2019 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
2203111 生活スタジオ入門
SEIKATSU studio introduction
相原・龍田・西原・
丹羽・平岩・森山・
山田
専門 2 選択 2年 後期
科目の概要
「生活スタジオ入門」では3年生で開講する「生活スタジオ」実施に向けての準備をおこなう。前半はプレ・スタジオとして グループで小さなプロジェクトに取り組み、そこで得た経験から、後半では3年次にスタジオで展開するプロジェクトの企 画を作り上げていく。実際的な課題解決へ向けて、「キャリア形成」をはじめとした家政学専攻の学修で身に付けた知 識・技術・能力を活用するためにはどうしたらよいのかを考えていく。
学修内容 到達目標
① 課題を抽出し、それを解決するための活動内容を提 案する。
② チームで計画的に作業を進めることを経験する。
③ PDCA サイクルを活用する。
① 課題を抽出し、それを解決するための活動内容を提案で きる。
② チームで計画的に作業を進め、課題を達成できる。
③ PDCA サイクルを活用して、課題が達成できる。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 目標達成に向け、時間や労力を惜しまず継続して取り組むことができる。
働きかけ力 目標達成に向け、よりよい協力関係を築くことができるようチームのメンバーに声 掛けができる。
考え抜 く力
課題発見力 課題の問題点を客観的に分析し、その解決方法を提案することができる。
計画力 課題を円滑に進めるためのスケジュール管理、予算管理ができる。
創造力 与えられた課題をよりよい解決に導くために複数のアイデアから最善の方策を導き 出すことができる。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 課題の進捗状況を整理し、聞き手に解りやすい工夫を加えながら発表することができる。
傾聴力 プロジェクトに関わる様々な立場の人と円滑なコミュニケーションをとることができる。
柔軟性 プロジェクトに関わる様々な立場の異なる意見や価値観を理解し、受け入れることができ る。
情況把握力 プロジェクトの完遂に向け、自分のやるべきことを理解し、行動することができる。
規律性 プロジェクトを円滑に進めるためのルールをメンバー同士で確認し、それを遵守す ることができる。
ストレスコントロール力 プロジェクトの完遂のための困難を自己成長の機会と捉え、前向きに受けとめることができ る。
テキスト及び参考文献
テキストは用いない。必要に応じてプリント資料を配布する。
参考書:授業内で適宜紹介していく。
他科目との関連、資格との関連
キャリア形成Ⅰ〜Ⅲ 生活スタジオⅠ,Ⅱ 卒業研究
学修上の助言 受講生とのルール
プロジェクトを完遂させるためには、チーム内での連携、教 員スタッフからの支援を必要となる。積極的に周囲とのコミ ュニケーションをはかり、全体の協力体制を築いていくよう 心がけてほしい。
グループでの作業が基本となるので無断欠席は厳に慎むこ と。また、スタジオ学習は、自ら主体的に課題を発見し取り 組んでいく科目であり、授業時間内のみでなくそれ以外の 多くの時間でも、課題達成に向けての作業が必要になるこ とを理解しておいてほしい。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験 ①
②
小テスト ①
②
レポート 30
① ✓ 毎週提出が義務付けられている1週間の自分およびチームの活動を記録した シートの提出状況及び、内容を評価する。
② ✓
③ ✓
④ 成果発表
(口頭・実技) 30
① ✓ プレ・スタジオの報告内容と生活スタジオのプロジェクトの企画プレゼンテーシ ョンの内容を評価する。
ただし、評価はプロジェクトチーム内で一律ではなく、発表に対する各人の貢 献度によって異なる。
② ✓
③ ✓
④
作品 30
① ✔ 実施されたプロジェクト(プレ・スタジオ)の内容を評価する。
ただし、評価はプロジェクトチーム内で一律ではなく、活動に対する各人の貢 献度によって異なる。
② ✔
③ ✔
④
社会人基礎力
(学修態度) 10
