(4?42)
舞董辮艱難辯難lll繕聾馨灘1繕難1
調査報告
1華難繕畢繋1搬雛1継蕪辮鍵欝難難
日本酒のブランド認知と消費スタイルおよび購入スタイル
一関西・東北の学生に対する調査をもとに一
三 崎 秀 央
i23違
罎 次はじめに本調査の舞納と方法 分析結果
小 括
1 はじめに
冒頭に,本稿の純麗づけを示しておきたい。本調査 は.1・1本濤のブランド・ビルディングに関する一連の 醗究の中で実施されたものである。本醗究1ま,福銭県 は全鑓でも膏数の濟どころであるのに,どうして全濁
藩難こ舞1名農:力彗蔽いの寿)とも憶う努董欝iカ)らスタートしてい る(詣義・喫本妊三!鋳.2§雛)。かつて,我々が!/l黙 ほか(欝雛)で示したように,福島県は,県内に多く のll本構の製造業者があむ,麟内鳶数の産地である。
にもかかわらず,全濁的な知名度が低いのではないか という疑霧である。
確かに.「爽難祭の灘の酒盛「京都府の伏見の瀬」.
ヂ新潟県の越後の灘」などと比較してみると,「嬬農楽 のお灌.1が持つ知名度は低いように1感じられる。 この ことは.雑誌や本などで紹介される1二1本灘の人気ラン キング調査繕巣からも瞬らかである玉。
もちろん,我々の題題意識の発端である生産量が多 いということは・全ての藤で優れていることを意瞭す るわけではないので,これをもって福島県は瀬どころ であると漸議することはできないかも知れない。当然,
製品の質や製造技衛などについても考態する必要があ るのは言うまでもない。匠1本酒に関する質や酒造技術 については,明確な指標があるわけではないので,
我々は.代替的な指標として国税窪醸造購究誤は主催
する「全覆新清鑑評会」の成績を購いて分析をした
(1雛二繋まか,20馨§)。その結果,擁農桑産婆本瀬の金賞 受賞の絶麟数は,欝位譲後を推移しており,圧倒的な 技術力を示しているわけではないが,年々受賞数は増 撫している傾向が確認できた。このことからも,決し て技術力が劣っているわけではないことがわかる。
それでは,なぜ,市場における知名度が低いのであ ろうか。このような開題を経営学的な観点から見ると,
ブランドもしくはブランドの購築の開題として捉える ことができる。そこで.福農繁内で生産される摸本濯1 にまつわる疑鵜を,ブランドの構築もしくは再構築と いう視点から吟味していきたい,ということが一連の 醗究の主要なテーマである。
2.本調査の目的と方法
2擁 本譜査の目的
本調査は,前述の開題意識のもと,以下に示す欝的 を持って実施された。第iに.篠島県産舞木溺のブラ
ンド認知に間するデータを収集することである。出蔽 されている甕三1本濤ランキングの多くは,「全霞」と銘 うってはいるものの,調査対象の多くは東京もしくは 閣棄に集中している2。そこで,今醸の調査は,地元 纏島藥および市場として大きい関西(兵灘県)を講査 対象に設定した。ただし,予算や実現溝能盤の問題か
ら,今響は講査対象を学生と限定している。
第2に,消費者の消費スタイルおよび購入スタイル が,雛本灘の選好にどのような影響を与えているのか,
を明らかにすることである。ここで言う消費スタイル とは,アルコールを飲みに行くスタイル(飲食店での アルコールの消費スタイル)のことを意蘇しており,
i 擁えば守lll・安鑓・中野(騰§韓など。 2 耀えば、守毒慧か(2韓鵜など。
一36一
舅本瀬のブランド認知と消費スタイルおよび購入スタイル (罐743)
また,購入スタイルとは,鰯人でアルコールを購入す るスタイル(叛売店での購入スタイル)を指すことを 藤っておく。
現在,程1本酒が,どのような対象にどのようなイ メージをもたれているのかを明らかにすることは,ブ ランド講築を考える上で最も重要なことのiっである といえよう。
