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Joho no nagare, kigyonai ido, jinteki shigen kanri : seiyakugyo to erekutoronikusu sangyo no hikaku

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Academic year: 2021

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(1)9. 情 報 の 流 れ , 企 業 内移 動 , 人 的 資 源 管 理 一 一製 薬 業 とエ レク トロニ ク ス産 業 の 比 較一 一. 早稲田大学. 村上由紀子 な ど に強 く, これ らの 分 野 に は, 技 術 的 な道 筋 が. 1.は. じ め. 予 測 可 能 , 理 論 的 なパ ラ メ ー タ ーが 明 確 に定 義 さ. に. れ て い る, プ ロ トタ イ プか ら大 量 生 産 へ の技 術 移 コ ンテ イ ンジ ェ ンシ ー理 論 に よ る と, 効 率 的 な. 転 に膨 大 な相 互 作 用 と コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンが 必 要. 組 織 モ ー ドは市 場 や 技 術 な ど の環 境 に依 存 す る。. と い う共 通 の特 徴 が み られ る。 そ の一 方 で , 日本. したが って こ の理 論 に従 うと, 産 業 が 異 なれ ば市. の研 究 開発 組 織 は,MPU(マ. 場 の競 争 条 件 や 構 造 , 生 産 に お け る技 術 的 条 件 な. やCPU(中. イ ク ロプ ロセ ッサ). どが 異 な る と考 え られ る た あ, 産 業 に よ り異 な る. 成 や未 知 領 域 の 自 由 な探 索 な どが 求 め られ る領 域. 組 織 モ ー ドが 観 察 され る と予 想 さ れ る。 しか し,. で は, ア メ リカ企 業 に大 き く遅 れ を と って い る と. 青 木 昌 彦 氏 は, 環 境 の如 何 にか か わ らず 典 型 的 な. い う。. 央処 理装 置)な ど の全 く新 しい概 念 形. 日本 企 業 は分 権 的 な情 報 シ ス テ ム と集 中 的 ・組 織. そ こで 本 研 究 で は, 日本 の製 薬 と エ レク トロ ニ. 志 向 的 な人 事 管 理 制 度 を と り, 一 方 , 典 型 的 な ア. ク ス の2っ の 産 業 を 選 び, そ れ ぞ れ の産 業 に属 す. メ リカ企 業 は集 中 的 情 報 シ ス テ ム と分 権 的 ・市 場. る研 究 者 や技 術 者 の間 で の情 報 の流 れ, 企 業 内移. 志 向 的 人 事 管 理 制 度 を と る と い う よ う に, 国 に. 動 , 企 業 が 彼 等 に提 供 す る教 育 訓練(能. 力 開 発). よ って 組 織 モ ー ドは モ デ ル の一 方 に偏 る と い う認. や報 酬 の制 度 ・慣 行 を比 較 し, 産 業 特 性 の違 い に. 識 を 示 し, そ の よ うな 傾 向 に な る メ カ ニ ズ ム を. もか か わ らず , 日本 国 内 で は 同 じよ うな観 察 結 果. 「比 較 制 度 分 析 」 と い う枠 組 で理 論 的 に解 明 しよ. が え られ る か ど うか を検 証 す る こ とが第 一 の課 題. うと試 み て い る1)。. で あ る。 一 般 に, 製 薬 業 は研 究 開 発 が カ ギ を握 る. ま た, 青 木 氏 は国 に よ って典 型 的 な組 織 モ ー ド. とい わ れ る が, 日本 企 業 は世 界 に通 用 す る独 自技. が異 な る た あ, 各 国 が得 意 とす る産 業 分 野 が異 な. 術 の開 発 に遅 れ, 欧 米 で の市 場 開拓 も今 後 の課 題. る こ と を指 摘 して い る。 日本 の組 織 モ ー ドは組 織. と評 さ れ て い る2)。 一 方 , 日本 の エ レ ク トロニ クス. 環 境 が あ ま り ドラス チ ッ クな形 で は な く, 連 続 的. 産 業 は, コ ン ピ ュー タ,通 信 機 器 ,VTR,. に変 化 す る場 合 に効 率 的 で あ り, 反 対 に ア メ リカ. テ レ ビな ど の国 際競 争 力 の高 い製 品 で知 られ て い. カ ラー. の そ れ は組 織 環 境 が非 常 に安 定 的 で あ る か ドラス. る。 我 々 の質 問 紙 調 査 で も, 表1に 示 す よ うに,. チ ック に変 化 す る場 合 に有 効 で あ る。 す な わ ち,. 製 薬 業 に属 す る各 社 よ り もエ レ ク トロニ ク ス産 業. イ ノ ベ ー シ ョ ン とい う観 点 か ら見 れ ば, 日本 の企. に 属 す る各 社 の 方 が, 研 究 開 発 者 の平 均 的 な特. 業 は相 対 的 に部 分 改 良 的 な プ ロセ ス イ ノ ベ ー シ ョ. 許 , 論 文 , 学 会 発 表 な ど の成 果 件 数 が多 い とい う. ンに優 れ て い る が, 市 場 的 ・科 学 的 な潜 在 性 を新. 結 果 が得 られ て い る3)。した が って ,も し両 産 業 の. しい生 産 物 の概 念 に翻 訳 して い く 「概 念 的」 な イ. 研 究 開発 組 織 や人 的 資 源管 理 に差 が な い な らば,. ノ ベ ー シ ョ ンに は比 較 的弱 く, ア メ リカ の企 業 は. 両 産 業 の業 績 の差 異 は, 日本 型 の研 究 開発 組 織 や. そ の反 対 で あ る とい う。 同様 の指 摘 は, 日米 の半. 人 的 資 源管 理 が製 薬 業 の産 業 特 性 に適 さず, エ レ. 導 体 産 業 に お け る研 究 開発 組 織 を比 較 したOki-. ク トロニ クス の そ れ に適 して い るか ど うか を検 討. moto&Nishi[1994]に. よ って も行 わ れ て い る。. す る必 要 が あ ろ う。 ま た, も し差 が あ るな らば,. この論 文 に よ る と, 日本 の半 導 体 産 業 は,DRAM. 各 産 業 に お い て そ れ ぞ れ の産 業 特 性 に み あ った 研. (ダ イ ナ ミ ック ・ラ ン ダム ・ア ク セ ス ・メ モ リー),. 究 開発 組 織 や人 的 資 源管 理 の方 法 が採 用 され て い. SRAM(ス. タテ ィ ッ ク ・ラ ン ダム ・ア クセ ス ・メ. るか ど うか を調 べ て み る必 要 が あ ろ う。 この 点 を. モ リー)な. どの汎 用 チ ップ や デ ィ ス ク リー ト素 子. 考 察 す る こ とが本 研 究 の 第二 の課 題 で あ る。.

