平成21年度第1年次入学者選抜学力検査問題 解答例
数
(1)α侶1とゐ肘1の差を取ると,
α乃十1−み軒1=(2α乃+6ゐ托)−(3(‡乃+5ム乃)
= −(α乃−ゐ乃)
よって,
α乃−ゐ乃 =(α.−ゐ1)(−1)乃 ̄1
=(−げ ̄1
(2)題意より,
q什1+抽出1= r(α乃+捷乃)……… (a)
= 2(フ乃+6占乃+ん(3α +5あ乃)
=(2+3年)α刀+(6+5年)占乃……(b)
(a)と仲)から,r=2+3ん,rん=6+5た
(2+3卑)ん=6+5ん
㍍−ん−2=(ん+1)(た−2)=0
た=−1,2 ここでた>0だから,ん=2
(3)た=2のとき,r=2+3ん=8だから, α乃+1+2占舶1=8(α乃+2ゐ乃)
これより,
α乃+2∂〝 = 8(α乃_1+2ム〃_1)=82(α刀_2+2れ_2)=
= 8乃 ̄1(勘+2ゐ.)=8乃 ̄1(1+2・0)
= 8乃 ̄1
(4)問(1)よりα乃−ゐ乃=(−げ ̄1……… (c)
問(3)よりα乃+2ム搾=8乃」………‥ (d)
(c)と(d)から,
8乃 ̄1+2・(−げ−1
(J′I=
3
8乃 ̄1−(−1)柁 ̄1
/,,.=
[2]
(−6)2・(6帝)2=府7雨=12
(1)太昌=(−6,6寸言,0),l太云l=
(−5)2・(呼・(6)2=而了了丁兎=8
克己=(−5,帝,6),l克己l=
よって,ベクトルの内積より,
太云・記(−6)(−5)+6帝・帝1 COS(∠BAC)=
∴∠BAC=
l太昌Il記l 12・8
(2)i記=(1,−5帝,6)であるから,点Dの位置ベクトルは,
6B=6云+応召=(−1,6帝,0)+申,−5J亨,6)=(ト1,(6−5f)帝,6f)
よって,点Dの座標は
(卜1,(6−5f)帝,6り
(3)問(2)の結果を利用すると点Eの座標はE(卜1,(6一叫帝,6′)と表せる。
虚と豆己が直交することから,
虚・記=0(直交条件)
ここで,
虚=(トー6,(6−5り帝,6f)
或=(1,−5帝,6)
扇=記=(ト6,(6−5り帝,6伸一5帝,6)
= −6+J+(6−5り(−5)・3+36J
= −96+112f=0 966
∴J=
よって,虚と或が直交するときの点Eの座標は,
((写−1),(6−5・矩(6胡=(一言,竿芋)
れば,
弓(主・5・6す6=30帝
・一方,三角形ABCの面積∫dβCは,
sABC=去L互BllAeLsin(∠BAC)=呈・12・8・晋=24寸言
である。原点0から三角形ABCに下ろした垂線OPの長さをゐとすると,四面体 の体積Fは三角形ABCを底面とする高さゐの三角錐とみなせるから,
㌢=∫」βC・ゐ=24帝・ゐ=30寸言
30帝 15
 ̄ 8寸言 4
∴ カ
(∫朋Cの求め方の別解)
鼠姻C=主席l両
112J訂
2 7 ・4碕=24帝
[3]
(1)導関数は′(ズ)=3ズ2−3=3(ズ+1)(ズー1),したがって増減表は以下のように
なる。
二r
ノてズ) /′ 2+ん \ −2+ん //
′(ズ) + 0 0 +
よって,関数八方)はズ=−1において極大値2+丘,ズ=1において極小 値−2+んを持つ。
(2)問(1)より条件は「極大値が0以上,かつ,極小値が0以下」と考えることが できるから,この条件は2+た≧0および−2+た≦0を満たす必要がある。
したがって,丘が取り得る範囲は,
−2≦た≦2 である。
(3)α,β,γを解とする3次方程式は以下のようになる。
(ズーα)(ズーβ)(ズーγ)=0→ズ3−(α+β+γ)㌔+((ポ+βγ+γα)ズー(ポγ=0
よって,′(ズ)=ズ3−3ズ+た=0と比較すると,
(α+β+γ)=0,(ポγ=−た
(4)問(2)より,たの最小値は−2であり,八方)=ズ3−3ズー2となる。この曲線を図 示すると下図のようになり,この曲線′(ズ)はズ軸とズ=−1で接し,ズ=2で 交わる。
したがって,曲線Aとズ軸で囲まれた面積は以下の定積分により計算できる。
5 y
4
3
2
J;(0一冊=
Jや・3ズ・2)血江差ズ・…叫
