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令和4年度 学校経営方針(概略)
【守るべき伝統】
「生徒の素直さ」 「保護者の協力」 「地域の応援」
~ 76年目 地域と共に さらなる高みへ ~
白井市立白井中学校
Ⅰ 学校教育目標
自ら学ぶ、健康で、人間性豊かな生徒を育てる
<自分を高める> <今、頑張る> <みんなで良くなる>
Ⅱ 学校経営方針
(1) めざす学校像
生徒一人ひとりが輝く学校
教職員が教職のプロとしてある学校
保護者・地域から応援される学校
生徒達に生き生きとした学校生活を送らせるために 【 教職員が元気な学校 】を
(2) めざす生徒像
素敵な心が宿る生徒 ( 素直な 一生懸命な 前向きな ) 健やかな体を築く生徒 ( 安全を 健康を 運動を )
学びに楽しさを見いだす生徒 ( 授業に 家庭学習に 教え合い学習に ) みんなの幸せを追求する生徒 ( 自分の 周囲の 世界の )
(3) めざす教師像 ~一人一人の良さや可能性を引き出す教師になろう~
素敵な心を見つける教師
安全・健康・運動を一緒に高める教師 学びを導く教師
集団の価値を説く教師
(4) めざす職員室像 ~居心地の良い学校にしよう~
「丁寧さ」UP 言葉を 姿勢を 気持ちを
生徒に 保護者に 電話に 来客者に 同僚に
「事務効率」UP C4thマスターへ
「チーム力」UP 話し合う 助け合う 高め合う
Ⅲ 取り組みの重点
(1) 授業づくり
①「わかる・できる授業」を創る。 わかる → 習 熟 → できる授業へ
○ユニバーサルデザインを取り入れた板書づくり、発問の工夫
○授業でのICT、AV機器、廊下掲示物の工夫
教職員がタブレットパソコンを活用した授業を積極的に行うことで、生徒の学習に 対する意欲を高める。また、生徒がタブレットパソコンを使用することで主体的
に学習に取り組む態度を育てる
○「家庭学習の手引き」の活用と授業でのサポート
受験に向けてだけでなく、社会的自立(計画性・責任感)を基盤に
家庭学習の充実を図る上で保護者の協力を得る
(家庭でどんな取り組みができるか)
②「できなかったことができるようになる授業」を創る
○少人数指導
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○前年度の反省・考察を活用して
○興味関心や学力・理解力に応じた班編制・指導形態、学習課題や教材提示の工夫 により、個に応じた指導を心がけ、達成感・成就感を味わわせる。
③「合う授業」を創る。 対話的で深い学びへ
○話し合う 比べあう 助け合う
○教え合い学習の実践 (グループ作り・形態を工夫して)
④「自分の言葉で授業をまとめる」実践を
○今日の授業内容・要点を70~80文字でまとめる
「わかった・わからない」「頑張った・集中できなかった」ではなく、授業内容を 自分の言葉でまとめていく
⑤「学び直し方」を教える
○つまずいた時に、どこにどう戻れば良いのかを示す
タブレットパソコンを活用したドリル学習や個に応じた習熟度学習の実施
⑥「自ら取り組む学習」へ
○褒めること・励ますこと・認めることが学ぶ楽しさの原点であり、自己肯定感を高
める。自己肯定感は、主体的に学ぼうとする意欲の源であり、「やればできる」「認 められている」「わかるようになりたい」「自分には良いところがある」「授業がわ かる」という気持ちを持たせることができる。よって褒める・認めることで自己肯 定感を高め主体的な学習・自ら取り組む学習へとつなげ学力の向上を図る。
(2) 集団づくり
① 学年・学級づくり (学校生活満足度調査・学校評価を活用して)
○集団だからこそ できること ○集団だからこそ むずしいこと
○集団だからこそ 守らなければならないこと
○集団だからこそ 得られる感動
② ピアサポートプログラムの確実な実施 先進の白井市として
○事前学習・事後学習の大切さを意識
○日常生活での反復 汎化・維持
○中学校での3年間は、ピアサポート9年間の集大成
③ リーダーの養成
○「私たちはもっとできる」という意識
○教師の監督、指示の元での生活から、自分たちで気づき、リーダーの指示で動ける
集団を創る(学年の発達段階に応じたリーダー像の設定)
(3) 特別支援教育の充実
① 困難さの把握・共有・指導・支援などの早期対応
②「個に応じた支援とは」を考える
③ 発達障害のある生徒や知的行動に支障のある生徒への理解・対応についてすすんで
研修に努める
(4) 総合的な学習の時間の再編
① 時間数の削減(授業時数の確保)
② 福祉教育(1年) ふれあい交流会 職業人に話を聞く
キャリア教育(2年) 進路先についての調べ学習 (職業体験)
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将来について考える機会の設定(立春の会)
平和教育(3年) 日本の古都を学ぶ
③ 事前学習 → 行事 → 事後学習(まとめと次の学習に向けて)
(5) 心の教育の充実 ~心の教育の基本は、あいさつと清掃活動~
① 基本的生活習慣(挨拶、時間、服装、言葉遣い、法遵守)を身につけさせる。
○まずは職員が範を示す。
○最初のあいさつを重視(自分から行うあいさつ)
○大人との関係を理解させる
② 清掃に全力で取り組む生徒の育成
○この時間でどこまできれいにするといった目標を立てる。
○目標に向かって全力で取り組む ※無言清掃の徹底
○できたかどうか確かめ評価する。 ※評価の観点の明確化
○整然とした美しさのある学習環境を作り、維持する。
③ 教育相談の充実
○スクールカウンセラーと連携して、相談活動のスキルアップを図る。
○生徒個々を大切にした教育相談 (定期相談 チャンス相談 日常の観察)
(6) 進路学習・キャリア教育の整備・推進・充実
① 学校で行われるすべての活動は、生徒の将来・進路に関わるものという意識を持た
せ、それらに真剣にまたあきらめずに取り組む生徒を育成する。
② 進路学習の計画的な実践。保護者への周知で進路学習に引き込む。
(7) 家庭・地域と連携して生徒の健全な育成を図る
① 長欠生徒を減らす。家庭との連絡を大切にし、関係機関との連携を図る。
② 学校から遠ざかりがちな生徒に対して、いろいろな形での登校を促す。
③ 「ヤングハートしろい」との連携を密にし、学校復帰の道筋作りに取り組む。
④ いじめの防止(再発を含む)に向け、生徒だけでなく保護者にもいじめは許されない 行為であることを保護者会や面談、便りなどで啓発していく。
Ⅳ 学校環境
学校環境の安全確保と美化を図る ~生徒・職員・保護者・地域が連携して~
(1) 物的環境
・点検により安全がしっかりと行き届いた施設、設備
・隅々まで清掃の行き届いた校舎
・無駄の無い、知的な掲示物で整理された教室、廊下の学習環境
・生徒、職員共に校内校地内美化と維持推進活動の取り組み
(2)人的環境
・自信を持って生徒の前に立ち、教育活動ができる教師 ・生徒を第一に考え、明朗で包容力のある教師
・生徒の変化に気づき、迅速に対応できる教師
・信頼される教師
・自ら気づき、行動できる教師
・常に向上心を持ち研修に取り組み、生徒達の学力向上を目指す教師集団
・課題解決に一丸となれる教師集団
・教育的愛情・使命感・倫理観のある教師集団