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家 庭 1 科目構成

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Academic year: 2024

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(1)

家 庭

1 科目構成

改 訂 現 行

科 目 名 標準単位数 科 目 名 標準単位数 家 庭 基 礎 2 家 庭 基 礎 2 家 庭 総 合 4 家 庭 総 合 4 生 活 デ ザ イ ン 4 生 活 技 術 4

各学科に共通する教科としての家庭科においては、上記の3科目を設け、生徒の多様な 能力・適性、興味・関心等に応じて必ず1科目を選択して履修させる。

2 改訂の基本方針

今次の改訂においては、次のように改善が図られた。

(1) 家庭を築くことの重要性、食育の推進、少子高齢社会における子育て理解や高齢者の 肯定的な理解や支援する行動力の育成、日本の生活文化にかかわる内容の充実を重視す る。

(2) 高校生の発達課題と生涯生活設計、キャリアプランニングなどの学習を通して、次世 代を担うことや生涯を見通す視点を明確にするとともに、生涯賃金や働き方、年金など との関係に関する指導などを加え、生活を総合的にマネジメントする内容を充実する。

その際、生涯にわたる生活設計や多重債務等の深刻な消費者問題、衣食住生活と環境 とのかかわりなどを科学的に理解させるとともに、社会の一員として生活を創造する意 思決定能力を習得させることを明確にする。

(3) 家庭科の学習を実際の生活と結び付け、問題解決学習を行うホームプロジェクトや学 校家庭クラブ活動については一層充実させる。

3 改訂の内容 (1) 目標

家庭科の目標は、自己と家庭、家庭と社会とのつながりを重視し、生涯の見通しをも ってよりよい生活を送るための能力と実践的な態度を育成する視点から、次のように示 された。

人間の生涯にわたる発達と生活の営みを総合的にとらえ、家族・家庭の意義、家族・家 庭と社会とのかかわりについて理解させるとともに、生活に必要な知識と技術を習得 させ、男女が協力して主体的に家庭や地域の生活を創造する能力と実践的な態度を育 てる。

(2)

(2) 各科目

<家庭基礎>

ア 目標

人の一生と家族・家庭及び福祉、衣食住、消費生活などに関する基礎的・基本的な 知識と技術を習得させ、家庭や地域の生活課題を主体的に解決するとともに、生活の 充実向上を図る能力と実践的な態度を育てる。

イ 内容の構成と取扱い

(ア) 青年期の課題である自立と共生とい う観点から、家庭・家族、福祉、衣食 住、消費生活にかかわる基礎的・基本 的な知識と技術を習得させ、環境に配 慮したライフスタイルとのかかわりを 深める学習を重視して内容が構成され ている。

(イ) 主に 内 容の (1)は異なる世代 とか か わ り 共 に 生 き る 力 、 (2)は自 立 して 生 活する能力を重視している。

<家庭総合>

ア 目標

人の一生と家族・家庭、子どもや高齢者とのかかわりと福祉、消費生活、衣食住な どに関する知識と技術を総合的に習得させ、家庭や地域の生活課題を主体的に解決す るとともに、生活の充実向上を図る能力と実践的な態度を育てる。

イ 内容の構成と取扱い

(ア) 人の一生と家族・家庭、子どもや高 齢者とのかかわりと福祉、消費生活、

衣食住などに関する知識と技術を総合 的に習得させ、持続可能な社会を目指 したライフスタイルの確立に関する学 習を重視して内容が構成されている。

(イ) 大項目については、どのような能力 が必要なのかという観点から内容が構 成 さ れ た 。 例 え ば 、 (1)は 生 涯 を 見 通 し 生 活 を マ ネ ジ メ ン ト す る 力 を 、 (2) は 様 々 な 人 と つ な が り 共 に 生 き る 力 を、(3)と(4)では、生涯を通して各ラ イフステージごとに健康で文化的な生 活 を 創 り 営 む 力 を 、 (5)で は 学 習 の ま とめとして、生涯を見通しこれからの 生活を創造する力を身に付けることが

家庭基礎の内容構成 (1) 人の一生と家族・家庭及び福祉

ア 青年期の自立と家族・家庭 イ 子どもの発達と保育 ウ 高齢期の生活 エ 共生社会と福祉

(2) 生活の自立及び消費と環境 ア 食事と健康

イ 被服管理と着装 ウ 住居と住環境

エ 消費生活と生涯を見通した経済の計画 オ ライフスタイルと環境

カ 生涯の生活設計

(3) ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動

家庭総合の内容構成 (1) 人の一生と家族・家庭

ア 人の一生と青年期の自立 イ 家族・家庭と社会

(2) 子どもや高齢者とのかかわりと福祉 ア 子どもの発達と保育・福祉 イ 高齢者の生活と福祉

ウ 共生社会における家庭や地域 (3) 生活における経済の計画と消費

ア 生活における経済の計画 イ 消費行動と意思決定 ウ 消費者の権利と責任 (4) 生活の科学と環境

ア 食生活の科学と文化 イ 衣生活の科学と文化 ウ 住生活の科学と文化

エ 持続可能な社会を目指したライフスタイ ルの確立

(5) 生涯の生活設計 ア 生活資源とその活用 イ ライフスタイルと生活設計

(6) ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動

(3)

