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精密質量・同位体パターンから分子式推定(PDF,834KB)

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(1)

質量分析計(飛行時間型)

農学部 GC-MS ・ NMR 測定室

質量分析計(磁場型)

NMR

高田 祐輔

福士 江里

MS NMR」 で検索

http://www.agr.hokudai.ac.jp/ms-nmr/

N379室 図書室の上

情報処理室の向かい 窓なし金属ドア

平日8:30-17:00

機器分析化学 質量分析 2017.4.18

(2)

イオンの質量を求める

質量分析計(Mass Spectrometer)

分析部 イオン源

分子をイオンにする

+ + + +

試料分子

生成イオン

データ解析

元の分子の質量

分子式

(3)

マススペクトル(Mass Spectrum)

Relative Intensity

(%) 400

100 200 300 400 500

0 100

m/z

309 91

150

分子イオン ピーク

フラグメントイオン ピーク

精密質量 400.36997

EI (ベースピーク)基準ピーク

401 400

402

ここに注目

(4)

・同位体パターン

・水素不足指標

・精密質量 → 分子式

(5)

マススペクトル(Mass Spectrum)

m/z

O

2

CH

3

- OH NH

2

- NH

2

N

2・・・28

CO

2・・・44

10 20 30 40 50

0 100

32

Relative Intensity

%

C:12 H: 1 N:14 O:16

(6)

マススペクトル(Mass Spectrum)

m/z

10 20 30 40 50

Relative Intensity

%

0 100

32.026

O

2

CH

3

- OH NH

2

- NH

2

CH

4

O

31.99 32.026 32.037

(7)

20 40 60 0

100 Relative Intensity

(%)

m/z

43

15

58

EI

C

4

H

10

58 C

3

H

6

O 58 C

2

H

2

O

2

58

C3H6O C2H2O2 C4H10

分子式(Molecular Fomula)の決定

(8)

20 40 60 0

100 Relative Intensity

(%)

m/z

43

15

58

EI

測定値 58.0415

C

4

H

10

58.0783 C

3

H

6

O 58.0419 C

2

H

2

O

2

58.0055

精密質量(Exact Mass)

12.00000×3 + 1.00783×6 + 15.99491

= 58.04189 12

C 12.00000

1

H 1.00783

16

O 15.99491

(9)

同位体(Isotope)

同位体精密質量 存在比

12 C 12.0000 98.9%

13 C 13.0034 1.1%

12.0000×0.989+13.0034×0.011=12.0110

精密質量計算に使うのは 最も軽い同位体の質量

原子量

※原子量を足して いったら分子量

出番なし

(10)

同位体(Isotope)

同位体精密質量 存在比

1 H 1.0078 99.99%

2 H 2.0141 0.01%

1.0078×0.9999+2.0141×0.0001=1.0079

原子量

精密質量計算に使うのは 最も軽い同位体の質量

出番なし

(11)

20 40 60 0

100 Relative Intensity

(%)

m/z

43

15

58

EI

測定値 58.0415

C

4

H

10

58.0783 C

3

H

6

O 58.0419 C

2

H

2

O

2

58.0055

分子式(Molecular Fomula)の決定

12.00000×3 + 1.00783×6 + 15.99491

= 58.04189 12

C 12.00000

1

H 1.00783

16

O 15.99491

(12)

m/z

O

2

CH

3

- OH NH

2

- NH

2

N

2・・・28

CO

2・・・44

10 20 30 40 50

0 100

32

Relative Intensity

%

C:12 H: 1 N:14 O:16

分子式(Molecular Fomula)の決定

(13)

m/z

10 20 30 40 50

Relative Intensity

%

0 100

32.026

O

2

CH

3

- OH NH

2

- NH

2

CH

4

O

31.99

C:12.00000 H: 1.00783 N:14.00307 O:15.99491

32.037 32.026

分子式(Molecular Fomula)の決定

(14)

59

58 同位体

ピーク 分子量・・・出番なし

ChemDraw精密質量計算

(15)

同位体 ピーク

ChemCalc精密質量計算と組成推定

(16)

・同位体パターン

・水素不足指標

・精密質量 → 分子式

(17)

同位体パターン(Isotope Pattern)

326

C

10

H

10

N

14

Exact Mass: 326.12129

m/z: 326 (100.0%), 327 (16.1%), 328 (1.2%) Exact Mass: 326.12130

m/z: 326 (100.0%), 327 (13.6%), 328 (2.9%)

C

12

H

22

O

10

326 326

327 327 327

328 328

(18)

同位体(Isotope)

同位体精密質量 存在比

12 C 12.0000 98.9%

13 C 13.0034 1.1%

12.0000×0.989+13.0034×0.011=12.0110

精密質量計算に使うのは 最も軽い同位体の質量

原子量

出番なし

(19)

同位体(Isotope)

同位体精密質量 存在比

1 H 1.0078 99.99%

2 H 2.0141 0.01%

1.0078×0.9999+2.0141×0.0001=1.0079

原子量

精密質量計算に使うのは 最も軽い同位体の質量

出番なし

(20)

