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「わくわく楽しく生 活科をしたくなる」教科書

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「 わくわく楽しく生 活科をしたくなる 」 教科書

は い つ も 教 育 出 版 か ら

学ぶ 子どもも 先生も

生活科でしか育めない

思考力を培う 「 しかけ 」 がいっぱいです

2 p.14

生活科だからこそ育むことができる

資質・能力を引き出します

1 p.4

未来に向かって

輝いて生きる子どもを育みます

3 p.26

脳から見た生活科 編集座談会 p.2

<編集にあたって>

子どもは自ら「?」 (はてな)や「!」 (びっくり)が生じて初めて,

心も体も動き出します。

目指したのは, "真のおもしろさ" を秘めた教科書。

「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「何ができるようになるか」…

新しい視点でとらえ直すことで見えてきた新しい教科書のカタチ。

教育出版の生活科教科書は,

"新しい教育課程が目指す生活科" を実現する教科書です。

おもしろくなければ教科書じゃない!

おもしろいだけでも教科書じゃない!

(3)

藤井千惠子 先生

(国士舘大学教授) 喜名朝博 先生

(東京都江東区立 明治小学校統括校長)

池谷裕二 先生

(東京大学教授)

――生活科には,幼児教育で培った遊びを通した総合的な学びを,

学習へとつなげる役割があります。子どもにとって,「遊び」に はどんな意味があるのでしょうか。

池谷 大人の考えている「遊び」の捉え方と,子どもにとっての

「遊び」の捉えは異なっています。大人は「遊んでいる」と,捉 えているかもしれませんが,積み木 1 つだって,ストレスが溜ま るくらい真剣に積んでいます。そういうことを通じて,この世界 のあり方を脳の中に内面化していっているわけです。遊園地に行 くにしても,「遊ぶ」じゃなくて,遊園地で真剣に学習している という方が近いですね。

脳は,生まれたときから自発活動をしていて,外側とインタラク ションすることによって,脳の中の活動に意味を与えています。

それが,学習であり成長です。子どもにとっての「遊び」はその 活動の一つといえます。小学校 1 , 2 年生の頃は,まだまだそれ が高い時期です。

――新教育課程の生活科では,発達段階に応じた思考力を育てる ことが課題です。脳と学習の関係を教えてください

池谷 脳の学習プロセスの中には,「速い学習」

と「遅い学習」といえるものが二重に動い ています。結果をすぐに求めたがる場 合は「速い学習」が重視されます。

いわゆる「わかった!」です。学 校教育は,そちらを重視する傾 向があるのではないでしょうか。

僕は,成長とは「遅い学習」

だと思うのです。「わかっ

はないでしょうか。別に褒められなくても,歩くんですよ,子ど もって。野生の動物の子どもとか,歩いても別にほめられません。

ほめなくても立派な大人になるわけで。わたしたちは,「わぁエ ライねぇ!」というのを過剰にやって,それを重視することに偏 重しすぎています。「速い学習」は,人間が言葉をもったことも 大きいですね。言葉をもったことは,学習を効率化かつ高速化す るのですが,一方では,わたしたちの心のカタチを縛っていると もいえます。言葉を上手に使えることで,脳が進化の過程で養っ てきた本質的な面を見失いがちになっているのではないでしょう か。そもそも「人間らしい」ところは「動物らしい」ところの上 に乗っています。「遅い学習」がない限り,「人間らしさ」は活か せません。どちらも大切です。

喜名 自分の思考過程や,やってきた過程をモニタリングする力 というのは,発達段階では,どれくらいでしょうか。

池谷 例えば,「私,問題解けてる!」みたいのがわかるのは,5 , 6 歳くらいからだと思います。だから,小学校に入る頃には,も う十分できています。

喜名 生活科では,「自分自身への気付き」を大切にしているん ですけど,とっても理に適っているわけですね。

池谷 そうですね。いちばん大切なところですよね。そのファー ストステップはもうできている時期です。

――体験学習が中心の生活科です。体験と脳にはどんな関係があ るのでしょうか。

池谷 そもそも学校の勉強は何のためにやるのでしょうか。小学 校 3 年生くらいまでの知識があればとりあえず生活できます。日 常生活で,分数の割り算をしたことありますか。

