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眼 に つ い て 考 え て み よ う

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Academic year: 2023

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(1)

私が子供の頃は︑学校内で眼鏡を掛けている

人は少なくて目立つくらいだった︒しかし最近︑

眼鏡を掛けている子供たちをよく見かける気がす

るのだが︑果たして実態はどのようになっている

のだろうか?

毎年︑文部科学省が公表している学校保健統計

調査によると︑裸眼視力1・0未満となっている

幼稚園生〜高校生の割合は︑昭和

5 4

年︵1979

年︶から今年

2 5

年までの約

3 5

年間で上昇傾向にあ

るといえる︒昭和

5 8

年︵1983年︶から平成5年

︵1993年︶にかけて急激な中学生・高校生の視

力の低下が見られる︒ちょうど家庭用ゲーム機が

普及し始めた時期だ︒そして最近の上昇の原因

と言われるのが︑やはりPCやスマートフォンな

どの携帯機器である︒高校生の

6 5

8 4

%という数

字は︑過去最高値となった︒

今日︑視力の低下が年々問題視されるように

なっている︒小学生のゲームをする姿は当たり前

の光景となり︑携帯やスマートフォンの所持さえ

常となりつつある︒ネット社会となった現在︑大

人もPCなしの仕事からはなかなか逃れられな

い︒眼を酷使することからは脱出できないのだろ

うか?

私自身︑視力の低下により小学生の頃から眼鏡

を掛けるようになった︒原因は︑ずっと下を向い

て絵を描き続けたこと︑パソコンを使い始めたこ

となど︑単に眼の使い過ぎによるものだった︒今

では︑裸眼で物を見ることに憧れて︑それに少し

でも近いコンタクトレンズを併用している︒それ

故︑毎日眼を気にする生活を送るようになった︒

そこで今回︑自分に身近な眼の事に関して様々な

角度で調べてみることにした︒ このまま視力の低下が続けば︑裸眼で物を見

ることが出来る若者は希少な存在となってしまう

だろう︒

視力の低下が危ぶまれる現代だが︑それでは昔

の人︵眼鏡の使用をしていない︶はどのように過

ごしていたのだろうか? 外国語学部 国際文化交流学科3年

文部科学省 平成 25 年度学校保健統計調査より作成

(2)

今日︑私たちは眼鏡やコンタクトレンズなどを

利用し︑補助的な道具に支えられて生きている︒

しかし︑眼鏡などが存在しない昔の人々は視力の

低下を受け入れて過ごしてきたようである︒

中世のヨーロッパにおいて︑老眼の人々に対し

﹁年をとると眼は鮮明でなくなる︒だから老人た

ちは︑マッサージをしたり︑歩いたり︑乗りもの

に乗ったりすべきである︒また老人をワゴンにの

せ︑運んだりもした方がよい︒そして︑・・・︵*1︶﹂

という様な治療法が進められていたらしい︒要す

るに︑健康的に過ごすことが大事だということな

のだろう︒つまり︑中世に入っても視力を改善す

る道具は用いられていなかったのだ︒ 

それでは︑いつ頃から人々は眼鏡を利用するよ

うになったのだろうか?

眼鏡の歴史は︑遡るととても長いのだが︑驚く

ことに視力の道具として使われだしたのは︑ごく

最近であるらしい︒

まず︑古代・中世初期では︑太陽熱を集めるた

めの道具であったり︑天然石を材料にして魔除け

として使用したり︑光線から眼を守る保護レンズ として使用していたという︒この時点では︑視力

低下を助ける道具とは気づかれていなかったよう

だ︒では︑眼鏡が本格的に発明され使用され始め

たのはいつ頃なのだろうか?

眼鏡の発明や使用開始については︑諸説あると

言われており︑確実に分かることは13世紀には

ヨーロッパで誕生していたということである︒そ

の眼鏡が日本に伝来してきたのは︑いつ頃なのだ

ろうか?

日本に眼鏡が伝来したのは︑キリスト教を伝

えたイエズス会のフランシスコ・ザビエルが︑

1551年に周防︵山口県︶の国主・大内義隆に

献上したことが始まりであるという説が有力だそ

うだ︒しかしながら︑その眼鏡が現存していない

ため確実に断定はできないのだという︒

とは言え︑この伝来により︑日本各地でも諸大

名や領主など一般庶民には手の届かないところ

で︑珍しい品として広まっていったようだ︒その

後︑様々な貿易を通して︑大量に輸入されて庶

民にも眼鏡が身近な存在になっていったようであ

る︒ 

前項で︑眼鏡は長きに渡り人々の生活に密接

してきたことを簡単に述べたので︑ここでは現代 の眼を回復するいくつかの手段を紹介したいと思

う︒

︻ ① レ ー シ ッ ク ︼

今年︵2013年︶

1 2

月4日︑消費者庁がレー

シック手術に対し︑注意喚起を行った︒

現時点までの5年間で︑健康被害を訴える報告

が80件となり︑今まで手術を受けた患者の4割

が︑眼に違和感を覚えている︒

そもそもレーシックが日本に導入され始めた

のは︑厚生労働省の認可が降りた2000年︒

1990年︑ギリシャで誕生し︑現在ではアメリ

カをはじめ多くの国々に広まっている︒日本にお

いて︑2008年時点で約

4 0

万件の手術人数が算

出されており︑施術可能な病院の増加︑施術料の

低下︑そして

15

分ほどで手術が終わるという手軽

さにより年々増加の傾向をたどっている︒しかし

一方では︑角膜の表面を削るため︑手術後に角膜

感染症や深刻なドライアイが続く合併症などのリ

スクを伴う︒

私自身は︑レーシックに抵抗があるため手術を

考えたことはないが︑それに代わる眼の回復法が

あればいいのになぁと時々思う︒それでは︑他に

眼を回復する良い方法はあるのだろうか?

