授業科目名 保健医療論
科目番号 CE31701
単位数 2.0単位 標準履修年次 2年次 時間割 秋AB金1,2 担当教員 塩川 宏郷
授業概要 相談援助活動において必要となる医療保険制度(診療報酬に関する内容を含む)や,保 健医療サービスを理解し,保健医療に関わる専門職(医師,保健師,看護師,医療ソー シャルワーカー,作業療法士,理学療法士,言語聴覚士等)の役割と実際,連携(チーム アプローチ)について講述する。さらに、精神保健全般、医学・医療の歴史、医学の 最新トピックスについても講述する。
備考 社会福祉士国家試験受験資格指定科目。社会福祉士取得希望者ならびに障害科学類生 に限る。2012年度までのCE31041と同一。
授業形態 講義
授業の到達目標 ・ わが国の保健医療制度の現状と問題点について述べることができる。
・ 保健医療サービスにおける福祉士の役割を述べることができる。
・ 他職種による連携に関して重要な事項を述べることができる。
・ 保健医療をめぐる今日的な課題について述べることができる。
授業計画 講義テーマは変更することがある。グループ討議を適宜行う。
第1回イントロダクション・保健医療サービスの概要
第2回わが国の保健医療サービス:医療提供施設と保健医療サービスの専門職 第3回わが国の保健医療システム:医療保険制度、介護保険制度、公費負担医療 第4回診療報酬制度
第5回医療ソーシャルワーカー 第6回保健医療サービスにおける連携 第7回連携の実際:虐待・非行
第8回医学の歴史
第9回保健医療・医学における今日的な課題:国際保健医療、不登校・心身症等 第10回まとめ
履修条件
評価方法 講義への出席、授業中の質疑応答、レポート、試験により行う。
授業外における学習の 方法
教科書 特に指定しない。講義用に作成したプリントを配布する。
参考図書 社会福祉士国家試験用参考書の「保健医療サービス」を適宜参照されたい。
オフィスアワー 月曜13:00〜15:00
受講生に望むこと 講義だけでなく新聞やニュース等で保健医療福祉に関する情報をつねに意識するよう にし、疑問点は積極的に質問し議論してください。
キーワード 保健医療サービス,社会福祉士