藤井 ないですね。

池谷 自分は科学者ですが,連立方程式や鶴亀算なんて,研究の 中で解いたことはないですよ。つまり,理系の専門家ですら使っ たことがないようなものを学校で教える。もちろん,システマ ティックに体系的に何かを学ぶという意味や,学習とは何かとい うものを学習するというメタ学習という側面もあるとは思います。

考えてみると,学校というあり方も不自然です。人それぞれなの に,みんな画一的に学習する。習っている内容も,そんなの知ら なくても生活できる…というようなことなのです。つまり,生き ものとしては不自然な状況に置かれた時に,その理不尽な状況に うまく適応できる,提示された枠の中に自分の形を変えてフィッ トできるかどうかというのを極めるために学校があるように見え ます。でも,なんだか悶々とするじゃないですか。そんなふうで いいのかって…。そんな中,唯一の「善なる心」みたいなのが生 活科だと,僕は感じています。

た!」ということを重視しすぎると,「遅い学習」がうまく進ま なくなってしまうんです。「遅い学習」は,脳の大脳皮質ではな くて,小脳や線条体を何度も訓練することによって身につくもの で,そこには,「わかった!」感がありません。例えば,自転車 に乗ることがそうです。「乗れた!」という瞬間は,確かにあり ますが,「わかった!」という感じじゃない。途中時点では,「乗 れた!」という感じがなく,徐々に体が上手く動くようになって いく。実際に乗れていないわけです。そのモヤモヤしている感じ,

「成長しているのかしていないのか,自分でもモニターできてい ないんだけど…」というあの段階を,すごく大切にしければいけ ないと思っています。

藤井 生活科を始めた頃,子どもが活動に没頭する時間をたくさ ん確保するということを大切にしていました。「遅い学習」が大 切であるということにつながりますね。没頭しているのを待つ,

しっかり見届けてあげるというように,教える側が我慢して見て いられるかというのがすごく大きいんじゃないかと思いました。

池谷 生活科というのは,本来ある姿に戻す教科という感じが,

僕はする。だからこそ,先生のあり方が大切ですね。どの科目よ りも難しいと思います。先生にも忍耐力が求められる。

喜名:「わかった!」の快感,これは確かにあると思うんですね。

前にやったことと,今,目の前で起こっていることがつながる瞬 間,そういうときに子どもは「わかった」って,ものすごくいい 顔をするし,学んでいるよさみたいのを我々も感じます。

池谷 わかりやすいんですよね,先生にとっても。

喜名 それを求めようと,学校もしています。新教育課程では,「カ リキュラム・マネジメント」で,学んでいることがつながってい くように,教科と教科を関連づけてやっていこうとしています。

実は,それはとても難しくて,教える先生が全部頭に入っていな いとつなげられないんです。でも,子どもは,結局,そういうこ とを頭の中でやっているんだと思うんで

すね。「算数の時にやったあれだな。」っ て。脳の神経がつながるような瞬間 が「わかった!」なんですよね。

池谷 「速い学習」を重視する 始まりは,乳児が初めてつかま り立ちしたり歩いたりしたと きに褒めてくれる,あれで

僕らは,感覚の世界の中でしか生きていないので,感覚に実感を 伴わせることが,すごく大切です。それを養うのが生活科だと思 います。一つ例をあげると,黄色という色は,実は,この世に存 在していないんです。目は,RGBといって,赤,青,緑の三つ のセンサーしか持っていません。どうして僕たちは黄色が見える のかというと,脳の中で色のパレットが混ざっているから見える んです。視野の真ん中に仕切りを置いておいて右目に赤,左目に 緑を見せる実験をすると黄色が見えるわけです。目の前には赤と 緑しかないのに。しかも,なぜ黄色なのかというのも,すごく不 思議なことです。存在しないものを感じたら世間では幽霊とか幻 覚って言いますね。見えているのは,いわゆる黄色という幻覚な んです。ほかの色もそうです。

