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英語(筆記)

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Academic year: 2023

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1/2 第 2 回 4月センター試験本番レベル模試[英語(筆記)]講評

Ⅰ.全体講評

 今回のセンター試験本番レベル模試の平均点は 105.5 点で,前回と比べると微減であったが,この 時期としてはまずまずの成績であろう。センター試 験では英語の総合力を問われるので,集中的にせ よ,長期的にせよ,弱点分野は各自で克服していか なければならない。ただし,受験生に共通する大き な課題には,まだ時間的な余裕があるうちに取り組 んでほしい。そうした課題の 1 つは語彙力の強化で あろう。今回は特に不振と言うほどの大問はなかっ たが,それとは別に指摘すべきなのは終盤の無回答 率が高かったことである。第 5 問では 3% 弱まで にとどまったが,第 6 問では 6% 台にまで及んで いた。終盤は時間的な余裕を失っていたということ であろうが,これは当然英文を読んで理解する速さ を反映し,そして読む速さは語彙力と直結してい る。毎年のことであるが,この問題は時間とともに

徐々に解消されていくであろう。しかし,そのため の意識的な努力は不可欠である。ぜひ多読を通じて レベルアップを目指してほしい。

Ⅱ.大問別分析

第 1 問 発音・アクセント

カタカナ表記と異なる発音に要注意!

 今回の第 1 問の得点率は 54.5% で,平均的な結 果であった。内訳を見ると,Aの発音問題の全体平 均が 57.9%,Bのアクセント問題が 52.0% と,後 者が少し低かった。小問別の正答率では,40% を 下回った箇所がABに 1 つずつあった。最も不振 だったAのケースは母音字 i に関する問題で,唯一 長 母 音 と な るmachinery が 正 解 で あ っ た が,

privilege やtimid を選んだ人がかなりいた。こ れは machine を日本語で「マシン」と表記すること が影響した結果かもしれない。発音・アクセント問 題では,しばしば日本語化した単語のカタカナ表記 と英語本来の音声の区別が鍵を握る。今後も同様の ケースを目にすることがあるだろう。あくまでも原 音に忠実に,音読を習慣とするようにしてほしい。

第 2 問 文法・語法・整序作文・応答文完成

文法的知識の応用力を高めよう。

 今回の第 2 問の得点率は 46.6% で,極端に不出 来というわけではなかったが,すべての大問の中で は最も低かった。内訳は,Aの文法・語法・語彙問 題が 52.7%,Bの整序問題が 36.2%,Cの応答文完 成問題が 46.7% だった。今回のAに関しては,正 答率が 40% 台の小問が 4 つあったが,残りは 50~

60% 台だった。それに対し,Bでは 20% 台,30%

台が 1 問ずつあったのが大きく響いてしまった。C の応答文完成問題にも 40% に満たない小問が 1 つ あった。これらの問題で共通して鍵を握るのは文法 力である。Bで不振だった問 1では〈be hard to do〉,問 3では〈by+動名詞句〉という基本形をいか に応用するかがポイントであった。文法の知識は 2 問全体の成績に大きく影響するだけでなく,読解

単熟語の知識を増やし,読み解く速さを身につけよう。

英語(筆記)

英語(筆記)

0  20  40  60  80  100

大問別得点率(%)

第 1 問 第 2 問 第 3 問 第 4 問 第 5 問 第 6 問

 46.6

 53.1  65.1  49.0

 54.5  53.3 20

15 10 5 0 25

(%)

得点率(%)

~10 ~20 ~30 ~40 ~50 ~60 ~70 ~80 ~90 ~100 平均 52.7%

得点分布 英語(筆記)

(2)

2/2 第 2 回 4月センター試験本番レベル模試[英語(筆記)]講評

問題征服のための基盤を成すものである。この分野 に不安のある人はぜひとも早いうちに対策を講じて ほしい。

第 3 問 文脈把握(文削除・要約)

一文ずつのつながりに十分な注意を払おう!

