全域欝難試験紙を篤いた酸・塩蒸の滴定慈線の作成 玉
全域pH試験紙を用いた酸・塩基の滴定曲線の作成
長谷部 千 葉
ぬ
予（麹遷建学）
茂（地域科学〉
砂子蟹 就 夫（教育学編学生）
佐久間 紀 子（教欝学部学生）
佐藤仁…（教書学薬学盤〉
長 尾 幸 麟（教育学講学生〉
安 墨 薩 子（教育学部学生〉
はじめに
酸と塩基の反感は，中学校の運科・高等学校の 化学において必ずと蓼あげられる蓬科教韓の一つ であるeそれは，§然鼻におこる化学反応を広い 意味での酸・塩基の申秘反感とみなすことができ
るからである。普遍の意華表での酸と塩基の中稲反 感は｝f濃度によって反応遍程を簡単にモニター できる数少ない化学反応の一つでもあることから 化学教育の中では欠くことができない。この中和 反癒の終点を簸る手段として我々は．メチルオレ ンジやフェノールフタレン等の指示薬をもちいて いる。しかし，中憩反応の終点すなわち酸と塩基 の薬量点においてその綾性が中性（β登算7．§）であ る場合は，強酸と強塩基の反応の時だけである。
それ以外の時，その等量点での綾性は酸性かアル カ移性になっている。この事実を矯馨，酸・塩基 反応の中秘を正しく理解するために，酸・塩基反 臨の際の爵値の変建をグラフにした確定麟線を 作成する教材が理工系大学での化学実験にとりい れられている。（L2識 この実験にはふつう登R メーターか変色蟻の異なるいくつかのβ餐試験紙 を矯いる。酵玉試験紙を篤いる場合は，定性的に 理解をする場合であ鯵定量的に精農良く遅解する のには，適雅な方法とは考えられていなかった。
費R試験紙を繙いた教紡で鋤較的精巧な講定藤線 の作成の穀告は，滋弁繊の緩寧歳科大学におけ る化学の学生実験での試み一等星点を知るための 適髭茎｝慧試験紙の還解一の中にあるが，この中で 彼は変色域の異なる訳出の登鷺試験紙を耀いてい
る。大学での建学実験において，高儀な灘定機器 を繕いて精度良く実験を行うことは重要である が，高等学校の髭学，中学校の理科の授業のなか では，灘定機器を髄わずに危険性がなければ我々 の五感を縫って化学現象を建解するのが大窮では ないかと考える。これには，授．聴，曝，昧，そ
して触があるけれども実験紅おいては特に擁，つ まむ目で見ることが重要である。そこで義々は，
安慰に毒販されている全領域舜試験紙（一つの試 験紙で輝｛魑によって変色した色が異なむその変 化した色から継翌纏を決定することができる。）を 耀いて，滴定麟線を鐸成し．定量的に適切なもの かその儒頼牲を調べた。
実
験
試薬及び装置
試薬は市販の一綴品を繕》．一儀の強酸．弱酸 として餐C麺乗出工業）と（）鷺3C（）研双秘光純薬工 業）を，三懸の酸として茎㌔芝｝（）4（鞍光縄薬工業）を
と鯵，それぞれ約奪．i憩。壷屋水瀉綾を準備した。
またこれらの酸試薬を滴定するアルがフの繧準試 薬として約§、i盤。豊擢の翼aO｝薮乗出工業〉を作製
した。緯｛試験紙には全域擁｛試験紙§一錘（東洋濾 紙株式会社〉を聡いた。この全域露試験紙には，
