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多摩大ジャーナル

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Academic year: 2025

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―多摩大学―多摩大ジャーナル― No.

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公認サークル Siesta は、今年度から活動を始めた活動期間の短いサー クルです。講義のない時期になる夏休みや冬休みを使って、国内を中 心に旅行を行うことが主な活動となります。今年度の 9 月上旬には広 島県、2 月上旬には大阪府を訪れました。

創設のきっかけですが、代表である私や創設に関わってくれた学生 の多くが、サークルに所属していなかったことが創設に至る第一歩と なりました。現在、活動しているサークルとは異なる活動をしてみたい、

活動を多くの人に伝えたくなるような内容は何であるかといったこと を中心に考えた結果、国内を中心に学生のみで観光を行うことで、訪 れる場所を知り、多くの人に伝えることを活動のメインに据えました。

これを実践するため、夏に行う観光を中心に 1 年間かけて多くの研 究を行います。今年度は、9 月に広島県を目的地として設定しました が、目的地を設定する段階から調査を行います。金銭的な理由ももち ろんではありますが、なぜその場所を選ぶのか、訪れた上でどのよう な実感が得られるのか、といった「行く意味」に着目することで訪れ る場所を事前に深く知るように心がけます。そして、最も重視してい ることは訪れた後の実感です。事前に多くの角度から観光地について 調べますが、やはり行ってみなければ分からないことは非常に多いで す。また、その土地での感じ方も十人十色です。この「気持ち」を多 くの人に伝えていくことが本サークルの最大の目的であり、旅行をす る上での醍醐味であると私は考えます。このそれぞれの「気持ち」を 多くの人に知ってもらいたいという想いから、本学で 12 月に開催され るアクティブ・ラーニング発表祭への参加も決

意しました。雑誌やインターネットに掲載され ている情報よりも実際に訪れた「生の声」を聴 いていただけたらと思います。

このような目標を達成するために、今年度の 夏に訪れた場所が広島県でした。今年度は「負 の遺産」テーマに設定し、第二次世界大戦時の 日本の隆盛と、悲劇の両面の特性を有する広島 県は、今年度のテーマに適していました。また、

関東圏で生活してきた学生が多い本学では、西 日本を訪れたことがない学生が多く、「行って みたい」という想いも反映できる場所でした。

かつて造船技術の最先端であった呉市、原爆の 被害を物語る広島市、日本三景に数えられる宮 島など豊富な観光資源を体感することができま した。特に今年のテーマとして挙げた「負の遺 産」を一度に多くの場所で学べたことは、当時 の背景を知ることができる良い観光になったと 思います。

創設から 1 年も経過していないサークルで はありますが、サークルを選ぶ際には、多くの 人に興味を持っていただきたいと思っていま

す。旅行や観光を主体的に行うことは、知見を深めるための最適な方 法です。さらに、知っているエリアが増えることで、始めて出会った 人と話す会話に困ることはまずありません。本サークルにも様々な都 道府県の出身者がいますが、いわゆる「地元(地方)の話」で事欠か ないのは事実です。本学では多摩地域からの出身者が多く、東京都が 中心になる生活をしている学生には少し足りない部分だと考えられま す。その欠点を補うべく、多くの学生に本サークルに関わって欲しい ことが私の願いです。グローバル化が進み、外国の方に詳細な日本の 部分を説明する能力を獲得することは大前提として、日本国内でも土 地や風土による文化の違いに触れることは多々あります。このような 国内でも学べる環境を十分に活用し、訪れた場所に詳しくなることが サークルに加入した人たちへの願いです。サークルに加入している人 も加入していない人にも、国内の観光資源を中心に知見を深められる 組織にしていきたいと思っています。

最後になりますが、「Siesta」という言葉は、スペイン語で「昼寝」

という意味を持っています。昼食後に睡眠をする文化を持つスペイン 人のように、気軽に旅行や観光をしてほしいという想いからこの名前 を付けました。昨今は航空券や宿泊料の価格競争や、若年層に向けた プランも多くあります。サークルに加入することはなくても、このよ うなチャンスを利用し、多くの学生に気軽に旅行を楽しんでもらいた いと思います。

