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Academic year: 2024

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(1)

モリワキカズヒロ

氏名.(本籍)森脇下ロ弘(広島県)

学位の種類博士(理学)

学位記番号甲第理102号 学位授与の日付平成27年3月20日

学位授与の要件学位規程第4条第3項該当(課程博士)

学位論文題目光機詣性フツ調ヒクロリン誘導体とその金属錯体の研究 論文審査委員主査教授赤司治夫

副査教授豊田真司

教授折田明浩(本学工学研究科)

准教授山田真路

准教授鈴木孝義(岡山大学)

-13-

(2)

】日

論文内容の要

申請者氏名 蒙脇和弘

論文題目

光機能性フッ素イヒクロリン誘導体とその金属錯体の研究

本論文は、新規フッ素化クロリン誘導体またはその金属錯体の合成と性質に関してまとめたものである。本 研究で合成した化合物は、光線力学療法FDT)に用いる新規光増感剤としてや水系反応、フルオラスニ相系

反応に用いる新規触媒として利用することを目的としている。

1.糖鎖を連結したフッ素化クロリン誘導体の合成と性質 ポルフイリン誘導体やクロリン誘導体は可視

光を吸収して一重項酸素('02)を発生する、光 増感剤としての性質を有している。'02は生体

に対して強い毒性を示すため、例えば、腫瘍細 胞内または近傍で102を発生させると腫瘍細胞

を壊死させることができる。光線力学療法PDT)

ii

を壊死させることができる。光線刀字療法(PDI)1)光増感剤の投薬2)可視光の照射3)腫癌細胞の壊死

はこれを未I用した治療法であり、患者に光増感FigurelPDTの概要

剤を投与した後、可視光を照射することで’o2

を発生させ、腫瘍細胞のみを壊死させる治療法である。この治療法は外科手術や化学療法などと比べて患者 絵の負担が少ないことから、高いクオリティ・オブ・ライフ(QOL)を実現する治療法として現在注目されている

(FiguIe1)。しかしながら、現在使用されている光増感剤は、腫瘍細胞への集積`性が不十分であることや、光過 敏症などの副作用が強いなどの問題点がある。PDTに用いる光増感剤に必要な性質としては以下の5つの条

件を満たすことが望ましい。①化学構造が明らかになって

Ⅶ.;(二(.Ⅶ

おり、化学的に安定で純粋であること。②正常細胞よりも腫

瘍細胞に優先的に集積すること。③暗所での毒性が最小 限であり、光照射によってのみ毒性を示すこと。④'02発生

の量子収率が高いこと。⑤赤色光(600~800,m)を吸収し、

そのモル吸光係数が高いこと。これまでに可視光を吸収し て効率よく’02を発生する性質を有するフッ素化クロリン誘 導体、5,,0,,5,2O-tetrakis(pentafluorophenyl)-2,3 ̄

(methan。(/Vmethyl)iminomethano)chlorin(H2TFPC)にグル

コースを連結した化合物、5,,0,15,2O-tetrakis(4-(6-, ̄

glucopyranosylthi。)-2,3,5,6-tetrafilluoropheny')~2,3-

(methan。(ALmethy,)iminomethano)chlorin(H2TFPC~SGlc,

OH

:〕◎:二!:

HO

脚:〕つ:::

OH

Figure2H2TFPC-SGlc

“鶏”

-14-

(3)

Figure2)がinvitm試験において、PDTに用いる光増感剤として有用であることが報告されており、H2TFPCに グルコースを連結したことにより腫瘍細胞への集積`性が向上したことが報告されている。

本研究では、PDTに用いる新規光増感剤の開発を目的として、H2TFPCにマンノースまたはマルトースを連 結した化合物、5,10,15,20-tetrakis(4-(q-D-mannopyranosylthio-2,3,5,6-tetrafUluorophenyl)-2,3-(methano‐

(jVmethyl)iminomethano)chlorin(H2TFPC-SMan)と5,10,15,20-tetrakis(4-(q-D-glucopyranosyl)-(1→4)‐

(l3-D-glucopyranosylthio)-2,3,5,6-tetrafUluorophenyl)-2,3-(methano(ノVLmethyl)iminomethano)chlorin (H2TFPC-SMal)を合成・単離し、その構造を明らかにした。H2TFPC-SManとH2TFPC-SMalの紫外可視吸収ス ペクトルは、H2TFPC-SGlcの紫外可視吸収スペクトルと違いはなく、DMSO中において、652,mに強い吸収極

