様式第4号(教員個人に関する書類)
① 履歴書
履 歴 書
フリガナ カネモト サキコ
氏 名 金本 佐紀子
学 歴
年 月 事 項
昭和 49 年 4 月 昭和 53 年 3 月 平成 23 年 4 月 平成 25 年 3 月
京都大学農学部食品工学科 入学
京都大学農学部食品工学科 卒業(農学士)
日本女子大学大学院家政学研究科通信教育課程家政学専攻(学校教育領域) 入学 日本女子大学大学院家政学研究科通信教育課程家政学専攻(学校教育領域) 修了 (家政学修士)
学位論文「困難な保護者対応を巡る一考察-教員の意識と学校問題解決支援チームの可 能性-」
職 歴
年 月 事 項
昭和 53 年 4 月 昭和 54 年 4 月
平成 23 年 3 月 平成 25 年 4 月 平成 25 年 4 月 平成 26 年 4 月 平成 26 年 9 月
香川大学教育学部附属高松中学校(理科)講師(至昭 54.3)
埼玉県教育公務員(理科)教諭 (至平 23.3)
① 埼玉県所沢市立三ケ島中学校 (昭 54.4~昭 63.3)
学級担任 6 年間
② 埼玉県所沢市立狭山ヶ丘中学校(昭 63.4~平 10.3)
学級担任 10 年間,保健主事1年間
③ 埼玉県所沢市立小手指中学校 (平 10.4~平 17.3)
学級担任1年間,学年主任 6 年間,保健主事 1 年間
社会体験チャレンジ事業推進委員会副委員長(所沢市内先行校)
総合的な学習企画(所沢市内先行校)先行学年 学年主任
(平 14.4~平 17.3)
④ 埼玉県所沢市立北野中学校 (平 17.4~平 23.3)
学級担任1年間,研修主任1年間,学年主任 5 年間
科学技術振興機構サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト講座型学習 活動 (平成 21 年度実施主担当)担当学年 学年主任・理科主任
所沢市ステップアップ調査活用等検討委員 (平 19.4~平 21.3) 埼玉県教育公務員(教諭)退職(大学院進学のため)
日本女子大学大学院家政学研究科通信教育課程家政学専攻研究生(至平 26.3)
日本女子大学教職教育開発センター客員研究員(至平 26.8)
東京女学館大学非常勤講師 (至平 26.7)
特別教育活動,進路指導論,生徒指導論,課題研究等を担当
東京女学館大学専任講師 (現在に至る) 教職課程専任教員として同上科目を担当
様式第4号(教員個人に関する書類)
学会及び社会における活動等
現在所属している学会 教育紛争検討会(現日本スクール・コンプライアンス学会)
日本教育制度学会 日本教師学学会
年 月 事 項
平成 19 年 4 月 平成 22 年 7 月 平成 23 年 4 月
平成 23 年 4 月 平成 24 年 4 月
所沢市学力テスト(ステップアップ)調査活用等検討委員(至 21.3)
埼玉県子ども安全見守り講座ネットアドバイザー(至 26.3)
科学技術振興機構「科学コミュニケーション連携推進事業」による「地域親子理科教室」
主催(至平 24.2)
埼玉県入間市健康福祉センター運営委員(現在に至る)
埼玉県入間市青少年活動センター科学学習委嘱受託事業「親子理科教室」主催
資 格 等
年 月 事 項
昭和 53 年 3 月 昭和 53 年 3 月
中学校教諭一級免許状(理科) 取得(京都府教育委員会第 4266 号) 高等学校教諭二級免許状(理科) 取得(京都府教育員会第 4476 号)
賞 罰
年 月 事 項
年 月 特記事項なし
上記のとおり相違ありません。
平成 29 年 3 月 27 日 本人氏名 金本 佐紀子 印
様式第4号(その2)
教育研究業績書(List of research and teaching achievements)
2017年(y)3月(m)27日(d)
氏 名(name) 金本 佐紀子 研 究 分 野(research area) 研 究 内 容 の キ ー ワ ー ド(key word for your research)
学校教育に関する実務 特別活動・進路指導・保護者対応・総合的な学習の時間・理科教育 教 育 上 の 能 力 に 関 す る 事 項 ( e d u c a t i o n a l a b i l i t i e s )
事項(question) 概 要 (summary) 1 教育方法の実践例(method of education)
1.講義概要のインターネット上での公開 平成26年4月~
現在に至る
東京女学館大学のホームページにおいて,「特 別教育活動」,「生徒指導論」等すべての講義概 要を公開している。「科目名」「教員名」等か ら検索が可能である。
2.教職志望の学生に対する指導 平成25年4月~
平成26年8月
日本女子大学教職教育開発センターにおい て,教員採用試験の動向の分析を行った。ま た,教職(幼小中高)を志望する学生に対し, 指導案の作成,模擬授業,場面指導,論文添削 指導,面接の個別指導を行った。
3.免許更新講習講師 平成28年
8月16日
日本女子大学免許更新講習において、
必修領域「教育の最新事情」の講師を務めた。
「④子どもの生活の変化を踏まえた課題」を 講習した。
2 作成した教科書,教材(textbooks or materials you published or made)
1.『教育改革の動向と学校図書館』(八千代出版) 平成24年4月 (担当部分:「中学校における学校校図書館を 利用した総合的な学習の教育実践報告」81-88 頁)全259頁。担当した章では,学級活動と 教科,総合的な学習と連携した図書館利用の 有効性を記した。実践例では,理科教育の,
「科学的に探究する能力の基礎と態度を育て ること」という観点を重視し,理科と総合的 な学習と学級活動が連携した取り組みを取り 上げている。学級活動では,「学校図書館の利 用」が目標の一つに挙げられているが,学級 活動の理論と実践の架橋を視野に入れた論文 である。岩手大学,福岡教育大学,長崎大学等, 多くの大学における司書教諭課程関連科目の 教科書として採用され,高い評価を受け,版を 重ねている。
坂田仰・河内祥子編著, 中山愛理,田中洋,
黒川雅子,山田知代,金本佐紀子(他5名)
2.『生徒指導・進路指導』 (学事出版) 平成26年4月 (担当部分:「第6章 不登校」78-87頁)
全175頁。担当章では,「進路適性の吟味と進 路情報の活用」をテーマとし,不登校を心の問 題ではなく進路の問題ととらえアプローチし た。不登校の歴史的な変化や対応の多様化の みならず「思春期の不安や悩みとその解決」
を論じ,不登校が進路決定に与える影響,上級 学校やその後の進路に係る影響を考察した。
不登校からの復帰を援助する学級担任の姿 勢,学校の組織的な取り組みの重要性を提言 するものである。日本大学をはじめとし,複数 の大学で使用されている。
黒川雅子・山田知代編著, 河内祥子,田中洋, 坂田仰,堀井啓幸,金本佐紀子(他3名)
3.『特別活動の理論と実践』(教育開発研究所) 平成28年4月
(担当部分:「コラム2 クロスカリキュラム としての特別活動」48-51頁。)
全182頁。担当章では、「特定の課題について 複数の強化の内容を関連付けて学習するクカ リキュラム」をテーマとし,実践例を交え効果 的な取り組みの在り方にプローチした淑徳大 学をはじめとし、複数の大学で使用されてい る。
