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レーニンの国独資論と変革の「方向と形態」

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薩学論集 第57巻第蓬号  欝欝駕3月

【硯究ノート】

レーニンの国独資論と変革の「方向と形態」

一翼さしせまる破局,それとどうたたかうか轟分析一

後 藤 康 夫

§  次

夏 翼題の蔭筏  驚蟹主義と戦争の嚢寺代筆こおける畏主主義 鷺 壅蔽轟一こおける政治経済学

 A 「垂目テーゼ」一若干の麟提事項  β 戦争の致治経済学一歴史工具体的な分類癒

 c 2欝革命ニブルジョア的統講の致治経済学一歴史皿異体醜な分極{21  亙〉 活雛の政治経済学一歴史二翼捧的な分析轡

欝 総繕一蔑霊主義の再戴握  A 2暮毯紀の疑主主義

 露  革命的買主主義嚢彗家と経済グ)教造二百焦

 C 鑑きた異棒醜な一般として硲《桂会革命と戻薫主義〉

玉 問題の湧在一一帝国主義と戦争6〉鋳代における民主主義

 欝鐸年9月欝蓉からi娼(類繕。以下講様/にかけて執筆され,欝月末に単行の小懸子として発 行された置さしせまる破局,それとどうたたかうか護(以下,匿破縁馨と酪/の末尾近くで,薯者レ ーニンは,2月革命の鼓置と当聾する開題を次のように提起している。

 「いくつかの麗史的原遜一ヨシアが飽国よ鯵もおくれていること,賑シアにとって戦争がとく  に蟹難なこと,ツァー婆ズムが麺度に腐致していること,亙鱒§隼の伝統がきわめて生き生きとの  こっていること  のため,欝シアでは飽の瞬々にさきがけて,革命が勃発した。革命のおかげ

      の   ロ

 で,ロシアは数ヵ月のうちに,政治鉢舗の点で,先進諸馨1こ追いついた。

  だが,それだけではない。戦争は飯儀ないものであり,容赦ない鋭さでつぎの問題を提起して  いる。すなわち,ほろびるか,それとも経済的にも先進諸蟹に追いつき,さらに追いこすか,と  いう鶴題である」(窪レーニン全集藷⑳,3劔ページ,大月書店。強調はレーニンのもの。以下瞬様/。

 この緊張感あふれるレーニンの提起1ま,「ニコライとラスプーチンの国震シア」の特殊構成(二「帝 国主義の弱い環ロシア3/にだけかかわるものではない。帝馨主義の諸矛薦の総捲としての帝園主義 髭罪戦争が,「会議の舞台監督」として登場し,もって量界史をあらたな嵩みへ押しあげ,危機を成 熟せしめたからである。すなわち,帝蟹主義嚢罪戦争へのブルジ葺ア的対応たる戦鋳鰹家独志資本 主義(以下,蟹独資と略/の成立と紅民主主義の徹底をとおして縫合主義へ」(算仮独占民主主義ゴ/

というプ臓レタリアートのあらたな戦酪にかかわる。

i2§・

(2)

商  学  講  集 第57巻第壌号  とすれば,蟹独資なるものとそこにおけるプ裳レタ夢アートのあらたな戦略なるもの1あ以下の 諸経連において,あらためて粒罐づけられねばなるまい。

 匿独資が,それが戦争へのブルジ叢ア的蝿誌であるが故にはらまざるをえない,あらたな「内部 編1成と基本対航」とは穂か。これをなかんずく,蟹独資の運動の土台をなす,資本主義のあらたな 鍵界史的段賠たる独占資本主義二帝国主義の諸矛驕の展簾のなかで位置づけること,螺的に言って

罫帝麟主義論番との麗連である重}。もうひとつは,蟹独資とそこにおけるあらたな戦酪を,ロシア資 本主義変革の従来の展望との関連において,すなわち,農業瓢土地所有を基礎過程とする社会檎威 捧総体のブルジョア的発展という方向と,この方向のプ暮レタ婆アートと農民からなる革命的裟主 主義的独裁という形懸二「下からの遭」での追求,という馨難の民主主義革命論ならびに縫会主義 革命へのゼ成長転化」譲との麗達において佳麗づけることである.これらの諸翼連は,ごく一般的 に規定すれば,帝国主義と戦争の鋳代という重葬史のあらたな段踏があらた£提起する戻主主義の 再捲握  レーニン自身をして講らせしめれば,ε問題は,けっきょく,ブルジョアジーの支醗1ま,

