koarerugiiyaku toranirasuto no shikyutaijinen no shinko yokusei koka ni kansuru kenkyu

Title Sub Title Author Publisher Publication year Jtitle Abstract Notes Genre URL. Powered by TCPDF (www.tcpdf.org). 抗アレルギー薬トラニラストの糸球体腎炎の進行抑制効果に関する研究 力石, 昭宏(Tikaraishi, Akihiro) 猿田, 享男(Saruta, Ikuo) 慶應医学会 2004 慶應医学 (Journal of the Keio Medical Society). Vol.81, No.4 (2004. 12) ,p.T215- T232 学位論文 Journal Article http://koara.lib.keio.ac.jp/xoonips/modules/xoonips/detail.php?koara_id=AN00069296-20041201 -0215.

慶 題 医 学 ・81(4)=T2且5^一T232,2004. 学位論 文. 抗 ア レル ギ ー薬 トラニ ラ ス トの糸 球 体 腎炎 の進 行 抑 制 効 果 に 関 す る研 究 慶 慮義 塾大 学医 学 部内科 学教 室 (指導:獲 田享 男教 授) ちから. い し. あユ. ひろ. 力. 石. 昭. 宏. (平成is年2月18日. Key. Words:tranilast,. monocyte. mesangial. chemoattrac[ant. 受 付). protein-1,. anti-Thy. 1.1. nephritis,. nuclear[actor-KB,. cell. 今 日我 が 国 の 透 析 患 者 は20万. 人 に 達 し,新 規 透 祈 導. 至 る と 考 え ら れ て い る.以. 上 か ら糸球 体 腎 炎 の 進 展 機 序. 入患 者 も年 閻 約3万 人 に及 び,そ の 増 加 傾 向 が 留 ま る兆. に お い て,マ. しは認 め て い な い.透 析 導 入 の 原 疾 患 と して は慢 性 糸 球. ン ギ ウ ム細 胞 の 活 性 化 と い う一 連 の 過 程 がitiUの. 体 腎 炎 と 糖尿 病 性 腎 症 が その 原 因 の 約3分. ス と して重 要 な役 割 を 果 た して い る こ とが 示 唆 され る.. め て い るD.糸. の 且ず つ を 占. 球 体 腎 炎 の 根 本 的 な 原 因 は現 時 点 で未 解. ク ロ フ ァ ー ジの 浸 潤 とそ れ に 引 き続 くメ サ. さ ら に 近 年 で は 糸 球 体 腎 炎 の み な ら ず,糖. プロセ. 尿病腎症の進. 明で は あ るが,一 度 糸球 体 で の 炎症 サ イ ク ルが 始 まれ ば,. 展 過 程 に もマ ク ロ フ ァ ー ジが 深 く関 与 して い る こ と も明. そ れが 糸 球 体 硬 化 に向 か うプ ロ セ ス は ほ ぼ共 通 の経 路 を. らか に な りつ つ あ るT,. た ど る と考 え られて い る.糸 球 体 腎 炎 に お い て,腎 糸 球. Monocyte. chemoattractant. protein-1(MCP・1)は. 体 及 び 間 質 領域 へ の マ ク ロ フ ァ ー ジの 浸 潤 は病 変 の活 動. 白 血 球 走 化 活 性 化 因 子 で あ るC-Cケ. 性 を示唆 す る重 要 な所 見で あ り,炎 症 の進 展 にマ ク ロフ ァー. ミ リー の 一 員 で 主 に 単 球/マ. モ カ イ ンサ ブ フ ァ. ク ロ フ ァー ジの 炎症 部 位 へ. ジが 関 与 す る 一 連 の プ ロ セ ス は以 下 の よ うに 説 明 さ れ. の 誘 導 ・活 性 化 の 中 心 的 役 割 を 担 っ て い るs..ヒ. ト腎 疾. る2'.当 初,何. 患 で は 炎 症 糸 球 体 ・間 質 領 域 に お い てMCP-1の. 発現増. らか の 誘 因(例. え ば ウ ィル ス感 染 や 免疫. 学 的 な 機 序 な ど)を 契 機 と して 糸 球 体 に 浸 潤 した マ ク ロ. 加 が 認 め られ,こ. フ ァー ジは種 々 の プ ロ テ ア ーゼ や 活 性 酸 素 に よ り係締 壁. く相 関 す る7'a.ま. を 障轡 して 蛋 白尿 を生 じさせ る と と も に,多 種 多 様 な サ. 最 は 炎 症 活 動 性 を よ く反 映 し,さ. イ トカ イ ンや増 殖 因 子 を放 出 して 糸 球 体 構 成 細 胞,特. に. れ は マ ク ロ フ ァー ジの 浸 潤 の 程 度 と よ た 糸 球 体 腎 炎 患 者 の 尿 巾MCP・i排. 泄. らに 治 療 反 応 性 の 指 標. と し て の 有 用 性 も 指 摘 さ れ て い る9.101.細 胞 実 験 で は,. メサ ンギ ウム細 胞 を活 性 化 す る.活 性 化 に よ り形 質 転 換. interleukin・1β. した メ サ ンギ ウ ム細 胞 は過 剰 な 増 殖 と細 胞 外 基 質 を産 生. 1ipopolysaccarideに. させ る と 同時 に,サ イ トカ イ ンや 走 化 活 性 化 因 子 を 分泌. 皮 細 胞 に お い てMCP-1の. を は じ め と す る サ イ ト カ イ ン や よ り メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 ・尿 細 管 上 産 生 ・分 泌 が 舗 導 さ れ る がBi,. して さ らに マ ク ロ フ ァー ジを呼 び寄 せ る3'.こ の よ うな. これ は,腎. 糸球 体 内 の炎 症 サ イ ク ル は間 質 領 域 に も波 及 し,サ イ ト. の 考 え を 支 持 す る も の で あ る.さ. カイ ンや 尿 蛋 白 に よ り刺 激 を受 けた 尿 細 管 細 胞 が,サ. ル に お け る 検 討 で は,抗MCP・1巾. イ. 実 質 を 構 成 す る細 胞 が 炎 症 に 直 接 関 与 す る と. トカ イ ンや走 化 活 性 化 因 子 を 分 泌 して 尿 細 管 間 質 領域 に. マ ク ロ フP一. ら に,腎. 炎の実験 モデ. 和抗 体の投 与によ り. ジ浸 潤 と糸 球 体 硬 化 が 抑 制 さ れ る こ と が 報. もマ ク0フ ァー ジの浸 潤 や 筋 線 維 芽 細 胞 の 増 生 を認 め る. 告 さ れ て い る1国3'.以. よ うに な る`}.こ の よ うな 炎 症 の増 幅 サ イ ク ル が 遷 延 す. MCP・ 二が マ ク ロ フ ァ ー ジ の 浸 潤 ・活rk化. る こと に よ り,最 終 的 に糸 球 体 硬 化 ・腎 間 質 の 線 維 化 へ. の 進 展 に重 要 な役 割 を果 た して い る こ とが 示 唆 され る.. 本 論 文fi. Chikaraishi. interleukin-IB-induced 1S]一158,2001の. A,. Hirahashi. monocyle. 1., Takase chemoaltractant. O,. Marumo. T,. protein-1. expression. 一 部 を 含 む.. 一T215一. Hishikawa. K, in rat. Hayashi mesangial. 上 か ら腎 炎 局 所 で 塵 生 さ れ る. M,. Saruta↑:Tranilast cells. Eur. 10(Pharmacol. を 介 して 炎 症. inhibits 427.