堀井啓幸,山西哲也,坂田仰編著,黒川雅子,
山田智代,金本佐紀子(他8名)
3 教育上の能力に関する大学等の評価(evaluation on abilities by university and/or other working places) 1. 日本女子大学教職教育開発センター2013年度教
員採用試験対策講座アンケート結果
平成26年3月 日本女子大教職教育開発センターの教員採用 試験対策講座受講者から教員採用試験対策講 座およびフォローに関する学生評価を受け た。特に,自由記述において,教員採用試験に 係る面談指導を高く評価された。
2.学生による授業評価 平成27年3月 東京女学館大学において、学生による授業評
価を受けた。総合評価において、4.8 と高い 評価を受けた。
平成27年9月
平成28年9月
多摩大学において、学生による授業評価を受 けた。総合評価において、4.85という高い評 価を受けた。
多摩大学において、学生による授業評価を受 けた。総合評価において、5.00という高い評 価を受けた。Teaching Excellence Award を 受賞した。
4 実務の経験を有する者についての特記事項
1. 教育実習生の受け入れ(主なものを記載) 平成17年10月 理科の教員免許取得希望の教育実習生を受け 入れ指導を行った。小学校での教育実習をす でに終えていたので,小学校との違いを明ら かにし,第1分野の実験を中心に,指導した 理科教育では,学校事故が起きないように安 全性の確認が極めて重要である。そのために 事前実験をしたうえで実験観察指導を行うこ とが大切であることを強調した。学級指導に おいては,クラスの合唱コンクールの取り組 みを例に,学校行事の取り組み方について指 導した。また,いじめ等の発見や対応等,生徒 との実際のかかわりの中で指導した。
2. 教育実習生の受け入れ(主なものを記載) 平成18年6月 理科の教員免許取得希望の教育実習生を受け 入れ指導を行った。生徒の興味関心を引き出 せる観察・実験や,効果的な導入の仕方につ いて重点的に指導した。学級指導,安全指導, 不登校,いじめ等に関して指導するとともに, 日常の挨拶等の重要性について実践的に学ば せた。特別活動については,進路指導の単元を 用い積極的に生徒に関わり,意欲を引き出す ことを指導した。
3. 私立あかねの風保育園主宰「父母教育学級」
講師
『より良い親子関係』
平成21年 9月11日
私立あかねの風保育園の父母教育学級にて講 演した。対象は保護者及び保育者であった。
子どもがかわいくないという親の訴えや,虐 待してしまうのではないかなど事前のアンケ ートで保護者の不安が伝えられていたので,
ロールプレイをもちいて双方向での講演をし た。小学校入学に不安を抱く保護者に対し,
小一プロブレムに言及した。
4. 福生市保健センター主宰「講演会」講師
『より良い親子関係を築くために』
平成22年 6月10日
未就学児の子育てに関する講演を,福生市保 健センターにて行った。親が子どもの行動に 困っているときのコミュニケーションのとり 方や小学校入学に向けて小1プロブレムにつ
5. 所沢市立北野中学校PTA主宰「家庭教育学級」
講師
『より良い親子関係』
平成22年 10月4日
所沢市立北野中学校家庭教育学級の講師とし て講演した。日常生活でどのように声をかけ たらよいか,悩む保護者は多い。声かけのタイ ミングと見守る勇気について講演した。道徳 においては,父母,祖父母に敬愛の念を深める との指導観点があるが,保護者自身が阻害因 子になることもあり,この点に不安を抱える 保護者も少なくない。保護者の支援を行うと 同時に,自立に時間をかけて取り組むことの 意義と必要性を示した。
6. 埼玉県子ども安全見守り講座 講師
『ケイタイの危険』
平成22年 10月30日
入間市立金子小学校公開講座に埼玉県ネット アドバイザーとして講演した。ケイタイの危 険性,フィルタリングの段階等を講演したが, ケイタイによるいじめが増加している点に保 護者の注意を促し,家族への支援を行い,道徳 的価値の自覚を児童に育成することの重要性 を示した。また,教員には,学級指導のため の資料を提供した。
7. 震災に向けた図書寄贈ボランティア 平成23年5月~12月 震災の影響から不足した図書を,被災地の小 学校に送る活動を企画した。所沢市内中学校 2校の生徒会活動,学級活動により,多数の図 書が集まった。生徒によるこの支援活動は, 地域の住民・保護者の活動も促し,運搬を申し 出る保護者も出現した。生命の尊さを理解す るという道徳の観点からも,また,多くの人の 善意や支えを意識するとい観点においても貴 重な取り組みといえる。異年齢の児童生徒の 活動のみならず,異世代にわたって共に活動 できた稀有な例となった。
8. 新座市立中央公民館主宰事業
「ハッピー思春期・反抗期の処方箋」講師
『ハッピーコミュニケーション術』
平成23年 6月28日
新座市立中央公民館主宰事業「ハッピー思春 期・反抗期の処方箋」講演において講師を務 めた。小学校低学年の子どもの保護者が対象 であり,小1プロブレム,入学後の意欲低下等 に不安を覚えている保護者が多かった。小学 校の入学時の発達段階の差から生まれた不安 の解消や,家庭でのコミュニケーションの持 ち方,朝ごはんの大切さなどを強調して伝え た。
9. 科学技術振興機構科学コミュニケーション連携 推進事業「地域親子理科教室」講師
『光のスペクトル』
平成23年 7月27日
科学技術振興機構の助成を受け,東京都練馬 区で実施した地域親子理科教室である。理科 離れといわれる中で,身近に理科が生きてい る経験を児童に持たせ,家庭にも理科的な話 題を提供することを狙いとした。地域の小学 校教員の研修の場ともなり,身近な素材の教 材化の研修を行った。企画の詳細は科学技術 振興機構のホームページで公開されている。
10. 科学技術振興機構科学コミュニケーション連携 推進事業「地域親子理科教室」講師
『色のスペクトル』
平成23年 8月27日
科学技術振興機構の助成を受け,入間市で行 った地域親子理科教室である。理科離れとい われる中で,身近に理科が生きている経験を 児童に持たせ,親子のコミュニケーションの 場を提供することを目的とした。地域の小学 校教員・学習指導員の研修の場ともなり観察 する能力の養成に努めた。企画の詳細は科学 技術振興機構のホームページ上で公開されて いる。
11. 科学技術振興機構科学コミュニケーション連携 推進事業「地域親子理科教室」講師
『不思議光マジック』
平成23年 8月31日
科学技術振興機構の助成を受け,東京都練馬 区で行った地域親子理科教室の講師を務め た。実験観察したものを,表現する能力を養う ことを目的とし,子どもが親に時間をかけて 説明する場面を設定した。参加教員の観察に 関する言語表現の研修の場となった。企画の 詳細は科学技術振興機構のホームページ上で 公開されている。
12. 所沢市立北野中学校PTA主宰「家庭教育学級」
講師
『反抗期の我が子に』
平成23年 9月27日
