• Tidak ada hasil yang ditemukan

Kokyo yuso kikan no raifu saikuru CO2 haishutsu tokusei no kensho

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

Membagikan "Kokyo yuso kikan no raifu saikuru CO2 haishutsu tokusei no kensho"

Copied!
23
0
0

Teks penuh

(1)Title Sub Title Author. Publisher Publication year Jtitle. Abstract. Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 公共輸送機関のライフサイクルCO2排出特性の検証 工藤, 祐揮(Kudo, Yuki) 石谷, 久(Ishitani, Hisashi) 松橋, 隆治(Matsuhashi, Ryuji) 慶應義塾大学産業研究所 2000 KEO discussion paper. G : 『アジア地域における経済および環境の相互依存と環境保全に関する学際的研究』 (KEO discussion paper. G : "Inter-disciplinary studies for sustainable development in Asian countries"). No.G-116 概要運輸は経済社会活動の基盤であり、「豊かな暮らし」を実現するためには欠かせない存在で ある。しかしその一方で運輸においては、その移動体である自動車などの交通手段によりエネル ギーが多量に消費され、その結果として地球温暖化の原因となるCO2や大気汚染の原因となるNO xなどの環境排出物が排出される。近年、大都市を中心とした窒素酸化物等による大気汚染問題が 依然として厳しい状況にある中、特に人間の諸活動に伴うCO2等の温室効果ガス排出量の増加に 起因した地球環境問題が世界的にクローズアップされている。運輸部門におけるCO2排出量は年 々増加しており、今後も需要の伸び等によりさらに増えるものと予想されている。運輸部門にお けるCO2排出量削減策としては様々な対策があるが、その1つであるモーダルシフトについては以 前からのその必要性が叫ばれてきたにもかかわらず、幅広い実施には至っていない。モーダルシ フトを実施する際に重要なのは、自動車からの代替手段の特性や輸送能力である。本研究では旅 客部門におけるモーダルシフト実施による「環境に優しい交通体系」の構築を念頭に置き、自家 用乗用車からの代替手段として5つの公共輸送機関について走行、インフラ建設、車両製造に伴う ライフサイクルCO2排出量を算出し、各公共輸送機関のCO2排出特性の検証を行った。その結果、 輸送量あたりのCO2排出量は自家用乗用車と比較して大都市高速鉄道、地下鉄は約10%、路面電 車は34%、トロリーバスは22%、乗合バスは54%となる。用地取得や騒音の問題、建設コストを考 慮すると、この結果から路面電車、トロリーバスは「環境に優しい交通体系購築のための有力な オプションとなりうると言えよう。 表紙上部に"日本学術振興会未来開拓学術研究推進事業複合領域「アジア地域の環境保全」"の表 示あり Technical Report http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AA12113622-000001160001.

(2) 公 共 輸 送機 関 の ライ フサ イ ク ルCO2排 出特 性 の検 証. No .G-116. 工. 藤. 石. 谷. 松. 橋. 祐. 揮 久. 隆. 治 学 振 未 来WG. 2-43.

(3) 公 共 輸 送 機 関 の ラ イ フサ イ ク ルCO2排 工藤 祐揮. 石谷 久. 出特 性の検 証. 松橋 隆治. 2000年8月. キー ワー ド. 面讖. 脇. 恐. 騰. 嫐'交. 通体系・ライフサイクルco・ 排出量・大都市高速鉄道・地 下鉄・路 概 要. 運 輸は経 済社 会活動 の基 盤で あ り、 厂 豊 か な暮 ら し」 を実現 する ため には欠 かせ ない存 在で ある。 しか. しそ の 一 方 で 運 輸 にお い て は 、 そ の 移 動 体 で あ る 自 動 車 な ど の 交 通 手 段 に よ りエ ネ ル ギ ー が 多 量 に 消 費 さ. 慧1、重ρ結 果 と して地球 温暖 化の原 因 となるCO・ や大 気汚 染の原 因 となるN・ ・な どの環境排 出物 が排 出 近年、大都 市 を中心 と した窒素酸 化物等 に よる大気汚 染問題 が依然 として厳 しい状 況 にあ る中、特 に 人 間の 諸活動 に伴 うCO2等 の温 室効 果 ガス排 出量 の増加 に起 因 した地 球 環境 問題 が世 界的 に クロー ズア ッ. ζ瓢. 隔. 覲 禦. 汐けるCO・ 排出景は年々増加 してお り・今後 も需要の伸び等によ りさらに増. 運 輸 部 門 に お け るCO2排 出 量 削 減 策 と して は様 々 な 対 策 が あ る が 、 そ の1つ で あ る モ ー ダル シ フ トに つ い て は 以 前 か らの そ の 必 要 性 が 叫 ば れ て きた に もか か わ ら ず シ 、幅広 い実施 には至 って い ない。 モー ダル フ トを 実 施 す る 際 に重 要 な の は 、 自動 車 か ら の 代 替 手 段 の 特 性 や 輸 送 能 力 で あ る 。. さ 本 研究 で は旅 客部 門に おけ るモ ー ダル シフ ト実施 に よる 「環境 に優 しい交通 体系 」 の構 築 を念 頭 に置 、 自家用乗 用 車か らの代 替手段 と して5つ の公共 輸送機 関 につい て走行 、 イン フラ建設 、車 両製造 に伴. っ ラ イ フサ イ ク ルCO2排 出 量 を算 出 し、 各 公 共 輸 送 機 関 のCO2排 出 特 性 の 検 証 を行 っ た 。 そ の 結 果 、 輸 送 量 あ た りのCO 2排 出 量 は 自 家 用 乗 用 車 と比 較 して 大 都 市 高 速 鉄 道 ト 、 地 下 鉄 は 約10%、 路 面 電 車 は34%、 ロ リ ー バ ス は22%、 乗 合 バ ス は54%と な る 。 用 地 取 得 や騒 音 の 問 題 、建 設 コ ス トを 考 慮 す る と 、 この 結. 飜. 鮃. 騨. ・ トロ リーバ スは 厂 環 境 に優 しい交通 体系購. 築 の ための 有力 なオ プ シ ・ンとな りうる と.

(4) 公 共 輸 送 機 関 の ラ イ フサ イ クルCO2排. 出 特 性 の検 証. 工 藤 祐 揮*、 石 谷 久*、 松 橋 隆 治 †. 1. は じめ に. 運瀚 は 経 済 社 会 活 動 の 基 盤 で あ り、 「豊 か な 暮 ら し」 を実 現 す る た め に は 欠 か せ な い存 在 で あ る 。 しか しそ の … 方 で 運 輸 に お い て は 、 そ の 移 動 体 で あ る 自動 車 な どの 交 通 手段 に よ りエ ネ ル ギ ー が 多量 に 消 費 され 、そ の 結 果 と して 地 球 温 暖 化 の 原 因 とな るCOzや 大 気 汚 染 の 原 因 と な るNO ,.な ど の環 境 排 出 物 が 排 出 さ れ る 。 近 年 、大 都 市 を 中心 と した 窒 素 酸 化 物 等 に よる 大 気 汚 染 問 題 が依 然 と して 厳 しい 状 況 にあ る 中 、特 に人 間 の 諸 活 動 に伴 うCO2等 の 温 室 効 果 ガ ス排 出 量 の 増 加 に起 因 した 地 球 環 境 問 題 が 世 界 的 に ク ロ ー ズ ア ッ プ さ れ て い る 。 運 輸 部 門 に お け るCO2排. 出 量 は 年 々増 加 して お り、 今 後 も需 要 の 伸 び 等 に よ りさ らに 増 え る も. の と予 想 され て い る。 COP3で の 温 室 効 果 ガ ス 削 減 の 国 際 公 約 を実 現 す る た め に も、1997年 度 に お い て わ が 国 の部 門 別CO2排 出 量 の20.9%を 占 め る 、 運 輸 部 門 に お け るCO2排 出 量 の 削 減 策 が 必 要 不 可 欠 で あ り、 特 に 図1に 示 す よ う に 運 輸 部 門 全 体 のCO2排. 出 量 の55.1%を. 占 め る 、 自家 用 乗 用 車 の 対 策 が 急 務 とな る。 そ の た め に は 、 今 後. 見 込 まれ る 交 通 需 要 や 利 用 者 の ニ ー ズ に適 切 に応 え なが ら、 極 力 エ ネル ギ ー 消 費 を抑 え 、CO2やNO,.な に よ る環 境 負 荷 を抑 制 し、 「環 境 に 優 しい 交 通 体 系 」 を形 成 して い か な け れ ば な ら な い 。. ど. 内 黜: 運,欝1黠 1ハ'x8% タク/一 且8〔%. 営 業;川 貨物 中= 17.1%. ド1家. 川 乗 ・川ll〔. ( 含 むL'、“ン丿斥望) SS.1. 白冢川貨 置2.2%. 図1: 運 輸 部 門 の 輸 送 機i関別CO2排. 出量. (1997年 度). 運 輸 部 門 に お け るCO2削 減 の た め の 対 策 と し て は 、 大 別 して供 給 側 か ら の 対 策 、行 政 側 か らの 対 策 、 需 要 側 か ら の対 策 の3つ に 分 類 で きる 。 供 給 側 か ら の 対 策 と して は 、 自動 車 各 メ ー カ ー が 以 前 か ら進 め て い る 低 燃 費 車 ・低 公 害 車 の 開 発 ・普 及 が 挙 げ られ る 。 しか し、近 年 の 消 費 者 の 自動 車 に 対 す る 嗜 好 は ラ イ フ ス タ イ ル の 向 上 や い わ ゆ る 「RVブ ー ム」 に よ り大 型 車 や 装 備 が 充 実 した 車 へ と向 い て お り、 こ う した 嗜 好 の 変 化 は エ ン ジ ン の 大 排 気 量 化 、車 両 の 重 量 増 加 につ なが る た め に 、 エ ン ジ ン の エ ネ ル ギ ー効 率 向 上 に よ る燃 費 の 上 昇 を相 殺 す る 傾 向 に あ る 。 ま た 石 油 代 替 燃 料 車 の 普 及 に つ い て も、 そ の 利 便 性 や イ ン フ ラ 整 備 の 問 題 か らハ イ ブ リ ッ ド車 以 外 は な か な か 進 ん で い な い の が 現 状 で あ る 。 こ の よ うな 背 景 か ら 、 「自動 車 の 大 型 化 」 か ら 「小 型 車 へ の 回 帰 」 を図 る た め 、 また 低 燃 費 車 ・低 公 害 申:を普 及 させ る た め に 、 自動 車 関 係 諸 税 の 税 額 を燃 費 の 良 い 車 ほ ど安 く、 悪 い 車 ほ ど高 くす る こ とに よ り、 ユ ーザ ー が 低 燃 費 唯 を購 入 す る イ ンセ ンテ ィブ を 与 え る た め に. *東 京/;学 ノ(学院 工学 系研究 科 † 東 京ノ く学 大学 院 新領域 創 成科学 研 究科. 1. 、行政側 か ら.

