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Tetsudo unko joho haishin ni okeru "kanosei kashika" hoshiki

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Academic year: 2021

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(1)Title Sub Title Author. Publisher Publication year Jtitle Abstract. Notes. Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 鉄道運行情報配信における"可能性可視化"方式 菅澤, 学(Sugasawa, Manabu) 清木, 康(Kiyoki, Yasushi) Hall, Jeremy(Kurabayashi, Shuichi) 倉林, 修ー 慶應義塾大学湘南藤沢学会 2014 交通運輸情報プロジェクトレビュー No.23 (2014. ) ,p.42- 46 本論文では, 輸送障害時において旅客自身の判断を促すための可能性情報を, 路線図上で列車の運転状況の統合として可視化(Possibility Visualization)する方式の具体例を提案する。本方式は, ある路線が不通等になった際にそれを知らせるだけでなく, 代替経路(並行する路線)がある場合にどの経路を利用するべきか, またその経路の運転状況は今後どのようになるかを統計データに基づいて計算し, 旅客が予備知識なしに判断しやすいよう可視化するものである。この方式によって, 旅客が自身で代替経路や運転状況を確認する必要のない鉄道情報提供が実現し, 顧客満足度を向上させることが可能となる。 2014年度慶應義塾大学JR東日本寄附講座報告書 慶應義塾大学交通運輸情報プロジェクト その2 : .JR東日本派遣研究員の活動報告 Technical Report http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=KO92001006-00000023 -0042.

(2) 鉄 道 運 行 情 報 配 信 に お け る ”可 能 性 可 視 化 ” 方式 菅澤学. Jeremy Hall. 清木康. 倉林修一. t J R 東 日 本 研 究 開 発 セ ン タ ー フ ロ ン テ ィ ア サ ー ビ ス 研 究 所 〒 331-8513 埼 玉 県 さ い た ま 市 北 区 日 進 町 2479 J 慶 應 義 塾 大 学 SF C 研 究 所 〒 252-0882神 奈 川 県 藤 沢 市 遠 藤 5322 E-mail:. t manaou-sugasawa@jreast.co.jp,. 4:kivoki@sfc.Keio.ac.jp. 要旨 本論文では、輸送障害時において旅客自身の判断を促すための可能性情報を、路線図上で列車の運転状況の統合として可視 化 (Possibility Visualization) する方式の具体例を提案する。本方式は、ある路線が不通等になった際にそれを知らせるだけで なく、代 替 経 路 ( 並行する路線)がある場合にどの経路を利用するべきか、またその経路の運転状況は今後どのようになるか を統計データに基づいて計算し、旅客が予備知識なしに判断しやすいよう可視化するものである。 この方式によって、旅客が 自身で代替経路や運転状況を確認する必要のない鉄道情報提供が実現し、顧客満足度を向上させることが可能となる。. A b s tr a c t. In this paper, we present a new visualization method called Possibility visualization1, that helps passengers to determine which action to take during transportation disruptions, without deep knowledge or familiarity with the transportation netw orks topology. Possibility Visualization provides information not only with regards to interruption of train service, but also the existence of substitute routes, and their usefulness, according to statistical data. Our visualization is designed to reduce the impact of such disruptions to train-goers, and lead to high customer satisfaction for those utilizing a railway service. キ ー ワ ー ド :情報 提 供 、可視化、情報デザイン、予測情報 1 . はじめに. 