糞畜こ革命的な真の畏主業義とはあいも〕れないものだシ ということに帰着する。2奪盤華己善こは,資本主 義蟹では,歓会主義にむかってすすむことをおそれては,革命的渓主主義者であることはできない」

(罫全集盛⑳,3総べージ/  とは鱈か。また,欝殊構成ロシア1こ離して燭寇すれば,このロシア の変革の「方海と形態」の再甕握,つま瞬ま晦シアにおける資本主義の発騰二第i革命算『鰺蕊 一生鱒7年の第i次ロシア革命における社会良主覚の農業綱要ま,第2革命二2肩革命窯「4弩テー ゼ」,鞍馬醒窯第3革命=驚月華命という連続的展縫,なかんずく,第2と第3の革命の連続と深 化とは縁か。以上のように換言するこ■とができる。

 これらを縷説するにあたって,槍好な素樗を礎盤しているものが,本稿でと管あげる碧破縫嚢で ある。罪破鰻蝕は, 2月革命後のまったくあらたな状溌,すなわち薪政治体毒1蓬の点で」,いまや「ニ コライとラスプーチンの羅ロシア」というよ陰は,野ブルジョア的二民主主義的ロシア」を蔚提して いることもあって,《畏主主義と被会主義〉・《馨独資と経済民主主義〉なる今蓉的開題驚の螺緒 た肇えている。

簸  罰破局匪紅おける政治経済学

A  「違目テーゼゴー若干の前提事項

 欝貿奪のロシアにおける第2革命篇2月革命は,周知のように,ブルジョア的ニカデット的ロシ ア(資本主義的地主とブルジョアジー。そのあとに小ブルジ葺アジー)とソビエト・ロシア(ブロ ー〉 現窪,レーニン主義紀ついて,その「再穣討」なるものが声高畢こ主張されているが,それが実費あるものにな  るには,なんと誉っても,「マルクス主義のレーニン醜段懸(#レーニン主義)」たらしめるもの力乳躍資本論著  体系の発露としての蜜帝羅主義講おだという基本線においてこそ深められるべきであろう。摩穣もまた,その一  蟻に連ならんとするものである。レーニン室義の核心とその戒立業麗麗については,爾克己簿資本譲3棒系の発  展としての置市1嚢空談講書」宇佐美誠次鄭・地続『マルクス経済学体系欝善.臆§6隼,有斐懸,ならびに,真木実  彦「資本主義の帝露主義靉靆とレーニン主義」宇佐美誠次藻・纏鐵『新マルクス経済学講座2畢欝72焦有斐鷲  を参鑛。

2) 今蒙的舞題のその今醤的融えんの提起は.池上惇蓼轡家独占資本窯義論争盧.鱒77年,青本書窓を参黙。

(3)

後藤:レーニンの露独資誰と変革の「方陶と形態」

レタ夢アートと農疑との講次的致窮。この内部における小プルエメンシェヴィキならびにエス・エ ルとプ窟レタ夢アートニボリシェヴィキとの対読/との二重権力状態に結果した。「壌得テーゼ」は,

政治権力のツア試フズムからブルジ聾アジーへの移行,その蔭参でのブルジ3ア革命の第i段購か ら,プ窟レタ婆アートと貧農への権力の移行としてのヂ革命の第2段踏への遜渡纒鑛ゴたらんとし て,擾起されたものである。その経済的テーゼは,「三奉柱盆に集約することができる。第葺ま,す べての地主地の没取瓢土地蟹有と土地の廼運を地区の雇農二農罠代表ソどエトにゆだねること,第 2は,すべての銀行をただちに単一の全講的銀行に統合することとこれに対する労欝者代表ソビエ ト統調,第3は,甕接の任務は,徽会主義を《導入〉することではなくて,縫会的生産と生産辮の 分魏に対する労縁者代表ソビエトの統隷こ彩球すぐうつること,である。以上は,全体として,政 治的テーゼたる「全権力をソビエトヘ」に鞍れんされる。さて,このテーゼのなかにある,縫会主 義の《導入》ではなく労鯵者統鰯にいますぐうつることとは何を横縫にし,いかなるものがこれを 鰹史必然にしているのか。そしてまた,先の「遜鍍綱領3なるものは,特殊灘シアの二1重権力だけ のなせるわざなのか.こういつた一連の縫題を本格的に立ち入って講究したもの,それが,塗破局諜 にほかならない鏡。

