科目名 担当者名 単位数 選択・必修 開講 年次 日本語科目名
英文科目名 科目の概要
学習・教育内容 達成目標
社会人基礎力(12の能力)のうち
育成する能力 学生が達成すべき行動目標
テキスト及び参考文献
他科目との関連、資格との関連
学習上の助言 受講生への希望・要望
評価方法 小テスト レポート 成果発表
(口頭・実技) 作品 授業態度 その他 合計
総合評価 100
前に踏み出す力 主体性
働きかけ力 実行力 考え抜く力 課題発見力
計画力 創造力
チームで働く力
発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力
統計学1
Statistics 1 浅野 礼美子 教養 2 選択 1年春
自分の目的に応じて集めた情報(データ)を適切に扱うためには、先ずはデータの性質を知り、整理できるようになることが 大切です。どのようなときに、どの統計手法を使うのかということが分かるようになれば、応用できる場面は広がります。
この授業のねらいは、例題を通じて初歩から丁寧に統計学の基礎を学ぶこと、統計的な思考と手法を身に付けてもらうことで す。また、この授業では、受講生が主体的に学ぶことにも重点を置いています。
この科目は、講義中心の授業形態ではありますが、例 題に取り組む機会も数多く設けています。具体的には、
複数の計算問題を解く、データを整理する、図表・グラフ をつくるといったことです。こうした学びを通して、統計の 手法を身につけてもらいます。
①基本的な統計量が算出できるようになる。
②簡単な図表やグラフの作成ができるようになる。
③統計データを用いた資料が理解できるようになる。
主体性 実行力 課題発見力 傾聴力 規律性
・話をよく聞き、要点・疑問点等をメモ・ノートにとりつつ、内容を整理できるようになる。
・各回に出題される練習問題に積極的に取り組み、統計量の計算、データの整理、図 表・グラフの作成ができるようになる。
・分からない点があれば、教員に質問をして、不明点を早めに解消できるようにする。
テキスト:特に指定しません。レジュメを配布する予定です。
参考文献:講義の中で適宜指示をします。
他科目との関連:統計学2、データ解析1、データ解析2 本学部で取得できる資格との関連:社会調査士(必修)
卓上電卓の使用に慣れておくことが望ましい(電卓を 使った計算方法は、講義の中で説明します)。四則演算
(足し算、引き算、割り算、掛け算)と平方根の計算ができ ることを前提に進めます。平方根の計算は、主に電卓で 行う予定です。
統計量を計算する際に、卓上電卓を使います。ほぼ毎回、
卓上電卓を使用する予定です。平方根の計算(√計算)とメ モリ機能のついた卓上電卓を持参するようにして下さい。
70 30
○
○ ○
○
○
○
筆記試験
教養・専門 資格・教職
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
達成
目標 各評価方法、評価にあたって重視する点、評価についてのコメント
筆記試験
①
②
③
④
⑤
小テスト
①
②
③
④
⑤
レポート
①
②
③
④
⑤
成果発表
(口頭・実技)
①
②
③
④
⑤
作品
①
②
③
④
⑤
授業態度
①
②
③
④
⑤
その他
①
②
③
④
⑤ 総合評価
割合 100
【達成目標の目安】
達成レベルA(優)の目安 達成レベルB(良)の目安 70
✔
✔
✔
・基本的な図表の見方、基本統計量の計算とその解釈、図表・グラフのつくり 方、統計をみる際の注意点、相関の有無といった授業で学習した内容の理解 度を確認し、評価します。
30
✔
✔
✔
・毎回取り組む課題・練習問題の解答状況と提出状況から、正答率や真面目 に取り組んでいるかどうかをみます。
・授業態度が悪い(私語、遅刻、携帯電話の操作など)場合、減点の対象にし ます。
・欠席回数が半期授業開講数の1/3を超えた場合は無資格とします。
授業態度に優れ、与えられた課題を正確に取り組み、およ び授業で学習したことが9割以上理解できていると評価でき るレベル。
授業態度が良好で、与えられた課題をほぼ確実に 取り組み、かつ優のレベルには達していないが、授業 で学習したことが8割以上理解できていると評価できる レベル。