慶 鷹 医学. こ の よ う にMCP・1が. 81巻4号(平. 新 た な 治 療 法 の 標 的 と して 注 目 さ. れ つ つ あ る に も 関 わ ら ず,MCP・!の. 発現 抑 制 効 果 を 有. 成:6年12月. 〕. こ と が 明 ら か と な っ て い る墨',こ のThy て,抗MCP-1中. L1腎. 炎に おい. 和 抗 体 の投 与 に よ り糸 球 体 内浸 潤 マ ク. す る災 用 的 な 薬 剤 は極 あ て 限 定 さ れ て い る の が 現 状 で あ. 回 フ ァ ー ジの 減 少 の み な らず 最 終 的 な 糸 球 体 硬 化 が 抑 制. るn.. さ れ11.IRI,か っ 糸 球 体 で のMCP・1産. メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 で あ る こ と も 報 告 さ れ て い るui .従. トラ ニ ラ ス ト,(N一(3,9・demethoxycinnamoyq・anthra・ nilic acid)は,従. 来,ア. ト ピ ー 性 皮 膚 炎,気. 生 の主 要 な 起 源 が. 管 支 喘息 や. て 同 モ デ ル で は メ サ ン ギ ウ ム細 胞 由 来 のMCP・1が. っ. 腎臓. ア レル ギ ー性 鼻 炎 な ど の ア レルギ ー性 疾 患 の 治療 に広 く. に お け る 炎 症 進 展 の 鍵 で あ り,MCP・Lの. 臨 床 的 に 用 い ら れ て き た 薬 剤 で あ る.ト. づ く糸 球 体 腎 炎 の 改 善 効 果 を 確 認 す る 上 で 最 適 な 実 験 モ. ラ ニ ラ ス トは,. 線 維 芽 細 胞 の 増 殖 や コ ラ ー ゲ ン産 生 を抑 制 す る こ と か ら, 過 剰 な 皮 膚 の 掘 疲 や ケ ロ イ ド形 成 を 予 防 す る 目 的 で も 使 用 さ れ て い るis.さ 術(PTCA)後 (TREATア5》. ら に,近. 年 で は,経. 皮的冠動脈 形成. の箸 明 な 再狭 窄 抑 制 効 果 が 報 告 され 注 目 さ れ て い る.こ. と し て は,platelet transforming. derived. growth. の 効 果 を 説 明 す る機 序. growth. factor(PDGF〕. factor一(i(TGF-p}に. や. よる血管 平. 滑 筋 細 胞 の 基 質 産 生 ・増 殖 ・遊 走 作 用 な ど を 抑 制 す る 効 果16Rl,血. デ ル と 考 え ら れ る. 以 上 を 踏 ま え て 今 回 我 々 は メ サ ンギ ウ ム 細 胞 ・尿 細 管 細 胞 に お け るMCP・1の. 誘 導 ・分 泌 に 対 す る ト ラ ニ ラ ス. トの 影 響 。そ の 作 用 機 序 に つ き検 討 す る2]1と と もに,ラ トThy any改. 善 効 果 の 有 無,炎. に 対 す る 効 果,さ. 症 局 所 へ の マ ク ロ フ ァ ー ジ浸 潤. ら にMCP-1発. しi... か しな が ら,現. 材料と方法. 時 点 で ト ラ ニ ラ ス トの 腎. 疾 患 へ の 応 用 を 検 討 した 報 告 例 は 極 め て 限 ら れ て い る.. 1.腎. In vitroで. 作 用 の 検 討 ・機 序 の 解 明. は 当 教 室 のHishikawaら. 胞 に お い てPDGFに. が メ サ ンギ ウ ム細. よ る細 胞 増 殖 を 当 薬 剤 が 抑 制 す る. 1)細. こ と を 示 し た の が 最 初 の 報 告 例 で あ りt。',メ サ ンギ ウ ム 細 胞 。尿 細 管 細 胞 な ど 腎 実 質 細 胞 に お け るMCP・1の. 座. 生 ・分 泌 に 対 す る影 響 を 検 討 した 報 告 は な さ れ て い な い.. 実 質 細 胞 のMCP4誘. ラ ッ ト糸 球 体 メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 はSprague・Dawley ラ ッ トの 腎 臓 よ り 既 報 の 方 法 に 従 って 採 取 し た211,実 験 に は 第5-12代. の メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 を 使 用 し,37℃,5. %のCO:の. 投 与 効 果 は 検 討 さ れ て い な い の が 現 状 で あ る.. Transferrin・Se】enium. l.1抗 体 メ サ ン ギ ウ ム 増 殖 性 腎 炎(以. 1640培. 下Thy. ラ ッ ト メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 に 発 現 す るThy. 導 に 対 す る ト ラ ニ ラ ス トの. 胞培 養. 動 物 実 験 モ デ ル に お い て も当薬 剤 の 糸 球 体 腎 炎 に対 す る. 炎)は. 状 況 一 ドで10%新. 地 で 培 養 し た.細. な っ た 後,培. 胞 が70%か. 養 液 を 維 持 培 地(0.5%新. むDulbecco's. modified. メ サ ンギ ウ ム 増 殖 性 腎 炎 の モ デ ル で あ るxr,ラ. 交 換 し,4B時. 間 培 養 し た.. 静 脈 的 に 抗Thy. 1.1抗 体 を 投 与 す る と,同. ッFに. 経. 抗体が 補体. Type. そ の 後,反. と し て5%新. 過 剰 に 生 じ て 。 メ サ ン ギ ウ ム 増 殖 性 腎 炎 に 近 似 した 組 織 像 を 呈 す る よ う に な る.こ. の 初 期 段 階 のmesangiolysis. 体 投 与 の 直 後 か らz,3日. 球. 体 内 に は マ ク ロ フ ァ ー ジや 好 中 球 の 浸 潤 を 伴 う よ う に な る.こ 5日. Culture. Collection,. の 時 期 を 過 ぎ る と メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 が 再 出 現 し,. 目 か ら 且0日 目 頃 に は活 性 化 し て 形 質 転 換 し た メ サ. ら80%の. して 無 血 清 のDMEMを. 密 度 と. 生仔牛血 清を含. medium(DMEM))に. 胞ssi(American. Rockville,. MD)は. 生 仔 牛 血 清 を 含 むDMEMを. 成長培地 維持 培地 と. 使 用 し て 同 様 に 培 養 し た.. interleukin-lp添 2)MCP-1発 MCP・1蛋. 加1時. 白 分 泌 撮 はELISA法. 穴 プ レ ー ト にO NRK. 52E細. 下IL・1β と 略 す:Genzyme, 時 間 培 養 を 続 け た.そ. 性 化 の 過 程 に マ クロ フ ァー ジ な どか ら放 出 され るサ イ ト. 測 定 用ELISA. カ イ ン や 増 殖 因 子,特. SA)を. 重要 であ る. 一T216一. に よ り 測 定 し た.48. し た メ サ ン ギ ウ ム 細 胞(あ. 胞)に0.2nMの. ンギ ウ ム 細 胞 に よ る 反 応 性 の 過 剰 な 増 殖 像 や 細 胞 外 基 質 の メ サ ン ギ ウ ム細 胞 の 活. 間 前 よ り添 加 し た.. 現 に 対 す る ト ラ ニ ラ ス トの 影 響. の 蓄 積 を 認 め る よ う に な る.こ. にPDGFやTGF-pが. 含 むRPMl. 以 下 の いず れ の 実 験 に お い て も ト ラニ ラ ス トは. 目 に か け て 認 め ら れ,. ζ の 時 期 に は メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 数 は 著 明 に 減 少 し,糸. Eagle's. ラ ッ ト尿 細 管 」二皮 細 胞NRK52E細. 依 存 性 に メ サ ンギ ウ ム 細 胞 を 融 解 し(mesangiolysis). 応 性 に メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 の 増 殖 ・基 質 産 生 が. 生 仔 牛 血 清 とInsulin・. Supplementsを. l.1抗 原 に 対 す る 抗 体 を 投 与 す る こ と に よ り 惹 起 さ れ る. は,抗. 現 へ の 影 響 につ き 検 討. 管 病 変 に お け る マ ク ロフ ァー ジ由来 の サ イ ト. さ れ て い る.し. 1.1腎. ッ. 1.1腎 炎 に 対 し て ト ラ ニ ラ ス トを 投 与 し て,腎. カ イ ン や 活 性 酸 素 の 放 出 を 抑 制 す る 作 用1&191な ど が 想 定. 抗Thy. 抑制作用 に基. MNPS.MN)を. 加 え,12. の 後 培 養 上 清 を 採 取 し,MCP・1. kit(Biosource. 使 用 しMCP・1蛋. るい は. 濃 度 のinterleukin-1R〔. International,Camarmo,. 自 濃 度 を 測 定 した.. 以.

力 石:ト. MCP・l. mRNAの. 発 現 量 は ノ ザ ン プ ロ ッ ト法 に よ り. 検 討 し た,10cmデ 細 胞(あ 6時. ィ ッ シzに. る い はNRK. 間(NRK. RNeasy. kit{Qiagen,. NS)を. RNAを. 培 養 し た メ サ ンギ ウ ム. 胞)に0.2nMのIL・tpを. 胞 は4時. 間)作. Hilden,. Germany)を. 抽 出 し た.'t3ら. N'nylon. membrane(Amersham UK}に. (Boston,MA)よ phosphate. り供 与)お. Gene且abeling. Santa. Cruz. でiz時. kinaseの. p38,. 対 し てPrime. a. Jun. N・terminaL. 路 の活 性化 はそ. p38,. 体 を 用 い た ウS. JNK抗. し た メ サ ン ギ ウ ム 細 胞(各. プ レ ー トに培 養. 穴 当 り5×ioｰの. lL・1βで 刺 激 後0,15,30分. mRNA発. 現 量. はMCP・iとGAPDHの 3)NF・KB活. Hybond. 放 射 活 性 比 を 求 め 定 量 し た.. 核 転 写 因 子nuclear. factor・KB{以. 下NF・ 曜B》依 存 性 の. ECL【A皿ersham)1こ. MAP. kinase一. Cruz. Biotechnology),抗. 転 写 活 牲 は ル シ フ ェ ラ ー ゼ 活 性 測 定 系 に よ り検 討 した.. England. 24穴. 体(Promega))に. プ レ ー トに 培 養 した メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 に0.5Ngの. pNF・ κB・Luc{Dn SuperIect. Schmid(Ulm,,. kit(Qiagen}を. ト ラ ン ス フSク のpRL・TKベ. German)よ. ク タ ー(Promega,. 胞 をlL・lp'で6時. シ フFラ. 間 刺 激 し,細. 用 い て 測 定 し た,. シ フiラ. 同. NF・KB依. ー ゼ 活 性 とpRL・TKル. リ ン 酸 化p38抗. Bever且v.. MA),抗. kinase抗. 学 冷 光 法(ECL. 目 的 の バ ン ドを 発 色 さ せX線 ン 酸 化MAP. 体(抗ERK抗. 体(New. kinaseの. England. シ フ ェ ラー ゼ. ズ を 行 っ た.. フ ィル ム. 検 出後の メ ン. Cruz),抗p・38抗. Biolab),抗JNK抗. Biolab))を. l. 希 釈 の 抗MAP. 体(Santa. England. 存性転写 活性. 浄 後,. ロキ シダーゼ結 合 二次 抗. ブ レ ン は 抗 体 を 除 去 し た 後,1000倍. system. 体(New. リ ン酸 化JNK抗. 間 結 合 反 応 を 行 い,化. に 感 光 さ せ た.リ. 胞溶解液 のル assay. 体(Santa. 室 温 で 一 晩 反 応 さ せ た,洗. Amersham)で. WI)も. 写 後の メ ン. 希 釈 の 抗 リ ン酸 化. リ ン酸 化ERK抗. 希 釈 のhorseradishペ. 体 と室 温 で1時. ト ラ ン ス フ ェ ク シ3ン29. ー ゼ 活 性 をdual】uciferase. (Promega)を はKBル. Madison,. 転 写 し た .転. 次 抗 体(抗. Biolabs,. 100倍. ト し た.. シ ョ ン効 率 を 標 準 化 す る 目 的 でO.16N8. 時 に ト ラ ン ス フ ェ ク ト し た. 時 間 後.細. り 供 与}を. 用 い て ト ラ ン ス フxク. 蛋白溶解液. リ ア ク リ ル ア ミ ド ゲ ル で 泳 動 後,. ブ レ ン は ブ ロ ッ キ ン グ 後,1000倍. 性 化 に 対 す る ト ラ ニ ラ ス トの 彰 響. 細 胞 数)を. の時 点 で 既 報 の 方 法 に 従. をiz.5%SDSポ. ステ ム. IERK),. kinase(JNK)経. 2000(Fuji. Japan)シ. 主 要3. kinase. ス タ ン ブ ロ ッ ト法 に よ り 検 討 し た .6穴. 写 後 の メ ンブ レ. を 用 い て 放 射 活 性 を 測 定 し た.MCP4. 識 プ ロー. protein(MAP)kinaseの signal-regulated. れ ぞ れ 抗 リ ン 酸 化ERK,. 用 い て ラ ン ダム プ. Tokyo,. 核蛋 白. 活 性 化 に 対 す る トラ ニ ラ ス トの 影. い 全 細 胞 蛋 白 溶 解 液 を 調 整 し た2" ,20NSの. Institution,. しく. Biotechnology)を. ン を プ ロ ー ブ と ハ イ ブ リ ダ イ ズ し 洗 浄 し た 後,BAS Film. CA)も. 間 反 応 さ せ た も の を,標. 経 路extracellular. Palo. ラ イ マ ー 法 に よ り32P標 識 を 行 っ た,転. 体(Santa. Mitogen-activated. Rollins. よ び ヒ トglyceraldehyde・3・. system〔Clontechlを. Biotechnology,. 響. Little. ウ スMCP-1〔Dr.. 対 す る 特 異 的cDNAに. Cruz,. Cruz. 4)MAP. hyhond. dehydrogenase(GAPDH)(Clontech,. CA7に. (Santa. 体. ブ との 繕 合 反 応 に 用 い た .. RNA{10. Pharmacia,. 転 写 した.マ. 特 異 的 抗p65抗. に 添 加 し4℃. 用 い て細 胞. れ たtotal. パ ー シ フ ト解 折 の た め に 予 め1NSの. は 抗p50抗. 用 さ せ た 後,. 変 性 ホ ル ム ァ デ ヒ ドゲ ル で 電 気 泳 動 後,. Chalfont,. Aito,. 52E細. 52E細. か らtotal. ラ昌 ラ ス トの 腎 炎進 行 抑 制 効 果. 体(New. 一 次 抗 体 と して 再度 ハ イ ブ リダ イ. 活 性 の 比 を 算 出 して 補 正 し た. NF・KBのDNA結 似 下EMSAと. 合 能 はe且ec[romobility. に 培 養 し た メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 をiL-1β. ィッシュ. で1,3,6時. 胞 か ら 既 報 の 方 法2。,に従 い 核 蛋 白 成 分 を. 抽 出 し た.Gel. shift assay. を 用 い て5'ラ. system. ベ リ ン グ 法 に よ りNF-xB結. 球 体 腎 炎 モ デ ル(ラ. ッ トThy1.1腎. 炎)に. 対す る. ト ラ ニ ラ ス トの 投 与 効 果 の 検 討. 間. 刺 激 し た 後,細. core. 2.糸. shift assay. 略 す)tcよ り 検 討 し た,6cmデ. i)モ. デ ル 動 物 の 作 成 ・ トラ ニ ラ ス トの 投 与 法. メ サ ンギ ウ ム 増 殖 性 腎 炎 の 動 物 モ デ ル で あ るThy・1.1. kit(Promegal. 腎 炎 は6週. 合 領域 を 含 む. 齢 の 雌Wistarラ. ッ ト(Charles. に モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 体1・22・3(新. River社). 潟 大学腎 研河 内裕 先. オ リ ゴ ヌ ク レ オ チ ドを ㎎P標 識 し プ ロ ー ブ を 作 成 し た .. 生 よ り 供 与Sel¥250ｵg/100. 核 蛋 白(6ｵs)と. す る こ と に よ り 作 成 し た.ト. ラ ニ ラ ス ト は 腎 炎 惹 起2日. 前 よ り ト ラ ニ ラ ス ト原 末(キ. ッ セ イ 製 薬 よ り 供 与)400. 温 で20分. 標 識 プ ロ ー ブ(3000カ. 間 結 合 反 応 さ せ た 後,6%ポ. ドゲ ル で 電 気 泳 動 し た.ゲ ル ム に 露 光 し た .競 前 に 予 め100倍 蛋 白 とio分. ウ ン ト)を 室 リア ク リル ア ミ. ル を 吸 引 乾 燥 後,X線. フ ィ. mg/kg体. 合 ア ッ セ イ と して 標 識 プ ロ ー ブ 添 加. た,ス. ル 群,腎. 一. 本 ク レ ア)に. 混 じ. ン ト ロ ー ル 群 に 対 して は 腎 炎 惹 起 時. に 生 理 食 堪 水0.4m1を. ー. 一T217. 璽 を 粉 末 状 の 餌(CA・1,日. て 連 日 投 与 し た.コ. 濃 度 の 非 標 識 オ リ ゴ ヌ ク レ オ チ ドを核. 間 反 応 さ せ た もの を 使 用 し た.ま. g体 重 を 尾 静 脈 か ら投 与. 炎 未 治 療 群,腎. 尾 静 脈 よ り 投 与 し た .コ 炎 ト ラ`ラ. ン トQ. ス ト治 療 群 の 各 群6.