 撃破愚まは,革命後,半隼が経過した賢シアの政治経済の歴史=異体的な分析からなる。主要に は,以下の三段にわたる。

B 戦争の政治経済学一歴史窯異体的な分線i/

 のっぴきならずせ藪っているロシアの「大震摸な破局と餓餓盛は,ヨシアのブルジ鷺ア的発展の ド上からの遠」の破産(ロシア資本主義は「皿とからの遵」の形態で,第i歩二農奴解放,第2歩瓢 ストルイピン酸華,と2歩前進するも,露盤隼を露鐵として破産にむかう。/の産勃であるが,また 購時に,資本主義の重葬史的な危機段踏における総力戦としての第至次轡界大戦の産物でもある。

 戦争によって,国民経済の新たな纏威替が強力的に遂行された。蟹独資の成立がそれである。私 的資本が軍需という蟹羅めあてに生産を開始し,これを檀常化する。これまでの噛由竃場」めあ ての蓄積とは範蟹壽を異にするッ私的資本のあらたな蓄積軌道が,ここに定置する。私的資本が行う,

この軍需という醗庫めあての生産ならびに納入という形式の販売こそ「紛織的な,合法化された官 金私消ゴであウ,法外な霧灘の源泉に藪かならない。この資奉蓄積のあらたな編成は,これまでの

噛慈競争罵毒場」を,すなわち,徳人のことなどお互いに知らないし,また惣ることもできない

「白露競争瓢毒場」を歴史段罐的には過去のものとする。が,地方で内謡編成においては,この嘘 由競争=霞堤」は,基屡,下部構造として生き続け,したがってまた,小資本・手工業者を璽接に

3〉 この縫題を,特殊構成窟シア資本主義ならびに二重権力に鄭して追求したものに,真木実彦「梅月テーゼォに  おけるレーニンの労縁者続議論とその展翻」ゼ経済善玉24号,ig鱗年8月号,新羅本串飯能がある.地秀,「二つの  遵」議}瓢買主主義華傘毒姦を宇野運i論二段藷嚢愈の見地から野市緩主義論毒#縫合主義革命一般論に解消せんとする  試みに嬉して,レーニンの軍工封観建を手がか蓼に鐵覇し,理唾鴛テーゼ匪は,帝露主義一般ではなく,その矛  暦展溺としての蟹独資との経連において樫握さるべき」と主張したものに.矢吹満男「『二つの道1論と磯錘重  義論謹一レーニンの軍事的皿封建的帝羅主義規定との驚連において  」罰土地離農史学暑第73号,欝騰隼鯵月  がある。末穰は,これらの成業を麟提に.できるだ謬屋、と麗を架すことを選け,量堺史のあらたな帝露主義襲踏  にお酵る民主主義疑)再驚握という論燕を羨滋紅妻零しださんとするもσ)である。

i3童

(4)

蕗  学  論  集 第§7巻第護号

しめころす形式に転{ヒする.縁や憾織的始法化さ縦官金私為という軍事的資本蓄穏よ

生翻蹴嫉積,すなわち緊まで瞭駒雄質そ眺のから言って搬会化された経漁を 内容とする資本主熱私的鮎鮪一帝醗義の直接艇長土と諦よむは識しろ麟主翻私

的所有のギサギサの極駁1こ位置する。まことに,獲独資は危機=戦争へのまぎれもなくブルジョア 的対纏ほかならない.こうして,戦争抄うあらたな危機への櫛とそこ1こ綴る資本蓄積罎

       の   サ体的な分析から,営業の秘密の保持が嚢接に「全人畏に掃立する文字通拳の一にぎりの人聡の特権

と牽耀礁持,購かならぬ託が,韻鍵とにさら醸,営業鰯密の離壽㍉鋤繭とし

ての揚棄以藏紅提起されてくることになる。

       ト ダみウオ 

 それだけで縁ない。第i次大戦が文字通参の総力戦であることによって馨独資は,生産,流通,

分醗,消費という再生産の諸過程にわたって,総動員体翻を至上命令たらしめる。全般的労働義務 鱗,往戻の強擬的な懸体への統合等が,それである。むろん,この統鱗と統合は,騒独資が戦争へ のブルジ3ア的対癒であるかぎ拳「銀行家と資本家にとっては楽懸」であ窮そσ)蝿極を購成する