2−2方 浅
本調査は.2§§2年5月から§弄1にか1ナて実施された。
講壷対象は.擁島県のA大学および兵庫県のB大学に 通う大学生である。3鮪遍のアンケートを配奮し,総6 遍の繕答を得た。内,A大学のサンプルは欝8名であ
鯵,B大学のサンプルは227名であった(欠灘纏i)。
なお,アンケートは無記名式で醗姦された。
串身や性雛などのフェイスシート,誓1本濟を飲んだ ことがあるかを尋ねた聞3,経本濤が好ききかどうか を尋ねた簡羅,知っている銘極に○をつける闘蓉,地 瀬のうまい地域として雛遠購県名を尋ねた闘6以外は,
全て7点尺度の喜タッカート・スケールで灘定した。
なお.閣5で取り墨急げた馨本溺は39銘簸である。そ のほとんどは,守由・安懇・中野編(鱒§尋)において 堰灌人気銘柄の大吟醸,吟醸,純米吟醸,純米,本醸 造の各部跨で鷺譲こランキングさ載たものである。そ
して,これに本稿の主要な分新対象になる福島桑の地 酒の銘構を換えた。擁島県産地瀬の選択は,守t嬉まか 編(2§馨○)において,ランクインはしていないものの,
淺肖銘柄として取り、1二げられたもの全てを取り一しげた。
表2 出 身 地
度数 梅薄慶数 度数 穂薄痩数
3333333222222豊玉玉茎王玉茎4
森京童逡賀農驚梨馬取出遊良縄麟聾絨分暁本縫 海 奈 灘 欝棄三台滋法蕎毒舞錐勝義奈陣徳長茨大捧熊欠 §5§曇88322772§暮§重茎iii§i6§822§§§775222青倉§奪§7 龜鑑骸生333乳aLL飢LLLLLLLL豊
3 i§8逢§332887掌暮S昌54達達4垂3
3 52 玉 i i 童董庫農手械影蔽鑛木取摂燐麟潟媛矯矯簾幽垂懇玉 敵 兵福岩宮嶺大敵霧島島書中籍愛石愛豪富穂薄埼 §暮暮暮春暮§翌i茎茎ii門35門む﹁む§5§i ?777777一む戸むけき§Fむ522ウ﹈2222§
曇.甑豊艶色歌甑○.敬&畿畿3.○.色豊&暮.色歌﹂3.分析結果
3彗 掻答者の属性
表圭は,翻答者の現在住 表嘩 現在往湧
瞬をラ鼠誌のである・編 麟鰍重麟
蕩繋の総答考は,ほとんど
篠 島 玉認 3§.鱗
が福課摂資麟・購 宮絨 警 灘
集の闘答者はほとんどが兵 敵霧 i §.器
。庫県■在住である。 兵庫 2蔦 騒.2§
表2は,醸答者の出身地 大 賑 墾 2.聡 を示したものである。霞答 京 簾 i 甑25 欠灘纏 i §.25者の出身地は,調査実施地
である兵毒葦県および福島県
に集中しており,次いで,その近隣の県の議身者が多
い。
なお,男女比率は,男性2籔名(55.8%),女性賀5
名(騒.2%)であった。また,墾答者の年齢は,大学 2年生から4無生を対象にした講査であるために,ほ とんどが2§代前半(2創蕊歳1約§5%)であった。
3遭 消費者の消費スタイル,購入スタイル
表3は,お灘を飲みに行くときのスタイル1こ関する 記述統計を示したものである。学生を1対象にした調査 であることも影響していると患われるが,居溺屋など でワイワイやりながら飲むことについては,5点を超 えた。また,特定の種類だけでなく.色々な種類を注 文する傾海が強い。これに対して,バーなどで静かに 飲むことや特定のブランド・銘梅に嬉するこだわりは,
低い得点、を示している。
続いて,予備的な分析として,お濤を飲みに行くと
きのスタイノレを霞子分蕎葬こかけた。露華ぎ{痘i以.ヒの髪聖
子を徳出すると,2つの霞子を確認することができた。
遜有値およびバ蔭マックス痙転後の醤子負荷量を表4 に示す。霞子負荷量の高い質闘項目の内容か敷 それ ぞれ,しっとり霞子とワイワイ因子と名付けられた。
また,これらの項馨の平均点をそれぞれしっとり得点,
ワイワイ得点として定義した。
次に,購入スタイルの記述統計を示したものが表5 である.おいしさや好みを重視すること,必要最小霞
