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教育学部教員による後期授業参観について(報告)

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平成 27 年 6 月 1 日

教育学部長 殿

FD 委員会 委員長 福田 亘博

教育学部教員による後期授業参観について(報告)

教育学部では、平成 20 年 4 月の大学設置基準の一部改正に伴い FD の組織的な取組みの 一環として、FD 委員会において「学部教員の相互の授業参観が学部教育の授業改善につな がる」とのことから、平成 26 年前期について専任教員の授業を対象に授業参観を実施し、

報告した。

今回は、後期について、実施した授業参観について、授業参観の実施状況と授業参観アン ケート結果として取りまとめたので、以下に報告する。

1.実施状況

授業参観は、別紙の授業参観実施要領に準じて実施する。平成 26 年度前期の授業参観は 以下のように実施した。

1)授業参観者 :教育学部教員 11 人(授業参観者:延べ 20 人)

2)対象期間:平成 27 年 1 月 14 日(水)~2 月 6 日(金)

3)授業参観対象の講義:後期開講の専任教員による講義 9 科目(オムニバスを除く)(文 学、音楽とあそび、保育者論、体育、教育心理学、子どもの食と栄養、数学と生活、理科、

環境と科学)のうち、「理科」及び「環境と科学」を除く 7 科目について、対象期間中、

授業担当者から指定された日時に授業参観を行った。なお、「理科」及び「環境と科学」

の授業は、日程調整が出来ず授業参観者はいなかった。

4)授業参観アンケート:授業参観後、授業参観アンケートの所定の項目に記入の上、FD 委 員会委員長へ提出する。

2.授業参観アンケート結果

授業参観アンケートでは、前期と同様に、各教員の授業に対する印象として、別添の授業 参観アンケートで示したように、①「動機づけ」、②「学生とのコミュニケーション」、③「講 師自身について」、④「技法」について区分し、「良くあてはまる:4 点」、「ある程度あては まる:3 点」、「あまりあてはまらない:2 点」、「全くあてはまらない:1 点」及び「該当し ない」の 5 項目について○をすること」と指定した。また、カッコ内に記載のように点数化

(1~4 点)を行い、総合評価として可視化した。記述欄として、「工夫していると思われる 点や良い点について、具体的な指摘や自分の授業等に取り入れたいアイデア等があれば記

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2 述するようにした。

その結果、教員による授業参観アンケートは、以下のように取りまとめられた。なお、授 業参観者は延べ 20 人であった。授業参観アンケート回収率は、前期に続き、100%であっ た。

アンケート①~⑤の項目において、授業参観した教員は、対象となった授業について、総 合評価点として「3.56 点~4.0 点/4.0 点(授業参観者 1 人による評価)」の範囲であった。

このように、前期に引き続き、授業参観対象講義ではアンケート項目に対してそれぞれ「良 くあてはまる」や「ある程度あてはまる」にマークしており、いずれの授業も満足すべき授 業であると判断された。

また、コメント欄として、「工夫していると思われる点や自分の授業に取入れたい技法な どについて、具体的な記述を求めた」ところ、以下のようなコメントがあった。

1)スライドから授業の準備に十分な時間を割いていることが感じられたこと、絵・図表等 を使用しながら、視覚的に分かりやすい講義資料が使われていること、授業の到達度に 保育士の国家試験過去問を対応させ自宅学習を促す授業構成となっていること。

2)ポストイットを使用しながら、学生の意見を集約・発展させるなど学生の興味を大いに 引き出しながら授業を進めていること、一人一人の考えを引き出し補足したり少人数 ならではの授業を進めていること。

3)球技の実技中で、理解していないパスを見つけるとすぐに個別の改善指導が行われ、ま た、全体的にも適宜集合させ注意を与えていること、またパワーポイントで作成したス ライドを使用しながら効果的に授業を進めていること。

4)実技指導では全体指導・個別指導を行いさらに発表の場を設けていること、技能に差異 があっても必ず「賞賛」の言葉が添えられていたので学生も満足感を感じている様子で あること、90 分の授業をテンポよく進めていたこと。

5)学生を強くひきつける授業を行っていること、授業のリズムが良いこと、学生の理解を 引き出すために豊富な例題を参考にしながら授業を進めているること。

6)高度な教育内容を丁寧に分かりやすく授業していること、積極的に学生の発表を引き 出しながら授業を進めていること、学生に好きな詩を選択させこれを題材に主体的に 理解・発表させていること。

7)アクティブラーニングの技法の説明と幾つかの技法を実際に実践して「調べ学習」を行 わせていたこと、グループディスカッションを多用していたこと。

3.総括

以上のように、教育学部では組織的な FD 活動の一環として「教員による授業参観」を前 期に引き続き実施した。今回、対象となった 6 科目の授業及び授業参観が出来なかった 2 科 目(学生による授業評価は理科:3.58 点/4.0 点及び環境と科学:3.65 点/4.0 点)につい て、同僚教員から見て、いずれの授業科目においても、「教育の質と量に配慮し、アクティ

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ブ・ラーニングの技法を駆使し、満足すべき授業が実施されている」と評価できると判断さ れたことは何よりであった。

以上

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