労鵬濃獣とっては,嘘輸鍛ま燃麟轍編隊期{醜の風ない・肚翻藤

織と基本対蜘から,謙紛r方醗形籟が,全問題が「だ勧塘遊」ということに儲す

る形で,あらためて提起されてくることになる。以上の諸論点を,以下,讐シアに鄭していま少し 追求してみよう。

C 2月革命鷲ブルジョア的統麟の政治経済学一歴史=異棒的な分析(2/

 ロシア資本主義のブルジョア的発展においては,かの鐙盤紀末の大不溌に端を発する農業霧題が,

最大の全国甕的課題となっていた。いま,先の大不溌を趨点とする資本主義の帝匿主義段階への移 行という量興史的な編成替が醸成した諸矛疇の総懸としての帝醤主義轡1罪戦争と霞シア2月革命と いうあらたな状溌のもとで,農業問題は,「大綬模な破局と饑餓」としてあらたに展饑し,この「大 綬模な破局と饑餓藁にいかにしてうちかつか,これを,あらたな全睡渓的課題として提起する。異 体的には,「大観模な破局と畿餓盛に「うちかつ方法二方策」としての「統潔1・監督・記鞍」である。

むろん,焦罎の課題は,「統舗・監督・記鞍」という蟹独資形態そのものにあるわけではない。基本 薄1流は.前項でみたように,営業の懿徳,これに手をつけるか,否かにある。ここから,統麹の二 様の形態が,規定されてくる。

 2簿革命後のブルジョア的ロシアにおいて,銀行家と資本家とが統譲をサボタージュし,これを ぶちこわしているのは,民主業報翻の国家形態に適合的である。資本家たち1よ目先では統舗の必 要1ま認めばするが,実際には営業の秘密には手をふれさせず,統麟のまねごとをし,あらゆる実務 的な措置をひきのばしたr灘魏塘療的統瓢(二嘆賞毒こ複雑な,かさばった官濠的な役1こ立た な麟統舗機縣」〉をつくるだけである。これは,君主麟から買主共和鱗と籍うあらたな騒家形態にか わっても,資本主義的搾取の内容は少しもかわらぬことを資本家たちはよく知って籍るからであ駄 縁よ箏も,民主業報鰯こそ,資本主義的搾取の一般的墓繕をなす商轟生産形態に適合的だからであ

る。

 それだけではない。2月華余後のブルジ3ア的ロシアでは,住畏の統合をおそれ,これを故意に 凝撮していたかつてのツアー婆ズム鋳代とは大いに異なって,各種の住民緩織の麟設を勧長し蟹家

(5)

後藤:レーニンの麟独資論と愛糞の「方病と形態」

の監督のもとに往畏を統合する。さらに「交戦羅家ゴたる露独資として,醗疑経済の総嚢員体譲が,

これを一般化する。資牽家と国家とのいわば「上からのゴイニシアチブでの統霧の「方向と形態」

であるかぎ拳,統鰯と各種の往戻綴織は,これ,ことごとく官1寮機構となって従来の露家機構の麗 大化に帰結せざるをえない。すなわち,続編のその反対梅への転化.「官金私消ゴというトンネル機 構への転化,したがってまた,国家による往戻の分懸的続合である。合法的サボタージュとは,こ の謂にほかならな輪。ここで,資本蓄積と瞬時進行する不噺の霞家=富濠機檎形成とも言うべき,

それ自体としては,「下からのゴ住蔑緩織を発生根擁にしつつ,それがたえず富濠機講に転化すると いゲ社会のなかからでて,桂会の上にそびえたつ」,この生きた法鐸彗性,これを銘記すべきである。

統麟のもうひとつの「方向と形態」については,項をあらためることにしよう。

D 活整σ)政治経済学  歴史瓢異体的な分析/3/

       の   ロ   ゆ   ゆ

 ここでのヂ統麟の鍵」二「急所]は,いまやその保持がε全人罠に蝿立する文字どお穆の一にぎ りの人間の特権と鵜潤の保持」を体現することになった営業の秘密,この営業の秘密の廃艦である。

以下,ヂ下からのゴ統舗の諸環と諸形態をみていく.

