2021年5月24日作成
WebClass 説明会用テキスト
教員の方向け
(1)授業支援システム「WebClass」について _________________________________ 3
1-1 WebClassのご紹介 _______________________________________________________________ 3 1-2 WebClassを活用いただける場面 ___________________________________________________ 3 1-3 コースと主なユーザの種類と役割 ___________________________________________________ 8
(2)操作方法 _____________________________________________________________ 11
2-1 ログインの手順 __________________________________________________________________ 11 2-2 教材一覧画面について ____________________________________________________________ 13 2-3 資料の作成方法 __________________________________________________________________ 15 2-4 小テストの作成方法 _______________________________________________________________ 17 2-5 成績データの確認方法 _____________________________________________________________ 19
(3)参考情報 ______________________________________________________________
21 3-1 取り込み可能なファイルの種類 ____________________________________________________ 21 3-2 作成可能なテスト/アンケートの形式 ________________________________________________ 21(1)授業支援システム「WebClass」について
1-1 WebClass のご紹介
インターネットを利用して、資料の提示、テストの実行、レポートの提出や成績データの集計が
行えるe-Learningシステムです。
PCやタブレット、スマートフォンからご利用いただくことが可能です。
川崎医療福祉大学、川崎医科大学、川崎医療短期大学で共同利用するシステムですので、複数大学 で授業を担当する先生は、それぞれの大学の授業を WebClass 上で扱うことができるようになる 予定ですが、現時点では、川崎医科大学と川崎医療短期大学の授業については、学生に開放してい ないため使用できません。各大学の運用開始のアナウンスをお待ちください。2021年 6 月時点 では、川崎医療福祉大学の授業でのみご使用ください。
主な機能は以下の通りです
・資料の配布や提示
・テスト/アンケートの実施
・成績の確認(レポートの採点も可能)
・電子掲示板(質問場所の提供)
・チャット
・メッセージ機能
・出席確認
1-2 WebClass を活用いただける場面
≫
1-2-1 資料の配布
教 員 が パ ソ コ ン 上 で 作 成 し た 資 料
(WordやExcel、PowerPointなど)
を WebClass 上にアップロードするこ
とができます。
枚数の多い資料を印刷する必要がなく
≫
1-2-2 検定試験の模擬問題の作成と実施
検定試験対策の模擬問題を WebClass上で作成して学生に提供できます。
右図は学生が小テストを実行している時 の画面です。
音声や画像のファイルを問題文の一部と してアップロードすることもできます。
制限時間を指定して、実際の試験に近い 条件で回答させることができます。
≫
1-2-3 教材の実施状況を管理
各教材の「実施回数」と「合計利用時間」
を表示します。
成績評価の材料にすることもできます し、進捗の悪い学生を確認して、個別にメ ッセージを送信する事ができます。
表示する一覧は、ユーザIDや集計期間で 絞り込みをすることも可能です。
≫
1-2-4 テストの成績データ(点数)を管理
各教材の得点を一覧表示でき、成績判定の 対象となる教材だけを選択して合計点を自 動計算する事ができます。
紙ベースで実施したテストの得点だけを取 り込んで、成績一覧に反映する事ができま す。
csv形式で出力もできるので、独自のデー タ加工の材料にしていただけます。