(2) 10. 表1 A y: 一. 会社別成果 の平均. 社. 平. 標準偏差. る研 究 も進 め られ るっ っ あ る4)。そ こで, も し研 究 標本 数. と開発 で最 適 な マ ネ ジ メ ン トが異 な る と して も, 平 等 主 義 と言 わ れ る 日本 企 業 で は, 実 際 に職 種 別. A社(製. 薬). B社(製 C社(製. 薬) 薬). D社(製 E社(製. 薬) 薬). F社(製 G社(製. 薬) 薬). H社(エ. レ ク トロ ニ ク ス). 16.. 20.76. 153. レ ク トロ ニ クス). 21.. 54.05. 182. 1社(エ. 4.. 5.68. 99. 7.. 9.48. 133. に最 適 な マ ネ ジメ ン トを実 施 して い るの で あ ろ う. 6.. 6.64. 98. 6.. 8.89. 71. 5. 10. 8.. 86. か 。 ま た, 実 施 して い な い な らば, 研 究 者 向 きの マ ネ ジ メ ン ト, 開 発 者 向 きの マ ネ ジ メ ン トの いず. 11.40. 42. れ が 採 用 され て い るの で あ ろ うか 。 この 問 題 を 考. 9.71. 31. 6.92. 察 す る こ と も本 稿 の課 題 で あ る。 本 稿 で は,以 上 の課 題 を考 察 す る た あ に,「研 究 開 発 者 の意 見 調 査 」 で得 られ た デ ー タの うち, 製. 次 に, 経 済 シ ス テ ム を構 成 す る様 々 な制 度 , あ る い は企 業 内 で展 開 され る様 々 な制 度 や慣 行 は,. 薬 業8社. 互 い に支 え合 う補 完 的 な働 きを して い る場 合 に安. 業 に よ りマ ネ ジ メ ン トが異 な るの は当然 の こ とで. 定 的 で 持 続 可 能 で あ る と い う見 解 が あ る。 例 え. あ る が, こ こで は個 別 企 業 の特 性 は考 慮 せず , 各 企 業 の デ ー タ を産 業 別 に ま と めて 分 析 を行 う こと. ば,青 木 ・奥 野[1996]は. ,「年 功 賃 金,昇 進 」,「長. 期 雇 用 」, 「企 業 特 殊 技 能 」 は相 互 依 存 的 な雇 用 シ. と エ レ ク トロ ニ ク ス 産 業2社. の研究 開. 発 者 の 回 答 を利 用 す る。 同一 産 業 にお いて も, 企. とす る。. ス テ ム を構 成 す る と と ら え, そ れ らの 間 の 相 互 依 存 関 係 を 理 論 的 に 考 察 し て い る。 ま た, 実 証 研 究 の分 野 で は,Ichniowski, Show, and nushi[1995]が. 2.情. 報の流れ. Pren-. , ア メ リカ の鉄 鋼 業 の デ ー タ を分. 析 し, チ ー ム生 産 , 柔 軟 な職 務 割 当 , 雇 用 保 障 , 複 数 の ジ ョブで の ト レイニ ン グ, イ ンセ ン テ イ ブ. 本 節 で は まず , 研 究 者 や 技 術 者 の 日常 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの 範 囲 と頻 度 を 産 業 別 ,所属部門別 にみ て み よ う。我 々 の質 問紙 調 査 で は, 図1に 挙. ペ イ な どの雇 用 慣 行 は す べ て セ ッ トと して もち い. げ られ て い るよ うな コ ミュニ ケ ー シ ョンの相 手 方. られ る と きに 限 り, 狭 い職 務 の定 義 , 厳 密 な仕 事. を指 定 し, そ れ らの人 々 との コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン. の ル ー ル, 徹 底 した監 督 と時 間 給 な ど の雇 用 慣 行. の頻 度 を 「全 くな い」 「め った に な い」 「た ま に あ. の セ ッ トよ り も高 い生 産 性 を もた らす が , 個 々 の. る」 「よ くあ る」 「頻 繁 に あ る」 の5段 階 で 質 問 し. 慣 行 を 切 り離 して 個別 に採 用 す る こ と は生 産 性 に. た。 図1は. プ ラス の影 響 を与 え な い こ とを示 した。 この よ う. (「基 礎 研 究 」, 「応 用 研 究 」, 「開 発/設 計 」)別 に ま. に, 企 業 内 で展 開 さ れ る様 々 な制 度 や慣 行 が補 完 性 を もち, 一 っ の シ ス テ ム を形 成 して い る な ら. とめ た もの で あ る。 図1に お い て, 国 内 とは他 社 の専 門 家 , 大 学 の専 門 家 , 政 府 系 研 究 機 関 の専 門. ば , 製 薬 業 や エ レク トロ ニ ク ス産 業 にお け る情 報. 家 ,民 間 の研 究 機 関 の専 門家 す べ て を含 み,ま た,. の流 れ, 企 業 内 移動 , 教 育 訓練 , 処 遇 の 間 に は ど. 海 外 と は, 現 在 外 国 に い る同 じ会社 内 の研 究 開発. の よ うな補 完 的 関係 が観 察 さ れ るの だ ろ うか。 ま. 者 を さ す。. た, そ れ らの補 完 的 関 係 の セ ッ トは製 薬 業 と エ レ. そ の結 果 を, 回 答 者 の 現 在 の 所属 部 門. ク トロ ニ ク ス産 業 で は異 な る ので あ ろ うか 。 こ の. 製 薬 業 の基 礎 研 究 の ケ ー ス を例 に と って 図1 の見 方 を説 明 しよ う。 まず , 基 礎 研 究 の内 側 の枠. 点 を 考察 す るの が 本 稿 の 第三 の 課題 で あ る。. に3.97と. 最 後 に, 一 言 で民 間企 業 に勤 務 す る研 究 者 ・技 術 者 とい って も, 基 礎 研 究 , 応 用 研 究 , 開 発 ・設. 場 の メ ンバ ー と コ ミュニ ケ ー シ ョ ンす る頻 度 が平. 計 , エ ン ジニ ア リ ン グな ど彼 等 が 従 事 す る分 野 は. 述 の 「全 くな い」 か ら 「頻 繁 に あ る」 ま で の5段. 様 々 で あ る。 先 行 研 究 で は, そ れ ぞ れ の業 務 に適. 階 に1か. した 人 材 育 成 とマ ネ ジ メ ン トの 方 法 は必 ず しも同. い る99人. じで は な い こ とが 指摘 され, この点 に 関 す る更 な. 基 礎 研 究 の 外 側 の 枠 内 に は3.51と 書 か れ て い る. 均3.97で. あ るが, これ は基 礎 研 究 の人 が 同 じ職. あ る とい う意 味 で あ る。 こ の頻 度 は上 ら5の 点 を付 与 し,基 礎 研 究 に従 事 して の平 均 を 算 出 した もの で あ る。 次 に ,.

(3) 一. (1)製. , 企 業 内 移 動 , 人 的 資 源 管 理一. 11. る 比 較 の 対 照 か ら基 礎 研 究 を 除 外 す る こ と と す. 薬業. 基 礎. る 。 ま ず , 両 産 業 と も に , 同 じ職 場 内 , 同 じ部 門. 究. 3.97(99) 2.12. 3.S1(99). 内 , プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム内 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ン. 1.67. 産 門 生 部. 国内. 1.46. 応 用研究. 2。14. 4.05. (224). 3.61. (224). が ど れ も3以. 上 の 値 を と り, そ れ ら が 日 常 の コ. ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの 中 心 に な っ て い る と い え よ う 。 そ れ に 対 して 社 内 の 生 産 部 門 や 営 業 部 門 , 国. .50. 内 や 海 外 と の そ れ は1点 業 門 営 部. 1.6. 海外. 代 や2点. 代 と低 く, ほ と. ん ど行 わ れ て いな い と考 え られ る。 そ の 中 で も比. 2.33. 1. .01. 較 的 値 が 高 い の は , エ レ ク トロ ニ ク ス 産 業 の 応 用 4.17(174). 1.55. 研 究 か ら 生 産2.39,. j.54 (174). 匪 (2)エ. 情 報の流れ. 研 究 か ら 海 外2.16と へ の2.33で. 応 用 研 究 か ら 国 内2.21,. 応用. 製 薬 業 の 開 発/設 計 か ら生 産. あ る 。 した が っ て , エ レ ク トロ ニ ク ス. 産 業 の 応 用 研 究 で は, 職 場 や 部 門 を 越 え て プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム 以 外 の 方 法 で 情 報 交 流 す る こ と も. レク トロニク ス産業. た まに はあ る と考 え られ る。. 鑞」. 2.43. 1.09. 上 述 の よ うに , コ ミュニ ケ ー シ ョンの 中 心 は同. z.a6 (ii 国内. 1.64. 劃. i.zo. Z 応用研 究 (148). 3.16. (148). 2.16. ¥1.60. 業 門 営 部. 海外. 2.13. 壁劃. 1.64. 3.20 (158). あ るが , 基 礎 研 究 , 応 用 研 究 , 開 発 設 計 の す べ て に つ い て , 同 じ職 場 の メ ン バ ー 間 と 同 じ部 門 の メ. 7. 4.01. じ職 場 内 , 同 じ 部 門 内 , プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム 内 で. ンバ ー 間 の コ ミュニ ケ ー シ ョン は製 薬 業 の 方 が エ レ ク トロニ ク ス産 業 よ り も多 い とい う特 徴 が み ら れ る 。 反 対 に プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム 内 の コ ミ ュ ニ. 1.69. ケ ー シ ョ ン は 応 用 研 究 , 開 発/設 計 と も に エ レ ク プ. ソェク トチー ム. トロニ ク ス産 業 の 方 が 多 い とい う特 徴 が 観 察 され. 礎研 究3.91(1D 用 研究438(148). る。 製 薬 業 で は エ レ ク トロニ ク ス産 業 よ り も各 職. 発/設言 十420 (157) 図1産. 業 別. 部門別情報の流れ. 場 や 部 門 の 専 門 性 が 重 視 さ れ る の に 対 して , エ レ ク トロニ ク ス産 業 で は部 門 を 越 え た コ ミュニ ケ ー. が, これ は同 じ部 門 内 の コ ミュニ ケ ー シ ョンの 頻 度 が3.51と. い う こ とで あ る。 ま た, 基 礎 研 究 か. ら, 生 産 部 門 , 営 業 部 門 , 国 内 , 海 外 の そ れ ぞ れ. シ ョンが 重 視 され , そ の 方 法 と して 様 々 な 部 門 の メ ン バ ー で 構 成 さ れ る プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム が 重 要 な 役 割 を 果 た して い る可 能 性 が 考 え られ る。. へ 矢 印 が 出 て お り, ま た , そ の 矢 印 に 数 値 が 添 え ら れ て い る が , こ れ は基 礎 研 究 に 従 事 し て い る 人. 3.部. 門間移動. が 矢 印 の先 の人 と どの程 度 の頻 度 で コ ミュニ ケ ー シ ョ ン す る か を 示 し て い る。 さ ら に , プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム の 枠 内 に , 基 礎 研 究4.07と. 次 に, 研 究 者 や技 術 者 が どの よ うに 部 門 間 を 移. 書 かれ てい. 動 す る の か に つ い て , 産 業 別 に み て み よ う。 我 々. る が , こ れ は , 基 礎 研 究 に 従 事 し て い る人 が プ ロ. の 質 問 紙 調 査 で は, 部 門 を 「基 礎 研 究 」, 「応 用 研. ジ ェ ク トチ ー ム 内 で コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 行 う頻. 究 」, 「開 発/設 計 」, 「 生 産 技 術 」, 「生 産 管 理 」, 「情. 度 が4.07で. 報 処 理 」, 「特 許 管 理 」, 「研 究 企 画 」, 「営 業 」 の9. 図1を. あ る と い う意 味 で あ る。 用 い て , 研 究 者 ・技 術 者 の 所 属 部 門 別. つ に 分 け ,20歳. 代 ,30-34歳. ,35-39歳. ,40-44. に, 製 薬 業 とエ レ ク トロニ クス産 業 の情 報 の流 れ. 歳 ,45歳. を 比 較 し て み よ う。 た だ し, エ レ ク ト ロ ニ ク ス 産. も 長 く担 当 し た か を た ず ね た 。 そ こ で , 例 え ば. 業 の 基 礎 研 究 は11人. 30-34歳. と少 な い た あ, こ こ に お け. 以 上 の各 時 期 に,そ れ ぞ れ どの部 門 を最. で は 基 礎 研 究 ,35-39歳. で は応 用 研 究 と.