(5) は 厂自動 車 関 係 税 性 の グ リー ン化 」 と い う取 り組 み を、 実 現 に(i,Jけて 進 め て い る1。 自動 車 は 、 平 均 車 速 が 低 下 す る 、す なわ ち渋 滞 が 生 じて い る よ う な状 況 で は エ ネ ル ギ ー 効 率 が 悪 化 し、 ま た 環境 排 出 物 量 も増 加 す る 国。 渋 滞 を もた らす 主 な原 因 は 、 ピー ク時 に お け る 交 通 需 要 の 増 加 で あ り、 また 路 上 駐 車 車 両 の 存 在 で あ る 。 交 通 の 円 滑 化 を図 る た め に 、 従 来 は 道 路 整 備 に よ る 容 量 の 拡 大 が 行 わ れ て き た が 、 こ う した 供 給 側 か ら の 対 策 だ け で な く、 需 要 の 側 か ら交 通 を 制 御 ・誘 導 す る 施 策 も必 要 と な る 。 こ の 施 策 は 交 通 需 要 マ ネ ジ メ ン ト(Trallsportatioll Delllalld Ala .iiagement, TDM)と. 呼 ば れ 、.そ の 具 体 的 な. 施 策 と して ピ ー ク ロ ー ドプ ラ イ シ ン グ2や モ ー ダ ル シ フ トな どが 挙 げ ら れ る 。 近 年 、 世 界 的 にIT関 の 普 及 が 望 まれ て い る が 、 運 輸 部 門 に 関係 す るIT関. 連 技 術 の1つ. にITS. 連技 術. 3が あ る。 ITS技. 術 の導 入 に よる 情 報 の イ ン タラ クテ ィブ 化 に伴 い 、 ピ ー ク ロ ー ドプ ラ イ シ ン グや 料 金 白動 収 受 シ ス テ ム な どの 様 々 なTDM 施 策 が 、 道 路 交 通 の 円滑 化 を実 現 す る もの と して 、 広 く実 施 され る こ とが 期 待 きれ て い る。 一 方 、 モ ー ダル シ フ トに つ い て は 以 前 か らの そ の 導 入 の 必 要 性 が 叫 ば れ て い る に もか か わ らず 、幅 広 く実 施 され て い ない の が現状 で ある。 モ ー ダル シ フ トを実 施 す る際 に重 要 な の は、 自動 車 か ら の代 替 手段 の 特 性 や 輸 送 能 力 で あ る 。 本 研 究 で は モ ー ダ ル シ フ ト実 施 に よ る 「環 境 に 優 しい 交 通 体 系 」 の実 現 を 念 頭 に置 き、 公 共 輸 送 機 関 の ラ イ フサ イ ク ル CO2排. 2. 出 量 を算 出 し、 各 公 共 輸 送 機 関 のCO2排. 出特性 の検証 を行 った。. 産 業 連 関 表 に よ る 製 品 の 構 成 素 材 分 析 ラ イフサ イ クル アセ スメ ン トの分析 手法 には様 々な もの があ るが、 こ こで は文献[2jの 手法 を用 いた。以. 下 に そ の 分 析 手 法 を示 す 。. 2.1. 分析 の概要. あ る 製 品 が 製 造 さ れ る と き、様 々 な物 が投 入 さ れ る 。 こ こ で は そ の 投 入 物 を 大 き く物 理 的 投 入 と非 物 理 的 投 入 に分 け る こ とに よ り評 価 を行 う。 こ こ で物 理 的 投 入 と は 各 種 素 材 や 各 種 部 品 の 投 入 を示 し、 非 物 理 的 投 入 と は サ ー ビス や エ ネ ル ギ ー の 投 入 を示 す 。 エ ネ ル ギ ー投 入 に 関 して は 、 あ る製 品 を製 造 す る と き に投 入 され る物 理 的 投 入 、 す な わ ち素 材 を直 接 投 入 と し、 そ の 素 材 製 造 時 に 消 費 され るエ ネル ギ ー を直 接 消 費 エ ネ ル ギ ー と して算 定 で きる 。 一 方 、加 工 組 立 時 に 各 プ ロ セ ス に 投 入 さ れ る非 物 理 的 投 入 で あ る 間 接 投 入 に 関 して は 、 製 品 を 素 材 構 成 別 に分 解 し て 得 られ る 素 材 重 量 構 成 か ら直 接 算 定 す る こ とは で きず 、 ま た加 工 組 立 を行 うプ ロ セ ス へ の 投 入 デ ー タ を別 途 入 手 す る こ と は非 常 に困 難 で あ る こ とが 多 い 。 そ こで こ の分 析 で は 産 業 連 関 表 を用 い る こ と に よ り、 製 品 を 構 成 す る 素 材 が そ れ ぞ れ 加 工 さ れ て ゆ く過 程 に お い て 、 どれ だ け の エ ネ ル ギ ー を消 費 し た の か 、 い わ ゆ る直 接 間 接 に消 費 した エ ネ ル ギ ー を推 算 す る こ と に よ り、 各加 工 組 立 プ ロ セ ス に お い て 投 入 され た 間 接 投 入 分 に よ る エ ネ ル ギ ー 消 費 の 算 定 を行 う。 こ こ で 、 任 意 の 製 品 や 財 が そ の 素 材 構 成 で 差 別 化 で き る こ と に着 目 し、経 済 シ ス テ ム に お け る 素材 や エ ネ ル ギ ー の 流 れ を 、 産 業 連 関 表 と物 理 法 則 に 基 づ く仮 定 を用 い て モ デ ル 化 す る こ とに よ り、任 意 の 製 品 の 素 材 構 成 とそ の 直 接 間 接 エ ネル ギ ー の 関 係 を 導 出 す る。 経 済 シ ス テ ム に お け るす べ て の 生 産 プ ロ セ ス は 、産 業 連 関 表 に お け る 部 門 に 分 類 され る。 こ の 分 析 手 法 で は ・ 経 済 シ ス テ ム を 産 業 連 関 表 に お け る 部 門 同 士 の 関 係(部 門 モ デ ル)と 、 各 生 産 プ ロ セ ス と 各 部 門 との 関 係(プ. ロ セ スモ デ ル)に 分 類 す る 、,. 1運 輸 省 、 環 境 庁 は 本 文 記 載 の よ う な1税 制 中 立 方式1を 提 案 し て い る の にk,Jし 、 日 イミ自動 車Il業 会 は 最 新 の 低 公 害 車 や 低 燃 費13. を減 税 す る だ け の1.イ ン セ ン テ1ブ 方 式 」 を 行 うべ きで あ る と求 め て い る . 2P・ ・k・・adP・i・i119・ 道 路鯛 に 対 す る 課 翁 制 度,混 雑 時 に1; 果金 あ る い は,蜘 ・金 とす る こ と hの ・ 嘩 化 を図 る 31pt・11ig・・t'1'r・11・1)・ ・tSy・1・m庫 と道B各 や 他 の 交 通f黼 蜘 能 イヒす る こ と に よ ・ ・、 安 ∼≧でf'1滑 、 環 境 に 優 し い 嫡 環 境 を 甥 芭. しよ っとす る新 しい技 術 分野. ウ 餌.

(6) 部 門 モ デ ル 各 部 門 が そ の 部 門 に 属 す る プ ロセ スの 生 産 す る 無 数 の 財(製 均 財)を. 品)を. 平均 化 した仮 想 的 な 財(平. 生 産 す る と仮 定 し、 産 業 連 関 表 の 部 門 間 の 取 り引 き に 物 質保 存 お よ びエ ネ ル ギ ・ 一保 存 則 を適. 用 した もの 。 こ れ よ り平均 的 な 構 成 素 材 とそ の 直接 間接 エ ネ ル ギ ー が 求 め られ る。 プ ロ セ ス モ デ ル 各 部 門 が 多 数 の 異 な る 財 を 生 産 す る と仮 定 し、生 産 す る 財 の 素 材 構 成 に応 じて 素 材 ご との 流 れ を物 理 法 則 に 基 づ い た 仮 定 を適 用 した もの 。 部 門 モ デ ル が プ ロ セ ス モ デ ル の取 り うる1つ. の状態. で あ る こ と か ら、 部 門 モ デ ル の 情 報 を用 い て プ ロ セ スモ デ ル を 構 築 で き る 。 こ の モ デ ル を解 析 す る こ と で 、 財 の 属 す る 部 門 お よ び財 の 構 成 素 材 量 と財 の 直接 間 接 エ ネ ル ギ ー の 関 係 を 関 数 化 す る 。 この 関 数(エ ネ ル ギ ー 評 価 関 数)を 用 い る こ と に よ り、 任 意 の 財 の エ ネ ル ギ ー を 直 ち に推 定 す る こ と が で きる ほ か 、 任 意 の 直接 間接 エ ネ ル ギ ー か ら対 応 す る 財 を分 析 す る こ と もで きる 。. 2.2. 6部 門 経 済 の 例. こ こで は6部 門 経 済 の 例 を用 い て 、 分 析 手 法 を解 説 す る 。 こ の 経 済 の 産 出 投 入 係 数 行 列 を 表1に 、 また そ の レ オ ンチ ェ フ逆 行 列 を 表2に 示 す ・ これ らの 表 に お け る 産 出投 入 係 数 をそ れ ぞ れa ny[¥一 投 入]、 ti,y[¥ 一投 入]と 表 す こ と に す る 。 こ の経 済 で は2種 類 の 素 材 α、β しか 存 在 せ ず 、 す べ て の 財 が こ れ らの2つ の 素 材 の 組 み 合 わ せ で で きて い る もの とす る 。 ま た 、 各 部 門 にお い て 素 材 の 廃 棄 お よ び リサ イ ク ル は な い も の とす る 。 こ れ ら2つ の 素 材 を生 産 す る 部 門 を そ れ ぞ れ 部 門 α、 部 門 β と呼 び 、 単 一財 が 生 産 さ れ る こ と とす る 。 そ の 他 の 部 門 は 中 間財 生 産 部 門 、 最 終 財 生 産 部 門 、サ ー ビ ス生 産 部 門 、エ ネ ル ギ ー 生 産 部 門 で あ り、 これ ら を順 に部 門 た、!、 s、 ん と書 くこ と とす る。 中 間 財 生 産 部 門 た と は 例 え ば ボ ル ト、 ナ ッ ト、 バ ル ブ等 の よ う な 部 品 お よ び 半 製 品 を 製 造 す る 部 門 で あ る の に 対 し、 最 終 財 生 産 部 門 ノ と は 乗 用 車 、 冷 蔵 庫 、 洗 濯 機 等 の よ うな 家 計 に よ っ て 最 終 的 に 消 費 さ れ る 財 を生 産 す る 部 門 で あ る 。 ま た 、 エ ネ ル ギ ー生 産 部 門jaは 単 一・ 製 品 を生 産 し て い る もの とす る、,. 一針. 表1:6部. 門経 済 の投 入 係 数 行 列A={any}. エ ネルギー. 翫. 蘿 ヨ灘 縢郵懲 讐 難ll慧. 輙 難Ll剿 蟹躙 黜1議 表2:6部. 2.29. 0.20 0.03 0.05. 1.87一 1.391.1G. 一1.G2. 1.58. 1.83 1.33 1.81 8 0 2. 1.15)一 一一2.G91.73_一 一一 一1.8(i一 一一 一2.032.ROs 2.07 0.9G. 1.09…2.U9. 」,呂1一 一.L-0.70. ,i. 8 一 Qげ ⋮ 住. 5 4 1 8 . (. 2.1R. ↑ 2 。1. 1.81. L. 1.21. 96 蒭. 1.77. 一 8 一 6 心 0。. エ ネルギー. 0.17. エ ネルギ ー. 素 材2. 2.G5. 8 9 α. サ ー ビス. 0.19. 門 経 済 の レ オ ン チ ェ フ 逆 行 列(∬ 一A)一1={bxy}. 素 材1. 素材丁 一 素材2 中間財 最終財. 0.27. 0.67. 1.7a.

