• Tidak ada hasil yang ditemukan

問題点 - コーヒー生産者の 労働条件の悪化 自然環境の

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2023

Membagikan "問題点 - コーヒー生産者の 労働条件の悪化 自然環境の"

Copied!
1
0
0

Teks penuh

(1)

﹁ C

C カ レ ッ ジ ﹂ 体 験 レ ポ ー ト

貿 易 学 科 3 年  

三   橋   康   弘

「CCカレッジ」体験レポート

00 5 12年 17月 日 に 東 京・ 広 尾に あ る 聖 心 女 子 大 学に おい てC Cカ レッ ジが 開 催さ れ︑ 合 34計

名の 大 学生

︑社 会 人の 方々 が参 加し た︒ CC カレ ッジ とは

︑﹁ シチ ズン シッ プ・ コラ ボレ ーシ ョ ン・ カレ ッジ

︵地 球 市 民 共 生 講 座

︶﹂ の略 称で ある

︒ CC カレ ッジ は︑ これ から のよ り 良い 社 会・ 望 ま し い未 来の 創 造に 向 けて

︑﹁ 国 際 理 解・ 協 力

﹂﹁ 地 球 環 境

﹂﹁ 多 文 化 理 解

﹂﹁ 地 域 共 生

﹂と いっ た︑ 私 た ち を 取 り 巻 く さ まざ ま な 課 題 を 共 有 し

︑共 に 考 え︑ 共に 学ん でゆ く 参 加 型 学 習プ ログ ラム であ る︒ 19 98 年か ら始 ま り

︑今 回で 23

回 目 を 迎 える

︒ 運 営の 主 体 は︑ NP O・ 大 学・ 企 業の 協 働︵ パー トナ ーシ ップ

︶と なっ てい る︒ 今 回 は︑ 実 際に この CC カ レッ ジに 参 加 し

︑感 じた こと を文 章 を通 して 伝 え てい き たい と 思 う

︒   今 回の CC カレ ッジ は﹁

﹃ あ た り ま え

﹄っ て何 だ ろ う

﹂を メイ ンテ ーマ にし てい る︒ 私 た ちの 日 常

の生 活で は︑

﹁ 蛇口 を ひね れ ば水 が 出 る

﹂︑

﹁ お 腹 が 空い た ら 何 か を 買 う

﹂と いう 行 為 が 私 た ちに とっ て﹁ あた り ま え

﹂に なっ てい る︒ しか し︑ 世 界の 視 点で 見 た と きに

︑こ のよ う なこ とは

﹁ あ たり ま え

﹂な のだ ろう か︒ そ れ を 考 える のが 今 回の CC カレ ッジ の目 的で ある

︒   CC カレ ッジ は主

に2 つの プロ グラ ムで 構 成さ れ てい る

︒1 つ目 は﹁ 身 近 なコ ンビ ニを 通 じて

︑国 際 問 題 を知 ろう

﹂と いう もの だ

︒こ れは 参 加 者が 7 つの グル ープ に 分 か れ︑ 与 え られ た 課 題に 沿っ て︑ 書 籍や イン ター ネッ トを 用い

︑調 べて 発 表 する グル ープ ワー クで あ る︒ 私 た ちの グル ープ では コー ヒー に おけ る 国 際 問 題 につ いて 調 査 し た

︒イ ンタ ーネ ット で 調べ た とこ ろ︑

﹁フ ェア トレ ード

﹂と いう キー ワー ドに た どり

着い た

︒フ ェア トレ ード とは

︑途 上 国の 商 品 を 適 正 価 格で 仕 入 れ︑ 販 売 す る 仕 組 み で ある

︒私 た ちが 調べ たコ ーヒ ー を 例に して 簡 単

に説 明 する と︑ コー ヒー の生 産 量 が急 激に 増 えた ため に︑ 価 格 が 下 落 し

︑途 上 国の コー ヒー 農 家 の 収 入 が 減 少 し た

︒そ こで

︑農 家よ りコ ーヒ ーを 適 正 価 格で 仕 入れ るこ とで

︑コ ーヒ ー農 家 を 保 護 す るこ とが 出 来 た

︒ま た

︑従 来 のコ ーヒ ー栽 培で は 大 量 の農 薬 を 使 用 して いた た めに

︑人 体 や 自 然 環 境に 悪 影 響 を 与 えて いた

︒そ こで

︑コ ーヒ ー 農 家に オー ガニ ック 製 法 を 指 導 す るこ とに より

︑人 と自 然 環 境に やさ しい コー ヒー を栽 培 する こと が 可 能に なっ た︒ つま り

︑単 にコ ーヒ ーを 農 家 から 適 正 価 格で 仕 入れ る だけ でな く

︑コ ーヒ ーの 品 質 向 上 と 自 然 環 境へ の 配 慮 とい う 効 果 も 生 み 出 して いる

︒そ して

︑つ いに グル ープ 発 表の 時 間が やっ てき た︒ グル ープ 発 表に は審 査 員 がい るた め︑ 私は とて も 緊 張 し た

︒だ が︑ 今 振 り 返 る と思 って いた よ り も 的 確に 発 表 す るこ とが 出 来 たと 思 う

︒発 表 後 には

︑あ る 審 査 員の 方 が﹁ 個 性 的で 分か りや すい プレ

ゼン テー ショ ンで し た

﹂と 言っ てく れた

︒そ の時 は とて も う れし かっ た︒  2 つ目 は︑ 市 民 団 体 で環 境 問 題 対 策 に 取 り 組 む 秋 元 智 子 さん と︑ 実 際に フェ ア トレ ード 商 品 を 販 売 し てい る 中 森 あ ゆみ さ んに よる 講 演 が 行 わ れた