β縫纏一§，2，珪．§，§，了，8，§，欝，i2，董を と試験紙の色の変位の表が添替されておむ，緯玉 髄がを欝の籟醗は，読みの績血β．5で，またそれ 以外では±麦の精度でだれにでも読みとることが できる。また，万能縫至試験紙i一難（東洋濾紙株式 会社〉も蠕いた。この場合は，睡｛魑がi一登の範麗 が全てi藥みとなっているので，添鍾されている 試験紙の色の変乾の表より．読みの纏±§、§の精 度で読みとることができる。ガラス電極夢鷺メー ターはR璽一憩S（東亜電波工業株式会社〉で，βR 校歪矯フタル酸塩董｝葺標準渡胎暮鐘．礎（2§℃憶と中 盤婆ン酸塩茎｝欝標準蔽｛診縫§．麗（2§℃）｝の二標準綾 を驚いた二点較蓬を行った。
実験操作
実験を膏なうにあたって，夢H試験紙について 懸人懸人の色麟のばらつきを講べた。これは，適 当な濃度の酸・塩基試薬をつくりそれを懸人懸人 でガラス棒を驚いて鯵憂試験紙にとり，添付され
2 擾島大学教馨実践醗究紀要第2§号
ている灘表の色と見比べてiノ欝まで誤鑓をよみ とることである。
濤定の手顯は．以下のように行った。酸試薬の 2尋、§盤老をホールピペットでとりこれに國転子を 入れマグネチックスターラーの上に設置する。約 3§秒ほど懇転させてからkめ，この状態で先を約 i．5搬搬ほどにほそくしたガラス捧を購いてこの 綾を少しとむ（この量は2曇．§盤乏に対して無梶で き，試験紙の色を識霧するのに十分な量であるこ とを確認した恥琵試験紙につけて舜｛燵を読みと る（この際，灘試験紙に蔽をつけてから珪〜5秒 以内で読みとらないと，試験紙の色が変箆し歪確 な鑓が得られなくなるので，この暗闇轟轟こ読みと るよう努力した）。続いてビュレットの目盛蓼 と．緯｛メーターの纏を読みとりそれぞれノート に記録した。 ビュレットからN＆0琶水溶綾約護 照ぞを譲安に滴下し，その都度蒲遽した操作を繰
り返した。ただし，当量点付近で1認．2盤乏の滴下 で大きく邉H纏が変化するので，このことを考癒 して旛下を行った（このとき，p翼メーターの纏を さきに読みとると夢鷲試験紙での読みに影響する のでこの顯序を間違わないように十分に気をつけ た）。講，この実験を行なう薦に各滴定のおおよ その当量点を求めるための予騰実験もおこなっ
たむ
結果と考察
ここで青い舜｛試験紙と新しい緯｛試験紙の違い も調べてみた。我々が識撰した瞬鑓と曄メー ターでの読みを表i，2，3に示す、古い全域緯墨 試験紙を難いた場合は爵メーターの纏に鰐して
±2ほどの差が晃られたが，新しい全域夢登試験 紙を驚いた場合にはそれが±i以内になった。ま た，万能緯諸式験紙では±iぐらいの誤差がみら れた。全域雛｛試験紙の古いものと新しいものと を匙較したところ古い讃試験紙は変色してお
り，舜が低い場合には鐸メーターの簸と曄試 験紙の読みとの差が小さく，逆に，高いときには 大きくなる嬢霧があった。一方．新しいものでは 賦｛が低いときに差が大きいが全鯵的にはある程 度夢暮メーターの値と誤差の範雛内で一致した。
