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台所排水に対する教育学部学生の関心および汚濁

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中樗悪子:台饗離京に対する教蕎学灘学生の嚢1心および汚濁舞鶴量灘灘1のための貨勤について

台所排水に対する教育学部学生の関心および汚濁

      排出量酎減のための行動について

中 村 恵 子

 溝稽・海賊等の水質汚濁の主原霞は,展嶽およ び台霧・洗濯・風蔑など家庭生活に伴って誹鐵さ れる生活雑誘水であり,串でも台辮からの有機汚 濁物撲鐵量は最も多いP。調達や後かたづけで食 器・調理器具を洗浄した際の汚承として,米のと ぎ汁や残したみそ汁などの液状廃棄物として,有 機勃や栄養塩類は欝欝されるが,講遷挺楽者の越 運の仕方によってその量は増織する。

 先に著者らは,一般家麩の調理纏裏表に薄して 調査を行い,生活難誘水による氷質汚濁問題善こ蝿 する関心の高い1巻ほど,液1状灘棄勃の捲}て方や台 駈洗魏の使い方,食器に付善した侮れのふき取り など,汚濁撲墨量離滅のための行嚢を趨こす割合 が高いことを霧らかにした紘

 そこで木製究で1ま,大学での食物教畜における 捲導の資料とするために,鰐象を本学教育学藻学 生として霧様の講査を行い,台辮誘水による水質 汚濁問題に鰐する大学生の§§心および汚濁誹鐵量 醗滅のための鴛動の実態を瞬らかにすることを騒 的とした。

方 法

(茎〉調査項馨,調査鰐象および調査時難

 アンケート調甕の調査環灘は,①盤活難癖承に 蝿する驚心や認識(環箋驚題としての関心の有無,

汚濁漂の認識など〉,⑨食器の洗い方で心がけて いること,⑤台震設簾の保有状溌(洗浄驚異,台 飛浅離.三角コーナーやストレーナーなど),④ 調理遍程で発生する廃棄勃(調窪くず,湛1,米の とぎ汁,麺のゆで溝など)の越理の莚方,⑤基本 霧性(縫購,居建形態,夕食づくりの頻獲:など〉

である。

 アンケート調査の鰐象は福島大学教鳶学部学生 i〜3年生謄§名とし,鯵舘年および騰嚢奪年に集 合調査法で行った。

麟 結果の集計および解極

 隣笛の不輸・重複を除いた2§2名について単纏 集計した後,牲磯および居住形態・調達頻度響彗に 姥鮫・験証した。

 大学盤は,講じ年代の中で,家族と講艦して誰 分以外に調理擾当妻のいる春,一人暮らしをして 目分で調達をしている毒,一人暮らしをしている が調理はしていない者がおり,濫住形態や調達頻 度と関連づけて比較しやすい。そこで,懸筈養を 羅綾形態溺および調理頻度琴彗に3つに分けた。調 還頻獲としては,一霞の食事の中で最も講蓬機会

表1 調査薄象者の属性

女 合計

全棒 鱗 (32.2〉 雄8 (§7.8〉 2警2

家族と瞬羅

一人暮らしで夕食を作る 一人暮らしで夕食を作らない

28 (35、垂〉

24 (38.i〉

淫(》   (28.{肇〉

5茎 (§4.6〉

3§ (§茎.9)

鯵3 (72.§)

63

i護3

       人数編

夕食を「舞舞」誓選3〜髪璽」誓!る春を「侮る」,r選にi蟹」r鷲に至〜2懸」1乍る{考及び「ほとんど侮らない」考を隠乍らない」

としてグループ分けした。

( )の数麺捻,右構の合計人数に簸する各グループの人数建峯を激している。

(2)