2019 年 12 月 30 日発行 編集・発行:多摩大学 〒 206-0022 東京都多摩市聖ヶ丘 4-1-1 TEL:042-337-1111 FAX:042-337-7103 https://www.tama.ac.jp/ 通巻 29 号

2019 No.

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多摩大ジャーナル 多摩大ジャーナル 多摩大ジャーナル

経営情報学部 事業構想学科 2 年 

佐保 尚寿

〈多摩大学 公認サークル Siesta〉 サークル活動から主体的な学びを

呉市海事歴史資料館前にて

宮島までのフェリー内にて 厳島神社内にて

多摩祭でのポスター展示

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多 摩大学経営情報学部学生会執行部 ~活動紹介~

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多摩大学多摩祭

経営情報学部学生会執行部長 3 年  田島 凜太郎  2019 年 11 月 9 日、10 日の 2 日間は多摩祭を開催しました。今年度のテーマは「時代~過去・未来へタイムスリップ~」。元号 が平成から令和に変わることで、時代が大きく移り変わるということを意味しています。

 今年は昨年に引き続き、縁日や仮面ライダーの仮面ライダーゼロワンショー”、スタートゥインクル☆プリキュアショー” など 子供に人気のコンテンツもたくさん企画しました。また、後夜祭には、お笑い芸人の紺野ぶるまさん、みなみかわさんも来てくれ、

ビンゴ大会ではとても豪華な景品をご用意しました。多くの方が楽しめる様々なコンテンツにより、多摩大学の学生や、中高生、地 域の子供たちやその保護者の方など、数多くの方に来場して頂くことができました。

ハロウィン・クリスマス

 2019 年 10 月、キャンパス内には ハロウィンの飾りつけが施され、とて も楽しい雰囲気を醸し出していました。

また、11 月からは巨大なクリスマスツ リーが飾られました。この二つの飾り つけ、実は多摩大学に留学してきた留 学生の学生が飾りつけを手伝ってくれ ています。なかなか、多摩大学の学生 と留学生が交流を深める機会が少ない なか、留学生から積極的に多摩大学に 関わってくれることはとても嬉しいこ とだと思います。

 今年度は、積極的な学生がとても多く、新規サークル設立の申請が来ました。また、昨年度設立が認められたサークルは、準公認サー クルから公認サークルに昇格するため多くの新入生を勧誘したりなどサークルの活動が活発になってきています。

 多くの学生から、多摩大学はサークルの数が少ないという意見を頂くことに憤りを感じることがありましたが、積極的な学生が増え サークルが増えることで学内が活性化していくのはとても嬉しく思います。また、既存のサークルで昨年度は多摩祭に出店していな かったサークルも今年は出店しているなど、全体的に積極的に学内を盛り上げようとしてくれる学生が多くなってきていると感じます。

 学生会執行部として、多くのサークルや学生が積極的に活動してくれるのはとても嬉しく思い、またこれからも期待していきたい と感じています。

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多 摩大学経営情報学部学生会執行部 ~活動紹介~

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 結論から言うと私は SGS に入学してよかったと思っています。

そのように思った理由をいくつかお話します。

 まず、私が SGS を選んだ理由は高校の頃から航空業界で働きた いという夢があり、大学では観光やホスピタリティについて学びた かったからです。しかし、通学に片道 1 時間 40 分程かかることに は本当に頭を悩まされました。1 年生の頃は慣れない課題や居酒屋 でのアルバイトをこなしながら、週 5 日ある 1 限の授業に出席す ることがとても大変で、何度もくじけそうになりました。しかし、

AEP で同じクラスだった友人に助けられながら遅刻をほとんどする ことなく、なんとか単位を取ることができました。1 年生頃はとに かく大学生活に慣れることを目標に日々の生活を送っていました。

 学校生活に慣れてきた頃、私は学内の留学プログラムを利用し て海外留学に 2 回行きました。どちらも長期の留学ではありませ んでしたが、とても貴重な経験となりました。