さらに万能嬰慧試験紙を購いた場合では，全域欝鷺 試験紙と箆べ変色が見やすく我々が読みとった嬉 のばらつきも少なかった。
緯鱗年鶴舞
夢縫 砂子醗 佐久縫 猛 藤 ｝
ｷ鱗安蟹
玉、2§ i．春 亜．3 i、玉 レ
ﾚiL2
i．5§ 2．3 至．§ 董．7 2湾 l L8
2．36 3．8 3．8 3．容 4、2 ・ 3、毒
3．蔦 尋．2 4．8 §．2 1猫i鑑8
7．鱗 9．i 了．8 7．8
了、81き．む ｝
警．4§ §．5 9．玉 8．逢 …
W．毒 1 き、3
i茎．蔚 9．2 8．§ §、2
鼠2』撮 …
藁2．総 圭3．3 茎3．暮 i3．マ 量
、8 艮．§
表潅 言い全域闘試験紙を震いた場台
黄蓮 建久鰻 銭 藤 安 獲 砂子露
玉．圭2 玉．玉1 辮 重．2 §．8
i．§6 L曇 、 甑8 i i．4 圭．韓
2．総 ｝ﾊ、マ i i．琶 2．3 3．春
3．雛 3．違 ， 3．茎 i 3．軽 蓬．2
5．§4 ｝
ｸ．8 違．8 5．3 5．i
了．堺 7．§ 1 了、§ ｝ 8．春 了．3
欝．5§ 騒．§ 9．了 9．7 i玉．諺
茎i．蓬2
欝旨乞8
ii．毒 簸．導ii．6童 簸4 一 捻毒 茎2、5 i3．馨
表2 新しい全域嚢舞試験紙を醜いた場合
βR 観久懸 観 藤 i 安 醗 砂子醗
i、i2 i．3
欝i
i、2 i．i董．弱 1．2 ヨ
堰D4 董．萎 2．嚢
2、6§ 2．8 2．玉 2．5 2．8
3．マま 2．§ 2．§ 2．9 達．§
5．鑓 5．6 さ．媛 蓉．了 5§
7．毒マ 7．3 ？．8 8．§ 7．5
欝、5§ 8．進 §．2 8．8 瞼彗
星i．逢2 玉垂．§ 1董．韓 欝．8 重i．暮
1i．§i 圭i．警 蓑、§ ii．§ 1i．春
蓑3 新しい万能雛試験紙（輩一鶴を購いた場合
全域緯至試験紙を絹いた酸・塩基の濾建麟線の作成 3
鰯人が色を講駕するときのばらつきについて考 えると，餐によ鯵全野が購鱗獲海を示す時と，人 によって違いが大きく轟るときがあった。試験紙 の色は，全域夢蕪試験紙では舜｛の低いほうから赤
→黄ゆ緑→藍色と変乾していくが，この色の部分 額分によって懸人による輝定の違いがみられた。
さらに誘｛が低いときと轟いときでは試験紙に添 付されている色の比較表が2劾みであるので読み 取りが難しい。このような全域緯至試験紙と箆べ，
万能郵試験紙は色の変化が核llみであり，色の 変化の表の値の差が萌確であるため，読み取り易 い。これらをふまえて強酸一強塩基の滴定を行 なった結果を以下の籔に示す。
4 2蓄警
8蓄
無
64
季平︸−千⁝喜−毒 2§ 騰 腿 譲下量／恥惹
園藩一↑ 銭Ci麟aO終の溝建麟織 （古い全域鐸馨試験紙〉
．二駐い全域茎｝擁護験紙の読みの｛嚢． X：夢鷺メーターの灘定髄 点線縁，蝉至メーターによ箏得た鎮を霧も｝て舞威した滴定齢線 実線は，蘇｝全竣蝉董試験紙を構いて得た髄に誤差を考縷して聾寂
した灘建叢叢
嗜
多