2 福島大学薮蒼学藻論集第72暑 2総2年暮月

   ごみ競題   地球温暖化 オゾン屡の破簸

  氷質汚濁    酸縫薦

熱帯爾林の減少    大気涛染 野猛塗物の減少  砂漠化の進行

  簾境破壊   海洋涛染   騒音靉靆

   雛心なし

        穰答率(%〉

緯   2§   3§   鶴   5§   6§   驚   き{}  蟹》

滋一船 縁男子学生 雛女子学盤

園1 環境覆1題{こ韓する関心

の多い夕食について,野夕食づくりの頻度」をS 段階で問い,ド毎欝珪碧遍に3〜淫懇韮の轡答者を r夕食を作る」学生とし,「還にi露盤r月に至〜

2璽涯作るか「ほとんど作らない」の轡答者を「夕 食を作らない」学生として,2グループに分けた。

各グループの人数および男女競は,蓑iに示した。

 結果の験定には,が検定を驚いた。

結果および考察

1.水質汚濁総籬に韓する関心,認識,心がけ

(麟 環箋問題紅鱒する関・む

 環箋問題に薄する,男女学生および一般2きの 調達担蚤考の§§心を懸鋒こ示した。学生全体では,

「ごみ問題(驚.2%擁の懇答率が最も高く,次い で「地球澱緩建(§6.4%擁rオゾン屡の破壊(58.

9驚岩r生活難誹承による湾購の水質汚濁(達3忍

%擁の顧であった。承質汚濁に薄しても尋割程 度が関心を示した。

 属性閤で有意な1差がみられたのは,「ごみ問題遜

「熱帯爾株の減少」5希少な野生生勃の護少」「砂 漠乾の進行」「鄭毒化に辞う環箋破壊ゴ海洋汚染韮

「自動車等の騒音問題」の7項欝であった。この うち,馨常生活に密着した「ごみ問題」では女子 学生および一般の調遅撞当考の関心が轟かったの に薄し,特定の地織や異常生活から遠い問題であ る「熱帯雨縁の減少∫希少な野生生物の減少∫砂 漠髭の進行∬馨霧イヒによる環擁破壊」r海洋汚染」

では男子学生の関心が識・という特鍛がみられた。

(2) 水質汚濁霧奪こ鰐する認識

 身近な海難等の水質について尋ねたところ,

「非常に」「やや」を合わ慧て89.騒%が汚れている と瞬答した。また,海鱗等の汚れの一番の象霞は r緻呂,洗濯.台霧など家庭からの欝水」と歪し く醤答する者が73.6駕あ蓼,…般の調蓬握当老 齢、6驚よ琴も蓬答率は高かて)た。

 台翫から麗棄する汚濁瀬が溝鱗を汚すと思う程 度を,騒2に示した。「非常に汚す」の認識が高 かったものは,「擁匪,「マヨネーズ」,5合成洗雑戯 であり,罫やや汚す」も含めると,「ラーメン汁」・

「石けん」,「講じゃが煮汁」,「みそ汁」,薪牛糞」

までは,6脅鯨以上の学生が汚すと認識していた。

これ1こ薄し,銑米のとぎ汁」や「麺のゆで汁」は

(3)

中村恵子:台残離京に簸する教育学藻学生の縫心および汚濁換墨鑑魏藏のための行嚢について 3

   醸

 マ璽ネーズ  合成涜辮  ラーメン畦   凛甘ん 肉む庵オ騰瀞   みそ溝    牛裂  来とぎ溝  麺φで瀞    混水 毒薬やで普

        灘薯率

簾    2{霧    蟹糀   {鵬    8{鑑    BO篶㎏〉

i鵬  癌 紛 2§ 3⑭

 汚濁負蕎量

 coO(客〉  全夢ン(鍛喜〉

{}  5  鰺  {} i総2{婚蟹鴻

全窒素{㎎〉

魯 5麗 1書む巷

塵無常に汚す 登汚さない

縁やや汚す 漂わから寒い

翅あま蓉湧さ豪い 饗無羅餐

       蟹2 溝辮を汚すと患う程度と各汚濁源の汚濁負荷量

汚濁負荷量は,それぞれの汚濁漂を至醇で漉す量当たηの数纏で示した。濾纏大さじ豊郷錫醜,マ3ネー ズは大さじ聖杯鶏麟,余威流離は舞華漢驚嚢至.5齪,ラーメン滑縁コヅプ一締難§緩,石けん捻漂拳愛薦量 至.5誠,晦ごや恭煮漕は大さじ玉簪董5難壁,殊嗜沖はお擁玉簪2暮毒蛾,隼》暴まコヅプ玉杯重縫緩,米のとぎ糞

