平成 30年 度 (一 次入試
)(検
査時間 9:30〜 10:20)
科
理
注意事項
1.開 始の合図で
◆
◆
◆
◆
この問題用紙にはさんである解答用紙 を取 り出 しなさい。
解答用紙 ,問 題用紙 ,下 書 き用紙の所定の欄に受験番号 を書 き入れなさい。
解答はすべて解答用紙の所定の欄に書 き入れなさい。
問題文は 10ペ ージあり ,そ の順序 は
理 1 理10 で示 しています。
ページ漏れや印刷不鮮明などに気づいた場合には ,手 をあげなさい。
2.終 了の合図で
◆ 机の上に ,下 から順に問題用紙 ,下 書 き用紙 ,解 答用紙 を置 きなさい。
解答用紙だけは裏返 して置 きなさい。
【1】 花子 さんと太郎 さんは血管に流れる血液のようすを調べるために
,次
の観察・調査を行った。(1)〜
(5)の
問いに答えなさい。ロ メダカの尾びれを顕微鏡で観察した。
ロ チャックつきポリエチレンの袋にメダカを水とともに入れ,裂 から水を追い出すようにしてチャッ
クを開めた。[図
1]の
頭微鏡 を使 って,メ ダカの尾びれの毛細血管のようすや,毛
細血管の中を流れている血液のようすを観察 し
,ス
ケ ッチ した。[図
2]は ,そ
のときの記録である。[図2]の
Pの粒は,毛
細血管の中をそれぞれの向 きに一定の 速 さで流れていたので,そ
の向きをスケッチにかきこんだ。観察後,メ ダカをすぐに水槽 に戻 した。[図1]
チャックつき ポ リエチレン
[図2]
の袋 調 節 じ P
レボルバ ー レ ンズ
しイぎり レ ンズ ス テ ー ジ
尾びれ の骨
胎 反射 鏡
日
□
ヒ トの血液の循環 について
,図
書館で調べた。[図
3]の
よ うに,動
脈 と静脈は
,体
全 体 に は りめ ぐ らされ た 毛細 血 管 でつ な が って い る こ と が わ か っ た。 また,毛
細 血 管 では
,細
胞 との物 質 交 換 を さか ん に行 ってい ることがわかった。[図3]
□ [図
4]は ,母
親 と胎児の血液 循環 の よ うす を模式 的 に示 した もので あ る。母親 と胎児 は,酸
素 と二酸化炭素
,養
分 と不要 なたい1ぎん
物 質 な どの物 質 交 換 を
,胎
盤 で行 ってい ることがわかった。
血液 の流 れ る向 き
[図4]
毛 細 血 督 母親
静 脈
L緒 X の 管 そ へ血 の
への の 結そ 血管Y その他 の全 身 の
毛 細 血 管 肺の毛細血管
心 臓 胎 児
(1)次
の文は,□
で,下
線部の操作をする理由を述べたものである。(なさい。
)に
当ては まる語旬 を書 き│メ ダカを
,( )ま
まにす ることで,毛
細血管の中の血液の流れが観察 で きるため。(2)□
で,対
物レンズを高倍率に変えたところ,視
野全体が暗くなった。光の強さを調整するために操作す るのはどの部分か。反射鏡のほかに最も適当なものを,ア
〜工から1つ 選び,記
号を書きなさい。ア
接眼レンズ
イ
レボルバー
ウ
しばリ
エ
調節ねじ
(3)[図 2]で ,観
察 したPの粒と細胞について,① ,②
の問いに答えなさい。①
Pは ,酸
素と結合するヘモグロビンという物質をふくんでいる。Pの名称を書きなさい。②
ヘモグロビンに結合 している酸素は
,ど
のようにして細胞にとりこまれるか。その過程を,「血しょう」「毛細血管」という2つ の語旬を用いて
,解
答欄の 1行 目の書き出しに続けて書きなさい。□でヒトの血液の循環について調べているときに ,花子さんと太郎さんが先生と次の話をした。
花子 :へ その緒 にも胎児の血管が通っていて
,母
親の子宮の中で育つ胎児は,成
長に必要な養分だけでなく酸素 も
,胎