31

30 同位体

ピーク

32

12C 98.9%

13C 1.1%

1H 99.99%

2H 0.01%

0.9892×0.99996=0.978

0.989×0.011×0.99996=0.011

0.9892×0.99995×0.0001=0.0001 0.989×0.011×0.99996=0.011

おおよそ0.0001×0.0001=0.00000001 おおよそ0.011×0.011=0.0001

おおよそ0.011×0.0001=0.000001

おおよそ0.011×0.0001=0.000001

1 : 0.02 : 0.0001

同位体パターン(Isotope Pattern)

モノアイソトピック ピーク

(21)

31

30 同位体

ピーク

32

12C 98.9%

13C 1.1%

1H 99.99%

2H 0.01%

0.9892×0.99996=0.978

0.989×0.011×0.99996=0.011

0.9892×0.99995×0.0001=0.0001 0.989×0.011×0.99996=0.011

1 : 0.02 : 0.0001

同位体パターン(Isotope Pattern)

モノアイソトピック ピーク

12C113C11H6 31.0502

12C21H52H1 31.0531

12C113C11H6 31.0502

同位体ピークは 純粋ではない

精密質量の計算には使わない

(22)

79 Br 81 Br 51% 49%

1 : 1

同位体パターン(Isotope Pattern)

1 1 1 2 1 1 3 3 1 1 4 6 4 1 1 5 10 10 5 1

パスカルの 三角形

Br×2

Br×3 Br×1

1:2:1

1:3:3:1

1 : 1

(23)

3 1 9 6 1 27 27 9 1

同位体パターン(Isotope Pattern)

パスカルの 三角形

Cl×2

Cl×3 Cl×1

9:6:1

27:27:9:1 3 : 1

35 Cl 37 Cl 76% 24%

3 : 1

×3 ×1 ×3 ×1

(24)

同位体パターン(Isotope Pattern)

Cl Br

Zn Cu

B Ag

(25)

・同位体パターン

・水素不足指標

・精密質量 → 分子式

(26)

通称:不飽和度(Unsaturation Degree)、UあるいはUS

水素不足指標(Index of Hydrogen Deficiency)

US = 炭素数 +1

2 2

窒素数

C

水素数

H N

C

10

H

10

N

14

C

12

H

22

O

10

2

14 +1 =13 2

US =10 10

2

0 +1 = 2 2

US =12 22

飽和の鎖状分子にするために切断しなければならない結合の本数 環(+1)、二重結合(+1)、三重結合(+2)の個数の和になる

(27)

水素不足指標

US = 炭素数

2 2

窒素数

C 水素数

H N

+1

C H =

2 2 +1

US =

C6H14 = 0

2 2

0

14 +1

US = 6

(28)

水素不足指標

US = 炭素数

2 2

窒素数

C 水素数

H N

+1

C6H12 = 1

2 2

0

12 +1

US = 6

C6H14 = 0

2 2

0

14 +1

US = 6

(29)

水素不足指標

US = 炭素数

2 2

窒素数

C 水素数

H N

+1

C6H12 = 1

2 2

0

12 +1

US = 6

C6H6 = 4

2 2

0

6 +1

US = 6

C6H14 = 0

2 2

0

14 +1

US = 6

C6H10 = 2

2 2

0

10 +1

US = 6

C6H12 = 1

2 2

0

14 +1

US = 6

(30)

水素不足指標

US = 炭素数

2 2

窒素数

C 水素数

H N

+1

飽和・・・もう水素を付加させることができない 可能な限り水素を付けた構造

H H

H H

C H H

H H

・・N C H

H ・・N H H

H

H

H ・・O・・

水素分子 1

水素分子 0

水素分子 0.5

H H ・・O・・

(31)

水素不足指標

US = 炭素数

2 2

窒素数

C 水素数

H N

+1

US =

2

(手の数-2)×個数 +(手の数-2)×個数 +(手の数-2)×個数 +・・・+2-水素数

=

2

4-2)×個数 +3-2)×個数+2-2)×個数 +1-2)×個数 +・・・+2-水素数

H H C C C ・・N C C O・・・・ C

H H C C C ・・N C C O・・・・ C

H H

H H

H H

H H

H H H

H H

実際の水素数 飽和した構造に必要な水素数

両隣と繋がる のに使う2

0以上の整数

水素原子数水素分子数

(32)

通称:不飽和度(Unsaturation Degree)、UあるいはUS

水素不足指標(Index of Hydrogen Deficiency)

US = 炭素数 +1

2 2

窒素数 水素数

H C N

飽和の鎖状分子にするために切断しなければならない結合の本数 環(+1)、二重結合(+1)、三重結合(+2)の個数の和になる

困ったら・・・

C1H1N1 = 2

2 2

1

1 +1

US = 1

(33)

窒素ルール(Nitrogen Rule)

H H C C C ・・N C C ・・O・・ C

H H

H H

H H

H H

H H H

H H

16+0

=16

12+2

=14

14+1

=15

両端 1+1=2

窒素が奇数個なら分子の質量は奇数 窒素が偶数個なら分子の質量は偶数

0を含む

(34)

・同位体パターン

元素によって同位体の存在比が異なるため ピーク強度比から含有元素を推定する

・水素不足指標

計算結果が0以上の整数にならないものは 通常の分子でないため候補から除外する

・精密質量 → 分子式

小数点以下4桁程度まで精密に測定した値と 同位体の精密質量から計算した値を照合する

(35)

Referensi

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