去 最 高 記 録 の 更 新 2な ど 、旅 客 の 多 様 化 が こ れ ま で 以 上. 輸 送 障 害 1が 発 生 し た 際 、 一 般 的 に 鉄 道 会 社 が 旅 客. に進むことが考えられる。 今こそこれまでの情報提供. に対して周知する情報は遅延しているという事実とそ. の あ り 方 か ら 脱 却 し 、思 想 の 転 換 を 図 る べ き 時 期 に 来. の 原 因で あ る 。 こ れ ら の 情 報 は 、駅 の 電 光 掲 示 板 や 大. て い る の で は な い だ ろ う か 。 本 論 文 で は 、現行の情報. 型 液 晶 デ ィ ス プ レ イ 等 の 設 備 が 発 達 し た こ と で 、構内. 提 供 が 抱 え る 課 題 を 解 決 す る た め に 、輸送障 害 時 に お. 放 送 だ け の 時 代 と 比 べ て 、 よ り 多 くの 旅客 の もと に 届. いても駅係員への確認や背景知識なしに旅客自らが判. け ら れ る よ う に な っ た が 、依 然 と し て 多 く の 旅 客 が 駅. 断 で き る よ う 、鉄 道 利 用 に 関 わ る 情 報 を 統 合 的 に 可 視. 係 員 の も と に 詰 め か け て い る 。 こうした光景が今日も. 化 す る 方 式 ( Possibility V isualization ) を 提 案 す る 。. 継 続 さ れ て い る の は 、旅客が簡単に理解できて 次の行. 2.課題の整理. 動に移れるような情報の提供( 情報それ自体の中身や. 運 行 情 報 の 新 し い 可 視 化 を 提 案 す る に あ た り 、現行. 伝え方) が十分にできていないことが原因であると考. の 情 報 提 供 が 抱 え る 課 題 点 (不 十 分 な 点 ) を自身の駅. えられる。2 0 2 0 年 東 京 五 輪 や 訪 日 外 国 人 旅 行 者 数 の 過. 係 員 経 験 を も と に 3 つ言及する。. 1 輸 送 障 害 は 、国 土 交 通 省 に よ る 定 義 で 運 転 事 故 を 伴 わ な い 列車の運休又は旅客列車の3 0 分以上の遅延をさすことにな つ て い る が 、本 論 文 に お い て は 何 ら か の ト ラ ブ ル で 列 車 の 運 転が時刻通りに行えない状況をさすこととする。. 2 訪 日 外 国 人 旅 行 者 数 は 2 0 1 3 年 に 初 め て 年 間 1, 0 0 0 万人を 突 破 し 、 2 0 1 4 年 は 年 間 1 , 3 0 0 万 人 を 突 破 し て い る 。 政府は 2020年 に 年 間 2,000 万 人 に 増 や す 目 標 を 立 て て い る 。. 42.

(3) ( 1 ) 問答 の不 一 致. ( 3 ) 見込情報の少なさ. 輸 送 障 害 が 発 生 す る と 、鉄 道 会 社 と し て は そ う し た. こ れ ま で の 情 報 提 供 は 、正 確 性 と 即 時 性に 焦 点 を 当. 状 況 が 起 き て い る と い う 事 実 と そ の 原 因 に 加 え て 、運. てた現状報告の色彩が強く、人身事故発生時の運転再. 転 し て い る 列 車 の 凡 そ の 遅 延 時 分 3を 案 内 す る 。その一 方 で 、 旅 客 は 「自 分 が 乗 る 列 車 は 今 度 い つ 来 る の か 」. 開 見 込 み 時 刻 の 発 表 を 除 い て は 、近 い 未 来 の可 能 性領 域にっいては積極的に言及することを避けてきた。 も. という、 そ の 時 の タ イ ミ ン グ や 旅 客 の 目 的 地 を 確 認 し. っとも情報の正確性は与える影響の大きさを考えれば. てはじめて回答できる類の個人的な情報を必要として. 当 然 の こ と で あ る が 、旅 客 が 必 要 と し て い る 情 報 は 既. いる 。 列 車 の 到 着 見 込 時 刻 は 所 定 の 時 刻 に 遅 延 時 分 を. に起きてしまった出来事の詳細よりもむしろ今後のお. 加えれば求められるわけだが旅客にその願いは伝わら. お ま か な 見 通 し で あ り 、 「自 分 は 今 度 ど の列 車 に 乗 れ. な い こ と が 多 い 。 し た が っ て 会 社 が 周知 に 努め て い る. ば い い の か 」 「自 分 は い っ ご ろ 目 的 地 に 着 け る の か 」. 