盤で母親か ら受けとっているのですね。先生 :そ うです。母親 と胎児の血管はそれぞれ独立 していて
,血
液は基本的に混 ざり合 うことはありま せん。 しかし胎児は,胎
盤へ流れる血液によって,酸
素や成長に必要な養分を受けとり,二
酸化 炭素や不要 な物質 をわた してい るのです。太郎 :それでは
,胎
児 に とって胎盤 は,酸
素 を血液 に とりこむ で あ り,養
分 を吸収す る小腸 で あり,不
要な物質をとり除 くじん臓で もある, と考えられますね。もしそうだとすると
,[図 4]の
へその緒の血管が胎盤の中に入ると,[図 3]の
毛細血管のよう になっているはずですね。太郎:そ うか。物質交換 をさかんに行っているか らですね。
先生:そ うです。
花子:すると
,胎
児にとって酸素 を最 も多くふ くんでいる血液は,[図 4]の
へその緒の 流れ る血液だとい うことで しょうか。の中 を 太郎 :胎児のヘモグ ロビンも
,母
親 のヘモグ ロビンと同 じよ うに,酸
素 の多い ところで は酸素の少ないところでは るわけですね。
うん│ぎん
とい う性質 をもってい るか ら
,酸
素 を運搬す ることがで き 先生 :二 人 ともよい ところに気がつ きま したね。 その とお りです。実 は,へ
その緒の血管の中にある血さいたいけつ
液は
,膳
帯血 といって,今
後血液の病気の治療 などに活か されるだろうと,別
のはたらきが注 目 されているのですよ。花子:そ うなんですね。そのことも
,少
し調べてみましょうよ。a
花 子
C
(4) (5)
正 しい文 にな るよ うに,
正 しい文 にな るよ う1こ,
に当てはまる器官の名称 を書 きな さい。
a
C に当てはまる適切 な語旬の組み合 わせ を
,ア
〜工か ら1つ選び
,記
号で書 きな さい。b
d
) d
b C d
ア 血管
X
結びつ いた酸素の一部 をはな し 酸素 と結びつ きやすいイ 血管
X
酸素 と結びつ きやす く 結びつ いた酸素の一部 をはなすウ 血管
Y
結びつ いた酸素の一部 をはな し 酸素 と結びつ きやすいエ 血管
Y
酸素と結びつきやすく 結びついた酸素の一部をはなす【
2】太郎さんは,火 山噴火のようすや火山噴火がもたらす災害についてのレポートを作成するために,次 の調
ふん か査 を行 った。
(1)〜 (4)の
問いに答 えな さい。□ 火山噴火の写真を
,インターネットで検索した。
□
[図1]は ,あ るWebペ ージでみつけた ,2009年
6月 12日に国際宇宙ステーション
(ISS)から
宇宙飛行士の若田 さんが撮影 した 火山噴人の写真である。噴煙 (火
山か ら煙のようにふ き出す火山ガ スや火山灰
)に
は,黒
っぱい色の部分 と白い色の部分があり
,噴
煙のまわ りの雲が消 えていることが わかった。
□ □ の
Webペ
ージ│こは,ISSの
軌 道 を模式的に示 した図や若田 さん のつづった日記 も掲載 されていた。[図
2]と
[メ モ]は ,太
郎 さんがそれ らをノー トに書 き写 した ものである。
[図1] [図2]
地 球 】ヒ極
くコ太
[メモ]
□ 雲仙普賢岳で
1990年■月に大きな噴火が起こった。その噴火から約
5年間の火山活動とその噴火に
よる災害のようすを調べた。
□ [図
3]は ,1984年
の地形図をもとに,1990年
から5年間に雲仙普賢岳で起こった噴火による災害 を重ね合わせて作成 したものであり,A◆
, B.:::・で示 されたそれぞれの地域は,火
砕流,土
石流の被害を受けた地域のいずれかを表 している。[図
4]は ,雲
仙普賢岳を島原湾上空から撮影 した写 真である。□ [図
5]の
写真のように,火
