王藤孝幾1「総菜の知識、1の轟羅方略が運動学習1こ及ぼす懸果: i
「結果の知識」の利用方略が運動学習に及ぼす効果
工藤 孝幾
i.目的と仮説
運動学習においては,練習試舞遂行紅終うフ ィードバック構鞍が重要な役割を果たしている。
通常の練習場嚢では,試費後に指導1巻からスキル 遂行に関して様々な振磯がなされるが,動作遂行 後に付糠的1こ与えられるこのような構隷のことを
「結果の知識盛(K欝麟鍵形㊧{衰es戯;重く齢とい い(工藤,謄8鶴,フィードバック藩鞍の中でも 蓉に重要な役割を握っている。したがって,K薮 をどのよう萎こ鵜離するかということは,勤果紡な 練響法を考えていく上できわめて重要な覇題であ り,これまでにこのことに関しては多くの欝究が 行われてきた。これらの醗1発蓬こ対しては,鶴1えぱ Sa蓋懲β盛磁濃.(欝8毒や鍵確灘(懲§3)が,ま
とまったレヴューを行っている。
K建に護1する醗究の中で注繋さ駿てきた問題の 一つに,K設の頬嚢と学翼効果との縫係妻こ絶する 隠題がある。K蓑は試行澄後にできるだけ多くし かもよ券詳しく与えるべきで誹るという緩統的な 考え方(A曇a盤s,捻雛1礫06ε麗銭a蔓.,欝欝l S畿搬羅t,欝箆IT蓋O漿4激ε,雄2?)に薄して,
むしろ籔設を与える頻度を減少さ達た方が学習 が{建造されるという興殊ある結果が近年鞍告され るようになってきた総譲羅謹6登難塾総,緯721
S登a罫綿w&S職贈rs,茎鱒2;Wl簸stei難亀
Sc簸盤媛t,亜§鱒l W「虚量,玉鱒2;W遍乏e童a董.,
玉総41w磁乏&S&擁嶺,鍛練;w嚢董{鍍a董.,
緯931W磁歪破譲.,豊鱒5〉。すなわち,K盆提繊の
頻凌の少な塾条件の方が,毎醤K盆が提盤され
る条件よりも練習終了後の忘隷が少ないという結 果が欝られているのである。この現象に薄して,これまでにいくつかの解釈 が試みられてきた。S雄猫。癒εtal.(鰺84〉は,
毎掻K盆が提供されることによって,練饗表 は
それを遂行手がかりとして瀦矯するようになるの で,塞来その課題を学習する上で重要な内的基準 が形銭されにくくなることが漂鑓であると考えて いる(ガイダンス仮誕;G磁曇錘鐙猛y脚識εs董s〉。
L総(緯88)はヂ転移適合構艱難遷ゴ(Tr鍛s艶ζ A欝欝。麟tεPr罐ss塗蓼/という饒点からこの現 象を議鬱している。つ叢り,テスト該行において K衰を穂駕することができないことを考えれば,
練翼においてもK衰提供の機会を少なくしてお
いた方が,練習時とテスト時で購様の欝i鞭魑建が なされる可能性が高くなり,テスト試行への転移 が促進されるという解毅である。これら練習鋳とテスト鋳の条樽の違いに原雛を 求める解毅に薄して,K盆撰{撫こ鐸う頻繁な修量 を原i鑓とする解殺も潜る。W簸疑蕊Sc葺驚至(慧
(婚§㊧は,毎轡K嚢が与えられることによって 整正が頻繁に行われるようにな警,安定した記臆
表象の形成がでぎなくなるという不適慈
(搬撮磁&茎)t鉾ε/が生じることが原欝であると解験 している。また聖篭灘(欝93〉は,頻繁な簿鞭 礎盤や修正は,注意あるいはワーキングメモ夢の 容量に対してオーバー篇一ドになってしまうこと が原霞であると考えている。
以上のような翼嚢の頻獲に関する発見は,K裟 鍵盤のスケジュールに臠するいくつかの飯説を導
き寓している。舞えばW搬ste麺&Sc蓑懸羅t
/欝鱒)は,練習段賠の違いによってK衰の頻度 の影響が異なるので,それに感じたスケジュール を考える必要があると考えている。練習初雛には エラーに絶する縫報の麟欝欝麟麹が高いので,K盆 提繊の頻度は商い方がよいが,練習後半では熟達
によってK裟の必要褻が減少するので,KRの提
鐵の機会を少なくしても支障はな:く,むしろK盆 への敏存を鋳ぐことができるという点で蕉盆の2 題島大学教蕎学藻論集第鋳畢
頻度を下げることは有効で諮ると考えられる。こ
のことから後らは,練習が進むにつれてK嚢鍵
盤の頻獲が減少するスケジュールが有効であると 考えている。またKo瞬&G灘霧a欝磯(給§6〉は,至く籔提示 の有無があらかじめわかっている湯合に箆べて,
ランダムに提示することで}{盆の稀驚を予難で きなくした場金の方が保持が促進されることを実 験的に霧らかにしている。この現象に鰐して後ら は,予簸できないことによって漣意が喚起され,
覚醒承準が高く保たれるため尋こ保持溝縫進される と解癒している。
このように,運動学習における猛Rの勅祭に
ついては,その頻獲やスケジュー勘の影響に関し て重要な発見が鞍告されるようになってきているが,これらの要霞継磐にKRの禽熱性を左右す
ると考えら舞るもう一つの重要な要鍍がある。頻 度の影響1こ関するこれら覇)醗究で善ま,単にK嚢 を縫供する割合のみを問題にしているだけで,練 習考綴の要霞を考癒していない.つまり,練習表がKRを必要としているか否かに関わらず.K衰