所沢市立北野中学校PTA主宰家庭教育学級 で講演をした。反抗期に突入した中学生にど のように接すればよいか不安に思っているこ とが,参加者の事前アンケートから伝えられ ていた。この反抗期こそ,生徒にとって自立に 向けた重要なときであることを強調し,学校 の学級指導,進路指導の重要性について指摘 し,教育活動に関する理解や連携について言 及した。
13. 板橋区立赤塚第三中学校PTA主宰「家庭教育 学級」講師
『受験を控えての思春期とのかかわり方』
平成23年 10月18日
板橋区立赤塚第三中学校PTA主催講演会にお いて講師を務めた。受験を意識した保護者が 多く,道徳的価値を身につけるべき年齢にあ るにもかかわらず,反抗期に突入した中学生 にどのように接すればよいか不安に思ってい ることが,事前アンケートから伝えられてい た。保護者の援助が行き届きやすい小学校と 違い,中学生のこの時期の反抗期こそ,生徒に とって自立に向けた重要なときであることを 講演した。受験に関する親子の,進路決定のあ り方についても言及した。
14. 板橋区立新河岸小学校家庭教育学級講師
『より良い親子関係をめざして』
平成23年 10月25日
板橋区立新河岸小学校の家庭教育学級におい て,親子関係のコミュニケーションについて 講演をした。家庭の価値観や親の考え方を子 供に伝えるときのタイミングとコツを中心に 講話した。また,生徒指導に関しては,学校と 連携することの重要性についても指摘し,学 級活動への保護者の積極的な参加が,学校と の信頼関係を生み,結果的に親子の関係に良 好な効果を生むことを強調した。
15. 日高市教育委員会主宰「就学時健診等を活用し た子育て講座」講師
『入学前の親としての心構え』
平成23年 10月26日
日高市教育委員会「就学時健診等を活用した 子育て講座」講師として,日高市立高麗川小学 校の新入学予定児童の全保護者を対象に講演 をした。家庭でのコミュニケーションの持ち 方,朝ごはんの大切さなどを家族の一員とし ての自覚を促し,望ましい生活習慣を身につ けるという観点から大切であるとの姿勢を示 した。また小1プロブレムを取り上げ,入学後 の悩みや相談の仕方についても触れ,保護者 自身が孤立しないことが大切であることを強 調した。
16. 埼玉県子ども安全見守り講座 講師
『ケイタイの危険』
平成23年 10月27日
入間市立豊岡小学校公開講座に埼玉県ネット アドバイザーとして講演した。ケイタイの危 険性,フィルタリングの段階等を解説した。ケ イタイの進歩に保護者が追い付かず,仕組み をよく知らないまま,買い与え,大きな問題に 発展することの危険性を指摘した。また,コミ ュニケーションをとることを促した。
17. 東京都青梅市立新町中学校PTA主宰「研修会」
講師
『思春期・反抗期の我が子と』
平成24年 2月25日
青梅市立新町中学校にて講演した。思春期・
反抗期の子どもを持ち, 進路に関する不安や 我が子にどのように接すればよいか不安に思 っている保護者を対象にしている。親の援助 が行き届きやすい小学校と違い,中学生のこ の時期の反抗期こそ,生徒にとって自立に向 けた重要なときであることを指摘した。進路 関する不安,受験期の生活全般における意欲 低下等に言及し,受験に関する親子のあり方 について助言した。
18. 所沢市立北野中学校学校保健部主催「健康学習」
講師
『考えよう。自分の身体』
平成24年 3月13日
所沢市立北野中学校にて,第3学年の生徒を 対象に,健康学習の講師を務めた。事前の意 識調査から,不規則な生活をおくる生徒の存 在が示されており,学級活動における健康安 全学習のまとめになるように講演した。
19. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『音の不思議』
平成24年 5月19日
入間市の助成を受け,地域親子理科教室を企 画し,講師を務めた。安価で再現性のある理 科実験を通し,理科に興味を持たせ親子コミ ュニケーションの場を提供することを目的と した。理科教室の活動の様子は入間市立青少 年活動センターのホームページで公開されて いる。
20. 埼玉県子ども安全見守り講座 講師
『ケイタイの危険』
平成24年 6月2日
入間市立豊岡小学校公開講座において,埼玉 県ネットアドバイザーとして講師を務めた。
ケイタイの危険性,フィルタリングの段階等 を解説した。深刻ないじめに発展するような, 生徒指導上の課題を紹介し,家庭内ルールの 必要性を示した。友情の尊さを理解するとい う道徳や,学級活動で価値を考える場面とし て生かせる内容である。
21. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『飛ぶ不思議』
平成24年 6月9日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で,
講師を務めた。安価で再現性のある理科実験 を通し,理科の裾野を広げ,親子コミュニケー ションの場を提供することを目的とした。理 科的な発想の着眼点を磨き,制作に関する技 能の向上が見られた。理科教室の活動の様子 は入間市立青少年活動センターのホームペー ジで公開されている。
22. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『光の不思議』
平成24年 6月30日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で講 師を務めた。安価で再現性のある理科実験を 通し,理科の裾野を広げ,親子コミュニケーシ ョンの場を提供することを目的とした。鏡に 代用できる材料の特性を考えることから, 様々な物質の状態について学ぶことができ た。理科教室の活動の様子は入間市立青少年 活動センターのホームページで公開されてい る。
23. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『低温の世界』
平成24年 8月11日
入間市の助成を受け,入間市青少年活動セン ターで行った地域親子理科教室である。家庭 では,手に入らない材料を使い理科への興味 関心を持たせることを目的とした。(株)入間 ガスの協力を得,液体窒素の提供を受け低音 の世界の実験を行った。参加教員は,液体窒 素を扱った経験のない中学理科教員・小学校 理科専科教員等であり,実験中の留意点を指 導した。活動の様子は入間市立青少年活動セ ンターのホームページで公開されている
24. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『シャボン玉の不思議』
平成24年 8月18日
入間市で行った地域親子理科教室である。楽 しい理科実験を通し,理科の裾野を広げ,親子 コミュニケーションの場を提供することを目 的とした。親子ともに身近な科学に興味を持 つことができた様子が確認できた。理科教室 の活動の様子は入間市立青少年活動センター のホームページで公開されている。
25. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『音の不思議』
平成24年 8月25日
入間市で行った地域親子理科教室である。安 価で再現性のある理科実験を通し,理科に興 味を持たせ親子コミュニケーションの場を.