一37一
(厘7襲〉 福島大学地域麟造 第饗拳 第i■号 謄書2診
表3 消費スタイ痔に関する配達統計
平 均 標準偏差 膿灘麗などで,みんなでワイワイや馨ながら飲むことが多難。
特定の種類だけでなく,色々な種類を注文することが多い。
料亭など,静かなところで飲むのが好きである。
お灘の種類の持っているイメージ(ムードや蟻緒〉を特に重複する。
特定のブランド・銘極にこだわむを持っている。
バーなど,少人数で静かに飲むことが多い。
駿酒獲などで,少人数で飲むことが多い。
5.艇 窪.72 3、i2 3.26 2.暮2 2.4さ 3、55
i.欝 i.認 i.82 i.75 i.73 工.総 工.79
表4 消費スタイルに臠する霞子分析
しっと鯵 ワイワイ 居薦屋などで,みんなでワイワイや融ながら飲むことが多い。
特定の種類だけでなく,色々な種類を注文することが多い。
欝亭など,静かなところで飲むのか好きである。
お滋の種類の持っているイメージ(ムードや椿緒〉を欝に重摂する。
隼寺宝のブランド・蜜名雷再にこだわむを持っている。
バーなど,少人数で静か1こ飲むことが多い。
駿灘屋などで,少人数で飲むことが多い。
一〇.ii §、総
螂 膿
&7s
鑛 腿
一§.83 一賎8§
§、鎗 一§.i7 §、盤 諺、欝 一§.3奪
露糞髄 寄与率
蓉4 33
2&︾§i
蓬2玉§表5 購入スタイ趨に関する記述統計
単 均 標準偏差 広告・黛1伝されているブランド・銘構を買うことが多い。
バーゲン・菱擁護し中のものをよく利矯する。
流行しているものを買うことが多い。
専韓店で買うことが多い。
広敷・宣伝されているブランド・銘構を買うことが多い。
コンビニなどで買うことが多い。
おいしさや好みを特に重複して買う。
とにかく安くて経済的なものを買うことが多い。
鷲建のブランド・銘極にこだわ鯵を持っている。
季節や飲む場駈などにあったものを買うことが多い。
蕎額であっても,好きなものを買うことが多い。
ディスカウント・ストアなど量藪籍で購入することが多い。
新製贔は人よ鯵も早く試してみることが多い。
特警喜1なとき1こ飲む、とっておきの多書繕がある。
買い置きなどせず、必要最小鞍のものを買うことが多い。
3.2§
3.灘 3.65 3、蕊 3.総 尊.蔦 5.§3 嘆.総 3.醗 3.騒 3.33 3.鎗 2.72 2.22 4.縫
i.7暮 i.鱒
玉.8暮
i.総 i.鴇 i.§4 i.72 i.8§
i.82
工、7ε 玉.8§
i.88
工.§§
i.75 2.艇
のものを買うこと, ニコンビニ などを利絹すること,安くて 経済的なものを買うことが多 いことなどで平均点が4点を 超え,学生の購入スタイルが 浮き彫りにされている。
続疑て,消費スタイルと同 様に,予備的な分析として,
購入スタイルに関する項目を 因子分析にかけた。瞬有魑i 以上の霞子を撞鐵すると,4 っの翼子を確認することがで きた。露有値およびバ}タマッ クス露転後の馨子負荷量を表 6に示す。
因子負荷量の高い項欝から 霧翫して,4っの馨子はそれ ぞれ,流行重複露子,こだわ り因子,お手軽霞子,安さ重 挽因子と名付けられた。また,
これら4つの翼子にかかわる 項目の平均点を,それぞれ流 行重複得点,こだわり得点,
お手軽得点,安や重携得点と して定義した。
表6 購入スタイルに関する霞子分析
流行重視 こだわり お手軽 安さ重複 広魯・豊伝されているブランド・銘構を買うことが多い。
バーゲン・売む識し中のものをよく灘罵する。
流行しているものを買うことが多い。
専穆嚢で買うことが多い。
広告・宣伝されているブランド・銘舗を買うことが多い。
コンビニなどで買うことが多い。
おいしさや好みを特1こ重複して買う。