董〜難解)衰勢総緩、麩のやで漕は懲総戯である。いず較も交醸3ぽり群離した。

 薦中の×は,データ彦)ないことを示している。

半数以上が,rいもなどを洗った泥水」ヂ青菜のゆ で汁」は懸驚以上が,紅あまり汚さない」「汚さな い」と認識していた。

 各汚濁瀕の汚濁負荷量を文献より引矯して,i

鱈に流す量当たりで麟2に欝記した紘麿機物の 指療としてBOD(生勃建学的酸素要求量〉およ

びC磯〉(紀学的酸素要求量〉,栄養塩類の指標と

して全リンおよび全窒素を示した。朕)蔓)やC(恥 が鷺較的大きいヂ麟」一や「マ3ネーズ」は,ギ汚

す」と憂しく認識されていた。一方,BOD・

C(獲》および全1フン・全窒素の{議潜共に大きい「隼 畿」「米のとぎ汁」「みそ汁ゴでは,汚すという認 識嚇緩かつた。これらは,食贔そのものであった

り,水で審易に希窟でぎることなどから,汚すと いう認識が懸かったのではないかと考えられる。

「米のとぎ汁」のように,単{立体積当た鯵の汚濁 負荷量は小さくても一睡当たりに誹黙する量が多 い場合には,1生意が必要である。響合成洗斉射「石 けん珪では,獄恥・C綴)や金華ン・全窒素が共 に{琢い1こも拘わらず,薪汚す」という認識が高か

った.これら1ま,魚毒性や皮麟障害な1ど,海辮の 水質汚濁以外の問題も振縫されていること逢一5)

が,学生の認識に影響したと考えられる。

 以上より,家質湧濁の一番の原憂韮は生活難離水 であることを学生は狂しく認識しているが,騒々 の汚濁源の汚濁負荷量についてまでは難しく認識

していないことが鱗らか紅なった。

麟 食器洗いの際のむがけ

 食器洗いの無の心がけを,図3に示した。最も 罎答率の高かったのは「流離の綾羅量はなるべく 少なくする(学生全棒で34.6%擁であり,次い で「食器の汚れ琴彗紅分けて洗う(33.§%擁「濾汚 れはふき取ってから洗う(29.5驚)」であった。

先の驚2では,ほとんどの者が濾は溝鱗を「非常 に汚す」と認識していたにも拘わらず,実舞の食 器洗浄の際に糠のふき取りを心がけている者は全 体の3麟にすぎなかった。

 「調殊料等はふき取る」以外の全ての環§にお いて属性闘で糞意な差がみられ,いずれも,一般 の講蓬推当者の懇答率が最も高かった。r流離の

(4)

轟轟大学教官学認譲葉第72号 2韓2年各月

洗凝綾絹量捻少なくする 食器の汚れ鷺彗に分ける

漆汚れはふき取る 調練料箏はふき取る ゆで瀞とぎ沖を篇駕する 食後嚢器はすぐに洗う

   羅答率継〉

2§    3奪    4《}    s{峯    §{峯    7軽

窪一般 藪男子学童 欝女子学盈 図3 食器洗いの際に心が1ナている項§

硬矯量はなるべく少なくする」では,…鍛と学生 との閥に大きな差がみられ,学生の穣警率は一般 のおよそ半分にすぎなかった。麟に示してはいな いが,この項§では学生の震往形態・調還頻度懸 でも有意な差がみられた。r一人募らしで夕食を 作るほ学生では競.馨鯨が「洗還の獲罵量はなるべ