:1=(一芸・16・…・4・2・2)−(一芸・1・…・1・2・(−1)
=6・=
)
よって,面積は
[4]
(1)十万の位は,零以外の5枚の赤色カードになるので,5通りである。一方の位 と千の位には,零を含めた5枚の赤色カードからなる2枚を並べるので,5ア2通り である。
百,十,一の位には,4枚の白色カードから3枚を並べるので,4P3通りである。
したがって,積の法則より,
5×5f〉2×4f)3=5×(5・4)×(4・3・2)=5×20×24=100×24=2400 ゆえに,2400通りである。
(2)(赤と白が混じる確率)=1−(赤と白が混じらない確率)
赤と白が混じらないのは,赤4枚,または白4枚を取り出した場合である。
赤4枚を取り出す確卵1=×××=
白4枚を取り出す確約=×××=
∴(赤と白が混じる確率)=1−(Pl+P2)=1−
1
1
(去
1
+−
210
194 97
210 105
別解
合計10枚のカードの中から4枚を取り出す組み合わせは,
10・9・8・7
=210通り
10C4=
4・3・2・1
赤色のカードと白色のカードが混ざって取り出される 事象は,
事象A:赤色のカード3枚,白色のカード1枚 事象B:赤色のカード2枚,白色のカード2校 事象C:赤色のカード1枚,白色のカード3枚
となる互いに排反な3つの事象であり,これは和集合AuBuCで表されるので,
事象A:6C3×4Cl=
×=20×4=80
事象B‥6Gx4C2=×
=15×6=90事象C‥6ClX4C3=× =6×4=24
したがって,確率の加法定理を用いて
p(AuBuC)=P(A)・P(B)・P(C)=・
よって,赤と白が混じる確率は芸である。
24 194 97
210 210 105
事象A:5回のうち赤色カードが4回出る。
事象B:5回とも赤色カードがでる。
に分けて考えると,事象Aと事象Bは排反であり,これは和集合AuBで表さ
れる。また,この問題は反復試行(乃=5,事象A:r=4,事象B:r=5)であり,合計10
枚中赤色のカードは6航ので,赤色カードが出る確率はp=より,2項分布の
確率公式を用いて,P(A)= 乃Cpr(1一夕)乃 ̄r
4
=5C4甜許
5・4・3・2 (渦=2・(;)4 4・3・2・1新訂5
5・4・3・2・1 (;)5・1=(;)5 P(B)=5C55・4・3・2・1
したがって,
P(AuB)= P(A)+P(B)
=(抑・肘粕)
81x1333 25×25×5
1053
よって,求める確率は詣である。
(4)整数0〜9の善かれたカードの中から6枚のカードを取り出すので,最大値ズ の取りうる値は,
ズ=5,6,7,8,9 である。
なお,10枚のカードから6枚のカードを取り出す場合,
10・9・8・7・6・5
=210通り
10C6=
6・5・4・3・2・1
であるので,ズ=5の場合,整数0〜5の6校のカードから 5 のカードも入れて 6枚を取り出すこと,すなわち 5 のカードを先に取り出して,そのほかに整数0
〜4の5枚のカードから5枚を取り出す場合となる。したがって,
5・4・3・2・1 1
=1通り,よって叩=5)=
5C5=
5・4・3・2・1
同様にして, 6 以外の0〜5の6枚から5枚取り出す場合,
6・5・4・3・2
=6通り,よって叩=6)=
6C5=
5・4・3・2・1
7 以外の0〜6の7枚から5枚取り出す場合,
7・6・5・4・3
=21通り,よって叩=7)=
7C5=
5・4・3・2・1
8 以外の0〜7の8枚から5枚取り出す場合,
8・7・6・5・4
=56通れよって叩=8)=
8C5=
5・4・3・2・1
9 以外の0〜8の9枚から5枚取り出す場合,
9・8・7・6・5
=126通り,よって埠=9)=
9C5=
5・4・3・2・1
よってズの期待値は,
1 6 21 56 126 1
(5+36+147+448+1134)
5×・=一Tr=+6×ニーiT+7×三+8×=ニーニ=+9× ■
▼ 210 210 1770 59
210 7
求める答えはである。
210 210 210 210