(4) 12. 回 答 した場 合 は, 基 礎 研 究 か ら応 用 研 究 へ の移 動 が1回. あ っ た もの と み な す 。 こ の よ うな 方 法 で. は, 基 礎 研 究 か ら応 用 研 究 へ 移 動 す る前 に短 期 間 だ け開 発/設 計 を担 当 す る と い う よ うな 移 動 , す. 5%以. 上 を 占 め る移 動 パ ター ンを矢 印 の方 向 で示. し, ま#, 各 移 動 回 数 の全 移 動 回 数 に 占 め る割 合 を矢 印 に添 え られ た数 値 で 示 した もの で あ る。. な わ ち, 基 礎 研 究 か ら開 発/設 計 を 通 して応 用 研. まず ,基 礎 研 究 ,応 用研 究 ,開 発/設 計 間 の移 動 に着 目す る と, 製 薬 業 で は, 基 礎 研 究 と応 用 研 究. 究 へ 移 動 す る よ うな ケ ー スを 正 確 に と らえ る こ と. の 間 の双 方 向 の移 動 と, 基 礎 研 究 と開 発/設 計 の. はで きな い。 しか し, そ れ で も主 要 な 移 動 を と ら. 間 の 双 方 向 の 移 動 が 多 く, 製 薬 業 にお け る基 礎 研. え る こ とは で き る と思 わ れ るの で, 移動 に 関 す る. 究 の重 要 性 が うか が え る。 一 方, エ レク トロニ ク. 情 報 を 全 く得 られ な い20歳. ス 産 業 で は, 応 用 研 究 と 開 発/設 計 との 間 の移 動. 代 を 除 いて , 移 動 経. 験 者 の割 合 や移 動 の範 囲 と頻 度 に つ い て産 業 別 に. は, 両 方 向 合 わ せ て42.0%と. み て み よ う。. 基 礎 研 究 か ら応 用 研 究 へ の 移動 も19.2%あ. まず , 製 薬 業 で は20歳 代 を 除 く総 数439人 の う ち, 上 述 の よ う な形 で 移 動 経 験 が 記 載 され て い. 応 用 研 究 に 関 わ る移 動 が61.2%で. る人 は182人. い。 この よ う に製 薬 業 の 方 が 移 動 の分 布 が 上 流 工. で あ る。言 い換 え れ ば ,移 動 経 験 の. な い人 は257人. り,. 一 番 多 い。 そ. れ に次 いで 開 発/設 計 に関 わ る移 動 が54.6%と. 多. あ た る。 一 方. 程 に偏 って い るの は, 回 答 者 の 現 在 の 所 属 部 門 が. エ レク トロ ニ ク ス産 業 で は,20歳 代 を 除 く総 数 279人 の うち,移 動 経 験 の な い人 は143人 で全 体. 製 薬 業 で は応 用 研 究 , エ レ ク トロニ ク ス産 業 で は. の51.3%で. で 全 体 の58.5%に. 非 常 に多 く, ま た ,. 開 発/設 計 が一 番 多 い こ とに 一 因 が あ る と考 え ら. あ り, 製 薬 業 よ り も若 干 そ の割 合 が. れ るが , 製 薬 業 で は基 礎 研 究 , エ レ ク トロニ クス. 低 い。 前 節 で 製 薬 業 の方 が 職 場 内 , 部 門 内 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンが 多 く, 各 部 門 の 専 門 性 が 重 要 視 さ. 産 業 で は開 発/設 計 が 市 場 で の 成 功 の鍵 を 握 る と. れ て い る可 能 性 を 指 摘 した が , 移 動 経 験 の な い人. 部 門 との コ ー デ ィネ ー シ ョ ンが 行 わ れ , 研 究 者 や. の 割 合 が 製 薬 業 で 高 い と う フ ァイ ンデ ィ ング ス も. 技 術 者 の 移 動 もそ の 役 割 の 一 端 を 担 って い る と推. この可 能 性 を示 唆 す る と考 え られ る。. 察 され る。. 次 に, 移 動 の範 囲 と頻 度 を産 業 別 に み て み よ う。4割 以 上 の人 が部 門 を越 え る移 動 を経 験 して. ま た, 生 産 技 術 との 間 の 移動 とな る と, 両 産 業 と も に開 発/設 計 だ け に 限 られ る。 製 薬 業 で は 開. い る わ け だ が, 図2は , 製 薬 業 の移 動 経 験 者182. 発/設 計 と生 産 技 術 と の 間 の 移 動 は両 方 向 と もに. 人 の 全 移 動 回 数242回. 5%以. の移 動 経 験 者136人. とエ レ ク トロ ニ ク ス 産 業 の全 移 動 回数167回. の うち,. 評 され て い る こ とか ら, それ らの部 門 を中 心 に他. 上 観 察 され るが , エ レク トロニ ク ス産 業 で. は開 発/設 計 か ら生 産 技 術 の 方 向 のみ が5%以. 上. で あ る。 前 節 にお いて , 開 発/設 計 と生 産 技 術 と (1)製. の 間 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンも製 薬 業 の 方 が 多 い こ. 薬 業. とを 示 した が , 製 薬 業 で は人 の 移 動 も両 部 門 間 の. 7.0 9.9. 藩 駆f誹. 情 報 移転 や情 報 交 換 の 重要 な手 段 で あ る と考 え ら. こ雇58陛 璽]. 8.7%. れ る。. 6.6. 4.能. 力 開発 の方 法. (2)エ レ ク ト ロニ ク ス 産 業. ロ も. 薩酉. 霧 鼻η ・ 蜘 19,8%. 蹙 列. 本 節 で は, 応 用 研 究 と開 発/設 計 に分 けて , 能 力 開 発 の 方 法 を 産 業 間 で比 較 して み よ う。 我 々 の 質 問紙 調 査 で は, 回答 者 が所 属 す る部 門 で 重 視 し て い る能 力 開発 の方 法 と, 回答 者 自身 が過 去 に経. 注)全 移 動回数の5%以. 上 の移 動のみ を記載。. 験 し有 効 で あ った と思 う方 法 そ れ ぞ れ に つ い て,. 図2. 上 位3つ. 産業別部門 間移動. まで 選 択 す る よ う求 あ た。 そ の選 択 肢 は.

(5) 一 情 報 の流れ,企業 内移動,人的資源管理一 表2 (1)応. 能力開発 の方法 部門別産業間 の違 い. 用研究. 産. 業. 部門内 ローテーシ ョン 部門間 ローテーシ ョン 異 分 野 の人 との共 同 プ ロ ジ ェ ク ト 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企 画 ・推 進 関係 会社 へ の 派遣 社 外 の研 究機 関 で の 共 同 研 究 開 発. 講 習 会 や セ ミナ ー. *. , エ レ ク トロ ニ ク ス産 業148人. *. 専 門分 野 の学 会 に 出 席. *. 社 内 の有 志 に よ る勉 強 会. *. 社 外 の専 門 家 との交 流 や勉 強会. *. 自 己啓 発. レク ト・ニクス. 緜. 海外留学. * 綜. 国内留学. 薬]互. 1.住 0 ロ 0 ⑩ 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ⑩ 0 α 0 ω 0 ω 0 ⑩ 0 σ. 責 任 の 重 い仕 事. 製. 5 7 8 8 2 9 8 2 3 3 5 3 3 1 2 4 7 9 5 3 3 4 0 7 5 5 8 9 7 6 2 2 の 2 ユ 4 1。β 2 7 3 B つ 2 1。4。3 B 2 7 b 3 4。B 2 β 0'3。£ 9。 1。α ー ロ 0 ⑩ 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω 0 ω. 桑一 ⊥ エレク トA二 塑 2.29 2.05 (1.30)* (1.19)* 0.67 0.84 (1.00) (1.08) 0.14 0.25 (0.50)* (0.67)* 0.07 0.10 (0.42) (0.34) 0.24 0.07 (0.37)*** (0.63)*** 0.49 0.23 (0.69)*** (0.98)*** 0.01 0.02 (0.19) (0.16) o.os 0.13 (0.43) (0.36) 0.01 o.i7 (0.49)*** (0.08)*** o.i7 0.22 (0.62) (0.49) 0.56 0.65 (0.89) (1.02) 0.42 0.39 (0.78) (0.83) 0.09 o.ii (0.40) (0.39) 0.04 0.05 (0.28) (0.28) 0.68 0.68 (0.92) (0.93). 総 錫 鴣 器 男 瓠 脇 鵲 器 鴒 艙鋤β・鋤温 蟲 錫. 製. OJT. 薬 業224人. 研究者に とり有効. 部門が重視. 能 力開発の方法. 注1)製. 13. の 平 均 と標 準 偏 差 で あ る.. 2)カ ッ コ内 は標 準 偏 差 で あ る. 3)平 均 値 の 差 の 検 定 で***は1%,**は5%,*は10%の (2)開. 各 水 準 で 有 意 で あ る.. 発/設 計. 産. 業. 責 任 の重 い仕 事. 製. 薬. 2.16. 2.03. (1.26). ( (1.27). 0.73. 0.84. (1.06) 部 門 内 ロー テ ー シ ョン. 0.39. (0.78) 部 門 間 ロー テ ー シ ョン. 0.25. (0.69)** 異 分 野 の 人 との 共 同 プ ロ ジ ェ ク ト. 匪. 0.03. (0.24)***. ((1.12) 0.35 ((0.78) 0.12 ((0.43)** 0.23 丿. ( (0.66)***. 開発研究者 に とり有効 薬 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 ー ー ー ー ー. OJT. 、. エ レ ク トロニ クス .一.. 製. 能力開発 の方法. 部門 が重視. 49 35) 28 27) 16 54) 29 79) 27 70). エ レ ク トロニ ク ス. 611 31)(1 081 20)(1 140 51)(0 240 68)(0 290 79)(o.

