令和 2 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名
実務経験のある 教員による授業
科目
基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
科目の概要
学修内容 到達目標
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 働きかけ力 実行力
考え抜 く力
課題発見力 計画力 創造力
チ ー ム で 働 く 力
発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献
他科目との関連、資格との関連
学修上の助言 受講生とのルール
221432072 Home Nutrition Application 在宅栄養管理論 庄司 吏香
✔
専門 2 必修 3年後期近年超高齢化を迎え、在宅での支援方法のニーズが高まっている。平成30年の介護保険制度改正により、地域における介護の方向性が 出され、在宅での支援の方法が求められている。人々の日常生活を健康の面から支援することのできる管理栄養士を育成するため、必 要な知識である在宅栄養管理を学ぶ。この科目では在宅での栄養管理に必要な支援、経口摂取の技術・介護食の献立作成・調理方法の 習得を目標とする。病院にて管理栄養士を15年間務め、栄養指導や栄養管理業務の経験がある。臨床経験に即した講義を行う。
① 高齢者の実態・疾患・特徴を知る。
② 介護保険の内容・方向性を理解する。
③ 介護認定を受ける前の高齢者の栄養状態の向上に帰依できる内容を考える。
④ 在宅訪問栄養指導の必要性であることを学ぶ
① 高齢者の実態・疾患・特徴を理解し、支援することができる。
② 介護施設・病院での介護保険給付の内容を理解することができる。
③ 介護認定を受ける前の高齢者の栄養状態の向上に帰依できる内容を理解することが できる。
④ 在宅訪問栄養指導の必要性を理解することができる。
高齢者の特徴を知り、自らコミュニケーションが取れるよう常に疑問を持ちながら、主体的に学ぶことがで きる。
予習・復習を自身のやり方や計画に沿って進めることができる。
予習や講義の中から疑問点を探し、教科書等を使い自己学習することがき、さらに知識として蓄積させるこ とができる。
今後迎える超高齢者社会において、管理栄養士の役割を考えて、学習目的を考えることができる。
自分の考えをまとめ、他の人の意見を聞くことでよりよい発信ができる。
高齢者と話す場面を想定し、周囲の人の意見を傾聴できる習慣を身につけることができる。
時間厳守、遅刻、欠席、私語など講義に支障をきたす行動をせず、提出物は期限を厳守することができる。
テキスト:演習で学べる在宅栄養支援 −地域共生社会における管理栄養士の役割 建帛社
他科目との関連:在宅栄養管理実習、臨床栄養学Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ
高齢者の特性や介護保険の内容をよく理解し、今後どの方向 に重点がおかれていくのか、公衆栄養学Ⅱのテキストも参考 にしながら復習しておくこと。
レポート作成時では、先生や他の人の意見も参考に作成する と、内容が広がるので、積極的に意見交換して欲しい。
予習と復習を行い、提出物の期限を厳守すること。
今後の臨地実習・就職に備え、実践を想定し、授業に取り 組むことを望みます。
【評価方法】
評 価
対象 評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
学修成果 学期末試験
筆記(レポ ート含む)・
実技・口述 試験
①
②
③
④
⑤
平常評価
小テスト
①
②
③
④
⑤
レポート
①
②
③
④
⑤
成果発表
(プレゼンテ ーション・作 品制作等)
①
②
③
④
⑤
学修行動
社会人基礎 力(学修態
度)
10
①
②
③
④
⑤ 総合評価 割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準
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✔
✔
80
✔
・授業で学んだ基礎的な知識が身についているかで評価する。
・特に授業中に説明したキーワードが理解できているかを確認 する。 ・到達目標の①②③④に対応して、社会人基礎力を含め、S:
80%以上、A: 80%、B:70%、C:60%、F:60%未満として総 合的に判定します。
✔
10
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時間の後半に授業で小テストを実施し、点数を平均して判定す る。 ① 業内容を理解できるか確認。
② 管理栄養士国家試験の過去問題から、授業に関連のある問題 で出題する。
演習で行った課題をグループ発表し、評価に加味する。
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(主体性)高齢者の特徴を知り、自らコミユニケーションが取れる よう学修することができる。
(実行力)周囲の高齢者を観察することができる。
(課題発見力)年齢別、個人差等人により体力、栄養状態が違うこ とを観察することができる。
(計画力)レポート作成等計画的に実施することができる。