砕流や土石流は5年間に何回も起きていることもわかった。[図3]
[図5]
規模の大 きな
火砕流のようす 土石流のようす
([図3]〜 [図5]はいずれ も国土交通省雲仙復興事務所ホームページより作成) l◎NASAl
赤 道
約350 Ⅲm
地軸 くコ
くコ 陽
の
争 光
くコ
ISS
の
軌道
ISSは 現在約 350 kmの 軌道高度を飛行中で
,地
球を約 90分 で一周す る。「ISSか ら見 る夜明け」 は,
24時 間で
( a )回
見 ることができる。A‐
で示 された地域 B.:::。 で示 された地域北 A
† 南
(A
ヽ
ヽ
==主な道路
―"鉄道
― 河川
▲ 山頂 500メートル
ご との等高線 100メートル
ごとの等高線 記号凡例
島原湾
B
1991年 9月
1993年 9月 [図4]
1989年10月
(1)□
で,噴
煙の白い部分は,火
山ガスの大部分を占めるある成分が上空で冷やされたために生じたと考え られる。ある成分とは何か,名
称を書きなさい。(2)□
で,[メ モ]の ( a )に
当てはまる数値として最も適当なものを,ア
〜工から1つ選び,記
号で 書きなさい。ただし,( a )は ,[図 2]の
ISSの位置から24時間のうちに見える回数とし,「ISSから見た夜明け」は
,ISSか
ら見て,太
陽が地球に隠されている状態から太陽の光が見える状態に変わると きとする。ア
4
イ8
ウ16
工32
(3)次
の文は,□
で,土
石流の被害 を受けた地域について太郎 さんがまとめたものである。正 しい文になる ように,( b ),( c )に
当てはまる記号 と語旬の組み合わせ を,ア
〜工か ら1つ 選び,記
号で書きなさい。
[図
3]で
土石流 の被害 を受 けた地域 は,( b )で
示 された地域で ある。 そ う判断 したのは,土
石流 は
,( c )発
生す るか らで ある。b C
ア 高温 の岩石
,火
山灰 な どが,一
体 となって高速で斜面 をかけ下 りてイ 降 り積 もった火山灰 などが
,雨
によって川の下流 に押 し流 されてウ B.〔 :::】
・
高温 の岩石,火
山灰 な どが,一
体 となって高速で斜面 をかけ下 りてエ B.1:::】
・
降 り積 もった火山灰 などが,雨
によって川の下流 に押 し流 されて(4)[図 6]は ,雲
仙普 賢岳 の山頂部 の よ うす と その断面 の形 を模 式 的 に示 した もの で あ り,[図
7]の
火 山灰C,火
山灰Dは ,雲
仙普 賢岳,伊豆大島火山の火山灰のいずれかで ある。雲仙 普賢岳のマグマのねば りけと火山灰の組み合 わ せ として最 も適 当な もの を
,ア
〜工か ら1つ選び
,記
号で書 きな さい。[図6]
山頂部の よ うす 断面の形 の模式図
[図7]
マグマのねば りけ 火山灰
ア 強 い 火 山灰
C
イ 強 い 火 山灰
D
ウ 弓尋ヽヽ 火 山灰
C
エ 号ヨい 火 山灰
D
火 山灰 火 山灰
C
火 山灰D
火山灰の ようすと 双眼実体 顕微鏡で 観察 した 粒のようす
主 な鉱物
チ ョウ石,
カ ク セ ン石,
カ ン ラ ン石
セキエ イ,
チ ョウ石,
カ クセ ン石
〔3】 太郎 さんと花子 さんは
,力
のはたらきや運動とエネルギーについて調べるために,次
の実験を行った。(1)〜 (5)の
問いに答えなさい。□
お もり
,ひ
も,ば
ねばか りを用意 して, [図
1]分力の大 きさと方向の関係 を調べ た。
□ [図
1]の
よ うに,ひ
もとばね ばかりを用い
,お
もりを持 ち上 げて, 2つ のばねばか りの示す値が等 しくなるように静止 させ た。
□