(6) 14. (表2っ. 産. 業. づ き). 部 門が. 開発研究者 に とり有効. 能力開発 の方法. 製. 薬. 新 しいプロジェク トの企画 ・推進. 0.26. 関係会社への派遣. (0.70)* 0.02. 社外 の研究機関 での共 同研究 開発. (0.21)** 0.15. 国内留学. (0.57) 0.26. 海外留学. (0.77)*** 0.17. 自己啓発. (0.61)*** 0.46. 講 習 会 や セ ミナ ー. (0.82)*** 0.32. 社外の専門家 との交流や勉強会. (0.65)** 0.22. 社 内の有志 によ る勉 強会. (0.68) 0.06. 専門分野 の学会 に出席. (0.34) 0.43 (0.80)**. 注1)製. 表2の. 薬 業174人. , エ レ ク ト ロ ニ ク ス 産 業153人. 通 りで あ る。第1位. の 平 均 と標 準 偏 差 で あ る. に挙 げ られ た選 択 肢 に. は3点 ,2位. と1位 の もの に はそ れ ぞ れ2点 ,1 点 ,3位 以 内 に挙 げ られ なか った選 択 肢 に は0点 を付 与 し, 研 究 者 や 開 発 者 の 回 答 の 平 均 点 と標 準 偏 差 を産 業 別 に計 算 した結 果 が表2で. あ る。. まず , 所 属 部 門 が重 視 して い る方 法 に つ い て, 産 業 間 で 平 均 値 の差 のt検 定 を行 った と ころ, 応. エ レ ク トロ ニ ク ス. 0.41 (0.82)* 0.12 (0.52)** o.io (0.48) o.oi (0.08)*** 0.03 (0.16)*** 0.84 (1.14)*** 0.51 (0.88)** 0.16 (0.53) 0.14 (0.49) 0.24 (0.67)**. .. て い る。. 次 に, 開 発/設 計 で 製 薬 業 が 有 意 に高 い の は, 部 門 間 ロ ー テ ー シ ョ ン, 国 内 留 学 , 海 外 留 学 , 学 会 出 席 で あ る。 製 薬 業 で は職 場 内 , 部 門 内 コ ミュ ニ ケ ー シ ョンが 多 く, エ レク トロニ ク ス産 業 よ り も専 門化 さ れ て い る可 能 性 を先 に指 摘 した が, 国 内 留 学 , 海 外 留 学 , 学 会 出席 な ど に よ り, 職 場 を. 用 研 究 の 場 合 に製 薬 が 有 意 に高 い の は,OJT , 部 門 内 ロー テ ー シ ョン, 国 内 留 学 で あ る。 第2節 に. 離 れ て 専 門 性 を 高 め る能 力 開 発 を行 って い る と考. お い て, 製 薬 業 の方 が エ レ ク トロニ クス産 業 よ り. ロニ クス産 業 の方 が有 意 に高 い の は, 異 分 野 の人. も職 場 内 , 部 門 内 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンが 多 い こ と. え られ る。 反 対 に, 開 発/設 計 にお いて エ レク ト との共 同 プ ロ ジェ ク ト, 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企. が 明 らか に され た が , 能 力 開 発 の方 法 と して も. 画 ・推 進 で あ り, これ は応 用 研 究 の場 合 と同 様 で. OJTや. あ る。. 部門 内 ロー テー シ ョンなど職場 や部 門を. 限 定 した方 法 が重 要 視 され て い る こ とは 注 目に値 す る。 反 対 に, 応 用 研 究 で エ レク トロニ ク ス産 業 の 方 が 有 意 に高 い の は, 異 分 野 の人 と の共 同 プ ロ ジ ェ ク ト, 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの 企 画 ・推 進 と い. 次 に, 研 究 者 や 開発 者 に と って有 効 で あ った 方 法 に っ い て産 業 間 で比 較 して み よ う。 ま ず, 応 用 研 究 の場 合 に有 意 な差 が 観 察 さ れ た の は, 国 内留 学 , 社 外 の 専 門 化 と の交 流 や 勉 強 会 , 社 内 の有 志. う プ ロ ジ ェ ク トチ ー ムに 関連 す る能 力 開発 の 方 法. に よ る勉 強 会 の3っ. で あ る。 この こ とは, エ レ ク トロニ クス産 業 で は. 2つ は10%水. プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム内 の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンが 製. は次 にみ る開 発/設 計 の場 合 と比 べ て 少 な く, 今 回 の質 問 紙 調 査 か らは, 研 究 者 の場 合 に有 効 で あ. 薬 業 よ り活 発 で あ る と い う先 の 観 察 事 実 と対 応 し. だ け で あ り, しか も, 最 後 の 準 で か ろ う じて 有意 で あ る。 これ.

(7) 一. 情 報 の流 れ, 企 業 内移 動 , 人 的 資源 管 理 一 一. 15. る能 力 開 発 の 方 法 は開 発/設 計 ほ ど産 業 に よ る差. の企 画 ・推 進 , 関係 会 社 へ の派 遣 , 自己啓 発 , 講. が な い とい う こ とが で き よ う。. 習 会 や セ ミナ ーで あ り, 研 究 よ り も開 発/設 計 向. 一 方 , 開 発/設 計 の 場 合 に 製 薬 業 で有 意 に高 い. き と思 わ れ る能 力 開発 の方 法 で あ る。. の は, 国 内留 学 , 海 外 留学 , 専 門 分 野 の学 会 に出. 次 に, 研 究 者 や 開 発 者 が 有 効 で あ る と考 え る方. 席 で あ り, この こ とか ら, 製 薬 業 の 開 発 者 は エ レ ク トロ ニ ク ス産 業 よ り も開 発/設 計 で あ って も研. 法 と部 門 が 重 視 す る方 法 に差 が あ るか ど うか を 調 べ る た め に, 選 択 肢 ご と に, 研 究 者 が 有 効 で あ る. 究 型 に近 い能 力 開 発 の方 法 が 有 効 で あ る と考 えて. と考 え る方 法 の得 点 か ら所 属 部 門 が 重 視 す る方 法. い る こ とが わか る。 ま た, エ レク トロ ニ ク ス産 業. の得 点 を引 き, そ の差 の平 均 値 が ゼ ロ と有 意 に異. の方 が 有 意 に高 い選 択 肢 は, 新 しい プ ロ ジ ェ ク ト. な って い る か否 か を検 定 した と こ ろ,表3の. 表3能 (1)製. 力開発の方法 研究者や開発者の評価 と部門の方針の違い. 薬業. 部. 門. 開 発/設 計. 応 用研 究. 平」壁. 能力開発 の方法. 準誤差. 平. 標準誤差 0.12. OJT. 一1. .04***. o.io. 一 〇 .6. 責 任 の重 い仕 事 部 門 内 ロー テ ー シ ョ ン. 0.41*** 一1 .13**. O.08. 0.5. 0.ii. 0.05. 一 〇.2. O.06. 部 門 間 ロー テ ー シ ョ ン 異 分 野 の人 との共 同 プ ロ ジ ェ ク ト. 0.08. 0.05. 0.0. 0.07. 0.16***. 0.05. 0.2. 0.05. 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの 企 画 ・推 進 関 係 会社 へ の派 遣. 0.12*. 0.06. 0.0. 0.os. 0.01. 0.01. 0.0. O.01. .00. 0.04. 0.0. 0.04. 0.20***. 0.06. 0.0. 0.07. 0.03. 0.06. 0.o. 0.06. 社 外 の 研 究機 関 で の 共 同 研 究 開 発 国 内留 学 海外留学 自己 啓 発. -0. .03. 0.07. -0. .ol. 0.06. 一 〇. O.17***. 0.05. 0.2. 0.05. 0.04. 0.03. 0.0. 0.03. -0 -o. 講 習 会 や セ ミナ ー 社 外 の 専 門 家 との 交 流 や 勉 強 会 社 内 の 有 志 に よ る勉 強 会 専 門 分 野 の学 会 に 出席 (2)エ. よう. -o. 0.07. .oo. 0.09. .2. 0.07. .1. -0. 0.07. .0. レ ク トロニ クス産 業. 部. 応 用研 究. 門. 能力開発 の方法 OJT. 平. 均. 一 〇.77***. 開 発/設 計 平. 均. 」 標鞣 差. 一 〇 .42***. o.i1. 責 任 の重 い仕 事. 0.11. 0.24***. 0.09. 部 門 内 ロー テ ー シ ョ ン 部 門 間 ロー テ ー シ ョ ン. 0.01. 一 〇 .21***. 0.06. 0.14**. 0.12**. 0.06. 異 分 野 の人 との共 同 プ ロ ジ ェ ク ト 新 しい プ ロ ジェ ク トの企 画 ・推 進. 0.07. 0.06. 0.07. .03. 0.os. 0.oi. 0.08*. O.04. O.11**. 0.03. 0.04. 0.oo. 0.oi. .03. O.02. .oi. 0.10. .10. 0.08. -0. 関係 会 社 へ の派 遣 社 外 の研 究 機 関 で の 共 同研 究 開発. .02. -0. 国 内留 学 海外留学. 一 〇.01. 自己啓発 講 習 会 や セ ミナ ー. 一 〇.05. -o. -0. -0. 0.14**. .09. -0. 社 外 の専 門 家 との 交 流 や 勉 強 会 社 内 の 有 志 に よ る勉 強 会. 0.os. 0.09**. 0.04. O.12**. 0.08*. 0.04. 専 門 分 野 の学 会 に出 席. 0.12. 0.05. 0.05.

