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平成 23 年度「西欧中世文書の史料論的研究」活動について

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0.平成 23 年度「西欧中世文書の史料論的研究」活動について

本書は、平成20年度より4カ年の予定で、科学研究費補助金の助成を受けて活動中の共同研究につ いて、平成23年度の研究成果の一部をまとめたものである。

平成23年度は、関係文献の調査・収集につとめるとともに、都合3回の研究会活動を実施した。研 究会の詳細は、下記の研究会履歴のとおりであるが、それぞれは、以下のように位置づけられる。

1)専攻する時代や地域を異にする研究者を交えた研究会

第56回。ジャン=ピエール・ドリュモー教授を招聘しての比較史研究会

2)西欧中世史に対象を絞った研究会

第55回、57回。ジャン=ピエール・ドリュモー教授を招聘しての研究会 第58回。研究会「西洋中世史料論の射程」

なお、平成22年度末に予定し、今回の報告書に成果を掲載予定であったジャン=フィリップ・ジュ ネ教授連続講演会については、直前に生じた東日本大震災のため、ジュネ教授の来日が不可能となっ たことから、すべて中止となった。

本報告書には、以下のものを掲載した。

1)本年度実施された研究会の報告をもとにする論考、および本書のためにあらたに書き下ろされた コメント

2)共同研究の総括に際してとりまとめられた書き下ろしの論考

研究会で行われた研究報告は、どれも鋭利な問題関心と作業の緻密さの両面で個別論文としての価 値を有し、それぞれがしかるべき場所において、近々中に公刊されることであろう。この報告書は、

各業績の速報であるとともに、各特集へのコメントを掲載することで、いわば学問の立ち上がる場に ついてのドキュメントという性格も合わせ持っている。また、この報告書のために書き下ろされた論 考は、共同研究全体の成果の一部をなしている。その成果と価値については、読者諸兄姉のご意見、

ご批判をまちたい。

最後に、研究会活動および報告書作成について、共同事業としてご参画いただいた方々に対して、

研究代表者として、あらためて御礼申し上げる。

(岡崎敦)

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研究会活動履歴

「ジャン=ピエール・ドリュモー教授連続講演研究会」

第55回

2011年11月19日(土)

九州大学文学部西洋史学研究室 ジャン=ピエール・ドリュモー

「9−12世紀のイタリア王国における裁判」

“La Justice dans le Royaume d’Italie (fin IX°- XII° siècles)”

第56回

2011年11月20日(日)

九州大学文学部西洋史学研究室 ジャン=ピエール・ドリュモー

「統一は失われたのか? ―日本、西欧、ビザンツ帝国における政治権力細分化の諸段階(古代/

中世)―」

“L'unité perdue? Les phases de morcellement du pouvoir politique au Japon, en Occident et à Byzance, des Temps Anciens au Moyen Âge”

第57回

2011年11月26日(土)

京都大学本部構内 総合研究2号館第8講義室 第55回研究会と同じ

第58回

2011年12月17日(土)、18日(日)

九州大学文学部西洋史学研究室 共通テーマ「西洋中世史料論の射程」

小澤 実「紀元千年期スカンディナヴィア史料論に向けて ―デンマーク・イェリング朝の事例より―」

足立 孝「12・13世紀ウエスカ司教座聖堂教会文書の生成論 ―俗人文書と家門の創造―」

新井由紀夫「15世紀イングランドにおけるジェントリの家政会計記録(ハウスホールド・アカウント)

について ―ラングレィ家の家政会計記録(1473年)を中心に―」

岡崎 敦「現代アーカイブズ理論と西洋中世史料論研究」

山田雅彦「中世都市の民間契約の掌握・管理に関する記録作成」

徳橋 曜「ラテン語で書くか俗語で書くか ―14~15世紀のフィレンツェ共和国の文書作成―」

Referensi

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