とにかく安くて経済的なものを買うことが多い。
特定のブランド・銘極にこだわ滲を持っている。
季籔や飲む場醜などにあったものを買うことが多い。
高額であっても、蜂きなものを買うことが多い。
ディスカウントストアなど量藪繕で購入することが多い。
新製品は人よ辱も擘く試してみることが多い。
特溺なときに飲む,とっておきの銘構がある。
買い置きなどせず,必要最小霞のものを買うことが多い。
螂
§.§8
瞳
§、i8
煕
§.23
色盛
暮.i§
&器 畿26
甑暮暮 e.解 職磁 e.縫
§.i8
G.至窄 馨.蟹}
○.§2
甑i7
煕
一登総 豊32 一&2§
鎚 籔
G、77
§.2§
§.勇
&醗
膿
包絡
一§.§8 §.至3 一§.編 馨.捻 §.67 §.s7 0.3i 一曇.§2 暮.i2 §.24 馨.雛 一§.鋳 一9.25
鑓
一§.§2 §.58 畿茎7 §.33 §.捻 甑i4
§、35
螂
§.蓼3 §.ii 一§.総 畿8§
§.総 §.総 一§.縫
瞬有魑 寄与率
︽謬9
GJi
をα20G ii
2爵U4i 2i
圭凸U§2 2i L甑
一38一
残本漕のブランド認知と消費スタイルおよび購入スタイル (4?45〉
3講 霞本酒に魅する認知とスタイ幽 表7は,縫本瀬を飲ん
だことがあるかどうかを 表7 沼本酒を飲んだ 尋ねた結果である。表7 ことがある からも瞬らかなように, 度数 穂薄変数 85%以上の懇答者が,飲 な い 騒 捻艇 んだことがあると醤答し あ る 3妊 総.簸 た。 欠灘髄 i 甑器 次に,嚢本酒のことが
表8 8本酒が好きか 好きかどうかを尋ねた結
果が表8である。嫌いと 度数相撃度数 答えた騒答者は,全体の 嶽 い 豊麗 磐、鱒 約聡%(欠灘魑を除くと 好 き 亙56 3§.3§
約鋳%),好きと答えた 欠灘髄 錫 且62 のは全体の約4§%(欠灘
値を除くと約45%)であった。
続いて,欝本酒を飲んだ経験と,消費スタイル・購 入スタイルとの関係を調べるために,日本漕を飲んだ ことの欝無によってサンプルを2っに分け,それぞれ の因子得点を比較した(表9)。すると,全ての霞子 において,統計的に有意な差が見られた。経本悪を飲 んだことがあると答えた繕智者は,全ての猿子におい て高得点を示していることから,舞本酒を飲んだこと がある人は,そうでない人と比較すると,お漉に対す る何らかの志病が強い人であると言える。換言すると,
お漉に対する…定の志向がなければ,B本酒を飲もう という気にはならないという傾両を読み取ることがで
きる。
ろで,少人数で銘構などにこだわりをもって飲む消費 スタイルを好む,②特定のブランドにこだわりを持ち,
専門店などで購入するという購入スタイルをとる,と いう特徴を確認することができる。
以上の結果より,馨本酒を好む人の特徴は,お灘に 表欝 饗本酒の好悪と因子欝点
鎌 い 好 き 全グループ ぎ一纏 しっと鯵
ワイワイ 流行璽撹
こだわり お 手軽 安さ董槻
2.82 5.縫 3、32 2、87 4.8§
3、7§
3.42 s.§2 3.5舞 3、53 尊.87 3.86
3、()§ 23.38畢半阜
5.93 0.艇
3.4{} i、蓬6 3申至7 2逢.74軍}申 達、8書 〔}.〔》2
3.8§ 暮.57
衰9 8本酒の経験と各雷干得点
な い あ る 全グループ F一纏
***費<.醗 率*夢<.蕊 *夢<.緯
裏讐 ブランド言慧知
漕どころ 銘 構 件 数 園答比率 ケース娩率
しっと肇
ワイ ワイ
流行重観 こだわり お 手 軽
安さ重複
2.36 3.琶6 2.86 2.6§
4、隻7 3.§8
3.縫 5.蕊 3.鎗 3.懇 4、86 3.82
3.暮倉
4.89 3.33 3.欝
尋、7?