(8) 16. な結 果 と な っ た。 まず , 産 業 別 部 門 別 に分 け る と. 者 は, 関 係 会 社 へ の派 遣 を会 社 が 重 視 して い る以. 4っ の カ テ ゴ リー が で き るが,OJTは4っ. 上 に有 効 で あ る と認 識 して い る よ うで あ る。. のカテ. ゴ リーの す べ て にお いて マ イ ナ スで 有 意 ,責 任 の 重 い 仕 事 と社 外 の 専 門 家 と の 交 流 や 勉 強 会 は4 っ の う ち3っ. 遇. 5.処. の カ テ ゴ リー に お い て 有 意 に プ ラ. ス, また, 部 門 内 ロ ー テ ー シ ョ ンは4っ の うち3 つ で マ イ ナ ス で 有 意 に な っ て い る。 す な わ ち,. 次 に, 処 遇 方 法 に関 す る産 業 の違 い を応 用 研 究 と開発/設 計 に分 けて み て み よ う。 前 節 の 能 力 開. OJTや. 発 の方 法 と同 様 に,我 々 の質 問紙 調 査 で は表4に. 部 門 内 ロ ー テ ー シ ョ ンは 研 究 者 や 開 発 者. が 有 効 で あ る と考 え る以 上 に重 視 され て お り, 反. 示 す 項 目 にっ いて , 会 社 が 重 視 して い る方 法 と研. 対 に , 責 任 の 重 い仕 事 を 経 験 した り, 社 外 の 専 門. 究 者 や 開 発 者 が 重 視 して い る方 法 に分 けて , そ れ. 家 との交 流 や勉 強 会 に 出 席 した りす る こ と は彼 ら. ぞ れ上 位3っ. が有 効 で あ る と考 え て い る ほ どに は会 社 側 は重 要. 第1位. 視 して い な い とい う こ とが で きよ う。. れ2点 ,1点 , 選 択 され な か った項 目 は0点. 次 に, 産 業 間 の違 い を指 摘 しよ う。 部 門 間 ロ ー テ ー シ ョ ンと社 内 の有 志 に よ る勉 強 会 は, エ レク. て平 均 値 を計 算 し, 産 業 に よ る差 の検 定 を行 った. トロ ニ ク ス産 業 にお いて の み , 両 部 門 で 有 意 に プ ラ スに な って お り, また, 異 分 野 の人 との 共 同 プ ロ ジ ェ ク トは製 薬 業 に お い て の み両 部 門 で有 意 に. を選 択 す るよ う依 頼 した。表4は. の選 択 肢 を3点 ,第2位. ,第3位. , はそれぞ とし. 結 果 を示 して い る。 まず, 会 社 側 が 重 視 して い る方 法 につ いて 製 薬 業 が有 意 に 高 い の は, 応 用 研 究 で は, 昇 給 , フ ェ ロー へ の登 用 , 留 学 な どの研 究 機 会 , 社 内 の賞 ,. プ ラス に な って い る。 既 述 の よ うに製 薬 業 で は エ. 特 許 の個 人 取 得 で あ り,ま た開 発 設 計 で は,昇 給 ,. レク トロ ニ ク ス産 業 ほ ど プ ロ ジェ ク トを通 じた能. ボ ー ナ ス や個 人 報 奨 金 , 留 学 な ど の研 究 機 会 , 社. 力 開 発 の方 法 が と られ て い な い た め, 研 究 者 や 技. 内 の賞 で あ る。 既 述 の よ うに製 薬 業 で は職 場 内 ,. 術 者 は現 状 以 上 に この 方 法 を 望 ん で い る と いえ よ. 部 門 内 コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンが 多 く, ま た, 能 力 開. う。 同様 に , エ レク トロニ ク ス産 業 で は, 既 述 の. 発 の 方 法 と して は国 内 留 学 , 海 外 留 学 , 学 会 出 席. よ うに部 門 間 ロー テ ー シ ョンが 製 薬業 よ り も少 な. な どが 多 い とい うよ うに, 専 門 性 が 重 視 され る傾. い が, 研 究 者 や 開発 者 は この方 法 を企 業 以 上 に評. 向 が み られ る の で , 処 遇 の方 法 と して も個 人 を ベ ー ス に した方 法 が エ レ ク トロニ クス産 業 よ り も. 価 して い る と思 わ れ る。 ま た, 自 己啓 発 と講 習 会 や セ ミナ ー は, 製 薬 業 の開 発/設 計 に お い て の み マ イ ナ ス で有 意 で あ る. 多 くと られ て い る よ うで あ る。 反 対 に, エ レク ト ロ ニ ク ス産 業 が 有 意 に 高 い の は, 応 用 研 究 で は. が , 先 に指 摘 した よ う に, 製 薬 業 で は開 発/設 計. ボ ー ナ ス や 個 人 報 奨 金 , 研 究 開 発 費 の増 加 で あ. で あ って も研 究 型 の 能 力 開 発 の 方 法 が 求 め られ て. り,開 発/設 計 で は,管 理 職 へ の昇 進 , テ ー マの 設. い るの で, 講 習 会 や セ ミナ ー は会 社 が 重視 す る ほ. 定 や 進 め方 の 自 由度 , 研 究 開 発 活 動 の 自 由 裁 量. ど に は 開 発 者 は 評 価 して い な い と思 わ れ る。 ま. 度 , 研 究 開発 費 の増 加 , 研 究 開発 ス タ ッ フの増 員. た, エ レク トロニ ク ス産 業 の応 用 研 究 に お い て の. で あ る。 この産 業 で は プ ロ ジェ ク トチ ー ム 内 の コ. み , 社 外 の研 究 機 関 で の共 同研 究 開 発 と海 外 留 学. ミュ ニ ケ ー シ ョ ンが 多 く, ま た, 能 力 開 発 の方 法. が 有 意 に プ ラ スで あ り, また , 同 産 業 の開 発/設. と して もプ ロ ジ ェ ク トチ ー ム を通 じた方 法 が 重 視. 計 にお いて の み, 関 係 会 社 へ の 派 遣 が 有 意 に プ ラ. され て いた こ と と対 応 して , 処 遇 の 方 法 も, 研 究. ス で あ る。 エ レ ク トロニ ク ス産 業 で は, 民 間企 業. 開発 費 の増 加 や研 究 開発 ス タ ッ フの 増員 な どの 集. の共 同研 究 開 発 が これ ま で に も多 く行 わ れ, 研 究 者 は そ こで の経 験 を評 価 して い る と同時 に, 海 外. 団 を べ 一 スに した もの や, テ ー マ の設 定 や進 あ方 の 自由度 , 研 究 開 発 活 動 の 自由裁 量 度 の よ うに,. で の勉 強 も望 ん で い る。 ま た, 同 産 業 の製 品 は多. 集 団 の中 に お け る個 人 の権 限 に関 連 す る処 遇 方 法. 数 の 部 品 か ら構 成 され て お り, 関 係 会 社 と の コ ー. が 製 薬 業 よ り も重 視 され て い る。. デ ィ ネ ー シ ョ ンが 重 要 で あ るが , 開 発 ・設 計 担 当. 次 に, 研 究 者 や 開 発 者 が 重 視 す る方 法 につ いて.

