的なデータ解析技術です。この科目では、まず環境を評価するためのさまざまな手法について学び、次いで 統計学の基礎的な事項を学びます。その上で、実際の環境測定データや社会データを用いた環境評価の演習 を行い、実践的な技術を身につけることを目標とします。もちろんこの技術は、環境問題以外のテーマにも 応用可能です。
◆ 環境モデリング
坪田 幸政環境モデリングの中心となるモデルは、実際の社会を簡単に表現したものであり、情報を伝え、仮説を生 成・検証,未来に何が起こるかを予測することに利用できる。このコースでは、はじめに環境モデリングの 方法について概観する。次に、モデルとは何かを考え、概念モデルとコンピュータモデルを理解し、実社会 での利用例を考察する。そして、モデルの構成要素と利用法を学び、最後にモデルの構築について体験する。
環境分野における環境モデリングの手法を習得し、各自の研究に活用できるようになることを目標とする。
http://www.ucar.edu/communications/gcip/m13sbsmodel/m13pdf.pdf
◆ 環境経済学
片山 博文現在、化石燃料に依拠した大量消費型の市場経済の限界がさまざまな形で現れているが、経済の規模やエ ントロピー問題を無視した既存の経済学も、現代の環境問題を扱う上での理論的妥当性を問われている。本 科目では、ジョージスクーレーゲン、ボールディング、ハーマン・デイリーなど、経済過程の熱力学的側面 に注目する「エコロジー経済学」を取り上げ、その内容を検討する。
◆ 環境政策論
藤倉 まなみ日本や世界の環境政策は、公害問題への取組から地球環境問題への取組、循環型社会の形成、生物多様性 の保全へと、問題の複雑化に応じ、その理念や原則を発展させ、各種政策手法を適用して進められてきた。
本講義では、環境政策の諸原則、手法、国内外の具体例を学び、複雑化する環境問題に取り組む政策的視点 を得る。
◆ 国際協力実習I
小澤一彦(春学期)、滝沢美佐子(秋学期)国際協力に際しては、英語での情報収集が欠かせない。本実習では、国際関係全般のテーマについての様々 な英文(学術文献だけでなく、新聞・雑誌、WEBページなど)を読むことが主たる目的である。加えて、
毎回予習として読んできた英文資料をもとに、ディスカッションを行うことで、各資料が扱うテーマについ ての理解を深める。
◆ 国際協力実習Ⅱ
井上 真JICA(国際協力機構)などが発展途上国の現場で使っているPCM手法を現役のコンサルタントから学ぶ。
プロジェクトの計画や運営管理をロジカルに行う手法であり、国際協力以外のプロジェクトでも活用可能な 手法である。
座学はあまりなく、ディスカッションなどの演習がメインである。受講生は架空の事例を用いてプロジェ クトの計画やモニタリングを疑似体験しながら手法を学ぶ。
◆ 国際協力インターンシップⅠ
滝澤 美佐子本科目は、学生が国内外の機関(国際機関、政府機関、民間団体など)で自身の研究目的に沿うインター ンシップを行うことで、実務を通して生じている諸問題を理解し、対策の内容や課題を把握することを目的 としている。
インターンシップ先は、本科目履修希望の学生が探すことを基本とするが、指導教員または本科目担当教 員のアドバイスを得ることを勧めたい。実施時期は、学期中または休暇中、いずれも可能である。実習時間
は、160時間以上とする。
◆ 国際協力インターンシップⅡ
滝澤 美佐子本科目は、学生が国内外の機関(国際機関、政府機関、民間団体など)で自身の研究目的に沿うインター ンシップを行うことで、実務を通して生じている諸問題を理解し、対策の内容や課題を把握することを目的 としている。
インターンシップ先は、本科目履修希望の学生が探すことを基本とするが、指導教員または担当教員のア ドバイスを得ることを勧めたい。実施時期は、学期中または休暇中、いずれも可能である。国際協力インター ンシップⅠを履修した(あるいは国際協力インターンシップⅠを履修している)学生が受講でき、実習時間 は160時間以上とする。
◆ 国際協力インターンシップⅢ
滝澤 美佐子本科目は、学生が国内外の機関(国際機関、政府機関、民間団体など)で自身の研究目的に沿うインター ンシップを行うことで、実務を通して生じている諸問題を理解し、対策の内容や課題を把握することを目的 としている。
インターンシップ先は、本科目履修希望の学生が探すことを基本とするが、指導教員または担当教員のア ドバイスを得ることを勧めたい。実施時期は、学期中または休暇中、いずれも可能である。国際協力インター ンシップⅠ,Ⅱを履修した(あるいは国際協力インターンシップⅠ,Ⅱ,あるいはⅡを履修している)学生 が受講でき、実習時間は160時間以上とする。