(7) 2.2.1. 部 門 モ デ ル の 例 と構 成 素 材 分 析 行 列 の例. 最 終 的 な 日 標 は 中 間 財%f=.産部 門 ん お よ び最 終 財 生 産 部 門!が 複 数 の 財 を生 産 す る モ デ ル を 構 築 す る こ と で あ る が 、 そ の 前 に こ れ ら の 部 門 も平 均 財 を 生 産 す る と仮 定 した 上 で 、 経 済 シ ス テ ム に物 理 保 存 則 を適 用 した 部 門 モ デ ル を示 す。 部 門 モ デ ル に よ り、 部 門 ん と部 門!の. 平均 財 の 素 材 構 成 量 を導 出 す る こ とが 可 能. であ る。 い ま、. mCf[¥一素 材/¥一. る 。 例 え ばCfaは. 部 門!が. 義 に よ り 醸 α=丐. β=1、. い こ と か らc、a=ε. 財]が 部 門 ノ で 生 産 さ れ た 財1”. 位 あ た り を 構 成 す る 素 材711の. 生 産 す る 平 均 財 を 構 成 す る(部 転 β=如. 、 β=0、. α=0で. 砺 α=軌. 門 α が 生 産 す る)素. 量 を示す こ ととす. 材 α の 量 を表 す 。 従 っ て 定. あ る 。 また 、 素 材 構 成 の あ る サ ー ビ ス や エ ネ ル ギ ー は 存 在 し な. β=0で. あ る 。 以 上 か ら各 部 門 の 平均 財 の 構 成 素 材 ベ ク トル を次 の よ. う に定 義 す る 。. ∂・一[糾. ∂∫一「: 躯. 一[8]で ・一[8]で ・一[司 でβ一?]. 部 門 たや!へ 部 門 α、β、 んか らの 投 入 が あ る場 合 、 こ れ ら の投 入 は 生 産 す る 財 ん、 プ を 物 理 的 に構 成 す る 要 素 とな る。 こ の よ う な投 入 を 「物 理 的投 入」 と呼 ぶ こ と に す る。 これ に 対 し、 部 門!、S、 んか らの 投 入 は生 産 す る財 の 物 理 的 構 成 要 素 とは な ら な い か ら、 こ れ ら を 「非 物 理 的 投 入 」 と呼 ぶ こ とに す る。 この よ う な投 入 の違 い を 考 慮 す る こ とで 、 部 門 た、!に お け る物 質 収 支 を次 の よ う に記 述 す る こ とが で き る 。 音β門 ん. ∼ ヲゐ=∂ ααακ+∂ βαβた→・∼ : ブたα々た. 部 門!∂. ∫=∂ 。α。∫+∂ β・β∫+∂ 鞠. こ れ ら の式 を解 く こ と に よ り・ 未 知 の 素 材 構 成 ベ ク トル を求 め る こ とが 出 い る。 計 算 結 果 は 以 下 の よ う に なる。. ∼ ヲ ん一[8:340268 ],cf一 [ 8:251156 ] 以 上 の 結 果 は 次 の よ うに 考 え る こ と もで き る。 元 の 投 入 係 数 行 列Aに お い て 、物 理 的 投 入 だ け の 波 及 を 考 え 、物 理 的 な 投 入 量 以 外 の 成 分 を0と お くよ うな 加 工 を施 す こ と に よ り、構 成 素 材 分 析 行 列0を 作 成 し、 改 め て 投 入逆 行 列 を計 算 す る と い う方 法 で あ る 。 す な わ ち、 サ ー ビ ス部 門 、 エ ネ ル ギ ー 部 門へ の 投 入 お よ び こ れ らの 部 門 か ら の 投 入 を す べ て0と て0に. し、 ま た最 終 財 か らの 物 理 的 投 入 は な い こ とか らそ の 行 の 値 を す べ す る。 さ ら に、 素 材 に 関 して も物 理 的 な 中 間 需 要 は必 要 な い こ と か ら、 素 材 へ の 投 入 をす べ て0と. す る。 構 成 素 材 分 析 行 列0お. よ び そ の レオ ンチ ェ フ逆 行 列 を 、 そ れ ぞ れ 表3、4に. 示 す 。 こ れ を用 い て 求 め た 素. 材構 成 ベ ク トル は. ∂・一[1:3402G8'Cf一[1:25115G] で あ り、 上 記 の 結 果 と一 致 す る 。 この よ う に物 理 的 投 入 の 波 及 だ け の 行 列 を考 え 、 そ の レオ ン チ ェ フ逆 行 列 を求 め る こ とに よ り、一 意 に 中 間 財 、最 終 財 の 構 成 素 材 量 を算 定 す る こ とが で き る 。. 一一 一. ≡_・. ■ 一_一. 一一. 『. 一一一. 一一一一 幽. 0一. 一. 『. 0 一一一一 一. 0 「一 一 一. 一..一. 〇.冖. 一τ.. 0 一一. 0.18 一皿一σ .冖…一. 一. 〇.03 ヒー闇』. 0. U 一齟一. 一一.「.一一.一. 最 終 財. 一. 0. 一一.一. 0. 〇一. 0. 一一 ,一 一. 0一 〇. 0. ㎜. U 三. 0.26. 〇』r齟. 一一. 一. 一『. 一一. 一.己..』. (1. 『. 0.33. 0. 一. 一 一一一.一. サ ー ビス 工 不ルギ ー. 一}≡. 一-. 二. 皿 一.」. 『 『. o. 〇1. 中 贋亅財' 一 簾 終 財. 中間財. 世L. of. .一.冖. 一一. ㎜. 素 材1 素 材2. }一-齟. 素 材2. オ ゴ 8. .一 一. L. 0 0 0. 一一一一. ﹁馴 劃. 題劃. 表3: 構成 素材分析 行列0 一. #f一,'材1 一. 1.

(8) 表4: 構 成 素 材 分 析 行 列 の レ オ ン チ ェ フ 逆 行 列(1一 一〇)司. 素 材1 素商 材2財.一 .』 中. 躙雛鬮細望1. 最 終財 一 一 サ ー ビス エ ネルギー. 2.2.2. 直 接 間 接 の エ ネ ル ギ ー収 支. 上 述 の モ デ ル で は 、 各 部 門 に お け る エ ネ ル ギ ー 収 支 は 明 示 的 で は な い 。 一 般 的 な 産 業 連 関 法 の理 論 で は 、 各 部 門 の 生 産 す る財1.単 位 あ た りの 直接 間 接 エ ネ ル ギ ー は レオ ン チ ェ フ逆 行 列 か ら求 め ら れ る が 、Bulla.rd とHerendeeiiは. この 直 接 間接 エ ネ ル ギ ー が 各 部 門 で保 存 され る こ と を示 して い る 。 こ の こ と を 上 述 の 例 を. 用 い て 以 下 に示 す 。 各 部 門 の 平均 財 の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー は 、 表2の. 第 ん行 に示 され る 。. 例 え ば 、 部 門 ん に お い て 、 単 位 産 出 量 あ た りの投 入 の 持 つ 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー の 総 和 は 、 投 入係 数 行 列 の 第 ん列 とそ の レオ ン チ ェ フ逆 行 列 の 第h行 の 内 積 か ら次 の よ う に 求 め られ る 、, α αた apk αたた. [わ ・・. わ・β6・. ゆ. ・∫. わ・、b副. ・. aft. =0. .81. ask αんた. 得 られ た結 果 の0.81は 部 門 たの 単位 産 出 量 あ た りの 直接 間接 エ ネ ル ギ ー と 同 じで あ る。 こ の よ う に して 直接 間 接 エ ネ ル ギ ー の保 存 が 確 か め ら れ る が 、 以 上 の こ と か ら次 の こ とが 帰 納 され る 。 す な わ ち 、 い か な る 財 や サ ー ビス の 直接 間 接 エ ネ ル ギ ー も、 そ の 生 産 プ ロ セ ス に 「直 接 」 投 入 され る財 や サ ー ビス の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー を用 い て 求 め る こ と が で きる 。. 2.2.3. プロセ スモ デルの例. プ ロ セ ス モ デ ル で は 、 中 間財 生 産 部 門 と最 終 財 生 産 部 門 の 一 単 … 財 生 産 の 仮 定 が 緩 和 され 、 多 財 生 産 が 仮 定 され る。 プ ロ セ ス モ デ ル で 多財 を扱 う場 合 、 構 成 素 材 の異 な る製 品 を もっ て 異 な る 財 とす る 。 各部 門 にお い て 、 物 理 的 投 入 と産 出 さ れ る財 の 素材 構 成 は 各 素 材 に つ い て バ ラ ン ス して い る こ と か ら、 あ る 部 門 に お い て(素. 材 構 成 の)異. な る財 が 産 出 さ れ る 場 合 、 物 理 的 投 入 財 の 素 材 構 成 もそ れ に 応 じ て 変 化 す る 。. プ ロ セ スモ デ ル で は 、 生 産財 の 構 成 素 材 量 と投 入 財 の 構 成 素 材 量 の 比 が 各 素 材 に つ い て … 定 で あ る と仮 定 す る 。 部 門 モ デ ル で は 、 部 門 ん の 平 均 財 を 構 成 す る 素 材 α の 構 成 素 材 量 は 砺 α=0 り 、 こ の 生 産 に 必 要 な 部 門 α か ら 素 材 α の(物. 理 的)投. ロ セ ス モ デ ル で は こ れ ら の 比 で あ る0 .33/0.34=0.97が. 入 量 はZ々 αα欲=0. .34[¥一material]で. .33[¥一material]で. あ. あった。 プ. 、 部 門 た に お け る い か な る財 の 生 産 に 対 して も 変. 化 せ ず 一 定 とす る 。 い ま 、 部 門 ん が 素 材 構 成 量 が α 素 材 に つ い て 娠 α=10、. β 素 材 に つ い て 娠 β=15[¥一material]で. よ う な 財 を生 産 して い る とす る。 この 財 の 生 産 の た め に 部 門 α、 β、たか らの(物 式 で 表 わ せ る,,. 一. らi一への(物 一. 入一[鶤]捌 5. 理 的)投. あ る. 入 は次の ような.

(9) 部門βから部門ゐへの(物 歪 里 的)投 入一隊1⊥ 部一. 部一(物. 「14%5]. 理白 勺)投 入一隊. ⊥. 圜. これ らの 値 か ら 、 この モ デ ル が 各 素 材 の 物 質量 保 存 則 に整 合 的 で あ る こ と を容 易 に 確 か め る こ とが で きる 、, プ ロ セ ス モ デ ル で は 、 部 門!、s、 laか らの(非 物 理 的)投 入 は 、 生 産 され る 財 の 物 理 量(例 :構 成 素 材 の 重 量 和 、体 積 和)に 依 存 して い る。 こ れ は 例 え ば 、 財 の 生 産 に必 要 な輸 送 サ ー ビス の : 量 は 、 生 産 す る財 の 重 量 和 も し くは 体 積 和 に比 例 して 増 大 す る と考 え られ る こ とが 根 拠 に な っ て い る。 い ま・ 素 材 の 価 格 が そ れ ぞ れPα 、Pβ[¥一kg]で あ る とす る。 非 物 理 的 投 入 が 生 産 財 の 構 成 素 材 の 重 量 和 に 比 例 す る と し た場 合 、 部 門fか ら部 門 ゐへ の 非 物 理 的 投 入 は 次 の よ うに 表 わ せ る 、,. 部門!から部門一(非 物理白 勺)投 入一霧. 黐. 距. 同様 に. 部門・から緲. への(非物理的)投入一講 ;漆 艶. 部門hから鰍. への(非物理白 勺)投 入蓄. 裳 霧. も求 め ら れ る。. 次 に 、 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー の バ ラ ン ス を記 述 す る 。 特 に 、 部 門 た、!で 生 産 さ れ る 財 の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー が 構 成 素 材 量 の 線 形 式 で 記 述 で き る と仮 定 し 、 εηm[¥一ellergy/¥一ma.teria.ijを 構 成 す る 素 材m1単. 位 あ た り の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー と す る 。 た だ し、`ηmは. る 任 意 の 財 の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー をqti[¥一energy]と. 部 門nが. 生 産 す る財 を. … 定 とす る 。 部 門 たの 生 産 す. す る と、 部 門 たに お け る 直接 間 接 エ ネ ル ギ ー の バ ラ ン. ス は次 の よ う に 記 述 され る 。 qk=`た. αβたα+・ たβ2κβ. 一(bh・acaaakCka・ ・ 昂 ・ β甑 +(. 籍. +(6好離 従 う て 、. β)+(vh・黙. ・ ・+・・ β甑. 嘉. ・+磯. ㌦ β). ・ β). ・ ∫ ・)+(わ 傭蓁纒. 緋)+(わ ・ ・ 默lll娯. 丶. [:引. 難]. 一. 訓+鬮+[:1: 釧 h'卿A・/ノ ∼`'... 一F. 呶1羅!1⊥ 7A・α/ノ丿Cl+Cパ. ヲ/ノプヲ. 」. 歴{童ム ノ∼!lL 一. な∩礁%: ;/〆+. _1塑'乢. ー」i',・ 1'、 ∫W+C'パ. ヲ/ノ ア. 々!`'_.. 剤/P”+C'パ. ワ ノァ 娃 〃1. ._ 7A∫ソ ノ・(1+C'、.._3/1プi. ・ ・ ・. (.