t2
影
毒
血
〆
〆 孝薯r
籍下量／醜
睡／
121
鎗
婁
α
馨
・ぎ2 購
韓2量 羅／ 鵬 ぜ 3
．下
糠．暮
鎚
醒蓄一2 鍵C困頓0終の滴建由縁
（餐豪しい全量或β卜鰭弍験紙〉
○＝新し藁全域難錘譲験紙の読みの纏， K：罫憂｛メーターの讃彗建歯壼 点線は，雌メーターによ馨得た髄を絹いて舞威した纒建藤織 実綴縁，新し籍全鐵擁壁試験紙を電いて得た纏に誤差を考癒して礁 威した漉建霞線
籔葉一3 結綴鰻登0経の蕎建麟繰
（新しい万能事跨轄弍験紙〉
⊃二繕し墾寿熊蝉墨試験蟹轟謹み紗綾，×1夢登メーターみ灘建縫 点線は．き｝慕メーターによむ得た纏を羅墾て舞戯した漉建麟譲 実線は，寂しい厚籠球玉該験緩を濯いて得た韓紅誤差を考癒して馨 戯した擁建醸繰
この場合，いずれの瞬試験紙を購いても大き な変化は屍られず，表i，2，3に示す色の識鷲差 の表のような傾両が表れた。また，定量的にみ て，この傾向を考癒に入れなくともこの滴定では 誤差の範雛内でかなり毘確な結果が得られた。
また，弱酸一強塩基の滴定の結果を以下の渓に 示す。
1彗
譲
︷き§尋2
チ
一〆︑ ア
暮
懲 2彗 3§
藤下羅／醗互
趨
籔2一I C残COG繕鰻aO翼の漉建麟線
（古い全域郷試験紙〉
○：書籍全竣誕至譲験紙の読みの鑓．X贋蕪メーターの灘建髄 点線縁．芦難メーターによ磐得た麺；を霧診て難…威した滴建藏線 実線捻，叢籍全賊麟玉試験紙を講継て醤た纏に誤差を考藤して撫威
した縫定藤織
蓬 纏島大学教蕎実践蘇究紀要第騰号
糞
12 多陰／
蝋
ユ を鮭
1 ， 妊 ！ 影−
2
『ア
彗 護董 〜暮 3§ 4｛茎
滴下量／鵬乏
園2−2 C軽輩COO鯵韓aO縫の濤建曲線 （慰しい全載出試験紙）
○：新し㍗全蟻癖蓄該験紙の謹みの簸．x＝蝉董メーターの灘定蟻 点線縁，睡｛メーターによむ得た蓮を撰継て舞議した講定藤織 実線誌，新し墾全壊鍾董銭験紙を離籍て欝た魑に誤差を考癒して舞 威した漉建鹸綴
蓋
騰墨
12
鐙
瀦1下難／説
駿2−3 C鴇CO併｛幽晦（期の濤建麟線 （寂しい万能静観試験紙）
○：籍しい万能夢｝至試験紙の読みの纏，x：麟メーターむ灘定擁 点線馨，藤壷メーターによ穆得た鍵を薦墾て馨滅した癖建麟線 実籔慧，新しい万能費難試験紙を璽継て得た緯に誤差を考癒して馨 議した壕建懸線
新しい全域緯至試験紙と万能墾疑試験紙を繕いて 作成したグラフは，表i，2，3に示す色の織機差 の表と講じ領海を示した。すなわち，強酸一強塩 基の結果と鋤較すると，茎｝難メーターの鑓との差 は大きくなるので定量的議論には不薄きである。
一方．古い全域夢簸試験緩を購いた場合はグラフ 全体的にかなりばらつきがあり，特に当量点慰近 での爵メーターの纏との差がかなむあったので
このデータは震矯できない。
また，三儀の酸一強塩基の滴定の結果は次のよ うになった。ここでは，弱酸一強塩基の結果よ
欝蟹年讐簿
り，古い全域嚢鷺試験紙を繕いた時の滴定麟線は 信驚できないので，籍しい全域夢建試験紙と万能 霞鷺試験紙の結果のみを示す。