(創造力)今後超高齢者社会において管理栄養士の役割を考えて、
学習目的を考えることができる。
(発信力)自分の考えをまとめ、他の人の意見を聞きよりよい発想 ができる。
(傾聴力)高齢者と話す場面を想定し、注意深く聞き取る習慣を身 につけることができる。
(規律性)時間を守り、提出期限を厳守することができる。
到達レベルS(秀)
総合評価点 90点以上
・高齢者の実態・疾患・特徴をよく理解し、実践に生かすことができている。
・介護施設の保険給付の実際をよく理解し、介護認定を受ける前の高齢者の栄養状態の向上に帰依で きる内容を考えることができている。
到達レベルA(優)
総合評価点 80点以上
・高齢者の実態・疾患・特徴をよく理解し、実践にほぼ生かすことができている。
・介護施設の保険給付の実際をよく理解し、介護認定を受ける前の高齢者の栄養状態の向上に帰依で きる内容を考えることができている。
到達レベルB(良)
総合評価点 70点以上
・高齢者の実態・疾患・特徴をある程度理解し、実践に生かすことが できている。
・介護施設の保険給付の実際をある程度理解し、介護認定を受ける前 の高齢者の栄養状態の向上に帰依できる内容を考えることができる。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
2週 /
3週 /
4週 /
5週 /
6週 /
7週 /
8週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
オリエンテーション 介護保険制度のしくみ① 介護保険の意義と目的を学 修する。
講義 授業開始時に確認テス ト(復習内容の質問に 解答。テスト後答え合 わせし解説する)
(予習)
教科書p4-7介護保険制度 の所を予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復習 する。
褥瘡の一般的診察、主 な症状について理解す る。
(予習)
教科書p.130-132の褥 瘡を予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復 習する。
アルツハイマー認知症 の一般的診察、主な症 状について理解する。
(予習)
臨床栄養学ⅠⅡⅢの教科 書のアルツハイマー認知 症を予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復習 する。
心疾患の一般的診察、
主な症状について理解 する。
(予習)
臨床栄養学ⅠⅡⅢの教 科書から心疾患を予習 しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復 習する。
脳血管障害の一般的診 察、主な症状について 理解する。
(予習)
臨床栄養学ⅠⅡⅢの教 科書から脳血管障害を 予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復 習する。
フレイル、サルコペニ アの一般的な診察、主 な症状について理解す る。
(予習)
臨床栄養学ⅠⅡⅢの教科 書からフレイル、サルコ ペニアを予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復習 する。
介護保険施設とその特 徴、介護サービス費
(介護報酬)について 理解する。
(予習)
教科書p.6とインターネッ トから介護保険サービスを 検索し予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復習す る。
要介護認定制度につい てについて理解する。
(予習)
教科書p.6とインターネッ トから要介護認定制度検索 し予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復習す る。
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
介護保険制度のしくみ② 要介護認定制度を学修す る。
講義 授業開始時に確認テスト
(復習内容の質問に解 答。テスト後答え合わせ し解説する)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
介護保険制度のしくみ③ 介護保険施設とその特徴、
介護サービス費(介護報 酬)を学修する。
講義 授業開始時に確認テス ト(復習内容の質問に 解答。テスト後答え合 わせし解説する)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
高齢者の疾患①
フレイル、サルコペニアの 一般的診察、主な症状につ いて学修する。
講義 授業開始時に確認テス ト(復習内容の質問に 解答。テスト後答え合 わせし解説する)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
高齢者に多い疾患② 脳血管障害の一般的診察、
主な症状について学修す る。
講義 授業開始時に確認テ スト(復習内容の質 問に解答。テスト後 答え合わせし解説す る)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
高齢者の疾患③
心疾患の一般的診察、主な 症状について学修する。
