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第 4 回 数学アラカルト グラフ理論 3 題

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Academic year: 2024

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第 4 回 数学アラカルト グラフ理論 3 題

曲線阿弥陀

この曲線阿弥陀のアイデアは 根上生也著 グラフ理論3段階 による

阿弥陀籤は良く知っているだろう。ここでは曲線を使って阿弥陀籤を作ってみよう。

曲線にするとき問題となるのは線が十字に交叉していることである。これは右折、左折 を交互に行なうこととして定義する。

図のようにAから入って交互に折れ曲がりA'から出て行くこととなる。

      D

全ての点について同様にするとこの様になる。

このことから何が予想できるであろうか。

予想: 入った点から必ず奇数番目に出て来て、偶数番目に出て来ることはない。

このことを証明しよう。

図のように市松模様を描く。Aから入って阿弥陀籤にしたっがてたどる道は常に青い部分 を右側に進んでいることが解る。

出て来るときも同様だから、青い部分を右側にして出てくる。このような点は奇数番目は なれたところしかない。偶数番目からは青い部分を左側にしてでてくることとなる。

A A'

A' C'

A B

B' D'

C

(2)

グラフの平面化

この内容は根上生也著 グラフ理論 3 段階 による

グラフには平面にどうしても描けないものがある。たとえば 5 個の点を全て繋いだ完全グ ラフ K5 などである。

しかし点の個数を 2 倍にして、そのうちの 2 個を同じ点だとみなしたとき、同じ繋がり方 をするグラフを作ることができる

1    4     2       5

3 3

2       5         1       4

図のようして同じ数字の点は同じものとみなすと、K5と同じ繋がり方をしている。

この様にすることをグラフの平面化ということにしよう。

グラフの平面化は2倍化してできるものと、どうやってもできないもの(無限個の点を使 えばできるが)が存在して、点を3倍や4倍にして平面化できるものはない。

電気回路の基板は平面であるので、部品が2倍必要になるが、平面上に実現できない回路 が2倍にして平面化することにより同等の回路が実現できることもありうる。

グラフと電気抵抗

(3)

グラフの辺上に1Ωの抵抗があると考え、グラフのうちの2点に電源を繋ぎ、全体での電 気抵抗を考えてみよう。

たいていの場合、n本の抵抗を使った回路の抵抗がxΩだったとすると、おなじn本の抵 抗を使って1/xΩの抵抗となる回路を作ることができる。

たとえば、並列になっているものを直列にすると電気抵抗は逆数になることがわかる。

もっと複雑な回路のときでも平面上に描けるグラフでは双対グラフを使って作ることがで きる。

各点への電流の流入、流出より次の方程式ができる i1i2=i6i7

i1i3=i6i5 i2=i3i4 i4i5=i7

また、各面の廻りを一周する回路における電圧降下の式から i2i3i1=0

i3i5i4=0 i5i7i6=0

という式ができる。

この連立方程式を i1i2=1 として解くと、 i1=4 7,i2=3

7,i3=1 7,i4=2

7,i5=1 7,i6=4

7,i7=3 7 となる。

図のように双対グラフを作る。対応する辺(互いに交わる辺)の電流を同じ記号で表わすこ とにすると

各点の電流の流入、流出からは i1 i2

i3 i4

i5 i6

i7

(4)

i1i6=i2i4i7 i6=i5i7 i1=i3i2 i3i5=i4

という式が出て来る。

また各面での電圧降下の式からは i1i3i5i6=0

i2i4i3=0 i5i4i7=0

という式がでてくる。この式と元のグラフの式をくらべてみると、電流の式と電圧の式が 入れ換わっていることが解る。

電圧と電流が入れ換われば、電気抵抗は逆数になるから、双対グラフの電気抵抗は元のグ ラフの電気抵抗の逆数であることがわかる。

課題1

各点が1が1'に2が2'などと対応する点に行く様な曲線阿弥陀をつくれ。二問

______________________________________________________________________

課題2

6点を全て繋いだ完全グラフK6を2倍化して平面化せよ 1,2',4'

2,5'

3

4 5,6'

6,1',3'

1',2 1

3,6'

4,3',5' 5,2',4' 6

完全 グラ フK6

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では、 この解法を現代の記号法で見ていこう。

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