く少なくする」と霧答したのに対し,鍔一人暮ら しで夕食を作らない」あるいは「家族と霧羅」し ている学生で1ま,暴答率がそれぞれ27.巷驚および 27.8%1と{鍾かった。 これらの結果から,洗斉彗の{吏

驚量に薄する心がけは,講運頻慶すなわち食舞の 洗浄頻度が大きく影響し,頻度の多い考ほど心が ける比率が高くなるので1まないかと考えられた。

また,「食器の汚れ鶏に分けて洗う珪やr濾汚お はふき取ってから洗う」「マ雲ネーズなどの調殊 料はふき取ってから洗うゴなど,手間のかかる洗 浄方法については,女子学生より男子学生の獲答 率が緩い簸海がみられた。

 心がけと隻i霧甕の鴛動との幾係を櫨試するため,

一纏として揚げ勃を食べた後の灘の洗浄方法を異 体的に闘い,「濾汚れはふき取ってから洗う」心 がけの有無謬彗に鷺較した。その結果,洗浄蔚穂懸 についた濾を紙や檬ろ鑓れなどでふき取る考は,

心がけると麟答した者では54.7%,縷答しない毒 では§.8%であ吟,ふき取りを甚ずにそのまま洗 う者は.それぞれ藝、2%および齢.8驚であった。

心がけても全員が実践するのではないが,実践す

る比率を高めるためには,学生に台翫誹承に鰐す る関心を持た甚,汚濁鞠誹議の実態を選解さ巷,

雛露量灘滅のための行動を むがけさ遮ることが必 要と考えられた。

2.汚濁雛凄量粥減のための谷動 構 台漸洗麟の養い方

 台辮洗麟の種類と洗浄締具について尋ねたとこ ろ,ほとんどの学生が「合成洗擁(鱒、3%擁お よび紅スポンジ(§8、3驚擁を像有していた。食 器洗浄には,これら合成洗魏とスポンジが主とし て構いられると考えられる。

 台辮流離の使い方を麟戯こ示した。ほとんどの 学生がr原液の洗離を襲分量でスポンジに直接つ ける(学生金棒で83、§%)」浅い方をしており,

その比率は一般の調達鐙当考より高かった。本調 査からは実擦に硬矯している洗麟の量を掘握でき ないが,この方法は流離の過乗彗憂稽につながり易 く,観蔑れなどのトラブルを起こしかねない。洗 麟を薄めたり計ったりなど,使驚量離減のための 手段を実行している者は全体の蔦驚程度であった。

先の鐸3に示した夢流離の楚罵量はなるべく少な くする」心がけの糞無琴彗に箆較すると.心がける 学生も8割程度はジ原蔽の洗離を欝分量でスポン ジに直接つける」洗いi方をしてはいたが,薄めた り計ったりする無二率は心がけない学生より高かっ

た。

(5)

中耕恵子:台勝群氷に韓する教育学藻学生の縫心および汚濁雛識量潮激のための鴛動について 5

一般 心オ鞠ナる学盗

心毒鞠すない学盤

磯 2鑛

 騒餐率

逢鑛   6纏 8磯   欝《霧

2署(}

尋、葬

羅羅分量鐙洗麟をス潔ンジにつ謬る 舞洗麟を薄めて縫う       i

秘魏だ隣る.た蹴水鼈かすl

       l 難その飽

       麟4 台辮洗魏の装い方

食器洗浄の蝶紅,「洗離の硬灘重縁なるべく少なくする」と璽吝した者をジ喜寿匁ける学生」,囲蒼しなかっ た者をr・むがけない学生」と分類した.