提供のスケジュールが実験春1こよって淡めら擬て いるので,練習春が重く嚢を必要としているとき に堤僕されず,遊に不必要と思っているとき冗長 な欝報が与えられるといったすれちがいが生じて いる薄髭性がある。その点で,K裂のバンド穣偽離§w羅撫〉に縫 する最遠の藩究はきわめて示唆的である。S薮e静 w⑪o{董(鰺魯8〉1ま,2碁倉搬認。で魏を{串展するとい う課題の学習紅おいて,毎麟K翼を与える条件,
臆登盤s¢cの5%の逸鋭纏を越した鋳のみK盆を 与える条件,欝驚グ)逸鋭纒を越した鋳のみK盆 を与える条件の学習効果を鷺較し,蝶持テストに おいて驚駕条件が最も優れており,雛駕すなわち
すべてにおいてK衰が提供された条件が最も悪
いという結果を報告しているひその後,いくつか の欝究において,より菰いバンド韓が学習を促進 するという結果が報告されている(建嘘鍵eta豊.,i鱒6,Ca腿ra琶麟et雄.,欝器;Gで3yδ倉簸,e繊L,
鯵97;Lεεet雄.,簿蟹};Lee&醗aギa蚤,謄§樹
齢8瑠2月
嚢eeveet譲.,玉§鰍S譲短乞a董、,i鯵7〉。
S欲擁磁(欝毅)は,練饗が進むにつれてパフ 婁一マンスが講上するので,バンド鶴を設定する ことにより,結果的にK衰が次第に減少するス ケジュールと縁じになることが保持を促進する原 霞であると考えている、これに耕してGray面簸 et濃.(欝§7〉は,頻度やスケジュールといった 二次醜な要獲ではなく,バンド輻の設定がもたら
す「ノーエラーK鶏娠。磯貰or区鉛という新た
な椿鞭が重要であると考えている。すなわちバンド輻を設定した離合には,K翼を与えないという
ことは郵エラーではなかった」というK衰を賠
に与えていることになる。この欝報が学:習を{建進 したと緩は考えている。
以上のどの護霧も,それぞれ可饒姓として成立 し得るが,これら以外にもう一つの重要な要獲が 関与している可籠性がある。それは,練習煮灘の
要雛がKR礎盤の猛方に反駿されているか否か
という点である。鋳達したK盆頻度やスケジ
ュール1こ臠する醗究で1ま,練習者の反感の鐡来・不獣来とK衰提供と1ま無縫係であるのに薄し,
ノ荒ンド輻の藩究で1ま,エラーが設定された基準よ り逸駁した鋳のみK夏が鍵盤される,表理を変
えれば練習者の反応の鐵来・不鐵来とKR鍵盤
とが密接に結びついているのである.Le壼a認 C3懲独a簸(給鱒〉は,「くびき」(YOK獲)〉条 欝を設定することによって,頻度あるいはスケジ ュールが重要なのか,あるいはパフォーマンスに
基づいてK嚢を礎供することが重要なのかにつ
いて検討した。「くびき」条件とは,バンド編を設定することによって鍵盤されたK衰と講じス
ケジュールで鋳報を提供する条件のことである。したがって,バンド輻が設定された条稗と響くび き」条件とで,スケジュールは瞬じであるがK盆 潜被験者のパフ方一マンスに基づいて提鉄されて いるか否かという,薫で異なっている。その結果,
バンド編条韓の方が「くびき」条件より優れてい ることを報魯している。このことは,単なる頻度 やスケジュールが本質的なのではなく,パフォー マンス紅基づいていることが重要であることを示
工藤孝幾:「結果の知識3の羅馬方略が運嚢学習紅及ぼす難粟 3
験している。
緩し,果たして設定されたバンド纒が練習考の 蕉Rに鰐する必要穫:とどのように鰐癒しているの かについては不瞬である。最近,この点紅纏わっ て次のような醗究癬報告さ褻ている。」雛e旋et al.(緯§5〉はボールの的当て課題の学習にお墾
て,あらかじめパフォーマンス1こ関するフィード バック椿譲の提供のスケジュールが漢められてい る条件の健垂こ,被験者の辛彗擬でフィードバック蜷 報を耕馬するという条件,およびその「くびき」
条件を換えて姥較を舞った。その結果,被験巻の 甥藪でフィードバック鋳鞍を轡還する条件の学習 懸果が最も優駿ているということをi撮苦している。
ただこの醗究では,被験巻は練習試行全体の7%
でしか鷲鞍を瀦濡しておらず,「くびき」条件と 鏡鞍するにはあま嚇こも頻度が少なすぎる。した がって,フィードバック憶鞍の頻度そのものが重 要なのか,被験者の必要痩紅感じてフィードバッ ク憐報を鍵盤することが重要なのかについて考察 することはできな1い。
本:藩究の騒的は二つ諮る。…つ垂ま,学警i考が採 締するK嚢灘濡方略と,K震頻穫:に関する健来の 欝究で瞬らかにされてきた内容との闘に共通性が 晃られるかを確かめることである。ガイダンス飯 説紅従えぼ,ヂ悉皆方酪ゴよ蓉も紅間欠方酪」の 方が優れており,スケジュールとしては次第紅頻 度を議少さ量る方酪が望ましいと考えられるが,
