山梨学院大学 国際交流センター Vol.15 2019.12
本学の受賞者は以下の通りです。
第16回やまなし留学生スピーチコンテスト 本学留学生快挙! 上位独占・3年連続1位
第1位 楊昕さん(中国・経・3年)
第2位 CHIKWALA FRIDAYさん
(ザンビア・iCLA・4年)
第3位 EGI SETIADIさん
(インドネシア・法・短期)
審査員特別賞
張依悦さん(中国・経・1年)
印傳屋賞
蒋镕蔚さん(中国・経・短期)
アドヴォネクスト賞
何佳琪さん(中国・院・2年)
こうふ開府500年記念賞 CHAN SUM YI
(香港・iCLA・2年)
2019年12月14日(土)、山梨県立図書館で開催された、第16回やまなし留学生スピーチコンテスト(主催:大学 コンソーシアムやまなし・やまなし留学生スピーチコンテスト実行委員会)において、楊昕さん(経営学部3年)が第1位を 獲得しました。今回は、「私が未来に残したい思い」をテーマに、山梨県内の大学に在籍する33名の留学生が日本語によ る5分間のスピーチを披露しました。
楊昕さんの受賞コメントは以下の通りです。
今回のスピーチは、これまでの3年間を振り返り、私が季節ごとに感じた山梨ならではの幸せを話しました。例えば、冬の 温泉、春の桜、夏の花火、秋の紅葉などです。これは好きな映画「リトル・フォレスト」と日本のドラマの影響を受けています。
その影響で、日本らしく、些細なところから感情を表現することが好きになったので、スピーチも日本らしく、繊細な感情を用い て表現しました。原稿も細かなところから作り始めました。今回のテーマは「未来に残したい思い」です。私は、山梨で生活し た何気ない日々の出来事を未来に残したいと思いました。この思いは、10年後、20年後、何年経っても色褪せない、変わ らない思いです。
原稿の修正や推敲、時間調整、発音練習、舞台での立ち振る舞いに至るまで、国際交流センターの一瀬先生にお忙し いところ、時間を作ってご指導していただき、ありがとうございました。一瀬先生のおかげで、一度もスピーチコンテストを経験し たことがない私は自信が持てるようになり、また、とても心強く感じました。 感謝の気持ちでいっぱいです。また、たくさんの先 生から励ましのお言葉もいただき、ありがとうございました。
当日、周りの皆さんのスピーチを聞いてみると、同じテーマなのに、同じ内容のスピーチは一つとしてありませんでした。自分 の物語を語る皆さんは本当に魅力的だと思います。また、様々な表現方法で自分の感情を聞く人に伝え、私も共鳴できる ところがいくつもありました。初めて参加した私にとっても、とてもいい経験になりました。1位を取れるとは思っていなかったので、
正直言って驚きました。準備は十分しましたが、いざ本番になると、マイクが切れていて音が出ずに心配しました。しかし、その おかげで皆さんが集中して聞いてくれたと思うので、本当にありがたかったです。私が最近好きになった言葉は「嵐が過ぎ去る のを待つのではなく、雨の中でも踊ることが人生なのだ。」です。山梨でののんびりとした生活が大好きですが、怠けることなく 生きていきたいです。
山梨学院大学 国際交流センター 発行:2019年12月
語学研修 ~ in
Republic of the Philippines体
験 談
臼田夏美(法学部政治行政学科2年)
こんにちは、私は今フィリピンのセブ島に留学しています。どうしてフィリピン?と 思う人もいるかと思いますが、フィリピンには、たくさんのフィリピン語があり、その ため、英語が共通語として日常的に使われているのです。授業は、他の国だと、
午前中だけという学校が多いみたいですが、セブでは、一日中あります。私が 今いる学校では、マンツーマンの授業とグループ授業があり、一日中英語漬け の毎日です。この学校には、日本人の他に、台湾、ベトナム、スペイン、フラン ス、サウジアラビア、中国、クエートなど、色々な国から年齢も背景も全く違う 人たちが留学しています。英語を勉強する理由も人それぞれで、話すのがとて も楽しいです。また、休日はショッピングモールに行ったり、ビーチや他の島に行っ たりと毎週どこかに出かけています。セブの海はとても綺麗で、何度行っても飽 きません。海が好きな人にはお薦めの場所です。
最後に、私は最初の頃、間違えることが嫌でなかなか授業中も話すことがで きず、他の国の人と話すこともあまりありませんでしたが、いろいろな先生と出会 い、間違えることは恥ずかしいことではないと思えるようになり、今では、ベトナム 人や台湾人の友達もできました。英語が話せなくても、伝えようとする気持ち があれば、相手もなんとか理解しようとしてくれます。留学は大変ですが、その 分、得られるものも多いです。皆さんも是非留学してみてください。
★~国際交流センター~★
Open:月~金 9:00-18:00 Tel:055-224-1330
Email: [email protected]
「南の女王都市」とも呼 ばれるセブは、エメラルド 色の海とヤシの木、多様 な植物や魚が豊富な自 然の宝庫であり、フィリピ ンでは治安が一番よいと 言われています。1年中 温暖な気候で世界的に もリゾート地として有名で あり、毎年世界中から多 くの人々が訪れる場所で す。
山崎翔太(法学部政治行政学科2年)
留学に来て数か月。楽しさと言えば、現地の人とのコミュ ニケーションです。日本にいた時、英語で話すという経験を してこなかったので、初めて現地の人に自分の言いたいこと が通じた時は、とても嬉しく、また、楽しかったのを覚えてい ます。
英語はただのコミュニケーションのツールでしかないですが、
話せるようになれば、世界中に友達ができるのは事実であ り、英語を母国語としない人とも英語で仲良くなれます。
英語を話せるようになりたかったら、羞恥心を捨て、とにかく 話すことが大事だと思います。
今年も残すところ、あと僅かとなりました。
振り返れば様々なことがありましたが、無事に 一年を過ごせましたのも、ひとえに皆様のご支 援のおかげです。誠にありがとうございました。
この場を借りて感謝を申し上げます。
来年も引き続きご指導ご協力を頂けましたら 幸いです。
それでは皆様、よいお年をお迎えください。
国際交流センタースタッフ一同
東京から直行便で 4時間30分