大を有する。また、H2TFPOSManとH2TFPC-SMalは高い’02発生能を有しており、その102発生能は

H2TFPC-SGlcの'02発生能と違いはなかった。この結果から、H2TFPCに連結する糖鎖の種類の違いによって 紫外可視吸収スペクトルや'02発生能は変わらないことが明らかになり、H2TFPC-SManとH2TFPC-SMalは可 視光を吸収して高効率でlO2を発生する化合物であることが明らかになった。化合物の水溶性に関しては、

H2TFPC-SManとH2TFPC-SGlcが10~8mol/Lオーダーであるのに対して、H2TFPC-SMalは103mol/L以上の

溶解度であり、H2TFPCにマルトースのような二糖を連結した化合物が高い水溶性を示すことを明らかにした。

さらに、細胞毒`性試験では、H2TFPC-SManはHeLa細胞に対して光照射下でのみ毒性を示し、低濃度の領域 においてはH2TFPC-SManの方がHzTFPC-SGlcよりもHeLa細胞への集積`性が高く、H2TFPC-SGlcよりも強 い光毒性を示すことを明らかにした。本研究によって、H2TFPC-SManまたはH2TFPC-SMalがPDTに用いる 新規光増感剤として期待できる化合物であることを明らかにした。

2.フッ素化クロリン誘導体を配位子とする金属錯体の合成と性質 ポルフィリン誘導体やクロリン誘導体はその骨格内に金 属イオンを取り込む良い配位子として知られており、

H2TFPCもまたその骨格内に金属イオンを取り込む。

H2TFPCを配位子とするパラジウム錯体(P。(TFpC))や白金

錯体(Pt(TFPC))はH2TFPCと比べて'02発生の量子収率がF

向上したことが報告されている。H2TFPCを配位子とする金 属錯体はパラジウム錯体や白金錯体の他にマンガン錯体が あるのみである。

本研究では、H2TFPCを配位子とするコバルト錯体戸

。 C

CO,Ni,Cu,Zn,AgIn

へwIフIJwJ-、m2lrrL江臼ulユTc‐ソu-ハ'しI、ツE'1千Figure3・MetalcomplexesofH2TFPC (CO(TFPC))、ニッケル錯体(Ni(TFPC))、銅錯体

(Cu(TFPC))、亜鉛錯体(Zn(TFPC))、銀錯体(Ag(TFPC))、インジウム錯体(InX(TFPC),X=CH3COO,Cl~,Br~)

を新たに合成し、その構造と性質を明らかにした(Figure3)。本研究で合成した錯体の中でも、Zn(TFPC)の'02 発生能はH2TFPCの2.8倍高く、Pt(TFPC)やP。(TFPC)の'02発生能よりも高いことを明らかにした。パラジウム

や白金のようなレアメタルを用いた錯体ではなく、亜鉛のような汎用金属で高い’02発生能を実現できたこと は、元素戦略的に考えても非常に良い結果である。また、Zn(TFPC)はベンジルアミン誘導体から対応するノV畠 ペンジリデンペンジルアミン誘導体へ変換する、光酸化反応の触媒になることも明らかにした(Schemel)。本反 応では常圧の酸素雰囲気下、室温で、触媒量のZn(TFPC)を加え光照射することによって高収率でjVとベンジリ デンペンジルアミン誘導体の合成に成功している。この反応は、窒素雰囲気下や暗所で行うと反応が進行しな

いことも確認しており、Zn(TFPC)に光照射することによって発生した’02によって酸化反応が進行していること

が明らかである。この光酸化反応は、酸素のみが消費され、常温で行えることから、安全で環境負荷の低い酸

-15-

(4)

化反応であるといえる。さらに、CO(TFPC)

はスチレンから対応するヒドロペルオキシド やケトンヘ変換する、還元的酸素付加反応 の触媒になることも明らかにした(Scheme

Schemel・アミンの光酸化反応

のF洲L三巫正ビニ趾〉

Solvent

,PrY、項

2)。本反応ではメタノールまたはアセトニトリ

ル中、常圧の酸素雰囲気下で触媒量のScheme2、スチレンの還元的酸素付加反応

CO(TFPC)を加え、基質に対して1.1倍量の卜

;衰鰯f1駕二瀬三○F、一三1N三→がdL

OOHO

合成に成功している。メタノール中では、

25℃で反応を行うとヒドロペルオキシドが20%、ケトンが22%生成したが、-20℃で反応を行うと、ヒドロペルオキ シドが72%、ケトンが3%生成した。低温で触媒反応を行うことによって、高収率・高選択`性でのヒドロペルオキ シドの合成を実現した。アセトニトリル中では25℃でヒドロペルオキシド.が45%、ケトンが5%となり、常温でもヒド.