慶 慮医 学. 匹 ず つ の 動 物 は 代 謝 ケ ー ジ で 飼 育 し,連 尿 中 排 泄 ア ル ブ ミ ン を 定t,一tした.腎 tail・cuff血 圧 測 定 器(夏 後,麻. 81巻4号(平. 日 蓄 尿 を 行 い,. 炎 惹 起 後7日. 目KW210)に. 目に. て血圧 を測定. 酔 下 に て 腎 臓 な ら び に 血 液 を 採 取 し,腎. 炎の治療. 効 果 の 評 価 の た め 以 下 に 示 す 項 目 に つ い て 解fhを 行 っ た. 動 物 実 験 は 慶 慮 義 塾 大 学 医 学 部 動 物 実 験 ガ イ ドを 遵 守. 成16年i2月). を 数 え,1糸. 球 体 当 り,も. しく は間 質 領 域 の 且視野 当 り. の陽 性 細 胞 数 の 平均 値 を 算 出 す る こと に よ り評 価 した. 活 性 化 メ サ ン ギ ウ ム細 胞 の 指 標 で あ る 糸 球 体 の α・ SMA発. 現 は 既 報 の 方 法 に 従 って 以 下 の よ う に0か. の5段 階 の ス コ ア に 半 定 量 的 に 分 類 し たza;0=染 れ ず,1;糸. 球 体 当 り25%以. 下 の 陽 性 率,2=糸. して 施 行 し た.. り25%以. 一L'50%以 下 の 陽性 率,3=糸. 2)PAS染. 上75%以. 一 ドの 陽 性 率,4昌. 色 標 本 の評 価. 生 理 食 塩 水 で 潅 流 後 に 摘 出 し た 腎 臓 は10%ホ で 固 定 後 に パ ラ フ ィ ン 包 埋 し,periodic (PAS)染. ルマ リン acid・Schitf. 色 した 。 各 検 体 の 糸 球 体 陳 害 の 程 度 は既 報 の. 方 法 に 基 づ き,メ. サ ンギ ウ ム細 胞 と細 胞 外 基 質 の 領 域 拡. 大 の 程 度 に よ り 以 下 の 基 準 に 従 っ て 半 定k的 し たzri:0=糸. 球 体 内 細 胞 数,基. に ス コ ア化. 率,腎. 階 の ス コ ア に分 類 した:0;染 %以 下の 陽 性 率,2=間 率,3=間. 質 領 域5%以. 質 領 域10%以. 胞 数増多 ・. 基 質 過 剰 沈 着 を 認 め る 領 域 が 糸 球 体 而 積 の50%以 %以. 下,4=細. 胞 数 増 多 ・基 質 過 剰 沈 着 を 認 め る 領 域 が. 糸 球 体 面 積 の75%以 50以. 上75. 上.各. 上 の 陽 性 率,各. の値 よ. 野 以E:の 高 倍率(200倍)の. 胞 と 問 質 筋 線 維 芽 細 胞 を 評 価 す る 目 的 で,ED・1抗. 染 色 を 行 っ た.腎. 定量. 蓄 尿 検 体 のMCP・1濃. 度 はELISA. kit{Biosource)を. 使 用 して 測 定 を行 い,一 日 当 た りの俳 泄 量 は 尿巾 濃 度 に 一 日尿 量 を 乗 ず る こ とに よ り算 出 した.. 3.TrCut. paired・tテ. マ ク ロ フ ァ ー ジの 浸 潤 な ら び に 活 性 化 メ サ ン ギ ウ ム 細. muscle. 検 体 に っ き30. 数 値 は 平 均 値 標 準 誤 兼 で 表 し た,2群. 臓 の免 疫 組 織 染 色. よ びq・smooth. 下の陽性. ラ ッ トよ り 得 ら れ た 腎 臓 の. 上 の 糸 球 体 の ス コ ア の 平 均 値 を 算 出 し,こ. り 各 群 の 平 均 ス コ ア を 算 出 し た. 3)腎. 質 領域5. 上10%以. 4)尿MCP・1の. 下,3=細. ら3の4段. 色 され ず,i=間. 間 質 領 域 の ス コアの 平 均 値 を算 出 した.. が 糸 球 体 面 積 の25%以.L'50%以. 上 の陽性. 現 は以 下 に 示 す 基 準 に 基 づ いて0か. 25%以. 胞 数 増 多 ・基 質 過 剰 沈 着 を 認 め る 領 域. 球体当. 間 質 筋 線 維 芽 細 胞 の 指 標 で あ る 間 質 領 域 のQ・. SMA発. 胞 数 増 多 ・基 質 過 剰 沈 着 を 認 め る 領 域 が 糸 球 体 面 橿 の 下.2=細. 色さ. 球 体 当 り50%以. 糸 球 体 当 り75%以. 以 上 の糸 球 体 お よ び20視. 質 沈 新 と も 正 常,1;細. ら4. actin〔 以 一 ドa-SMA)の. 原 お. 免疫 組 織. anal;sis. ス ト を,3群. 以 上 の 比 較 に はone-way. of variance(ANOVA)を. た 場 合 に はFisherのPOST を 行 っ た.P〈0,05を. の比 較 に は. 用 い,有 hocテ. 意 差 を認 め. ス トに よ る 多 重 比 較. 有 意 差 あ り と 判 断 し た,. 臓 組 織 をED・ 工染 色 用 にperiodate・. lysine・paraforma且dehyde液. で,α. ・SMA染. 結. 色 用 に4%. 果. パ ラ ホ ル ム ア ル デ ヒ ド液 に そ れ ぞ れ 漫 し4℃ で 一 晩 固 定 し,濃. 度 勾 配 を つ け た シ}一. 窒 素 に てOCT〔optimal た.6ｵmの. ク ロ ー ス 液 で 洗 浄 後,液. cutting. temperature)包. 薄 切 切 片 は 洗 浄,内. 失 活 化,ブ. 埋 し. 因 性 ぺ ロキ シ ダー ゼ の. ロ ッキ ン グ を 行 っ た 後,一. San. Diego,. CA)も. し く は50倍. マ ウ ス モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 α・SMA抗 Denmark))に. て 室 温 で1時. く り返 し た 後,且000倍 抗 体 を 室 温 で30分. 体(DAKO,. 希釈の. 洗浄 を. 希 釈 の ビ オ チ ン化 抗 マ ウ スニ 次. 間 結 合 さ せ,さ. ら に ア ビ ジ ンービ オ チ. ン ・ベ ロ キ シ ダ ー ゼ 試 薬(DAKO)に30分 た.洗. 体. Glostrup,. 間 反 応 さ せ た.3回. 浄 後,diaminobendine. 間反応 させ. chromogen含. 有ペ ロキ. シ ダ ー ゼ 発 色 色 素 に て 発 色 反 応 を 行 っ た. 糸 球 体 お よ び 腎 問 質 のED・1発 30以 倍)の. 上 の 糸 球 体 も し く は20視. 現 は,各. 実 質 細 胞 のMCP・1誘. 検体 につ き. Dメ. サ ン ギ ウ ム 細 胞 に お け るinterleukin・1β. 一T218一. によ る. 現 誘 導 に 対 す る ト ラ ニ ラ ス トの 影 響. 培 養 メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 の 培 養 上 清 中 のMCP・1蛋 をELISA法. で 測 定 し た.1レ1β. はMCP4の. 白鼠. 発現誘 導. を 介 して 腎 障 害 の 進 展 過 程 に 重 要 な役 割 を担 う こ とが 明 らか と な っ て い るB1.非 は 極 少 量 のMCP・i分. 刺 激 条 件 下 の メ サ ンギ ウ ム細 胞. 泌 を 詔 め た の み で あ っ た が,. P刺 激 に よ り 著 明 なMCP・1の 1分 泌 蚤 はIL4pO.2nMで. 分 泌 増 加 を 認 め た.. IL-IP刺. ら300. MCP・1分. lL・1 MCP-. ピ ー ク に 達 し た た め.以. 全 て の 実 験 に お い て こ の 濃 度 のIL・tpを NM)の. 激 夏2時 間 後 の 培 渡L清. 化 を 比 較 し た と こ ろ,ト. 性細胞 数. 導 に 対 す る ト ラ ニ ラ ス トの. 作 用 の 検 討 。機 序 の 解 明. の 濃 度(30NA1か. 野 以 上 の 高 倍 率(200. 腎 皮 質 の 間 質 領 域 に観 察 さ れ るED・1陽. 1.腎. MCP・1発. 次 抗 体 と し て100. 倍 希 釈 の マ ウ ス モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 ラ ッ トED・1抗 (Pharmingen,. 体. 使 用 した.種. 後 々. トラ 」 」ラ ス トを 添 加 し 中 のMCP・i分. 泌の 変. ラ ニ ラ ス トは 澱 度 依 存 的 に. 泌 最 を 抑 制 し た(第1図A).な. お,細. 胞 のバ.