︒秋 元さ んは 中 国で 進 行 して いる 砂 漠 化や 森 林伐 採︑ 絶 滅し つつ ある 動物 につ いて 紹介

して いた

︒ その 中で 秋 元 さん は﹁ 環 境 問 題 は 会 議 室で は な く

︑現 場で 起 きて いる

﹂と 話 して いた こと が 印 象 に 残 る︒

﹁ 現 場

﹂と いう のは

﹁ 自 然 破 壊 によ り 環 境が 悪 化 して いる 現 場

﹂の こと であ る

︒つ ま り︑ 私 たち は 環 境 を 守ろ う とい う 意 識 はあ って も︑ 実 際 に行 動 を 起こ す 人は 少な いと いう こと を指

して い る︒ 実 際に

︑森 林 ボラ ンテ ィア に 参 加し てい る日 本 人は 10 00 人 に1 人 だ とい う デー タが ある ほど だ︒ 秋 元さ んは

﹁ 環 境 問 題に 対し

︑実 際 に行 動 す るこ とが 重要 であ る

﹂と 講演 の終 盤で 語っ てい た︒  一 方

︑中 森 さん はフ ェア トレ ード につ いて 詳 し く 紹 介 して いた

︒中 森さ ん は刺 繍カ ーペ ット のフ ェア トレ ード 商 品 を 扱っ てい る︒ この 商 品 は︑ 新 しい 技 術 を 用い るの では なく

︑昔 から 受 け 継 がれ てき た 既 存の 技 術 を 用い てい る︒ では

︑な ぜフ ェア トレ ー ド が 必 要 なの か

︒こ のカ ーペ ット を 作っ てい るの は

途 上 国の 女 性 た ちな の だが

︑彼 女 らは 先 進 国 に 比べ 収 入の 機 会が 少な い︒ 仮に 夫 が亡 く なっ た り︑ 離 婚 し たり する と収 入 源 を失 って し ま う

︒   そこ でフ ェア トレ ード を 用い るこ とに より

︑彼 女 らに 収 入の 機 会 を 提 供 して いる

︒話 の途 中

︑中 森 さん は﹁ 彼 女 た ちが 作っ た 商 品 を﹃ かわ いそ う

﹄︑

﹃ 貧 しい か ら買 って あ げよ う

﹄と いう よう な︑ 同 情 す る 気 持 ちで 買っ ても らっ ては 困 り ま す

︒彼 女 ら には 売れ る もの を きっ ちり 作っ てい た だい てい ます

︒ 心 か ら 欲 しい と 思 う 商 品で な け れ ば︑ フェ ア トレ ード の意 味 が あ り ま せん

﹂と 語っ てい た

︒フ ェア ト レー ド商 品は

︑決 して 同 情 して 買 う もの では な く︑ 普 通の 商 品 と 同 じよ う に 欲 しい と 思っ たら 買 う のが

良い ので ある

︒お 互い が公 平 な 気 持 ち を 持つ こと が大 事 なの であ る︒   そし て︑ CC カレ ッジ の最 後に は︑ 参 加 者が 今日 学 んだ こと をカ ード に 一言 で ま とめ

︑そ れ をク リ スマ スツ リー に 吊 る し た

︒私 は﹁ 素 直 に﹃ 欲 しい

﹄ と 思っ たフ ェア トレ ード 商 品 を 買っ てみ る

﹂と ハー ト 型の カー ドに 記 し た

︒C Cカ レッ ジを 通 じて 環 境 問 題

︑フ ェア トレ ード につ いて より 深 く 学 ぶこ と が出 来 た と思 う

︒   今 回の CC カレ ッジ は︑ 身 近 な 商 品 を 通 じて 国

際 問 題 を 考 える とい う 難 しい もの で あっ た が︑ そ の分 得 るも のは 多か った

︒ま た

︑参 加し てい て新 た な 疑 問 が 出て き た︒ それ は︑ 実 際に 売 られ てい る フェ アト レー ド 商 品が

︑他 の商 品に

比べ 割 高で ある こと だ︒ 10 0 円シ ョッ プ等 の割 安 な 商 品 を 提 供 す る 店 が 多い 中 で︑ フェ ア トレ ード 商 品 が 市 民に 浸 透 する か ど う かは 不 透 明で あ る

︒今 後 は︑ フェ アト レー ド 商 品 をい かに して 普 及 させ てい く のか が 大 事 だ と思 う

︒そ のた めに フェ アト レー ド 商 品 を 知っ て も ら う キャ ンペ ーン を 展 開 し た り

︑特 典 を 設 け た り す る 努 力 が 必 要 と さ れる だろ う

︒   国 際 問 題

︑環 境 問 題 は今 そこ に起 き てい る

︒私 た ち はそ の問 題を 知り

︑ 一 人で も 多 く の学 生 が 動 き 出 す こ とを 願 う

グループ発表に望む筆者 参加者の思いを込めたクリスマスツリー

Referensi

Dokumen terkait

1 はじめに─問題の所在 高齢 ・ 障害、及び低年齢化の犯罪者の増加や 再犯率の増加が指摘されている今日、犯罪者の 処遇の見直しが課題になっている。2002年から、 罪を犯した者の再犯への悪循環を断ち切るため、 自立更生に向けた生活支援法の一つとして、日 本更生保護協会は社会生活技能訓練(Social Skills Training =以下、頭文字で SST

時代の転換期において、複雑・多様化する社会 をどのように見通すか 社会 経済 環境 技術 少子・高齢化社会 地方の疲弊 財政の逼迫 温暖化・気候変動 資源枯渇 ICT&IoT技術 ストック老朽化 労働力不足・移民受入 産業構造変化 民間活用 コミュニティ希薄化・格差 生物多様性 自然災害 低炭素化技術 再生可能エネ アジア・国際展開