なぜこの話が生活科につながるかというと,他教科では,目や音 など特定の感覚が中心ですよね。僕らはもともと全部幻覚を目や 耳で見たり聞いたりしているんですね。だから,諸感覚をまんべ んなくきちんと使っていく必要があります。そうすることによっ て,幻覚が幻覚じゃなくて,実感になるんです。脳が感じている 世界を疑わないようにするためには,実感を伴う必要があります。

そういうことを学ぶことができるのは生活科だけだと思います。

喜名 学校教育が始まって150年,実は,基本的なカタチは,何 も変わっていません。先生がいて,子どもが先生のほうを向いて 画一的に教えられるということが,今この時代になって合わなく なってきているんじゃないかと思います。

本来は,生活科は教育改革の柱だったはずなんですけどね。それ が少し形骸化してしまって,また同じ150年続いている学校教育 の中の生活科になりつつあるのが残念です。

だから,この新しい教科書で,そういうところを変えていかない と,と思うんです。

一同 そうですね!

子どもにとって 「遊び 」 は

「 真剣な学習」 です

感覚に実感を伴わせることが 大切です

実感を伴う学びがあるのは 生活科だけです

脳から見た生活科

アタマとカラダのつながりから,生活科の学びを紐解きました。

座談会 編集

― もしも,アタマの中が見える虫眼鏡があったら ―

「人間らしさ」を生かした 学びが大切です

公立小学校教員等を経て,東京都教育委員 会など各区教育委員会の要職を歴任。著書は

『1年生の授業 生活科 体験活動が生きる楽 しい授業づくり』(1992東洋館出版)など。

脳研究者。海馬や大脳皮質の可塑性を研究する。

『パパは脳科学者』(2017クレヨンハウス)『脳は みんな病んでいる』(2019新潮社)など,脳科学の 知見をわかりやすく紹介する一般向けの著書多数。

公立小学校,東京学芸大学附属大泉小学校教員等 を経て,東京都各区市の教育委員会の要職を歴任。

生活科創設以来,授業方法を研究・推進してきた。

2 3

(4)

生活科だからこそ育むことができる

資質・能力を引き出し ます

1

CONTENTS

「育てる力」 が一目でつかめます

1

新しい 「スタートカリキュラム」 を提案しています

3

主体的・対話的で深い学びへと導く

「振り返り」 を設定しています

2

生活科と他教科をつなげ,確かな力をつけます

4

生活科を中学年以降 へつなげ,

学習への意欲を育みます

5

p.12 p.10

p.12

p.8 p.6

p.50

p.67

p.75

p.102

(5)

6 7

生活科で育成する資 質・能力 を, 「 サイコロ 」 で どんな学びがあるのかをとらえにくい生活科。

生活科の教科目標から,育む「力」を六つ抽出して,

子ども,先生,保護者にも,見た人全てに学習の「めあて」がつかめるようにしました。

目次

⃝サイコロ

各ページに,特に発揮すると効果的な

「力」を配しています。

きづく

「育てる力」 が一目でつかめま す

1

⃝子どもたちへは

最初にサイコロが出てくるページで,

よびかけています。

⃝保護者へも明記

"やらされている体験活動"にさようなら。

「めあて」をもって学習すると,

本来もっている力を発揮できます。

子どもたちにとっては

「活動のポイントがわからない…」を解消。

何を育てるのかがわかれば 指導のポイント がつかめます。

先生にとっては

p.16-17

じぶんで

できる かんが

える つたえる ちょうせん

する じしんを

もつ

p.6

裏表紙

(6)