 まず第聾ま,帝羅主義段繕の主体たる金融資率,よ箏異体的には,いまや「資本主義的蟹艮経済 の全体の主要な糠経簸をなしている]銀行,この銀行の蟹有化である。「資本主義的流通の中心,主 軸,基毒機購」を統翻することによってのみ,慧先だけではなく,実鰹に,重要物資の生産と分醗

      ゆ   る   さ   ヨ   ル   ゆ   ウ

1こ耕する統麟が菅尾よく遂行できる。その譲霞は,「簿記の統合だ1ナ」であって,その摂無手臨交 翫人と職員で ある。

 第2は,シンジケートの蟹有である。資奉盆義のあらたな帝蟹主義段踏にあって1ま,かつての競 争を主とする構互蟹存関係とは異な撃,生産の集積・集中を技術的基礎とするヂ経済のさまざまな 部門のもっとも密接な結びつきと撫互依存3(二「生産の鮭会化3/が菰く深く確立し,資奉主義的 私的所有の矛綾が,いまやだれの腹にも瞬らかとな参,しかもそ蕊が「さしせまる破縁」を畢め強 めているからである。この統翻の韻§は,官濠や資本家たちではなく,労欝考や職員が自主的にイ ニシアチブを発揮することである。

 第3は,強調的な懸体への統合である。露独資そのものが,たとえば商工業灘捧の強鰯的な統合 をすでに行っているからであ診,分数している企業を一つのシンジケート1こ統合することから生ず る籔約が巨大なものだからである。その醸欝は,醗禽麗係をすこしもかえるものではないことにあ る。換書すれば,毯体化のための技術的罵文化的な手段と勢力がすでに現存している大企業,この 大企業の真実の掃い手たる労鱒者と職員の支持と参撫と縫心に依擁し,彼らに漂料の購入・製暴の

      ウ   リ   サ   さ   ゆ   さ   ぜ   ゆ        の   の

販売・資金・労働の「簾約のため1こ業務を統合強し,厳格で詳綴な報告麟を確立するよう呼びかけ ることにある。

 第壌は,全般的労働義務麟である嬉。労鱗者や小生産者はそもそも簿らかざるをえないわけであ り,現紀籍軍事的苦役」の形態で労臠しているのであるから,ここでの腹蟹は,労欝の成果を独占 し駈有特権に安住している所有者瓢資本家たちに労働義務を課し,鍍らの収入と支鐵を点験し,そ

遵}レーニンの全繍労鍵義灘論,とく纏独資識膿連毒こついては,毒縣儲縢本羅主義下の労離策幽・

 欝簿隼,馨茶の水書募,ならびに,梅沢与一ゼ蟹家麹占資本主義と歓会政策あ臆聡隼・未来縫を参黙。

i33一

(6)

商  学  論  集 第57巻第珪号 の資料を公表することにある.すなわち囑らかざるもの食うべからず」の原麹を断有煮たちに強 調することである。その地ならしこそ,資本家たちの瞬;萄考落権に安住した営利活動二宮金私消窯 法外な琴彗潤を,事実をもって暴露することである。2還から臆羅にかけて,レーニンがく警返しく

      さ   か   ウ   る   ず   ゆ   ぐ   も      ご   ゆ   ウ   ね   ロ   ロ   ゆ   ゆ   ヰ   ヨ   ヨ   づ

ウ返し強讒したテーゼこそ「社会主義の導入か?それとも官金私消の暴露か?ゴであった。これに よって,資本家の官金私消ならびに所得の隠匿による蟹家の財政破綻もまた解決さ蕊ていく。

 以上のように「さしせまる駿馬」からの活露1ま,賞金私消の暴露によって営業の秘密に手をつけ,

これをテコに,社会的生産と流遜を直接生産者による統鰯へとひきあげることによってのみ,窮穆 ひらかれる。あの「簿らかざるもの食うべからず」という周知の労簿緬魑論の亀機工変革難への生

きた遜驚二麗麗こそ,その媒介項をなす。「懸纏論イジリ」ではなく,歴史認識工変革の「生きた懸

{葵論5㌧がここ吾こある。

灘 総捲一民主主義の再掘握

 これまで,主として2月革命後,半隼が経遷したロシアの歴史二異体的な分新をみてきた。ここ では,以上の分析を三段にわたって総懸してみよう。

A鎗雛紀の買主主義

いままでみてきたように,全蟹戻的課題としての「統麟・監督・記緩3をめぐる基本対競は,反嚢 的鷲宮覆的統舗か,それとも社会の多数をなす労働者と農罠が灘主的な団捧を統合することによっ て資本家たちや官籐をほんとうに統鱗する革命的蔑主主義的統舗か,にある。統舗をめぐる階級縫 争の現実態においては,2肩革命によって権力を掌握したブルジョア政癒は,労簿者や農民等の甕

