道 南 ブ ロ ッ ク 外 国 語 科
平 成 25年 12月 2 4 日
( 主 管 教 育 局 檜 山 教 育 局 )
平 成 25年 11月 29 日 ( 金 、 北 海 道 檜 山 北 高 等 学 校 を 会 場 に 、 渡 島 ・ 胆 振 ・ 檜 山 の 各 管 内 ) の 高 等 学 校 か ら 外 国 語 科 の 教 員 1 1 名 の 先 生 方 が 参 加 し て 「 道 南 ブ ロ ッ ク 外 国 語 科 、 授 業 実 践 セ ミ ナ ー ( 教 科 指 導 セ ミ ナ ー ) が 開 催 さ れ ま し た 。
本 セ ミ ナ ー に お け る 公 開 授 業 や 研 究 協 議 、 授 業 実 践 ス ペ シ ャ リ ス ト を 講 師 と し た ワ ー ク シ ョ ッ プ の 実 施 内 容 等 を 紹 介 し ま す の で 、 先 生 方 の 授 業 改 善 の 参 考 と し て 御 活 用 い た だ け れ ば と 存 じ ま す 。
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テーマ「新学習指導要領改訂の趣旨を踏まえた、
思考力・判断力・表現力等の育成を図る 学習指導の工夫・改善」
本セミナーの概要
○研究協議
・公 開授業を通して、新学習指導要領 の 内 容を 踏 ま え た 授業 実 践につ いて の意見交換
・持 参した資料などを活用しながら、
情 報 交換 を 行 い 、 テー マ を踏ま えた 授 業 実践 の 紹 介 及 び授 業 を行う 上で の課題の明確化
ワークショップ1
大塚 徹教諭(函館中部高校)
「生徒が主体的に参加する生徒中心の授業」
これ まで の教師 からの 一方的 な説明を主 体 と し た授 業 か ら 「 生徒が 主体的 に参加 す る生徒中心の授業」を紹介
ワークショップ2
伊藤元也教諭(登別明日中等教育学校)
「リスニングセンタードの授業展開とプロジェクト授業」
視覚か ら の イ ン プ ッ ト で は な く 、 聴 覚 か ら の イ ンプ ッ ト 、 そ して予 習型の 授業か ら 復習型の授業を紹介
本セミナー実施により期待される成果
実践的な「教科指導力」の向上、参加者への授業方法の紹介 各学校における授業改善を図る上での課題の明確化
確かな学力を育む高校教育推進事業における研究の充実 公開授業
コミュニケーション英語Ⅰ 米地教諭、苅屋教諭、高橋教諭、橋本教諭(檜山北高校)
「テーマを設定した習熟度別4展開の授業の公開
」○ペアワーク、音読などの言語活動を取り入れた授業実践
○ペア・グループワークによる生徒の発話を促す授業実践
○共通のテーマに基づき、生徒が発表を行う授業実践
○グループでの活動や発表など言語活動を伴う授業実践
高 校 授 業 実 践 セ ミ ナ ー 報 告 道 南 外 国 語 科
今 回 の こ の 報 告 は 、 次 の W e b ペ ー ジ に 掲 載 し て お り ま す 。
< 檜 山 教 育 局 W e b ペ ー ジ U R L >
http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/hyk/
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公開授業 公開授業
米 地 教 諭 ( 檜 山 北 高 校 ) は 音 読 を ペ 苅 屋 教 諭 ( 檜 山 北 高 校 ) は 文 法 項 ア ワ ー ク の 活 動 に 位 置 づ け 、 そ の 後 、 目 を ペ ア 活 動 の 中 で 、 実 際 の 生 徒 同 自 分 自 身 の 考 え を 表 現 す る 活 動 へ と 授 士 の 対 話 を 通 し て 定 着 さ せ る 授 業 を
業を展開していました。 展開していました。
公開授業 公開授業
高 橋 教 諭 ( 檜 山 北 高 校 ) は 、共 通 の 橋本教諭(檜山北高校)は、本文の暗 テ ー マ 「 私 の ル ー ル 」 に つ い て 発 表 さ 唱だけにとどまらず、聞き手に伝わるよ せ 、 生 徒 同 士 の 質 疑 応 答 、 評 価 を 行 わ うなリーディングを意識させる授業実践
せる授業を展開していました。 を行っていました。
ワークショップ1
大塚教諭(函館中部高校)のワークショップでは 「生徒が主体的に参加する生徒中、 心の授業」として、4つの実践を紹介していただき、その一つの実践であるグループ 活動を通して、会場の至る所に置かれた英文の情報をヒントにしながら、与えられた 英文を完成させ、更に完成した英文の内容を読み取ってグラフを作成する活動を紹介 していただきました。
ワークショップ2
伊藤教諭(登別明日中等教育学校)のワークショップでは、日ごろ先生が行ってい る授業の一部を参加された先生方と一緒に取り組んでいただきました。その中で、先 生は、生徒たちに「コミュニケーション」ことについて、しっかりと理解させた上で、
発表活動などを行う必要があり、話し手の育成だけではなく、聞き手としての意識を 育てることがコミュニケーションを成立させるために大切なことであるとお話しして いただきました。
参加者の声
・考え方によって、多様なことができると再確認することが できました。
・全てが参考になり、自分の授業でどのように生かしていく かを考えたいと思います。
・スペシャリストの先生方の実践を授業の中で活用していき たい。
・授業を行うにあたって、十分な準備が必要であることを再 確認しました。
・スペシャリストの先生方から文法事項を活用した活動や授 業で取り上げる素材をどのように日常の場面に近づけるか の工夫について、考えさせられました。
、 。
・本セミナーに参加するたびに 自分自身の刺激となります
・ ペアワーク、グループワークのアイディア」や「コミュ「 ニケーションとは何か」について考えさせられた。
参加者アンケートの結果(一部)
○紹介した教材や指導方法は、活用できますか
・大いに活用できる 72.7%
・活 用で きる 27.3%
・あ まり 活用 できない、活用できない 0%
○教材や指導方法の理解は深まりましたか
・大 いに 深ま った 81.8%
・ 深 ま っ た 1 8 . 2 %
・あまり深まらなかった、深まらなかった0%
○セ ミナ ーは 授業実践力の向上に役立ちまし たか
・大 いに 役立 った 72.7%
・ 役 だ っ た 2 7 . 3 %
・あまり役立たなかった、役立たなかった0%
研究協議① 研究協議②
授 業 者 に よ る 公 開 授 業 の 説 明 及 ワークショップにおける質疑 び 質 疑 応 答 の 他 に 、 新 学 習 指 導 要 応答や各校が持参した資料に基 領 を 踏 ま え た 授 業 実 践 に つ い て 、 づいて、ハンドアウトやCAN-DO 積極的な意見交換が行われました。 リストの活用等について熱心に
協議を行いました。