︻ ② オ ル ソ ケ ラ ト ロ ジ ー ︼

まず︑﹁オルソケラトロジーってなんだろう?﹂

眼について考えてみよう

(3)

と︑舌を噛みそうな普段耳慣れない単語に疑問を

もつ方が多いと思う︒オルソ=矯正︑ケラト=角

膜︑ロジー=療法︒つまり︑角膜矯正を行う治療で︑

インターネットなどでは︑視力回復コンタクトレ

ンズと呼ばれている︒

以前︑とあるテレビ番組で放送されていたので

ご存じの方もいるかもしれない︒私もその番組を

通してこの視力回復方法を知った︒おそらく世間

的な認知度はまだまだ低いと言えるだろう︒

具体的な治療法は︑自分の眼に合ったオルソケ

ラトロジー仕様のハードコンタクトレンズを就寝

時に着用する︒その時に︑近視や乱視を生じさ

せる角膜の歪みを変化させ︑網膜上での光の屈

折を正常化させるという︒そのため︑起床してレ

ンズを外すと︑個人差や屈折度数によるが︑8時

間〜

3 6

時間ほど裸眼で過ごすことができるように

なる︒毎日続けることが視力回復の助けとなるの

で︑装着を止めると装着前の状態に戻る︒このよ

うに︑自然な眼の状態を保つことがオルソケラト

ロジーの最大のメリットだと言うことができる︒

しかしながら︑眼鏡やコンタクトレンズのような

はっきりとした見え方が必ずしも保障されるわけ

ではなく︑強い近視の人は効果が低くなるとも言

われている︒そして︑オルソケラトロジー使用中

の運転免許取得・更新における視力検査では︑裸                 など

◇ビタミンB⁝粘膜組織の生成をする︒

        目を良くするには重要︒    ・豚肉     ・レバー ・卵    ・そら豆    ・枝豆   ・納豆     ・インゲン豆 ・玄米   ・胡麻     ・イワシ    ・牛乳      ・シジミ    ・アボガド                 など

◇ビタミンC⁝疲れ目・充血の予防︒

   ・ブロッコリー/カリフラワー    ・ジャガイモ ・ほうれん草

◇アントシアニン⁝網膜のロドプシン

          ︵=タンパク質+ビタミンA︶           の再合成を助ける︒     ・ブルーベリー ・黒豆     ・しそ      ・ブドウ/赤ワイン

今回︑断片的ではあったが眼について様々な事

を調べていくうちに︑眼が如何に重要なものであ

るか再認識できたように思う︒この記事に少しで

も目を通して下さった方が︑これからも眼を大切

に︑健康な生活を過ごされるようにと願いたい︒ 眼で合格しても運転免許証の﹁免許の条件等﹂に

は﹁眼鏡等﹂と記載されるという留意点などがあ

り︑数多く存在するガイドラインをしっかり守っ

て使用する必要があるようだ︒また︑日本国内で

正式な認可が降りていないため︑各病院での自由

診療なので︑治療費はバラつきがある︒適性検査︑

定期健診︑テストレンズ作成︑オーダーレンズ作成︑

ケア用品などで一年間に

15

万円〜

2 5

万円ほどかか

り︑さらにはオーダーレンズの耐用年数があるな

ど︑費用は継続するごとに増すというデメリット

もある︒

︻ ③ 食 を 見 つ め 直 す ︼

①や②のように人工的な視力回復という選択肢

もあるが︑やはり根本的な回復や改善を望むのな

らば︑健康面から見直さなければならないのでは

ないだろうか?

そこで︑眼に良い主な成分並びに食物を下記

に載せようと思う︒私たちの生活にとても身近な

食物なので︑食事に取り入れる参考に少しでも

なれば良いと思う︒

◇ビタミンA⁝目の乾燥を防ぐ︒

   ・ウナギ    ・ほうれん草    ・レバー    ・春菊    ・小松菜    ・人参

(4)

http://www.mext.go.jp/b̲menu/toukei/chousa05/hoken/kekka/k̲detail/1342243.htm省 調http://www.asahi.com/national/update/1213/TKY201312130458.html

也 1990.11.29

http://www.asahi.com/articles/TKY201312040307.htmlhttp://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=89188︶︶http://lasik-qa.seesaa.net/article/33889470.htmlhttp://.jpn.com/kiso

http://www.clgakkai.jp/general/consensus02.htmlhttp://matome.naver.jp/odai/2136395374321989001http://tukiyozake.com/2006/02/post̲14.html

http://www.me-yokunaru.net/tabemono.html

眼について考えてみよう

Referensi

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