t尋
鐙 絶
9
鳳
竈
埠
2
一−
1
／
♀
昼 組 2警 3羅 総 5§
漉下量／醜
図3一書戦船ビ舞80穀の滴建麟線
（新し毒、全美或蓼｝馨試験紙）
二疑し難全壊舜試験紙の轟みの擁，X l舜メータ｛〉灘建縫 煮線は，露量メーターによむ羅た魑を難いて舞議した癬建麟線 実線は，新しい全誠費費試験紙を羅継て樽た纏に誤差を考癒して舞 戚もた漉建饒線
血
盤
錯／2暫
§ 驚 2警 3彗 趨 騰
滴下量／醗葦
翻3−2 瞬調0、贋aO銭の滴建曲線 （新しい全繊弱試験紙〉
O l癒しい万能露玉試験紙の読みの纏，×：夢登メーターみ灘定殖 点線鰭，茎｝薮メーターによ蓼簿た髄を霧箱て馨賊した適建羨線 実線は，籍しい万能澱談験紙を矯墾て得た魑に誤差を考薩して馨 威した滴建麟線
新しい全域鐘｛試験紙とガ能登蔓試験紙を驚いた ときは，誤差を考癒すれば，濤定藤織を作成する ことは可能であることが瞬かとなった。
以上のように，申秘滴定において全域講試験 紙を購いて夢翼を灘窪し滴定懸線を作成すると，
瞬メーターを驚いた場合より誤差は大きくなる が，グラフの機影をとらえること，また，このグ ラフを購いて当量点を求める事は再縫である。
全壊欝9試験紙を矯いた酸・塩基の講建麟線の作成 5
強酸一強塩基の滴定においては当量煮付透で滴 下量に録し嚢｝殖の変化が大きく器量点における 擁｛鑓が7であることが分かっているので，グラ
フより簡単に当量点を得ることが鐡来る。しか し，これ以外の旛定では当量点付近での緯｛纏の 変化が小さく当量点の撞至が未知なので滴定麟線 から当量点を簿ることは容易ではない。そこで，
このような時には籔分懸線を侮戯し，鍛分藤織 継継卸6V）の頂点から当量点を決定する。
ここで酵至試験紙を購輪た場合でもこの微分懸 線の偉威が可能かどうかを講べてみた。作成した 微分藤線を籔4，5に承す。
黙
≧2§
職
℃ 爲
3鮭
董§
5
︷
ず1
5毒3事書
2
産
○轟轟
§ 簿 2霧 癒響量／凱歪
國4一1 ト｛α一輝80碁の徹分麟線
〔）：舞圭一2にお謬る新も雛至誠緯至試験緩を霧魏て讐た健の経緯郵6￥諺纏 x：馨三一2にお診る癖董メーターを霧疑て得た整砂鋤翌雌Vの縫 点線態、露玉メーターを羅輪て羅た連舞職分襲籔 実繰縁．慰し緊全竣露量試験紙を舞藝聾て徳た嬉勇機分懸線
玉
lll
詳彗
酵鴇 29 謁
晦下量／彪
4警
麟4−2C鴇CO翻麟aO麗綴分曲線
○：麟馨一艶にお移る無しも｝全竣麟｛試験緩を超疑て欝た嬉の毒｝影戯「の嬉 X：馨2一量にお霧る輝至メーターを驚輪て簿た鍵の遼舜玉雄V碓植 点綾縁，糞｛メーターを鶏群て得た髄の鍛発露線 実線縁，籍もい全壊舜墨試験緩を馬麸て露だ嚢億籔分麟纏
酵 茎 2§ 鎗 5轟
滴下量／麟
國4−3 擁護（）ギ幽鰍め微分曲線
：繋3一繋こお諺る新し籍全域葬護試験績を絹癖て欝た籏の鍾蝉至雌Vの簸 二舞馨一銭こ毒謬る舜藝メーターを霧観て霧た纏勇嬢蝉玉縁￥の麩 点纏慧，露玉メーターを葦獣｝て得た鰹の罎鐘叢線 実繰縁，薮し群全竣蝉雀該験緩を講暴て簿た髄み舞分縫隷
