1
平成31年度大山口小学校の学校経営 今年度のポイント
1)「思いやりの共同体」つくりの推進 2)授業改善「学び合う授業」の構築
3)新学習指導要領完全実施へのしっかりとした準備
【学校教育目標】
「自ら学び、豊かな心をもち、たくましく生きる子どもを育てる」
【めざす学校像】 自分の良さを発揮できる学校
(1)安全・安心な学校
・学校、保護者、地域が連携して安全・安心な環境を作る。
・事故、災害、不審者、虐待等から児童を守る取組みの推進。
(2)地域から信頼される学校
・不祥事根絶 人として信頼される教師が集う学校。
・家庭,地域と共に子どもを育てる学校。
(おやじの会、ペアクラブ、自治会、社会福祉協議会、ボランティア活動)
・積極的に情報を発信し、理解される学校。
(3)3つのいっぱい やる気いっぱい 温かさいっぱい 輝きいっぱい
【めざす児童の姿】 自分の良さを発揮できる子
(1)進んで学ぶ子 《かしこく》
(2)思いやりのある子 《やさしく》
(3)最後までやり通す子 《たくましく》
2
【めざす教師像】 力を高める・合わせる・助け合う
(1) 向上心のある教師
(2)子ども,保護者,地域から信頼される教師。
(3)職員一人の課題は全員の課題として全員体制でのぞむ。
一人で抱え込まない,みんなの知恵と力で教育課題に立ち向かう組織であること。
(4)専門職にふさわしい指導力を持つ教師
(5)若手の育成を図る。 チームで育てる。
【経営の重点】
(1) 生徒指導の機能を活かし, 自己指導力(教育力)の向上を図る。
○自己決定の場がある。
自分で決めて実行するからやる気がちがう。人のせいにしない子が育つ。
○自己存在感を与える。
あなたはここにいる。努力しているね。応援するよ。あなたの存在が大切だよ。
○共感的な人間関係を育てる。
教師と児童,児童相互が人間的なふれあいをする。(共感的理解を深める)
(2) 教育相談による課題解決,情報提供,共通理解による信頼向上
(3) 保護者,PTA,地域,市教委との連携
進んで学ぶ子
【学習指導】 ・・・「学び合い」の追究
① 授業改善
・「板書」の工夫
・「ぐうぺたぴんさっ」の徹底
・グループ学習・活動の重視
②基礎的・基本的な知識・技能の習得と学力向上
・大小タイム・大小チャレンジ
③ 体験学習を取り入れ 児童の学習を活性化する。地域の教育力の活用
④ 図書室(図書館)との連携を図り,教科指導のレベル向上をめざす
⑤ 音楽活動の充実
・歌う力の向上(一人歌いができる)、ブラスバンド部の活動に取り組む。
・歌声の響く学級・学年・学校。
⑥ 教育環境の整備 学習にふさわしい環境作りに努める。情報の精選。
⑦ 特別支援教育の考え方を全児童に。困っている児童の指導にあたる。
インクルーシブ教育への理解とユニバーサルデザインへの取り組み
⑧ 教室に入れない子・居れない子の居場所づくり→適応指導教室
3
思いやりのある子
「自己肯定感」と「自己有用感」
【特別活動】
① なかよし活動・交流活動 ・人間関係作りの力をつける。
② 音楽集会 ・みんなの力を合わせて取り組む。所属感・有能感・一体感
③ 学級活動 ・共感的な人間関係をつくる。 自主自立の基盤をつくる。
④ 児童会活動 ・児童の出番を設け、よりよい自分になりたいという児童の願いを叶える。
【道徳】
道徳的実践力の向上(計画的な道徳の授業)⇒道徳的実践へ
【人権教育】
人権意識の高揚・人権標語・ポスター・地域との交流・ユニセフ活動
【情報リテラシー教育】
児童への指導⇒保護者への啓発・家庭での管理の徹底依頼
【教育相談】
① 児童一人一人を全職員の共通理解と共通行動で指導する。
② 外部機関、カウンセラーとの連携。
③ 教育相談週間 生活アンケートの実施とQUの活用
【人間関係作り】ピア・サポートの実践
最後までやり通す子
【保健体育指導】
① 体育科経営の充実
② 体育カードの活用(目標を持って取り組む)
③ ロング昼休みによる外遊びの奨励
④ 児童個々の健康管理(アレルギー,生活習慣病,栄養指導,虫歯)
⑤ 歯科指導・薬物乱用防止教育・性教育(命を大切にする;助産師会による授業)
地域との連携
① 地域の特色(人材、自然、歴史など)に触れ地域を大切にする児童を育てる。
・生活科・総合的な学習の時間・社会科・読書指導での外部人材の活用を図る。
(おやじの会,ペアクラブ,自治会,社会福祉協議会,環境,国際交流)
② 学校・学年・学級の情報発信を行う。
③ 学校便り,学年便り,学級だより,教科だよりを発行し理解と協力につなげる。
④ ホームページによる情報発信を行う。
⑤ 学校評議員会の実施
⑥ 保護者,学校職員による学校評価の実施と結果の公表。