情 報 と 、旅 客 が 本 当 に 知 り た い と 思 っ て い る 情 報 と の. という前向きな話なのである。. 間 に は 齟 齬 が 存 在 す る た め 、旅 客 は 駅 係 員 に 確 認 し な ければならないのだ。. したがって旅客が簡単に理解できて次の行動に移れ る よ う な 情 報 の 提 供 に は 、旅客が必要とし て い る よ り. (2) 情報源の分散と解釈の必要性. マクロな視点の情報をストレートかっワンストップで. 運 行 情 報 は 異 常 時 案 内 用 デ ィ ス プ レ イ 4、列 車の行先. 済 む よ う に 伝 え る と と も に 、確 実 性 が 高 い 見 込 み 情 報. と 出 発 時 刻 は 発 車 標 5と い う よ う に 、鉄 道 会 社 の 情 報 提. を 含 め て 案 内 す る こ と が 必 要 で あ る 。 ここで注目すベ. 供設備は機能的に住み分けがされていることに加えて、. き は 、現 に 存 在 し な い 情 報 (デ ー タ ) を可視化するこ. 経路検索は旅客が自身のスマートフォン等で調べなけ. とが求められているわけではないという点である。 列. れ ば な ら な い 。 そ し て 、異 常 時 案 内 用 デ ィ ス プ レ イ も. 車の運行に閨わる様々な部分はデジタル化シ ス テ ム 化. 含めて一般的に運行情報はマクロな視点から概要を伝. されており、その甲斐あって現行の情報提供設備も機. えるのみで、 自分がいる駅の近くを走っている列車の. 能している。 ただ、それは列車運行に閨わるシステム. 運転状況がどうなっているかまでは教えてくれない。. の延長線上、ないしは機能の一っとして成立している. 旅客は分散した情報を拾い集めて補完し合って自分の. ものであり、はじめから情報提供を目的にっくられた. 利用実態に適合するように解釈を加える必要があり、. も の で は な い た め 、案 内 の 目 線 と 少 し ズ レ が 生 じ て し. そ の た め に は 背 景 知 識 も 重 要 に な っ て く る 。 調 べる手. ま い 、 上 で 述 べ た よ う な “い た ら な さ ’ ’がっきまとう. 間や不案内な旅客はやはり駅係員のもとへ足を向ける. の だ 。 し た が っ て 、旅 客 が 駅 係 員 に 確 認 し な け れ ば わ. こ とに な る。. か ら な い 事 柄 の 量 を 減 ら す た め に 、旅 客案 内 の 文 脈に 沿うように情報を編成し直すことが必要である。. 3• 可 能 性 可 視 化 の 機 能 的 特 徴 前 章 を 踏 ま え て 、今 回 提 案 す る 可 能 性 可 視 化 は 駅 で の 輸 送 障 害 時 の 情 報 提 供 を 想 定 し て 、以 下 の 3 っの機 \. M l離 . W 爾知— /. 能を盛り込むこととする。. /. 辦 嫌. 、 フィルタ/. 〇 ) 次列車着発見込時刻案内 列 車 が 遅 延 し て い る 場 合 、現 状 は 発 車 標 な ど の 時 刻 案 内 設 備 に 所 定 の 出 発 時 刻 を 表 示 さ れ 続 け 6 *そこに追 、 加 す る 形 で 遅 延 時 分 が 表 示 さ れ る 。 この遅延時分は列. 今自分に必要な情報. 車を運行するという文脈の中においては非常に役に立 っ 情 報 で あ る が 、一方で列車を利用す るという 文脈で は 寧 ろ 理 解 を 困 難 に す る 要 素 を 含 ん で い る 。 というの. 3 列 車 が 遅 れ た 時 間 の こ と 。 J R で は 1 分 以 上 の 遅 延 を 「遅 延J とみなす。 4 JR 東 日 本 が 2007年 2 月から首都圏の主な駅( 2 0 1 3 年度 ま で に 1 8 6 駅で整備 済 み ) に設置しているディスプレイの こ と で 、今 ま で 文 章 で 表 示 し て い た 運 行 情 報 を 地 図 式 表 示 と し、電 光 掲 示 板 で は 案 内 し て こ な か っ た 振 替 乗 車 路 線 の 情 報 も表示できるようになっている。 5 ホームや改札など駅構内に設置されている吊下げ式の電 光 掲 示 板 で 、列 車 の 出 発 時 刻 や 種 別 、行 先 な ど を 表 示 す る 装 置のこと。. は 、 時 間 帯 や 線 区 に よ っ て 違 い は あ る も の の 、東京近 郊 の 区 間 で は 3 〜 15分 程 度 間 隔 で 列 車 が 走 っ て い る が 、 遅 延 時 分 が 列 車 の 運 転 間 隔 以 上 に な る 場 合 、 実質的な 待ち時間と異なるため旅客に誤解や混乱を与える可能 6 時 と 場 合 に よ っ て は 、所 定 の 出 発 時 刻 は 表 示 せ ず に 行 先 の みを表示することもある。. 43.