2§事
｛ ピ5‡
＼ 書
§，§1
O o
曇 鰺 2馨 認 磁 藤下量／鵬聲
襲彗日 携Cl噸aG碁め鍛分麟蜜
1蟹玉一3紅お謬る籍し輪形籠蝉叢叢験緩を羅いて得た嚢の透擁至雄琴砂嚢 二屡i一瞬こお移る緯董メーターを解熱て得た蘂み達擁董纏翠の儀 農繰慧，蝉望メーターを環継て篠た鑓の鍛分懸線 実織紋，新しい万能夢慧試験緩を曙疑て簿た鍵の微分藏線
3§
3§
25
§ 5り乙 美＞等臨書
鰺 5
嚢 欝 2登 3彗 越 旛一下量／醜
灘§一2 CトちC（｝0トレ瞬a（購の微分熱線
1騒琶一凝こお謬る籍しい万能建玉該験緩を篤いて得た纏葦遍癖玉縷￥の鰹
環2一麗お1錫撰寿夕一を懸罵得た韓の凝擁鴇嬉
点織難、繋至メーターを墨籍て霧た嬉の鍛鐘麹線 実繰遺，籍し継万能雛董試験羅を題輪て樽た植4）簸分離線
6 磯島大学教官実践藤究紀要第2§暑
5
＞
ゆ の べ鷺31
℃2t
翌！
臨
§ 懇 轟
。
罫
29 3彗
薩■下選／盤惹
騒ぎ一3 臨釈）、鰻aG冒の徴発麟纏
二：鑓3−2にお酵る新し墾万能夢蕪該験毅を霧雛て讐た韓毎毎｝墨継V憂）蕪 X二鶴3−2にお曇る緯重メーターを潔いて霧た纏め6舜董雄筆の簸
点癖ま，鐸メ一軒を醸痴鰍齢灘擁
雲譲慧，窶し蘇方籠癖至試験緩を鷺墾て縁た鍵の議分藤線
これより，はっきりと数量点を求めることがで きたが，頑メーターを購いた結果と比べてみる と差が生じた。このときの差を表麟こ示す。
轡一夕』
邦
｝雄．翼濫懸垂 i三鷹睡 1
全竣 ヌ瀧
膿経義
『欝．翫彗．5説…鴛。§i聾．§癒
。｝董3α）（）登巌｛燈 鰺．§3翻 懲警三韓，5翻i塗、§土嚢．§翻
…
、驚鞠㈱壷雑3z旛垂i麟 鰍 i i
晒 ̲聾 豊マ
し レ⁝
グラフから譲纈建できず。
表4 微分鹸線から求めた嚢星点
また，当量点毒こおける（玉茎）翼雄Vの魑は弱酸一 強塩基より強酸一強塩基のほうがおおきくなっ た。ここで，これらの結果を難いて酸の解離定数
（K＆）の逆数の端数，費K農，憂求めてみた。当量点 の式は次のように与えられる。㈱
総崩年舞舞
弱酸一強塩基
艮｛ナ］霊（Kw・K農／C）i〆2 擁護鎧（夢K轡＋費K＆÷至G弩。）／2
、三極の酸一強塩基
第一一灘星点、
鋒｛弓璽窯（K段重・Ka2〉亜■2 舜｛皿（夢K駐至畢βK＆2〉／2
第二当量点
［｝墨司2盤（K＆ジK段3）翌■2
雌器（藤a2＋p撫3）／2
第三．当量点
［Rよ］3黒（Kw・Ka3／C）歪／2
夢登算（夢Kw畢夢K＆3＋至。弩C）／2
ここでKwは水の解離定数Cは当量点におけ る酸根の濃度，添え字のi，2，3は第一，第二，
第三の解離を示す。以上の式により求めた擁魚 とそれぞれの夢K＆の文戴魑⑯と艶較するために 表5に示す。
全域 磯ll夢器1嚢猟1
蜉A緩l l 文献纏
癖酸（c｝至3co（還）
i
塩6毒i2．鱒
ii
畦．了4
iii1
欝K鋳
l
@i …一
2．弱 li L2？ 1 a雄琴ン酸…
i琢po4）
一 登K農2
il⁝
