オーキシンは植物の形態形成や環境応答を制御する非常に重 要な植物ホルモンである.近年,代表的なオーキシンである インドール-3-酢酸の主要な生合成経路がシロイヌナズナに おいて解明され,さらに蘚苔類を含む広範な陸上植物にもこ の 経 路 が 保 存 さ れ て い る こ と が 明 ら か に な っ た.こ れ ま で オーキシンは茎頂周辺の若い組織で作られて葉や根に移動す ると考えられてきたが,実際には葉や根などのさまざまな器 官・組 織 で も 合 成 さ れ て い る こ と が わ か っ て き た.本 稿 で は,オーキシンの濃度調節機構に関する最近の研究動向につ いて解説する.
はじめに:オーキシンとその生理機能
オーキシンは進化論で有名なダーウィンらが行った植 物の光屈性に関する生理学的研究を端緒に発見された(1)
.
オーキシンの活性本体として最初に同定されたインドー ル-3-酢酸(IAA)は,濃度依存的に植物の細胞伸長や細 胞分化,細胞分裂を制御する重要な役割をもつ.また,IAAは細胞間を極性移動(決まった方向に移動)して植
物組織内に濃度勾配を形成する特徴がある.オーキシン の生理機能に関する多くの研究により,IAAは胚発生や 維管束形成,器官形成,屈性,頂芽優勢(茎の先端にあ る頂芽の成長が側芽の成長より優先される現象)
,避陰
反応(植物がほかの植物の葉陰を避けようとする反応)など,植物のさまざまな形態形成や環境応答の制御に関 与することが明らかにされている(1, 2)
.
長年,生物検定試験(アベナ屈曲試験など)において IAAと似た生理活性を示す化合物がオーキシンと総称 され,フェニル酢酸(PAA)やマメ科植物が生成する 4-クロロインドール-3-酢酸(4-Cl-IAA)も植物に存在す る天然オーキシンとして認知されてきた(図
1
).2005
年にオーキシンの受容体がシロイヌナズナで発見された 後は,この受容体との結合活性を測定することにより,PAAを含む多くの化合物のオーキシン活性が再評価さ れた(1)
.
植物におけるオーキシンの作用は,生合成,不活化,
輸送,シグナル伝達の4段階で調節されている(3)
.これ
までIAAを中心にオーキシンの極性輸送やシグナル伝 達,不活化にかかわるさまざまな分子が解明されてきた(オーキシンの極性輸送,不活化,シグナル伝達の分子 Auxin Biosynthesis and Its Regulation Mechanism in Plants:
Auxin is Synthesized in Various Plant Organs
Hiroyuki KASAHARA, 東京農工大学グローバルイノベーション 研究院
植物におけるオーキシンの 生合成とその調節機構
オーキシンは植物のさまざまな器官でつくられる
笠原博幸
日本農芸化学会
● 化学 と 生物
【解説】
機構については最新のテキストを参照していただきた い)(1)
.そして,IAA生合成の機構解明についても最近
の10年間で著しい進展があった.シロイヌナズナのIAA生合成経路
植物分子遺伝学や質量分析技術の発展により,シロイ ヌ ナ ズ ナ か ら
( )と ( )
という重要な酵素遺伝子が同定され,これらの遺伝子産 物によりトリプトファン(Trp)からインドール-3-ピル ビン酸(IPA)を経由してIAAが合成されることが証
明された(3, 4)(図
2
).このIPA経路に含まれる遺伝子の
多重欠損変異体ではIAA量が著しく減少し,重篤な発 達異常が観察されることから,本経路は遺伝学的・生化 学的にもシロイヌナズナの主要なIAA合成経路だと考 えられるようになった(図
3
).さらに,
との相同遺伝子がコケ植物を含む広範な陸上植物に存在 し,それらの欠損変異体もシロイヌナズナと同様に重篤 な形態異常を示すことから,IPA経路が陸上植物に共通 したIAA生合成の主経路であると広く認められるよう
図1■植物が合成するオーキシン
IAAと4-Cl-IAAは,PAAよりもシロイヌナズナのオーキシン受 容体と強く結合する.