(4) 性があるからだ。 また、時刻表上は遅れていても等間. のチャート上に表現することで、複数の情報源を確認. 隔で次々に電車が来る場合も遅延時分は情報としての. する手間を省略する。. 重要性を失うため、個々の列車の遅れの案内をするこ とでかえって旅客に誤解や混乱を与える可能性がある。. 4.可能性可視化の実現方式 以 上 の 3つ の 機 能 的 特 徴 を 持 た せ た 新 し い 可 視 化 方. そこで本システムでは、 これまでの遅延時分による 考え方を踏襲せず、列車を利用するという文脈に適合. 式を実現するためのシステム構成と仕様について説明. させるかたちで、旅客が駅係員に対して問うてくる質. する。 中心となるのは、次列車着発見込時刻案内を司. 問にそ の ま ま 答 え る べ く 、運転状況から推定されるお. る推定時刻表作成プログラムと運転状況アラートを司. よその見込みの着発時刻による案内を行うこととする。. る指定区間整理プログラムの2 つのプログラムで、そ れぞれの計算結果は設置駅フィルタを通して可視化す る駅ごとに必要なデータのみ抽出され、可視化プログ. ( 2 ) 運 転 状 況 ア ラ ー ト (予 告 機 能 ) 輸送障害時や朝夕の通勤時間帯も含めてダイヤが. ラ ム へ 至 る 流 れ と な る 。 使 用 す る デ ー タ は 、列車の実. 乱 れ て い る 場 合 は 、乗 換 駅 な ど 乗 降 が 多 い 箇 所 で は 列. 際の走行記録である実績着発時刻データと所定の着発. 車の動きが停滞または緩慢になるため、運転間隔が短. 時刻である計画時刻表データである。. い 場 合 は 後 続 列 車 で 渋 滞 が 発 生 す る こ と が あ る 。ま た 、 計画的に駅停車時間を延長して出発を遅らせるよう指 示 7が 出 る 場 合 も あ る 。 本システムでは、列車の流れがスムーズでない区間 又はスムーズでなくなる可能性がある区間を旅客が直 感 的 に 認 識 で き る よ う 、各 区 間 (1駅 間 ご と に 区 分 ) に 注 意 を 促 す 表 示 が 点灯するように設計する。 注意した い の は (1)の 次 列 車 出 発 見 込 時 刻 案 内 と は 異 な り 、遅 延 状況下でも列車がスムーズに流れている場合には、注 意を促す表示は点灯させないことである。今後列車の 流れが緩慢になる可能性がある場合、 または現に遅延 が 発 生 し て い る 場 合 に 限 っ て 色 が つ く こ と で 、 ちよう ど高速道路の渋滞マップのように、旅客に自分が乗車 す る 列 車 も こ の 先 の ”渋 滞 ”に 巻 き 込 ま れ る か も し れ な. (1). いことを事前に知ってもらった上で利用してもらえる. 推定時刻表計算プログラム. こ の プ ロ グ ラ ム に は 2つ の 役 割 を 設 け る 。. ようにする。. ① 推定時刻表の作成 個々の列車のリアルタイムの走行記録である実績着. (3 ) 非 地 図 式 代 替 経 路 案 内 チ ャ ー ト. 発 時 刻 デ ー タ (秒 単 位 ) に 、 あ ら か じ め 準 備 し て あ る. いうまでもなく、東京近郊の区間は様々な運転系統 がネットワークを形成しており、訪日外国人旅行者等. 隣 接 駅 間 の 実 績 標 準 所 要 時 分 8( 秒 単 位 )と 停 車 時 分 ( 30. の不案内な旅客には難易度が極めて高い。 異常時案内. 秒 に 設 定 )を 順 に 加 え て い く 9 こ と で 各 駅 の 推 定 着 発 時. ディスプレイでは路線図によって運行情報を案内する. 刻 を 算 出 し 、推 定 時 刻 表を作成する。 所定の着発時刻. ことで分かりやすさを向上させているが、瞬時に理解. デ ー タ で あ る 計 画 時 刻 表 (秒 単 位 ) は 、 上 の 計 算 で 求. するためには路線同士の位置間係やネットワークなど、. めた推定時刻が計画時刻よりも早くなることのないよ. ベースとなる知識がある程度必要となっている。. う補正する目的で使用する。. そこで本システムでは、同じ方面へ並走する線区や. ② 時間計算基準のアラート区間の指定. 迂回する線区が存在する場合に、それらを乗換駅も含. 実績着発時刻と計画時刻表の突き合わせで求められ. め て並列に表現し、東京近郊の路線ネットワークの背. る 駅 間 の 運 転 時 分 や 駅 の 停 車 時 分 に つ い て 、直近列車. 景知識がなくとも直感的に理解しやすいよう工夫する。 そ し て 上 述 (1)(2) の 時 刻 案 内 と 運 転 状 況 ア ラ ー ト を こ. 7 輸送障害時は、輸送指令員の判断によって運転整理と呼ば れる列車の運転間隔の均一化を図るための時間調整が適宜 行われることがある。運転間隔の調整は、列車間での混雑や 遅延時分の平準化につながる。. 44. 8 停車場間を最小で運転する時分は基準運転時分として定 められているが、今回はより実際の運転時分に近い数値を得 るために1 年分の運転実績データから最頻の駅間所要時分 を算出し、実績標準所要時分と名 付 け た 。 9 輸送障害により一度発生した遅延は、途中駅で停車時間が 長めに設定されている駅がない限り、ほとんど減少しないこ とが運転実績データからわかっている( 所定時刻から後ろへ スライドしただけ)。.