(9) 一 一情報 の流 れ, 企業 内移動,人 的資源管理一 表4 (1)応. 処遇方法の部門別産業間の違い. 用研究. 産. 業. 処遇方法. 薬. エ レク トロニ クス. エ レ ク トロニ クス. * * * 7 ユ 1. * * * 8 6 7 7 9 2 6 2 0。 -。1. L. 8 B 0. 0 1 α 3 4 α. 3 9 1'4 0 0. 3 1 α. 3 ユ 0. 8 4 α. 8 4 0. 9 3 8 1 0。 L 8 5 α * * 2 9 α 6 4 α. * * * 4. * * * 1 8 α. 9. 6 4 α. * * 3. * * 4 8 α. 6. 7 1 α. * * * 3. * * * 9 5 α. 8. * 4 1 α. * 5. ∩⋮ 3 0 0. 2 0 α. 4 0. 0⋮ 3 0 0. 6 7 0 3 0.0。. 9 0. * * 7 8 α. 渇 0. 1 4 α. 7 0. * * 7 7 0 3 0。 α. 6。 2 0 0. 6 B 0. * * 6 2 0. 3 2 0. 9 ユ 1. * * * 5 1 4 0 2 0 ーユ ー4 0. * * 0 ユ 1. * * 6 9 O。 B 1 0. * * * 1 8 0. 4 £ 0. 1 4 0. * * 4 b 0. 1 5 0. 9 ユ 0. 3 1 0. * * * * * * * * 4 6 8 0 0 4= b 8。0。 つ 0 0 0 0 0. * * * 8 4 0. 3 ユ 0. 0 1 0. の 平 均 で あ る.. ッ コ 内 は 標 準 偏 差 で あ る.. 3)平. 均 値 の 差 のt検. 定 で***は1%,**は5%,*は10%の. 各 水 準 で 有 意 で あ る.. 発/設 計. 産. 業 薬. 1.18. (1.31)*** ボ ー ナ スや 個 人 報 奨 金. 1.13. (1.21)** リフ レ ッシ ュ休 暇. 0.03. (0.27) 長期休暇. o.oi. (0.08) 管理職への昇進 フ ェ ロー へ の 登 用. oss (1ユ0)** 0.26. (0.69) テ ー マ の設 定 や進 め方 の 自由度. 0.30. (0.78)**. エ レ ク トロ ニ ク ス. 740 15)***(1 840 22)**(1 000 00h(0 0 00 00)(0 181 24)**(1 300 (0 79) 500 94)**(o. エ レク トロ ニ ク ス * 3 7 1 5 0 0 2 3 1 5 2 5 6 7 0 2 1 2 2 6 1 4 2 6 7 1 7 0 1 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1. 給. 製. 開発研究者が重視 薬. 処遇方法. 一. 製. 会社 が重視 一. 昇. 2 ゐ 0. 4 4 0. , エ レ ク ト ロ ニ ク ス 産 業151人. 9 α. 2 1 0. 薬 業225人. * * * 7 £ 0. 1 7 0. 特 許 の個 人 取 得. 8 2 0. 7 2 0. 社 内 の賞. 0 β 0. * * * 5 9 0. 留 学 な どの研 究 機 会. * * * 7 7 1 6 0 -。 5。 2'6⋮ 2 0 0 0 0 0. 9 4 0. 研 究 開 発 ス タ ッ フの 増 員. 9 B 0. 7 0 1. 研究開発費の増加. 3 B 0. 9 8 0. 研 究 開 発 活 動 の 自由 裁 量 度. 薬. 7 2 1. 8 3 6 ー● 0。2 0 0 0. 0 0 0. テ ーマ の 設 定 や 進 あ方 の 自 由度. * *. 2 つ 0. 0 0 0. フ ェ ロ ーへ の登 用. *. 5 8 6 1。 39つ 1 2 1. 0 2 0. 管 理 職 へ の昇 進. 2)カ. 1 0 0. 7 0 1. 長期休暇. 注1)製. * * 2 2 1. * 2 3 1. リフ レ ッ シュ休 暇. 製. 3 つ 1. 1 9 0. 5 1 1. ボ ー ナ ス や個 人 報 奨 金. 研究者 が重視. 会 社 が重 視 製. 昇給. (2)開. 17. 1.19 (1.35) 1.07 (1.23) 0.12 (0.50) 0.11 (0.41) 0.11 (0.42) 0.56 (1.02) 0.97 (1.16)*.

(10) 18. (表4っ. 産 業. 纛. 処遇 方法 研究 開発活動 の自由裁量度 研究開発費 の増加 研 究 開 発 ス タ ッフ の増 員. 留学 などの研究機会 社内の賞 特許の個人取得. 注1)製. 薬 業174人. づ き). 会社鍾 視 _匝 ラ ー ト三. 0.16 (0.54)* 0.10 (0.51)*** o.os (0.38)*** 0.45 (0.86)*** 1.14 (1.19)*** 0.09 (0.39). , エ レ ク ト ロ ニ ク ス 産 業161人. 開発研究 者が重視. i一 一 蝶. 0. (0. 0. (0. 0. (0. 0. (0. 0. (1. 0. (0.. ⊥望 クト・. 0.68 (1.09) 0.18 (0.60)*** 0.26 (0.62) 0.57 (0.93)*** 0.07 (0.32) 0.07 (0.39). 1 1 1 1. 1. 0.66 (1.04 0.44 (0.81 0.27 (0.68 0.17 (0.55 0.11 (0.46 0.16 (0.55. の 平 均 で あ る.. 産 業 間 の違 い を み て み る と, これ は会 社 が重 視 す. シュ休 暇 , 長 期 休 暇 , フェ ロ ーへ の登 用 な ど の新. る方 法 の 差 異 と あ る程 度 類 似 して い る。 す な わ. しい タ イ プ の報 酬 を求 め, ま た, テ ー マ の設 定 や. ち, 製 薬 業 の応 用 研 究 で は フ ェ ロ ーへ の登 用 , 留. 進 め 方 の 自由 裁 量 度 , 研 究 開 発 活 動 の 自由 裁 量 度. 学 な どの 研 究 機 会 , 社 内 の 賞 が , また , 同 産 業 の. な どの 自由 を 求 め て い る。. 開 発/設 計 で は留 学 な ど の研 究 機 会 が 有 意 に 高 い. また ,両 産 業 の 応 用 研 究 に お い て , 金 銭 的 報 酬 と して は, 会社 が ボ ー ナ スや 個 人報 奨 金 を 研 究 者. とい う点 は, 会 社 が 重 視 す る方 法 の 場 合 と同 じで あ る。 ま た, エ レク トロニ ク ス産 業 の応 用 研 究 で. よ り も重 視 して い るが, 研 究 者 は研 究 開発 費 を 会. は ボ ー ナ ス や個 人 報 奨 金 , 研 究 開発 費 の増 加 , ま. 社 よ り も重 視 して い る とい う特 徴 が み られ る。 ま. た, 開 発/設 計 で は テ ー マ の設 定 や進 あ 方 の 自 由. た, エ レ ク トロニ ク ス の開 発/設 計 で は昇 給 や留. 度 , 研 究 開 発 費 の増 加 とい った方 法 が製 薬 業 よ り. 学 な ど の研 究 機 会 が プ ラス で有 意 な値 を示 して お. も有 意 に高 い と い う点 も会 社 が重 視 す る方 法 の場. り, 開 発 者 は プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム 内 で作 業 す る 中. 合 と同 様 で あ る。 た だ し, 開 発/設 計 の担 当者 が. で , 現 状 以 上 に個 人 を ベ ー ス に した処 遇 を求 め て. 重 視 す る方 法 につ いて は, 産 業 間 で 有 意 な差 が 観. い る と いえ よ う。. 察 され る項 目が 少 な く, したが って , 開 発 者 に求 あ られ る処 遇 の 在 り方 は産 業 間 で 大 きな 差 が な い. 6.所. 得 関 数 と職 位 関 数 の 推 定. とい う可 能性 が 考 え られ る。 最 後 に, 会 社 が重 視 す る方 法 と研 究 者 や 開発 者 が重 視 す る方 法 の産 業 間 の違 い を み て み よ う。 表. げ た 人 を 処 遇 す る1っ の 方 法 で あ る と考 え られ. 5は 能 力 開 発 の 場 合 と同 様 に, 研 究 者 や開 発 者 が. る。 そ こで, 業 績 の高 い人 ほ ど高 い所 得 を得 , 高. 重 視 す る方 法 の得 点 か ら会 社 が重 視 す る方 法 の得. い職 位 に就 い て い る か を み る た め に, 以 下 の よ う. 点 を差 し引 き, そ の差 の平 均 値 が ゼ ロ に等 しい と. な所 得 関 数 と職 位 関 数 を産 業 別 に推 定 し た。 ま. い う帰 無 仮 説 に つ い てt検 定 を 行 った 結 果 で あ. ず , 所 得 関 数 は, 税 引 き前 の年 収 の対 数 値 を従 属. る。表5に お い て, 製 薬 の応 用 研 究 , 開発/設 計 , エ レク トロ ニ ク ス の応 用 研 究 , 開 発/設 計 の す べ. 変 数 と し,独立 変 数 は,年 齢 ,学 歴 ,業 績 で あ る。. て に み られ る傾 向 と して, 会社 は処 遇 の 方 法 と し. 誌 へ の論 文 掲 載 , 社 内外 で の表 彰 , 研 究 開発 成 果. て研 究 者 が重 視 す る以 上 に管 理 職 へ の昇 進 , 社 内. の製 品 化 な ど の13の. の賞 を重 視 して い るの に対 し, 研 究 者 は リフ レ ッ. い て 回 答 者 が 最 近5年. と ころ で, 昇 給 や昇 進 は そ れ ぞ れ高 い業 績 を あ. 我 々 の 質 問紙 調 査 で は,特 許 申 請 ,学 会 発 表 , 雑 項 目 を あ げ, そ れ ぞ れ に つ 間 に あ げ た 成 果 の件 数 を.