各単元に 「 なにをかんじたかな 」 ページを新設 「感じる」は,諸感覚を通して全身で受けとめている「考える」の第一歩。

学んだことや考えたことを伝え合い,“気付いていることに気付く”ことに重点を置いています。

主体的・対話的で深い学びへと 導く 「振り返り」 を設定しています

2

「驚いたよ。」

「はじめてわかったよ。」

「もっとこうしたい。」

振り返り方が定着することで,

学び方が変わります。

子どもたちにとっては

評価が難しい生活科。

だからこそ, 子どもの気付きを のがしたくありません。

教科書を活用した振り返りができます。

先生にとっては

⃝ 学びの軌跡を 残す「書き込み欄」

⃝ 振り返りの時間「なにをかんじ たかな」

自分との関わりで捉えた見方・考え方を育む時間 です。

言語活動,絵,カード,身体表現など,学習内容に 適した 表現活動を例示しています。

⃝自信や意欲のバロメーター「まんぞくハシゴ」

教科書全体を貫いて登場します。

「ハシゴ」を登っているキャラクターよりも,

自分の思いは上か下かを比べて,自己評価をします。

⃝ 学びを意味づけ価値づける先生の支援や指導

⃝子どもたちの「気付き」を例示

学習したことや考えたことが,自分の言葉で 話せることを大切にしています。

p.20-21

(7)

10 11

幼児期の学びからつながる導入 「スタートカリキュラム」とは,幼児期における遊びを通した総合的な学びを,

各教科へスムーズに移行する,入学当初の児童に合ったカリキュラムです。

どの学校でも行うことができる,生活科を中心とした「スタートカリキュラム」を提案しています。

新しい 「スタートカリキュラム」 を 提案しています

3

❶絵本「なかよしのき」で始ま る導入 幼児期に絵で想像を広げた経験を土台として,豊かに想像し,国語につながる言葉を引き出す教材です。

「木」は,生活科学習にとって, もっとも大切な「気付き」の象徴です。

子どもたちの頭の中は, まだ「国語」 「算数」 「生活」と, 教科で分かれていません。

合科的,関連的な指導や弾力的な時間割を例示しています。

❷生活科を中心に教科の枠を外 したカリキュラムの提案

― ゼロからのスタートではありません ― 新しい生活への

期待と不安でいっぱいの子どもたち。

ゆったりスタートすることで, 安心して楽しく確実に,

小学校生活に慣れることができます。

子どもたちにとっては

学びの芽を見取りながら

先生もゆったり指導をすることができます。

先生にとっては

幼児期の終わりまでに 育ってほしい姿

幼児期に習得したことを生かして,

ゆったり安心して学校生活をスタート 幼児期に体験した遊びを,

楽しく少しずつ教科学習へ 1日の流れと教科を意識して, 確実に学校生活へ

第3場面には, 振り返りの バロメーター「ハシゴ」が登場

p.8-13

表紙裏-p.5

幼稚園教育要領

社会生活 自立心 関わりとの

健康な心と体 思考力の

芽生え 豊かな 協同性

感性と表現 言葉による

伝え合い

自然との関わり・

生命尊重 数量・図形、

文字等への 関心・感覚 規範意識の道徳性・

10

の姿 芽生え

イラスト「10の姿」と同じ写真を掲載して います。幼児期に育んだ資質・能力を,

小学校生活で発揮している様子です。

(8)

「 カリキュラム・マネジメント 」 をサポート 「 学びのポ ケット 」

生活科と他教科 をつなげ, 確か な力をつけます

4

生活科を中学年以降 へつなげ, 学習への意欲を育みます

5

「生活科のことを作文で書きたい。」

「算数で習ったグラフを生活科で 使いたい。」 学んだことがどんどん つながって力になります。

子どもたちにとっては

カリキュラム・マネジメントに 活用できます。

先生にとっては

生活科の学びがずっとつながることを イメージできます。

子どもたちにとっては

学びのつながりが見えることで, 指導のポイントが見えてきます。

先生にとっては

上下巻の巻末に,各教科の知識や技能を整理しました。

生活科で学んだことを他教科等で,他教科で学んだことを生活科で,

相互に発揮することができます。

コラム「はってん」で, 理科や社会科への つながりを示しています。

下巻の巻末で, 理科や社会科へのつながりを示しています

⃝ 「単元とびら」にインデックス ⃝他教科の知識・技能を整理 ⃝ 他教科の知識・技能を  活用して表現活動

p.117

p.118-119

p.112-113

p.18

p.51(ほか  p.113  p.11,87)