(5) と比較して超過時分が一定以上( 60秒 に 設 定 )を 示 し た. 置 し た 。 実 績 着 発 時 刻 の デ ー タ が 更 新 1Gさ れ る と 、 そ. 線 区 区 間 (確 定 区 間 ) を 抽 出 し て 、 指 定 区 間 整 理 プ ロ. れに基づいて推定時刻表計算プログラムも再計算が行. グラムへ送り出す。. われ案内時刻も更新される。 運転状況アラートに滞留 確定区間が生じた際は、主要駅の推定到着時刻は実際. (2) ①. 指定区間整理プログラム. とのズレが懸念されるため非表示とした。. 運行情報基準のアラート区間の指定 輸送障害発生時に配信される運行情報の中から本シ. ス テ ム に 必 要 な デ ー タ (事 象 発 生 線 区 名 、 発 生 区 間 、 発 生 時 刻 、事 象 種 別 )を 抽 出 し 、関 係 線 区 パ タ ー ン (事 象発生線区名と区間、発生時刻、事象種別に応じて影 響を受ける関係にある線区、区間をパターン化したも の) と照らし合わせることで、滞留発生が見込まれる 線 区 区 間 (見 込 区 間 ) を 指 定 す る 。 ②. 指定区間の整理統合 上 で 指 定 し た 見 込 区 間 と 、推 定 時 刻 表 計 算 プ ロ グ ラ. ムから受け取った確定区間のそれぞれの区間データを 運 転 状 況 可 視 化 プ ロ グ ラ ム へ 送 り 出 す 。 こ の 際 、 運行 情報に基づき運転見合わせになった線区区間について は、アラート表示の対象から除外するため区間データ の整理が行われる。. 5•プ ロ ト タ イ プ の 製 作 可能性可視化の3 つの機能的特徴を効果的に示す た め 、並 走 路 線 が 比 較 的 多 い 東 北 線 東 京 .大 宮 間 の 中 から埼京線と東北線の結節点となる赤羽駅を例にとり、 埼京線人身事故発生時の可能性可視化プロトタイプを 作成した。時刻データは実際に埼京線に人身事故が発 生した日のデータを使用しデモを行う。 なお 、本. シス. ( 3 ) 運転状況アラート. テムは、駅設置の異常時案内用ディスプレイ等で可視. 通 常 速 度 区 間 は 黄 緑 色 、 滞 留 見 込 区 間 は 橙 色 、 滞留. 化 す る こ と を 想 定 し た も の で あ る た め 、全体のデサイ. 確 定 区 間 は 赤 色 で 表 示 で き よ う に し 、滞留見込区間と. ンは現行の異常時案内用ディスプレイに似せて制作し. 滞留確定 区 間 は 点 滅 す る 。 なお 、旅客が運転状況をよ. た。. り イ メ ー ジ し や す い よ う 、 「滞 留 」 と い う 言 葉 を 避 け て 「渋 滞 」 と い う 言 葉 を 用 い て 凡 例 を 示 し て あ る 。 時. (1 ). 非地図式代替経路案内チャート. 刻案内と同様、実績着発時刻のデータが更新されるに. 隣 接 す る 駅 間 (着 駅 は 駅 間 に 含 む ) を 1 つ の ヤ マ ガ. し た が っ て 、ア ラ ー ト の 表 示 内 容 も 更 新 さ れ る 。な お 、. タで表現することを原則とし、上り方面は東京駅と新. 推定時刻表計算プログラムによる確定区間は後続の列. 宿駅まで、下り方面は大宮駅までを表示範囲として、. 車が. 上 下 方 向 (東 京 方 面 、 大 宮 方 面 ) を そ れ ぞ れ 別 の チ ャ. 間 係 線 区 パ タ ー ン に 基 づ く 見 込 区 間 に 遷 移 し 、 見込区. 一卜で表現した。. 間の指定が解除されるのは、最後に確定区間から見込. スムーズに 同 区 間 を 通 過 す る こ と で 、 運 行 情 報 と. 区 間 へ の 遷 移 が 発 生 し て か ら 30分 後 に 設 定 し た 。. (2 ). 次列車着発見込時刻案内. 推定時刻表計算プログラムによって算出された列. (4 ). 