(11) 一. 表5 (1)製. 一 情 報 の流 れ. ,企業内移動,人的資源管理一 一. 19. 処遇方法 研究者や開発者の要望 と会社の方針の違い. 薬業. 部 雪. 開発/設 計. 平 均応用研究_儀. 処遇方法. 均. 一卜 騨 誤差. 一 〇 .12. o.io. -0. .19*. O.10. 0.12***. 0.04. 0.17***. 0.05. 0.13***. 0.03. 0.11***. 0.03. 一 〇 .70***. 0.08. 一 〇.67***. 0.09. 0.15*. 0.09. 0.46***. 0.10. テ ー マ の設 定 や進 め方 の 自由裁 量 度. 0.62***. 0.09. 0.46***. 0.09. 研 究 開 発 活 動 の 自 由裁 量 度. 0.73***. 0.os. 0.52***. 0.09. 研 究 開 発 費 の増 加 研 究 開 発 ス タ ッフ の増 員. 0.13***. O.05. 0.07. 0.05. 0.16***. 昇給 ボー ナ ス や個 人 報 奨 金 リフ レ ッ シ ュ休 暇 長期 休 暇 管 理 職 へ の昇 進 フェ ロー へ の登 用. 留 学 な ど の研 究 機 会 社 内 の賞. 0.13 0.12. 0.06. 0.18***. 0.05. 0.15* 一 〇 .97***. 0.os. 0.12. 0.09. O.08. -1. o.oo. 0.03. 一 〇.02. 特許の個人取得 (2)エ. 一 〇 .14 -0 .02*. 0.10. .06***. 0.04. .コ. レ ク トロ ニ ク ス 産 業. 部. 門. 処遇方法. 応用研究 平. 昇 給 ボ ーナ スや 個 人 報 奨 金. 均. 0.07 -0. .71***. 開発/設 計 標準誤差. 平. 均. 標準誤差. 0.11. 0.45***. 0.13. 0.12. 0.24*. 0.12. リフ レ ッ シ ュ休 暇. 0.08**. 0.04. 0.12***. 0.04. 長期休暇 管 理 職 へ の昇 進 フ ェ ロー へ の登 用. 0.10** 一 〇 .75***. 0.04. 0.11***. 0.03. 0.25***. テ ー マ の設 定 や進 め 方 の 自由 裁量 度. 0.07. 一1. .07***. 0.10. 0.os. 0.26***. 0.09. 0.68***. o.io. 0.47***. 0.10. 研 究 開発 活 動 の 自由 裁量 度 研 究 開発 費 の増 加. 0.38***. O.08. 0.38***. 0.09. 0.18**. 0.os. o.oo. 0.os. 研 究 開 発 ス タ ッ フの増 員 留 学 な ど の研 究 機 会 社 内 の賞. 0.28***. o.os. -0. 0.03. O.06. 0.04. 0.07. 0.12*** 一 〇 .74***. 0.03. 0.02. 0.06. 特 許 の個 人 取 得. -0. .54*** 0.06**. .06. O.07 0.09. 調 査 した た あ, 各 人 につ き各 項 目 の件 数 の合 計 を. に お いて は, 両 産 業 と もに年 齢 は有 意 に プ ラス,. 計 算 し, それ を 業 績 変 数 と して 用 い た。 ま た, 学. 学 歴 は 有 意 に マ イ ナ ス, 業 績 は有 意 に プ ラ ス に. 歴 は大 学 院 博 士 課 程 修 了=1, 大 学 院 修 士 課 程 終. な って い る。 学 歴 変 数 は高 学 歴 の人 ほ ど低 い値 を. 了=2, 大 学 学 部 卒 業=3と. す る変 数 で あ り,年 齢. と る変 数 で あ るか ら, ど ち らの 産 業 にお いて も,. 変 数 は調 査 時 点 の 年 齢 を そ の ま ま 変 数 の 値 と し. 年 齢 や 学 歴 が 高 い ほ ど, 業 績 が 多 い ほ ど年 収 が 高. た。 一 方, 職 位 関 数 は職 位 を 従 属 変 数 とす る関 数. い とい う関 係 が み られ る。 年 功 賃 金 と いわ れ て き. で あ るが,職 位 は 「部 長 ,部 長 相 当 」一1,「次 長 ,. た 日本 の 大 企 業 に お い て , 年 齢 だ けで はな く, 修. 次 長 相 当 」ニ2,「課 長, 課 長 相 当」=3, 「係 長 ・主. 士 や博 士 の学 位 , 企 業 内 に お け る最 近 の 業 績 な ど. 任 , 係 長 ・主 任 相 当 」=4, 「一 般 」=5と し, ま た,. も研 究 者 や 開発 者 の所 得 に反 映 され て い る とい う. 独 立 変 数 は所 得 関数 と同様 に, 年 齢 , 学 歴 , 業 績. 結 果 は興 味深 い。. で あ る。. ま た職 位 関数 で は, 両 産 業 に お い て年 齢 は有 意 に マ イ ナ ス, 学 歴 は有 意 に プ ラス で あ る。 職 位 変. 推 定 結 果 は表6に. 示 され て い る。 ま ず所 得 関 数.

(12) 20. 表6 』. 産 業一.. 一 一.一. 独立変数 従属変数. 年. 齢. 製 薬. 一一. 職. 位. 歴. 年 収 の対 数k/ 一. (34.14) 一〇.07***. 0 19***. 績. (一2. 定数項. 23). 標本数. 461. (104.85) 461. 0.69. Rz. 0.04*** (25.81) 一 〇.03**. 0.25*** (4.42). (一2.32). o.ooo. (3.03) 5.23***. 7 41***. (53 96). 一 〇.15*** (一22.31). (一4.74) 0.005***. 一 〇 009**. 年収 の対数. _職.. 0.04***. 18). (4 65). 業. エ レ ク トロニ クス産 業. 業. 一 〇.10*** (一30. 学. 産業別所得関数 と職位関数の推定. 0.002***. (0.05). (3.56). 8.89***. 5.12***. (32.91). (76.14). 288. 0.74. 288 0.66. 0.73. 注1)職. 位 は 「部 長 , 部 長 相 当 」=1, 「 次 長 ,次 長 相 当」=2, 「課 長 , 課 長 相 当 」=3, 係 長 ・主 任 , 係 長 ・主 任 相 当 」=4, 「 一 般 」=5と して 計 算. 2)年 収 の対 数 は週 平 均 実 労 働 時 間 が35時 間以 上 の人 を 対 象 に して, 年 収 を対 数 変 換 した 値 で あ る. 3)学 歴 は大 学 院 博士 課 程 終 了=1,. 大 学 院修 士 課 程 修 了=2,. 大 学 学 部 卒 業=3で. あ. る. 4)カ. ッ コ 内 はt値.***は1%,**は5%,*は10%水. 準 で 有 意 で あ る.. 数 は職 位 が高 い ほ ど小 さい値 を と るた あ, 年 齢 が. ク トロニ ク ス産 業 よ り も少 な く, ま た, 能 力 開発. 高 い ほ ど職 位 が高 く, ま た, 高 学 歴 に な る ほ ど職. の方 法 と して もOJTや. 位 が 高 い とい う関 係 が読 み取 れ る。 ま た, 業 績 変. 多 く観 察 さ れ た。 ま た, 国 内留 学 , 海 外 留 学 , 学. 数 は製 薬 業 で は有 意 に マ イ ナ ス で あ るが エ レ ク ト. 会 出 席 な ど に よ る能 力 開 発 も相 対 的 に多 く行 わ. ロ ニ ク ス産 業 で は有 意 で は な い。 この こ とは, エ. れ, これ らの こ とか ら, 全 体 的 に作 業 が専 門 化 さ. レク トロ ニ ク ス産 業 で は製 薬 業 よ り も平 均 的 に成. れ, 個 人 の専 門 性 を高 め る教 育 訓 練 が行 わ れ て い. 果 の 件 数 は高 いが , そ の成 果 は所 得 に は反 映 され. る と推 察 され る。 これ に対 応 して, 処 遇 に関 して. 部 門 内 ロ ー テ ー シ ョ ンが. る が職 位 に は反 映 さ れ な い と い う こ とを 意 味 す. も昇 給 ,フ ェ ロ ーへ の登 用 ,留 学 な どの研 究機 会 ,. る。 学 会 発 表 , 雑 誌 論 文 の掲 載 , 特 許 等 の件 数 と. 特 許 の個 人 取 得 な ど個 人 を ベ ー ス に した方 法 が エ. い う今 回 の 質 問 紙 調 査 で 捉 え られ る成 果 が , 必 ず. レク トロ ニ ク ス産 業 よ り も多 く用 い られ て い る。. しも回 答 者 個 人 の 業 績 で はな い と い う可 能 性 も考. そ して , 個 人 の 業 績 は所 得 や 職 位 の高 さ に反 映 さ. え られ る が , 専 門 性 が 求 め られ る製 薬 業 と違 っ. れ て い る。. て, エ レク トロニ ク ス産 業 で は プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム を 中心 と した集 団作 業 が 重要 視 され るた め, 以. 一 方 エ レク トロニ ク ス産 業 で は, プ ロ ジ ェ ク ト チ ー ム内 の コ ミュニ ケ ー シ ョ ンの 機 会 が 多 く, ま. 上 の よ うな成 果 で は 測 れ な い管 理 能 力 が上 位 の職. た, 能 力 開発 の方 法 と して も異 分 野 の人 との 共 同. 位 に求 め られ る可 能 性 も考 え られ る。. プ ロ ジ ェ ク ト, 新 しい プ ロ ジ ェ ク トの企 画 ・推 進 な ど, プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム を介 した方 法 が製 薬 業. 7.む. す. び. よ り も多 く利 用 さ れ て い る。 ま た, これ らの特 徴 と補 完 性 を もっ 形 で, 処 遇 方 法 も研 究 開 発 費 の増. 本 稿 で は, 製 薬 業 と エ レク トロ ニ ク ス産 業 の研. 加 , 研 究 開 発 ス タ ッフ の増 員 な ど の集 団 を べ 一 ス. 究 者 と開 発 者 を対 象 に,情 報 の 流 れ ,企 業 内 移 動,. に した もの や, テ ー マ の設 定 や進 め方 の 自 由度 ,. 能 力 開 発 , 処 遇 の方 法 につ いて 産 業 間 比 較 を行 っ. 研 究 開 発 活 動 の 自 由裁 量 度 の よ うに, 集 団 の 中 に. た 。 製 薬 業 で は エ レク トロ ニ ク ス産 業 に比 べ , 職. お け る個 人 の権 限 を高 め る よ うな方 法 が 製 薬 業 よ. 場 内 と部 門 内 で の コ ミュ ニ ケ ー シ ョ ンの 機 会 が 多. り も多 く用 い られ て い る。 ま た, 個 人 の業 績 は所. く, これ に 対 応 して , 部 門 間 移 動 の 経 験 者 が エ レ. 得 に反 映 され るが 職 位 に は反 映 され ず , 研 究 業 績.

