒
・﹁ 起→ 将→ 為→ 使→ 欲﹂ の語 順で 読ん でい ない もの は全 体0 点︒
・句 読点 の有 無は 不問
︒
■模 範解 答 A 2点 きを して B 2点 しや
︵ょ
︶う とな ら C 3点 しめ んと ほつ
︵っ
︶す
︵別 解︶ A 2点 きを して B 2点 しや
︵よ
︶う たら C 3点 しめ んと ほつ
︵っ
︶す
■採 点⽅ 法 各要 素単 独採 点 要素
A﹁ 起﹂ の読 み⽅
︵送 り仮 名︶…
きを して
=2 点
・解 答例 のみ 正解
︒
;他 は⼀ 字で も誤 りが あれ ば要 素A 加点 なし
︵要 素A
=0 点︶
︒ 要素
B﹁ 為将
﹂の 読み
⽅… しや
︵ょ
︶う とな ら・ しや
︵ょ
︶う たら
=2 点
・﹁ しや う﹂ は﹁ しゃ う﹂
﹁し よう
﹂﹁ しょ う﹂ も可
︒
・﹁ 為﹂ を﹁ とな さ﹂ と読 んで いる もの は要 素B 1点 減点
︒
・他 は⼀ 字で も誤 りが あれ ば要 素B 加点 なし
︒
37
要素 C﹁ 欲使
〜﹂ の読 み⽅…
﹁し めん とほ つ︵ っ︶ す﹂
=2 点
・﹁ ほつ す﹂ は﹁ ほっ す﹂ も可
︒
・﹁ しめ んと
﹂を
︑﹁ しむ るを
﹂﹁ しむ るこ とを
﹂と して いる もの は要 素C 2点 減点
︒
・他 は⼀ 字で も誤 りが あれ ば要 素C 加点 なし
︵要 素C
=0 点︶
︒
⼤問 四 問3
基 準
配点
:4 点︵ 1点×
4︶
■形 式上 の不 備
・す べて ひら がな で記 述し てい ない もの はそ れぞ れ0 点︒
■模 範解 答
︵a
︶か つ︵ っ︶ て
︵b
︶し ばし ば
︵c
︶と
︵d
︶か つ
■採 点⽅ 法
・解 答例 のみ 正解
︒
38
⼤問 四 問4 基準
配点
:3 点
■形 式上 の不 備
・︵
︶の 有無 は問 わな い︒
■模 範解 答
︵エ
︶
■採 点⽅ 法
・解 答例 のみ 正解
︒
39
⼤問 四 問5
︵1
︶
基 準
配点
:4 点
■形 式上 の不 備
・句 読点 の有 無は 問わ ない
︒
■模 範解 答 楚の
⼤⾂ の殺 す所 と為 る
■採 点⽅ 法
・﹁ 殺﹂ を﹁ 殺む る﹂
﹁あ やむ る﹂ と読 んで いる もの は許 容す る︒
・﹁ 殺﹂ を﹁ 殺め る﹂
﹁あ やめ る﹂ と読 んで いる もの は2 点減 点︒
・漢 字を ひら がな に直 して いる 場合
︑読 み⽅ が正 しけ れば 減点 はし ない
︒ 楚= そ
⼤⾂
=だ いじ ん 殺= ころ 為= な
・た だし 読み
⽅が 間違 って いる 場合 は⼀ カ所 につ き⼀ 点減 点︒
・﹁ 楚⼤
⾂﹂ を︑
﹁の
﹂を
⼊れ ず﹁ 楚⼤
⾂﹂ とし てい るも のは 1点 減点
︒
・他 は⼀ カ所 でも 誤り があ れば
︵1
︶加 点な し︒
︵︵ 1︶
=0 点︶
︵2
︶
基 準
配点
:4 点
■形 式上 の不 備
・句 読点 の有 無は 問わ ない
︒
■模 範解 答 楚の
⼤⾂ に殺 され た
40
■採 点⽅ 法
・受
⾝表 現︵
﹁〜 に… れる
﹂﹁
〜に よっ て… れる
﹂﹁
〜の ため に… れる
﹂︶ で訳 して いな いも のは
︵2
︶ 加点 なし
︒︵
︵2
︶= 0点
︶
・﹁ 楚﹂ は﹁ 楚国
﹂も 可︒
・﹁ 楚の