(ほか  p.131) p.29

p.6-7

こく

さん すう

こう

さく p.127-136

p.117-136

(9)

生活科でしか育めない

思考力を培う 「 しかけ 」 がいっぱいです

2

CONTENTS

学習へぐんぐんひきこむ 子ども目線のキャラクター

アタマの中を

" 見える化 "

想像力と創造力を磨く

「もしも」

" 教科書を 隈なく見ずにはいられない" p.22

p.20

p.24 p.16

p.74

p.63

p.89

p.6-7

追究の鬼を育てる

" 思考スイッチ "

しかけ

1

しかけ

2

しかけ

3

しかけ

4

しかけ

5

p.18

14 15

(10)

花ちゃん

ど ん な お とや に お いが して い るかな 。

学習へぐんぐんひきこむ 子ども 目線のキャラクター

2年間の 成長 を追いかけました

しかけ 1

子どもの心に響く教科書にするためには,子どもの世界を知ること。子どもの目線で選んだ魅力的なキャラクターたちが, 2年間を通して学習意欲を刺激します。

自分を映す対象があることで,

比較や関連付けがしやすくなり 思考力が深まります。

子どもたちにとっては

支援や指導,言葉がけなどの ヒントになります。

先生にとっては

「はてな」キャラクター

具体的な投げかけで,気付きの質を 高めます。

「花ちゃん」 「大地くん」

上下巻の2年間を通して,二人と一 緒に学習をします。二人はリアルな 子ども像として,時には失敗,試行錯 誤して成長していきます。学習カード も,この二人が書いた設定です。

学びを意味づけ,価値づける先生

生き物や地域のことなどは,先生より子どもたちの方が詳しい ことがあります。生活科は,ある意味,唯一,子どもたちと先生 が対等な立場になれる教科です。先生は,「どうしてでしょう ね。」「次は,どうしたいですか。」「教えてくれてありがとう。」

など,子どもたちの活動を広げています。

大地くん

p.9

p.57

p.91

p.91

p.91 p.8

p.9

p.54

p.55

p.115

p.91

p.115

子どもたちと同じ目線で,

一緒に学習する「いぐら」

「なんだ?! この生きものは?!」

思わず聞きたくなる不思議なキャラクター。

さて,子どもの反応はどうでしょう。

きっと,こう言います

「あ! “いぐら”だ!」

「いぐら」は,素直な驚き,喜び,困惑をつぶやく,

子どもを代表したキャラクターです。

絵本「コんガらガっち どっちにすすむ?の本」シリーズや4コマ漫画「あたまがコんガら ガっち劇場」などで子どもたちに大人気のキャラクター。作者はNHK Eテレ「ピタゴラ スイッチ」や「0655・2355」を企画制作する『ユーフラテス』。

「いぐら」について

▲コんガらガっち どっち にすすむ?の本

ユーフラテス(小学館)

(11)

18 19

比べて 試して 予想して 工夫して

追求の鬼を育てる " 思考ス イッチ "

しかけ 2

一つ一つの気付きが関連付けられた気付きへと,質的に高まる構成です。

繰り返し使うから身に付く!

身に付くと楽しい!

また使いたくなる!

いっそう磨きがかかります。

子どもたちにとっては

学習活動に没頭している 子どもたちの横顔。

そこに思考は働いているのか…

そこが支援や指導のポイント です。

先生にとっては

⃝ 「ひんと」コラム

見付ける,比べる,たとえる,試す,見通す,

工夫するなどの学習活動を 繰り返し提示しています。

思考を伴う学習活動を豊富に設定

比較をわかりやすくした誌面工夫

18 19

p.82

p.112

p.32-41

(ほか  p.19,49,55,65,75, 107  p.13,15,29,51,93)

p.14

p.92

(12)

たのしんで もらうためには ようちえんの おともだちを しょうたいしよう

レストラン

できるの?

ようちえんで やったよ!

どんぐり レストラン

ペンダント

きれいないろで つくりたい

いろいろな かざりを つくりたい リース

うた・おどり

あそびば コーナー

OOちゃんは ダンスが上手だよ!