回数 学習・教育内容 授業の
実施方法 達成レベルC(可)の目安 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1回 /
2回 /
3回 /
4回 /
5回 /
6回 /
7回 /
8回 /
ガイダンス 統計学を学ぶ意義、
講義概要、評価方針 を理解する。
50 ④⑧
⑪
統計学とは何か 講義
練習問題(10分)
現代社会における データ分析の必要性 と統計の基礎的な概 念について理解する。
復習では、改めて統 計を学ぶ意義と統計 の基礎的な概念を整 理しておく。
60 ④⑧
⑪
グラフ化(1) 講義
練習問題(15分)
度数分布表の作成方 法とその際の注意点を 学ぶ。
度数分布表の作成 方法とどのようなこと に注意して作成する かを復習する。
60 ①③
⑧
グラフ化(2) 講義
練習問題(15分)
ヒストグラムの作成と分 布の概念を理解する。
ヒストグラムの作成方 法と分布の概念を復 習する。
60 ①③
⑧
代表値(1) 講義
練習問題(15分)
平均値と中央値につ いて学ぶ。また外れ値 が含まれる場合の注 意点についても理解 する。
平均値と中央値の解 釈、それらの計算方 法、外れ値が含まれ る場合の注意点を復 習する。
70 ③④
⑧
代表値(2) 講義
練習問題(15分)
最大値、最小値、最頻 値について学ぶ。
前回と今回で学んだ 基本統計量を計算 できるように復習す る。
①③
⑪
講義 シラバスを読み、この
授業で目指している こと、講義の趣旨を 予習しておいてくだ さい。
70
ばらつきとリスク(1) 講義
練習問題(15分)
分散、標準偏差など データのばらつきをは かる指標について理 解する。
電卓を使ってスムー ズに分散、標準偏差 を計算できるように復 習しておく。
70 ①③
⑪
ばらつきとリスク(2) 講義
練習問題(15分)
分散と範囲との比較に おいて標準偏差の利 点を学ぶ。
分散や範囲と比較し た場合の標準偏差 の利点を復習する。
60 ④⑧
⑪
回数 学習・教育内容 授業の
実施方法 達成レベルC(可)の目安 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9回 /
10回 /
11回 /
12回 /
13回 /
14回 /
15回 /
能力名: ①主体性 ②働きかけ力 ③実行力 ④課題発見力 ⑤計画力 ⑥創造力 ⑦発信力 ⑧傾聴力
⑨柔軟性 ⑩情況把握力 ⑪規律性 ⑫ストレスコントロール力
相関(1) 講義
練習問題(15分)
2つの経済・社会変数 の相関関係の有無を 統計学的に測るため の方法と散布図の作 成方法を学ぶ。
2つの変数の関連性 を測るための方法と 散布図のつくり方を 復習する。
60 ①③
⑧
相関(2) 講義
練習問題(15分)
2つの変数の関連性を 測るための指標である 相関係数と相関関係 を見るときの注意点を 理解する。
2つの変数の関連性 を測る相関係数と相 関関係をみる際の注 意点を復習する。
60 ④⑧
⑪
確率変数と二項分布 講義
練習問題(10分)
確率変数と二項分布 の概念について学ぶ。
確率変数と二項分布 の概念を復習する。
60 ④⑧
⑪
分布の概念と正規分布 講義
練習問題(15分)
分布の概念、その形状 とよみ方、正規分布と は何かを学ぶ。
分布の概念と正規分 布について復習す る。
60 ④⑧
⑪
分布の形状と統計量 講義
練習問題(20分)
分布の形状を平均値・
中央値・歪度・尖度な どの基本統計量から推 測する方法を学ぶ。
基本統計量を見て、
分布の形状を推測で きるよう復習する。
60 ①③
④
記述統計・推測統計と管理図 講義
練習問題(15分)
記述統計と推測統計と の違いと管理図(標準 偏差の応用)を理解す る。
各種統計量と分布の 形状への理解、管理 図の見方とつくり方を 復習する。
70 ①③
④
総括 講義 これまでの学習内容の
見直しとまとめを行う。
定期試験に向けてこ れまでの学習内容の 整理、練習問題を改 めて解いて理解を深 める。
90 ①③
④