提供することを目的とした。上級生が下級生 に教授する場面も見られ異年齢の交流場面と しても有効であった。理科教室の活動の様子 は入間市立青少年活動センターのホームペー ジで公開されている。
26. 新座市立畑中公民館主宰事業「スマイル子育て 講座」講師
『わが家のスマイル子育て』
平成24年 10月5日
新座市立畑中公民館主催の子育てに関する講 演で講師を務めた。ゆっくり話すことの利点 を中心に,家庭の価値観や親の考え方を子ど も伝えるときのタイミングとコツを中心に講 話した。また,未就学児の親が多く,小一プロ ブレムについても触れ,学級活動を中心に学 校と連携することの重要性を指摘した。
27. 所沢市立東中学校PTA主宰「家庭教育学級」
講師
『より良い親子関係をめざして」』
平成24年 11月9日
所沢市立東中学校における子育て支援の講座 にて,講師を務めた。親子の会話がだんだん減 少する中で, 進路に関する不安や意欲低下と 重なり,子どもの様子が分らず不安になって いる保護者が多い。親の援助が行き届きやす い小学校と違い,中学生のこの時期こそが,生 徒にとって自立に向けたステップであり,進 路決定にむけても自らの意欲を養う上で重要 であることを強調した。
28. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『超低温の世界』
平成24年 12月1日
入間市で行った地域親子理科教室である。家 庭では,手に入らない材料を使い理科への興 味関心を持たせることを,目的とした。低温の 世界の実験を行った。危険物取扱等に関する 講話もあり,自然災害時の安全指導について も確認でき,学級活動に応用できる内容であ った。理科教室の活動の様子は入間市立青少 年活動センターのホームページで公開されて いる。
29. 練馬区教育委員会委託事業「平成24年度遊遊ス クール」講師
『楽しい理科あそび―糸電話と紙飛行機―』
平成25年 3月9日
練馬区教育委員会委託事業「遊遊スクール」
の講師として招かれ,地域親子理科教室の講 師を務めた。
30. 所沢市教育委員会 平成25年度家庭教育学級 第1回代表者会議記念講演
『より良い親子関係をめざして』
平成25年 4月23日
所沢市では,家庭教育の学習の場として,市内 小学校地区ごとに家庭教育学級が開設されて いる。年度当初の代表者会にて,各校の代表者 に向け,家庭教育学級の意義と有意義な企画 の例および,学校との連携について,経験を踏 まえて講演を行った。学級活動等の参加を促 し,学校との連携事業を積極的に企画するこ とを促した。
31. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『色の変わるパンケーキ』
平成25年 6月1日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室であ る。身近な物質の化学変化に,興味を持つこ とができた親子の様子が確認できた。理科教 室の活動の様子は入間市立青少年活動センタ ーのホームページで公開されている。
32. 埼玉県子ども安全見守り講座 講師
『ケイタイの危険』
平成25年 7月12日
埼玉県子ども安全見守り講座の講師として, 入間市東金子中学校にて講演をした。ライン について利便性と同時に危険性を指摘した。
教員には,学級指導でメディア―リテラシー に使用できる教材を紹介し,保護者には,ネ ットの事件事故のデータを挙げ,危険性を強 調した。電子機器については,日々,新しくな るので,古い形のセキュリティでは追い付か ない実態も指摘した。
33. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『ビー玉の科学』
平成25年 7月27日
入間市で行った地域親子理科教室である。透 明なビー玉を使った創意工夫のある理科工作 の制作をおこない,光に関して科学的な現象 の不思議を学んだ。生活科との連携から小学 校教員が参加した。教材開発のための研修の 場を提供できた。理科教室の活動の様子は入 間市立青少年活動センターのホームページで 公開されている。
34. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『大きなシャボン玉』
平成25年 8月17日
入間市で行った地域親子理科教室である。正 確に材料の体積を図ることができ,技能の向 上が見られた。屋外での活動であったが,協力 して作業を進める様子が見られた。理科教室 の活動の様子は入間市立青少年活動センター のホームページで公開されている。
35. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『超低温の世界』
平成25年 8月24日
入間市で行った地域親子理科教室である。家 庭では,手に入らない材料を使い理科への興 味関心を持たせることを,目的とした。物質の 状態変化について学んだ。理科教室の活動の 様子は入間市立青少年活動センターのホーム ページで公開されている。
36. 所沢市立北小学校主宰「公開講座」講師
『子供を育てる,親が育つⅡスマイル』
平成25年 11月2日
所沢市立北小学校にて,子育て支援の講演を 行った。「笑い」の効果を指摘するとともに, 後半は,ロールプレイを中心にして取り組ん だ。子どもが受け入れられていると感じる親 の接し方と,拒絶されたように感じる親の接 し方は,どのような違いがあるか等について 言及した。子どもの様子が分らず不安になっ ている保護者にとって,グループ練習が効果 的であった。学級指導においても応用できる 手法である。
37. 所沢市立柳瀬中学校PTA主宰「家庭教育学級」
講師
『思春期反抗期のこころとつながるには」』
平成25年 11月29日
所沢市立柳瀬中学校のPTAが主催する子育て 支援の講演において,講師を務めた。中学生に なり,親子の会話が少なくなり,進路決定時に おける不安が多い等,事前に,具体的な質問が 届いていたので,その内容に沿って講演をし た。ロールプレイにより,親の接し方の違いに よる子どもの受け取り方の違いを体験するこ とによってコミュニケーションの取り方に目 を向けた。学級活動にも応用できる手法であ る。
38. 日高市教育委員会主催「教育講演会」講師
『子どもを育てる・親が育つ』
平成26年 2月13日
日高市教育委員会 教育講演会講師として, 日高市立高萩中学校において,新入学予定生 徒の全保護者を対象に講演をした。生徒指導 に関する課題についての依頼があったので,
各児童の発達段階の相違を確認し,中1ギャ ップに関して講演した。入学後の悩みや相談 の仕方についても触れ,保護者自身が孤立し ないことが大切であることを強調した。
39. 入間市東金子中学校主催「親の学校」講師
『入学前に』
平成26年 2月14日
入間市立東金子中学校において,新入生全保 護者対象に講演を行った。学校側から,入学後 の生徒指導に関する課題についての依頼があ ったことから,中一ギャップへの対応につい て指摘した。
40. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『野菜ロケット』
平成26年 5月10日
入間市で行った地域親子理科教室である。身 近な材料で化学変化が,起こることに興味を 持つことができたことが,事後の感想用紙か ら確認できた。理科教室の活動の様子は入間 市立青少年活動センターのホームページで公 開されている。
41. 所沢市立北小学校主宰「インターネット講座」
講師
平成27年 1月16日
所沢市立北小学校の5年生児童と保護者対象 に,講演した。ネット上の情報公開について は,無防備な現状があり,その危険性につい て指摘した。学級活動でおこなう安全教育の 導入となるように,課題を提供することがで きた。
42. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『光のふしぎ、偏光板を使った工作』
平成27年 5月23日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で,