3.72
i8.8ギ樽 29.欝 隼 6.78輩 7.3珪 常 ii.9創緋
i3.{}3雫章章
零**§<.醗 **β<.錘 *倉<.欝
次に,El本灌に蝿する好悪と,消費スタイル・購入 スタイルとの関係を調べるために,讐本渡の好悪によ ってサンプルを2っにわけ,それぞれの霞子得点を比 較した(表i§)。その結果,得点の高低は騨にして,
差が生じた項目を見てみると,しっとり猿子とこだわ り弱子において得点に差が生じた。つまり,日本酒が 好きな人は,そうでない人よりも,①落ちついたとこ
承瞬権七松瀬廣桜由婚曲舞泉運雪山霞辮楽代鶴選手龍穂丹盤編宗鹿購澄鯨喜明優渥月
寒 上 旺 蝶 の 羽海 狗 乃縢張き 魅 舞穂 露農澤計 の ど 取
菊久越大饗栄末患八菊男天清離正立浦吉写十〆露く黒輝司銀泉季春大真酸叢天磯金得潟潺潺島島島島彫潟繕道瞬潟羅瞬出城潟島形潟森形井醗難藤島鱗良島野矯島島岡島潟
海 合
新薪新篠福福石山新石化石新静静富宮新福藤新青鐵橿軟高富福石奈標長高福橿静纒新生32253亙6§了2§§§95達書7馨4蓬3iii§§887639885嘆i 53§聾9997655毒4遵3333222222222ii至i工玉 3
ii王i § i§S葬52§868§§7§碁警58護6響7了i§§936巷§塁琶§さ§警i§§ 2i22875§6尋iO§43i§8654442222董ii§§85尋護32§ 鼠薮a農民55鑑3包333aaaaLLLLLLLLLLLLLL色色畿我我豊色象
舞4388§7蔭896§8665癖§5童毒8きマ尋4逢32ii§暮5§§§65§ ○遮77693667252漿i§53尋i縷尋i5§529暮63§暮鐘蓬違52i 乳乱まし§883書76轟轟2乳§暮988乳乳靴敷畿5&55眠5生盈乞a象LL敬 逢4332222ii豊ii玉ili 巷
5一3§一
(淫74碁) 橿鳥大学地域麟造 第聾巻 第i暑 2暮暮乳§
嬉する 一定の志講があ鯵,溝費スタイル・購入スタイ ルにおいても独特の志霧を持った人々であることが瞬
らかであり,入跨的な趣置づけというよりは,いわば,
1二緩霧けのお灘 であるといえよう。
3一鳶 福島県ブランドの認知
表i窒は.知っている銘構全てに○馨を記入する幾5 の結渠である。繕答比率とは,全ての○離を鵜§とし た場合の髭率を示し,ケース比率とは,サンプル数を 欝巷とした場合の比率を示している。したがって,一一
人当たり約5っの銘締を選択したことになる(ひとつ も選訳していないもの縁サンプルから除外)。
表藍からも購らかなように,一上位は新潟産の銘構が
萎虫占しており,次いで,蓄講墓毒産,望二霧ll産,琵と海道産な
どが続いている。ただし,これは,東北(福島県)の サンプルと関藪(兵庫桑)のサンプルが混在している ので,それぞれのバイアスがかかっていることが考え られ,必ずしも全国的なブランドの知名度を示してい るわけではない。そこで,現在住所によってサンプル
を2っ萎こわけ, ブランドの矢i窪名1窒を髭ヒ牽愛した(表i2)。
表鐙 ブラン容認気1(地域溺〉
冊罐 u調蹄蜀艦講矧閑謝謝欄麟繍雛詩
名㎜ の 一 i 一 ど受取 二 皇・ ㎜大輿栄末菊久愚慮八菊男溝浦天吉開謹〆泉鐵大写立無毒銀建く真飛重篤春鯨大磯欝金
﹈
ろ 一島島議轟潟潟潟彫潟嬉遊潟械鱗潟同形潟島森島島出井蟹出講影野島屠矯良知島麟湯島 竺 海 合
酒 ㎜篠篠纏編新新新曲霧︑慕北新宮燕新静出組磯溝醸醸富磁秋富静山蔓螢石轟奈高擁静寂福
響繍書 島至正 庫
数 露答比率 ケース匙率