講義 授業開始時に確認テ スト(復習内容の質 問に解答。テスト後 答え合わせし解説す る)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
高齢者の疾患④
アルツハイマー認知症の一 般的診察、主な症状につい て学修する。
講義 授業開始時に確認テ スト(復習内容の質 問に解答。テスト後 答え合わせし解説す る)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
高齢者の疾患⑤
褥瘡の一般的診察、主な症 状について学修する。
講義 授業開始時に確認テ スト(復習内容の質 問に解答。テスト後 答え合わせし解説す る)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
介護保険制度の意義と 目的について理解す る。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
10 週 /
11週 /
12 週 /
13 週 /
14 週 /
15 週 /
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
わがまちの介護保険① 地域支援事業サービスの種 類と利用の流れについて学 修する。
地域支援事業サービス の種類と利用の流れに ついて理解する。
(予習)
自分の町の広報誌やホーム ページから自分の市町村の 介護保険について情報収集 してくる。
(復習)
講義ノートの内容を復習す る。
講義 授業開始時に確認テ スト(復習内容の質 問に解答。テスト後 答え合わせし解説す る)
他の市町村との違いを 知り、今後の介護保険 事業のあり方を理解す る。
(予習)
自分の町の広報誌やホーム ページから自分の市町村の 地域包括支援やサービスに ついて情報収集してくる。
(復習)
講義ノートの内容を復習す る。
講義、発表
授業開始時に確認テ スト(復習内容の質 問に解答。テスト後 答え合わせし解説す る)
食糧産業局の日本の介護 食品の現状・あり方・今 後について理解する。
今まで学修した内容のま とめ確認テストを 実施する。
(予習)
食糧産業局のホームペー ジからスマイルケア食を 検索し予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復習 する。
在宅高齢者にできる福 祉施設の管理栄養士の 役割が理解できる。
(予習)
臨床栄養学ⅠⅡⅢの教 科書の在宅訪問栄養指 導を予習しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復 習する。
福祉施設に応じた栄養 ケアを提案することが できる。
(予習)
教科書p.260-291の福 祉施設のところを予習 しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復 習する。
病院に応じた栄養ケア を提案することができ る。
(予習)訪問栄養指導に ついて教科書等で調べ てくる。
(復習)小テストの復 習、授業での内容につ いて、ノートにまとめ 理解しておく。
在宅訪問栄養食事指導 について、在宅での管 理栄養士の役割につい て理解する。
(予習)
教科書p.294-297の在 宅訪問栄養指導を予習 しておく。
(復習)
講義ノートの内容を復 習する。
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
わがまちの介護保険② 他の市町村との違いを知 り、今後の介護保険事業の あり方を学修する。
グループ発表を行う。
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
訪問栄養指導の実際① 在宅訪問栄養食事指導につ いて、在宅での管理栄養士 の役割について学修する。
講義 授業開始時に確認 テスト(復習内容 の質問に解答。テ スト後答え合わせ し解説する)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
在宅訪問栄養指導②
病院における栄養管理、栄養 管理計画書の作成を学ぶ。
講義 授業開始時に確認テ スト(復習内容の質 問に解答。テスト後 答え合わせし解説す る)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
在宅訪問栄養指導③ 福祉施設における栄養管 理、栄養管理計画書の作成 を学ぶ
講義 授業開始時に確認 テスト(復習内容 の質問に解答。テ スト後答え合わせ し解説する)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
在宅訪問栄養指導④ 福祉施設における訪問栄養 指導、栄養管理の実際につ いて
講義 授業開始時に確認 テスト(復習内容 の質問に解答。テ スト後答え合わせ し解説する)
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力
介護食品をめぐる事情 食糧産業局の日本の介護食 品の現状・あり方・今後に ついて学修する。
まとめ確認テスト
講義 授業開始時に確認テス ト(復習内容の質問に 解答。テスト後答え合 わせし解説する)
まとめ確認テスト
180
主体性 課題発 見力 傾聴力 実行力 計画力