練習春にK盆稀矯の覇藪をゆだねた場合,果た
してそのような方略を採爾するのだろうか。もう一つの目的は,このような学習者の警懸に よるK衰科舞藝こよる学習効果を,あらかじめ決
められたスケジュールでK盆が提供される鍵来
型の練習による効果と比較することである。本欝 窒では,練響靉靆を通じて一定鷺率で鍵盤される 条稗,徐々に減少していく条韓,逆紅稼々に増撫 していく条件の三つを設定し,これらと練習考が 採照する方略の運動学習1こ及ぼす効果の比較を試みる。
E.方 法
1、被 験 者鰺才から2i才までの大学盤男女総名を被験春と した。全員が古稀き(ペンを持つ方の手)である。
2.学習課題
無き手の直線的薦後勘紅よって,ディスプレイ に表示されたターゲットパターンを再現すること が課題で諮る。ターゲットパターンは,縦軸を移 動獲離,横軸を駈饗蒔閥とするグラフによって表 示した(翼賛〉。スタート位置から擁ξり遜し地、薫 蛮での実燦の移動髭離1ま鰺儒であり,所要蒔悶は 片道瀦9醗sec,往復でi秒である。
igc鰍
移動距離
○.5 i、○秒 所要時間
灘1 ターゲットパターン
緩験表に薄し,右手でペンを藻持し,ディジタ イザー上に作成された薩線の溝に溌ってベンを移 動するように教示した。綾験巻の毒手の動きは,
ペン泣麗のX,Y座標纏を盆S−2詑Cを介して(サ ンプリングレート6§簸z〉コンピュータに入力す ることによって灘足した。
KRは,このようにして計翻した右手の移動パ ターンをグラフ化したものを,藤遠のターゲット パターンにスーパーインポーズすることによって 鍵示した。
3.手続きと実験条件
①全体の手続き
2§§掻の練習を磁穰ずつ4ブ欝ックに分けて実 施したひブ難ック聞インターバルだけは董分幾と
一一・に設達したが,ターゲット撰示から動作醐嬉
4 綴島人単数奮常餐誰藥第§§畢
までの蒔闘館長丁〉及びK衰観察鋳問(K衰τ)
の長さは被験者欝身が決定した。練習終了後(直 後テスト〉と24鋳問後(保持テスト〉にテストを 行い,引き続き転移テストを行ったむテスト試行 はそれぞれ欝試行であり,K盆は与えなかった。
なお練習託児だって,テスト試行においてK衰
が入手できない点をあらかじめ伝えておいた。最後に,以下の内容紅ついて被験老に内雀羅欝 を求めた。全員に共選に縫いた内容は亨⇔すべ ての試行で疑嚢を羅欝した方がいいと思うか否
か,2)もし全試行の半分しかKRを穂矯する
ことができないとしたら co登s穣統 条件,6ecr綴seボ条件,属1猫re薦eざ 条件(後に議霧 する)ξ)いずれを選撰するかの2点である。また,
後還する 騰艶。ビ条韓二の被験者には,K殺を禰 離した場合としなかった場合の馨鰯暑基準1こついて 質問した。
保持テスト,転移テストのいずれも民設の伴 わない欝試行によって講成した。転移テストにお いては,練習で篤いたパターンとは異なるターゲ ットパターンを驚いた。
当初は,課題の教示と練習縷数のみを指定し,
K裂を見るか見ないかの甥擬を全て緩験者紅任量
るという条件を設定し,そこで縷察されたK裂
羅霧方絡をいくつかに分類することによって,楚 の実験条艀の結集と箆較する予定であった。しか し,予想に反しほとんどの覆験者がすべての試行 にわたって民衆を麟矯する頬織が見ら擬た。そ こで方針を変え,すべての試行でK盆を騨離し た被験者が1§人に達するまでデータを採り,それ を後達する 完。簑t艶ヂ条{隼の被験者とすることにした。すべての試行でK盆を聡濡した人が雄
大に達した時無で,K貧を罵篤しない試行が含ま れていた被験者の人数は4人であった。この尊人 の被験者のデータについては,人数が少ないこと,人によってK衰秘露頻度に大きな難きがあるこ となどの運密によ酵,今懇は分蟹の薄象とはしな かった。
以上のような結果そのものが,承醗究の第iの 藝的紅鱒する一つの繕果である。ただ,このまま
欝鑓年翌2月
では,学習考の覇藪によるK衰稀絹による学響 動果を,あらかじめ淡められたK裟スケジュー
ルの練習1こよる学習麟果と箆較するというもう一 つの醗究馨麟につて調べることができない。そこ で承実験では,練習露数の半分以下でしか翼嚢 を羅薦することができないという麟約を設けた上 で被験表1こ甥藪さ煙る条稗を設定し,楚の条件と 比較することにした。⑨実験条件
被験者鱒人を,以下の五つの練習条件にランダ ムに割り当て.合計5群を織成した。
緯㌔㊤蔑蹄劉条稗:
練習試行のすべてにわたってKRを提示
した倉
/2)㌔e萱εcビ条件1
全体の半分以下の試行においてしかK襲
が得られないことを知ら廿た上で,その瀦驚 の仕方は鞍験者の選暴1にまかせた。(3)轟co爲綴簑ビ条件:
練習試行全体の半分においてKRを提示