おもりを静止 させたまま, 2つのば ねばか りの示す値がたがいに等 しく なるよう保ちなが ら
,ひ
もの角度X
を30°から90° まで少 しずつ大きくし ていきばねばか りの示す値 を観察 し
[図2] 発泡ポ リ スチレン球 金属球
空気中 真空中
※ものさしの単位は 〔cm〕
ばねばか り
X
3 8
8 8 8
8 8
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
○
た 。 ひ も
□
発泡ポリスチレン球と金属球を用意 し て
,物
体の運動と空気の抵抗の関係を調べ た。
□
発泡ポ リスチ レン球 を空気中で
,金
属球 を真空中でそれぞれ静止 さ せた状態から落下 させた。その運動のようすを,デ
ジタルカメラの連続撮影の機能 を用いて 1/20秒 ごとに撮影 した。
[図
2]は ,そ
の ときのようすを記録 したものである。金属球の 1/20秒 ごとの移動距離は
,増
え続 けていた。発泡ポ リス チ レン球の 1/20秒 ごとの移動距離は,増
え続 けていたが,A点
か ら下では 15.5cmと 一定にな り
,等
速直線運動 していることがわかった。おもり
縣 t c m ぅ
・5
.5 にcm3
縣 t c m J O
0
(1)□
で,下
線部のとき, 2本
のひもがおもりを引 くそれぞれの力を,力
の矢印で解答欄に作図 しなさい。ただし
,そ
れ以外の矢印は記入しないこと。なお,解
答欄には重力の矢印とひもの方向を示 している。(2)□
で,下
線部の値はどのようになるか。適切なものを,ア
〜オから1つ 選び,記
号で書きなさい。ア
だんだん大きくなる。
イ
だんだん小 さくなる。
ウ
つねに一定である。
工
大きくなった後
,小
さくなる。オ
小 さくなった後
,大
きくなる。(3)□
で,下
線部について,① ,②
の問いに答えなさい。①
発泡ポリスチレン球の速さは何cm/sか
,求
めなさい。②
発泡ポリスチレン球にはたらく力の矢印として最 も適当なものを
,ア
〜力から1つ 選び,記
号で書きなさい。ただし
,力
の矢印が重ならないようにずらして示 している。ア イ ウ エ オ カ
空気の 空 気 の
デ 抗
″
空気 の
抵 抗 抵 抗
( ) 廻
移 重 脂 重 陥
重 力Ч
重 力 重
運動 とエネルギーの関係 につ いて
,太
郎 さん と花子 さんが次の話 を した。太郎:空気の抵抗がはたらかない物体の運動の速 さは, どのように予想すればよいので しょうか。
花子 :空気の抵抗や摩擦力がはた らかない場合 には
,斜
面 を上 る運動や下 る運動について力学的エネル ギーが一定に保たれるので,運
動の速 さを高 さか ら予想で きそうですね。そこで太郎 さん と花子 さんは
,運
動 とエネルギーの関係 につ いて,次
の実験 を行 った。日
斜面 と水平面がなめ らかにつながったレール を用いて
,金
属球の運動のようす を調べた。ただ し,金
属球 にはたらく空気の抵抗や摩擦力がなく,金属球はレールから飛び出さないものとし,[図3]〜 [図5]
の レールの斜面の角度
Yは
すべて同 じ大 きさであるもの とする。なお,そ
れぞれの レールはすべて模式 的に示 してお り,図
中の数値が示す長 さの単位はいずれ も 〔cm〕 である。□ [図
3]の
ように,静
止させた金属球を, レールaの0点
からはなしたところ,斜
面を下って水平 面を進みS点 を通過した。このときの運動のようすを,□
と同様に一定時間ごとに撮影した。[図3]
金属球 レー ルa
O 水平面
10 レ
机の面 P 10 Q 10 10 10 10 R 10 S
□
[図4]の ように
,レール
aの水平面と比べ , Q点 から R点 の区間の高さを低くしたレール
