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力学 1(工)・力学(情)(4 回目)

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力学1(工)・力学(情)(4回目)

4回目-1

第 3 回授業 レポート課題 ≪第 4 回目の授業の初めに小テストを行う≫

テキストp.8~9 の問題2-1 (1)~(4), 2-2,2-3,2-4,2-6 を,以下の修正・追加をして解け。

◍追加:問題2-1(1)~(3)は力の向きも答えよ。

◍追加:問題2-2の設定で,自然長から

4.0

cm]縮めたときの弾性力の大きさはいくらか。

◍問題 2-3 を次のように修正する:問題文の設定において,動摩擦力

の大きさと向きを求めよ。また,

テキストのように, 軸の正方向を水平右向きとしたときの 成分

も求めよ。

注意:テキストの解答は略解であり,答案として必要な部分が省略されている場合がある。計算式だけでな く,説明文や適切な図を加えて,答案を作成することを心がけよ。答案作成力も見る。

*提出方法や提出場所・期限は通常通り(第1回配布のプリントを見よ。)

第4回 力の合成・分解,力のつり合い:テキスト第 1,2,22 章

1. 今回の授業の目的

前回までの授業で,力はベクトルで表されることと,力の代表的な種類について力の法則(向き,大きさ,

作用点を決める法則)を理解した。そこで,これまでの内容を具体的な問題に適用する。今回の授業の目的 は,力の合成・分解と力のつり合いを理解して,適切な作図と計算が出来るようになることである。

2. 授業の進行:テキスト第 1,2,22 章とこのプリントを合わせて理解を深める

(1) 力の合成(第 1 章 p.1): 一つの物体に複数の力 (

1, 2, ⋯ ,

)が働くと,物体は何らかの運動を 行う(静止や変形も運動の一つ)。その複数の力の働きと同じ働きをする(全く同じ運動を引き起こす)

一つの力 を考えることができる。この力 を (

1, 2, ⋯ ,

)の合力といい,ベクトルの和で求 められる。(平行四辺形の法則を繰り返し使って求める。第1 回目の実験を思い出せ。)

1 2

⋯ (♣)

式(♣)から

合力 の大きさ,向き,成分が分かる。合力を考えることを,力を合成するという。

(2) 力の合成の復習演習: テキスト第1 章の問題演習1 から,問題1-6 (1)(2)に取り組む。

(3) 力の分解(p.1~2): 一つの力 を,いくつかの力(例えば2 つ)のベクトル和 として表 すことを力の分解という。このとき分解された力 と を分力という。力の分解は複数(例えば 3 個,一般に 個)の方向を考えることも可能で,その場合の力 と分力 (

1, 2, ⋯ ,

)との関係は

(♣)

と同じベクトル和である。

注意1:力の分解が重要になるのは,例えば第1回目の実験のような設定である。一つの重り(実験では ボルトを入れた容器)を 2 本の糸(実験ではばね)に吊るしたときに,重りの重力 をそれぞれの 糸の方向に分解することで2つの分力 , が考えられる。そして,重りが静止している場合(力 がつり合っている場合)は,その分力と逆の力 12 が,それぞれの糸が重りを引っ張る力 となる。(なぜなら,これで重りの重力と糸の力の合力がゼロベクトルになるから。)

注意2:テキストp.1 の力の分解の図は,力を分解する方向として直交する2方向( 軸と 軸)を考えて

いる。しかし,力の分解は,直交する2方向( 軸と 軸)だけに限定されない。直交しない任意の 2方向の分解を考えることができる。第1回目の実験では,2本のばねは直交していなかったが,そ れらの方向に力が分解できた(分力が存在していた)ことを忘れてはいけない。

(4) 力の分解の演習: テキスト第1章の問題演習1から,問題1-8 に次の手順で取り組む。(考える物体は 静止していなくてもよい。物体が運動している場合は,図に描かれた瞬間を考えれば全く同じである。)