成績が振るわない学生を確認して、個別に メッセージを送信する事ができます。
問題ごとの正解率を確認する画面では、設 問の難易度や学生の理解度、不正解の傾向 を確認できます。
【注意】
ここでいう成績とはあくまで WebClass 上で作成した教材に対する成績です。単位 の認定の基準となる成績は従来通り、「ポー タルサイト」→「定期試験」→「成績入力」
に入力をしてください。
≫
1-2-5 レポートの回収・採点・添削
レポートの提出、未提出の状態が確認で き、未提出者へは提出の催促も可能で す。また、提出期限の設定や再提出の指 示なども可能です。
≫
1-2-6 会議室(掲示板)を利用したゼミ運営
WebClassの会議室(掲示板)を利用
して、学生同士や教員・学生間で意見交 換が可能です。
≫
1-2-7 PC が使えない教室での小テストの実施
PCが設置されていない教室であっても、スマートフォンやタブレット端末から専用デザインの画面 で回答をする事ができます。
場所を選ばないので、移動中などの短い空き時間 に利用できる教材を提供することもできます。
以下の機能にも対応しています。
会議室教材への投稿
資料教材の閲覧
成績確認
お知らせの表示やメッセージの送受信 など
≫
1-2-8 学生や教員の様々な情報の管理と公開
学生ひとりひとりの情報を記録 し、先生と学生の間で共有できま す。
ファイルをアップロードして報 告書を提出させたり、連絡や感想 を記入してやりとりを記録した りでき、個別指導に役立つツール です。
それぞれの項目に書き込みや閲 覧の権限を設定できるので、学生 には見せたくない情報も記録で きます。
≫
1-2-10 アクティブ・ラーニングでの利用(タイムラインの利用)
タイムラインでは、教員が授業中 に簡易アンケート(クリッカー)、チ ャット、レポート課題、簡易資料を 作成可能です。
少ない操作で教材の作成が可能 です。授業の状況に応じて素早く利 用して学生との対話を進めること が出来ます。
≫
1-2-11 評価活動により気付きの誘発を支援する(e ポートフォリオコンテナ)
現在開発中です。2022年度より使用開始予定です。1-3 コースと主なユーザの種類と役割
≫
1-3-1 主なユーザの種類と役割
▽ システム管理者(admin)
ユーザの登録やコースの作成を行います。
▽ コース管理者(author…先生)
教材の作成や成績の閲覧を行います。
科目の主担当教員および担当教員(オムニバス担当含む)が自動で権限付与されています。
▽ ユーザ(user…学生)
教材の受講を行います。
学生に自動的に割り振られています。コース毎に権限を変えることが可能ですが、原則学 生はこの「User」のみにしてください。
▽ オブザーバ(observer…成績管理者)
成績の管理を行います。
助手、補助員等に自動で権限付与されています。
※TA と SA というユーザー種類が画面上存在しますが、現時点で運用する予定はありま せん。使用しないようにしてください。
▽
ユーザ、コース の作成
コ ー ス へ の メ
ンバー登録 教材作成 成績閲覧 教材の実施
シ ス テ ム 管 理
者(admin) ○ ○ × × ×
コース管理者
(author) × △ ○ ○ ○
ユーザ
(user) × × × ○
※自分の成績のみ ○ オブザーバ
(observer) × × × ◯ ◯
「コース」は授業科目に相当します。WebClassではコースごとに教材・レポート・成績や学習の 履歴が蓄積されます。
≫
1-3-2 WebClass を利用する際の流れ
1. 授業については、教務システムとデータ連携しますので、自動で科目の担当教員が「コース 管理者(Author)」、履修者が「一般ユーザ(学生)」に登録されています。
授業科目名、主担当教員の情報は、時間割編集完了後に自動で反映します。履修者は履修登 録期間終了後に反映されます。
2. コース管理者(先生)は、割り当てられた「コース」内で資料教材やテストの作成を行います。
コース管理者(先生)は、ログイン後、
コースに入って(担当しているコース一 覧から対象のコースを選択することで す)資料教材やテストの作成を行いま す。
コース内で教材や テストの作成 コース管理者(先生)
教材・テスト コース
3. 一般ユーザ(学生)は、所属している「コース」内で資料教材やテストの受講を行います。
モバイル端末からの受講も可能です。
コース内で教材や テストの受講 一般ユーザ(学生)
教材・テスト コース
4. コース管理者(先生)は、「コース」内で成績データの確認を行います。
コース管理者(先生)は、コース内で成 績データの確認や、回答内容の分析を行 います。
【注意】
こ こ で い う 成 績 と は あ く ま で