① 【主体性】プロジェクトの完遂に向け、時間や労力を惜しまず継続して 取り組める。
【働きかけ力】プロジェクトの完遂に向け、よりよい協力関係を築くこ とができるようチームのメンバーに声掛けできる。
【実行力】プロジェクトの完遂のために、困難を乗り越えられる。
【課題発見力】プロジェクトの問題点を客観的に分析し、その解決方法 を提案できる。
【計画力】プロジェクトを円滑に進めるためのスケジュール管理、予算 管理ができる。
【創造力】プロジェクトをよりよい解決に導くために複数のアイデアか ら最善の方策を導き出せる。
【発信力】プロジェクトの進捗状況を整理し、聞き手に解りやすい工夫 を加えながら発表できる。
【傾聴力】プロジェクトに関わる様々な立場の人と円滑なコミュニケー ションをとれる。
【柔軟性】プロジェクトに関わる様々な立場の異なる意見や価値観を理 解し、受け入れられる。
【情況把握力】プロジェクトの完遂に向け、自分のやるべきことを理解 し、行動できる。
【規律性】プロジェクトを円滑に進めるためのルールをメンバー同士で 確認し、それを遵守できる。
【ストレスコントロール力】プロジェクトの完遂のための困難を自己成長の機会と 捉え、前向きに受けとめられる。
②
③
④
総合評価
割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準 自分の役割を認識し、プロジェクトの完遂、課題の完成に向
けて積極的に取り組んでいる。
毎週の活動報告が詳細に記録され、期日を守って提出され ている。
※上記項目について、プロジェクトの担当教員のみならず、
家政学専攻全教員から評価を与えられた場合に S(秀)評 価とする。
協力的な態度でプロジェクトや課題に取り組んでい る。
毎週の活動報告がきちんと記録され、提出されてい る。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
オリエンテーション:生活ス
タジオの活動について 講義・演習 スタジオ学習とは何かが 理解できる。
(予習)シラバスを読 ん で 科 目 の 概 要 を 把握しておく
(復習)自分が取り組 んでみたいプロジェ クトを考えてみる。
30
150 主体性 実行力 課題発 見力 傾聴力
2週 /
プレ・スタジオ体験①
プ レ ・ ス タ ジ オ の 条 件 を 確 認 し、課題の抽出、課題解決に 向けてのアイデアを相互に 出し合う。
実習
グループワーク
プレ・スタジオの条件を理 解し、複数のアイデアを 提案できる。
(予習)自分が取り組 んでみたいプロジェ クトを整地しておく。
(復習)みんなで出し 合ったアイデアを整 理する。
60
120 全 て の 能力要 素
3週 /
プレ・スタジオ体験②
グループを編成し、グループ 内で具体的なプロジェクトの企 画を考える。
実習
グループワーク
企画案を具体化するため にグループで話し合いが できる。
( 予 習 ) 複 数 の ア イ デアを比較検討し、
実現可 能な 企画案 を複数考えておく。
(復習)企画案をまと める。
60
120 全 て の 能力要 素
4週 /
プレ・スタジオ体験③
企画案のプレゼンテーションを 行う
質疑・応答により企画の問題 点、改善点を見つけ出す。
実習
グループワーク
自分たちの立案した企画 案がプレゼンテーション できる。
他のグループのプレゼン テーションに意見や質問 ができる。
(予習)プレゼンテー ションの準備をおこ なう。
(復習)質疑・応答に より企画の問題点、
改善点から、プロジ ェクトの修正案を検 討する。
60
120全 て の 能力要 素
5週 /
プレ・スタジオ体験④
プロジェクト案の修正をおこな い、実施案を確定する。
プロジェクトの実施準備をおこ なう。
実習
グループワーク
プロジェクトの問題点を整 理し、修正案が作成でき る。
グループのメンバーと協 力し、準備を進めることが できる。
(予習)プロジェクト の修正案を完成させ る。
(復習)プロジェクト の準備をおこなう。
60
120 全 て の 能力要 素
6週 /
プレ・スタジオ体験⑤
プロジェクトの準備をおこなう。
実習
グループワーク
グループのメンバーと協 力し、準備を進めることが できる。
(予習)(復習)授業 時間内に終了しなか ったプロジェクトの準 備をおこなう。
