千葉大化学 ( 本番レベル模試 )
全4問 50分(理科1科目あたり) 100点満点
1 反応速度と化学平衡
【解答・採点基準】(25点)
問1
ア :活性化 イ :触媒
問 1 4点
各2点×2=4点 問2
ウ :
[ ] [ ] [ ]
Y 2 Z
X エ :Kc
( )
RT 2問 2 6点
各3点×2=6点
問3 (f)
問 3 3点
問4
(計算過程)
平衡状態に達したとき, 正反応と逆反応の反応速 度が等しいため,
1= 2
v v
[ ] [ ] [ ]
21 X = 2 Y Z
k k
[ ] [ ] [ ]
2
1 2
Y Z 1
X 3
∴ = k =
k …①
となる。ここで, 平衡状態におけるXの濃度を 1+x〔mol/L〕とすると,
(
2 2) (
2 1)
11 3
− −
+ =
x x
x
(
2x−1 6) (
x2−15x+11)
=0∴ =x 0.5
となる。よって, 平衡状態における各成分の濃度 比は1.5 :1: 0.5となるため, Xのモル分率は,
1.5 0.50 1.5 1 0.5 =
+ + となる。
(答) 0.50
問 4 6点
平衡定数の式(式①)を 導出して…2点 平衡状態における各 成分の濃度(比)を求め て…2点
答…2点
有 効数 字の誤 り…-1 点
問5
α=1のとき: e
1
1 100
k log n
α =2のとき:
[ ]
1 0
100 X
n nk
−
問 5 6点
各3点×2=6点
2 アルミニウムの性質とその化合物
【解答・採点基準】(25点)
問1
ア :自由 イ :展性
ウ :金属 エ :イオン化傾向 オ :ボーキサイト カ :溶融塩電解 キ :両性
問1 7点
各1点×7=7点
問 2
( )
2 3 2 4
Al O +2NaOH+3H O→2Na Al OH
問 2 2点
問 3 (d)
問 3 2点
問 4 問 4 7点
(1)
(計算過程)
陽極でのイオン反応式は,
2
C+2O −→CO2+4e−, C O+ 2−→CO 2e+ − であるので, 流した電流のうち, 実際に電気分解に使われ た電流の割合は,
6 4
2240 896
4 2
22.4 22.4 8
100 100
19.3 2.70 10 9
9.65 10
× + ×
× = ×
× ×
×
≒88.8 %
である。
(答) 89 %
(1) 4点
陽極での反応式をすべ て書きだして…1点 流した電子の物質量を 求める式に…1点 実際に電気分解に使わ れた電子の物質量を求 める式に…1点
答…1点
有効数字の誤り…-1点
問 6
表面に緻密な酸化被膜が生じ, それ以上反応しなくなるか ら。(28字)
問 6 3点
*基準は欄外参照
問6
表面に緻密な酸化物の被膜を形成する…2点
上記のためそれ以上反応しなくなる(内部を保護する)…1点
3
【解答・採点基準】
問 1 C 問2
化合物 化合物 問3 (1)
化合物
化合物
(2) 22 g 問4
化合物
アルキンの反応
【解答・採点基準】
CaC2+2H2O
化合物A:ビニルアルコール 化合物B:アセトアルデヒド
化合物C:
化合物D:
2 g ( 2.2 10 g×
化合物X:Cu O
アルキンの反応
【解答・採点基準】(
→C2H2+C
:ビニルアルコール
:アセトアルデヒド
2.2 10 g)
Cu O 2
アルキンの反応
(25点)
Ca(OH)2
:ビニルアルコール
:アセトアルデヒド
化合物YY:CHI 3
問
問
問 (
(
問 問1 2点
問2 4点 各2点×
問3 7点
(1) 4点
各2点×
(2) 3点
有効数字の誤り 問4 2点
各1点×
点×2=4点
点×2=4点
有効数字の誤り…-1
点×2=2点 1点
問5 化合物
化合物
問 6
問7 a b c
化合物E:
化合物F:
b c ○d e ○f
問
問
問
問5 4点 各2点×
問 6 4点 各2点×
誤った構造式 き…-2点
問7 2点(完答 点×2=4点
点×2=4点
誤った構造式 1 つにつ 点
完答)
つにつ
4
【解答・採点基準】
問 1
問 2
問 3
x y
問 4
タンパク質の粒子は親水コロイドであり ク質を
あるから。
問 5 (1
(①と②は順不同。
アミノ酸とタンパク質
【解答・採点基準】
ア :カルボキシ ウ :等電点 オ :基質特異性 キ :ヌクレオチド
3 5
2.5 10 , 4.0 10 x= × − y= × −
タンパク質の粒子は親水コロイドであり ク質を沈殿させるためには
あるから。(59
1)
① :アデニン
①と②は順不同。
アミノ酸とタンパク質
【解答・採点基準】(
カルボキシ 等電点 基質特異性 ヌクレオチド
3 5
2.5 10 , 4.0 10 x= × − y= × −
タンパク質の粒子は親水コロイドであり 沈殿させるためには
9字)
アデニン
①と②は順不同。)
アミノ酸とタンパク質, (25点)
イ :アミノ エ :酵素 カ :リン酸
ク :デオキシリボース
3 5
タンパク質の粒子は親水コロイドであり
沈殿させるためには, 周囲の水分子を取り除く必要が
② :チミン
核酸
アミノ 酵素 リン酸
デオキシリボース
タンパク質の粒子は親水コロイドであり, 塩析によりタンパ 周囲の水分子を取り除く必要が
チミン
デオキシリボース
塩析によりタンパ 周囲の水分子を取り除く必要が
問 1 8 各1
問 2 4
問 3 4 各2
有効数字の誤り…
各-1 問 4 4
*基準は欄外参照
問 5 5 (1) (2)
*基準は欄外参照 8点
1点×8=8点
4点
4点
2点×2=4点 有効数字の誤り…
1点 4点
*基準は欄外参照
5点
2点(完答) 3点
*基準は欄外参照 点
点 有効数字の誤り…
*基準は欄外参照
*基準は欄外参照
問4
タンパク質の粒子は親水コロイドである(または, 塩析を行う必要がある)…2点 周囲の水分子を取り除く必要がある…2点
問5(2)
アデニンとチミンによる塩基対は, グアニンとシトシンによる塩基対と比べて水素結合の本数 が少ない…2点
(アデニンとチミンを①と②, グアニンとシトシン③と④としていても可。また, 各塩基対につ いて, 水素結合の具体的な本数が明記されていても可。)
加熱により分子間の結合が切断されやすい…1点