手順 1: 軸方向の分力を 1, 軸方向の分力を 2とすると,重力 が と表せることを,上

の説明から理解する。

手順2:ベクトル和として と表せるということは,分力 と の矢印を2辺とする平行 四辺形を作図すれば( と の矢印の始点は重力 の始点と同じ位置)その平行四辺形の対

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力学1(工)・力学(情)(4回目)

4回目-2

角線が重力 の矢印に一致するということである。これを踏まえて,分力 と を作図す る。(定規などを使い,丁寧に作図すること。)

手順3:分力の図から,重力

,

の成分を求める。(必要があれば,テキスト第17 章を参照。)

(5) 力のつり合い(p.2): 2回目のプリントの項目(12) を復習。

物体に複数の力が働いているにも関わらず「物体が静止し続ける(あるいは速度一定のまま移動し続け る)」場合には,合力がゼロベクトル

0

になることが実験的に知られている。(この実験事実は,テキス ト第5章を学ぶ際に,慣性の法則としてまとめる。)

注意:力がつり合わない場合(合力がゼロベクトルでない場合),物体は速度が変化(速くなったり遅く なったり運動の向きが変わったり)するような運動を行う。これを加速運動という。加速運動は,

テキスト第5,6章の運動方程式を扱う授業で詳しく考える。

(6) 力のつり合いの演習1:p.8 の例題2.1の設定を次のように変えて取り組む。作図もすること。

設定:

50

[N]の張力を水平より

60°

上向きに加えたとする。項目(4)を参考にして,張力の水平方向 の分力の大きさ,鉛直方向の分力の大きさを,それぞれ求めよ。(1)(2)(3)で大きさと向きを答えよ。

【張力の大きさが何[N]より大きくなると動き始めるか?(難しい)】

(7) 力のつり合いの演習 2: テキスト第2 章の問題演習2 から,問題2-7 の問(2) に次の手順で取り組む。

手順1:図の重力を ,糸1の張力を 1,糸2 の張力を 2として,力のつり合いを表すベクトルの式(テ キストp.2 を参照)を書く。

手順2:手順1を式変形して,2本の糸の張力の合力( )が,重力の逆の力 になることを理解 する。

手順3:2本の糸の張力の合力(重力の逆の力) ( 1 2)を作図する。

手順4:手順3で作図した張力の合力 を2本の糸の方向に分解する作図をする(糸に沿った辺で構成 されて, が対角線になるような平行四辺形)。

手順5:手順4で作図した平行四辺形で2 本の糸に沿った辺で,求める張力

を表すベクトル(矢 印)が分かる。少なくとも,この作図までは確実に理解することが必要である。

手順 6:水平右方向を 軸,鉛直上方向を 軸とする。三角比を利用して,重力

, ,

張力

,

,

の各成分を求める。

(参考:sin 30° cos 60°

1 2 ⁄

, cos 30° sin 60° √

3 2

手順 7:3 つの力の各成分の和(合力の各成分)がゼロになるように,力のつり合いの式を立てる。連立 方程式を解いて, と の大きさ(強さ) と を求める。

別解法(手順5から続く)

手順6’:三角比(第17章)を利用して,図形的に, と の大きさ(強さ) と が計算できる。

注意:記号の添え字の書き方に注意。 などの右下に小さめについている添え字

1

は「糸1の張力の 成 分」という意味を持っている。 1 などと大きく書くと, 1 という掛け算と区別がつかなく なるので, と添え字は,小さく,位置を下にずらして書く必要がある。他の人が見て判別できる ことが重要である。

(8) 記号は適切に使い分けること:ここまでで,ベクトルの記号 ,ベクトルの大きさの記号 または , ベクトルの成分の記号 (あるいは ),成分表示

, ,

そして添え字の書き方,が出てきた。

これらの記号を適切に使い分けて答案を作成することを,学生の皆さんには要請します。記号の使い方 は基本的に世界の共通事項となっているので,記号の使い方が不適切な答案は不正解とする,あるいは 減点となる。

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