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力 石:ト. (A). ラニ ラ ス トの 胃 炎進 行 抑制 効 果. 時間(分). 0. 15. 30. Tranilast phospho. 十. JNK. (B). 零. JNK. 寓'日. 54kD. 0. 15. 30. Tranilast phospho. 十. p38. 欄■■一 ・r■ ■夢 ●. 時間(分). 0. ⊂■■膨 ●■ ■夢 臨. 15. 30. Tranilast. 十. ERK ERK. 十. r繭■r 舳■圏r● ■■吟.● 鵬ID戸. p38. phospho. 匿 鷲(54kD46 kD. 1. 時間(分). (C). 十. rb噸 1. 十. i44. 陰b G■ 膨 引■■』8,. ・ 鞠. 廟 顧p q騨 夢q■. kD 42kD. 白一 ■■陰/44. kD. (D) IL-1R(0.2. Tranilast(ｵM). 0. ・…p・ 。・NK鑓 第3図. 0. 30. 驚 …}1羅欝. メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 に お け るinterleukin一]p{】L一]pl刺. activated. protein. extracellular. kinase(MAP. signal-regulated. kinase(Jun. N-terminal. kinase(ERK:CI))の. ト ラ ニ ラ ス トの 濃 度 を 変 化 さ せ た 時 のJNKの (A.B,. C)メ. (抗 リ ン 酸 化ERK抗 ロ7卜 抗MAP. 体,抗. Yd体(抗ERK抗. タ ン ブ ロ ッ ト法 を 行 い,蛋 プ ル を 用 い て3回 る い はab々. の 落 性 化 をtn`1NK抗. 欝(54kD46kD. 激 に よ る3つ. リ ン酸 化p38抗. 体,抗,,ン. ン酸 化MAP. pMか. 427:151-158. 酸 化MAP. NM)添. タ ン ブ ロ7ト. 使 用 し て ウiス. 体 タ ンブ. 体)を. 一a抗. 体 と して 画 度 ウ ェ ス. を 互 い に 独 立 に 処 理 した実 験 由 釆 の サ ン サ ン ギ ウ ム 細 胞 をIL-1p{0.2nM}10独 法 に よ り 解 折 し た.同. あ 後 のJNK. 様な実験 を互い に. 行 っ た が 桔 果 は 同 様 で あ っ た.(Chikaraishi. zoouの. 加条. kinase-GC抗. ト ラ ニ ラ ス ト添 加 条 件 下 で 刺 激 し.30分. 一T221一. kinase(B),. 検 出 後 の メ ン ブ レ ン は 抗 体 を 除 去 し た 後,. 体,抗JNK抗. 白 皿 を 確 嫁 しr,同Akfr7;験. 体 を 使 用 し た ウiス. p38. 検 討,. 酸 化JNKfn1A:)を. kinaseの. 体,抗p-38抗. ら300μM)の. の 主 要 なmhogen・. kinase(]NK:Al,. ip独 あ る い は ト ラ ニ ラ ス ト(300. 独 立 に 処 理 し た 実 験 由 来 の サ ン プ ル を 用 い て3回 et al l EurJPharmacology. 難. 活 性 化 に 対 ず る 影 轡(D)の. 行 っ た が 桔 果 は 同 様 で あ っ た,(D)メ. の 濃 度(30. 300. の 時 点 で 蛋 白 溶 解 液 を 調 整 し,抗7ン. 法 に よ り 解 析 し た.リ kinasc. 100. 活 性 化 に 対 す る ト ラ 昌 ラ ス トの 影 響 と,. サ ン ギ ウ ム 細 胞 をIL-lp(0.2nMI. 件 下 で 刺 激 し,0,15,30分. nM). 第4図. を 許 可 を 碍 て 転 載). A.

慶 態 医学. 81巻4号(平. 成16軍12月). (A) 80 c E. 60. 午. 一. iiiiii ii. .. rn a. ....4Q. 一. # T. .. d U2。. ,. 一. T. '縫. 0. 1. ■. ・. 1::::. ・. .. ,. Tranilast(ｵM)0. 丑. :. 識ii ・. }. ,. 0. 30. 100. IL-1R(0.2. 300. nM). (B) IL-1(3(0.2. Tranilast(ｵM). 0. 0. 30. 轍. 第4図. 泌 蹴(A),. 尿 細 菅 上 皮 細 胞(NRK52E)を. mRNA発. MCP-1. 轍 礁 櫛.. GAPDH. 亘L・ 且a,刺 激 に よ るmonocyte 現 兄(B)に. 【L・ipca.2nM)tp独. の ト ラ ニ ラ ス ト添 加 条 件 下 で 刺 激 し,且2spry後 計 測 し比 較 し た.数 #Pく0.05IL・ の 濃 度(30NMか 発 現ffを. 且β 刺 激 崩 独 群 と比 較.(B)メ ら300ｵM)の. あ る い{3F[1々 の 濃 度(30ｵMか の培 養 一 ヒ清 【.11のMCP一]分. サ ン ギ ウ ム 細 胞 をIL4p{0.2n醐. トラ ニ ラ ス ト添 加 条 件 下 で 刺 激 し,6時. 法 に て 比 較 した.同. chemoattmctam. 対 す る ト ラ ニ ラ ス ト の 抑 制 効 果.(A). 餓 は 平 均 値 土 標 準 誤 差 を 衷 す(n=4).串P《0.05コ. ノ ザ ン プ ロ7卜. ル を 用 い て4回. 300. 纏.. 尿 細 菅 上 皮 細 胞 に お け るinterleukin4餌. pro竃ein・1{MCP・9分. 100. 齢. 聯.獅. nM). ら300ｵM). 泌 澱 をELISA法 ン トo一. にて. ル 群 と比 較;. 単 独 あ る いt3t十li々 間 後 のMCP-1mRNA. 槻 な 実 験 を 互 い に 独 立 に 処 理 した実 験 由 来 の サ ン プ. 行 っ た が 結 果 は 同 様 で あ う た.. 一T222一.