やじろべえ

めいろ つくったことある つくりかたを しっている

・やさしくおしえる

・かんばんをつくる たくさんきてほしいから!

おみせ

<ぜんぶのコーナーのくふう>

プレゼント

くふうは?

めあて 「たからものランド」 せいこうさせるための くふうを かんがえよう

たのしんで もらうためには ようちえんの おともだちを しょうたいしよう

レストラン

できるの?

ようちえんで やったよ!

どんぐり レストラン

ペンダント

きれいないろで つくりたい

いろいろな かざりを つくりたい リース

うた・おどり

あそびば コーナー

OOちゃんは ダンスが上手だよ!

やじろべえ

めいろ つくったことある つくりかたを しっている

・やさしくおしえる

・かんばんをつくる たくさんきてほしいから!

おみせ

<ぜんぶのコーナーのくふう>

プレゼント

くふうは?

めあてめあて「たからものランド」

入学してからの 自 分のせい

 せいこうさせるための くふうを かんがえよう

  を 見つけよう

じぶ ん

新しく知ったこと・  知りたくなったこと

・虫はかせになっ  た

・うちゅうのこと  が知りたくなった

・字が 上手にな  った

・ い文しょうが  書けるようになった 

・たし算 かけ算

・走るのが はや  くなった

・野さいを そだ  てることが できた

・自分で 通学できるようになった

・さい後まで がんばれるようになった

・すききらいが へった

そのほか

・はが 生えかわった

えらいね! すごいね!

はじめは6年生と…

学しゅうの せい

心の せい

アタマの中を " 見える化 "

しかけ 3

書いてみる,並べてみる,

順番をつけてみる,

線をひいてみる…。

「あ! 何かが見えてきた!」

子どもたちにとっては

子どもの活動や思いを つなげて広げて…

思考ツールを取り入れた板書を 例示しています。

先生にとっては

⃝思考を整理する学習活動

⃝ 思考ツール「ウェビング」

⃝ 「学びのポケット」

思考ツール「Y

ワイ

チャート」で整理 付箋を使った活動

活動の見通しをもつワークシート

順序をつけて考えたり,

分類したりする学習方法を例示

プログラミング的思考力の育成

考えたことを目に見えるカタチで分類したりまとめたりする学習活動を掲載しています。

   は子どもの「共感」や「感想」を    は「思考の流れ」を

   は「ポイント」や「決定事項」を・・・など 読み取りやすい板書を提案しています。

青囲み 赤囲み 黄色

板書例

p.87(ほかp.20,99,120)

⃝ 思考ツール「X

エックス

チャート」

p.106-107(ほかp.8,72)

p.62-63

p.121

(13)

教科書を " 隈なく見ずにはいら れない "

4 しかけ

子どもを本気にさせたい! だから,資料ページにもひと工夫を加えました。簡単にわかるなんてつまらない。少しのハードル が, 「本気」を引き出します。

「どこに書いているのかな?」

「図鑑で調べてみたら?」

「実際に行ってみてみようよ。」

「もっと」が生まれます。

子どもたちにとっては

子どもの本気を逃さずキャッチ。

次の活動へつなげる ことが できる教材です。

先生にとっては

⃝どんぐりのクイズ

⃝四季の変化の資料図 見つけて,比べる楽しさにひきこみます。

「知りたい!」を刺激する投げかけ

答えのありかを探すしかけ

p.76-77(ほか  p.53   p.22-23)

p.58-59 p.4-5

p.82-83 p.102-103

22 23

(14)

想像力と創造力を磨く 「もしも」

こんな体験活動をしたあ とは…

実感を伴った 「 もしも 」 が生まれるはずです。

しかけ 5

「もしも」を考えることは,それまでの知識や経験を総動員することです。さまざまな「もしも」で,低学年の子どもならではの 豊かな発想を広げ,予測困難な社会の変化に主体的にかかわる力を引き出します。