図2■植物に存在することが遺伝学的・生化学的に証明された IAA生合成経路
枠内は植物に共通したIPA経路,IAOx経路はアブラナ科固有の 補助的な経路と考えられている.点線は予想経路.IAN::イン ドール-3-アセトニトリル.
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● 化学 と 生物
オーキシンは植物の成長や発達を調節する非常に 重要な植物ホルモンとして高校の生物に登場します.
これまで,オーキシンは植物の茎頂周辺の若い組織で 合成され,葉や根などの器官へ活発に輸送されると 考えられていました.最近,70年近く謎だった植物 のオーキシン生合成経路が解明されました.そして,
オーキシン生合成遺伝子の発現する部位が詳しく調 べられた結果,実際には茎頂だけでなく,葉や根な どさまざまな器官でもオーキシンが作られて,重要 な役割を果たしていることがわかってきました.植 物におけるオーキシンの濃度調節のしくみは,これま で私たちが教科書で学んできたこととは少し違って いる可能性が高くなりました.さらに,オーキシンが 植物の中を決まった方向に移動(極性移動)する特性 をもっていることは当然だと考えられてきましたが,
この特性をもたないオーキシンが陸上植物に広く存
在することもわかってきました.この事実を考える と,オーキシンによる成長や発達の調節機構は,こ れまで私たちが予想していたよりも,もっと複雑か もしれません.本稿では,最近明らかになったオー キシンの生合成経路とその調節のしくみについて解 説したいと思います.
コ ラ ム
になった. 遺伝子を高発現させると,さまざまな 植物でIAA量が増加し,胚軸伸長や側根形成の促進,
頂芽優勢などオーキシンを過剰蓄積した表現型が見られ ることから,YUCはIAA合成の律速酵素と考えられて いる(3)
.
シロイヌナズナからはシトクロームP450モノオキシゲ ナーゼをコードする 遺伝子も同定され,これ がIPA経路とは独立してIAAの合成にかかわることが示
された(3, 5)(図2)
.CYP79B2はTrpからインドール-3-ア
セトアルドキシム(IAOx)を生成する酵素活性をもち,
アブラナ科の生体防御物質であるインドールグルコシノ レートの合成にかかわる.しかしながら, 遺伝 子を高発現させると,IAAの内生量が増加し,オーキシン を過剰蓄積した表現型が見られる.さらに,
とその相同遺伝子 の二重欠損変異体は野生型 に比べてやや矮性を示すことから,CYP79BがIAAの 合成にも関与することが明らかになった(図3)
.植物
界における 相同遺伝子の分布から,IAOx経路はアブラナ科固有の補助的なIAA合成経路と考えられ ている.最近,アブラナ科以外でもIAOxからIAAが合 成される可能性が示されたが,まだその経路の生理的な 重要性は明らかになっていない(6)
.
上記の2つの経路以外については,トリプトファン非 依存経路が存在する可能性がシロイヌナズナで示された が(7)
,それを否定する論文も発表され
(8),今後さらに検
証が必要である.また,トリプタミン(TAM)やイン ドール-3-アセトアミド(IAM)を鍵中間体とする経路 が存在する可能性も提唱されているが,まだ遺伝学的な 証拠が示されていない(3).
オーキシンは植物のさまざまな器官で合成される これまでオーキシンは茎頂付近の若い組織で合成さ れ,それが維管束周辺の柔組織を経由して根の先端へ輸 送された後,根の先端で方向を変えて根の皮層と表皮細 胞を経由して根の基部に向けて移動すると考えられてき
た(9, 10)(図
4
A).また,シロイヌナズナの若い葉におい
ては,茎頂付近の幼葉原基(托葉)で生産されたIAAが 葉の発達に伴って葉の先端に移動し,さらに展開した葉 の排水組織(水孔)を中心とする葉の周辺領域に蓄積さ れた後,維管束の方向へ移動して茎頂分裂組織や根など 図3■シロイヌナズナのIAA生合成欠損変異体
(上)発芽後7週目および(下)4週目の表現型.WT: 野生型,
: とその相同遺伝子 の二重欠損変異体.白線:
3 cm.