した。その際,最初から最後まで2磯に茎園 の割合で提示した。(融懲εc総3総δ 条鯉:
練習試鴛全棒の業分においてK嚢を提示 した、その際,徐々にK衰提示試春の割合
が減少するように,第董ブ滋ックで5癬に亜暴,第2ブロヅクで3懇にi穰,第3ブ灘ッ
クで3懸1こ2醒,第壊ブ麓ックで5麟に婆轡 の割倉でK衰を提示した。⑲居睡。艶aseボ条件=
スケジュールが逆である点を験き,
δεc艶aseざヲ条件と同じである窃
③至試行の手続き
se至ecビ群における至試行の手纈は次の遜り である。ターゲットパターンは,緩験者が保持し たペンがディジタイザー上のスタートエ婆ア内耗 入った時、薫でディスプレイに罷れ,ペンがスター ト工縫アから認た鋳点で潰えるようにした。再び ペンがスタートエ1タアに戻った時点で,ディスプ レイにはr結果を見る」とr次へ進む」の二つの
工藤孝幾:r懸果の知議」σ)轟霜露酪が運動学響に及ぼす効果 5
童韓暮暮
皇2懸費奪
鰺鼕鼕春
エ フ 8警む§⁝
6(遍{》
韓{1蓼
2轟曇難
十牌。艇霜麟師
¥目尋se紀盤外
¥腰。む重器纏轟童経
¥榊盤。律呂駕惑神 d」辱尊蹴緯麗鱒セ寺
主 §
豊玉 練習試行
欝
麟2 練習難におけるパフォーマンスの変化
選採絞が表示されるようにし,緩験者にいずれか を選穣させた(選択肢ヂ)文章の上をマウスでクリ ック)。「結果1を箆る」の方を選擬した場合1ま直ぐ にK盆を縫示し,r次へ進む」の方を選択した場
合はK嚢を表示慧ずにそのまま次の試行へ移行
するようにした。季の移動の麗姥のタイミング,KR舞懸の鞍懸,K薮を見ている暗闘,試行隅イ ンターバルは全て被験者警身に霧簸させた。
その簸の条件も基本:的紅は霧様の手纈である嚇,
移動終了時における選択薮は条件によって異なり,
㌔ぴ鍵虻。ジ条件の場合は「結果を見る」だけであ るのに麟し,㌔o総ta豊ビ条簿と 垂creaseゴ条
件及び騒鋭総aseボ条件では,演められたスケ
ジュールに従って「結果を見る」あるいは「次へ 進む」の縛れかを表示した。喋.蟹喜変数
練習及びテストパフォーマンスの捲漂としては 衰鍛S狂(欝硫灘ε鍛鰻澱ree登Gで/を篤いた。デ ィスプレイ上におけるターゲットパターンと再生
パターンのずれを霧積で表したものであり
(S娩aeta至.欝欝〉,ディスプレイヂ)ドット数で 表した。また,練習中の被験者の時欝1の襲い方を 示す指標として,ターゲヅ1・パターンがディスプ レイに表示されてから,動作が麗嬉されるまでの
鋳闘(P設丁〉と,K盆を観察した蒔懸(K衰孚)
とを盤sεc単{宣で灘定した。
欝.結 果
1.R麟舗の分梼結果(碁 練習簸
練習欝試舞を玉ブ濤ックとし,その平均纏をブ 窪ックごとの練習パフ意一マンスとした。躍2は
5群の騰ブロヅクの練習パフォーマンスを示した ものである。これらに麟して練習条件(5条件〉
×練習ブロック(騰ブロック〉の2要義分散分断
(第2要毯が麟慈あり)を行った。その結果,二 つの主効果(条件:F罵3.鯵3,猷二馴蕊,倉#
.翻41ブロックニF霊磐.欝7,蛋m鰺/8蕊,登 皿.○暮硝と交互作罵(F霊2.総7,戯盤7創855,
登二.§脅嚇が有意であった。
交互作羅が有意であったので,以下のような下 位櫨定を行った。まず,ブ濃ックごとに条件の効 果を調べたところ,第iから第3ブ資ックにかけ て条件6)劾栗が姦悪であ聾,それ以降のブ霊ック においては蕎意で韓なかった。単纏主勃果の見ら
れたブ霊ックについて多重比較(TじK狂Y法を
襲矯〉を得ったところ,3ブ鰹ックに共選して
塗。鷺asεボ条件と鰹の達条件闘紅差が見られた。6 磁島大学教篤学認譲葉第縣号 購8年i2月
また第至ブ資ックにおいては c倉盆roジ条件と 当D琶。ビ条件,騒建。総総2ボ条件との鷺,また
c倉簸s捻雛 件と se董ecビ条件との霧に差が晃
られた。
次に,条件ごとにブ貰ックの鶴果を分新したと ころ,すべての条件において灘縫主観果が有意で あった。それぞれについて多重鏡較を宥った内容 を要約すると,いずれの条件でも最初の数ブロッ クにかけてパフォーマンスの海上が見られ,それ 以降はパフォーマンスの海上潜一晃られなくな1ると いう結果であった。
② テスト朗
薩後テスト,傑持テスト,転移テストそれぞれ における婚試行の平均纏をテストパフ津一マソス とした。緩3は癒後テストと傑持テストにおける 5条件のパフォーマンスを示したものである。こ れらに耕して練習条件(S条樽〉×テスト蒔難(2 懇〉の2要霞分散分極(第2要霞が欝慈あり)を 宥った。その結果,テスト鋳覇の主効果(罫羅 32.6蕊,戯m i擁5,β麗.§馨醗と交互作罵(罫 羅塩鱒L6参・i擁§,欝軍港縫)が有意:であった。
8鋳窃
牽榊。{}齪蹄野 一嘗一陣se絶破陣 十驚導費鱗a灘ゼ 十。t幽。醗asξ4聾 勢舛i㌶re郎窃鐙骨