例:     「なかよくなろうね小さなともだ ち」

相手の立場に立って考える…

目の前にないものを想像する…

自分で何かを生み出そうとする…

体験したからこそ,

実感を伴った「もしも」が生まれます。

子どもたちにとっては

先生にとっては

「生活科」を「生活化」していく ヒントになります。

たとえば,学習の初めに考えた「もしも」と,

体験学習を終えて考えた「もしも」では,

子どもの発想が全く違っているはずです。

p.62-71

p.71(ほか  p,45,126,

p.45,101,116)

(15)

未来に向かって

輝いて生きる子どもを 育みます 3

CONTENTS

新しい学び方を提案

(情報教育・ICT教育)

1

p.13 p.28

p.33

p.31

p.9

多様性と自分らしさを大切に

(人権・福祉/国際理解/キャリア教育/

地域・伝統文化への配慮/道徳科との関連 等)

2

p.29

健やかに安全に生きることを大切に

(防災/防犯/安全/衛生・健康/ESD教育)

3 p.30

p.60-61

p.28

26 27

(16)

https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/m-link/seikatsu/1.html

学習に役立つ情報をウェブサイトで 見ることができます。

新しい学び方 を提案

1 2 多様性と自分らしさ を大切に

学び合いを活性化

(協働的な学習)

一人一人の理解を深める

(個別学習)

学ぶ意欲に応える

(家庭学習)

学び広がる

⃝ 「パラリンアート」の取り組み

障がいのある人が描いた作品(障がい者アート)を教科書に掲 載することにより支援する活動に取り組んでいます。

多様性を大切にした写真やイラストに配慮しています。

⃝ すべての児童にとって学びやすい ユニバーサルデザイン(UD)

色覚等の特性をふまえた,判読しやすい配色やレイアウト,表現 方法,文字(ユニバーサルデザインフォント)を採用しています。

CUDマークは,制作段階 で 何 度も検 証を行って 合 格とした 製 品 だけ が 取得できるマークです。

p.34(ほかp.45,53,132,133 p.15,50,128,129)

裏表紙裏

上 下

Web情報 「 まなびリンク 」 特別な支援を必要とする児童への配慮 (インクルーシブ教育)

多様性の意識づけ

(ダイバーシティ教育)

キャリア教育 伝統・文化

ICT機器の活用

お試しいただけます

道徳科との関連

p.44

https://www.kyoiku-shuppan.co.jp/m-link/seikatsu/2.html

上巻

下巻

p.51(ほかp.9,31)

p.70(ほかp.62)

p.42-43

p.80-81

p.65(ほか  p,23)

p.18-19

(17)

30 31

健やかに生きる ことを大切に

3

昨今の気候変動に配慮し,真夏の活動は校内で設定しています。

コラムで 注意喚起 しています。

p.49

p.54-55

p.28-29

p.134-135

熱中症予防

交通安全・防犯・防災への注意喚起

「いかのおすし」 「おかしも」

あらい うがい

「手洗い・うがい」マーク

上p.17をはじめ,

随所に設けています。

衛生面の注意喚起

p.61

p.88

(ほか  p.44)

健康への配慮「早寝,早起き,朝ごはん」 アレルギー反応への配慮

p.53

p.75

危険な動稙物への注意喚起

(18)

教師用指導書の紹介

みんな なかよし 総論編

⃝総論編

「生活科」の教科・授業研究を,新しい 視点と表現方法で解説。生活科にわ くわく取り組むことができるヒン トがつまっています。

⃝実践事例編

全国の実践事例を掲載。課題やそれ を乗り越えた方法などについてもふ れています。生活科は1日にして成ら ず。優れた実践は,汗と苦労と,先生 方の情熱の結晶であることがわかる 事例集です。

みんな なかよし 指導案編

CD-ROM付

⃝指導案編

教科書展開に添って,指導案を提案 しています。指導案は,リライトでき

るようにデータ化しています。

⃝朱書編

授業展開や支援・指導例を具体的に 示しています。

みんな なかよし 実践事例編

先生たちの 「こんな指導書がほしい!」 をカタチに

みんな なかよし すぐに使える!

ワークシート&手紙文例集

⃝ すぐに使える! 