bを準 備した。このレール
bで□と同様の実験を行った。
[図4]
O 金属球 レー ルb レールaの水平面の高 さ
水平面 レ
IP 10 ⁚Q 10 10 10 10 10 IS
机の面
□
[図5]の ように
,レール
aの水平面と比べ , Q点 から R点 の区間の高さを高くしたレール
cを準 備した。このレール
cで□と同様の実験を行った。
[図5]
金属球 水平面
O レー ルc レールaの水平面の高 さ
10 >
10 10 10 10 10
机の面 P Q
岡
(4)□ ,□
で,金
属球のO点
からS点
の区間における速 さと時間の関係 を模式的に表 したグラフとして 最も適当なものを,□
のレール aと □のレールbのそれぞれについて,ア
〜オから1つ ずつ選び,記
号で書きなさい。
ア
イ
ウ
エ
ォ
速
さ 速
さ P点の
速 さ
速 さ 速
さ 速
さ
P P P P
違 さ 速 さ
さ 0
遠
0 0 0 0
時 間 時間 0
(5)□
の レール bと □のレールcで,そ
れぞれ静止 させた金属球 を,0点
か ら同時にはなす実験 を行った。このときの金属球の運動のようす として適切なものを
,ア
〜ウから1つ 選び,記
号で書 きなさい。 また,そのように解答 した理由を,「運動エネルギー」「位置エネルギー」 という2つ の話句 を用いて
,解
答欄の 1行 日の書き出 しに続けて書 きなさい。ア
レール bの 金属球の方が
,先
にS点を通過する。イ
レール cの 金属球の方が
,先
にS点を通過する。ウ
レール
b, cの
金属球は,同
時にS点を通過する。0 時 間
【
4】水溶液の性質や
2つの水溶液を混ぜた液の性質について調べるために,次 の実験を行った。(1)〜
(5) の問い に答 えな さい。□
うすい塩酸, うすい硫酸
,水
酸化ナ トリウム水溶液,水
酸化バ リウム水溶液,食
塩水のいずれかの水 溶液が入っているビーカーが 5つ あるが, ラベルが貼 られていなかった。そこで, ビーカーにA, B,
C,D,Eの
ラベル を貼 り,い
くつかの実験 を行 うことで,そ
れぞれのビーカーの水溶液が何かを調べた。
□
A〜 Eの
水溶液を少量ずつ とり出 し,そ
れぞれにフェノールフタレイン [図 1]液を数滴加えると
,Cと
Eの水溶液のみ赤色になった。□
A〜 Eの
水溶液5つから2つを少量ずつ とり出 して反応 させる実験 を,すべての組み合わせで行ったところAと
Cの
水溶液を反応 させたときのみ 白い物質の沈殿ができた。□
B〜 Eの
水溶液を少量ずつとり出し,[図 1]の
ような器具を用いてそれ ぞれ蒸発皿に入れて加熱すると,蒸
発皿に何 も残 らなかったのはDの
水溶液 のみで あった。
□
Aと
Cの 水溶液を用いて,以
下の実験を行った。□ [図
2]の
ように, Cの 水溶液を30 mLずつ入れたビーカーを5つ用意した。そこに,Aの
水溶液 をそれぞれ5mL 10mL,15 mL,20 mL加
えて反応させ,そ
れぞれをビーカーQ〜
Tと した。なお,Aの 水溶液を加えなかったビーカーをビーカーPと した。
[図2]
ビーカー
P
ビーカーQ
ビー カ ーR
Cの水溶液
30 mL Cの水溶液
30 nttL
Cの水溶液 30 mL
Aの水溶液 5 mL
Aの水溶液 15 mL
Cの水溶液 30 mL
Cの水溶液 30 mL
Aの水溶液 10 mL
Aの水溶液 20 mL
ビ ー カ ーs ビ ー カ ー
T
□ [図
3]の
装置で,ビ
ーカーP〜 Tに電極を入れ,電
流が流れるかどうか調べた。その後, ビーカー Q〜Tの
中身をそれぞれる過 し,白
い物質とろ液に分けた。白い物質は乾燥 させたあと,質
