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序 章

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Academic year: 2023

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序 章

弘前学院大学は、2006(平成 18)年に財団法人大学基準協会の大学評価を受け、その翌 年に、「本協会の大学基準に適合し、本協会の正会員になることを認める」との認証を頂き ました。本大学の認証は、北東北に位置する大学の中でも早い時期に行われていました。

この評価ではいくつかの項目で改善の指摘があり、ここ数年間、議論・検討を重ねそれら の結果を実践に移し、いまここに大学の教育・研究・運営に関わる多くの項目に対し改善・

改革がなされ、さらに一段と充実した内容の自己点検・自己評価報告書を作成することが できました。本報告書は、2009(平成 21)年度時点における大学の全てに関わる内容を含 んでおり、次のクールの認証評価に向けた大学教職員一同の貴重な成果となりました。

弘前学院は、1886(明治 19)年に青森県における最初の女子普通教育学校として開設さ れました。津軽藩弘前出身のキリスト教者である本多庸一によって創設されて以来、来徳 女学校、弘前女学校、弘前聖愛高等女学校、弘前聖愛高等学校、弘前学院短期大学とその 時代の変遷とともに名称を変え、1971(昭和 46)年に弘前学院大学となってからは文学部、

社会福祉学部、看護学部を擁し、二つの学部に大学院研究科が設置され、また、中学校の 開設により中高大一貫教育として地域に根ざした男女共学の教育機関として今日に至って います。日本私立大学協会及び同協会東北支部に加盟、キリスト教学校教育同盟には本学 設置当初より深くかかわりキリスト教主義を背景とした指導を進めているところでござい ます。

このように本学は、規模は小さいながら総合大学の体制が整えられています。しかし、

学生数、キャンパスや校舎の大きさなど首都圏にある同種の大学とは比べ物にはなりませ んが、小規模の特権を生かし学生へのさまざまな教育活動においてはきめ細かい対応がで きており、尐人数教育や問題解決型の教育などは地域からの高い評価を頂いております。

充分な教員数は、ややもすると大学運営から見ると考えさせられる点ですが、その維持の ためさまざまな努力がなされており、このことは特記に値するものでしょう。昨今の 18 歳 人口減尐は北東北にある多くの大学に影響を与え、弘前学院大学とて同様です。青森県の 大学進学率は全国平均を下回っているものの、その中で本学の特徴を打ち出し高い就職率 も後押ししていることで、地域における高等教育機関としての一役を担っており、先般青 森県高等教育機関懇談会(第 16 回)、青森県学校教育関係者合同懇談会(第 10 回)を本学 礼拝堂において開催したところです。

この度も大学基準協会から厳しくかつ客観的な指摘が数多く示されるでしょう。その一 つ一つを真摯に受け止め、早期の改善・改革の姿勢を持ちたいと覚悟を新たにしていると ころです。

学長 吉岡 利忠

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