82236巷7至毒璽ii§33777?§43i董ii§馨§86器55522ii §§§877544333222iii三重董三蓋至正iii至
淫蓉 i i蓬蓬7馨2書4488蓼警ii33334塗5暮6暮暮66678彗888§9暮書 4慧8§374警8§§§?226666532§9警奪§9§754444iiiO 甑絃歌笑気危丘33乞歌乞鼠aa乱しLLLLLLLLL色&歌農甑象亀歌畿艶歌甑載 欝 3333馨曇852222聾§6§§§馨363§§6§3336§§ε§§773惑 §22§茎3嚢警36§635暴7?77董82§9警9333暮8iiii2268 翫豊絃a&産登載a嚢豊鼠置生生歌豊甑乾畿薮家鼠危畿ε銭我歌風3333畿LL畿絃
6r魯5静む4護322圭iiiiii董至重至 56 43i8暮3§5§6i85773§72834尊§轟9§36ま2ε383624奪 7643222i 2 2 i2ii 2i iii 9 5
凝答艶率 ケース比率 纈 位
暮i?§蓋き33§茎§5§8§彗3§46i7?§§32§273亙§6i2嘆8馨 65i3?66警3窪5§85i警轟亙3353§6§5§20茎毒7235§36§ 豊甑象t歌&乳鼠3塩ま3甑よL鑑L気色L甑乞塩LLL蛋aL色盛a鼠L豊L畿銭龜
窒i §i 5垂垂豊i§茎7758蓬7§§i293董逢§2332§88董§28i483§6 逢86§毒6642§8§§52至522985?i1さ796暮3899862魂9 aL豊︽載薮乳L乞εaL3薮亀鑑5蕉Lをt畿︽危a5裂孔3危気甑乳塩L&LaL 4322玉ii至 玉 i 董 i ε 3 歓泣盤位磁位鼓鍵盤位縫位毯縫盤泣泣毬泣癒泣泣鍵盤紘毯笹麺鮭位鐘泣拉麺鍵盤泣綾 鐙諺留器蓋23逢琵7膿稔器6器§鱒騰絡盟諺慧8懸鰺臆5欝欝欝欝欝欝22鐡解蕊鎗
一鶉一
譲本濤のブランド認短と消費スタイルおよび購入スタイル (4747)
表鴛では,蕪島藁において知名度の高い欝1本瀬の銘 穂を顯番に並べたものである。なお,興庫醸における 知名度は,一番右に示す「纈位薩に示すとおりである。
その結果,篠島産の銘柄は,鑛島繋のサンプルでは 葬常に高い知名度を示したが,兵庫県では比較的低い ことがわかった。篠轟県では■1二位に入った「大七」,
「塞の松」.「栄鱗」,「末廣」は,兵庫繋ではそれぞれ 総轄,32紘.解続.22載であった。
これに対して,「菊水珪,r久保瞬」,「越の寒梅」な どの新潟産銘梅や,譲1羽桜」といった山形産銘柄は,
両方のサンプルにおいて上/撫こ入っている。
したがって,瀬轟産銘柄のブランドカは,地元にお いては強力で,関蓉地方においては弱いが,新潟産や 山形産銘構のブランドカは全蟹的に確立されたもので あるといえる。
3曝 購入にあたって参考にすることに臠する分析 表茎3は,飲食唐や小売癖で,アルコール類を購入す
るときに,参考にすることを尋ねた結果である。最も 影響が強いのは,馨コミ構報であった。意外なことに,
店員の進める銘柄や雑誌などの稿鞍は必ずしも影響が 強くなかった。また,テレビCMなどの影響もそれほ
ど強くない。
続いて,講本瀬を飲んだことがあるかどうかによっ て,これらの差異を確認するために,謎本濤を飲んだ 経験によってサンプルを2っに分け,その得点を比較 した(表雛〉。その結菓,1二Pミ椿鞍と, ドラマや験 睡などの中で串てきた銘櫓などに差が生じている。こ の点で,嚢本渡を飲んでみようという気欝ちにさせる のは,テレビCMなどよりも曙象に残るきっかけが必 要であると解釈することができる。