   イニシアチブ

主主義的麟意諸形態をことごとくその反穀物範,つま蓉は灰勇的=官鐙釣競麟にたえず転化してい る。だからこそ,全開題の核心は,資本主義的私的所有の特権二営業の秘密を廃生し,綾らをほん とうに統製すべく,民主主義諏が実鰹に革命的にならなければならぬ,という点にある。ブルジョ ア民主主義国家におけるブルジョア的統麟たる反動的二曹優的統舗を,その反鰐物へ転乾させるべ

5) 鑓遜義彦鞍本資牽主義の思懇懇匪,鯵67年,轡波書店,参照。ちなみに,瞬嘉の次の擢摘もまた,レーニン薫  義のある核心を鋭くついている。「遜渡的な社会主義というのも考えられているようですが,蓄資本讒訴こおいて,

 資本薫義と薄鷺して罎かれているのは共産主義のヴィジョンです。ところが,ドイツ縫会疑主党の蕉統滋麟選論  では.縫会主義烹共産主義のヴィジョンから資本主義の諸運勢を操馨し.ひっぱるという要素がうすくなって,

 登襲の行きつくところ不再遊的1こ縫合主義を盗むものとしての,資本主義の連繋法奚琴によ彗かかるという客観主  義的・経済薫義的な理解が罫空想よ1ラ科学へ善の転塞の麗譲的な本質として受1ナ入れられた。ところで,レ一二  ンでは,置シア資本主義という異体醜な琶会のなかで.封建舗から資本主義が発展する鍵史麟必然をみてと離な  がら,それを祇会主義の実幾という,よ○大きな必然の琢う垂こ操作する。社会主義のほうから資本主義の法鍵を  操舞し,ひきよせるという方麹が採られている。つま讐,空想的縫合主義から科学的後会主義への転鐸曇意味が  一方では,撫端に聳えば資本主義の運動法難にもたれかかるというかたちで,飽方で1ま,資本主義の運動法則を  操{乍して社会主義にひきよせるというかたちであらわれた。レーニンの場合,あくまでもヨシアという異弊的な  後会に簾して社会主義のヴィジョンを作り,操樺工葦命のヴィジョンを移ったわ1ナで,社会主義が史一とはじめて  実現した.この場合.むろん共産主義社会という遠大なヴィジョンがある曇れども,その遠大なヴィジョンはさ  しあたって必然的な羅選点としての娃会主義縫合というヴィジョンのなかに具捧匙されている。そこがレーニン  のえらいところだと思います。」/霧馨縫揚婁,7尋〜7蕎ページ。強請鐘著者のもの/。

(7)

後 藤:レーニンの馨独資論と変革の「方海と形態」

く,ここ紅,あらたに革命的買主主義繋家が要請されることになる。ロシアの歴愛二具体における 革命的民主主義蟹家とは,労勝者・兵士・農畏代表ソビエト,すなわち,社会のなかからでて縫会 の上にそびえたった往星縫織の転化形態たる官僚機購と常備軍を,ふたたび桂会の内部に返してい く方鶴をもった「羅家の死滅形態」としての欝シアの「簿大な麟意」.である。このソビエトが実鰹 に社会総捧の全権力を掌握することである。

 以上の蘇絡をよ参一一般的に定式化すれば,先に{聾及した聡知の命題となる。

  「問題は,けっきょく,ブルジョアジーの支醗縁真1こ葦命的な,真の民主主義とはあいいれな  いものだ,ということに帰着する。2§毯1紀1こは,資本主義蟹では,縫会主義1こむかってすすむこ  とをおそれては,革命的長生主義者であることはできない」腫全集嘩⑳,383ページ〉。