(10) さ ら に こ こ で 、1'”=200、. ノプヲ・=100[¥/k9]と. す る と、. [ll:(1.3一[α9760紹 Hα97㌦84]+[OO:ll数. :1;]. +0.70.1370.274 ]+・ ・67「0.0280.0456+1・73[1: 諺] これ を 解 く と、. ・ ・一[段1]一B: 瀏 が 求 ま る。 こ れ よ り、 中 間 財 につ い て 次 の よ う なエ ネ ル ギ ー 評 価 関 数 を求 め る こ とが で き る。 qた=!ん(之. 部 門!に. た)=`ん. αzた α 十6た. βzた β=1.069zた. α 十1.640zた. 関 し て も、 同 様 に直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー の バ ラ ン ス式 か らofを. [劉. 一. β. 求 め る こ と が で きる 。. 鬩 「 鉾 十. ]+[ll葦 剃+[: 麟1. _.々 璽 蚣 ∠2α 万・α/Pα+乙77 δ娃 匁 壷 β 万、α/Pα+万 ∫β万ア. _.ρ 峻q塋鍵. +万 ・ α 麺. 一.. _奄 地 α妹/p〔x_ ぺ/Pα+乙 ∫β/Pβ. 弼+. bんん唖 生_ 万鳶α/Pα+cfp/Pβ. 万たα/Pα+お ∫β/pa. [:声Hα726α68]+[α641α84]+[1:. ; 翻. +0.7[8:1剽+α67膿]+1・73[0.1420.284 こ れ よ り、 最 終 財 に つ い て 次 の よ う なエ ネ ル ギ ー 評 価 関 数 を求 め る こ とが で き る 。 of一!ノ(zf)一ffck,zfa+・. 2.3. ∫β・∫β 一1.37zfa+2.27・. ∫β. 産業連 関 モデル. N M K pF ∬ 5. こ こ で は 、6部 門 経 済 モ デ ル を実 際 の 産 業 連 関 表 に拡 張 した モ デ ル につ い て 説 明 す る 。 以 下 、 産 業 連 関 表 に お け る 各部 門 を 次 の よ う な 集 合 に 分 類 す る。 た だ し、 今 回 は屑 部 門 は 考 慮:して い な い 。 産 業連関 表の全 部門 素 材 生 産 部 門 の 集 合(物 理 的投 入) 中 間 財 生 産 部 門 の 集 合(物 理 的 投 入) 屑 部 門 の 集 合(物 理 的 投 入) 最 終 財 生 産 部 門 の 集 合(非 物 理 的 投 入) エ ネ ル ギ ー財'生産 部 門 の 集 合(非 物 理 的 投 入) そ の 他 の 部 門 の 集 合(非 物 理 的 投 入) た だ し 、A厂=111UliURUFUHU5 ま た 、 《∫、Ii、. η 、 F、. 、 H、5'に. 関 し て 交 わ り は な い も の と す る 、、. 吻'.

(11) 2.3.1. 部 門 モ デ ル と構 成 素 材 分 析 行 列. 部 門 モ デ ルの 目的 は 、Ii、 Fの 平均 財 の 構 成 素 材 量 を 求 め る こ とで あ る 、 、従 っ て こ れ ら の 部 門 集 合 に 対 す る物 理 的 投 入 に 関 して 物 質 保 存 則 を記 述 す るU,す な わ ち 、 ず η一. Σc/n・. ブー. ∈li U F, nr∈!1!. (1). ゴ∈ハ1∪κ. た だ し、. ずη =. 平 均 財 の 構 成 素 材 量(部. αガ. 投 入 産 出係 数(部. ;. 門 ぎの 平 均 財1円. 門 乞の 平 均 財1円. あ た り を構 成 す る 素 材nt.の 金 額). あ た りに対 して ブ部 門 か ら投 入 され る 金 額). 万謬 の定 義 よ り、 次 の 記 述 は 明 らか で あ る 。. ε ・m一{1wheni=ryサ?E!11,nzO otherwise (2)を 用 い て(1)を 解 くこ と に よ り、 部 門i∈KUFに. ∈111. 関 して. (2). mCqを 求 め る こ とが で き るC,. ま た これ を 解 くこ とは ・6部 門 経 済 の 例 で 示 した とお り、 投 入 係 数 行 列 に お い て物 理 的 な投 入 だ け を 考 え る こ と と等 価 な の で 、 次 の よ う に 産 業 連 関 表 の 物 理 的 な投 入 要 素 以 外 を す べ て0に 書 き換 え た 、 構 成 素 材 分 析 行 列 の レ オ ン チ ェ フ逆 行 列 を と る こ と に よ り、 素 材 構 成 を 求 め る こ とが 可 能 に な る。 具 体 的 に は 、 以 下 に 示 す よ う な 加工 を産 業 連 関 表 に 施 す こ と に よ り、構 成 素 材 分 析 行 列 を作 成 す る。 た だ し、行 列 につ い て はi行 ブ列 と し、 上 に示 した屑 以 外 の 部 門 よ り構 成 され る とす る 。 また 行 列Aに お け る' 行 か ら ブ列 へ の 投 入 はQ,zjと す る 。 構 成 素 材 分 析 行 列 をM={m歪. ゴ}と して 、. 2∈!1.1 ∈11.1. ∩ ゴ∈K,F ∩ ブ∈M,E,8. 鵡 ゴ=・ij mz7=o. i∈K i∈K 2∈F.,H,S. ∩ ∩. 払 广 α乞 ゴ m歪ゴ=0 m琶广o. ブ∈K,F ゴ∈!11,H,S. と書 き換 え る 。 こ の よ うな 加 工 を施 した 構 成 素 材 分 析 行 列(表5)の. i. レ オ ンチ ェ フ逆 行 列 を取 る こ とに よ っ. て 、 各 部 門 の 平 均 財 を構 成 す る 物 質 と して の 素 材111 、 中 間 財Kの. 量 を算定 で きる。. 表5: 構 成 素 材 分 析 行 列 一」皿.■ 「 一一 一. 一.一. M一. 冒L. M. K 一. H. 2.3.2. 0 盂≡ 一一. 0. 勉Lq一... 「%o 〇 〇. .一 勉. 一-一. 一.. o 0. 一L.`.一一. 0. 一}一. ,「-皿n. O. 一『... 一F」S上H.. αη. 〇. F. S. K. 一一一一. .『. ・ 『.一. 〇 〇. 〇二 〇 〇. 一. 〇 〇 一. 一.一-.一. -一. 0 一_色 ⊥o. o. 〇. プロセ スモデ ル. 中 間財 生産部 門 と最終 財生 産部 門が任 意 の財 を生産 す る場 合 、そ れぞ れの 部門 にお ける物 質収 支式 は次 の よ うに な る. ・ハ. ・ ド. Σ .ブ ∈ハ1∪κ. 8. ・・/〃 μノ・. (3).

(12) た だ し、. ビ,'” = 賜 = 伽. =. 任 意 の 財 の 構 成 素 材 量(部 部 門 ノの 産 出 金 額. 門 ;の 財11'Jあ た り を構 成 す る 素 材/)7の 金 額). 部 門 ブか ら 部 門 ぽへ の 投 入 金 額. (1)と(3)の 違 い は 、 前 者 が 当 該 部 門 の 平 均 財 に つ い て の 物 質 収 支 を表 す の に 対 して 、 後 者 は 当 該 部 門 か ら産 出 され る 任 意 の 財 につ い て の 物 質 収 支 を表 わ して い る こ とで あ るG、プ ロ セ スモ デ ル で は 、 任 意 の 財 の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー が 、 次 の よ う な そ の 構 成 素 材 の 線 形 同次 式 で 表 す こ とが で きる と仮 定 す る 。. q'7.?一Σ. …m・・m一 Σ. m∈ ハ∫. …mc,m飭. (4). Pη∈ハ1. た だ し、. Q'h.i= 輸m = mz; =. 財 の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー(部 門'の 財 が 直 接 間 接 に消 費 した エ ネ ル ギ ー 財hの 金 額) 財 の構 成 素 材 の 直接 間接 エ ネ ル ギ ー(部 門aの 財 を構 成 す る 素 材m .1円 あ た りが 負 う 直 接 間接 工 ネ ル ギ ー) 部 門iの 財 を構 成 す る 素 材rnの 金 額. ま た 、(4)は(5)の よ う な仮 定 を 含 ん で い る とす る。 す な わ ち 、 任 意 の 財 の 直接 間 接 エ ネ ル ギ ー は 構 成 素 材 に 分 け る こ とが で き、 構 成 素 材 の 変 化 の 直接 間接 エ ネ ル ギ ー に対 す る寄 与 分 は 素 材 に 対 して 独 立 で あ り 、 一 定 で あ る と い う仮 定 をお く 。 m. ∂qhi. Ehi.=∼. 駆=coast・i=11!UKUF,. rn∈111, la∈H. (5). 直接 間 接 エ ネ ル ギ ー は 各 生 産 プ 『 セ ス で バ ラ ンス す る こ とか ら、 直 接 間接 エ ネ ル ギ ー の収 支 式 は(6)の うに記述 で きる。 Σ. …mc・ ㌦. 一 Σ. m∈A∬. Σ. …'ncブm防 汁. m∈t11j∈MuK. Σ. よ. わ、飾i∈KuF,lz∈H. (6). 7∈FUHUS. た だ し、. bhp. =. 財 の 直 接 間接 エ ネ ル ギ ー(部. 門 ブの財1円. 生 産 す る と きに 直 接 間 接 に 消 費 し た エ ネ ル ギ ー財h. の 金 額 、 も し くは レオ ンチ ェ フ逆 行 列 の(h,の. 成 分). 本 分 析 に お け る対 象 は 消 費 財 で あ る が 、 この 種 の財 は 経 済 の 生 産 シ ス テ ム に フ ィー ドバ ック し な い(他 の 生 産 要 素 とは な らな い)こ とか ら 、経 済 の 全 産 業 の 生 産 関 数 が 規 模 に 関 して 収 穫 一一 ・ 定 である場 合 、消費財 の 生 産 に お い て 異 な る プ ロ セ ス を 採 用 した場 合 で も 、 価 格 変 化 や そ れ に伴 う技 術 変 化 が 起 こ ら な い と い う こ とが で き る。 こ の よ う な背 景 か ら 、 プ ロ セ ス モ デ ル で は 、 分 析 対 象 で あ る 消 費 財 以 外 の 財 の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー は(経 済 シ ス テ ム の 構 造 に 変 化 を もた ら さ な い た め)一 定 で あ る と した 。 従 っ て 、 次 の 記 述 を 仮 定 した 。. b'i・j一 ・・11st・. ブ∈FUHuS,h∈H. (7). プ ロ セ ス モ デ ル で は 、 部 門 に お け る 産 出 に対 す る投 入 は 次 の よ う な式 で 表 す こ とが で き る 。 前 述 の とお り、(8)は 物 理 的 投 入 に お け る 素 材 ご と の 物 質 収 支 を 表 わ し、(9)は 非 物 理 的 投 入 が 生 産 財 の 物 理 量 で 決 定 さ れ る 様 子 を示 して い る。 ア け. らmμ ノ ・÷. ・ ・ ㌦. η・∈ALi∈畑. プ∈MuK. (8). Σ ベ ソノ ・ 川 り ハノ. y,ji=Σ. 一三万 凧1`w'. 'η ∈ ユv.'∈A7UF,プ. '∼ ∈ハ1. ∈ 、FUHU5. (9). 9.