1J7i:ト. し た.第3図Aに. 示 す よ う に ト ラ ニ ラ ス ト は1L・1β 刺. 激 に よ るJNKの. リ ン酸 化 を 抑 制 し た.こ. ラ ニ ラ ス ト は1L・1β 刺 激 に よ るp38, に はFJLfせ. ず(第3図B,. 性 化 の 抑 制 はJNK選 各 種MAP. ラ ニ ラ ス トの 腎 炎進 行 抑 制 効果. kinase. C),ト. リ ン酸 化. ラ ニ ラ ス トに よ る 活. 択 的 で あ る こ と が 明 ら か と な っ た. ail白raの レペ ル は 総MAP. 対 す る 抗 体(抗ERK抗. 体,抗p38抗. kinaseに. 体,抗JNK抗. に よ り検 出 さ れ る パ ン ドに よ り確 認 し た.ト に よ るJNK活. お い て は腎 炎 誘 発5日. れ に 対 し,ト. ERKの. 体). ラニ ラ ス ト. 性 化の抑 制効 果 は濃 度 依 存性 で あ った. Thyl.1腎. に よ る. 現 誘 導 に 対 す る トラ ニ ラ ス トの 影 響. 培 養 尿 細 管 上 皮 細 胞NRK52E細 刺 激(0.2nM)に. 発 現 誘 導 を 認 め,. こ れ に 対 し て トラ ニ ラ ス トは 濃 度 依 存 的 にMCP・1蛋 (第4図A),mRNA(第4図B)の. 後 漸 減 傾 向 と な っ た.こ. ク に 以 後 漸 減 傾 向 に 転 じ,5目. た.コ. 目,6日. 日. れ に 対 して 目 を ピー. 目 で はThy. 1」. ン トv一 ル 群 の 尿 ア ル ブ ミ ン排 泄 量 は 極 少nで. 白. 発 現 を 抑 制 した.. あっ. た. 2)血. 液 化 学 検 査 ・血 圧 値 の 比 較 目 に お け る 収 縮 期 血 圧 値,体f,血. 学 検 査 埴 を 比 較 し た,第1表 体Ttは. 胞 に お い て もIL・ip. よ り 著 明 なMCP・1の. 炎無処置 群に. 炎 ト ラ ニ ラ ス ト投 与 欝 で は 腎 炎3日. 腎 炎 誘 発7日. 細 管 上 皮 細 胞 に お け る1nterleukin・1β. MCP・1発. に ピ ー ク と な り,以. L1腎. 目 ま で 増 加 傾 向 が 持 続 し て5日. 腎 炎無 処 置 群 に比 して有 意 に尿 ア ル ブ ミ ンは減 少 して い. (第3図D). 4)尿. な 尿 ア ル ブ ミ ン の 増 加 を 誌 め,Thy. 液化. に 示 す よ う に 収 縮 期II皿圧,. 各 群 で 変 化 を 認 め な か っ た,. Thy. L1腎. 炎無処置. 群 の1血清 ア ル ブ ミ ン値 と 血 清 総 蛋 白 値 は 尿 中 へ の 漏 出 を 反 映 して コ ン ト ロ ー ル 群 と 比 較 し て 著 明 に 減 少 した が, Thy. 1.1腎 炎 ト ラ ニ ラ ス ト投 与 群 で は こ れ ら の 減 少 の 程. 度 が 有 意 に 緩 和 さ れ て い た.腎. 機 能 に 関 して は,Thy. 1.1腎 炎 無 処 置 群 で は コ ン ト ロ ー ル 群 と比 較 し て 血 清 ク 2.糸. 球 体 腎 炎 モ デ ル(ラ. ッ トThy. i.i腎 炎)に. 対 す. レ ア チ ニ ン値 が 有 意 に 一L昇 し た が,Thy. 1.1腎 炎 ト ラ ニ. る ト ラ ニ ラ ス トの 投 与 効 果 の 検 討. ラ ス ト投 与 群 で は そ の 上 昇 の 程 度 が 抑 制 さ れ る 傾 向 を 認. 1)ア. め,コ. ル ブ ミ ン尿 に 対 す る ト ラ ニ ラ ス トの 効 果. 第5図. に 示 す よ う にMoAb. 1.22.3投. 与 直 後 よ り著 明. ン ト ロ ー ル 群 と の 間 の ク レ ア チ ニ ン値 の 変 化 は 有. 意 な もの で は な か っ た. 3)糸. 300. 球 体 障 害 に 対 す る ト ラ ニ ラ スFの. PAS染. 色 標 本 に よ り 腎 炎 誘 発7日. 的 変 化 を 評 価 し た,過 Thy. 去 の 報 告 例 に も あ る よ う に31'$fi'.. (田 、O∈ )隆 ハ 岬h ゐ、. い た,一. コ ン トロー. 比 較 して 著 明 な細 胞 増 多 と基 質 沈. 着 の 増 加 を 認 め,一. C)で. 目の腎臓 の組 織学. L且 腎 炎 無 処 置 群 の 糸 球 体(第6図B)は. ル 群(第6図A)と. zoo. 効果. 方,Thy. 部 に メ サ ンギ ウ ム 融 解 像 が 残 存 して l.1腎 炎 ト ラ ニ ラ ス ト投 与 群(第6図. は こ の よ う な 糸 球 体 の 病 的 変 化 が 改 善 し て お り,. 糸 球 体 陣 署 ス コ ア の 改LYsは 腎 炎 無 処 置 群 と比 較 して 有 意 で あ っ た(第6図D).な. お 腎 炎 誘 発24時. ン ギ ウ ム 細 胞 融 解(mesangio】ysis)の. 100. 間後 の メサ. 程 度 は トラ ニ ラ. ス ト投 与 の 有 無 に よ り影 響 を 受 け な か っ た. 4)糸. 球 体 ・間 質 領 域 へ の マ ク ロ フ ァ ー ジ浸 潤 に 対 す る. トラ ニ ラ ス トの 効 果 Thy. a. 2. 0. 4. 6. 8. 腎炎惹起 後の 日数 第5図Thy. ン トロー ル 既 L1腎. 誤 差 を 表 す. 0.05Thy. ロ;Thy!.1腎. 炎 ト ラ ニ ラ ス ト投 与 群).数 事Pく0.05. 図AとC).こ. れ に 対 し,Thy. 性 マ ク ロ フ ァー. L1腎. 炎 ト ラ ニ ラ ス ト投. 与 群 の 糸 球 体 浸 潤 マ ク ロ フ γ 一 ジ数 は 無 処 澁 群 と 比 較 し て 有 意 に 減 少 して い た(第7図Eと. l」 腎 炎 惹 起 後 の ア ル ブ ミ ン尿 の 経 時 的 変 化. (○=コ Thy. 1.]腎 炎 無 処 置 群 の 糸 球 体 内ED-1陽. ジ数 は コ ン ト ロ ー ル 群 と比 較 して 著 明 に 増 加 し た(第7. 間 質 領 域 に お い て もThy. 第8図A).尿. 細 管. 1.1腎 炎 無 処 置 鮮(第7図D). 炎 無 処1置 群.△=. で は コ ン ト ロ ー ル 群(第7図B)と. 伽 誰平 均 埴 ± 標 準. た 間 質 間 隙 に 有 意 な マ ク ロ フ ァ ー ジ の 浸 潤 を 認 め,ト. コ ン ト ロ ー ル 群 とH七 較;#Pく. 比 較 して 軽 度 開 大 し ラ. ニ ラ ス ト投 与 に よ り 浸 潤 マ ク ロ フ ァ ー ジ 数 は 有 意 に 減 少. l』 賢 炎 無 処 凹 群 と 比 較,. し て い た(第7図Fと 一T223一. 第8図B)..

慶感 医 学. 第1浅. 8工を4号(平. 成i6年12月). ト ラ轟 ラス ト投 与 の体 重 ・血 圧 ・血 液 生 化 学 値 へ の影 響. 腎炎未治 療群. コ ン トロ ー ノ レ群. 体 重(8). 164.2=2.0. 収 繍 期 血 圧(mmHg). 119. 且62.5ゴ=5.2 8. 128s. 5.soi二. 血n7ア. A.4Aｱ0.08. 3.50ｱ0.11'. 0.22±. 0.34±0.04●. 161tiiク レ ア チ 昌 ン(mg,/dl} 腎 炎 ラ ッ トに ト ラ ニ ラ ス ト を 連H経 を 麦 す.●P<0.05コ. 〇.os. 炎7Hl.1に. ン トロ ー ル 群 と比 較;.P<0.05腎. 大 動 脈 よ り 採 血 し た.数. T. 2. 護ii. ;ill ii iiii. .. acid・Schiff'.C色. …3. 発. l. 標 本 写 爽 〔A:コ. 球 体 障 霧 ス コ7の. 炎+Tranilasl;Thy. 一T224一. T. t.i腎 Thy. i.i腎. 詳. 彗. ン ト ロ ー ル 群,. 検 討(Control:コ. 炎 ト ラ ニ ラ ス ト投 与 群). 炎 無 処 置 群 と比 較.. 拶. l. ン ト ロ ー ル 群 と 比 較;tteく0.05. #. ii. oノ ズ. D:糸. ii. 1…. ー. Thy1腎. 聾囎 繋、 ・ 一. *. 一. 炎 トラ ニ ラ ス ト投 与 群),. 1.且 胃 炎 無 処 置 群.. ,. D3 1. 璽 ﹂ 、 炎;Thy. 標 準 娯 差 を 表 す,*Pく0.05コ. 懸. 1懇. 、.1響. 1. トnK 卸 置 畿 営 崇. .眠 ガ 鞭 聡 Thyl再. L1野. r. 鶴. 灘轟 避へ. 騨 球 体 領 域((g:{;x200)のperiodic. 値 は平 均 埴 ± 標 準 諜 差. 灘. 駄灘 鱗霧 馨 讐 A・C:糸. a.zsｱo.os. 鶴測. 厳.. 炎 無 処 罎 群,C=Thy. 5.48ｱ0.09` 3.86ｱ0.17". 炎 未 治 療 群 とits,. 懸 第6図. 4.2. 130ｱ5. 5.20±0.06,. 二〇.oa. ロ 投 与 し,野. 159.5. 12. 血 渚 総 蛋 自(9/dl} ル ブ ミ ン(g/dD. 腎 炎 華 ト ラ ニ ラ ス ト投 与 群. B:Thy. L1腎. ン トロ ー ル 群。 azi直 はi=均. 値 ±.

蕪 騰 難繋 ラ ニ ラス トの腎 炎 進 行 抑 制 効 果. 醗 鎌畿. 力 石=ト. 懸懇 窮7図. 糸球 体. 本 写 夷(A.Blゴ. 〔A.C,. El倍. 躍x200).腎. ン ト ロ ー ル 群,. C,. 皮 質 聞 質 額 域(B, D;Thy. L1腎. D,. 炎 無 処 置 群.. 一T225一. F;1音 E.. 串x100)のED-1に. F:Thy. 対 す る免 疫 紐 織 染 色 標. l .1腎 炎 ト ラ ニ ラ ス ト投 与 群),.

慶雁医学. 81巻4号(平. 成i6年12月). A. B. 15. 蕾120. .串. 10. 譲 霧 灘灘. 累. +マ〇 四. 5. 癒. #. 80 40. 0. a. 〆ズ 蔚 x. 第8図. 糸 球 体(A).皮. Thyl腎. 炎:Thy. 質 間 質 領 域(B)のED-1陽 Ll腎. 炎 無 処 置 群,. Thyl腎. 炎+Tranilast:Thy. 性 化 メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 ・間 質 筋 線 維 芽 細 胞 に対 す. L1腎. Ll腎. 漸 増 傾 向 で あ っ た.ト. ンFロ. ール群. 炎 無 処 置 群 で は糸 球 体 構 成 細 胞 の. 大 部 分 に 発 現 を 認 め,メ. と7日. ,. 炎 ト ラニ ラ ス ト投 与 群). Thy. i.t腎 炎 無. ラ ニ ラ ス ト治 療 に よ り 尿MCP・1. 排 泄 量 の 増 加 は 抑 制 さ れ る 傾 向 を 認 め,腎. 活 挫 化 メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 の 指 標 で あ る 糸 球 体aThy. ゐ硬. ン ト ロ ー ル 群 と比 較;#Pく0.05. る ト ラ ニ ラ ス トの 効 果. SMA"は,. #. 性 細 胞 数 の 検 討(Control:コ. 数 直 は 平 均 値 ± 標 準 誤 差 を 表 す.ap〈0.05コ 処 置 群 と 比 較.. 5)活. ⋮鎌. 餐. '冥 嗜丁 9 ぎ. 、鎖 認 男 号マ0山. 0160 0N X. 炎 誘 発1日. 目. 目 で は ト ラ ニ ラ ス ト治 療 に よ る 減 少 が 有 意 で あ っ. た.. サ ンギ ウ ム細 胞 の著 明 な活性 化. が 示 唆 さ れ た(第9図C).一. 方 、Thy. 考. 1.1腎 炎 ト ラ ニ. 察. ラ ス ト投 与 酵 で は 無 処 置 群 と 比 較 し て 糸 球 体 α・SMA発 現 が 有 意 に 抑 制 さ れ て い た(第9図Eと 腎 問 質 領 域 の α・SMA発. 本 研 究 で は 抗 ア レル ギ ー薬 で あ る トラニ ラス トが,ま. 第10図A).. 現 は間 質 障 害 の 進 展 に重 要 な. ず,腎 糸 球 体 メサ ンギ ウ ム細 胞 と尿細 管 上 皮 細 胞 に お い て,マ. 役 割 を 果 た す 間 質 筋 線 維 芽 細 胞 を 反 映 し て い る".Thy. ク ロ フ ァ ー ジ の走 化 活 姓 化 因 子 で あ るMCP・1の. 1.1腎 炎 無 処 置 群 で は コ ン トロ ー ル 群 と 比 較 し て 軽 度 で. 発現 誘 導 を抑 制 す る こ とを 示 した.続. は あ る が 有 意 な 間 質a・SMA発. 現 へ の関 与 を 指 摘 され て い る細 胞 内 シグ ナ ル伝 達 経 路 で. Thy. 現 増 加 を認 め(第9図D),. 1.1腎 炎 ト ラ ニ ラ ス ト治 療 群 で は こ の 増 加 が 有 意 に. 抑 制 さ れ て い た(第9図Fと. の 主 要 な3つ. 第10図B),. コ ン トロ ー ル 群 で は 正 常 な 発 現 部 位 で あ る 小 葉 間 動 脈 レ ベ ル の 脈 管 以 外,糸 SMAの 6)尿 Thy. 球 体,間. 質 領 域 の い ず れ に もa・. の経 路 の う ち,JNK経. 路. 路 の活性化 を同薬. 剤 が 選 択 的 に 抑制 す る こ とを 明 らか に した.さ 球 体 腎 炎 の 動 物 モ デ ル で あ る ラ ッ トThy. らに,糸. 1.1腎 炎 に対. 症 局所 の マ ク ロ フ ァ ー ジ浸 潤 を抑 制 す る こと に よ り腎障. 泄 量 に対 す る ト ラ ニ ラ ス トの 効 果. 1.1腎 炎 に お い てMCP・1は. 活 性 化 と, MAPkinase経. して トラニ ラ ス トの 投 与 を試 み,同 薬 剤 に よ る治 療 が 炎. 発 現 は 認 め な か っ た(第9図AとB). 中MCP-1排. あ る核 転 写 因 子NF・KBの. い て,MCP4発. マ ク ロ フ ァー ジの 浸. 害 改 善 効 果 を 有 す る こ とを 示 した.ト. ラニ ラス トは現 在. 潤 。活 性 化 に 中 心 的 役 割 を 担 っ て い る こ と が 報 告 さ れ て. ま で 臨床 的 に広 く用 い られ て きた 薬 剤 で あ り,近 年 で は. お り11'12'zzi, Thy. PTCA後. 1.1腎 炎 の 尿 中MCP・1排. 泄 星 に対 す に示 す. 炎症 性 細 胞 やllll管 平 滑 筋 細胞 な ど に対 す る トラニ ラ ス ト. 1.1腎 炎 無 治 療 群 で は コ ン トロ ー ル 群 と 比. の 多 種 多 様 な抗 炎 症 。抗 増 殖効 果 の報 告 が相 次 い で な さ. る ト ラ ニ ラ ス トの 投 与 効 果 を 検 討 し た.第11図 よ う にThy. の著 明 な再 狭 窄 予防 効 果 が 注 目 され るに従 い151,. 較 して 尿MCP・1排. 泄 量 の 有 意 な 増 加 を 認 め,径. 時 的に 一T226一. れ て い る16+19:.同薬 剤 の 臨床 で の標 準 的 な投 与 量 に お け.