講師を務めた。再現性のある理科実験を通し, 理科の裾野を広げ,親子コミュニケーション の場を提供することを目的とした。理科教室 の活動の様子は入間市立青少年活動センター のホームページで公開されている。
43. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『音のふしぎ、いろいろな電話』
平成27年 6月6日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で,
講師を務めた。会場の広さを利用した企画を 設け、親子で屋外で理科実験を通した親子コ ミュニケーションの場を提供することができ た。理科教室の活動の様子は入間市立青少年 活動センターのホームページで公開されてい る。
44. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『LEDを使った実験』
平成27年 7月18日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で,
講師を務めた。LED の特性を知り、それを用 いて光の色についての工作を行い、親子で屋 外で理科実験を通した親子コミュニケーショ ンの場を提供することができた。理科教室の 活動の様子は入間市立青少年活動センターの ホームページで公開されている。
45. 入間市青少年活動センター科学学習委嘱事業
「地域親子理科教室」講師
『いろいろなシャボン玉』
平成27年 8月18日
入間市で行った地域親子理科教室である。屋 外での活動であったが,協力して作業を進め る親子の様子が見られた。理科教室の活動の 様子は入間市立青少年活動センターのホーム ページで公開されている
46. 入間市青少年活動センター平成28年度事業 平成28年 7月23日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で,
講師を務めた。凸レンズの使用した理科実験 を通し、親子コミュニケーションの場を提供 することができた。理科教室の活動の様子は 入間市立青少年活動センターのホームページ で公開されている。
47. 多摩大学地域連携公開講座 平成28年 8月6日
多摩大学湘南台キャンパス行った地域親子理 科教室である。光の偏光について学び、偏光 板を使用した工作等を通し、協力して作業を 進める親子の様子が見られた。
48. 入間市青少年活動センター平成28年度事業 平成28年 8月14日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で,
講師を務めた。、親子で屋外で理科実験を通し た親子コミュニケーションの場を提供するこ とができた。理科教室の活動の様子は入間市 立青少年活動センターのホームページで公開 されている。
49. 所沢市富岡痛学校 「学校保健指導」講師 平成28年 10月26日
所沢市富岡中学校の3年生を対象に,講演し た。「命の大切さ」について健康教育の導入と なるような課題を提供することができた。
50. 練馬区小学校教育会児童文化研究部講師 平成28年 11月30日
練馬区の小学校教育会主催の小学校教員対象 の「身近な科学」の講師を務めた。身近な材 料を使用した教育課題の問題提供の方法や導 入等の紹介を行った。
51. 入間市青少年活動センター平成28年度事業 平成28年 12月3日
入間市の助成を受けた地域親子理科教室で,
講師を務めた。再現性のある理科実験を通し, 理科の裾野を広げ,親子コミュニケーション の場を提供することを目的とした。光の干渉 を学んだ理科教室の活動の様子は入間市立青 少年活動センターのホームページで公開され ている。
52. 多摩大学地域連携公開講座 平成28年 12月10日
多摩大学湘南台キャンパスで行った地域親子 理科教室である。LED の特性を知り、それを 用いて光の色についての工作を通し、協力し て作業を進める親子の様子が見られた。
53. 所沢市山口中学校 「教育講演会」講師 平成28年 2月22日
所沢市山口中学校において、2 学年生徒を対 象に、思春期の抱える問題「自己肯定感を持 つために」の講演を行った保健体育及び、特 別活動における健康安全に関する学習の導入 になる課題提供ができた。
職 務 上 の 実 績 に 関 す る 事 項 ( a c h i e v e m e n t s i n c a r e e r ) 事項 年(y)月(m)日(d) 概 要 (summary) 1 資格,免許(licence or qualification)
中学校教諭一級免許状(理科)
高等学校教諭二級免許状(理科)
昭和53年3月 昭和53年3月
京都府教育委員会 第4266号 京都府教育委員会 第4476号
2 特許等(patent) 特になし
3 実務の経験を有する者についての特記事項 (special remarks for those with teaching experience)
1. 理科主任 平成4年4月~
平成10年3月
各学年で備品の重複使用期間がないように理 科の年間計画を立て,薬品の管理,備品,消耗 品の管理を行い安全管理に努めた
2. 学年主任 平成11年4月~
平成14年3月
所沢市立小手指中学校にて, 3 年間を学年主 任として務めた。学級活動及び各教科の教科 実践を学年便り等で情報発信した。授業規律 の確立を重視すると共に,生徒の創意工夫を 生かす活動として学年行事の立案,道徳の授 業研修を推奨した。中学生社会体験チャレン ジ事業を,市内先行学校先行学年として取り 組んだ。進路指導の計画をし,各領域とのリン クを図りながら年間計画を作成し,実行した。
不登校,いじめ等の早期発見と対応を心掛け, 社会性の育成に努めた。
3. 保健主事 平成12年4月~
平成13年3月
所沢市立小手指中学校にて,保健主事を務め, 年間計画を作成した。「8020(ハチ・マル・二 イ・マル)運動」を推奨し, 保健指導の重点 目標とした。 保健委員会の活動を指導し,定 期的に発表を行う等成果が上がった。また, 学級活動では,照度計を使った観察を行い, 各自の学習時の姿勢の見直し,及び視力の回 復を考察する資料作りを行った。この活動に より生徒の意識が向上したことが報告され た。
4. 学年主任 平成14年4月~
平成17年3月
所沢市立小手指中学校にて, 3 年間を学年主 任として務めた。総合的な学習の市内先行校 先行学年である。この取り組みを,学年の柱の 一つにおき,学級指導,各教科教育と連携して 行った。また,2学年の取り組みの集大成であ る個人発表に関しては,早稲田大学人間科学 部浅田研究室の指導を受け,実習指導を行っ た。委員会活動を重視し,クラス担任には,
学級指導において,不登校,いじめの早期発見 に努めるよう促した。保護者への情報発信は 密になるように心がけた。
5. 「総合的な学習の時間」担当 平成14年4月~
平成23年3月
市内の総合的な学習の先行学校・先行学年と して,小手指中学校での取り組みの記録を作 成した。もう一校の先行学校と共に市内中学 校の「総合的な学習の時間」の指導指針を先 右成した。他校に移動後も,引き続き総合的な 学習の時間の担当を勤めた。企画に当たって は,キャリア教育の一端を担えように企画す ることと学級活動,教科指導とリンクするこ とを重点目標とした。また,小学校との連携を 図り,定期的に小学校の総合担当者との打ち 合わせを行うことを心掛けた。
6. 学級開きの特別活動(主なものを掲載) 平成16年4月 新入学進級に向けた学級開きは特別活動・生 徒指導の第一歩である。学級活動で「学級内 の組織づくりや仕事の分担処理」に着目し,
ルールを明確にすることは,各クラスの生徒 が学級に帰属意識が持てることにつながっ た。年度当初の取り組みは,学級や学校の生 活づくりの上で重要であり効果的であった。
担任教師のいじめを見逃さない姿勢を明らか にしておくことを,特に重点課題として,学年 内で共通認識とした。
7. 研修主任 平成17年4月~
平成18年3月
所沢市立北野中学校にて,研修主任を務めた。
