コンポジットレジンの一種で、1 つの色合いで幅広い歯の色調に対応できます。図3-1-1 独自の色調合わせ技術「迷彩効果」。以下では、「A Uno」の色調マッチング、迷彩効果の技術を、(1)透明度、(2)オクルージョン、(3)彩度の各要素に分けて説明していきます。 。
(上下の対応イラストは同色です。 詰め物部分は窩洞の色調に大きく影響されます。 自然な色再現 詰め物部分は歯質になじみにくくなります。
歯冠のベースカラーとして併用する必要があります。図3-7-1 ノーマルタイプとStタイプの治療前後の色調 ノーマルタイプ 色が変わらない ・充填時に治療後の色調を視覚化できます ノーマルタイプ 治療前は歯質より透明です。
図3-7-3 通常タイプとStタイプの硬化前後の色合い変化 また、歯質の色合いと一致することから、「合う」→「あうの」という意味も含まれています。 →「a-uno.」 ベーシックカラーのみの「a-uno.」は、歯科修復物のベースシェードとして皆様にお使いいただきたいという願いを込めた名前です。 。
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歯科修復物は咬合の際に対向歯と繰り返し接触するため、天然歯や修復物自体が摩耗しますが、摩耗量が多いと咬合バランスが崩れ、咬合力が弱くなってしまいます。このため、対向歯の耐摩耗性は重要な成果となります。そこで耐摩耗性を評価するために対向歯試験を実施しました。試験方法は、粒状試験材に咬合歯を使用し、37℃の水中で衝撃摩耗試験を行った。左右に1mm動かすとエナメル質の脱灰を抑制し、再石灰化を促進してう蝕を予防します16-20)。 「アーヌーノ」には、こうした効果を期待して、徐放性フッ素フィラーを配合しています。そこで、「エーウーノ」のフッ素徐放性を以下のように評価した。直径12mm、厚さ0.5mmの金型に「A-Uno」を充填し、光重合剤で硬化させ、硬化後の試験片の表面を耐水サンドペーパーで平滑化しました。作製した試験片を流水でよく洗浄し、15mlの蒸留水に浸漬した。所定時間経過後、サンプルを取り出し、浸漬水中のフッ化物イオン濃度をイオンメーター(F-55:堀場製作所製)で測定し、単位面積あたりのフッ化物イオン徐放量を算出した。 。測定結果(図4-3-1)。
エーウーノに使用されている徐放性フッ素フィラーは、フッ素配合の歯磨き粉でブラッシングすることでフッ素イオンを補給することができます。検証のため、以下のモデル実験を行った。ウノ ルナ ウィング* (持続放出フッ素なし)。
詰め替え4回目 徐放性フッ素イオン量(μg/cm2)。図4-3-3に示すように、いずれのサンプルもフッ素放出性のないハードレジンと比較して吸光度の低下は見られませんでした。各樹脂サンプル上で、う蝕菌をスクロースを補充した液体 BHI 培地中で 37 °C で 24 時間好気的に増殖させました。 。
PBS(-)で洗浄後、Microbial Viability AssayKit-WST(株式会社同仁化学研究所)25)の被験薬を加えて2時間発色させ、反応液の450 nmにおける吸光度を測定した。この試験では、試験片中に残存する虫歯菌によりオレンジ色のホルマザンが生成されます。そのため、素材に付着した細菌の数が少ないと、オレンジ色が明るくなります(吸収率が低くなります)。図4-3-4に示すように、「エーウーノ」と従来品は、フッ素徐放性のないハードレジンに比べて、従来品に比べてフッ素徐放量が高く、フッ素徐放性の効果が見られます。フッ化物、インプラントに使用される純チタンまたはチタン合金の腐食が報告されています。詳細は書籍「歯科材料の安全性について知っておきたいこと」に記載されていますが、上記の生物学的検査はすべて高知大学医学部歯科口腔外科の協力のもと実施されました。 。
以下の臨床例は「A Uno」を用いたコンポジットレジン修復プロセスの一部です。さらに、臨床現場での使いやすさ、色調を追求した「TMR-Z Fill 10.」へ進化しました。等しかし、ヤマキンの研究開発はそこにとどまらず、フィラー技術を駆使することで、高強度とフッ素の持続放出を両立するとともに、独自の調色技術を開発しました。
歯科過敏症抑制材料、歯科用シーラント、コーティング材料。