できるようにするといった観点である。

<生活デザイン>

ア 目標

人の一生と家族・家庭及び福祉、消費生活、衣食住などに関する知識と技術を体験 的に習得させ、家庭や地域の生活課題を主体的に解決するとともに、生活の充実向上 を図る能力と実践的な態度を育てる。

イ 内容の構成とその取扱い

(ア) 現行の「生活技術」を改編した もので、生活を改善し、豊かな生 活を設計するという意味でデザイ ンという名称に変更された。

(イ) 実験・実習等の体験的な学習を 重視し、衣食住の生活文化に関心 をもたせるとともに、生涯を通し て健康や環境に配慮した生活を主 体的に営むことができるように、

かつ各項目に関する学習を深めら れるように、内容が構成された。

(ウ) 共通して履修させる内容のほか に、人とかかわる力の育成や探究 型の学習を深めるために、一部の 小項目(右表の下線部分)につい ては、生徒の興味・関心等に応じ て適宜選択して履修できることと されている。

(3) 各科目に共通する事項

ア 「ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動」の趣旨については、学習指導要領に おいて「自己の家庭生活や地域の生活と関連付けて生活上の課題を設定し、解決方法 を考え、計画を立てて実践することを通して生活を科学的に探究する方法や問題解決 の能力を身に付けさせる。」と示されている。これは、家庭科で学習した知識と技術 を総合化させるとともに、実生活に活用する力の育成を図ったものである。

イ 「生涯の生活設計」の内容が加わり、生涯を見通した経済の計画を立てるために、

資金管理、リスク管理などにかかわる内容が重視されている。

ウ 衣食住の内容については実験・実習を中心とした指導が求められ、特に食育の推進 を図る視点から、必要な知識と技術を調理実習等を通して身に付けさせることが重視 されている。

エ 消費者教育と環境教育を推進するため、環境に配慮したライフスタイルを確立する ために必要な内容の充実が図られている。

生活デザインの内容構成 (1) 人の一生と家族・家庭及び福祉

ア 青年期の自立と家族・家庭 イ 子どもの発達と保育 ウ 高齢期の生活 エ 共生社会と福祉 オ 子どもとの触れ合い

カ 高齢者とのコミュニケーション

(2) 消費や環境に配慮したライフスタイルの確立 ア 消費生活と生涯を見通した経済の計画 イ ライフスタイルと環境

ウ 生涯の生活設計 (3) 食生活の設計と創造

ア 家族の健康と食事 イ おいしさの科学と調理 ウ 食生活と環境

エ 食生活のデザインと実践 (4) 衣生活の設計と創造

ア 装いの科学と表現 イ 被服の構成と製作 ウ 衣生活の管理と環境 エ 衣生活のデザインと実践 (5) 住生活の設計と創造

ア 家族の生活と住居

イ 快適さの科学と住空間の設計 ウ 住居と住環境

エ 住生活のデザインと実践

(6) ホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動

(4)

4 質疑応答

問1 教科目標に、「人間の生涯にわたる発達」及び「主体的に」という文言が新た に加わったが、その内容や意図は何か。

「人間の生涯にわたる発達」とは、人間が生まれてから死ぬまでの間、身体的、精神的 に変化し続け、各ライフステージの課題を達成しつつ発達するという生涯発達の考え方を 重視することを示している。具体的には、人の一生を「時間軸」としてとらえるとともに、

生活の営みに必要な金銭、生活時間、人間関係などの生活資源や、衣食住、保育、消費な どの生活活動にかかわる事柄を「空間軸」としてとらえ、各ライフステージの課題と関連 付けて理解させることが重要であることを示している。

また、「主体的に」とは、自らの意思決定に基づいてという趣旨であり、教科目標では 主体的に行動する意思決定能力を身に付け、男女が協力して家庭や地域の生活を創造する ことができるようにすることを重視している。

問2 教育課程編成上の留意点は何か。

「家庭基礎」は、原則として、同一年次で履修させること。また、「家庭総合」及び「生 活デザイン」を複数の年次にわたって分割して履修させる場合には、原則として連続する 2か年において履修させること。

複数の科目を開設して生徒が選択できるようにすることが望ましい。

問3 家庭科におけるホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動についての配慮事項 は何か。

ホームプロジェクトは、学習を進める中で、各自の生活の中から課題を見いだし、課題 解決を目指して主体的に計画を立てて実践する問題解決的な学習活動である。ホームプロ ジェクトを実践することによって、家庭科の学習で習得した知識と技術をより一層定着し、

総合化することができ、問題解決能力と実践的態度を育てることができる。

学校家庭クラブ活動は、ホームルーム単位又は家庭科の講座単位、さらに学校としてま とまって、学校や地域の生活の中から課題を見いだし、課題解決を目指して、グループで 主体的に計画を立てて実践する問題解決的な学習活動である。学校家庭クラブ活動を実践 することによって、家庭科の学習で習得した知識や技術を学校生活や地域の生活の場に生 かすことができ、問題解決能力と実践的態度はもとより、ボランティア活動などの社会参 画や勤労への意欲を高めることができる。

指導に当たっては、例えば、ホームプロジェクトでは、①課題意識をもたせるようにし て題目を選択させ、②実施計画を作成し、③実行し、④反省・評価をして次の課題へとつ なげるとともに成果の発表会を行うことなどに留意することが大切である。

(5)

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