WebClass 上で作成した教材に対する
成績です。単位の認定の基準となる成績 は従来通り、「ポータルサイト」→「定期 試験」→「成績入力」に入力をしてくだ さい。
コ ー ス 内 で 成績の確認 コース管理者(先生)
成績 コース
(2)操作方法
2-1 ログインの手順
≫
2-1-1 WebClass の開始方法
ポータルサイト→「授業支援」→「WebClass」をクリックし、起動します。
WebClass 上のメールを送信機能で
添付ファイルを添付している場合に メール文中に URL が記載されます が、そのURLからアクセスした場合 は、右図の画面が表示されます。ユー ザIDとパスワードはポータルサイト と同じものを入力し、ログインして ください。
ユーザーID については、頭の英数 字を小文字で入力してください。
WebClass へのログインに成功する
と、このIDのユーザが所属している コース一覧が表示されます。
※コースは授業科目に相当します。
≫
2-1-2 コース内への移動
教材を実施するためにコース内へ移動 を行うには、
「 WebClass説明会用コース1 」もし くは「 WebClass説明会用コース2 」 をクリックします。
コース内へ移動を行うと、「教材一覧画 面」が表示されます。
2-2 教材一覧画面について
画面上側に機能メニュー、画面下側に教材の一覧が表示されます。
≫
2−2−1 主な教材の種類
①資料
資料の閲覧や配布が可能です。
②テスト/アンケート/レポート課題
「選択式」、「記述式」、「レポートの提出」などの形式でテスト/アンケートを作成可能です。ま た、匿名のアンケートも作成できます。
③掲示板
≫
2−2−2 ラベルについて
ラベルでは作成した教材をまとめて配置可能です。以下の画面では 第一回 がラベルです。
(ラベルを使用しない場合は教材がそのまま教材一覧画面へ配置されます)
≫
2−2−3 教材の並び替えについて
作成した教材は一番下に追加されていきますが、ドラッグ&ドロップで順番を並び替え可能です。
2-3 資料の作成方法
資料教材を作成してみましょう。
教材一覧画面右上にある「教材を作成す る」をクリックします。
「教材の種類から作成」から「資料」を クリックします。
「オプション設定画面」に切り替わりま す。
「資料オプション設定」画面では、「タイ トル」を必ず入力します。
「タイトル」には、お好きな資料名を入 力してください。
※同コース内には同じ名前を持つ教材 を作成出来ないので、他の方と重複しな い資料名の入力をお願いします。
「資料のタイトル」を入力したら、「資料作成:ペ ージ編集」ボタンをクリックします。
「この教材は今すぐ公開されます。よろしいで すか?」と尋ねられますが、「OK」をクリック します。
「テキスト」欄に直に内容を入力することもで きますが、今回は事前に用意したファイルを指 定して取り込む方法で資料を作成しましょう。
「参照」ボタンを押して、WebClassへ取り込 むファイルを選択します。
「sample.pdf」を選択して「保存」ボタンをク リックします。
取り込んだファイルのプレビューが表示されま す。
「コースに戻る」ボタンをクリックして資料教 材の作成を終了します。
※ 一 度 に 取 り 込 め る ファ イ ル の サ イ ズ は 、 64MBまでです。
(Word、Excel、PowerPoint フ ァ イ ル は 20MBまでとなっています)
2-4 小テストの作成方法
小テストを作成してみましょう。
教材一覧画面右上にある「教材を作成す る」をクリックします。
「教材の種類から作成」から「テスト」
をクリックします。
「オプション設定画面」に切り替わりま す。
「テスト/アンケート オプション設定」
画面では、「タイトル」を必ず入力しま す。
「タイトル」には、お好きな小テスト名 を入力してください。
※同コース内には同じ名前を持つ教材
続いて「種別」から「自習用(成績公開)」
を選びます。
「自習用」は学生がテストを受け終わっ た後で採点結果と解答が確認可能です。
「試験」は学生がテストの点数、正答、
解説が確認出来ない設定です。「一問一 答」は学生が一問回答するたびに採点結 果画面が表示される設定です。
この画面内で「実行回数の制限」「時間制 限」「日時制限」などのオプションを設定 することが可能です。
「テスト作成:問題編集」ボタンをクリッ クして、設問の編集画面へ移動します。
「この教材は今すぐ公開されます。よろ しいですか?」と尋ねられますが、「OK」
をクリックします。
「配点」「問題文」「選択肢」「解説」へ以 下のような内容で入力を行って「保存」
ボタンを押します。
「配点」 10
「問題文」 世界で最も広い国土を持つ 国は?