力 石:ト. ラニ ラ ス}の 腎 炎 進 行 抑 制 効 果. rSLail. 愚 蝋. 一. ・ 欝学 塗. 【ご. 鍵. 聡鞘. 喧蕗,「 、 蓋墨. 第9図. ぐ 一h. 盛遡 竺_蝿 蹴血_劃. 糸 球 体(A.C,. E;倍. 率x200).腎. す る 免 優 銀 織 染 色 標 本 写 與(A,B:コ. 皮 質 聞 質 領 域(B, ン ト ロ ー ル 群,. C,. ラ ス ト投 与 群).. 一T227一. D. D:Thy. F;倍. 率x100)の. l」 胃 炎 無 処 置 群,. α・5moo【h E,. F:Thy. musde M胃. adiロ`こ. 対. 炎 トラニ.

慶 鷹医 学81巻4号(平. 成16Fk 12月). A. 8 3. ト [K 翠 坦 雌 く "神 ハわ ス. 3. 十 T. ;i叢 … 騰. * 一 一. 2. iミ.}.一. .. 1. …騰. a. T. 1. πK 卸 魁 国. 2. #. ■ .35看`1=≡... :. 繍i::li;i・li蒙}. 0. 甲. ....ρ.・.. :. :露;藝… … …ii糞iill. .. 一. 0. :鞭...弼. ・. 〆〆譜. ノノ 譜. x. x. 第 且0図. メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 の 活 性 化 ス コ ア(A),閥. (Contro巳:コ U腎. 炎Fラ. ン ト ロ ー ル 群,. Thyl腎. ニ ラ ス ト投 与 群).数. 較;#Pく0.05Thy. Ll腎. 質 筋 線 維 細 胞 の 増 加 ス コ ア(B)の. 炎;Thy且.1腎. 炎 無 処 隅 群,. Thyl腎. 検討. 炎+Tranilas巳:Thy. 髄 は 平 均 値 ± 漂 革 誤 差 を 浅 す.sP〈0.05コ. ン トo一. ル群 と比. 炎 無 処 置 群 と比 較.. る ヒ トのlm. 中 の 濃 度 は100. 結 合 率 が80%程. pM. Font,,血1清 で の 蛋 白. 度 で あ るの で,血 消 中 の遊 離 濃 度(20. pM#i113f;)は 我 々 の 実 験 系 に お い てMC囚 oo 4. (口 、Oα)曲 製 蟻 ヤユOΣ. .. 口control [コThy1腎. 炎. 土. 口. 炎 ←Tra耐last. 1:;.i.i.. Thy1腎. .「」.1.、... 土 誌工. ド」.∋===.. 床 で の 使 用 に お い てMCP・1の. 抑 制 作 用 を 期 待 し得 る数. して,今 回 我 々が ラnト に対 して 経 口 投 与. oo 2. a. に用 い た紐 に つ い て も,過 去 の 報 告 にお いて 臨 床 的 投 与. I. 皿 に よ る ヒ トの 血 中 濃 度 と ラ ッ トの血 中濃 度 が ほ ば同 程. ・ii… 葦i: {1:. .… .1…:1.匡. * .. 比 較 して も遜 色 な く,臨. 字:であ る.そ. .i.書1:. の発現誘 導. を 抑 制 し た 濃 度(30ｵM)と. 1鷺i…. 度 に 逮 成 され て い る方 法 を 採 用 した鋤.. :ill..!…l !==じ..瞳. 細 胞 実 験 で{3,ま. }旨≡i聰≡. ず,メ. サ ン ギ ウ ム 細 胞 でELISA法. ;旨1嚇..…. a. =..=く1=イ. .. =雲. エ. エ. ≦ i藝 葺. 醤. .. 0. 5日 目. 1日 目. 激 に よ るMCP-1蛋. 白の分泌 増加 を ト. ラ ニ ラ ス トが 濃 度 依 存 性 に 抑 制 す る こ と を 示 し1さ. Yl:is. §:::. 1. を 用 いTIL・1刺. 石≡1≡'=. TV. rlr,c. らに. ノ ザ ン プ ロ ッ ト法 に よ り ト ラ ニ ラ ス トが 同 刺 激 に よ る. 7日8. MCP・l し た.ト. 腎炎惹起 後 の8数. mRNA発. 現 の 誘 導 を 抑 制 す る こ とを 明 らか に. ラ ニ ラ ス トに よ るMCP・L蚤. 白 。mRNAの. 発. 現 誘 導 の 抑 制 作 用 は 尿 細 菅 上 皮 細 胞 で も同 様 に 認 め られ 第H図 raclant. Thy. 1.1賢 炎 惹 起 後 の 尿 巾mon㏄y亀e. protein-1(MCP・D排. (Control:コ. ン ト ロ ー ル 群,. 無 処 澱 群,Thyl腎 ラ ス ト投 与 群).数 *Pく0.05コ. た.. chemoau・. 泄鼠の経時的 変化の比較 Thyl腎. 炎+Tranilast:Thy. 炎;Thy. 1.1腎. 核 転 写 因 子NF-xBは. 炎. 炎症 に 関 与 す る種 々 の 炎 症 性 サ. イ ト カ イ ンや 接 着 囚 子 の 転 写 の 促 進 に 関 与 して お り蹴. 1』 腎 炎 ト ラ 轟. メ サ ン ギ ゥ ム 細 胞 で はIL-1β. 値 は 平 均 偵 ± 機 準 誤 差 を 衷 す(n=6).. ン ト ロ ー ル 群 と 比 較:#Pく0,05Tlty. 刺 激 に よ るMCP・1遺. 伝子. の 発 現 に 重 要 で あ る こ とが 報 告 さ れ て い るli]6:NF-KB. L1. 腎 炎 無 処 置 群 と比 較.. は 非 刺 激 下 の 細 胞 で は 抑 制 蛋 白IxBと. 複 合体 を 形 成 し. 細 胞 質 内 に 局 在 し て い る が,IL・ 里β 刺 激 が 加 わ る とIKB は 速 や か に 分 解 さ れ,遊 一T228一. 離 し たNF-KHが. 核 内 に移 行 し.