180 全 て の 能力要 素
7週 /
プレ・スタジオ体験⑥
プロジェクトの準備をおこなう。
実習
グループワーク
グループのメンバーと協 力し、準備を進めることが できる。
(予習)(復習)授業 時間内に終了しなか ったプロジェクトの準 備をおこなう。
180 全 て の 能力要 素
8週 /
プレ・スタジオ体験⑦ プロジェクトを実施する。
実習
グループワーク
グループのメンバーと協 力し、プロジェクトを実施 することができる。
(予習)授業時間内 に終了しなかったプ ロ ジ ェ ク ト の 準 備 を おこなう。
(復習)プロジェクト の反省点と改善点を 整理する。
90
90
全 て の 能力要 素
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
プレ・スタジオ体験⑧(まとめ)
プレ・スタジオで実施したプロ ジェクトの振り返りをおこなう。
実習
グループワーク
プレ・スタジ オ体験です すめたプロジェクトの反省 点 と 改 善 点 が 提 案 で き る。
(予習)プレ・スタジ オ 体 験 で す す め た プ ロ ジ ェ ク ト の 反 省 点と改善点をまとめ ておく。
(復習)スタジオの先 行事例を確認する。
90
90 主体性 実行力 課題発 見力 傾聴力
10 週 /
スタジオ案の検討①
3年次におこなうスタジオの条 件を確認し、課題の抽出、課 題解決に向けてのアイデア を相互に出し合う。
実習
グループワーク
ス タ ジ オ の 条 件 を 理 解 し、複数のアイデアを提 案できる。
(予習)スタジオの先 行 事 例 な ど 参 考 に 自分が取り組んでみ たいプロジェクトをま とめてくる。
(復習)出し合ったア イデアを整理する。
90
90
全 て の 能力要 素
11週 /
スタジオ案の検討②
スタジオで進めてみたいテ ーマを考え、企画書を作成す る。相互のアイデアを評価し あう。
実習
グループワーク
相互のアイデアから、プロ ジェクトの方向性をグル ープで協力してまとめら れる。
( 予 習 ) 複 数 の ア イ デアを比較検討し、
実現可 能な 企画案 を複数考えておく。
(復習)みんなで出し 合ったアイデアを整 理する。
90
90
全 て の 能力要 素
12 週 /
スタジオ案の検討③
複数のスタジオ案をテーマ や目的によってグルーピン グし、グループでプロジェク トの再検討、企画案のブラッ シュアップをおこなう。
実習
グループワーク
企画案を具体化するため にグループで話し合いが できる。
(予習)プロジェクト の 修 正 案 を 検 討 す る。
(復習)みんなで出し 合ったアイデアを整 理する。
90
90
全 て の 能力要 素
13 週 /
スタジオ案の検討④
スタジオで進めるプロジェ クトの先行事例を調査し、企 画案の妥当性を検討する。
実習
グループワーク
企画案を実現可能なもの にまとめるためにグルー プで協力しあえる。
(予習)プロジェク トの先行事例を調 査する。
(復習)スタジオで 進めるプロジェク トの協力団体を外 部に探し、企画の実 現可能性を確認す る。
90
90
全 て の 能力要 素
14 週 /
スタジオ案の検討⑤
企画したプロジェクトのプ レゼンテーションのための 発表原稿、スライドをグルー プで協力して作成する。
実習
グループワーク
プレゼンテーションの ための発表原稿、スライ ドをグループで協力し て作成できる。
(予習)(予習)プロ ジェクトの修正案を 完成させる。
(復習)授業時間内 に終了しなかったプ レゼンテーションの 準備をおこなう。
90
90
全 て の 能力要 素
15 週 /
スタジオ案の検討⑥
最終報告会で、次年度に進め るプロジェクトについてプ レゼンテーションをおこな う。
生活スタジオ入門のまとめ 実習
グループワーク
次年度に進めるプロジ ェクトについてプレゼ ンテーションできる
(予習)プレゼンテー ションの準備を完了 させる。
(復習)3年次のスタ ジオを円滑に進める た め の 事 前 の 準 備 をおこなう。
90
90
全 て の 能力要 素
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力