 では,革命的民主主義蟹家が社会主義にむかわざるをえないのは,なに鋤えか。あるいは,逆に,

琶会主義にむかうのに,革命的渓主主義霞家なる「遜濃鞘」が不薄避となる5)は,なにゆえか。そ れ.は,ほかでもない,こうである。よ箏…・殻的には,臆轡1紀の量弊史のあらたな段購たる穣占資本 主義罵帝露主義が,技術的には生産の集積と大燧模に縫会化された経済で縫会主義の麹質的準備を 形成しながらも,資本主義的私的所有の様式を依然としてその外笈とし,そのことがかえって,独 毒駕「支翫と強鰹」の関係と全佐貫の科害との矛麟を激化させ,つ秘には,矛暦の解決として,そ の外皮をとり払って社会主義へむかうことを不可避とするからであむ,地方でまた,強姦資本主義 は,「純粋独占」からだけ購成されることはけっしてなく,資本主義の一・般約諾薦提二「苦い資本主 義」という広大な墓曙の上に購成されてお暑3,この構成こそが,その揚棄のさい,「古い資本主義」

の穰題,つまウは,ゼ墓i縷の露鐵」としての,ある「遍濃:莫彗」を必要とするからである。さらに, こ うした一般的なことを,歴史驚異捧的に騒程にのせ,あらたな現実的な生きた課題として提起した ものこそ,帝蟹主義の諸矛暦の総落としての帝蟹主義世界戦争であ箏,この戦争がまたあらたに産 み落した独占資本主義の蟹家独占資本主義への転化である。騰鍵紀の帝国主義1ま,戦争と醒独資を 媒介に,人類愛を社会主義に「ピッタ乳と近づけたのである。

 なお,ここで,こうした「遍渡鞘」をほかならぬ畏主主義の再鐙握の開題として提起せしめたも のが,肇独資における基本対航,すなわち「歓会主義のための完全な物質的準備」の基礎上での,

しかも,ブルジ3ア買主主義の基礎上での,統舗をめぐる「方向と形態」であることは,あらため て強調されねばならない。二月革命後のブルジョア的罵民主主義的窪シアならぬ,軍事的罵半封建 的翼本資本主義においては,しばしば,統舗自体が,蓬独資形態自体がその基本対抗を抜いたまま で,変革への遜酪として強調されもするからであ参,地方で,民主主義の問題もまた,統舗をめぐ るヂ方向と形態」において楚握されることなく,致治的力関係においてのみ強調された箏,ブルジ ョア買主主義がそれ察体として美化されもするからである。

B 革命的良主主義蟹家と経済の故造霊再生

 全麟長的課題としての統舗を現実1こ藏程にのぼらせてたものは,戦争であった。したがって,後 来の霞シア資本主義の変革の「方海と形態]も,ここで,戦争との翼達において,あらたな癒護づ

けをえることになる。すなわち,破局との疑争,さら1こ戦争との霧争(瓢戻主主義的戦争〉とのか かわりである。

一欝5一

(8)

薦  学  論  集 第邸巻第珪号  上達の破局との露争における統麟の紅下からの」「方向と形態」は,そのまま,…曇の軍事力二経 済力をきわめて強くするものである。銀行とシンジケートの国有しか参。全般的労騰義務麟もまた

しかむ。これらはすべて労働の莫大な簾約,往戻の大多数の状態の改善を意嫁するからである。ま してや,ブルジ葺ア的窟シアの経済構成の基懸は,いまだ「ニコライとラスプーチンの醗窟シア」

たる地主的な土地所有が存続したままであってみれば,この地量的土地所有の革命的廃絶こそは,

あらたな経済権成窯生産力段購への巨大にして決定的な…歩となる。農罠が土地を持ち,銀行が露 奮化されれば,経済はすつか参改造されて,破産し籏壊しつつある窪シア社会は,いまでは,「経済

の   サ   ワ

的にも先進諸蟹に追騒つき,さら1こ追いこすゴものとな撃,纏の近代帝露主義粥強よ彗,高度な経 済構成二生産力段踏として再生していくものとなる。

 かくて,従来の誓シア資本主義の変革のド方購と形態盛,つま鱗ゴブルジョアニ渓主主義革命の 下からの道盛は,駿馬と戦争との縫争形態にお碁て,革命的民主主義羅家と経済の改造二再生とし て,再驚握される。したがって,また,縫来の「蔑長転化i論」としての「遷続革命論」も,ブルジ

壼ア革命二2層革命から革命的蔑主主義錘家へ,という革命の織趨的過程として,再甕握される。

2得革命の,あらたな「再麗」,徹底としての欝月革命へ。

 以.tのことを,レーニン套身,ブルジョア革命の徹底した形態の範攣1たるフランス革命に比定し つつ,フランス革命の欝轡1紀蔽として,こう位置づけるのである。

  ヂフランスの鱗は,われわれに,一つのことを,ただ一つのことを物認っている。それは,ロ  シアを国防力のある蟹にするには,また譲シアでも大衆的英雄績神のぎ蕎跡護を達成するにはッ  罪ジャコバンふうの書容赦なさで,すべての苦いものを一掃し,ロシアを経済的に革新し再生さ  せなければならない,ということである。だが,2容量紀には,ツァーサズムを一掃するだけでは,