条件と㌔ε豊ect 条件,㌔倉欝t餓ビ条件との闘紅 有意差が箆られた。
次1こ,各条絆ごとにテスト鋳難の空劫果を調べ たところ, CO盛欝ジ条件と 鐙creaseボ条件で テスト蒔難による効果が昆られ,そ難以外の3条 件では有意な差は冤られなかった。
縫警急。
蕃3書蟹}
{2{購 工 ラ暦書むG了
葺獺 臆{簿
窪むG尋
図尋
工 6総§ラ
︸
刊。音盤降監榊 『se匿。ゼ『 柱仁。醤綴鋤ゼ 1酔cr翻冊6槻㌦醜τ職就ボ
条艀
転移テストにお1する§条1奪のパフォーマンス憂〉鍵較
4奪総
騒嚇ま転移テスト1こおける§条件のパフォーマ ンスを示したものである。これらに薄して正妻霞 分散分梅(5承準〉を行った結果,頬講は見られ たが(ぎ薫2.3§3,戯罵達擁5,露盤.紛紛,轟然 レベルの有意水準1こは達しなかった0
2.㌔el琶。ゼ条件におけるK舞舞鶏パターン ㌔ε至ecビ条件の被験者がどのような翼R灘霧 方略を採矯したかを講べるためにア騰書試行を鱒
試行ずつ紅まとめその中でのK嚢縄橋懸数を韓
人の被験者それぞれについて算鑑した。露§は,各灘試行ごとのK褻騨霧懇数の欝人の被験者の
薩後テスト 操詩テスト テスト
麟3 保持インターバ移1こ馨うパフ誰一マンスの変種
2暮暮曇
交互作驚が壱恵であったので,以下のような下 位換定を行った。まず,産後テストと傑持テスト それぞれにおいて条件の菊菜を調べたところ,保 持テストにおいてのみ条件の主動果が有意であっ た(ぎ罵護.57§,麗皿好鱒,夢羅.む舵/。そこで 5条件闘の多重比較を行ったところ,㌔o魏roジ
3§、§
K
夏季藝
罵25、§
麟 数
総、倉
嘩 2 3 4
練習ブロック麟§ 纏習繋にお捗る sg12εゼ舞の総穂欝馨数秒権移
(鎗試行を1ブ嚢ックとし、各プ隣ックにおけるK駐舞 購繊数の平均鰹をプ霞ットしたもの〉
工藤孝幾:r誌果」)知識盛の舞羅寿略が運嚢学習紅及ぼす効果 7
平均を示したものである。これらに鰐して麟癒の ある至要露分散分析(彗水準〉を舞ったところ,
有意ではなかった(F郡2.蔦6,戯皿卸27,夢二
.貰湯.このことは,㌔e董εcビ群の鞍験者は,
co麗訟就 稗のスケジュールに近い騨稽方略 を採霧する類病があることを意殊している。
3.内省報告
「すべての試行でK盆を騒絹した方がいいと患 うか否か」という質問に蝿する答えを,「全藻必 要」と「全額見る必要はない涯とに2分類し.そ の集計結果を条件ごとにまとめたのが蓑玉である。
なお,この集計においては,醒co鍍ダ。ジ群の破験 巻として薦達した雑人すべての絃果を示した。緩 験者数が少ないので,これらの繕果に鰻する度数 の穣定は行わなかったが,この表からは,条件に かかわらず多くの被験者ができれぼ全試行におい
てK裟を稀離したかったと懇っていることがわ
かる。
rもし全体の半分でしかK嚢を鵜偏することが できないとしたら. co聡t醗ビ条件,騒ecreaseボ
表1 全試行:で建)K嚢鵜編1こ臠する曝答の集計織果
条 件 全 藻 不必要 %
宸α餓sε♂圭簸αeaseボ
鐙718§ 4332重
1謹.43V馨.§§
V§.§§
W毒.暮導
吹D魯暮
全 体 麟 総 ア5.§3
表2 3っの1《舞舞環方酪{今どれを選類するカ・という 講墾{こ繋ずる麩1答
(糎常葉 CG嬢綴ゼ 減少= 畿。紛aseガ 堰撫ゼ蹴総as奪ず〉
条 酵 恒鴬方酪 減少方酪 壊撫方酪 co撹roヂ
@創s3豊e♂ CO簸S盗賊 δεcr建as母ボ i麓cr綴seバ
5672き 3尋312 2§§重5
全 体 23 雄 $
条件, 塗。鐙asεざ 条件のいずれを選択するか」
という質問に麟する答えを,条件ごとに集計した 結果が表2である。破験巻数が少なく,統計的検 定は行わなかったが,全鉢として CG総鑛簸ゼ条 件のスケジュールを選摂する領海撚髭られた。た だ,懲eα綴seざ 群や 旗creaseボ群では,察分 解経験したスケジュールを選殺する繧肉があった。
㌔e茎εcビ条善の被験巻には,KRを灘罵する鋳 としない時の灘藪基準について質問した。韓人と いう少人数にもかかわらず,この質羅に鰐する答 えは多様であむであり,舞翻基準に共通性は箆ら れなかった。以下すべての被験者の画答を要約す
る。
玉〉適当紅やった(玉人〉。2)定驚的に見た
(2人〉。3〉結果が分からないとき見た(7人〉。
この7人の中には,霧らかにだめとわっかったと きは見ないが,嚢繕があるときは確認の意殊で見 たという人(2人/と,逆に欝欝がある時は晃な いで,だめだと分かったとぎは見たという人(3 人/と麟含まれていた。
4、練習難1こおける群舞ぞの分極結果
