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2019 年度入学者選抜方法の妥当性の検証

2021年6月 山梨学院大学 学習・教育開発センター

1. 検証の目的

2019 年度入学者選抜試験の妥当性を検証するために、選抜区分間で入学後の学習成果に差がないか、

1年次および2年次についてパネルデータを用いて検証を行った。1年次の学習成果の指標として入学時 アンケート、1年次終了時点のGPAおよびPROGテスト(受験時期は1年次4月)、2年次の学習成果 の指標として 2 年次終了時点の GPA の結果を用いて、年次別に各指標と選抜区分のクロス分析を行っ た。

2. 結果の概要

選抜区分ごとの学習成果をクロス分析した結果、次のことが分かった。

1年次

⚫ 入学時アンケートから「高校までの生活充実度」に選抜区分による統計的な有意差が認められた一 方、「アクティブラーニング経験」「読み書き経験」「学びの主体的態度」には有意差が認められなか った。

⚫ 1年次終了時点におけるGPAにおいて、選抜区分に統計的に有意な差が認められた。

⚫ PROGテスト・リテラシーにおいて、選抜区分に統計的に有意な差が認められた。

⚫ PROGテスト・コンピテンシーにおいて、選抜区分に統計的に有意な差が認められた。

2年次

⚫ 2年次終了時点における GPA において、選抜区分による平均値に統計的に有意な差がみとめられ た。

3. 選抜試験区分ごとの入学者数

各学科の選抜者試験区分ごとの入学者数は次の通りである(各入試区分において、試験の実施時期や種 別等が複数ある)。なお、妥当性の検証は、全学科の入学者数を合計して行った。

(2)

4. 1年次

入学時アンケート

高校までの学習経験・行動について、入学時にアンケート調査を行った。

Q1 高校までの生活充実度(1.充実していなかった~5.充実していた)

回答の平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。質問への回答を従属変数、選抜区分 を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効果は有意だった(F(8, 898)= 2.656, p<.01 η2p=.023 [.002, .037])。このことから、選抜区分によって回答の平均値に差があることが示唆される。

Q2 高校までのアクティブラーニング経験(1.全く経験しなかった~5.頻繁に経験した)

回答の平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。質問への回答を従属変数、選抜区分 を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効果は有意だった(F(8, 898)= 1.180, p=.308, η2p=.010 [.000, .018])。このことから、選抜区分によって回答の平均値に差がないことが示唆される。

学科名

選抜区分 法学科 政治行政

学科 経営学科 管理栄養 学科

国際リベラ ルアーツ学

スポーツ科 学科 合計

一般入試 34 23 37 19 1 28 142

推薦入試 8 4 0 25 2 19 58

センター方式 27 12 15 1 1 13 69

AO入試 12 18 37 0 0 97 164

強化指定 93 56 66 0 0 68 283

指定校推薦入試 45 29 12 0 0 0 86

系列校推薦入試 18 17 94 0 0 0 129

その他 4 8 1 0 4 0 17

留学生 14 2 85 0 0 0 101

合計 255 169 347 45 8 225 1049

4.2 4.3

4.0 4.1 4.1 4.2 4.0 4.1 3.9

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5

最大区分

一般入試 推薦入試 センター方式 AO入試 強化指定選手 指定校推薦入試 系列校推薦入試 その他

留学生

(3)

Q3 高校までの読み書きの経験(1.全く経験しなかった~5.頻繁に経験した)

回答の平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。質問への回答を従属変数、選抜区分 を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効果は有意だった(F(8, 898)= 1.271, p=.255, η2p= .011[.000, .019])。このことから、選抜区分によって回答の平均値に差がないことが示唆される。

Q4 学びの主体的態度(1.先生から教わりたい~5.自ら学びたい)

回答の平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。質問への回答を従属変数、選抜区分 を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効果は有意だった(F(8, 898)= 0.893, p=.552, η2p=.008 [.000, .013])。このことから、選抜区分によって回答の平均値に差がないことが示唆される。

3.3

3.5 3.4 3.4

3.2 3.2 3.2 3.3 3.1

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4

A

L

最大区分

一般入試 推薦入試 センター方式 AO入試 強化指定選手 指定校推薦入試 系列校推薦入試 その他

留学生

(4)

1年次終了時点GPA

1年次終了時点のGPAの平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。GPAを従属変数、

選抜区分を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効果は有意だった(F(8, 1032)= 30.339, p<.000, η2p=.190 [.144, .226])。このことから、選抜区分によってGPAの平均値に差があることが示 唆される。

PROGテスト

1年次のPROGテスト・リテラシーの平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。リテ ラシーのスコアを従属変数、選抜区分を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効果は有意 だった(F(8, 924)= 4.038, p<.000, η2p=.033 [.008, .050])。このことから、選抜区分によってスコアの 平均値に差があることが示唆される。

3.7 3.7 3.6

3.8

3.7 3.6 3.6

3.5 3.8

2.8 3 3.2 3.4 3.6 3.8 4

最大区分

一般入試 推薦入試 センター方式 AO入試 強化指定選手 指定校推薦入試 系列校推薦入試 その他 留学生

(5)

1年次のPROGテスト・コンピテンシーの平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。 コンピテンシーのスコアを従属変数、選抜区分を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効 果は有意だった(F(8, 924)= 33.354, p<.000, η2p=..220 [.170, .258])。このことから、選抜区分によっ てGPAの平均値に差があることが示唆される。

5. 2年次 6.

2年次終了時点GPA

2年次終了時点のGPAの平均値を選抜区分ごとに示した(エラーバーは標準偏差)。GPAを従属変数、

選抜区分を独立変数とする一要因分散分析を行ったところ、主効果は有意だった(F(8, 1001)= 15.078, p<.000, η2p=.108 [.068, .138])。このことから、選抜区分によってGPAの平均値に差があることが示 唆される。

3.0 3.4

3.1

3.7 3.6

3.0 3.2 3.8

2.7

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5

最大区分

一般入試 推薦入試 センター方式 AO入試 強化指定選手 指定校推薦入試 系列校推薦入試 その他 留学生

4.9 4.3

5.2

3.7 3.0

3.6 3.7 4.0

2.3

0 1 2 3 4 5 6

最大区分

一般入試 推薦入試 センター方式 AO入試 強化指定選手 指定校推薦入試 系列校推薦入試 その他 留学生

(6)

2.7 2.6

2.8 2.3

2.1 2.6

2.4 2.8

1.9

0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5

2

G P A

最大区分

一般入試 推薦入試 センター方式 AO入試 強化指定選手 指定校推薦入試 系列校推薦入試 その他 留学生

Referensi

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