(13) た だ し、. 1),,, =. 価 格(素. 材ml物. 理 量 あ た りの 価 格). こ れ ら い ず れ の 式 も 、 部 門 モ デ ル を プ ロ セ ス モ デ ル の 取 り う る 状 態 の1つ (9)よ. り(6)は. と な る よ う に 用 い て い る 、,(8)、. 次 の ようにかけ る。 けこ. 蔦 、`・ ・mc・ ㌦=藷,ゴ. 、 斎 κ・ ・ ゴ 川籌 警犠. Σ ・/n/Pi. (1・). +」,驫。,餐≒川7謂 一. ∈Ku F,1・ ∈H. m∈AI (10)を(5)、(7)に. 叱. 基 づ き 、 構 成 素 材qmコ. 混 κ砺 覧. じ歪で 偏 微 分 す る と 、 次 の よ う に な る 。. ㌔ 濡Uノ ・ ゴ 吻墨. ガ. ∼ η. ∈KU F,m∈A・,・h c H(11). (11)は6hiM '∈KUF,m∈AI,h∈Hに 関 して 解 くこ とが 可 能 で あ る 。 こ の よ う に し て任 意 の 消 費 財 の 直 接 間 接 エ ネ ル ギ ー を(4)に 基 づ い て 求 め る こ とが で き る。 直 接 間接 エ ネ ル ギ ー を1次 エ ネ ル ギ ー換 算 した も の は 次 の よ う に表 わ せ る 。 q一. Σ. A・q・ ・i∈KuF. (12). h∈H た だ し、. Qi=. 一 次 エ ネ ル ギ ー ベ ー ス の 直 接 間接 エ ネ ル ギ ー(部 1次 エ ネ ル ギ ー)[Mcal]. λh.=. エ ネ ル ギ ー財 んの 熱 量[Mcal/¥]. 従 っ て 、(4)、(12)よ. 門 乞の 生 産 す る 財 が 直接 間接 に 消 費 した. り、 エ ネ ル ギ ー 評 価 関 数 は 次 の よ うに 表 す こ とが で き る。 Ql. ・Σ. ・・ ㌦m. m∈M. i∈ κUF. (13). た だ し、. ・im一. Σ λ認m. i∈κU恥. h∈H. また同様 に して、 直接 間接 エ ネル ギー をCO2排 q一. ∈M. 出 量換算 した ものは、次 の よ うに表 わせ る。. Σ μ・q配. i∈KuF. (14). ん∈∫ ノ た だ し、. Ci=. 1次 エ ネ ル ギ ー ベ ー ス の 直接 間接CO2排. μん =. 消 費 す る こ とに よ り排 出 したCO2量[kg-CO2]) エ ネ ル ギ ー 財 ノ1のCO2排 出 量[kg-CO2/¥]. 従 っ て(4)、(14)よ. りCO2評. 出 量(部. 門iの 生 産 す る財 が 直 接 間 接 に エ ネ ル ギ ー を. 価 関 数 は次 の よ う に表 す こ とが で き る 。 G一. Σ. Ci”'2,,,n'∈. κuF. 'η∈A∫ た だ し、. Cim. ;. 2]) itt,fhim ゐ∈〃. 10. (15).

(14) 3 3.1. 公 共 輸 送 機i関の ラ イ フ サ イ クルCO2量 分析対 象機関. 公 共輸 送 機 関 の 分 析 対 象 と して 、 大 都 市 高 速 鉄 道一1、 地 下鉄 、 路 面 電 屯 、 トロ リ ー バ ス5、 バ ス の5つ ん だ 。 ま た比 較 の た め に 白家 用 乗 用 車 につ い て も分 析 を行 っ た 。. 3.2. を選. 分析対 象範 囲. 図2に 分 析 対 象 範 囲 を示 す。 こ こで は 公 共 輸 送 機 関 が 「イ ン フ ラ建 設 」、 「車 両 製 造 」、 「走 行 」、 「維 持 ・修 繕 」、 「廃 棄 」 の 各 プ ロ セ ス か ら構 成 され る もの と した が 、 デ ー タの 制 約 上 「廃 棄 」 プ ロ セ ス に つ い て は 今 回 は 考 慮 して い な い 。 ま た 「維 持 ・修 繕 」 に つ い て は 、 例 え ば 文 献[3]で は 文 献[4]に 掲 載 され て い る 、 事 業 者 ご との 「線 路 保 存 費 」、 「電 路 保 存 費 」、 「車 両 保 存 費 」 な ど の 修 繕 費 が 、 す べ て の投 入 資 材 を表 す もの と して 分 析 を行 っ て い る が 、 こ れ ら経 費 に は 「固 定 資 産 除 去 費 」、 「車 両 使 用 料 」、 「線 路 使 用 料 」 な ど も計 上 さ れ て い る 。 こ の 値 を用 い て 「維 持 ・修 繕 」 に伴 う ラ イ フサ イ ク ルCO2量 を算 出 す る こ と は 、 本 研 究 の 趣 旨 か ら は ず れ る もの と考 え 、 分 析 対 象 外 と し た。. 鷲か 撫 瞬 ・ 一£. 一.'. 一{二 瀚 〕一{⊃ 纛つ 「廳 入 非物理的投入. Cプ ・セス ⊃. 図2: 分 析 対 象 範 囲. 3.3. 走行. 走 行 に 伴 うCO2排. 一 覧 と. lJR、. 出 量 の 算 出 に は 、 各 公 共 輸 送 機 関 の 事 業 者 の デ ー タ を用 い た 。 表6に. 用い た 各事業者. 、 そ の デ ー タの 出 展 を示 す 。. 地 方中 小. t'、を 除 く私 到丶. 5無 軌 条 電 車 架 線 か ら電 力 を 供 給 し 、 モ ー タて 走 行 す る ハ ス か 、 世 界 的 に は 杓350都 巾 て 市民 の 足 と して 活 躍 して い る. 現 在 、 日本て は閉 西電 力、 、 乞山 甲 諦 貫 光 の2路. ii. 線 しか 存fiし な い.

(15) 表6: 各 公 共 輸 送 機 関 の 事 業 者 とデ ー タ出 展. 分類 大 都 市高速鉄 道. 地'ド鉄. 路面 電車. トロ リ ー バ ス. バス _ 乗用 車. 事 葉者. 路 面 電 車 事 業 者19社. の平均. L肇 合 撻 ろ.一 『 一 一 自家 用 乗 舟 車 馳. 一 …. 図3に. '一 『 .一 冖 一'…'… ㎜. 、公 共 輸 送 機 関 別 の 走 行 距 離 あ た りのCO2排 出 原 単 位 は 、 表7の. 一. 一 … …一 一 『 一1 一 『 ㎜ …}. 出 量 を示 す 。 CO2排. 表7: 各 種 エ ネ ル ギ ー のCO2排. 14「 畏1 [6] f[6]、[7]. 出 量 を算 出 す る際 に用 い た 各種. 通 りで あ る 。. 出量 原単位. 隆蜜長 璽 ¶蝋i誕 閣. 12. す べ て[4]. す べ て[4]. 札 幌 市2、 函 館 市1、 東 京 急 行 電: 鉄2、 東 京 都2、 名古 屋 鉄 道2、 加 越 能鉄 道1、 豊 橋 鉄 道2、 富 山 地 方 鉄 道2、 京 阪 電: 気 鉄 道2、 阪 堺 電 気 軌 道1、 京福 電 気 鉄 道2、 岡 山 電 気 軌 道1、 広 島 電 鉄2、 土 佐 電 気 鉄 道1、 伊 予 鉄 道2、 西 日 本 鉄 道2、 長 崎 電 気 軌 道1、 熊 本 市1、 鹿 児 島 市1 関 西 電 力1、 立 山 黒 部 貫 光丁 一一一 『一一 『.一 一 一… 一 … 一… 横 浜 市 トロ バ ス1. 1各 公 共輸 送 機関単 独事 業 者で 、輸送 量 、エ ネルギ ー消費 量が わ かる事 業者 2公 共 輸送 機 関 を複 数運 営す る事 業 者で 、 各公共輸 送 機関 別の エ ネル ギー消 費量 が不 明 な事 業者 3輸 送 量が 不明 な事 業者. エ ネ ル ギ ー一のCO2排. 1_T_一一 一 出展 すべ て 国. 大 手 私 鉄15社 の 平 均 一 . . 一 一… 東 武 鉄 道1、 西 武 鉄 道2、 京 成 電: 鉄1、 京 王 電: 鉄1、 東 京 急 行 電 鉄2、 小 田急 電 鉄2、 京 浜 急 行 電 鉄1、 相 模 鉄 道1、 名 古 屋 鉄 道2、 近 畿 日本 鉄 道2、 南 海 電 気 鉄 道2、 京 阪 電 気 鉄 道2、 阪 急 電 鉄1、 阪 神 電 気 鉄 道1、 西 日本 鉄 道2 地 下 鉄 事 業 者10衽 否 平 均「'』『 一 『… 帝 都 高 速 度 交 通 営 団1、 札 幌 市2、 仙 台 市1、 東 京 都2、 横 浜 市1 名 古 屋 市1、 京 都 市1、 大 阪 市2、 神 戸 市1、 福 岡 市1.

(16) 1400. i?oo. 冨 v1(K)OO. 壁営雲 歯. 鴇800盲. げ 受﹁夛(究炉 尹藪. 婁6・ ・ E NQ 400 り 200. 匹,. 劇 へ 軽 =﹁ 蚤. 図3: 走 行 距 離 あ た りのCO2排. K くぐ 咲. げげげ. 一K く三 モ竃 顰. K く三 ミ ヨ ﹂へ 姜 ﹂. ÷韜.自. 亠翌. 纓癢聟 ξ︻ 一 一津. 0. 出量. 図3の よ う に 、 走 行 距 離 あ た りで は 自家 用 乗 用 車 のCO2排 出 量 が 一・ 番 少 な くな る。 ・ 乗 用 車 の よ う に、 走 行 距 離 あ た りの 乗 車 人 員 が 少 な い 輸 送 手 段 に つ い て は 、CO2排 出 量 の 尺 度 と して 図 3の よ う に 走 行 距 離 あ た りのCO2排 出量 を用 い る。 し か し、 そ の 他 の公 共 輸 送 機 関 の よ う に 走 行 距 離 あ た りの輸 送 す る 人 員 、 つ ま り輸 送 量 が 多 い輸 送 手 段 を評 価 す る際 に は 、輸 送 量(旅 場 合 は トンkm)あ. た りのCO2排. 客 の 場 合 は 人km、. 貨物 の. 出量で検 討 する必 要があ る。. 図4に 、 公 共 輸 送 機 関 別 の 輸 送 量 あ た りのCO2排 出 量 を示 す 。 こ こで は 、 表6の 事 業 者 の う ち 、公 共 輸 送 機 関 別 の 輸 送 量 、 エ ネ ル ギ ー 消 費 量 が 判 明 して い る も の だ け を 分 析 対 象 と した 。. 00 へ乙 ω 聾 40 且 20 00 且 80 ω 鱒. 0. 三. ⊇ i…i. 図4: 輸 送 量 あ た り の のCO2排. 蝋 軽 ヨ蘓. Z. 量 蜑. K くぐ 侵. の q 鼕 三蓬. 20. ︻∈ 図-目◎。り﹂巴 丶NO U -助︼しo目Oお吻一∈ O NO U. 80 -. ?昂. 「 セE3 K K. 出量. 白家 用 乗 用 車は 走 行 距 離 は 最 も 多 い もの の 、1台 あ た りの 乗 ・ 巨人 員、 す な わ ち輸 送rah'は少 な い ため 、 走 行 距 離 あ た りのCO Q排 出 量 とは 逆 に 輸 送 量 あ た りのCO2排 出 量 は 最 も多 くな る ,他 の 公 共 輸 送 機 関 は 輸 送 量 が 大 きい た め に輸 送 量 あ た りのCO2排. 出 量 は 少 な くな り、 特 に 多 頻 度 大 量 輸 送 機 関 で あ る 大 都 市 高速 鉄. 道 、 地 下 鉄 は 、 共 に 自家 用 乗 用 屯 の10`/cと な る.一. 方 、 大 都 市 高 速 鉄 道 や 地 ド鉄 と比 較 す る と輸 送 量 が 小. la.