「選択肢1」 アメリカ
「選択肢2」 ロシア <- 選択肢の左 側へチェックを入れて正答であること を設定します。
「選択肢3」 中国
「選択肢4」 カナダ
画面下部に、入力を行った「問題文」「選 択肢」「解答」が表示されます。これでテ スト/アンケートの作成が 1 問完了で す。
「コースに戻る」ボタンをクリックして 資料教材の作成を終了します。
2-5 成績データの確認方法
2-5-1 教材の実施回数/時間を確認する
画面上側メニュー「成績」の「進捗状況一 覧」をクリックします。
進捗状況一覧では、ユーザの一覧とコン テンツの実施回数/合計利用時間が表示 されます。
【注意】
ここでいう成績とはあくまで WebClass 上で作成した教材に対する成績です。単 位の認定の基準となる成績は従来通り、
「ポータルサイト」→「定期試験」→「成 績入力」に入力をしてください。
・氏名またはユーザIDボタンを押すこと で表のソートができます。
・[実施回数]をクリックすると、コンテン
ツを学習した回数が表示されます。
・[合計利用時間]をクリックすると、コン
テンツを利用した合計利用時間が表示さ れます。
実 行 回 数 が 表 示 されています。
氏 名 や ユ ー ザ ID でソート可 能です。
2-5-2 テストの点数を確認する
画面上側メニュー「成績」の「成績一覧」を クリックします。
成績一覧では、ユーザの得点一覧を表示し ます。
・複数回の回答がある場合には各個人の得 点の平均、最大、最小、合計値を切り替えて 表示できます。
・氏名またはユーザIDボタンを押すことで 表のソートができます。
・各試験名の下にあるチェックボックスに よって、どの試験を合計得点に含めるかを
指定できます。 ユーザの一覧
得点の平均、最大、最小、
合計点が表示できます。
(3)参考情報
3-1 取り込み可能なファイルの種類
※画像ファイルは BMP、JPEG、GIF、PNG 形式のファイルを取り込み可能です。
※動画は WebClass の容量に限りがありますので、Microsoft Stream にアップロードし、
Webclass上はURLを貼り付けるのみに留めてください。
3-2 作成可能なテスト/アンケートの形式
「単数選択式」
→
選択肢から正しい答えを一つ選択します
自動採点 〇部分点 -
「複数選択式」
→
選択肢から正しい答えを複数選択します
自動採点 〇部分点 -
「単語/数値入力」
→回答を記入します 自動採点 〇
部分点 〇
「記述式」
→文章で回答を記入します(採点は後でコース管理者が行います)
部分点 〇
「レベル選択式」
→数字を選択して回答を行います 自動採点 =
部分点 -
「ドロップダウン選択式」
→ドロップダウンリストから選択して回答を行います 自動採点 〇
部分点 〇
「レポート提出」
→ファイルを提出して回答を行います(採点は後でコース管理者が行います)
自動採点 = 部分点 〇
「マッチング形式」
→A
群、B 群からそれぞれマッチするものを回答します
自動採点 〇 部分点 〇
「順序付け」
自動採点 〇 部分点 〇
「表形式」
→表の中から選択をして回答を行います 自動採点 〇
部分点