醒§は§群の2§ブ賞ックのP蓑丁を示したもの である。これらに薄して練習条樽(§条件〉×練 欝ブ欝ック(鱒ブ資ック〉の2要露分数分新(第 2要纒が鰐慈あ艀)を得った。その結果,ブ鷺ッ クの主動粟と(ぎ=硫.鱗8,δ鎮護彰怒5,夢薫
.癖馨麟と交互作罵(F豊玉.785,顧薫7§爆55,夢 m.轟醗)が寓意であった。
交互作講が蒋意であったので,以筆のような下 紘検定を行った。まず,ブ灘ックごとに条件の効 果を調べたところ,第iブ躍ックにおいて条鉾の 麟果が有意であ弩,それ以降のブ霞ックにおいて は糞意ではなかった。第童ブ雛ックについて多重
箆較を行ったところ,畠搬creaseボ条樽が
sε毫ecビ条件と co総鍛蔑坤条件より有意に篤い という結果であり,それ以外の条件購に差は晃ら れなかった。
次に,条件ごとにブ欝ックの勧菜を分析したと ころ,すべての条稗において単続生懸果が寓意で あった。それぞれについて多重比較を舞ったとこ
8 篠島大学教畜学謡講集第65号 鈴総年喜2鰐
薄.§
有。尋
美.2
餓τ 峯(秒〉
舜.彗
(濾
魯.尋
←聾。融鍵⑳1紳
{憎s¢leバ
{ {¢o轟st餓ド
@ 『
黶ゥ艸感灘盤s綴錦 ェ『讐駕総総皺曲
@ }
茎 3 き 7 9 餐
練習試行
華3 欝 欝 糖
麟§ 練習に梓う賠了の変化 ろ,いずれの条件でも最紡の数ブ灘ックにかけて
野良丁の舞編が見られ,それ嶽鋒は変化が見られ なくなるという結集であった.特に1 co簸敏。ジ 条件では,最欝のブロックで震縮が冤られるだけ で,それ以降は茎}嚢丁はほぼ一定であった。
5、練習難1こお1するK嚢丁の分犠結果
騒7は, 5群の2§ブ欝ックのK盆丁の変化を尽 したものである。これらに慰して練習条件〔§条
縛)×練習ブロック〔蟄ブ藤ック/の2要霞分数 分観(第2要露が麟応あり〉を行った.その結果,
二つの主徳果(条件:F凱5.勃3,藪盤鄭蕊,β 業.唇劔;ブ讐ック:ぎ業露§.弱7,覆工正射855,
賢慮.§§麟と交互作灘(ぎ誕.縫遵,凝二罵慈鷲,
欝m.倉働が有意であった。
交互作欝が糞意であったので,以下のような下 猿験定を待った。まず,ブ篠ックごとに条稗の劾
§
5
尋
緩欝
(秒〉 3
2
奪︹︸
→レー騨○⑪嬢縦貌 {暫$ξ§㏄ジ {梛¢倉娘a嚢ゼ p耀εε懸s鍵鯉 ゥ蜘1轟αeas罐
峯 3 5
轟 縮ヌ
13 欝 嘩7 簿
翻7 練習に梓う賠τの変乾
£藤孝幾:r結果の知議」」)羅霧方聡が運動学習1こ及鞣す勅墨 §
果を講べたところ,第董から第憩ブ欝ックにかけ て条件の葡果が寓意であシ),それ以降のブ欝ック においては有意ではなかった。暈縫主熱果の見ら れたブ窪ックについて多重髭較を行ったところ,
最初の5ブ資ックにかけては㌔o雛欝ヂ 条件が 最も長く 塗crea肥ボ条鐸が最も煙く,それ以 外の3条件がこの中§難こ毬直するという結集であ
った。それ以降第緯ブ窟ックにかけては性翫
。艶aseボ条稗のみが飽の壌条件よりもK嚢q匿が 長いという結果であった。
次に,条件ごとにブ濃ックの麺果を分新したと ころ,すべての条件において単纏主動果が有意で あった。それぞれについて多重難較を宥った結果,
㌔繧琶。ビ条件,起co盤絵豊ビ条紳, δ¢cr綴sεバ
条件の3条稗では最被の5から7ブ窪ックにかけ
て窺縷が冤ら訣,それ以鋒ほぼ一定になるという 共通の綏撫が箆られた。一方, C倉蜜欝ヂ条件の 離合は最初の2ブロックで震縮が壷まるのに鰐し,躍鍛cre総eバ条件では第鎗ブ資ックまで鐙編が続 くという,上表三の3条韓とは異なる旗梅が冤ら離
た。
欝.考 察
1、パフォーマンスの分撰結果1について
練習によって有意な学習が生じていたことが瞬 らかになった。したがって,以後の分析をする意 陳が保証されたと養える.ただし最初の数ブ鷺ッ クでパフォーマンスの海上は箆られるものの,そ れ以降はほとんど変化が見られないので,課題の 難易穫という点で若干の総題があったかもしれな
い。
保持テストの結果, c⑬賊rol茸条件と 1疑
creaseボ条件で像持インターバルに葎うパフ
露一マンスの低下が箆られたのに薄し,飽の3条 齢ではパフォーマンスが維持されることがわかった。これらのうち,騒εcreaseボ条件や㌔o獅
sta就押 件にて)いては往来のK盆の頻褻に関す る醗究結果を支持するもので1ある。 暴継ecビ条 稗についても,灘灘頻度を灘鯨と捲定した点,ま た実際の瀦霧パターンが㌦o総ta畿η条件ときわ
めて共通していた燕を考えると当然の結果とも言 える ただ注翳しなけ教ぼならないのは, cg蟄
sta盆 f
件ではK建提供のスケジュールが練習