⼤⾂
﹂の
﹁の
﹂が なく
︑﹁ 楚⼤
⾂﹂ とし てい るも のは 1点 減点
︒
・﹁
⼤⾂
﹂を 別の 語に
⾔い 換え てい るも の︵
﹁重
⾂﹂
﹁⾂ 下﹂ など
︶は 1点 減点
︒
・﹁ 楚の
⼤⾂ に
﹂を
︑﹁ 楚の
⼤⾂ によ って
﹂﹁ 楚の
⼤⾂ のた めに
﹂の よう にし てい るも のは 可︒
・時 制の 過去
︵殺 さ︶ れた
︶・ 現在
︵殺 され る︶ は問 わな い︒ ただ し未 来︵
﹁殺 され るだ ろう
﹂な ど︶ にし てい るも のは 2点 減点
︒
・﹁ 殺さ れて しま った
﹂な ども 可︒
・﹁ 殺す
﹂は
﹁殺 害す る﹂
﹁処 刑す る﹂ など も可
︒
⼤ ・ 問四 問6
基 準
配点
:7 点
■形 式上 の不 備
・句 読点 の有 無は 問わ ない
︒
■模 範解 答 同意 表現 可︒ ニュ アン スが 合っ てい れば 可と する
︒ A
加点 要素 とせ ず 呉起 が B
○ 2点 功名 を⽴ てる こと を焦 って
︑ C
○ 2点
⾃分 の妻 を殺 した こと は︑ D
○ 3点 なん と道 義に 反す るこ とで はな いか
︒
■採 点⽅ 法 各要 素単 独採 点
41
要素 A 主語
﹁呉 起が
﹂の 補い
加点 要素 とせ ず
・主 語を 書い てい なく ても 減点 しな い︒
・た だし
﹁呉 起﹂ 以外 を主 語と して 補っ てい る場 合は 要素 A1 点減 点︒ 要素
B
﹁功 名を 急ぎ
﹂の 訳= 功名 を⽴ てる こと を焦 って 2点
・功 名= 功名
︵功 績と 名声
︹名 誉︺
︶を 得る
・功 名を あげ る・ 功名 を⽴ てる
・功 名⼼ など と⾔ い換 えず
︑そ のま ま﹁ 功名
﹂と して いる もの は要 素A 1点 減点
︒
・急 ぎ=
﹁あ せる
・は やる
・早 く〜 しよ うと する
﹂な ども 可︒ その まま
﹁急 ぎ﹂ とし てい るも のも 許容 する
︒ 要素
C
﹁其 の妻 を殺 すは
﹂の 訳
⾃分 の妻 を殺 した こと は 2点
・﹁
⾃分 の﹂ は﹁ その
﹂﹁ 呉起 の﹂ も可
︒
・﹁ 殺し たこ とは
﹂は
﹁殺 した のは
﹂﹁ 殺す こと は﹂
﹁殺 すの は﹂ も可
︒
・﹁
〜の は・
〜こ とは
﹂の よう に︑
﹁急 功名
⽽殺 其妻
﹂が
︑以 下の
﹁何 残賊 乎﹂ の主 語で ある こと を明
⽰し てい ない もの は要 素C 1点 減点
︒ 要素
D
﹁何 ぞ残 賊な るや
﹂の 訳 なん と道 義に 反す るこ とで はな いか
・﹁ なん と〜
︵で は︶ ない か﹂ は︑
﹁な んと
︵ま あ︶
〜こ と︵ だろ う︶ か﹂ など
︑詠 嘆表 現に なっ てい れば 可︒
・疑 問︵ どう して
〜か
・ど れほ ど〜 か︶ や反 語︵ どう して
〜か
︑い や︑
〜な い︶ など
︑詠 嘆形 以外 で解 釈し てい るも のは 要素 D加 点な し︵ 要素 D= 0点
︶︒
・﹁ 残賊
﹂を
︑﹁ 道義 に反 する
︵こ と︶
﹂以 外で 解釈 して いる もの は要 素D 1点 減点
︒
﹁道 義﹂ を﹁ 道理
﹂と して いる もの も要 素D 1点 減点
︒︵
﹁道 理﹂ と﹁ 道義
﹂は 意味 が異 な る︶
⼤問 四 問7
基 準
配点
:3 点