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アメリカのエネルギー政策 - Keio

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Academic year: 2025

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(1)

アメリカのエネルギー政策

田中孝幸

(2)

発表の流れ

○ NCEP とは

○ NCEP の提案

○私の提案

(3)

NCEP

• 産官学の専門家 16 名で組織された委員会

• アメリカのエネルギー戦略を立案

経済効率性

費用効果と消費者への影響

将来行動に対する適切なインセンティブを供給する能力

将来的な経験や新たな情報、変わりゆく状況に応じて適応する柔軟

公平性

政治的実現可能性

実現可能性

を考慮に入れて戦略立案

(4)

エネルギー対策の背景

BAU

石油消費量の大幅増加(プラス43%)

GHG

の大幅増加(プラス42%)

2004

2025

Energy Information Administration(2004)

エネルギー対策が不可欠

環境 経済

(5)

エネルギー政策

供給 需要

コージェネレーション

高効率機器の導入

エネルギー資源の安定供給

エネルギー価格安定化

分散型電源の開発
(6)

②気候変動の リスク低減

④エネルギー 効率改善

⑤エネルギー 供給の確保

③エネルギー供給 インフラの強化

⑥将来に向けての エネルギー

技術開発

Oil security

を高める

NCEP の提案

(7)

NCEPの提案

① Oil security を高める

(8)

Oil security を高めるには・・・

①供給源の多様化

②CAFE規制の強化

③ハイブリッド、ディーゼル車の普及

(9)

背景

石油価格の不安定性が今後とも継続

①中東情勢の不安定化

②石油生産の世界的な減少

World energy outlook(2004)

(10)

供給源の多様化

供給源を多様化させる必要性

中東地域に多くを依存している

中東情勢の不安定化などによりリスク高

(11)

CAFE規制の強化

1975

年はじまったCAFE規制値を大幅に強化

大幅な燃費改善余地

(12)

より円滑に進めるために・・・

メーカーに対して燃費クレジット取引を許可

燃費

企業

約17%のCAFEプログラムにおけるコスト削減可能

実現可能性は??

(13)

ハイブリッド、ディーゼル車

普及に向けて30億ドルを供給 ハイブリッド車

購入に際して現在

2000

ドルの自動車税を削減

これを

2007

年から

2011

年においては

3000

ドルにする

(先進的ディーゼル車も含む)

ディーゼル車 ガソリン乗用車よりも燃費良

(14)

NCEPの提案

②気候変動のリスク低減

(15)

気候変動のリスク低減

排出権取引プログラムの策定(

2010

年開始)

2010

年に一年につき2.4%の

intensity

改善

2020

年からは2.8%の

intensity

改善

10

億ドル 上限

7

ドル/t

-

CO2での排出枠売却

26

億ドル オークションにおける歳入
(16)

政府

排出枠

5%

95%

既存企業 新規参入企業

(17)

将来予測

91

億トン

81

億トン

National Commission on Energy Policy(2004)

78

億トン
(18)

NCEPの提案

③エネルギー効率改善

(19)

エネルギー効率改善

• 機器や建造物に対して新たな効率基準を 設ける

• 産業部門におけるコストエフェクティブな効

率改善努力

(20)

NCEPの提案

④エネルギー供給の安定化

(21)

エネルギー供給の安定化

①天然ガス

②先端コールテクノロジー

③原子力

④再生可能エネルギー

それぞれのエネルギーに対策を

(22)

天然ガス

メリット クリーンでCO2排出が少ない

デメリット 国内(世界)埋蔵量が少ない

セキュリティ問題を解消させる必要性

アラスカの天然ガスパイプラインの建設に対するインセンティブ

液化天然ガス輸入拡大に必要なインフラの立地及び建設の奨励
(23)

先端コールテクノロジー

発電 発電

石炭

石炭ガス化炉 蒸気タービン ガス

精 製 装 置

ガス ター ビン

クリーンコールパワー研究所(2001)

IGCC(石炭ガス化複合発電のしくみ)

ガス化 燃料ガス 燃料ガス の燃焼

高温の 排ガス

(24)

石炭のメリットとデメリット メリット 資源量が豊富

世界中に分布

他の燃料と比べて安価、価格安定

デメリット 環境負荷

石炭中の様々な不純物の含有

経済面、エネルギーセキュリティには優れている

10

年間で

40

億ドルを供給(IGCC)

10

年間で

30

億ドルを供給(炭素隔離)
(25)

原子力

• 現行の核廃棄物管理に対する連邦政府コ ミットメントの履行

• 1,2箇所の新しい原子力発電所を実証す るため、研究開発・実証・設置予算(RDD

&D)として 10 年間で 20 億ドルを供給

• 国際的な核拡散防止体制を強化

(26)

原子力

103もの原子力発電所

20%もの電力を作り出す(世界では

440

ものプラント 全電源の

6

分の1)

GHG削減に貢献

エネルギーセキュリティの改善 天然ガス供給への圧力低減

メリット

デメリット コスト

事故、テロリストの影響を受けやすい 放射廃棄物管理

(27)

再生可能エネルギー

• 年間 360 百万ドルの研究開発ファンドを拡大

• 連邦生産税控除期間を 4 年間延長

• 10 年間に渡る 15 億ドルのプログラムを設立

バイオマスからの運輸用非化石燃料の 国内生産を増加させる

(28)

NCEPの提案

⑤エネルギー供給インフラの強化

(29)

エネルギー供給インフラの強化

• エネルギーインフラの設置・保護

• 様々な発電源をサポートする

• 新技術への投資

(30)

National Commission on Energy Policy(2004)

(31)

NCEPの提案

⑥将来に向けてのエネルギー技術開発

(32)

将来に向けてのエネルギー技術開発

• エネルギー研究開発費を二倍にする

• 企業に対しての研究開発インセンティブ

• 早期展開へのインセンティブ

炭素隔離

国内産高燃費自動車 国内産代替輸送燃料 新型原子炉

(33)

②気候変動の リスク低減

④エネルギー 効率改善

⑤エネルギー 供給の確保

③エネルギー供給 インフラの強化

⑥将来に向けての エネルギー

技術開発

Oil security

を高める

NCEP の提案

(34)
(35)

アメリカの現状

アメリカのエネルギー消費

National Commission on Energy Policy(2004)

(36)

石油の貿易フロー

World energy outlook(2004)

高い海外依存度

(37)

天然ガスの貿易フロー

World energy outlook(2004)

高い海外依存度

(38)

世界の石炭分布

National Commission on Energy Policy(2004)

多くがアメリカに存在

(39)

石炭の貿易フロー

World energy outlook(2004)

セキュリティは安定的

(40)

私の提案①

京都議定書離脱

経済

環境 の立場

アメリカのそれぞれのエネルギーの実態

経済に重点を置いた政策が必要 短期的な政策としては・・・

CAFÉ

規制の強化

近年の国内メーカーシェアの停滞は燃費が原因

国内自動車メーカーのシェアを奪い返す

(41)

私の提案②

長期的な政策としては・・・

石油→石炭へのシフト

セキュリティ、燃料価格の問題◎

2013

年以降の新たな枠組みに参加

産業界によるエネルギー効率改善の更なる努力

外交政策の一助
(42)

アメリカの立場

• エネルギーセキュリティの大幅改善

• 経済重視だとしても著しい GHG 排出削減 は必要

どのような政策をすべきか?

Referensi

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