図4■これまでのIAAの極性輸送を中心に提唱されたオーキシ ン濃度調節モデル
(A)IAAは茎頂付近の組織で合成され,根の先端へと輸送される.
根の先端に達すると表皮細胞を経由して根の基部方向へと輸送さ れる.(B)シロイヌナズナの若い葉では,IAAが幼葉原基で合成 され,葉の発達に従って葉の先端に移動する.展開した葉では周辺 領域に蓄積していたIAAが,維管束に向けて移動する.(C)IAA の極性輸送が活発な細胞では,PINタンパク質が細胞膜に局在し,
細胞内から決まった方向へIAAを排出する.赤丸:IAAの合成部 位.赤四角:葉のIAA蓄積部位.IAA−=IAAカルボキシラート イオン.矢印:IAAの輸送方向.文献9, 10を参照.
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● 化学 と 生物
ほかの場所に運ばれると予想されていた(9)(図4B)
.この
ようなダイナミックなオーキシンの濃度調節モデルは,主にオーキシンを輸送する膜タンパク質(PINファミ リー)が発現する組織やそれらの細胞膜局在性を元に提 唱されてきた(9, 10)(図4C)
.しかし,IAA生合成遺伝子
のプロモーター::リポーター遺伝子( や)による解析では,茎頂付近の若い組織だ けでなく,葉や根などのさまざまな組織でも や が発現していることが示された(11〜15)(図
5
).これ
らの結果から,IAAは茎頂だけでなく植物のさまざまな 器官で合成されていることが明らかになった.さらに,シロイヌナズナの発達に伴い11種の 遺伝子が多様 な発現パターンを示すことから,IAAの合成は時間的・
空間的に精緻な制御を受けていることがわかった(11, 12)
(図5)
.また,根において発現が高い5種の
遺伝子 を欠損した多重変異体では,シュート(地上部)でIAA が合成されているにもかかわらず,根部のみで重篤な形 態異常が現れる(16).この結果は,
根で局所的に合成され たIAAが根部形成に必要であることを示している.こ れまでの研究から,植物の形態形成におけるIAA極性 輸送の重要性は明らかであるが,さまざまな組織で合成 されるIAAもまた重要な役割を果たしていることがわ かってきた.避陰反応における協働的なオーキシン濃度調節 植物がほかの個体の葉陰に入ると,茎や葉柄を伸長し たり,葉の展開を抑制したりして,光合成に不利な環境 から逃れようとする(2)
.避陰反応と呼ばれるこの生理現
象は,日光が葉を透過することで赤色光が吸収され,遠 赤色光の光強度比が高くなった光を植物が受けることに より引き起こされる(図6
).最近,
遺伝子の欠損 変異体( )の解析により,シロイヌナ ズナの実生を人工的な葉陰環境に移すと,子葉でのIAA 合成量の増加と,子葉から胚軸へのIAA輸送量の増加に よって胚軸伸長が促進されることが明らかになった(13).
また,この葉陰環境では胚軸のIAA不活化を抑制して活 発にIAA量を増加させ,胚軸伸長を促進していることが VAS2/GH3.17(IAA‒グルタミン酸結合体合成酵素)の 遺伝子欠損変異体の解析で明らかになった(17).これら
の研究から,植物が環境応答においてオーキシンの生合 成,輸送,不活化を協働的に制御していることが示され た(図6).今後,
避陰反応だけでなく,さまざまな形態 形成や環境応答においても協働的なIAAの濃度調節機 構が明らかになる可能性がある.IAA以外の天然オーキシンに関する研究
PAAはアベナ屈曲試験ではIAAよりも生理活性が弱 いが,エンドウの側根形成作用においてはPAAのほう が生理活性の強いことが報告されている(18, 19)
.興味深
いことに,IAAとは異なり,放射性同位体標識化した 図5■シロイヌナズナにおけるIAA生合成遺伝子の発現部位緑色の濃い部分で と 遺伝子の発現が高い.点線は シュートと根部の境界を表す.文献11〜15を参照.