生徒指導・特別活動・道徳教育に重点を置き, 年間計画を立てた。道徳教育では各学年で学 年道徳研修を行い,先行授業を複数回行った うえで,指導案を1時間分作成し,校内発表を 設けた。年間,各学年1本の校内発表を行い, 成果を上げた。いずれの取り組みも,学級活 動に波及効果が見られた。
8. 学年主任 平成18年4月~
平成20年3月
所沢市立北野中学校にて,2学年・3学年の学 年主任を務めた。基本的生活習慣を身に付け ることを意識し,学級活動に取り組んだ。地域 の茶道や,地域の伝統文化を継承する機会を 設け,地域の住民が講師として参加する等,地 域との連携を図った。進路指導では,学校外 の専門家を講師に迎え,幅広い視野を持てる キャリア教育をめざした。各教科実践におい ては,個々の生徒の活動の成果がわかるよう な掲示物の作成を奨励し,学習の継続の意識 付けとした。学級指導においては,不登校,い じめ等の早期発見に努め,相談活動の充実を 図った。
9. 「3年生を送る会」担当(主なものを掲載) 平成18年4月~
平成19年3月
卒業式の前の文化的な行事である「3 年生を 送る会」の取り組みは,12月~3月までの特別 活動の重点的な取り組み課題となる。実行委 員会形式で取り組むこの企画は,2学年にと って学年の集大成ともいえる特別活動であ る。責任者として企画運営をした。個々の生 徒の自主性を養う行事となるが,進路指導と して不登校生徒の登校刺激になり,望ましい 人間関係の確立のために効果的であった。
10. 所沢市学力調査活用等検討委員 平成19年4月~
平成21年3月
所沢市は,市内で独自の学力調査テストを行 っている。理科の問題検討委員を務め,作問, 検討,分析を行い,事後の教科指導に活かせる よう検討を行った。問題が,意欲,知識,実験観 察の技能,科学的な思考の観点を踏まえた,適 切な発問になっているか検討し,必要に応じ 修正等を加えた。
11. 学年主任 平成20年4月~
平成23年3月
所沢市立北野中学校にて,第1学年から第3学 年までの3年間を学年主任として務めた。生 徒指導と教育相談のバランスを重視し,問題 を抱えた生徒が孤立しないように教師間の連 絡調整を密にした。3 年間を見通した学年経 営を行い,効果が上がった。保護者が,学校へ 来る機会を増やせるように,学級活動の取り 組みの公開を増やした。また,低学力の生徒の 学習相談に当たり,進路指導の充実も図った。
12. 『文化史跡修復』ボランティア作業 平成20年4月~
平成23年2月
埼玉県所沢市文化史跡「白旗塚」の修復の企 画運営にあたり,3 年間実施した。特別活動 の「ボランティア活動の意義の理解と参加」
や学校行事の「文化的行事」「勤労生産・奉仕 的行事」に位置づくものであり,学級活動とし て取り組んだ。社会奉仕活動を継続して行う ことにより,勤労の尊さや創造することの喜 びを体得することができた。平成23年に,地 域住民により修復記念碑がたてられた。
13. 修学旅行―祇園祭 平成20年6月
~平成22年7月
京都・奈良・祇園祭をテーマに,3年間の事前 学習を課題とした修学旅行を企画した。旅行 宿泊的行事を一つの節目としてとらえ,充実 した学校生活の中,のぞましい人間関係を育 成することができた。また,集団への所属感や 連帯感を深めることができた。祇園祭を日程 に組み込むため,保護者の理解を得,特別活動 として計画的に長期にわたり修学旅行テーマ として学ぶ意義を保護者会等で説明し,賛同 を得た。旅行宿泊的行事としての体験学習を 重視し,集団への所属感や連帯感を深め公共 の精神を尊ぶことを特に留意し実践した。
14. 「進路指導(上級学校調べ)」担当 平成21年4月~9月 児童生徒一人一人が,自己の可能性を知り成 長していくことを目指し,進路指導では, き 2 年次に上級学校訪問を計画した。一人一人 が,各自が興味をもっている上級学校を選び 行動計画を立てた後,上級学校を見学し説明 を聞いた。特別活動の「主体的な進路の選択 と将来設計」に位置づけ,学年全体で取り組 んだ。
15. 国際理解教育 平成21年4月~9月 特色ある学校づくりの一環として学年全体及 び各学級での国際理解教室を企画し責任者と して実施した。キャリア教育を意識し,海外 で国際協力活動に従事経験のある日本人を招 き,国際協力と職業選択時の葛藤等,生の声を 聞くことができ,望ましい勤労観・職業観を 育成する一助となった。
16. 学級委員会担当(主なものを掲載) 平成21年4月
~平成22年3月
学級員委員会は,生徒会の他の委員会を招集 できる立場にある。学級活動における日常の 委員会活動以外に,特別活動としての学年行 事等の企画運営にあたるが,生徒の帰属意識 が高まる内容の企画と,生徒が達成感を得ら れるような取り組みを指導した。
17. 特別活動の取り組み『ケイタイの危険性』 平成21年12月
~平成22年3月
埼玉県ネットアドバイザーに認定され,青少 年の携帯電話による事件事故の防止活動及び 生徒指導に関わることとなった。携帯電話の 普及により,いじめ問題が複雑化しており大 きな問題になっている。学級活動において,
不正請求をはじめ,チェーンメール等,県青少 年課制作DVDを用い,啓蒙活動を行った。
18. 『中学校の入学にあって』(主のものを掲載) 平成22年3月 新年度入学予定者のいる小学校を,運営委員 として事前訪問し,6年生対象に「入学に向け ての心構えと準備」について質疑応答を受け た。震災直後で,集団生活に不安のある様子の ある児童もいたので,まず,中学校での生徒指 導上の危機管理は小学校と変わらないことを 伝えた。入学直後,先輩後輩の関係や,制服・
校則をめぐる生徒指導上の課題について,不 安を持つ新入生が多い傾向があることから, 生徒指導,部活動の在り方,学習の形態の違 い,特別活動の特徴等を中心に説明した。
19. 東京女学館大学教職課程委員会主催「講演会」
講師
『教師をめざす人に伝えたい教師マインド」』
平成23年 12月7日
東京女学館大学教職課程委員会の講演会にお いて,講師を務めた。教員の勤務状況は多忙に なっている。教員の声のトーン,表情に至る工 夫,また電話による相談の受けかたの注意点 等に関心を持つ学生が多くいたことからその 点を考慮しつつ,教育実習にあたる際の不安 を解消するため,ロールプレイによって生徒 指導に係る具体的な対応を体験し,参加型の 講演を行った。学級指導,進路指導において 生徒から信頼され,生徒一人一人と向き合う 教員の姿勢は,これまで以上に重要であり,そ の点を強調した。
20. 所沢市立東中学校主催「職員研修会」講師
『保護者対応』
平成24年 8月22日
所沢市立東中学校において教職員を対象とし た校内研修会の講師を務めた。近年,保護者か らの苦情が多くなったと感じている教職員が 増加している。初任者に関しては法定研修で 保護者対応の研修機会があるものの,その他 の年齢層の教職員は,校内研修または自主研 修によってコミュニケーション能力の向上を 図っている現状にある。また,生徒指導・進路 指導を苦手とする教職員の存在も確認されて いる。学級活動における顕著な事例を下に場 面設定を行い,ロールプレイを中心に実践的, 効果的な保護者対応の研修を行った。
21. 入間市立黒須小学校主宰「学校保健委員会研修」
講師
『子どもの脂質』
平成25年 6月20日
入間市立黒須小学校が主宰する学校保健委員 会の講演で講師を務めた。参加者は学校医・
薬剤師他,全教職員,保護者であった。事前に 児童の保健委員に学級活動の中で嗜好調査を 行い,傾向を把握することを依頼した。この データからは,黒須小学校の児童の特徴が浮 かび上がり,実態を知る上で貴重であったこ とから,このデータを基に講演し,効果的であ った。
22. 淑徳大学教職課程科目「中高教育実習事前事後 指導講演」講師
『学校の風景―教員の目を通してみた普通学級 での発達障害児-」』
平成25年 10月9日
淑徳大学教職課程科目 中等教育実習事前事 後指導において,講師を務めた。現在,普通学 級に通学する発達障害児は少なくない。また, 病名はついていないもののアスペルガー傾 向,多動傾向のある児童生徒もいる。該当児童 生徒が学校行事等の特別活動や,学級活動に おいて孤立することを防ぎ,意欲的に学校生 活を送るには,まず教員の気づきが重要とな ってくる。その上で,一人一人にあった対応を 教員がとらなければ,悪循環になることを説 明し,行事や授業における行動の特異性やそ の対応における注意点,また,学校事故を未然 に防ぐための,教員個人の姿勢と学校全体の 組織力の向上について講義した。