量を測定した 。
[表
]は ,□ の結果をまとめたものである。
[図3]
電源装置 [表]ビー カ ー P
Q
R S TCの 水溶液の体積 〔mL〕 30 30 30 30 30 加えたAの 水溶液の体積 〔mL〕 0 5 10 15 20 乾燥させた白い物質の質量 〔g〕 0 0.6 1.2 1.8 (a)
電 流 流 れ る 流 れ る 流 れ る 流 れ ない 流れ る
電流計 電 極
1 Aと Cの水溶液 を反応 させてで きた白い物質 を
,化
学式で書 きな さい。Dの水溶液 に溶 けてい る溶質 は何 か
,名
称 を書 きな さい。 また,そ
の よ うに解答 した理由を,簡
潔 に書 きな さい。Eの水溶液の溶質 の電離の よ うす を
,イ
オン式 を使 って書 きな さい。[表
]の (a)に
当てはまる数値 を小数第一位 まで求 めな さい。 また,[表 ]を
もとに して,加
えたAの
水溶液の体積 と乾燥 させ た白い物質の質量 との関係 を
,グ
ラフに表 しな さい。ビーカーTの水溶液 中に最 も多 くふ くまれ るイオ ンと して適切 な もの を
,ア
〜 力か ら1つ選び,記
号で書 きな さい。
ア
水素 イオ ン
イ
バ リウムイオ ン
ウ
ナ トリウムイオ ン エ
硫酸 イオ ン
オ
水酸化物 イオ ン
カ
塩化物 イオ ン 2)
(3) (4) (5)
【5】 次の
(1)〜 (4)の
問いに答えなさい。(1)花
子さんは,鏡
による光の反射について調べるため,次
の観察 。実験を行った。①〜③の問いに答えな さい。□ [図
1]の
ように,床
に垂直なかべに取 りつけられた 鏡Aか
ら100 cmは なれたところに立ち,鏡 Aに
うつる自分のすがたを見た。
□ [図
2]の
ように,鏡 Aに
背を向けて立ち,別
の鏡B
を顔の前方で持ってある方向に向けると
,鏡 Aの
中にうつる自分の背中が鏡Bにうつった。
[図
3]は ,そ
のときの花子 さんから見た鏡Bの
よう すをスケッチしたものである。[図 1]
目の高 さ
鏡A
か ハミ
[図
2]横
からみた図 上 か らみ た図 床 →鏡A
鏡B
[図3]
鏡B
鏡Bにうつ った鏡A
鏡B
鏡A
①
□で
,鏡
Aにうつる自分のすがたは,花
子 さんの立っている位置から何cmは
なれた位置に立ってい るように見えるか,書
きなさい。②
□で
,[図 1]中
の・ で示 した部分のうち,花
子さんから見て鏡Aにうつる部分を,[図 1]の
ア〜カ からすべて選び,記
号で書きなさい。③
花子さんは
,[図 4]の
ように背中に「4」 の数字のついたシャツを着ている。□で,[図 3]の
鏡B
にうつった鏡
Aの
中の「4」 の数字の見え方 として最 も適当なものを,ア
〜工から一つ選び,記
号で書きなさい。
[図
4]イ
甘 4
Ⅲ
ア
4
ウ エ
,
(2)日
本の天気について,次
の調べ学習を行った。①〜③の問いに答えなさい。①
□で
,下
線部について,冬
に日本海側で雪はどのようにして降るか。冬に日本海側で雪が降るまでの 過程を,「日本海」「山」という2つ の語旬を用いて,解
答欄の 1行 日の書き出しに続けて書きなさい。②
□で
,[図 2]の
a地点の天気図記号として最 も適当なものを,ア
〜工から1つ 選び,記
号で書 きな さい。ア
イ
ウ
エ
i 演
⑥
□で
,下
線部の地点として,最
も適当なものをア〜工から1つ 選び,記
号で書きなさい。ア
A
イB
ウC
工D
場 所 冬季オ リンピック開催地 開催回
場 所 冬季オ リンピック開催地 開催回 レー クプ ラシ ッ ド 3 13
シ ャモニ ー・モ ンブ ラ ン 1 ス コ ータヽレ ー 8