力 石:ト. ラ ニ ラ ス トの 腎 炎 進 行 抑 制 効 果. て 標 的 遺 伝 子 の プ ロ モ ー タ ー 領 域 に 存 在 す るKB配 結 合 し,そ. 列 に. の 転 写 を 活 瞥 化 す る61.今 回 我 々 は ル シ フ ェ. ラ ー ゼ 法 を 用 い て,メ. サ ン ギ ウ ム 細 胞 に お い てIL・ip刺. 激 に よ る 核 転 写 囚 子NF・KBの. 活 性 化 を ト ラ ニ ラ ス トが. 抑 制 す る こ と を 示 し た が,EMSAに. よ り 得 られ た 結 果. ミ ン尿 が 減 少 し,腎. 組 織 所 見 の 解 析 で は,糸. る 細 胞 増 多 ・基 質 過 剰 蓄 穣 の 緩 和,マ. 球 体にお け. ク ロ フ ァー ジ浸 潤. の 減 少,メ. サ ン ギ ウ ム活 性 化 の 抑 制 効 果 な ど の 所 見 が 得. ら れ た.ト. ラ ニ ラ ス トの 治 療 効 果 は 糸 球 体 障 霧 の 改 善 に. と ど ま ら ず,尿. 細 管 間 質 領 域 へ の マ ク ロ フ ァ ー ジの 浸 潤. で は ト ラ ニ ラ ス トはIL・Lβ 刺 激 に よ るNF・KBのDNA. や 筋線 維 芽 細 胞 の 増 加 所 見 に特 徴 づ け られ る二 次 的 な間. 結 合 能 の 増 加 を 抑 制 しな か っ た.な. 質 障 害 を も 緩 和 す る も の で あ っ た.. ト法 に よ りIKBの トはIL・tp刺. 激 に よ るIxBa及. 影 響 せ ず,EMSAの 年,NF・KH依. お ウ ェ ス タ ンブ ロ ッ. 分 解 を 検 討 し た 結 果 も,ト びIKspの. ラニ ラス. 分解の程 度 に. 桔 果 と 合 致 す る も の で あ っ た.近. 合 過 程 以 降 に 複 数 の プ ロ セ スが 介 在. し,転 写 の 活 性 化 に はNF・ κBがKB配 NF-KBのp65サ. 列 に 結 合 した 後 に,. ブ ユ ニ ッ トの リ ン酸 化351,コ. タ ー 蛋 白 と の 結 合 細,p65とRNAポ7メ. ア ク チベ ー. 性 化 のrl.5心的 役 割 を 担 っ て お り, Thy. のrzrPF7'そ. Ll腎. 炎. マ クロファー ジ. して 糸 球 体 硬 化 の 進 展 田に 関 与 して い る こ と. が 示 さ れ て い る,今lril,ト. ラ ニ ラ ス トはThy. i.i腎 炎. の 糸 球 体 へ の マ ク ロ フ ァ ー ジ の 浸 潤 を 抑 制 し た.Thy l」 腎 炎 の 初 期 の 段 階 で は 主 た るMCP・1産. 生 の場 は メ. の. サ ン ギ ウ ム 細 胞 で あ る こ と が 示 唆 さ れ て おn. ,メ. 相 互 作 用ariな ど の 過 程 を 必 要 と す る こ と が 明 ら か と な っ. ギ ウ ム 細 胞 に お い て ト ラ ニ ラ ス トがMCP・1の. 誘 導 を抑. て い る.従. 制 し た 結 果 と考 え あ わ せ る と,ト. EMSAの. ラ ー ゼ11と. 誘 導,活. 様 々 な 腎 臓 疾,i,に お い て マ ク ロ フ ァ ー ジ の. に お い て も 糸 球 体 に 発 現 す るMCP-1が. 存 性 の 転 写 活 性 化 の メ カ ニ ズ ム と して. NF-KBのDNA結. MCP-1は. って本実 験 にお け る ル シ フ ェ ラー ゼ法 と 結 果 か ら,ト. ラ ニ ラ ス トがNF-KBの. 抑 制 し た 機 序 と し て,同. 活性 化を. 薬 剤 がNF・KBのDNA結. 合以. 降 の こ れ ら の プ ロ セ ス に 影 響 を 及 ぼ し た 可 能 性 も想 定 さ れ る,内. 皮 細 胞 に お い て は,ト. 存 性 の 転 写 活 性 を そ のnnn. ラ ニ ラ ス トがNF・KB依. タ ーCBP(cAMP. response. element. コアクチベー binding. protein). な くと. サ ン ギ ウ ム 細 胞 か ら のMCP-1産. 生抑. 制 に 基 づ く もの で あ る と 考 え ら れ る, aS:14Aは. 合 能 に 影 響 せ ず に 抑 制 し,. そ の 機 序 と して ト ラ ニ ラ ス トがNF-KBと. ラ ニ ラ ス トに よ る腎 炎. ラ ッ トの 糸 球 体 浸 潤 マ ク ロ フ ァ ー ジ の 減 少 は,少 も部 分 的 に は,メ. サ ン. あ り,活. 活 性 化 メ サ ンギ ウ ム 細 胞 の 発 現 マ ー カ ー で. 性 化 した メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 は 収 縮 型 か ら分 泌 型. へ 形 質 転 換 し,増 な る.Thy. 殖 し細 胞 外 基 質 を 過 剰 産 生 す る よ う に. l.1腎 炎 に お い て 糸 球 体aSMA発. 現 は糸 球. との 相 互 作 用 を 抑 制 す る こ と を示 唆 す る報 告 が な され て. 体 障 害 を 反 映 し て 顕 著 な 増 加 を 認 め る9t.今 回,ト. ラニ. い る 細.. ラ ス ト は 糸 球 体 αSMA発. れ は. 近 年,NF・KBの の 経 路ERK'ｰ',. 活 性 化 にMAPkinaseの P3$"1,. JNK"'の. 主 要 な3つ. と が 明 ら か に さ れ 注 目 さ れ て い る.JNK経 は 抑 制 優 勢 変 異 型 のJNKの NF・KB依. PAS染. い ず れ もが 関 与 す る こ 路 に 関 して. 導 入 に よ り単 球 に お け る. 存 性 の 転 写 活vr:の 抑 制 効 果 が 示 さ れ て い る3U.. 今 回 の 実 験 で はIL・1β に よ り 活 性 化 さ れ るMAPkinase の3っ. の 経 路 の う ち,ト. 性 に 影 響 せ ず にJNKの. ラ ニ ラ ス トはERK,. け る 所 見 と し て は,NF・KB依 2(COX. 路 とNF・KBを. synthase(iNOS)の1L・tpに. 結 び付. nitiric oxide. よ る 転 写 の 誘 導 に1NK経. 誘 導 に お け るJNK経. に 詳 細 な 検 討 を 要 す る が,こ に よ るNF・KH活. れ らの 所 見 は トラ ニ ラ ス ト 路 の関与 を示唆. す る も の で あ る と 考 え られ る. 今 回,ラ. ッ.トThy. L1腎. ンや 増 殖 因 子,特 れ て お り,ト. にPDGF"'とTGF・. β'z'J]1が重 要 と さ. ラ ニ ラ ス トに よ る メ サ ン ギ ウ ム 細 胞 活 性 化. て い る と 考 え ら れ る.加. え て,ト. Hishikawaら. の 報 告mや,同. 薬 剤 の 抗TGF-p作. す 多 数 の 報 告 例1氏」3'から,炎 TGF-pに. ラ ニ ラ ス トが メ サ ン ギ 効 果 を 抑 制 す る と の 用 を示. 症 腎 に お け るPDGFや. よ る メサ ンギ ウ ム 細 胞 へ の 活 性 化 刺 灘 の シ グ. マ ク ロ フ ァ ー ジ の 浸 潤,並 を 抑 制 した.ヒ. 1.1腎 炎 に 伴 う 尿 細 管 間 質 へ の び に 問 質 筋 線 維 芽 細 胞 の増 生. ト糸 球 体 腎 炎 で は 間 質 領 域 のMCP・1発. 現 量 は 問 質 へ の マ ク ロ7ア. ー ジ浸 潤 の 程 度 と極 め て よ く. 相 関 し網',実 験 腎 炎 に お い て は 尿 細 菅 上 皮 由 来 のMCP・. 炎 に 対 し て ト ラ ニ ラ ス ト投. 与 効 果 を 検 討 し た 実 験 で は,ト. 化 に は 浸 潤 マ ク ロ フ ァ ー ジ に 由 来 す る 種 々 の サ イ トカ イ. ト ラ ニ ラ ス トはThy. 路 の関 与 に つ い て は さ ら. 悔 化 抑 制 へ のJNK経. サ ンギ ウ ム細 胞 の活 性. ナ ル を ト ラ ニ ラ ス トが 直 接 抑 制 し た 可 能 牲 も 示 唆 さ れ る.. 路 が 必 要 で あ る と の 報 告 が 近 年 な さ れ て い るJ9.iO. MCP・1の. 有 意 な 抑 制 効 果 を 伴 っ て い た.メ. ウ ム 細 胞 に お い てPDGFの. 存 性 に 転 写 さ れ る. 2)とinducible. 色 に お け る 糸 球 体 の 細 胞 増 多 ・基 質 過 剰 蓄 稜 の. の 抑 制 効 果 に は マ ク ロ フ ァー ジの 浸 潤 抑 制 作 用 が 関 与 し 活. 活 性 化 を 選 択 的 に 抑 制 し た.メ. サ ン ギ ウ ム 細 胞 に お い てJNK経. cyclooxygenase. p38の. 現 を 有 意 に 抑 制 し,こ. ラ ニ ラ ス トに よ り ア ル ブ 一T229一. 1の 発 現 を 特 異 的 に 抑 制 す る こ と に よ り,尿. 細菅 間質障. 害 が 緩 和 さ れ る こ と が 明 ら か に さ れ て い るX51.本. 実験で.