23. 所沢市立中央中学校主催「職員研修会」講師
『保護者対応』
平成26年 8月21日
所沢市立中央中学校において教職員を対象と した校内研修会の講師を務めた。近年,学級活 動や進路指導に不安を訴える教員の存在が報 告されている。学級活動に係る場面設定を行 い,実践的,効果的な対応の在り方について講 演した。
24. 日本女子大教職教育開発センター「ワークショ ップ」講師
『身近なもので理科実験』
平成26年 10月25日
日本女子大学教職教育開発センターの小学校 教員対象のワークショップの講師を務めた。
身近なものを使った理科実験の紹介と、実際 の作業を指導した。教材の開発についての意 見交換の場も設定した。
25. 日本女子大教職教育開発センター「ワークショ ップ」講師
『身近なもので理科実験』
平成27年 10月24日
日本女子大学教職教育開発センターの小学校 教員対象のワークショップの講師を務めた。
身近なものを使った理科実験の紹介と、実際 の作業を指導した。
26. 入間市立黒須小学校主宰「学校保健委員会研修」
『ビタミンC 』
平成27年 11月17日
黒須小学校学校保健員会にて、PTA 役員、全 教職員、児童校保健員を対象にビタミンCに 関する栄養指導を行った。小中一貫教育の観 点から、中学校の保健委員も参加した。
27. 練馬区小学校教育会「児童文化研究部」講師
「身近なもので理科実験・工作」
平成27年 12月2日
練馬区中村西小学校にて、練馬区の児童文化 研究部の教員を対象に、身近なもので児童生 徒を引き付けることのできる、意外性のある 工作の作成を指導した。生活科等での利用も 示唆した。
4 その他(others) 特になし
研究業績等に関する事項 (achievements in research)
著書,学術論文等の名称 (published books or papers written by you
単著
(single)・
共著の 別
(co-autho red)
発行又は 発表の年月
(date of
publishment)
発行所,発表雑誌等 又は発表学会等の名称 (publishers or academic connumites)
概要 (summary)
( 著 書 ) (published books)
1『教育改革の動向と学 校図書館』
共著 平成24年4月 八千代出版 (担当部分:「中学校における学校校図書館 を利用した総合的な学習の教育実践報告」
81-88頁)全259頁。担当した章では,学 級活動と教科,総合的な学習と連携した図 書館利用の有効性を記した。実践例では,
理科教育の,「科学的に探究する能力の基 礎と態度を育てること」という観点を重視 し,理科と総合的な学習と学級活動が連携 した取り組みを取り上げている。学級活動 では,「学校図書館の利用」が目標の一つに 挙げられているが,学級活動の理論と実践 の架橋を視野に入れた論文である。岩手大 学,福岡教育大学,長崎大学等,多くの大学 における司書教諭課程関連科目の教科書と して採用され,高い評価を受け,版を重ねて いる。
坂田仰・河内祥子編著, 中山愛理,田中洋,
黒川雅子,山田知代,金本佐紀子(他5名)
(2. 作成した教科書1番の再掲)
2『いじめ防止対策推進 法 全条文と解説』
共著 平成25年12月 学事出版 (担当部分:「財政処置等」31-32頁,「関 係機関等との連携等」53-56頁)全196頁。
学 校 病 理 と し て の 「 い じ め 」 を 巡 っ て は,1980年代以降,生徒指導上の喫緊の課題 として学校関係者の多くがその労力を費や している。平成25年9月末に施行されたい じめ防止対策推進法の解説を行った著書で ある。生徒指導に関していじめの防止,発 見,対処に関わり,学校や教職員に新たな責 任が課せられた。このため,全文の規定の意 義や解釈をめぐり論点を整理し解説を行っ ている。
坂田仰編著,黒川雅子,山口亨,河内祥子, 山田知代,金本佐紀子,川義郎
3『生徒指導・進路指導』 共著 平成26年4月 学事出版 (担当部分:「第6章 不登校」78-87頁)
全175頁。担当章では,「進路適性の吟味と 進路情報の活用」をテーマとし,不登校を心 の問題ではなく進路の問題ととらえアプロ ーチした。不登校の歴史的な変化や対応の 多様化のみならず「思春期の不安や悩みと その解決」を論じ,不登校が進路決定に与え る影響,上級学校やその後の進路に係る影 響を考察した。不登校からの復帰を援助す
みの重要性を提言するものである。日本大 学をはじめとし,複数の大学で使用されて いる。
黒川雅子・山田知代編著, 河内祥子,田中 洋, 坂田仰,堀井啓幸,金本佐紀子(他3名)
(2. 作成した教科書2番の再掲)
3.『特別活動の理論と実 践』
(論文)
共著 平成28年4月 教育開発研究所 (担当部分:「コラム2 クロスカリキュラ ムとしての特別活動」48-51頁。) 全182頁。担当章では、「特定の課題につい て複数の強化の内容を関連付けて学習する クカリキュラム」をテーマとし,実践例を交 え効果的な取り組みの在り方にプローチし た淑徳大学をはじめとし、複数の大学で使 用されている。
堀井啓幸,山西哲也,坂田仰編著,黒川雅 子,山田智代,金本佐紀子(他8名)
(2. 作成した教科書3番の再掲)
1.困難な保護者対応を 巡る一考察-教員の 意識と「学校問題解決 支援チーム」の可能性
-
単著 平成25年3月 日本女子大学大学院家 政学研究科通信教育課 程家政学専攻(学校教 育領域)修士論文
理不尽な要求要望をする保護者の台頭は, 教員のメンタルヘルスに関わる原因のひと つとも言われている。学級活動に支障が出 る場合もあると指摘する報告もある。本論 文は,その実態を明らかにし,教職員が本来 の教育活動に集中できるシステム的な支援 を検討することを目的としたものである。
外部支援者を含む「学校問題解決支援チー ム」に注目し,効果的な活用の可能性を検 討した。
2 困難な保護者対応 と教職員の意識-学 校問題解決支援チー ムへの期待-
単著 平成25年3月 『樹下道-家政学専攻 研究』第5号 46-49頁
(日本女子大学家政学 研究科通信教育課程家 政学専攻
学校現場での保護者対応の変化を概観し,
教育学と法学の学際的視点から保護者対応 の現状と分析を行った論文。対応の困難な 保護者には,外部の専門家を有する学校問 題解決支援チームによる支援が必要であり 有効であることを,実証的に論証した。
3 学校給食の現状と課 題 (査読付)
単著 平成26年3月 『スクール・コンプラ イアンス研究』第2号 119-128頁
(日本スクール・コン プライアンス学会)
食習慣の育成において学校給食が果たす役 割は大きいものの,一部保護者の給食費未 納によって,学級活動や進路指導等の教育 活動にどのような影響が出ているかを整理 した。各自治体の対策を明らかにする中で, 給食費の公会計化が課題の解決策として有 効か否かについて検討を行った。
4 教員採用試験対策講 座の成果と課題
共著 平成26年3月 『2013年度日本女子大 学教職課程年報』
56-58頁
(日本女子大学目白地 区教職課程委員会・西 生田地区教職課程委員 会)
「いじめ」「学級崩壊」「不登校」といった 教育課題に注目が集まっている。教員採用 試験対策講座の受講生の実践力不足は,模 擬授業から明らかであったが,受講生を対 象に行った質問用紙分析調査を踏まえ,こ の点を実証的に考察した。学級活動におけ る生活上の諸問題の解決に関する自主的, 実践的な活動の指導に応用できる内容であ る。
金本佐紀子,坂田仰 (共同研究により抽出 不可能)
5 個を意識した理科指 単著 平成27年3月 『日本女子大学教職教 平成20年に告示された学習指導要領では,
(日本女子大学教職教 育開発センター)
育成」は,小中学校の理科か教育のねらい として,平成元年の学習指導要領から継続 して示されているが,理科教育においては,