 今回の第 3 問の得点率は 53.3% で,平均的な成 績だった。内訳を見ると,Aの不要文削除問題が 49.4% だったのに対し,Bの要旨選択問題は 56.5%

だった。小問別の正答率を見ると,40% 台に留 まったものがAに 2 問,Bに 1 問あった。その 1 つはA問 1であるが,正解のに対し,を選 んだ人も 30% ほどいた。正解を得られなかった人 には,文のつながりという観点から本文を読み直し て欲しい。この大問では,センター試験に特有の出 題形式を用いているが,どちらの形式でも試されて いるのは文脈把握力であり,それは日頃の読解作業 を通じて養う他はない。

第 4 問 説明文と図表・説明文書などの読み取り

本文の該当箇所をきちんとチェックしよう!

 今回の第 4 問の得点率は 53.1% で,やはり標準 的な成績であった。図表を含む説明文を素材とした Aについては,全体平均が 56.8%,広告文書を素材 としたBは 49.3% だった。ややBの方が低かった わけであるが,これには正答率が 5 割を切る小問が 3 つあったことが影響した。最も正解者が少なかっ た問 1では,絵画教室を選ぶのにあたって,「上の レベル」,「人物以外の題材」,「午後 5 時以降」とい う 3 つの条件から,「コース C」が該当する。と ころが,正解者とほぼ同数の人が「ポートレート

(人物画)」を描く「コース B」を選んでいた。本 文との照合にもう少し注意してほしかった。

第 5 問 物語文の読解

この調子で確実に得点を重ねよう!

 今回の第 5 問の得点率は 65.1% で,すべての大 問の中で最も良くできていた。小問別正答率を見て も,50% 台から 80% 近くまでと全体的に高いレベ ルで安定していた。今後もこの調子を持続して,確 実な得点源にしてもらいたい。今回に関しては,特 に目立った反省点はないが,例年このあたりから無 回答率が徐々に高くなってくる。今回も最後の小問 では 3% 弱に達していた。落ち着いて考える時間が

あれば,決して難しい箇所ではないので,ここに至 るまでの過程でいかに効率よく解答できたかが問わ れることになるだろう。

第 6 問 説明的文章の読解

時間配分を考えて全問解答を目指そう!

 今回の第 6 問の得点率は 49.0% だった。第 2 問 に次いで低かったが,受験生にとって負担の大きい 大問としては悪くないと言えるだろう。小問の中で は,パラグラフ毎の見出しを答えるBが不振であっ た。最後の問題となるこの大問では時間的制約の影 響が最も大きい。無回答率は 3% 台から 6% 台にま で及んでいた。例年言えることであるが,まだこの 段階では全問を解くだけのスピードが身についてい ない人が多い。そして,全問マークをした人であっ ても,確信を持てない解答が多かったのではないだ ろうか。時間的な余裕さえあれば,決して難しい問 題ではない。今後効率のよい解き方を覚えるにつれ て,この最後の大問でも得点を伸ばしていくことが 期待される。

Ⅲ.学習アドバイス

 今回は第 3 問について述べておこう。この大問 はABの 2 つのパートからなり,それぞれタイプ の違った素材文を用いているが,いずれも文脈把握 力を試すのが出題の狙いである。Aの場合は,主に 説明文を用いて,オーソドックスな形で文脈把握力 が試される。ここではパラグラフ内の不要な一文を 答えるわけだが,説明文タイプの場合,論理を追っ ていけば比較的答えやすいと言える。ただし,2018 年の場合,ややストーリー性のある英文が 1 つ含ま れていたのが注目される。それでも,論理的整合性 に基づいて解答するという基本スタンスに変わりは ない。こうした問題にうまく対処するには,パラグ ラフ内の一文一文のつながりを日々の学習でも努め て意識するようにすることが必要になるであろう。

Bの場合は,複数の発言者による意見発表というス タイルをとって,素材文が示されている。ここでは どちらかと言えば細部を総合し,話者の発言の全体 的な主旨を理解したかどうかを試すものである。こ れも普段の習慣が大切で,まとまった量の英文を読 む際には,パラグラフ単位の主旨をつかむことを心 がけてほしい。

Referensi

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