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2022 年度 独創的研究助成費 実績報告書

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別記様式第4号

2022 年度 独創的研究助成費 実績報告書

2023年 3月 31日 報 告 者 学科名 ビジュアルデザイン

学科 職 名 准教授 氏 名 風早 由佳 研 究 課 題 米国の大学初年次アカデミック・ライティング教授法の調査とその応用研究

研 究 組 織

氏 名 所 属 ・ 職 専 門 分 野 役 割 分 担

代 表 風早由佳 ビジュアルデザイン 学科・准教授

英語教育、英米 文学

調査、分析

研究実績 の概要

大学生や大学院生にとって、論理的な文章を書く力は、日々のレポートや試験、

研究の集大成である卒業・修了研究において必ず必要となるだけでなく、社会人に なってからも求められるスキルである。この「書く力」を養う目的で、初年次教育に ライティングに関する科目を導入する大学も多い。文部科学省の「大学における教 育内容等の改革状況について」(2017)では、661 大学(88.6%)が日本語表現力を高める ためのプログラムを導入していることが示されていた一方で、ライティング教育を初年次 教育において独立した科目として導入している大学は、23.9%(西口 2018)と未だ低い水 準である。

18歳人口減少に伴い大学進学希望者を入学定員総数が上回る「大学全入」時代到来 が、2023年、もしくは2024年とも言われているが、今後「書く力」の涵養は大学教 育においてさらに重要度を増すと考えられる。諸外国の事例に学び、その教授法を 日本独自のスタイルに取り込んだ教授法の開発は急務と言える。特に、大学の大衆 化と、それに伴う学生の質的低下問題を早期に経験し、対応してきた歴史を持つア メリカのアカデミック・ライティング教授法モデルは、日本の大学・大学院におけ る教育実践においても示唆を与えるものである。

本研究では、米国のアカデミック・ライティング教授法を調査し、ビジュアルデザ イン学科必修科目「アカデミック・ライティング」等において実践を試みた。

研究成果

1.米国の事例調査と教材作成(4月~8月)

アカデミック・ライティングが必修科目として定着している米国の事例を中心に、次の 内容について調査した:シラバス、授業資料を収集し、課題テーマの設定、文字数、協働 作業の導入方法、ステップアップ方法

2.ライティングにおける内容と形式の関連調査(8月~9月)

ライティングの基本型について先行研究及び論文にあたり、内容と形式の繋がりにおける 傾向を調査する。特に、Introduction(導入)Body(内容部分)Conclusion(結論)とい う大きな構成の中でも、Main Idea(主張)、Explanation(説明)、Evidence/Example(証 拠/例)、Comment/Opinion(自分の意見)の配置、それぞれの構成、分量について調査し た。

次ページに続く

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研究実績 の概要

3.授業実践(9月~2月)

対象科目:学部「アカデミック・ライティング」、大学院「論文作法I」の指導前後に ライティング課題を課し、文構造の特徴、文章表現の変化を分析した。各授業用に作成し たワークシート及び、ピアレビューシートを導入してデータを得た。

また、ライティング評価表(ルーブリック)の教員用/学生用を作成し、課題提出ごと に評価を行った。ピアレビューシートの活用(複数の書き直しを行った学生)は、最終課 題論文の評価が高い傾向にあった一方で、プレゼンテーションの評価とライティングの評 価には特徴的な相関は見られなかった。

次年度以降、今年度試行したルーブリックを修正し、さらに精度を高めて導入する。

成果資料目録

・本研究でのライティングにおけるピアレビューのデータを活用して令和5年度科研費・

基盤研究(C)に応募し、採択。

Referensi

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