知識伝達型から科学的な知を創る能力を育 成する教育課程に変換していく傾向が読み 取れる。さらに,児童生徒が主体的な問題 解決能力を身に着けるためには,個を意識 した指導が必要であろう。「習得」「活用」
「探求」に着目し,指導法を整理すること を踏まえて,授業にいかせる指導法を検討 するものである。
6 第5回スクール・コ ンプライアンス公開 シンポジウム報告 : 不登校問題とその周 縁
単著 平成27年6月 『学校事務』 第66巻6 号(34-37頁 )
不登校問題に関し、タイプ別の対応方法を 提示。学校スクールカウンセラーの果たせ る役割とそうでない部分を教員が知ること で、現場の混乱を防げる等あたらしい見方 も示された。現場の教員、弁護士の立場、
行政の立場からの視点も提示され、現場で の実践にむけての発信となった。
7 保護者対応の課題- 教員意識調査に焦点 を当てて-
単著 平成28年3月 『日本女子大学教職教 育開発センター紀要』
第2 号 39-48頁
(日本女子大学教職教 育開発センター)
学校現場での保護者対応の変化を概観し教 員の意識調査を基に保護者対応の現状と分 析を行った論文。対応の困難な保護者には,
外部の専門家を有する学校問題解決支援チ ームによる支援が必要であり有効であるこ とを提言した。
8 第6回スクール・コ ンプライアンス公開 シンポジウム報告 :
単著 平成28年6月 『学校事務』 第67 巻 6号(34-37頁 )
学校事故に関し、発生する可能性と対応の タイプ別方法を提示。未然の取組の重要性 が示された。現場の教員、弁護士の立場、
行政の立場からの学校事故対応が提示され た。
(その他)(others) 1中学生社会体験チャレ
ンジ事業「5つのふれ あい3daysチャレン ジ」実践報告書
単著 平成12年 5月~11月
『所沢市立小手指中学 校』
(27頁)
埼玉県の中学生社会体験チャレンジ事業 は,働くことの意義や重要性を学び,自己の 個性や適性を 把握し自己理解を深めるこ と,働いている異世代の人とのコミュニケ ーション力を養うことを目的としている。
特別活動が扱う「進路適性の吟味と進路情 報の活用」に位置づけ進路学習の基礎づく りを行った。キャリア教育の一環としての 社会体験学習を市内で始めて実施し,所沢 校内副委員長としてまとめ,先行学校先行 学年報告として具体的に報告・発信した。
2理科:狭山丘陵ってど んなところ
単著 平成14年2月 『2002年度小手指中1 学年』(6-11頁)
中学校理科の2分野「植物の世界」の単元 では,自然観察が重要である。その発展学 習を,特別活動・総合的な活動の時間で横 断的に扱った所沢市立小手指中学校第1学 年の生徒の実践記録である。中学校の近く に位置する狭山丘陵を題材としたことで,
食物連鎖を実感としてとらえることができ る他,自然に親しみ,自然を愛する心情を 育てることができた。小学校3年生の「昆
虫と植物」「身近な自然の観察」の単元の 学習にも応用できる内容である。
3国際理解教室の資料 単著 平成 14年2月 『2002年度小手指中1 学年』(25-30頁)
国際理解教室で,近隣に住んでいる外国人 を,各クラス2名ずつ招き,職業に対する 意見交換等をした。キャリア教育の一環で ある。
4校外学習の手順 単著 平成14年2月 『2002年度小手指中1 学年』(31-36頁)
調べ学習で,半日程度,校外に出かける際 の生徒の手順をまとめたものである。進路 指導・総合的な学習で応用できる内容であ る。
5理科:栄養教室 単著 平成14年2月 『2002年度小手指中1 学年』(17頁)
中学校理科の2分野「動物の体のつくり とはたらき」の単元の内容について,総合 的な学習の時間に発展的に取り組んだ所沢 市立小手指中第2学年の生徒の実践記録で ある。理科の目標である「自然の事物・現 象についての実感を伴った理解を図る」に 位置づけ,ヒトの消化・吸収を視覚的に取 られることができた。小学校理科では,6 年生「人のつくりと働き」の単元に,応用 できる内容となっている。
6理科:健康・環境教育 単著 平成15年2月 『2003年度小手指中2 学年』(5-9頁,28頁)
理科の「生命」の領域のうち,ヒトに関わ る単元は小学校理科の「人の体のつくりと 運動」「人の体のつくりと働き」から,中学 校理科「動物の体のつくりと働き」に続く。
この単元では,生命を維持する働きを理解 することが目的であるが,その発展学習と して健康・環境教育にとりくんだ所沢市立 小手指中学校第2学年の実践記録である。
アンケート調査を実施し現状を把握すると ともに,健康面での問題意識を持つことが できた。特別活動で扱うべき「心身の健全 な発達や健康の保持増進などについての理 解を深める」という視点にも,密接な関係が あるないようである。
7校外調査の手順 単著 平成15年2月 『2003年度小手指中2 学年』(14-27頁)
調べ学習で,1日程度,校外に出かける際 の生徒の手順をまとめたものである。進路 指導・総合的な学習応用できる内容である。
8理科:生命と世界の医 療・命の尊さ・健康
共著 平成15年2月 『2004年度小手指中3 学年』(14-26 頁,36
-39頁)
キャリア教育として,多様な職業に従事し ている方から学ぶ機会を設けることは,特 別活動で扱うべき「進路適性の吟味と進路 情報の活用」の上で重要である。本記録は,
理科の最終単元「自然と人間」と連携し,
横断的に総合的な学習において,健康にか かわる職業従事者に直接質疑応答する機会 を設け,幅広く職業観を養った所沢市立小 手指中学校第 3 学年の実践記録である。3 年間積み上げてきた健康学習のまとめの活 動である。アフリカの医師との交流も行い,
国際交流との連携として意義深い取り組み である。
肥沼孝治,金本佐紀子(共同執筆のため,
担当部分抽出不能)
9「はかるくんからはじ まる宇宙へのトライ アウト」所沢市立北野 中学校サイエンス・パ ートナーシップ・プロ ジェクト実施報告書
単著 平成22年9月~
平成23年3月
平成22年度科学技術振 興機構「サイエンス・
パートナーシップ・プ ロジェクト. 講座型学 習活動Aプラン」
(採択番号AG093037)
(全6頁)
科学技術振興機構の助成を受け取り組んだ 所沢市立北野中学の2年生の理科の教育実 践記録である。理科主任として本活動を企 画し,主担当として実施した。特別活動等 とリンクした内容になっている。学習指導 要領の改訂により次年度から導入される予 定であった「放射線」を先取りし,学習の過 程で日本の先端技術を知ることを目的とし た。キャリア教育としての採択も受けてお
ージ上で公開されている。
10科学技術振興機構科 学コミュニケーショ ン連携推進事業「地域 親子理科教室」活動報 告書
単著 平成24年3月 平成23年度科学技術振 興機構科学コミュニケ ーション連携推進事業 地域親子理科教室報告
(全4頁)
科学技術振興機構の助成を受けて,練馬区 と入間市で取り組んだ地域親子理科教室の 実施報告書である。小学校理科の「A 物質 とエネルギー 」の学習内容は,可逆的であ り,実験で何度でも繰り返して調べられる ものを扱う。本事業は,小学校3年生の理 科「風やゴムの働き」,「光の性質」の単元 に焦点を当て,年間を通して実施した。使 用した実験材料は身近なもので安価であ る。再現性もあり,教材化ができる理科実 験工作を,各回,複数個,提供した。見学 者の小学校教員から,賛同を得ることがで きた取り組みである。企画の全容は科学技 術振興機構のホームページ上で公開されて いる。
11 生活指導 単著 平成24年8月 『2012教師学実践事例 集』
(教師学事例研究会)
学級内の組織の活動が効果的に行われた場 合,「望ましい人間関係の確立」に意欲を持 つという教育効果があることを指摘した。
学級や学校の生活づくりに関して,自主的 実践的な態度を養うことを指導することの 重要性を学術的な観点から論じた。
12入間市青少年活動セ ンター科学学習委嘱 事業「地域親子理科教 室」平成24年度活動 報告書
単著 平成25年3月 平成24年度入間市青少 年活動センター科学学 習委嘱事業活動報告書