家族と緯居 一人暮らしで    夕食を俸る

一優塾竃な転、

饒 2磯

  轡答華

鬘磯   6{購 8{霧   欝舗

3.8

翌.魂

3.2

鱗使うたびに接てる

鶏懸客饗}に入れて飽の轡理に優う 鑓鍋ごと課霧して再度麟罵する 醗擁げ麹嫁しない

雛その飽

籔§ 揚げ糠こ優った油の鯵づけ方

 食贔や食器の洗い方について講じ学生に習得究 を1尋ねたところ,「欝然紅,いつの闘紅か(§2.7

%,複数獲答擁「母幾のや弩方をみて(§7.8露岩 が大多数であり,実蝶に食器を洗わ量ると魑々人 によって浅い方は千差万疑であった%台飛洗薦・

の使い方をゑても,表示されている標準痩馬量は 承に溶かして縫うようになっているが,多くの考 は鑓逢のとお管原薮をスポンジに薩接つけて優欝 しており,洗い方の捲導を受けていないと思われ る。また,家庭科や調達実習の教科書,料蓮雑誌 や本などで一般的な食熱海れに薄する洗浄方法を 調べても一・窮記述されておらず, 基本鈴な洗い 方サすら示されていない現駿である。今後轄,勤 率的でかつ環縫1こ薄する負荷の少ない洗浄方法を 髭較・験討し,食事後の片づけ操作も講理科学の 一分野と監置づけて醗究を蓄積することが重要で あり,その域巣を実盤活に生かすための学校教育

・溝費者教蕎ぶ必要になると思われる。

鱒 揚げ物に使った擁の鷲づけ方

 汚濁負荷の高い濾が大量に廃棄されるのは,揚 げ梅後の擁食罵濾としてである。そこで,揚げ勃 に優った瀦の片づけ方を畷5に示した。r家族と 誘爆」している学生では,「懸容器に入れて飽の 料理に縫う」とゼ鍋ごと保存して再慶鵜濁する」

を合わせて87.3鬼が麹を再瀦覆し,讐てる建率は 6、3驚と少なかった。それに薄し,「一人暮らしで 夕食を作る」学生やド一人暮らしで夕食を作らな い」学生では,r揚げ物はしない」が半数以上あ った。これらの学盤で揚げ嚢}をする者のうち,

「灘容器に入れて」あるいは紅鍋ごと保存して」

再麟駕するのは,r一人暮らしで夕食を作る珪学 生では簿.茎%,r一人暮らしで夕食を作らない」

学生では磁.警驚であった。また捨てる箆率は,そ れぞ擁鋸.9および認.6驚であり,一人暮らしの者 や夕嚢を作らない者ほど,5縫うたびに接てる」

比率縁高かった。食蜜瀕の有効麟罵のためには,

湛藝ま餐銭・隣るのが望ましいが,一人暮らしの学生1

(6)

§

福島大学教奮学鋸譲集第72号 2蓼§2年6月

越のゆで驚

米のとぎ瀞

残ったみそ汁

2蓉

  麟答率く沿

韓   6§   8巷 緯§   玉2轡

亭玉

璽.7

錘そのまま漉す 驚食器洗麺こ使う 懸愛i木などにまく 雛金離食べる 嚢その飽

籔6 液献廃棄勃の嬢蓬の穀方(複数獲答〉

3.巷塵.董

2 §     ※ン   大きな  :.:、

  調理くず

麓.5 7.7

薩水で漉して瀞野外で集める 鑓三三角コE一ナーに入れる 甦水のかからない袋などに入れる 塗その鰹

縁水で流して魅診一ナーで集める

羅水で漉して三角コづ一に入れる 霞水をかけずに三鋤け一に入れる 鐙水のかからない袋などに入れる

、嚢そ硲飽

図7 調理くずの麺蓬の仕方

の場合は,料灘作りの頻度漢少ないことや保存場 駈がないなどの点で実践されにくいと患われる。

 擁の廃棄方法は,誓紙やぼろ鍔れなどに駿わせ てごみとして捨てる(学生全俸で鱒.珪驚擁「甫藪 凝靉靆を髄駕してごみとして塗てる(28.i%〉∫炒 め秘などに硬い露すので残らない(疑.昏%諮で あり,ほぼ適蓬に麗棄されていた。碧流しに捨て る」は学生金棒で7.2驚であったが,男子学生の みでは錘.§鴛,r一人暮らしで夕食を作らない」