 1 回目の留学は、1 年生の春休みに参加したシンガポールの海外 研修です。初めての海外だったので不安でしたが、研修を通じて 留学先の大学で友人がたくさんできました。そこで出会ったシン ガポールの友人とは今でも交流があります。

 2 回目の海外留学は 2 年生の春休みに 1 ヶ月間行った、カナダ のビクトリアでの語学留学です。日本から 1 ヶ月離れてホームス テイをすること、ホストファミリーには日本語が通じないことなど シンガポールに行ったときより大きな不安がありました。しかし、

今しかできないと感じて挑戦しました。最初の 1 週間は生活に慣 れることに本当に苦労しましたが、ホストファミリーや留学先の 大学で積極的に会話をすることで、英語の聞き取りが少しずつで きるようになりました。留学中は学校に通うだけでなく、友人と よく街に出かけました。バスで遠くまで行ったり、買い物をした りととても充実していました。何をするにも英語を話すことにな るので、全てが勉強の毎日でした。

 英語をうまく話すことが出来なくてもとにかく一生懸命に伝え ることの大切さや、実際に英語を使って会話をすることの楽しさ

などを 2 回の留学を通じて学ぶことができました。

 最後に、SGS の魅力は先生と生徒の距離が近いことだと思いま す。少人数制を重視していることからほとんどの授業が多くても 40 人くらいで、先生が丁寧に指導してくれます。また、就職活動 時にも一人一人丁寧なサポートをしてくださり、本当に感謝してい ます。キャリア支援課の方や、所属ゼミの先生が何度もエントリー シートの添削や面接練習をしてくれました。また、不安なことや 悩みを一緒に解決してくれました。同じ業界を目指す友人とも協 力しながら就職活動を続けた結果、志望した会社から内定を頂く ことができました。SGS は挑戦したいことを手厚くサポートして くれる学部です。留学や就職活動も内容が明確でなくても、積極 的に相談に乗ってくれます。もちろん授業でお世話になった先生 からもたくさんの提案をしてもらえます。その環境の中で、私は 4 年間で沢山の経験を積むことができました。今年度で卒業予定で はありますが、SGS での学びや経験を今後に活かしながら挑戦を 続けていきたいと思います。

グローバルスタディーズ学部 4 年 

進藤 瑞生

SGS での 4 年間

シンガポール研修での 1 枚

AEP で仲良くなった友人との写真

カナダ留学の時のクラスメートとの 1 枚

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 2019 年 11 月 9 日・10 日の多摩祭にて中国・韓国・ミャンマーからの留学生による地域交流企画として中国のゲーム・モンゴルのおもちゃ

(シャガイ)の紹介、留学生の母語を書いた缶バッジ作成、輪投げコーナーを設けました。

 準備の段階では、学園祭を経験したことがなく戸惑い気味だった留学生でしたが、当日は積極的にブースを盛り上げ、多くの方に楽しん で頂くことができました。

多摩祭 国際交流企画

国際交流ニュース 国際交流ニュース 国際交流ニュース 国際交流ニュース 国際交流ニュース 国際交流ニュース 国際交流ニュース 国際交流ニュース 国際交流ニュース

 2019 年 11 月 4 日に 1 年生対象の英語クラス(English Expression)にて、中国・韓国からの留学生に日本での体験や文化の違い等 について英語でインタビューをするアクティビティを実施しました。

 同じアジア圏の学生が流暢に英語で会話をする姿に、日本人の学生は大きな刺激を受けたようです。

留学生に英語でインタビュー

 2019 年 10 月 26 日に大学コンソーシアム八王子主催の留学生座談会に、本学の留学生が 2 名参加しました。

 高尾山を観光後、コンソーシアム協定校からの留学生とともに、高尾山をより魅力的にするための方策を議論しました。

大学コンソーシアム八王子主催 留学生座談会

経営情報学部 秋卒業式

 2019 年 9 月 24 日に令和元年度多摩大学 経営情報学部卒業のつどいがが行われました。

(卒業生 8 名)

 学位記授与の後は和やかに懇親会も行われ ました。

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Referensi

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