(17) さ く な る路 面 電1歓. トロ リ ー ノ以 は 若'1=CO2排. 出11圭 は 多 くな り、 そ れ ぞ れ 自 家 川 乗 用 【{{の :33`%、211イ とな. る 、 これ は 、路 面電IFや トロ リー バ ス は1編. 成 あ た りの 輸 送 量 が ノ く都 市高 速 鉄 道 や 地'ド鉄 と比 べ て小 さ い 、 ま た 停留 所 問 の 距 離 が 短 く、道 路 を他 の 自動 車 交 通 と併 用 す る た め に必 然 的 に 加速 の 割 合 が 増 え る た め に 電 力 消 費 量 が 多 くな る とい う、 公 共 輸 送 機 関 と して の 特 性 に起 因 す る もの で あ る と考 え られ る。 また 、乗 合 バ ス も 自 家 用 乗 用 車 と比 較 して1台 あ た りの 輸 送 量 は 大 き く な る た め にCO2排 出量 は少 な くな り 、 自家 用 乗 用 車 の53%と な る 。. 3.4. イ ン フ ラ建 設. 表8に 、 本 研 究 で 考 慮 した 各 公 共 輸 送 機 関 イ ン フ ラ 建 設 時 の 主 要 工 事 … 覧 を示 す 。 イ ン フ ラ建 設 に必 要 な 素 材 の デ ー タ につ い て は 、 大 都 市 高 速 鉄 道 、 地 下鉄 に つ い て は 文 献[3]の デ ー タの う ち素 材 と して 投 入 さ れ て い る もの を 、路 面 電 車 に つ い て は 、 電 路 は 東 京 都 交 通 局 の ヒ ア リ ン グ デ ー タ を 、 軌 道 部 は文 献[li]の デ ー タ を用 い た 。 こ こ で 大 都 市 高 速 鉄 道 は 大 都 市 と衛 星都 市 を連 絡 す る 高 架 橋 の 建 設 と し、 地 下 鉄 は シ ー ル ド掘 削 機 を地 中 に押 し進 め て トン ネ ル を作 る 厂シ ー ル ド工 法 」 を 用 い て 行 う シ ー ル ド工 事 と し た。 一 般 に、 電 車 の場 合 は 専 用 軌 道 上 を 走 行 す る た め 、架 線1本 、 モ ー タ、 軌 道 に よ り直 流 回 路 を形 成 で き る が 、 トロ リー バ ス は 軌 道 が な い た め に 、 直 流 回 路 を 形 成 す る た め に架 線 が2本 必 要 に な る 。 そ こ で 、 トロ リー バ ス の イ ン フ ラ建 設 の た め に物 理 的 に投 入 さ れ る資 材 に つ い て 、路 面 電 車 の 電 路 に必 要 な投 入物 が す べ て2倍 に な る と して 分 析 を行 っ た6。 ま た、 路 面 電 車 ・トロ リー バ ス に つ い て は 、 他 の 自動 車 交 通 と道 路 を供 用 す る が 、 本 研 究 で は 既 存 の 道 路 に こ れ ら2つ の 公 共 輸 送 機 関 イ ン フ ラ を整 備 す る と考 え 、 道 路 建 設 に 伴 う素 材 投 入 は 考 慮 に 入 れ て い な い 。. 表8: 主 要 工 事 一 覧. 公 共輸送機 関 大 都市 高速 鉄 道 齟 地 下鉄 路 面 電 車 .ト百 1丿一こy,¥x一. 一. '主 要 工 事 ヨ蕾 工一 事1基 礎 抗 工 事 、 掘.削工 事 、 躯 体 工 事 、 一 運搬 設備工 事、給 排水 設備 工事 、電気 設備工 事 、 設 備 工 事 、 そ の 他 工 事 、 レー ル工 事 シ ー ル ド工 事 、 シ ー一JL下準.備工 事マー7守 帯i甎 仮 設 工 事 、 レー ル工 事 電 気 設 備 工 事 、 レー ルT事 電 気設備工 事. .. …一 一.一 『一一 =一 一 一 一….…'齟一 一. 表9に イ ン フ ラ建 設1kmあ た りの 主 要 投 入物 を 、 図5に2章 の 手 法 を 用 い て 算 出 した イ ン フ ラ 建 設1km あ た りのCO2排 出量 を示 す。 イ ン フ ラ建 設 に投 入 さ れ る素 材 は 、 す べ て 連 関 表 の 「鉄 道 軌 道 建 設 」 部 門 に 投 入 さ れ る もの と し た。 な お 、 バ ス 、 自 家 用 乗 用 車 につ い て は イ ン フ ラ が 必 要 が な い 物 と して 、 こ こ で は 分 析 対 象 か ら除 外 した 。. 表9: イ ン フ ラ建 設1kmあ. 大都 市高速鉄 道 コ ン ク リー. 遡鉄諞. セ メ ン ト. 噛. 地下鉄『下墨 面 電車. 圃卩一. 隔. トロ リ ー バ ス ㎝7.一.. 90.7(1. 35.45. 曽■. 41.26. 9U.9H 「. 0.03. 一. ↓-. 一. ﹁. 1.25. .一. }... GO.1. ■-. 一 一. 一. 7.91% 〔},6輙 髪}一. その他 一 磊 下下「. た りの 主 要 投 入 物. (,.02(% 39667.5. 一4二15% 0.02(㌔. (1.15)%, 55016.4 一一一1一一 一. (i支柱 や そ び)芝柱 の 基 礎 部 分 建 設 の た め の 投 入 は. 58.0(i(% U.ri7ーiu 0.11% 1386.4. 、 路 面 電 車 と同 じで あ る と した. 1-1. 一 一. 一x.30ーc, 一. 』. 一}. 一. 一. 一一n一... 一. 3.97% 邑 一. 一一 一}-. 6/一齟 一一. 一. O.75/U. 395.7 丁胃π一 一. 一.

(18) 14000. 12000; 【 ロ ■r ニ ぎ. 廴 ト. 8. 1. ヒ. リ 出8000ト. オ むむゆ ザ. ロ 」初 キ'一以 外 のai物. ト. 岬 的 投: 入. 口 輸 送. i'. §. 繕. LU6c造. 、. イ ン フ ラ 建 設akinあ. 蜘三. 配. 一 一ゼ 週. 輿蔭潤 心 隔 三 一津 k. a,耐. 詰. O. 贈 図5:. ,,. ■(:. 漏. l. 2000. 宀. O. U. ・ …. 日 加1イll」”. 囎. 16000. 騰 驪野 套. {'. ヒ. 鏨. た り の のCO2排. 出量. 大 都 市 高 速 鉄 道 ・地 下 鉄 は 、高 架 橋 建 設 ・トン ネ ル 建 設 の た め の コ ン ク リー ト、 セ メ ン ト、 砕 石 の投 入量 が 多 い た め 、CO2排 出 量 が 多 く な る 。 また 、 これ ら を 建 設 す る た め の 建 設 機 械 な ど の 波 及 も大 き い た め 、 エ ネ ル ギ ー 以 外 の 非 物 理 的投 入 に 伴 うCO2排. 出 量 も大 き くな る 。. 一 方 、 路 面 電 車 につ い て は必 要 な イ ン フ ラ は 電 路 ・線 路 だ け で あ り、軌 道 敷 設 の た め の 施 設 が 不 要 と な る た めCO2排 出 量 も少 な く、 大 都 市 高 速 鉄 道 の18%、 地 下 鉄 の20%と なる。 ま た軌 道 を必 要 と しな い トロ リー バ ス につ い て は 、電 路 構 成 物 の投 入 量 が 路 面 電 車 の 倍 で あ っ て も レ ー ル 、 マ ク ラ ギ を必 要 と しな い た め に さ ら にCO2排 出 量 は 少 な くな り、 大 都 市 高 速 鉄 道 の1%、 地 下鉄 の2%と な る。 な お 、 イ ン フ ラ建 設 に か か る コ ス トは[10]に よる と表10に 示 した通 りで あ り、 地 下 鉄 や 新 交 通 シ ス テ ム と比 較 して 路 面 電 車 の 建 設 コ ス トは 格 安 で あ る 。 軌 道 が 必 要 な い こ と を 考 え る と、 トロ バ ス の 建 設 コ ス ト は 路 面 電 車 よ り も さ ら に安 価 に な る こ とが 容 易 に予 想 で き る 。. 表10: シ ス テ ム 別 建 設 費 の 比 較 シス テム. 都 市路線 札幌 市東豊 線 東 京 都12号 線 放 射 部. 地不二 鉄. 311)M=70円. は12km. 、 Llla11に. は22kmの. 1998 1998 1993 1994 1994. 1ss7. 26億. 円2. 1994. 32億. 円2. 194. 37億. 円2. 1996. 22f意 卩亅3. 1997 2000(予. 地 下部 が 含 まれ る. f'Jと し て 子 奐 参7 と して 換 算. 1ri. 円 円 円 円 円 円. lShdsbourgに 21FF=:21. た りの 建 設 費 227億 296億 352億 218億. 44. Strasbourgl Ltianl Oberllaus('ll. 1km当. 円 円 億. 路 面電 車/LRT. 1992. 億 億 億 り乙 6 37 8 0σ1. 都 市 モ ノ レー ル 新 交通 シ ステム. 京都市 東西線 福 岡 市1号 線 大 阪 モ ノ レー ル 広 島新交通 東 京臨 海新交 通 名 古屋 ガ イ ドウ ェ イバ ス Greiioble. .開業. 定).