図6■避陰反応における協働的なオーキシン濃度調節機構 シロイヌナズナを葉陰の光環境に移すと,IAAの生合成,極性輸 送,不活化の協働的な制御によって胚軸のIAA量が増加し,胚軸 伸長が促進される.赤色領域:IAA量が増加する部位,赤矢印:
IAAの極性輸送,青色領域:IAAの不活化が抑制される部位.点 線はシュートと根部の境界を表す.
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PAAを植物組織に投与しても極性輸送されないことが 示されているが,その作用機構や生理的役割などについ ては解明されていなかった(20)
.最近,PAAはコケ植物
を含む陸上植物に広く存在し,IAAと同じシグナル伝 達経路で作用するオーキシンであるが,IAAと異なり 重力刺激を受けても濃度勾配を形成しないユニークな移 動特性をもつことが明らかになった(20).PAAの生合成
については,その化学構造がIAAと似ていることから TAAとYUCの関与が予想されたが,決定的な証拠はま だ示されておらず,他経路で合成されている可能性もあ る.陸上植物にIAAとPAAという移動特性の異なる2 つのオーキシンが広く存在することから,今後PAAの 生合成経路と生理的役割の解明が待たれる.エンドウや数種のマメ科植物は4-Cl-IAAを合成するこ とが古くから知られていたが,最近,エンドウの 相同遺伝子である と の遺伝子産物が 4-クロロトリプトファン(4-Cl-Trp)から4-クロロイン ドール-3-ピルビン酸(4-Cl-IPA)を合成することが示さ れ た(21)
.
さ ら に,PsTAR1とPsTAR2に よ りIAAと 4-Cl-IAAが並行して合成されていることも明らかにされ た.また, 欠損変異体の解析から,主にPsTAR2 がエンドウの種子の発生後期の4-Cl-IAA合成に関与し ていることが示されている.IAA, PAA, 4-Cl-IAAの3種類以外に, -ケイ皮酸( - CA)もオーキシン作用を示すことが1930年代から知ら れている(18)
.興味深いことに,
-CAはオーキシンの活 性本体ではなく,オーキシン極性輸送を阻害することに よりIAAを蓄積させて側根形成を促進することが最近示 された(22).
-CAは植物に微量に存在すると報告されて いるが,紫外線によって -ケイ皮酸( -CA)の異性 化反応で容易に生成するため,実際に植物で合成されて いるかどうかは判断が難しい. -CAの生合成遺伝子が 同定され,その欠損変異体の解析が可能になれば,オー キシン制御機構における重要性が示されるものと考えら れる.今後の展望
近年,分子遺伝学的手法や質量分析技術の進歩により,
植物の形態形成や環境応答におけるIAAの生合成や不 活化の重要性が急速に明らかになってきた.今後,オー キシンの極性輸送,生合成,不活化の協働的な制御に関 する解明が進み,これまでの極性輸送を中心としたオー キシン濃度調節モデルは大きく変貌すると予想される.
また,IAAと異なる移動特性をもつPAAやマメ科固
有の4-Cl-IAAの研究が進むと,さらに複雑かつ多様な オーキシン濃度調節機構が明らかになる可能性がある.
これからもオーキシンの研究から目が離せない状況が続 きそうである.
謝辞:本稿の執筆にあたり,貴重なご意見をいただきました岡山理科大 学の林 謙一郎教授,東北大学の増口 潔博士,理研・環境資源科学研 究センターの菅原聡子氏に感謝いたします.
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日本農芸化学会
● 化学 と 生物
プロフィール
笠原 博幸(Hiroyuki KASAHARA)
<略歴>1992年近畿大学理工学部応用化 学科卒業/1997年同大学大学院工学研究 科博士後期課程修了/同年米国ワシントン 州立大学生物化学研究所博士研究員/2000 年理化学研究所植物科学研究センター研究 員/2005年同上級研究員/2013年同環境 資源科学研究センター上級研究員/2016 年東京農工大学グローバルイノベーション 研究院教授,現在に至る<研究テーマと抱 負>オーキシンによる植物の成長調節メカ ニズムに関する研究.教科書に載るような 発見を目指して研究していきたい<趣味>
スポーツ全般
Copyright © 2017 公益社団法人日本農芸化学会 DOI: 10.1271/kagakutoseibutsu.55.477
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