ロペルオキシドの選択』性が高い結果になった。この還元的酸素付加反応は、低温でヒドロペルオキシドを生成

することができる、安全な反応であるといえる。

3.水溶性またはフッ素化溶媒溶解性のフッ素化クロリン誘導体を配位子とする金属錯体の合成と性質 現在、酸化反応は工業的化学プロセスの約3割を占めている。それにもかかわらず、その工業的なプロセス の多くは、酸化剤に、きわめて環境負荷の高い重金属化合物や、硝酸などの窒素酸化物を大過剰投入して行 われる古典的酸化プロセスである。これらの酸化反応では、多量の金属塩が副生すること、悪臭、爆発の危険 があることなど、多くの問題を抱えており、これらの問題点を回避するために大変なエネルギーとコストがかけら れている。近年、資源枯渇問題が現実化しつつある中で、グリーン・サステイナブルケミストリー(GSC)を実現 するために必要な新しい技術の開発が求められており、GSCを実現する技術の一つに、水系反応が挙げられ る。水系反応は、環境への影響や安全面において強く推奨される。また近年、GSCを実現する技術の一つに フルオラスケミストリーが注目されている。フッ素化溶媒は難燃性であることや、生成物の回収が容易に行える

ことから、反応に用いる溶媒に適している。

本研究では、糖鎖を導入することで水溶性になるという観点から、糖鎖を連結したフッ素化クロリン誘導体を

配位子とする金属錯体を合 Scheme3、スチレンのリサイクル

成し、水系での触媒反応に

還元的酸素付加反応

用いることのできる触媒とし て利用することを考えた。現 在、1-フェニルエチルヒドロ ペルオキシドはエポキシドを CO(TFPq-Sugar

Et3SiH,O2 Water

-----■‐---- ̄ ̄-- ̄ ̄ ̄●申一一一一一一一一一 炉-.-------------

1′、ルコン法(PO/SM法)

一一一一一可

'○rJEI]両cEJ11iiili1lLliilliiiiiH へ曰 |蹴懲葡悪

'---------

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(5)

チレンが副生成物として生成してしまう点が最大の欠点であるとされている。本研究において開発する新しい フッ素クロルコバルト錯体を応用することにより、副生成物として生成したスチレンを再度ペルオキシドに戻す ことが可能であるため、より効率的なエポキシドの製造過程の構築が可能になる。また、フルオロカーボン鎖を 導入することで、フルオラスニ相系で用いることができる、新規触媒の開発を目指した。本研究で合成した、

Zn⑪FPC)に糖鎖を連結した錯体は水溶性であり、Zn(IWC)と同程度の高い'02発生能を有していることが 明らかになった。また、CO(TFPC)に糖鎖を連結した錯体も水溶性の錯体であり、スチレンの還元的酸素付加 反応において、メタノール/水の混合溶媒中、25℃ではヒドロペルオキシドが15%、ケトンが85%、アセトニトリ ル/水の混合溶媒中、25℃ではヒドロペルオキシFが71%、ケトンが29%となり、溶媒の種類を変えることで、選 択性を変えることに成功した。フルオロカーボン鎖を導入したZn(TFPC)はperfluoro(metllylcyclohexane)

に107mol/Lのオーダーで溶解することを明らかにした。この錯体はフルオラスニ相系での光酸化反応に用 いることができる新規触媒として期待できる。

発表論文:

学術論文(査読あり)

①KLMoriwakiandHAkashi,“SynthesisandCrystalStructureof,10,15,20-tetrakis(2,3,5,6-tetrafluom-4‐

(dimethylamino)phenyl)porphyrinato)palladium(11)-dichloromethane(1/1)",jWZ〃Sj7wcmreA"α“j, の/伽,2014,掲載確定.