(19) 3.5. 車 両製造. 1{{両製 造 に 必 要 な 素 材 投 人 の デ ー タは 、 鉄 道 車 両 に つ い て は 文 献 圖 の デ ー タ を 、 バ ス に つ い て は 文献 卩1]の デ ー タ を、 … 般 的 な路 線 バ ス の 重 量 に比 例 配 分 させ た もの を 、 自家 用 乗 用 中: に つ い て は 大熊[13]の 1500ccク ラ ス乗 用 車 の 素材 構 成 デ ー タ を用 い た 。 基 本 的 な ト ロ リ ー バ ス の 構 造 は 、 バ ス か ら エ ン ジ ン 関 係 部 品 を は ず し 、 そ こ に モ ー タ、 イ ンバ ー タ、 架 線. か ら電 力 を 集 電 す る トロ リ ー ポ ー ル トロ リー ポ ー ル な ど、 モ ー タ走 行 の た め に必 要 な機 器 を搭 載 した もの で あ る。 そ こ で 、 こ こ で は トロ リー バ ス 製 造 に必 要 な 素 材投 入 は 、 バ スの 素 材 構 成 、鉄 道 車 両 の 電 機 品 の 素 材 構 成 、 文献[12]の モ ー タ の 素 材 構 成 な ど と、 関 西 電 力 ヒ ア リ ン グ に よ っ て 得 ら れ た 、 関 西 電 力 トロ リ ー バ ス の 重 量 構 成 か ら推 計 した 。 鉄 道 車両 の 種 類 に は 、 従 来 か ら の ス テ ン レス 車 両 と、 軽 量化 に よ りエ ネ ル ギ ー効 率 の 向 上 図 る た め に 導 入 され た ア ル ミ車 両 の2種 類 に 大 別 す る こ とが で き る 。 そ こ で 、 本 研 究 で は ス テ ン レ ス車 両 、 ア ル ミ車 両 の2 種 類 を分 析 対 象 と した 。 表11に 車 両 製 造 時 の 主 要 投 入 物 の 割 合 を、 図6に2章 の 手法 を用 い て算 出 した 車 両 製 造 時 のCO2排 出 量 を示 す 。鉄 道 車 両 の 素 材 は連 関 表 の 「鉄 道 車 両 」 部 門 に 、 バ ス は 連 関 表 の 「トラ ッ ク ・バ ス ・そ の 他 自動 車 」 部 門 に投 入 され る もの と し、 自 家用 乗 用 車 に つ い て は 大 熊[13]の 分 析 方 法 に 倣 っ た。 ま た トロ リー バ ス に つ い て は 、 日本 の 法 律 上 で は 「鉄 道 」 に分 類 され る た め 、 製 造 に必 要 な 素材 は 連 関 表 の 「鉄 道 車 両」 部 門 に 投 入 され る も の と した 。. あ た りの 主 要 投 入 物 の 割 合. ト 剽. テ ン レス 車 両. 乗 合バ ス. 79.95. 1ノ 耋一聯1に. 70.00. 3.G6. 撒. 5.37 0.00. 鷂 讐 鬻 鬟. 壽[ゑ]1.655.27%_2G727. 9.21%. 1.10. 2.98%一. 1.36. 7.G8. 31583. 自家哩糊 瞳ヨ 72.90 5.1G 1.29 0.81. 5.24%1.GO. 1:0007%一 一 8.5G. 墜︺. 表11: 車 両 製 造1両. _一. 一. 一 一11.00%. 一一3.50%. 3.05. 9.00. 12200. 10.41. 9310. G.38 1081. 140. 宣120. 葺芝loo. 60. 20 '. .'. 図6: 車 両 製 造 時 のCO2排. 1(i. 〒. 圏 加1翻. 曁7. ■,壱ミ材 製 造. ξ 蚕 3. 、. 愈. 三 嗣尺 ≦ 二. , 三. 蓼 三剛,唱 三 最弋 縦. 0. ロ エ ネ ル キ ー以 外 のai物 理 的投:人 '^…' 口11嚇 送. 酬 蠱. 5' ∪. 白翻 蕃 k. 藝 §40. 団. 8 り 臺 ぎ. 出量.

(20) 車 両 製 造 時 のCO2排 出 量 は 、 こ こで は ほ ぼ 車 両 の 重 鞍{: に比 例 して い る と考 え られ る 。 ア ル ミニ ウ ム 精 練 時 に は 多 量 の エ ネ ル ギ ー が投 入 さ れ 、 そ れ に伴 いCO2排 出 量 も 多 くな る が 、 精 練 の ほ とん どは 海 外 で 行 わ れ る 。 本 研 究 で は 産 業 連 関 表 を用 い て 日本 国 内 で の 波 及 の み を考 え て い る た め 、 この 影 響 は 表 れ て い な い 。 ・ま た 、 前 述 の トロ リ ー バ ス 、 の 構 造 を考 え る と、 図6の 分 析 結 果 は 比 較 的 妥 当 な値 で あ る と思 わ れ る 。. 3.6. 全 体 での比較. 走 行 、 イ ン フ ラ建 設 、車 両 製 造 の 各 プ ロセ ス にお け る結 果 か5、 公 共 輸 送 機 関 別 に 全 体 で の比 較 を行 う。 関 西 電 力 トロ リー バ ス は 、立 山 黒 部 ア ル ペ ン ル ー ト とい う 山 岳 地 帯 で 営 業 し、 年 間 の 営 業 日 数 も約220日 と い う、 非 常 に特 殊 な運 転状 況 で あ る た め 、 こ こで は横 浜 市 トロ リー バ ス を、 都 市 内 交 通 と して の トロ リー バ ス と して 分 析 の 対 象 と した 。 本 節 の 分 析 で は 、CO2排 出 量 を す べ て 輸 送 量 あ た りのCO2排 デ ー タは 、表12の 通 りで 、 以 下 の 点 を考 慮 して 算 出 す る。 ● 走 行 に つ い て は 、 図4の. 出 量 に換 算 す る 、,換算 す る た め に 用 い た. 値 をそ の ま ま使 用 す る. ● イ ン フ ラ建 設 に つ い て は 、 図5に. 表12の. 営 業 キ ロ を 乗 じた もの を 、 耐 用 年 数 と輸 送 量 で 除 す. ● 大 都 市 高 速 鉄 道 は 全 線 に わ た っ て 高 架 橋 、 地 下鉄 は 全 線 に わ た っ て トン ネ ル を建 設 す る もの とす る ・ 車 両 製 造 に 関 して は 、 図6に. 表12の. 車 両 数 を乗 じた もの を 、 耐 用 年 数 と輸 送 量 で 除 す. ● 鉄 道 車 両 の 新 造 車 両 の う ち、 ア ル ミ車 は256両. 、 そ の 他 は810両. で あ り[3]、大 都 市 高 速 鉄 道 、 地 下 鉄 、. 路 面 電 車 の 車 両 構 成 は こ の比 に従 う とす る. 一… ゴ 量 晒 輒鞭2793.8医 丁墅糠 130 14388 表12: 公 共 輸 送 機 関 別 輸 送 量 、 営 業 キ ロ、 耐 用 年 数 、 車 両 数 一 覧. 大都 市高速鉄 道. 103647.41. 地下鉄. 32582.43 673.33 9 .98. 路力 面… 電 車 一 関 西電 ド百. バス. 横 浜 市 ト旦づ 茎L」.. 乗 合バ ス 自家用 乗用 車.... 603.5 242.9 9.8. 29.78 」. 28285.00_1_一 一一 一. 一. G91309.00[二 匸. 1. 9.482一_一. 30 30. 三一.22_上23 -22__1.. 16 8. 1乗. 合バス. 2[4]. 、[5]に よ る 車 は[14] 、 トロ バ ス は 関 電 ヒ ア リ ン グ、 バ ス は 日野 自動 車 ホ ー ム ペ ー ジ に よ る. 3電. 、 自 家 用 乗 用 車 は[7】 、 横 浜 市 トロ バ ス は[51、 そ の 他 は[4]に. 図7に 上 記 の 点 を考 慮 して 算 出 した 、 各 公 共 輸 送 機 関 の 全 体 で のCO2排 る 各 プ ロ セ ス に お け るCO2排 出 量 の割 合 を表13に 示 す 、,. lr. 1. 6279 795 23. 60354 41024518. よる. 出 量 を示 す。 ま た 、 全 体 に 占 め.

(21) 7. 旧. 踟. ソ. 卍. 粘. 即. (. (. (. 好. m. 紅. (. ¥. 80. ﹂. ' 厚. ㎜. 田ll吶 “. 5. と. 圏 躙 ・・ 量 萋. セ. 亀. K. 出量. 表13: 全 体 に 占 め る 各 プ ロ セ ス のCO2排 一}一 一一. 璽聴 蝿. 『 一一. 地下鉄. 『. 7一 一一. 車 両製造 一一 一一___. 一. ⊥ 一 走行 95.54%一. 冖. 1 2.25『 一一 _ 一. イ ン フ ラ建 設 一_. 『r_. 一一. 一『. ー. 一一. 心一 一 皿. 路 冖面 電 車 冖}一_9_4.70%_3.17%一93.82%5.8G 一 ㎜ 一一_ 関 西 電 力 トロ バ ス『 90.29%{ ー 一 一 _9.21 横 浜 市 トロバ ス ー 『 一一_一 _96.67_%03.1G_% 乗 合バ ス 96.74%3.2G 一. 一一一. _. 『. _. 自家用乗用 車一 一一 一 一}』. 99・15%ユ0・85%. 一. 『. 合 言十{9-CO2/1)erso11-kllII-. 一. 一. 2.21. 18.88. 2.13 一_一. 18.63. 一_. 0.32 一 一一__. ,皿. G1.77. 0.50 一 一一 一 一『. .皿冖}一. 一. 40.07. 一_. 0.00 一 腎一_. 一. 41.02. ¶一 一. 〇.17. 一. 一 轟 一. 出量 の割 合. 一曽. 『一 一 一 一. 一 一一 一. へ峡 =へ 適. くぐ 麟. K くに亠﹁ 丶尋 、 芝冖 ヨ一. 匂(ピ鰍貿 博㎏ニニ犀ソへ. 獵 羮碧. 〃. 0. 図7: 全 体 で のCO2排. 製辿. ■ ノ し彳亅. ー. 蝋. κ. ' ㌍. 2 0. 戀. 40. 圃. '. W. 60. 圏 嚠翻 躙・ 蕚萋. り. '. (. ︻∈名, 目oの﹂0ミNOり劬︼ の目07首日oNOり. ㎜. き事 {き ー﹁. 獅. ロ インフi建1己と. 〇.00 一一_. 9G.75. 一. 1. 179.23. どの 公 共 輸 送 機 関 の 輸 送 量 あ た りのCO2排 出 量 も 自 家 用 乗 用 車 よ り も低 く、 同 じ内 燃 機 関 で 走 行 す る 乗 合 バ ス は 自家 用 乗 用 車 の54%、 大 都 市 高 速 鉄 道 や 地 下 鉄 は 自 家 用 乗 用 車 の10%程 度 と な る 。 路 面 電 車 、 トロ リー バ ス は 大 都 市 高 速 鉄 道 や 地 下 鉄 よ り も輸 送 量 あ た りのCO2排 出 量 は 多 く な る。 こ れ は 、前 述 の 通 りこの 両 者 の 公 共輸 送 機 関 と して の 特 性 に 起 因 す る もの で あ る が 、 乗 合 バ ス、 自家 用 乗 用 車 と 比 較 す る と輸 送 量 あ た りのCO2排. 出 量 は 少 な くな り、乗 合 バ ス と比 較 す る と路 面 電 車 は64%、 自家 用 乗 用 車 と比 較 す る と そ れ ぞ れ34% 、22%と な る 。. リ ー バ ス は41%、. ま た ど の 公 共 輸 送 機 関 も、 走 行 に 伴 うCO2排. 4. 出 量 が 全 体 の90%以. 横 浜 市 トロ. 上 を 占 め る こ とが わ か る 。. ま とめ 本 研 究 で は 旅 客 部 門 に お け る モ ー ダ ル シ フ ト実 施 に よ る 「環 境 に 優 しい 交 通 体 系 」 の 構 築 を念 頭 に置 き、. 自 家 用 乗 用 車 か ら の 代 替 手 段 と し てJつ イ フ サ イ ク ルCO2排 あ た りのCO2排 リ ー バ ス は22`/・. の 公 共 輸 送 機 関 に つ い て 走 行 、 イ ン フ ラ 建 設 、 車 両 製 造 に伴 う ラ. 出 量 を 算 出 し 、 各 公 共 輸 送 機 関 のCO,排. 出 特 性 の 検 証 を行 っ た. 出 量 は 自 家 用 乗 用[巨 と 比 較 し て 大 都 市 高 速 鉄 道 、 地 下鉄 は 約10%、 乗i.バ. 。 そ の 結 果 、 輸 送FaE(1. 路 而 電 中 は34γ. 、 トロ. ス は 硯 緩 と な り、 ま た ど の 公 共 輸 送 機 関 に 関 し て も 、/.1一 .体 の 輸.,,J1, iiiあた り のCO,. 排 出 量 に 占 め る 走 行 の 割 合 がS)U∼1-J,1:をiEiめ る こ と が わ か っ た. 大 都 市 に お い て 、 ピ ー ク時 の 交通 集 中 や路 ヒ駐1{耐 臼山jの存 在 に伴 っ て 発 生 す る 渋 滞 は 、 エ ネ ル ギ ー 消 費 量 ・ 職 排 出 物 量 の 勒1だ け で な く・所 麟 問勵llに よ る繍 的 殿 も丙 秀発 す る こ う した 外 部 不繍 を解. 18.