 ワークシート&手紙文例集

教科書掲載カードや補助ワークシー ト, リライトして使う保護者への手紙 文案など,授業をサポートする素材を 掲載しています。

わくわく生活科 DVD

【 リライト自由自在! 】

年間指導計画・評価例

教科書掲載カードフォーマット

補助ワークシート

保護者や地域とつながる  手紙文例集

DVD収録内容

【 生活科をもっとわくわく! 】

デジタル「学びのポケット」

生きものわくわく動画

プラスαの資料集

習慣や技能,安全指導などを,みんなで繰り返し確認できます。

デジタル「学びのポケット」

動植物の生命感あふれる動画などで,

学習効果を高めます。

生きものわくわく動画

デジタル教材の紹介

生活科をもっとわくわく!

教師用指導書 朱書編

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Referensi

Dokumen terkait

Personal Data 本には、世間一般にあまり知られていない世界シェアトップ企業がいくつもある。その一つが、育児用品、マタニティ用品などを手掛けるピジョンだ。 社名は平和の象徴である鳩を英語で表したもので、創業者の仲田祐一さんが「赤ちゃんの幸せを願い、平和で豊かな社会であってほしい」という願いを込めて、1957年に設立した。 日本国内で哺乳器のシェア約

3 先生と卒業生の玉美さん玉代さんの会話を読んで、以下の問いに答えなさい。 玉美・玉代:先生こんにちは。お久しぶりですね。 先生: やあ、お久しぶり。ちょうどよかった、今タンポポコーヒーを入れたところだ。 飲んでいくかい、君達の分もいれてあげよう。 玉美: はい、いただきます…って、先生それ実験に使うビーカーですよね。

【取組後のアンケート・インタビューより】 ・これだけまとまった回数の授業見学ができる機会はなかなかないので、よい機会 だった。 ・教室によって、運営方法や雰囲気がまったく違う。ふだん自分たちの教室や自分の 担当している学習者とのやり取りしか知らないので、他教室が見学できてよかった。 ・文法の知識や、教科書でそれがどう扱われているかがわかってよかった。

底のない集気びん (上が開いている) かぶせる。 火が消える。 燃え続ける。 底のある集気びん (上が閉とじている) 底のない 底のある 集気びん 集気びん 底のある集気びんと 底のない集気びんの中で、 ろうそくを燃やして、 燃え方を比べました。 底のない集気びんでは 燃え続けるけど、 底のある集気びんでは 火が消えたね。

みそさざいは、 どうして うぐいすの うちから ぬけだして、やま が らの うちへ むかったのでしょう。 よろこぶ やま が らを みて、 みそさざいは どのような きもちに なったのでしょう。 これから、ともだちと どのように せいかつして いきたいですか。 しっかり かんがえられた あたらしく きづいたことが あった たいせつに したいことが

1 年 2 年 3 年 音楽の見方・考え方を 働かせながら 資質・能力を育む題材 はくと リズム はくや ドレミと なかよし 楽ふとドレミ どれみと なかよし 音色と リズム せんりつと音色 ねいろと つよさ 強さと はやさ ひびきのある歌声 うたの もりあがり きょくに 合った 歌い方 曲に合った歌い方 うたで まねっこ くりかえしと かさなり

1 年 2 年 3 年 音楽の見方・考え方を 働かせながら 資質・能力を育む題材 はくと リズム はくや ドレミと なかよし 楽ふとドレミ どれみと なかよし 音色と リズム せんりつと音色 ねいろと つよさ 強さと はやさ ひびきのある歌声 うたの もりあがり きょくに 合った 歌い方 曲に合った歌い方 うたで まねっこ くりかえしと かさなり

子どもの思いを大切にした活動構成 4つのおもちゃ 7つのおもちゃ びっくりポン 紙コップロケット ひっくりかえる 紙皿2枚のかざわ 空気 ゴム おもり 風 ロケットポン ぴょんウサギ パッチンガエル とことこカメ ゴムまき車 ころころころん ヨットカー ゴム ゴム ゴム ゴム 空気 おもり 風 導入では4つの動力の 簡単なおもちゃを共通体験