②N、Hayashi,HKataoka,S、Yano,Mmlnaka,K・Moriwaki,HAkashi,S・Suzuki,YMori,EKubota,S、

Tanida,STakahashi,andTXJoh,``AnovelphotodynamictherapytaIgetingcancercellsandtumo炉associated

macrophages,,,Mbにc"〃Q碗ce7T1hempe"伽,2014,掲載確定.

M・Tanaka.H、Kataoka,S、Yano,H・Ohi,K・Moriwaki,H・Akashi,Tnguchi,N・Hayashi,SHamano,Y

Mori,EKubota,S、nnida,andTJoh,‘`AntitumorEffectsinGastrointestinalStromalTUmorsUsing PhotodynamicTherapywithaNovelGlucose-ConjugatedChlorin,,,Mbにc"〃Ca"ce7nie〃フe"伽,2014, /3〃,767-775.

その他の学術論文2件(査読あり)2件(査読なし)

国際学会発表口頭(英語)5件,ポスター(英語)7件 国内学会発表口頭(日本語)6件,ポスター(日本語)1件

受賞歴

2014年3月20日 2013年11月17日

岡山理科大学大学院研究科奨励賞

特別招待講演(日本語口頭),日ノリMブ学≦沖匡泗国支瓢フt会広島大学(広島),

stk2013025

学生招待講演(英語口頭),/夢鯛分子戯>iiと/ZブブE3、物の探索、013今E国際シンンワハゼジZ戈ム,

関西学院大学(兵庫),Lecturel7

ポスター賞受賞(英語),20吻功陀碗αがo"α/SB4CCSクノ''1pos伽,Changchun(China),PPO3.

岡山理科大学大学院研究科奨励賞 2013年10月25日

2013年9月13日 2013年9月10日

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審査結果の要旨

博士論文:「光機能性フッ素化クロリン誘導体とその金属錯体の研究」

森脇和弘君より提出された上記博士論文について、平成27年1月27日、学位論文最終審 査および公聴会を開催し、合わせて最終試験を実施した。学位授与の方針に従って、試験 を行った結果、森脇君の学位論文が専門分野の高度な知識を十分に習得した上でまとめら れていること、また先行研究の調査を含む関連論文等の情報収集が十分に行われているこ

とを確認した。

本論文は、3つの章から構成される。第1章の「糖鎖を連結したフッ素化クロリン誘導体 の合成と性質」では、光線力学療法に用いる新規光増感剤の開発を目的として、可視光を 吸収して効率よく一重項酸素を発生する`l生質をもつクロリン誘導体に糖鎖を連結した化 合物を合成してその構造を明らかにするとともに、その化合物の、光線力学療法(PDT)に 用いる光増感斉lとして利用するために必要な性質を明らかにした。第2章の「フッ素化ク ロリン誘導体を配位子とする金属錯体の合成と性質」はフッ素化クロリン誘導体を配位子 とするコバルト錯体、ニッケル錯体、銅錯体、亜鉛錯体、銀錯体、インジウム錯体を合成 し、これらの錯体について、有機合成に応用可能な触媒としての性質などを明らかにした

。第3章の「水溶性またはフッ素化溶媒溶解性のフッ素化クロリン誘導体を配位子とする 金属錯体の合成と性質」は、亜鉛錯体またはコバルト錯体に糖鎖が連結した水溶性の錯体 および、フルオロカーボン鎖が連結したフッ素化溶媒溶解性の錯体を合成することに成功

している。

本研究の成果は、現代の化学において社会的要請の高い分野である、医学、また化学工 業分野の問題に関連した優れた研究成果を含んでおり、これらの分野の研究発展に資する 有益な情報を多く含んでいる。すでに研究成果の一部は学術雑誌へ公表されている。これ

らのことを総合的に審査した結果、本論文は学位論文として合格であると認める。

すでに提出している研究業績のリストにもある通り、森脇君は複数の国際会議で口頭発 表を含む研究発表を行っている。また一件はポスター賞を受賞しており、一件は招待講演 であった。これらの研究成果の一部はすでに欧文学術誌(レフリー有)に掲載済みである。

すでに提出されている学位論文に含まれる研究成果と、一連の研究の立案・計画・実施 を行ってきたことを合わせて審査した結果、森脇和弘君は、自立した研究者として十分な

素養を備えていると認められた。

以上の結果により、森脇和弘君より提出された論文を博士論文として受理するにふさわ しいものと認め、森脇和弘君を最終試験に合格したものと認めた。

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