(22) 消 す る た め に は モ ー ダル シ フ トの 実 施 が 必 要 と な る が 、 例 え ば鉄 道 に つ い て は 、 ピー ク時 の 乗 車 率 は 軒 並 み200`%を. 超 え て お り、 既 に飽 和 状 態 に達 して い る と 考 え ら れ る 、 、ま た 鉄 道 新 線 の 建 設 は 、 用 地 取 得 の 問 題. や 地 域 住 民 に与 え る 騒 音 の 問 題 か ら難 しい 状 況 に あ る と い え よ う、, 戦 後 、 日本 の 大 都 市 に お い て 、路 面 電 車 、 トロ リー バ ス は イ ン フ ラ建 設 の コ ス トが鉄 道 や 地 下鉄 ほ どか か ら な い た め に乗 合 バ ス と と .もに都 市 内 交 通 と して 活 躍 して い た が 、 モ ー タ リゼ ー シ ョン の波 に も まれ 、 定 時 性 が 確 保 で き な い 、 ま た 景 観 を損 ね る な どの 理 由 に よ り乗 合 バ ス と同 様 に 路 線 廃 止 や 運 転 本 数 の 減 少 が 余 儀 な くさ れ た 。 しか し近 年 、 今 後 の 高 齢 化 社 会 に 伴 う い わ ゆ る 「交 通 弱 者 」 の 足 と して 、 ま た郊 外 へ の 住 宅 地 の 伸 延 化 に 伴 い 、 自宅 か ら最 寄 りの 駅 ま で の 末 端 交 通 と し て バ ス路 線 の 拡 充 が 見 られ る 。 バ ス と同 じ交 通 特 性 を持 つ た路 面 電 車 や トロ リー バ ス につ い て も、 そ の 役 割 を担 う こ とが 期 待 で きる 。 また 欧 州 で は パ ー ク ア ン ドラ イ ドな どのTDM施 策 の 実 施 に伴 い 、 路 面 電 車 や トロ リ ー バ ス の 整 備 や 路 線 延 長 を行 っ て い る 都 市 もあ る 。 こ う した 都 市 で は 、特 定 地 域 へ の 自家 用 乗 用 車 の 乗 り入 れ 禁 止 や 、路 面 電 車 や トロ リー バ ス の 専 用 レー ン 設 置 し て路 上 駐 車 車 両 を 追 放 す る こ と に よ る 道 路 交 通 の 円 滑 化 と、 そ れ に 伴 いCO2排. 出 量 やNU,C排. 出量 の減 少 を図 っている。. 路 面 電 車 や トロ リ ー バ ス は 架 線 が 必 要 とな る が 、 特 に 遠 方 を 見 渡 す こ とが で き る 交 差 点 内 で も架 線 が 張 り巡 ら され て い る こ と が 、 上 記 の 通 り景 観 に 大 き な 影 響 を 与 え 、 ま た 大 型 車 両 が 架 線 を切 断 す る 可 能 性 が あ る7。 しか し、欧 州 の 例 の よ うにTDM施. 策 の 実 施 と と も に 都 市 計 画 の 一 環 と し て路 面 電 車 や トロ リー バ. ス を整 備 す る こ と な ど に よ り、 こ の 問 題 は 解 決 で き る可 能 性 が あ る。 特 に トロ リー バ ス は 路 面 電 車 と比 較 して も輸 送 量 あ た りのCO2排 出 量 が 少 な く、 ま た イ ン フ ラ建 設 に か か る コ ス トも少 な い 、 モ ー タで 走 行 す る た め に排 気 ガ ス を排 出 しな い とい う メ リ ッ トが あ る 。 トロ リー バ ス の 短 所 と し て は 、 上 記 の 架 線 の 問 題 の 他 に 架 線 か ら トロ リー ポ ー ル が は ず れ 、 電 力 が 供 給 で きな くな っ た と き に 走 行 で き な くな る とい う点 が あ る 。 一 方 で 、 上 記 の 架 線 の 問 題 の 他 に 架 線 か ら トロ リー ポ ー ル が は ず れ 、電 力 が 供 給 で きな くな っ た と き に走 行 で き な くな る と い う デ メ リ ッ トが あ る が 、 トロ リ ー バ ス は 「環 境 に 優 しい 交 通 体 系 」 構 築 の た め の オ プ シ ョ ン と して 、 路 面 電 車 と並 ん で 有 力 な公 共 輸 送 機 関 で あ る と 考 え られ る。 ま た 、 走 行 に 伴 うCO2排 出 量 の 割 合 が 高 い こ とか ら、路 面 電 車 、 トロ リー バ ス を導 入 す る 際 に は 走 行 時 の 輸 送 量 あ た りのCO2排 出 量 を低 くす る た め の 対 策 が 必 要 に な る 。 そ の 解 決 策 と して は 、 両 者 の 動 力 系 、 す な わ ち モ ー タや イ ン バ ー タの エ ネ ル ギ ー 効 率 向 上 と と も に、 輸 送 量 が 多 く見 込 め る路 線 に 導 入 す る こ と が挙 げ られる。 本 研 究 で は 、 トロ リ ーバ ス の 分 析 につ い て は 現 実 に 基 づ い た 仮 定 を導 入 した上 で 行 っ て い る。 今 後 、特 に トロ リー バ ス 製 造 時 の 素 材 投 入 量 な どの 実 デ ー タ を入 手 し、 さ ら に詳 細 なLCA分 析 な ど を行 っ た 上 で 、 筆 者 ら は 都 市 内 交 通 と して の トロ リ ーバ ス の 導 入 可 能 性 を評 価 して ゆ く予 定 で あ る 。. 参考文献 国 工 藤 祐 揮 ほ か 、動 的 交 通 流 モ デ ル を用 い た 電 気 自動 車 導 入 の 環 境 影 響 評 価 、 エ ネル ギ ー ・資 源 第21巻 第3号 図. 、2000. 社 団 法 人 産 業 環 境 管 理 協 会 、 生 涯 環 境 影 響 調 査 方 法 の 開 発 報 告 書 、 平 成9年3月. [3]資 源 協 会 、 生 活 環 境 の ラ イ フ サ イ ク ル エ ネ ル ギ ー 、 平 成8年3月 [4]運 ; 輸 省 鉄 道 局 監 修 、 平 成10年 [5]横 浜 市 交 通 局 、 昭 和46年. 度鉄 道統 計年報. 度 事 業年 報. 〒東京都の トロ リー バ スが 廃 止 され た理 由 の 】つ と して 、東京 オ リンピ ックの際の 公 共事 業整備の ため の資 材 を搭 載 した た型 トラ ・ ソ. ク が 、 架 線 が 張 り巡 ら され て い る 交 差 点 内 を 通 過 で きず 、 トロ リ ー バ スの 運 行 時 間 外 に 架線 を は ず す 作 業 の 繁 雑 さが あ!,た と の こ と で あ る、 、. ]Sl.

(23) 囹. 運 輸 省 運 輸 政 策 局 情 報 管 理 部 編 、 平 成11年. [7]運 輸 省 運 輸 政 策 局 情 報 管 理 部 編 、 平 成11年. 版 運輸 関係 エ ネルギ ー要覧 版 陸運統 計 要覧. [8]慶 應 義 塾 大 学 産 業 研 究 所 、 環 境 分 析 用 産 業 連 関 表 [9]近 藤 美 則 ほ か 、 電 気 自 動 車IZAと 17巻 [10]21世 [11]環. 第5号. の 比 較 、 エ ネ ル ギ ー ・資 源 第. 、1996. 紀 都 市 交 通 国 民 評 議 会 編 、 路 面 電 車 の 大 逆 襲!、. 水 曜社. 境 庁 企 画 調 整 局 地 球 環 境 部 編 、 地 球 温 暖 化 対 策 ハ ン ドブ ッ ク. [12]Ryuji. Matsullashi,. Pt al. Life Cycle. Uriliziii;a. Process-Rela.tioual [13]大. ガ ソ リ ン 車 と の ラ イ フ サ イ ク ルCO2量. of CO2-Emissiolls. from. 第4巻. Electric. 交 通編 Vehicles. Alodel, Iiiterua.riona.l Jouriia.l of Life Cycle. 熊 裕 之 、 産 業 連 関 表 を 用 い た 自 動 車LCAに. a,iid Gasoline. Assessnieiit,. Vehicles. Vol.5,2000.09. お け る信 頼 性 の研 究 、 東 京 大 学 工 学 部 地 球 シ ス テ ム工 学. 科 卒 業 論 文 、 平 成11年 [14]松. 橋 啓 介 ほ か 、 都 市 内 交 通 手 段 と して の 路 面 電 車 に 関 す る ラ イ フ サ イ ク ル 評 価 、 第14回 ス テ ム ・経 済 ・環 境 コ ン フ ァ レ ン ス 講 演 論 文 集 、pp.G7-72、1998. 2u. エ ネルギー シ.

(24)

Referensi

Dokumen terkait

City branding merupakan strategi dari suatu kota atau wilayah untuk membuat positioning yang kuat di dalam benak target pasar mereka, seperti positioning sebuah produk

Perubahan karakter Jumlah mutan Warna bunga 417 Bentuk bunga 31 Bentuk tanaman 25 Warna daun 13 Daun varigata 9 Tipe ornamen 9 Bentuk daun 7 Masak lebih awal 6 Tumbuh lebih cepat

Meskipun Comte dan Mach mempunyai pengaruh yang besar dalam penulisan ilmu ekonomi (Comte mempengaruhi pemikiran J.S. Mill dan Pareto sedangkan pandangan Mach diteruskan

Di saat euforia perayaan hari pangan sedunia yang diperingati pada tanggal 16 Oktober setiap tahunnya, lebih dari 8 ribu keluarga.. petani terancam diusir

Berbeda dengan nelayan kabupaten Cilacap, nelayan di PPSC biasa menggolongkan musim penangkapan menjadi tiga yaitu: musim puncak terjadi pada bulan Juli sampai dengan bulan

Tujuan dari penelitian ini yaitu untuk mengetahui bagaimana pola pengasuhan anak terkait dengan sosialisasi agama yang dilakukan oleh keluarga berbeda keyakinan agama di Desa

tersebut sudah menjadi tanah negara bebas.Oleh karena itu diperlukan pembuktian tertulis yang diketahui oleh Lurah atau Kepala Desa, dan Camat setempat, sehingga dapat

Program kerja bidang ini diarahkan pada meningkatnya sumber daya manusia yang semakin baik pada koperasi kita, terciptanya integrasi IT pada seluruh anggota AMKI