車 の 見 込 み の 着 発 時 刻 の う ち 、視認性の観点から時刻. 関係線区パターン. 今回は埼京線が事象発生の当該線区であるため、関. を 表 示 す る の は 当 駅 で あ る 赤 羽 駅 と 主 要 駅 (浦 和 、 大. 係 線 区 は 京 浜 東 北 線 赤 羽 • 大 宮 間 上 下 線 、上野東京ラ. 宮 、 上 野 、東 京 、池 袋 、新 宿 の 各 駅 ) の み と し た 。 平. イ ン さ い た ま 新 都 心 • 大 宫 間 下 り 線 、湘南新宿ライン. 常運転の列車は黒字で、遅延運転の列車は目立つよう. 大 宫 操 • 大 宮 間 下 り 線 と 田 端 操 •新 宿 間 と 規 定 し て い. 赤 字 で 時 刻 を 表 示 す る と と も に 脇 に 「頃 」 を 加 え 、 同. る。. じ方面へ向かう列車の出発時刻が一目でわかるよう配. 今 回 は 6 0 秒間隔で更新されるよう設定している。. 45.

(6) 6 . 考察. の弱点を補強することになり、 さらに行き届いた情報 提供. 本研究は可能性可視化という新しい情報提供の提案. サービスを 実 現 す る こ と に な る だ ろ う 。. であるため、プロトタイプでは列車遅延時に終端駅な. 本 研 究 は 自 身 の 現 場 勤 務 経 験 を も と に 、駅や列車内. ど 特 定 の 駅 で 発 生 す る 滞 留 (番 線 輻 輳 ) に ア ラ ー ト が. の運行情報提供が旅客にとってより役立つものとなる. 対 応 し て い な い な ど 、本 格 実 導 入 を 考 え た 場 合 に 必 要. よ う 開 発 し た も の で あ る 。こ れ ま で の 運 行 情 報 提 供 は 、. となる一部機能を省略しているが、その他に改善が必. 鉄道会社による列車運行管理の目線で役に立つ情報を. 要な点として3つ言及する。. ほぼそのままの形で旅客向けの情報に利用していたが、 旅客にとって分かりやすい情報にするには文脈に沿っ. (1) 運転状 況 ア ラ ー ト の 解 釈. た 加 工 が 必 要 で あ る 。 ま た 、 「確 実 性 が な い か ら 何 も. 本 シ ス テ ム に お い て 、推 定 時 刻 表 計 算 プログラムで. 伝 え な い 」 で は な く 、 こ れ ま で の 実 績 と し て 「可 能 性. 算出した見込みの着発時刻は、遅延状況下であっても. があるから伝えよう」 という方向に情報提供のマイン. 先 の 区 間 で 増 延 (遅 延 の 増 加 ) が 発 生 し な い と い う 想. ドを移す必要もあるだろう。技術の進歩により幸いに. 定で算出した時刻であるため、運転状況によっては実. もデータサイエンスというものが一般化したことで、. 際とのズレが懸念された。 そこで、過去の実績と現状. よ り 精 度 の 高 い 予 測 の 実 現 が 今 後 期 待 で き る が 、 とか. 結果に基づく運転状況アラートにより増延発生の予告. く デ ー タ 分 析やデータマイニングとなると、結果の蓋. を す る こ と で 弱 点 の 補 強 に 努 め て い る 。し か し な が ら 、. 然 性 に 目 が 行 き が ち で あ る (勿 論 こ の ス タ ン ス は 間 違. こ の ア ラ ー ト が 示 す 内 容 が 「列 車 が 当 該 区 間 を 走 行 す. っていない)。 しかしながら、 これまでも駅員や乗務. る 時 点 の こ と J な の か 「今 こ の 瞬 間 の こ と 」 な の か 判. 員 が 旅 客 の 個 別 対 応 に 当 た る 際 は 、経験知をもとにし. 断 解 釈 に 迷 う と い う 指 摘 が あ っ た (ど ち ら の 解 釈 も 正. た案内が行われており、表現に十分注意する必要があ. しい) 。 