毒、襲
ii 鼠331 ＝
7．2暮
塗K＆3
i
玉2、総 1i．2§
i
i2、32
表S 酢酸と夢ン酸のβKaの値
表5の欝Kaの値よ鯵わかるように実験纏と文 献纏とは，1まぼ±茎以内で一致をみた。また濠憲 誌線のグラフからも茎）Kaを求めることができ
る。この求め方では．弱酸一強塩基にお継て辛当 量点における酵｛を読み取るとその纏が夢K＆とな
全駿舜至試験紙を瞬いた酸・塩基の瀬建麟線の作成 7
り，三懸の酸一強塩基では第三当量点のi絡，i／2，
5／6，がそれぞれ夢K亀，βK彰，βK鞠．となる．㈲
すなわち，
夢猛 凱 玉｝K農＋翌09（誓共役塩基3／［共役酸3）
と表される。半当量点において水溶液中での共役 塩基と共役酸の濃度は織じであるので上式の第2 項§はぜ欝となり，このときの雌｛がその酸の費K＆
の値と一致する。このことを零彗舞毒して，酢酸と婆 ン酸の曾K段の纏を求めると次のようになった。
全域li 夢H
@試験紙
万能 ｲ登
詞ｱ紙
文献魑
醸（儀coo剛 緬
唾．？§ 4．マ4蝿鞍 i．雛
@ i 2．騰 2．藩 彗ン酸
i至㌔go嘩）
臨2i5騰
§．97 了．欝臨i 獅
慧、鱒 i2．32蓑6 グラフよ響求めた酪酸と移ン酸の費Kaの縷
し，その精度を知ることであった。舜｛メーター のような精度では無還であるが，実験誤差を考癒 すれば十分に癬的は達成鍵来ることがわかった．
実験教育の中で灘定をどれくらいの糖度で行な うかは実験の目的によってそれぞれ異なるが，高 儀な機器を縫うだけでなく，いままで述べてきた
ように簡単な実験器翼を購いてその精度の範醗で 実験を進めることをみなおすのも大切ではなかろ
うか。
参考文献
給 興部光雄著 「基礎化学選書器 華鍔，欝i（欝欝）
轡 緒方章・長瀬雄三共編
（欝）」南講堂．i54（i弱暮）
／3／斎藤婦霧著 「大学学習 華欝，23叙爵§野
分摂建学実験」裳
一札学実験操礁法統積
分観建学 （改叢論、叢
鰺 酒井忠雄 一建学教育ゴ，2§．塵鍵（鰺8i）
麟 堅牢誠之・簸麩芳男著 「基礎牝学選書マ 機器 分損（改窮版〉」裳華霧，23§（鴛82〉
この方法によって求めた塗K＆の鑓は文藏魑と 比べるとほぼ±iの籠翻で一致した。この方法を 矯いるときには．嚢｝｛試験紙の誤差を考えて麟線 の引くと，引き方が燧人によって差がでて登K＆
の値にばらつきがみられるので漢意を要する。
以上の結果より，匪至試験紙を醜いてもこの誤 差を考癒すれば簡単に濤定離線も作成することが できるしまた漉定曲線から夢Kaなども求めるこ とも曙能であることがわかった。
慰 長島弘三・寡鑓勢著 学」裳華講，328（i鰭5〉
r基礎建学選書2 分損建
まとめ
現在，化学はもちろん自然科学の進歩はいちじ るしく，機器開発によって実験の精農も良くなっ ている。しかし，教育の場では．高懸な機器に頼
らず最も簡単な方法で実験を行なうことも必要で ある。
我々が行なった実験は，緯｛メーターを縫う代 わりに全域舜試験紙を耀いて滴定麟線を作成
