岡山県立大学大学院生の学会発表に係る助成金交付要綱
(目的)
第1条 この要綱は、岡山県立大学大学院に在籍する学生(以下「大学院生」とい う。)が学会、研究会等で研究成果の発表(以下総称して「学会発表」という。)
を行う際の費用の一部を助成するために必要な事項を定める。
(助成対象)
第2条 学会発表に係る助成は、大学院生が行う学会発表であって、研究科長がそ の内容が大学院生の教育に資すると認め(以下「認定学会発表」という。)、か つ、指導教員が現地で確認する又は事前に指導教員の発表指導を受けて発表に臨 むものを対象とする。ただし、特別研究費、科学研究費助成事業、共同・受託研 究費及び奨励寄附金により研究協力者として行う学会発表については、助成対象 としない。
(助成期間)
第3条 助成期間は、対象となる学会発表と同一年度内とする。
(助成金の額)
第4条 助成金の額は、下表に定める額とする。
2 同一大学院生への助成金の交付は、在学中を通して原則2回を上限とする。た だし、海外は1回限りとする。
学会発表の開催場所 助成額
交通費 相当額
宿泊を伴う ときの加算額
北海道 4万円 1泊分5千円
のみ 東北地方、関東地方、甲信越地方、沖縄県 3万円
北陸地方、東海地方、九州地方(沖縄県を除く) 2万円 近畿地方、中国地方(岡山県及び広島県備後圏域を
除く)、四国地方(香川県を除く)
1万円
インド、インドネシア、カンボジア、シンガポール、スリランカ、タイ、韓 国、中国、ネパール、パキスタン、バングラディシュ、東ティモール、
フィリピン、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマー、モル ディブ、モンゴル、ラオス、北朝鮮、台湾、香港、マカオ
5万円
その他の海外 10万円
(申請)
第5条 助成金の交付を受けようとする大学院生(以下「申請学生」という。)は、
学会発表の開催日の2週間前(次項において「申請期限」という。)までに所属 する研究科長を通じて学会発表助成申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)
を学長に提出しなければならない。
2 申請学生が、やむを得ない理由によって、申請期限を過ぎた後でなければ申請 書の作成ができない場合は、学長は申請期限後に申請書を受け付けることができ る。
(助成の決定及び通知)
第6条 前条の申請を受け付けたときは、学長は、予算の範囲内で助成を決定する ことができる。
2 前項の規定により助成を決定又は不決定としたときは、学長は、所属する研究 科長を通じて申請学生に通知するものとする。
(申請書の内容の変更又は中止)
第7条 助成の決定を受けた申請学生は、申請書に記載した学会発表の内容を変 更又は中止しようとするときは、速やかに所属する研究科長を通じて学長に報告 しなければならない。
(報告書の提出等)
第8条 助成の決定を受けた申請学生は、認定学会発表の終了後30日以内又は 当該年度の3月末のいずれか早い日までに指導教員を通じて学会発表助成実績 報告書兼助成交付申請書(様式第2号)を学長に提出しなければならない。
2 学長は、前項の書類の提出があったときは、申請のあった日の属する月の翌月 末日までに申請者に助成金を交付するものとする。
(助成決定の取消し)
第9条 助成の決定を受けた申請学生が、次の各号の一に該当すると認められる場 合には、学長は、助成の決定を取り消すこととし、助成金は交付しない。
(1)助成の決定を受けた認定学会発表を行わなかったとき
(2)正当な理由がなく、前条第1項に定める報告書の提出を期限までに行わなかっ たとき
(その他)
第 10 条 この要綱に定めるもののほか、実施に関して必要な事項は、学長が別に定 める。
附 則
この要綱は、平成29年4月1日から施行する。
附 則
この要綱は、令和2年4月1日から施行する。