慶晒 医 学. は トラニ ラ ス トが尿 細 管 上 皮 細 胞 のMCP-1発. 81. 4号(平. 現誘導 を. 成16年12月). ト経 口 投 与 に よ る 治 療 は 尿 ア ル ブ ミ ン を 減 少 さ せ,糸. 球. 抑制 して お り,こ れ を 腎 炎 ラ ッ トに お け る腎 間 質 領域 の. 体 ・間 質 へ の マ ク ロ フ ァ ー ジ 浸 潤 を 抑 制 し,糸. 球 体 ・間. マ ク ロ フ ァー ジの浸 潤 を 抑 制 した 機 序 の 一 つ と して想 定. 質 い ず れ に お い て も 病 変 の 進 展 を 緩 和 し た.さ. ら に,尿. す る こ とが 可 能 で あ る.近 年,片 側 尿 管 結 紮 に よ る ラ ッ. rll MCP-1排. ト腎 間 質 障 害 モ デ ルへ の トラニ ラ ス トの 投 与 に よる尿 細. 泄 量 も トラ ニ ラ ス トに よ り減 少 した.. 以 上 の 結 巣 よ り,臨. 床 的 に 広 く安 全 に 使 用 さ れ て い る. 管 障 害 と間 質 線 維 化 の 抑制 効 果 が 報 告 され たが`6},こ れ. (iiア レ ル ギ ー 薬 で あ る ト ラ ニ ラ ス トがMCP・1発. は純 粋 な 腎 間 質 病 変 に 対 す る トラニ ラス トの 治 療 効 果 を. 作 用 に よ り,糸. 示 して い る.本 実 験 で も トラニ ラ ス トは腎 間 質 障害 の指. 明 ら か に さ れ た.. 標 で あ るα・SMA陽. 性 筋 線 維 芽 細 胞 数 を減 少 させ たが,. これ らの結 果 は糸 球 体 病 変 に 続 発 す る間 質 障 害 に お い て. 本 禍 を 終 え る に あ た り,懇. も同 薬 剤 が 直 接 腎 間 質 に作 用 して 病 変 の 進 展 を 抑制 して. ま し た,慶. い る可 能 性 を 示 唆 す る もの で あ る.. 深 く感 謝 い た し ま す.ま. ヒ ト腎 障 害 に お い て尿 排 泄MCP・1の. 由 来 と して は,. メサ ンギ ウ ム細 胞 や 尿 細 管 上 皮 細 胞,そ フ ァー ジな どが 想 定 され て い る隔,.今. して 浸 潤 マ ク ロ 回,ト. ラニ ラ ス. トは細 胞実 験 で メサ ンギ ウ ム細 胞 ・尿 細 管.1波 細 胞 に お い てMCP・1の. 現抑制. 球 体 腎 炎 の 進 展 抑 制 効 果 を有 す る こ とが. 発 現 誘 導 を抑 制 し,実 際 に炎 症 腎 の糸 球. 体 。間 質 の マ ク ロ フ ァー ジの 浸 潤 を 減 少 させ た.さ トラニ ラ ス トは 腎 炎 ラ ッ トの61'cMCP-1排. らに. 泄 量 を減 少 さ. 切 な勘 指 導 と卸 校 閲 を賜 り. 慮義塾大学医学部内科学教室猿田享男教授 に. き ま した,林. た,本. 研究を直接御指導 いただ. 松 彦 助 教 授 に 心 よ り感 謝 い た し ま す,な. び に 御 協 力,御. ら. 助 言 を い ただ き ま した研 究 室 各 員 に深 く. 感 謝 い た します 。 本 論 文 の 要 旨 の 一 部 は 第43回(名 と 第44回(大. 阪,200且. (Toronto,. 200D). 年)日. and. Annual(vteeting. 34th. に お い て 発 表 し た.. 潤 抑 制 効 果 に これ らの 細 胞 に 由 来 す るMCP・1へ の トラ ニ ラス トに よ る発 現 ・分 泌 抑 制 効 果 が 関 与 す る こ とを 裏. (奨 励 研 究(A)、. 本 腎 臓 学 会,33rd. {San. of American. せ た.以 上 の 所 見 は,腎 炎 にお け る マ ク ロ フ ァー ジの 浸. 古 屋,2000年). Francisco,. 本 研 究 の 一 部 は 平 成13年. Society. 2001). of Nephrology. 度 文%Sr'k1学. 研究費補助金. 課 題 番 号13770606;)に. よ っ た,. 付 け る もので あ る と考 え られ る, 今 日まで,ヒ. 文. ト腎 炎 の治 療 薬 と して は ス テ ロイ ドや 免. 献. 疫 抑 制 薬 が 用 い られ て きたが,免 疫 系 や 代 謝 系 な ど種 々 の 全 身 的 副 作 用 が臨 床 の場 で問 題 とな りその 使 用の 機 会. 1)Nakai. S. Shinzato. Shinoda. を 制 限 して きた.こ れ に対 して トラニ ラ ス トに よ る副 作. Iseki. 用 の 主 だ っ た も の は,PTCA再. Wada. たTREAT試. 挟 窄 予 防 効 果 を検 討 し. 下 に留 ま って い るISI.今 回 の 実 験 で. は トラニ ラ ス ト投与 に よ る肝障 害 や 低栄 養 な どの合 併 は 認 め られ な か っ た.ト ラ ニ ラ ス トは 臨 床 的 に安 全性 が 確 立 され て い る薬 剤 で あ り,こ う した観 点 か ら も抗 ケ モ カ イ ン作 用 ・NF-KB抑. A.. 制 作 用によ り腎炎進展 を抑制す る. 安 全 な経 ロ薬 と して注 目 に値 す る と考 え る.. Kidney. Dis. 3)Johnson Schwartz scion. of. MCP・1. mRNA発. 激 によ り誘導 され る. 現 量 を 濃 度 依 存 的 に 抑 制 し た.こ. の. ラ ニ ラ ス ト に よ る1レtp刺. Omori. T,. Norita. O.. 1, Fushimi. T:The in. Kitaoka. R,. Masakane. Akiba. cur爬nt Japan.. in. Pritzl. H,. K.. state. J Jpn. renal. Alpers. Soc. injury.. K.. muscle in. CE,. P, Gordon cell. immune. of Dial. Am. J. hfajesky. Gown. MW,. AM:Esprc. phenotype. complex. by. rat. nephritis.]Clin. 87:847-858,1991 AA:Molecular J Am N,. insights Soc. Nephrol. Nakamura Y.. monocyte. T.. Kasai. K. nephropalhy.. Kidney. into. renal. Matsumura. M.. Possible. with. H, a[. diabetic. 58:684-690.2000. AD:Chemokines:chemotactic mediate. Kuroda. relationship. protein-I Inl. interstitial. 7:2A95-2508.1996. chemoallractanl. 6)Luster, that. 抑 制 機 序 と し て,ト. lida. SM. smooth. Hattori. に お い て ト ラ ニ ラ ス ト は1L・tp刺. K.. 31:xiv-xivii.1998. cells. fibrosis.. サ ンギ ウ ム細 胞 及 び 尿細 菅 上 皮細 胞 を用 い た検 討. R,. K,. treatment. RJ.. mesangial. 5)Banba. i.メ. N,. Kikuchi. Sakai. Tabei. RC:Macrophages. Invest. 括. Miwa. T,. 35:1155-1184,2002. 2)Atkins. A)Eddy. 総. C,. K,. dialysis. Ther. Sanaka. Yamazaki. Kubo. chronic. 験 の報 告 で も肝 機 能 障 害 程 度 で あ り,そ. の 出 現 頻 度 は5%以. T, K,. T.. cytokines. inflammation.. N. Eng. J Med. 336:43fi-. 激下 での 445.1998. 核 蛋 白NF・KHの. 活 性 化 の 抑 制 作 用 や 選 択 的 なJNK経. 7)Rovin. 路 の 抑 制 作 用 が 関 与 して い る 可 能 性 が 示 唆 さ れ た. 2.ラ. ッ ト糸 球 体 腎 炎 モ デ ル で の 検 討 で は,ト. rular. ラニ ラ ス 一T230一. BH,. Rumancik. expression. experimental. M. of. and. monocylc human. Tan. L.. Dickerson. at[raclanl glomcrulonephritis.. J:Glome protein-1. in Lab.

力 石:ト. Invest. 71:536-542,1994. 8)Segerer. S,. to. ]Am. PJ,. Schloendorf. receptors,. science. 9)Noris. 19)Capper. Nelson. chemokine. Soc. Nephrol. M,. Bernasconi. renal. G,. urine. Modulation. of. tranilast,. SB252218,. A. Sozzani. S, Gotti chemo-. 20)Hishikawa Saru[a. nephritis.. Lab. 73:504-809.1995.. 10)Rovin. BH,. Doe. attractant. N,. Tan. LC:Monocyte. protein-1. glomerular. 1evels. disease.. Am. chemo・. in. patients. J Kidney. Dis. Thaiw. F.. Panzer. Zahner. Helmchen. U.. chemoattractant tion. U,. forming. U,. Thaiss. Inl A,. Helmchen. influx. growth. duclion. of. HE,. Harada. Yokoyama. K,. Naruto. Matsushima. M,. Su. SB,. by. of. antibodies[o. activating. factor. K,. M,. its. Kl,. M,. Nakajoh. N,. M,. by acid. Pharmacol H,. O,. 110. T,. granulation. of. the. after. Fujii. K,. H,. Tranilast. Aizawa. Sone. T.. T.. Restenosis. Sakai. 16)Fukuyama], effects. K.. of. tranilast. M,. 55. U. of. Hora. K,. monocyte. an【i-thymocyte. amli・. Kidney. Takase. Int. O,. Saruta. 49. Marumo. in. T,. T:Tranilast. monocyte. expression. rat. A,. Hayashi. inhib-. chemoaUrac・. mesangial. cells.. Hishikawa. M,. K,. Shimizu. of吐runcated. apoptosis. J-M,. S,. Ujiie. proliferation,. o[human. Can]Physiol. 17)Hishikawa. K,. Eur. N,. Takase. cells.. O,. Saruta. T. IKBO!potentiates. in mesangial. T:Trani且ast. oxide. production. (actor. in. T,. A:Inhi-. vascular. vascular. 1.. TNF噸. Kidney. Int. 57. muscle. cells.. T,. growth J Cardiovas. H,. S, Ichikawa. tranilast,. of cylokines. an. and Jpn.. K.. Koda. anti・allergic. PGE2. from. drug. human. the. monocytes. M,. with. Walker. factor・. K,]wanaga. β. T,. Toyabe. induction. proteinuria. by. SLL[lace. BH,. Holub. a. antigen.. fish. in. vivo.. of MoAb. qin. oilon. JA,. Int Tan. exp. cell. proliferation. b7:1027-1040.2000 LC.. mesangial. Keller. TP:Suppres. Hebert. correlates. human. GM,. Dousa. mesangial. Kidney. Dickerson. Warner. JV,. nuclear(actor-B by. BJ.. DonadioJr.. of. and. of. HJ,. JD,. ettects viho. A:Activa. with. cells.. MCP-1. Kidney. Int. ex48. 1263-1271,1995 29)Stylianou. E,. Nie. M,. CJ,. gene. in Int. ID, Rolstein. Ueda. the. Kidney. expression. 一T231一. Matsui. ce1l. J.P.. human. J Pharmaco]60:85-90,1992. W,. transdiffe-. F:Epitope-specifjc. lesions. 30)McGilvray re・. Mu. Kidney]n[56:1956-1467,1999. Shimizu. protein-1. A:Inhibilo on. vitro.. Haugen. cells. Kikuchi of. growth. epithelial-myofibroblast. 1Tatt&・activate. Pharmaco128:200-207,1996. DJ,. 88:399-404,1992. 28)Rovin. nitric. Nikolic・Paterson. HY:Trans[orming. Orikasa. T,. [ion. Marumo. plate】et・derived. smooth. in H,. in. smooth. cytokine・induced. against. Lan. PA,. tubular. 26)Kawachi. sive. 74:80-89,. Hirahashi. restores. Y・Y,Hm. RC,. 27)Grande. migration,. Pharmacol. Nakaki. Saruta. Ng. regulates. pression. macrophages.. Invest. Helmchen. in. ユβ・induced. A,. Immunol. 1996. lease. M,. J,. Hayashi. agai耐mesangial. Trial(TREAT).. Hamano. on. synthesis. cells.. 25>Fan. DM,. o[tranilast. collagen. action. 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Mukaida. crescentic. monocyte. on. Marロmo. effects. induced. 1.1. 23)Chikaraishi. 51:770-. Kobayashi. Akiyama. K:Intervention. lonephritis and. I-1, Furoichi. 296:1061-. J,. the. oxide,. ultrastructural. tanl T.. Ther. Hirahashi. Hoedemaeker. hodyinduced. antibody Int. by effi-. 且036-1047.1993. monocyte/. anti-thymocyte. Exp. T,. factor. nitric. Schloendorf. RAK:Monocyte. Kidney. Nakaki. WM,. 22)Stahl. 776,且997 13)Wada. ry. K,. derived. and. trans・. Abboud. mediates. glomerulonephritis.. J Pharmacol. chemoattractant. AJ,. activities. 680-fiS7,198fi. deposi・ by. Stahl. in. G,. 56=135-144,1999. protein-1. macrophage. Wolt. co】lagen. Valente. UM.. chemoattractant. induced. 且mediates. Kidney. Schneider. F.. Monocyte. glomerulonephritis. factor-p.. 且2)Wenzei. RAK. PL, LA. demonstrating. WW:Glomerulonephritis. U,. Podolin. Marshall. monocyte. a compound. T:Tranjlas[inhibits. 21)Hagchus. 27:640-646,. Wenzel. Stahl. protein。. iロ experimental. G,. human. restenosis.. anti-Thy A.. 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