表鴛 購入にあたって参考にすること
平 均 繧準偏差 テレビのC橿などで鷺つた銘構。
鍵本滋,ど一ルなど好きな種類のお瀬ならば鑓懸1ここだわらない。
店舞の進める銘構。
そのお廼の持うているイメージ。
雑誌や構報誌などの椿報。
[i葦コミ精報。
ドラマや饗実錘iなどの中で建玉てきた銘擁も
尋、鱒 4.解 3.鍵 3.懸 3、63 4.5§
2.綴
i.?7 i.懸
垂.暮8
茎.6§
王.警 i.雛 i.7玉
表麟 8本酒の経験の有無による購入時に参考にすることの違い
な い あ る 全グループ F一纏 テレビのC擁などで知った銘極。
難本瀬,ビールなど難きな種類のお瀬ならば銘柄にこだわらない。
1惹員の進める叢書極。
そのお灌iの持っているイメージ。
雑誌や椿報誌などの鷲毅。
欝コミ精鞍。
ドラマや駿灘などの申で墨てきた銘極。
3.懸 3.83 2.§2 3.鰺 3.42 淫.鱗 2、3§
4.玉垂
護.i2 3.i8 3.鎗 3.65 彗.68 3.韓
4.(}書 巷.暮癖
4.{18 圭。欝 3ヤi5 茎.〔)暮
3.6ξ} (}、ξ38
3.62 (}.82 4.6{} 5、92凧雫 2.綴 6.6r亨
***聾<.雛 **夢<.蕊 率費<.緯
表繕 黛本酒の好悪による購入鋳に参考にすることの違い
鎌 い 好 き 全グノレープ 罫一纏
テレビのC躍などで難つた銘樋。
慕本一溺, ビーノレなど好きな種類σ)お 濤ならば多書梅毒ここだわらない。
嘉彗糞の進める銘構。
そのお薦の持っているイメージ。
雑誌や嬉報誌などの精穀。
羅コミ情報。
ドラマや駿轟などの申で墨てきた銘樋。
4.2毒 4.露 3.縣 3.5§
3、§2 4.56 3.艀
3.驚 逢.鑓 3.2§
3.7§
3.74 塵.76 2.89
4.五2 尋、鷺 3.露 3、68 3.毅 纏.65 2.弱
2、3?
毒.蓼2
玉.7尋
i.22 9.4蓬 i.鋳
馨.§6
*纏夢<.韓 **夢<.編 率夢<.欝
一漿i一
(4748) 擁島大学地域麟造 第賛巻 第i弩 臆競.§
最後に,蓑1本酒の好悪によって購入時の参考にする ことが異なるかどうかを確認した。その結果,統計的 に有意な差異は見られなかった。
4.小
括本稿では,礁農桑は,金轡でも有数の酒どころにも かかわらず,全国的に遍照するブランドが確立されて いないのではないか,という閣題意識のもと,①福島 県産1二1本灘のブランド認知に間するデータを収集する
こと,②消費者の消費スタイルおよび購入スタイルが,
経本灌の選好にどのような影響を与えているのか,と いう2っの課題を掲げた。これによって,今後,福島 県産の§本瀬のブランド購築を考える際の,予備的な 知見を得ることができると考えている。
本稿で明らかになったことを要約すると以下のよう
になる。
第iに,楡島桑産の醸本酒のブランド難名度は,橿 農県内においては非常に高いにもかかわらず,兵庫県 においては低い。したがって,福島県産日本酒ブラン
ドは,全国的に確立されていない。
第2に,E歪本酒の消費スタイル,購入スタイルには
■一閧フパターンがある。
第3に,消費スタイル・購入スタイルの格違によっ て,El本灌iに対する好悪などが異なる。
なお,今後の課題は,より詳纒な誰1査をより広範な 対象で実施することである。そうすることによって,
8本酒のブランド構築を考察する燦に重要な知見が得 られると簸待される。
参考文献
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