パフォーマンスとは無関係にあらかじめ淡まって いるのに耕して,㌔ε豊ecビ条件では鷺衰を稽講 ずるかしないかを被験者嚢身が決めているという 点である。この違いにも関わらず,癖者の闘に学 習鰻1渠の1大きな違い1ま髪tられなかった。このこと は,K衰の鶴果を左右する要石として,藪裂の頻 度やスケジュールそのものが重要なのであって,スケジュールを練習巻§身が渋難:するか否かとい うこと1ま本質的な問題で1まないということを示し ている。
以上の結果は,」鋤ε璽艶酸謎、の欝究結果とまっ たく異なるもξ)である。このような結果の違いの 原馨は,二つの実験闘で遂行後のフィードバッグ 鋳鞍に薄する必要痩が違っていたという点にある と考えられる、塾麗漉et譲.の醗魔では,鞍験巻 σ)甥懸でフィードバック椿韓を麟矯する条欝をそ ξ)rくびき」条舞と比較し,麟考が藻詩書こおいて
優れていると鞍苦している。この結漿に鮮し
舞艶艶磁譲.は,被験巻§身の鵯籔が介入することによってより深い水準での椿鞍難理がなされる ために保持において優れていたと解殺している。
しかし少なくともこの実験に関しては,この解毅 は妥当ではないように愚わ凝る。なぜなら後らの 実験では,実諜に被験者がフィードバック椿鞍を 羅濡した頻縷:は練欝試行全体グ)7驚でしかなく,
こ毅ではrくびき」条件と鐘較するにはあまりに も少なすぎるからである。つま鞍わずか736では,
フィードバック矯鞍1こ鰐する被験者の必要度と実 際のフィードバック鍵盤とのすれちがいが大きす ぎると考えられるグ)である。多くびき」条件の保 持テストパフ愈一マンスが懸かった原露はむしろ この点紅あるのではないかと考えらおる。
驚倉総t鐡ビ条件と 遷εcre薦εボ条件の保持パ フォーマンスが躍co髄τoヂ条件と 1鼓。難a総ボ 条件よ弩優れ,㌦o獲rGジ条鶴と41簸。艶aseボ条 緯閣に深持パフォーマンスの差が箆られないとい う結果は,ガイダンス飯議紅基づいたW塗ste塾
欝 福島大学教官学藻譲葉第爺号
&S欲瀬嶺(懲§鑓の考えを支持する結果である。
このように,テストパフ煮一マンスの分析ではガ イダンス藪!説の妥当盤iを示しているが,練習パフ ォーマンスでは,次のような不適慈i誕(W継董&
Sc盤醗羅t,欝鱗/に澄つた現象も見られている。
基本的1こは条件による練習パフ方一マンスの大 きな違いは箆ら擬なかったが,纂iブ簾ックにお いては 睡。鷺薦綴方条件と共に㌔o搬欝ジ条件 ヂ)パフォーマンスも楚の条件よ鯵有意に劣ってい
るという結果であった。このことは,学習初莫醗こ おいて,少なすぎるK衰も問題であるが,逆1こ 毎騒K衰が提{業されることにも翼題があること を示唆している。すなわち,不適慈護が想定して いるように頻繁1こK盆が礎{莱されることにより 邊剰紅縫御しようとして灘蔑していることが考え られるのである.ただ,第圭ブ讐ックのこのよう な漉蕊が保持テストパフォーマンスに影響したか については,今醸の実験から1まこれ以上考察する ことはできない。
2.K舞鶴驚方路1こついて
以上のように,少なくとも今懇驚いた運動課題 の場合は,毎懸翼嚢を稽離するより頻度を半分 に滅らすほうが,あるいは翼鮫C難aseボ条件よ り co総訟簸t 条件や 饒。艶aseボ条件の方が 傑持を縫進ずることが証瞬された。では,緩験者
農身が選択したK翼騨瑠方略1まこれらの事実に 鰐癒していたのだろうか。
今癬の実験では,すべての試蕎について選採が 許された舞人の被験者のうちの欝人までが声すべ ての試行においてK盆を穂綿していた。また,
実験に参撫したすべての擬験表の内省鞭登季によっ てもこのことが確かめられた。この結桑は,
」餓磁e et a翌.(婚儀)が報著している内容とは異 なる結果である。後らの実験では,フィードバッ ク情報の稀矯を被験老に醤簸さ巷た場合は,全試 行の7%しか穂矯しないと報善している。
この差をもたらした原霞の一つとして,練習課 題の性質の違いを挙げることができる。Ja鷺e董艶 e老a夏.の醗究で聡いた課題は,アンダーハンドに
よるボールの藍確投げという離散的(磁scτete/
i§韓年玉2縁
弾み薦参作(葦鍛鑑st動)課題であるのに薄し,本実 験でヂ)i課題善ま連続的パターン再生課題である。
」餓e豊艶et譲、の醗究で1ま,フィードバック情鞍と して撲稼動作に関する運動学的なアドバイスを与 えている。しかし,ボールの蕉確投げという課題 では,投げ方そヂ)ものが縫題なのではなく,その 投げ方によってもたらされたボールの藩下縫置の 亙確性を海上さ遷ることが翼得羅標な1のである。
この場合は,投げ方に絶する運動学醜椿幸露ま,間 接的には意殊があるかも知れないが,ほとんどの 試行で被験者にとで)て冗長な蜷鞍でしがなかった 馨能牲が轟い。それに薄してパターン再盤課題で は,動かし方そのものが習得§繰になってお警,
このような課題においては,今掻の実験でK盆