 それをなしとげることはできない(稔き卑まえのフランスは,それだけにとどめなかった/。地主  的土地所脊を革命的に廃虻するだけでは(われわれは,それさえもやっていない。なぜなら,エ  ス・エルとメンシェヴィキが農髭を裏隣ったから!/,土地を農裟にわたすだけでは,それをなし

      ヨ    リ    の    る    る    ゆ    ザ    ぐ    ヨ    ゆ    ゆ

 とげることはできない。なぜなら,われわれは,2馨量紀に生きてお参,銀行1こたいする支醍を伴  わない土地にたいする支醗は,人民の生活に再生と革新をもたらすことはできな魏からである」

 (穿全集雲⑳,389ページ。/

C 生きた異体的な一般としての《社会革命と餐主主義》

      ら ラ

 最後に,この「戦争と革命」の危機的な事態のさなか執筆された噛家と革命遍の次の一廉をも って,本稿の総抵にかえることにする。漉の(5/紅おいて蕩及されている,かの「もたれかか塗理論 と操樺蓬論,したがってまた,「欺北のドイツ革命と勝稀のロシア革命」を念頭に,とくと吟味さ れたい。あの香盤罪をゆるがした十霞闘盤へと結実するレーニンの遅論的=実践的営為が,鎗世紀 の,このわれわれの誌代をいまなおゆるがし続ける,その聯えんが,諒解されもしよう.

6/ ここで,この著作が,韓よりも実践的な課題を握って執筆されたことにより,「かえって『共産主義の発露盤と  いう霧題に罪してのもっとも成熟した,しかも療理的な考え方が承されている」として,運講的に本婚約な験謎  を試みた,訟井秀覆ヂいわ挙るゼ遜渡難σ)露家野こついて  魑家と革命藷第5章への覚え書  ゴ『商学譲葉誰  第戯号第7号,鯵窪無が参黙されよう。

(9)

後 藤:レーニンの遜穣資論と変革の「方織と形態」

 「畏主主義を徹底的に発展させること,このような発展の諺形態を探弩だすこと,これらの形

  る   ご   ロ   ヨ   ほ   タ

態を実践によって点験すること等々,すべてこうしたことは,縫会革命のために霧争するという 任務を構成するものの一つである。一一つ一つをとれば,どのような良主主義も歓会主義をもたら すものではない。だが,実生活では,買主主義は,けっして匿一つ一つとられる藷ものでなく,

       ヨ   か

地のものとゼいっしょにとられる』,それは経済にたいしてもその影響をおよぼし,経済の改革を 健すとともに,経済的発展の影響をうける,等々。これが生きた歴史の弁証法である」ぴ全集誰

⑳,磐§ページ./

/{寸詠

 本稿は,もともと淺上津編灘窪窪済買主烹義善の全弊構想のなかで執筆されたものである。筆者の分逡は,以下 の購鰻iのなかのレーニンの項である。

 第至藻 蟹家独姦資奉主義と経済観望主義       鶴〕

 第2認経済長生主義講の懸想麟系譜   亜 革命的幾主主義者

   i. 賞パート・オーエン及び着手の議史    2.ウェツブ夫妻とG・亙〉・蘇・コール   猛 民主主義の鍛籔と経済民需主義    i.K申マノレクス昔F・エンゲノレス    2.V・至・レーニン

   3.先進霞革命論の諸系譜   縢 被会見主主義者と経済星空主義    至幸 オース ト リア景マノレクス主義

   2.盆・ヒルフアディング    3. F・ナフタリ

   填.登・ブラウダーとアメ亨力の懇懇   亜V 経済蔑主主義とブルジョア改良主義    i.ニュー・ディールと経済民主主義    2、産軍複合体譲幾覇

   3.暴本の経済買主主義懇懇  簗3灘 経済暴主主義と諸鐵級     /麹

 第蓬藩 経済畏主主義と霞燦絶無     酪}

一玉97§年欝薄墨i§成稿  簿齢駕i湾圭2蕪補筆一

一i37一

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