学生のみでは董至.玉驚と,箆率の高い繧藏こあった。

③ 液状廃棄麹の魑蓬の縫方

 液状廃棄勃の廼運の猛方を騒韓こ示した。麺の ゆで汁および米のとぎ汁は,ほとんどの蕎がその まま流していた。これら薮状廃棄物は,食器洗い などに髄締しても最終的には汚水として誹水雷へ 流さざるを縁ない撰…承である。残ったみそ汁も全

額食べる場合以外はそのまま流すのがほとんどで あった。

 渡壮麗棄物は承の・含有率が高く,凝影のごみと して越理するのが非常に嬢難である。汚濁欝縷量 を麟減するためには,無洗米など食品撫工上の燧 建や高分子騒駿体による薮捧魑瑠斉彗の灘発な1ど,

企業灘の協力が必要である。学監に薄しては,適 鐙量の調理や残参物の活躍などを,饑きかける必 要ぶある。

韓 講遅くずの廼理の仕方

 講遅くずの捕集灘具として,72.拶6の学生は三 角コーナーを腺有し,そのうち総.暮露は水勢り袋 を装蒼していた。また,ストレーナーの保有率は 鱗.5驚であったが,水窮り袋の装養率は26.i%で あった。捕集矯具に水切り袋を装善しているか,

あるいはメッシュタイプの掩集驚異を驚いている

(7)

串材恵子:台所鬱葱に鰐する教育学認学生の§§心および汚濁雛鐵量麟藏のための行動江ついて

のは,学生全体の銘.8驚であった。残穆の学生は,

講驚くずを撲水と共に流してしまう可籠盤が高か

った。

 講窪くずの麺運の仕方を図7に示した。じゃが いもの鎚やアジの塩焼きの頭などの,比較的大き な講遅くずは,「三角コーナーに入殺る」者が最 も多く,次いで「水のかからない袋などに入れる」

であった。一方,まな飯についたみじん切り賢菜 や食べ残しなどの,姥鮫的小さな調達くずは,

「承で流して撰承縫下のストソーナーで集めるゴ や「承で漉して三三角コーナーに入れる」など,承 で捕集しながら流し込む鰭率が高かった。

 一度擁集した調理くずに水をかけると,汚濁成 分や瀬分が流縷すること7)から,比較的大きな 調窪くずは,シンク内の三三角コーナーではな:く水 のかからない袋などに嬢てることが勧められる。

また,ストソーナー欝に水が滞留すると調達くず から有機物潜溶け産すこと的から,常に水の流 れる欝氷嚢下のストソーナーに講窪くずを流し込 まないこと,ストレーナー内の講窪くずはこまめ に捨てることが,勧められる。講窪くずは最終的 に曝酸し流してしまうのではないため,流雛絞分 による汚濁ξま認識されにくいが,調理くずによる 汚濁のメカニズムを運解さ遷,知識として教える 必要がある。

 本調査の結果,海燐等の水質汚濁に絶する環擁 問題紅薄して,教官学藻学生の関心は紙くなかっ たものの,各汚濁源が水を汚す程度1こ鰐する認識 は低く,汚濁誹鍛量麟藏のための行動を溢がける 考も少ないことが瞬らかになった。また,廃食矯 濾の越理は髭較的適舞に行われていたが,台膀洗 麟の使い方や調理くずの捨て方にはさらに改善の 余地があることも霧らかになった。今後は,大学 における食勃教育の中で,①身近な生活環箋に薄

する学生の獲i むをさらに高めること,②水質汚濁 の現状とそダ)原纒1こついて蓬解させること,③汚 濁誹露量趨減のための廷確な知識と適切な越遷方 法を指導すること,④誹鍵盤灘減のための背勤を 促すこと,が重要と患われる。