サ ン・ モ リッツ 2,5 カル ガ リー 15
ツル トレー クシテ ィー 19
】ヒ ア メ リ カ
ノ`ンク ーバ ー 21
ガル ミッシュ・
バルテ ンキルヘ ン 4
オスロ 6
コルチナ・ タンペ ッツオ 7 イ ンスブル ック 9, 12
20 2, 5
グル ノー ブル 10
サ ラエボ 14
ア ル ベ ー ル ビル 16 場 所 冬季オ リンピック開催地 開催回
リレハ ンメル 17 札 幌 11
トリノ 20 長 野 18
ヨ ー ロ ッ パ
ソ チ 22
アジア
平昌 (ピョンチ ャン) 23
日本海
抄
太平洋
′
□ [図
1]は ,第
1回 から第 23回 までの冬季オリンピックの開催地である。最も南にある長野で開催 できたのは,冬
に日本海側で雪が多く降ることが影響 しているとわかった。[図 1]
4̲→
り
18
□
[図2]は
,(公益財団法人 日本オ リンピック委員会 ホームペ ージ他 よ り作成)
3月 22日 の12時の天気図で ある。[図
3]は ,[図 2]に
おけるA〜 Dの
いずれかの 地点の, 3月 21日か ら23日にかけての気象要素 の変化 をグ ラフに表 した ものである。[図2] [図3] 湿度
気圧
〔%〕 〔hPa〕
3月 22日 12時 気温
〔℃〕
3月 21日 3月 23日
電
,6 1
3月 22日
25 20 15 10 5 0
︱
︱ 司
︱ 引
︱
∃
﹁
︱ 司
︱ 引
I J 12 15 18 21 24 3 6 9 12 ・8/
陀 X
●
24 3 6 9 12
と
時 〕
〔
乳 ‰ 札 札 乳 誘 ♂
D
千 廼
ヽ \
‐
ギ 郊
\ツツジの花 をはが して
,部
分 ごとに観察 した。[図
]は
その ときのスケ ッチで あ り,ア
〜工は,花
弁,が
く,お
しべ,め
しべのいずれかである。[図]
ア イ ウ エ
}B
}c (3)花
のつくりを調べるために,次
の実習を行った。①〜③の問いに答えなさい。①
②
[図
]の
ア〜工 を,花
の外側 にあるものか ら順 に並べ,記
号で書 きな さい。[図
]で ,受
粉す ると,成
長 して果実 になる部分 として適切 な もの を,A〜
Cか ら1つ選び,記
号 で書 きな さい。 また
,そ
の部分の名称 を書 きな さい。ツツジの花 は
,花
弁が1つに くっつ いている。花弁の ようすがツツジと同 じなかまとして適切 な もの を,ア
〜工か らすべて選び,記
号で書 きな さい。ア
サ クラ
イ
アサガオ
ウ
アブラナ
エ
タンポポ
③
(4)酸
化銀 の性質 を調べ るために,次
の実験 を行 った。①〜③の問いに答 えな さい。①
□ で
,下
線部の化学変化を,化
学反応式で書きなさい。②
□ で
,[図 ]の
ような気体の集め方を水上置換法というが,発
生した気体をこの方法で集めることが できるのは, この気体にどのような性質があるからか,筒
潔に書きなさい。③
□ の加熱後
,分
解せずに残っている酸化銀は,加
熱前の酸化銀の何%か
。整数で求めなさい。ゞ ヽ
▲R ャ
□ 黒色の酸化銀
5.8gを試験管 Aに 入れ ,[図 ]の
[図]酸化銀
試験管A
よ うな装置で加熱 した ところ 気体が発生 した。 気 体
□
一定量の気体が集まったところでガラス管を水 から取 り出してガスバーナーの火を消 した。冷ま したのち
,試
験管Aの
中の物質の質量を測定する と,5.5gで
あった。□ □ に続けて
,試
験管Aを気体が発生 しなくなる まで十分加熱 した。冷 ま したの ち,試
験管Aの
中の物質の質量 を測定す ると
,5.4gで
あった。[表
]は ,□ 〜□の結果をまとめたものである。
ガラス管 水
[表]
物質の質量 〔g〕