として礎供した情難は,綾験煮にとって必要度の 高い欝報である。この違いが遂舞結果に臠するフ ィードバック構鞍の瀦駕方略に影響したと考えられる。
いずれに慧よ,家実験紅関する陰り,綾験者が
選摂した翼蓑羅灘方略は保持を促進するr間欠
方籍」ではなく「悉皆方略」であった。全員から 得られた内省鞍告結果でも,できれば全試行で K衰を稽零したいと考えている人の方が多く,こ れは覆験者が実蝶に採矯した方略と共達している。また,㌔豊艶。ヂ条件におけるK農騨濡の仕方は,
保持において優れていた㌔o総t餓ビ条件と共通 していたが,縷験者に鰐する質問の結果では,籍 禽が体験した条件に懸った簿答をしている繧織が
。疑ら擬た。このこと1ま.鞍験者が必ずしも意識的 に c膿sta簸ビスケジュールを採耀したので1まな いことを意嫁している。また,K盆を舞濡する時 の覇漸基準は人によってまちまちであることもわ かった。
これらのことは,K盆薄絹紅関する醸り,学習 者が自発的に採絹する方酪は緩練でしかも妥当を 欠いていることを示していると叢えよう。したが って,実諜的な面影ついて言えば,運動スキルの 練習においては,K衰の穂罵紅絶する銀静捲導者 鰭からの適擁な醗懸がなされな垂ナれ韓1ならないこ
とを示しているといえる。
工藤孝幾:「結果の知識」ダ)舞矯方酪が運動学習に及ぼす翰菓 賢
き.暗闘的な灘薩1について
第iブロックの 娘cr醸s綴 条件が櫨の4条 鐸に比べて費衰掌が鎧いという結果は見られたも のの,それ以外では練習条件の違い縁羅られなか
った。これに鰐してKRTでは,練翼の誘半にお
いて条件悶の差が箆られた。−藤(欝§のは,運 動学習に及ぼす「文賑干渉葡果」と認知スタイル の懸人差の梅夏作驚に絶する醗究で,今懇の実験 の野鼠丁とK衰丁に糧幽する時間を灘足している。その中で工藤は,一つの課題のみを練習する条稗 においては,認知スタイルの麟人差から予想され る結果垂ま,P艮丁よりもK裂丁の方ぎこ反1漢される ことを鞍告しているが,この点は今獲の結果と共 通している。
これらの結果については,次のように考えるこ とができる。i舞一課題を連続して練習する場合垂ま,
課題で要求されている内容はあらかじめわかって いるので,事鳶馨こ動悸のプランニングをすること ができる。したがって,認知スタイルや今聚のよ うな練:欝条件の違いはP艮丁垂こ垂ま反狭されにくい と考えられる。しかし,たとえ羅一課題で訪った としても,実際の遂行は試行ごとに変動するので,
遂行結果についての精穀韓冗長性が低いと考えら れる。したがって構鞭越運鋳闘の搬標としての
}く衰丁の方には,認知スタイルや練習条件の違い が反駿されたのではないだろうか。
ただ,このような時間的な灘面に鷺する結果と 保持1こ鰐する促進的効果との縫連穫を構わせるよ うな結果は,今羅の実験からは得られなかった。
V.ま と め
末羅究では,K段提鎌のスケジュールに関して,
単に頻獲:やスケジュールだけでなく,その鋳のパ フォーマンスの状溌や練習老の必要護:に基づいて 稀濁することの意練紅ついて実験的に綾討を試み た。しかし,従来の講甕から予想されたことに反 し,頻度やスケジュールによる録持の促進勅祭に 薄して,練習老の舞懸を可能としたことによる付 簾的促進効果を瞬らかにすること1まできなかった。
このことは,運動学習に及ぼすK盆の勤果を左
右する要翼として,練習老¢)靱漸はさほど重要な 愚昧を持たないことを示している。
この実験で最も荘目すべきは, 《衰の麟濡頻度 を藏少さ量た方が学習が促進されるという事実が
あるにも纏わらず,練習者はそのような鼠R趨
驚方酪は採矯せず,むしろ悉皆耕耀方略を望んだ ことである。このことは,運動学習におけるフ ィードバック籍報磯鶏に臠しては,指導煮灘のあ る糧嚢の管蓬が必要であることを示している。ただし本文でも触れたように,運動課題の性質 が異な擬ぱ,K裂1こ麟する必要壌:が変銘するので,
すべてのケースに薄して今懸の綻果を適濡するわ 毒ナ1こは行かない。KR孝群議こ濾する練習f春霞身の 鵯簸の意殊について結講を鐵す1こは,鰹のいくつ かのケースについての検討をまつ必要がある。
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工藤孝幾(簿8鱗フィードバックの分類 「運動 行動の心遷学」麓,工藤,欝藤著,高文堂 鐵叛,騒ページよ鯵
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丁醗seres盤SS鋤鍬te義t難e G慮a蓑ce琶騨t簸es重S,搾蠣綴aCC窃遜ts歓議ee實ectG倉e曇疑ce遷K盗
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