解 釈 の 正 当 性 に つ い て 旅 客 の 不 安 を 招 か な い. るが、大型液晶ディスプレイ等を使用した不特定多数. よう、意匠上の何らかの工夫が必要である。. に 対 す る 情 報 提 供 の 場 面 に お い て も 、過去の実績から み た 可 能 性 (蓋 然 性 で は な く ) に 基 づ く 見 込 情 報 を 含. (2 ) 非 地 図 式 代 替 経 路 案 内 チ ャ ー ト の 範 囲. め て 案 内 す る こ と は 、提 供 で き る 情 報 の 幅 を 広 げ 、旅. プロトタイプでは、赤羽駅から上り方面は東京駅と. 客 の 自 律 し た 行 動 につながる糸口となることから、最. 新宿駅まで、下り方面は大宮駅までを範囲をそれぞれ. 終的には顧客満足の向上につながっていくものと考え. チャートにしている。今回は不通になる線区区間もチ. る。. ャ ートで示す区間に収まっているが、輸送障害が別の 区間で発生した場合はチャートの範囲をより拡大する. 謝辞. 必要があるのではないかという意見があり、運行情報. 本研究は構想段階から意匠の決定に至るまで慶應. に応じてチャートの範囲を決定する仕組みの追加が必. 義塾大学の清木先生と倉林先生から数多くの助言を頂. 要である。. き、完 成 に 至 り ま し た 。 また、 プロトタイプの制作に. (3 ) 平 常 時 の 利 用. 常 に 大 き く 、 Jeremy先 生 な し で は 全 く も っ て 成 立 し な. あ た っ て は Jeremy先 生 の 技 術 的 支 援 に 頼 る と こ ろ が 非 案内チャートは輸送障害時だけでなく平常時におい. いものでした。 そして清木研究室に所属する学生の皆. ても活用が可能である。 特 に 、東 北 •高 崎 線 と 東 海 道. さまからも、意匠の評価等でご意見を頂戴しました。. 線 を 結 ぶ 南 北 の ラ イ ン は 、既存の湘南新宿ラインに加. こ の 場 を 借 り て 深 く 御 礼 申 し 上 げ ま す 。 ま た 、 JR東日. え て 上 野 東 京 ラ イ ン が 開 業 し 複 雑 化 す る こ と で 、 旅客. 本研究開発センターフロンティアサービス研究所の皆. 案 内 の 必 要 性 が 一 層 増 え る こ と が 予 想 さ れ る 。 チャー. さまにもご指導を頂きましたことを感謝致します。. トの範囲などは、 これまで継続してきた旅客流動分析 とのタイアップにより、旅客の利用実態に即して可変. 参. 考. 文. 献. [ 1 ] 山 内 香 奈 「ダ イ ヤ 乱 れ に 遭 遇 し た 利 用 者 の 不 満 の 規 定 要 因 -原 因 帰 属 を 考 慮 し た 検 討 -」 日本心理学 会 第 7 4 回 大 会 2010年 P ] 角 田 史 記 ,桝 澤 剛 「運 行 情 報 の 提 供 に 関 す る 研 究 • 開 発 J JR EAST Technical Review No.16 Summer 2006 [3 ] 富 井 規 雄 『鉄 道 ダ イ ヤ の つ く り か た 』 オ ー ム 社 2012 年. させるなどの工夫が必要である。. 7• 今 後 の 展 望 と ま と め 今回は駅における可能性可視化システムを提案した が 、 列 車 内 の ド ア 上 設 置 の 液 晶 デ ィ ス プ レ イ (VIS) を活用すれば、 自列車の運転状況に合わせて各駅の到 着見込時刻が更新されながら継続的に案内される状態. [ 4 ] 公 益 財 団 法 人 鉄 道 総 合 技 術 研 究 所 『第 2 版 鉄 道 技 術 用 語 辞 典 』 丸 善 出 版 2006年. を作り出すことができる。 これは駅での可能性可視化. 46.

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