 本醗究は,鷺庫調蓬科学会プ資ジェクト購甕

「環擁と調理科学」の一環として行いました。共 に醜劣を進めた誘水斑の1先生方に感謝いたします。

        (受理鷺 平成錘年4月欝欝

弓濡文猷

i)環箋庁編:穿平成鎗年飯 麗麗登書総説壽,

 ぎょうせい,東京,倉.錘8,2毒暮春年

2)中啓葱子,小谷スミ』子,褻杉(片縫〉葭子,

 粟津漂宏子:台勝離水に鰐する関心および汚濁  撰思量離藏のための行動江ついての調査,饗本  調理科学会誌,35巻2号,β.鰺7一婚5,2§麗年

3〉東窟穰消費生活総合センター:罫汚れを流さ  ないために毒・棄衰躯湊費生活総合センター商  贔テスト諜,東京,夢.襲纏5,55,至鱒7年

婆〉薩本末環箋学会:郵Q禽A 承環箋と洗襯塞,

 ぎょうせい,葉窟,登、8蓬一籌7,姫鱒年 5)環境総合醗究漸:ζ台湧からの地球環箋塞,

 ぎょう老い,東京,夢、53−59,1弱§年 6)中耕恵子:環壕に醗癒した食器の洗い方につ  いて一汚れ拭き取り馬具の娩較と流離使罵方法  の検討一,福島大学教畜実践競究紀要,戯号,

 登.鰺3一欝9,2曇麗年

7)金子蓬代子,載島尭子,鶴藤真紀子,灘籔め  ぐみ:購欝誹水の汚濁醜減方法の穣討,縁本家  庭科教官学会誌,蛇巻2畢,夢.9一蔦(緯§7)

8)載溝かほる1台翫浅型ストレーナーの撲水汚  濁懸藏効果と使い勝手,食生活欝究,16巻3号,

夢.3む一4導(獅5/

(8)

8 篠島大学教官学藷論集第72号 2§毒2年6舞

S雛vey o薮癒d鍵㈱s重沁W蹴e W鍵er董萄鐙K養磁綴織綬磁εAc重量v圭轡鱒Re灘¢e

       W蓑毛εぎ】1》G嚢鞍重&縫之S董0劉{1難εS重縫dle慧童S

Ke鑑。 NAKA簸u嚢A

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学びを深めるノート ~その機能と指導法~ 東京学芸大学附属世田谷小学校 大野 桂 1.はじめに ノートは,その時間における学びを深める 上で有効に働き,さらには,後の学習にも活 用できるものであるべきである。 しかしながら,ノート指導がなされていな い子どもにとってのノートとは,「板書写し」, 即ち「授業記録」としての機能と,ドリル練

○国立大学法人お茶の水女子大学博士課程教育リーディングプログラム奨励金 要項 平成26年 1月24日 制 定 (趣旨) 第1条 この要項は、国立大学法人お茶の水女子大学博士課程教育リーディングプ ログラムに係る補助金により学生に支給する国立大学法人お茶の水女子大学博士 課程教育リーディングプログラム奨励金(以下「奨励金」という。)に関し必要 な事項を定める。

1 学部の教育目的・目標および 3 つのポリシー 教育研究上の目的および教育目標 本大学スポーツ科学部は、スポーツ科学の学際的視点にもとづく理論と実践に関する教育研究活動 を通じて広い国際的視野を持ち実践的な知識と技能を備え、創造力と行動力を発揮して理想の未来を 創る人材を育成することを目的とする。

2.人材育成 ○実施計画(年度当初に、個人の活動以外の、センターとして実施する人材育成に関わる活動計画について、計 画名・実施概要・実施予定時期・実施体制を記載してください。) 1. 計画名:企業訪問による学生の実践的教育および企業における訪問授業 (1) 実施概要:企業の現場に学生を積極的に連れて行き、工場見学などとともに現場の技術者の生の

1.はじめに 利根川の水は、関東一帯における最も重要な水資源で ある。しかし、流域の開発に伴う水質の汚濁やゴミの増 大、生態系の撹乱、洪水や地震、津波による大きな災害 に悩まされてきた。このような問題を市民参画により解 決しようと、高度成長期以降、利根川流域には多くの市 民グループが立ち上がり、環境保全や防災活動が広がっ