(13) 一. 情 報 の流 れ, 企 業 内移 動 , 人 的資 源 管理 一. 21. な ど で測 れ る専 門性 の高 さが昇 進 の条 件 で は な い. 施 して い くか は理 論 的 に も実 践 的 に も興 味深 い今. と推 察 さ れ る点 は, プ ロ ジ ェ ク トチ ー ム を重 視 し. 後 の課 題 で あ る。. た作 業 の進 め方 と整 合 的 で あ る と思 わ れ る。 した が って, 産 業 に よ り研 究 者 や 開発 者 の情 報. 注. の流 れ, 企 業 内移 動 , 能 力 開発 , 処 遇 に差 が み ら れ, しか もい ず れ の産 業 に お い て も, そ れ らの制. 1)青. 度 や慣 行 が互 い に他 を支 え活 か す よ うな形 で機 能. [1996]参 照. 2)日 本 興 業 銀 行 産 業 調 査 部 編[1997]参. 木[1989,1995],Aoki[1988],. 青 木 ・奥野. し, 補 完 的 な関 係 を示 して い る とい え よ う。 さ ら. 3)我. 照.. 々 の質 問紙 調 査 で掲 げ た成 果 は 「 海 外 で の特 許 申請 」 「 国 内 で の特 許 申請 」 「 海 外 で の学 会 発 表 」. に, 各 産 業 に お け る制 度 や慣 行 の セ ッ トは そ れ ぞ. 「 国 内 で の 学 会 発 表 」 「海 外 雑 誌 へ の 論 文 掲 載 」. れ の産 業 特 性 や外 部 環 境 に適 合 す る よ うな特 徴 を. 「 国 内 雑 誌 へ の論 文 掲 載 」 「 研 究開 発成果 の製品 化」 「 研 究 開 発 成 果 の社 内表 彰 」 「 社 外 での表彰」. 備 え て い る と思 わ れ る。 す な わ ち, 製 薬 業 で は研. 「 事 業 部 な ど か らの重 大 な要 請 に応 え る」「 招待講 演」 「 国 際会議 な どの座長」 「 国 際会議 などの主 催 」 の13種 類 で あ る. 4)奥 林[1995], 石 川[1998]参 照.. 究 が, エ レク トロニ ク ス産 業 で は開 発/設 計 と市 場 戦 略 が 成 功 の鍵 を握 る と い わ れ る が, 製 薬 で は 研 究 成 果 を高 め る よ うに工 夫 さ れ た制 度 や慣 行 が で き, エ レク トロ ニ ク ス産 業 で は製 品 開 発 と市 場 開 拓 を促 進 す る よ うに それ らが っ く られ て い る と. 参考 文献. 考 え られ る。 しか し,能 力 開発 の 中心 的 な方 法 は, OJT, 責 任 の重 い仕 事 , 自己啓 発 , 講 習 会 や セ ミ. 青 木 昌 彦[1989]『. 日本 企 業 の 組 織 と情 報 』 東 洋 経 済 新. 報 社. 一[1995]『. ナ ーで あ り, ま た, 処 遇 で 重 視 され て い る の は,. 一. 昇 給 , ボ ー ナ スや 個 人 報 奨 金 , 社 内 の賞 , 管 理 職 へ の 昇 進 で あ る と い う点 は, 両 産 業 に共 通 にみ ら. 青 木 昌 彦 ・奥 野 正 寛 編 著[1996]『. れ る 特 徴 で あ る の で , 西 欧 諸 国 と比 較 し た場 合. 石川. に, こ こで み られ た 日本 国 内 の産 業 間 の違 い は非. 経 済 シ ス テ ムの 進 化 と多 元 性 』 東 洋. 経済新報社 経 済 シ ス テ ムの 比 較. 制度分析』東京大学出版会 淳[1998]「. 研 究 開 発 部 門 にお け る業 績 と マ ネ ジ. メ ン ト」 『日 本 労 務 学 会 第28回. 常 に小 さ く, 無 き に等 しい と い う可 能 性 も あ り,. 奥 林 康 司[1995]『. この こ と は今 後 の 国 際 比 較 で 考 察 す べ き課 題 で あ. 日 本 興 業 銀 行 産 業 調 査 部 編[1997]『. る。. 変革期の人的資源管理』中央経済社. て 産 業 間 の 比 較 を行 っ た が, 製 薬 業 で は開 発/設 計 で あ って も エ レク トロ ニ ク ス産 業 よ り も研 究 者. 自 動 車 産 業 の 技 術 系 人 材 形 成 」 『日. 本 労 働 研 究 雑 誌 』 日 本 労 働 協 会No.458. Aoki M.[1988]Information, Incentives, and ing in the/apanese [1994]. Attributes:ASurvey. と開 発/設 計 の そ れ ぞ れ に適 した マ ネ ジ メ ン トを 実 施 す る こ と が 困 難 な 場 合 に は, 製 薬 業 で は 研. Aoki Source. M.. よ うに, 各 産 業 に と り中心 的 役 割 を もつ 部 門 に 照 準 を 合 わ せ た マ ネ ジ メ ン トの 方 法 が 用 い られ て い る可 能 性 が 考 え られ る。一 っ の 企 業 の 中 で 異 な る 業 務 や役 割 を担 う人 そ れ ぞ れ に 最 適 な マ ネ ジ メ ン トを実 施 して い く こ とが 可 能 か , ま た, い か に 実. ”The Japanese. and. Firm. and. R. D. Dore. of Competitive. as a System. Research. eds., The. of. Agenda”in Japanese. Strength, Oxford. Firm:. Universi-. ty Press. Okimoto tion. D.1. and. Y. Nishi[1994]”R&DOrganiza-. in Japanese. Firms”in. 究, エ レク トロニ ク ス産 業 で は開 発/設 計 とい う. Univer-. sity Press.. り, 反 対 に, エ レク トロ ニ ク ス産 業 で は応 用 研 究 れ らが 採 用 され る傾 向 が あ る。 同 じ企 業 内 で 研 究. Bargain-. Econom:y, Cambridge. 向 きの 能 力 開 発 や 処 遇 の 方 法 が と られ る傾 向 が あ で あ っ て も製 薬 業 よ り も開 発/設 計 に配 慮 した そ. 日本 産 業 読 本 』 東. 洋経済新報社 藤 本 隆 宏[1998]「. 最 後 に, 本 稿 で は応 用 研 究 と 開発/設 計 に分 け. 全国 大会研究 報告. 論 集 』 日本 労 務 学 会. Aoki. and M. and. nese Firm:Source University Ichniowski ”The. American. Semiconductor. R. D. Dore. of Competitive. eds.,The/apaStrength, O xford. Press. C., K.. Effects. Practices Paper,5333.. on. Shaw, of Human. and. G.. Prennushi[1995]. Resource. Productivity,. ” NBER. Management Working.

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