2019 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
2201161 マーケティングMarketing
早川 周 専門 2 選択 3年 前期 科目の概要
この授業では、マーケティングの基本(考え方、基礎知識、その応用)を学ぶ。受講者はマーケティングの基本を学 ぶとともに、予習・復習課題、レポート作成に取り組むことにより、自らの生活の中で身近な企業のマーケティング活動 の事例(テレビのコマーシャル、ブランド、消費財製品、SNSなど)に関心を持ち、学んだことを将来の社会人生活で応 用し、生かすことが期待される。
学修内容 到達目標
① マーケティングの基礎知識を得て、その考え方の基 本を知る。
② 受講者が将来、生活者、企業人等の進路において、
役立つマーケティングの基礎知識を獲得する。
① 学んだ知識を使い、日常的に行われている企業のマー ケティング活動を分析、理解することができる。
②
日々の報道される企業のマーケティング活動に関心を持 ち、より深い知識の探求することができる。学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性
この科目を履修して、マーケティングを理解しようとする気持ちを持つと同時に、シラバス、
テキスト、印刷教材を読み、新聞、テレビ、インターネットなどの企業のマーケティング活動 に関連する記事、ニュース、情報に関心を持つ。
働きかけ力
実行力 新聞、テレビ、インターネットなどの企業のマーケティング活動に関連する記事、ニュース、
情報を毎日、見たり、読んだりする。テキストを通読する。
考え抜 く力
課題発見力 企業のマーケティング活動どのような原因で発生しているか考えてみる。
計画力
創造力 企業のマーケティング活動の原因を自分なりに考えてみることができる。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 授業の毎回の振り返りシートに自分の意見を書く 教員からの発問に自分の意見を言うことができる
傾聴力 教員の講義、他の学生の発言に耳を傾け、どういうことを言っているか、自分自身の意見と の異同を考える。
柔軟性 情況把握力 規律性
授業 5 回の実施に対して、3 回以上欠席した場合、授業を 3 回連続で欠席した場合、オフ ィスアワー(授業の前後に設ける予定)に講師控室(ないし図書館2F)に来て、補習、指導 を受ける。
ストレスコントロール力
テキスト及び参考文献
テキスト:宣伝会議編集部(編)『マーケティング基礎』(宣伝会議、2016)、1,944 円(税込み)
参考文献はマーケティングのテキスト、入門書でできるだけ最近年の発行のものを参照してほしい。
他科目との関連、資格との関連
他科目との関連:生活経済論、経済学、消費者問題が特に関連が深い
学修上の助言 受講生とのルール
① 講義形式を中心とするが、受講生の参加(授業中の発 言、振り返りシートの記入)を求め、評価に反映する。
② 授業で学んだことを基に、自分の周り(新聞、テレビ、
インターネット等含む)にある経済の動きを観察し、自 分なりに考えてみるようにする。
① 授業で配布する資料は原則、受講生の人数分のみを 用意するので、保管には十分、注意する。
② 欠席はやむをえない場合以外はしないようにする。ま た、連続して欠席をしないようにする。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験 70
① ✓ ① 授業で紹介したキーワード、基礎知識を理解しているかを評価する(可評 価基準)
② 学んだ知識を応用し、実際に起きている事例を説明できるかを評価する
(良評価基準)
③ 学んだ知識を応用し、具体的な課題解決ができるかを評価する(秀・優評 価基準)
② ✓
③ ✓
小テスト ①
レポート 20
① ✓ ① テーマ「企業のマーケティング事例」(全員必須、1,600 字)(優評価基準)
授業で学んだ知識を応用し、新聞等の企業のマーケティング事例を調査、
分析する
② ✓ 成果発表
(口頭・実技)
①
作品 ①
社会人基礎力
(学修態度) 10
① ✓ (主体性)
・この科目を履修して、マーケティングを理解しようとする気持ちを持つと同時 に、シラバス、テキスト、印刷教材を読み、新聞、テレビ、インターネットなどの 企業のマーケティング活動に関連する記事、ニュース、情報に関心を持つ。
(実行力)
・新聞、テレビ、インターネットなどの企業のマーケティング活動に関連する記 事、ニュース、情報を毎日、見たり、読んだりする。テキストを通読する。
(課題発見力)
・企業のマーケティング活動どのような原因で発生しているか考えてみる。
(創造力)
・企業のマーケティング活動の原因を自分なりに考えてみることができる。
(発信力)
・授業の毎回の振り返りシートに自分の意見を書く
・教員からの発問に自分の意見を言うことができる
(傾聴力)
・教員の講義、他の学生の発言に耳を傾け、どういうことを言っているか、自分 自身の意見との異同を考える。
(規律性)
・授業 5 回の実施に対して、3 回以上欠席した場合、授業を 3 回連続で欠席し た場合、オフィスアワーに講師控室等に来て、補習、指導を受ける。
その他 ①
総合評価
割合 100 筆記試験、レポート、学修態度の成績を総合して評価する。
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準 S(秀):自分自身でマーケティングの簡単な企画を行うことが
できる(課題レポートを作成することができた。筆記試験で 該当する設問(記述式)に答えることができた)
A(優):自分自身でマーケティングの事例を調査、分析する ことができる(課題レポートを作成することができた。筆記試 験で該当する設問(記述式)に答えることができた)
B(良):授業で紹介したマーケティングの事例につい て説明することができる(筆記試験で該当する設問
(記述式)に答えることができた)
C(可):各週の講義の C(可)の達成基準の設問を説明 することができる(筆記試験で該当する設問(選択 式、用語記入式)に答えることができた)
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力名
1週 /
マーケティングの定義、目的を 理解する。
基本である4P を理解する。
講義 ・4つのPとはなにか、説明 できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)現在、自分が買いた いと思っている製品とその 理由を書き出す。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
2週 /
ニーズとウォンツは何かを理解 する。
人間のニーズの基本的な考え方 であるマズローの欲求 5 段階説 を理解(再確認)する。
講義 ・マズローの欲求段階説の 考え方を説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)テキスト第 3 章を読 む。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
3週 /
マーケティング・ミックスを理解す る。
マーケティング・ミックスを構成す る要素(4つの P)を理解する。
講義 ・マーケティング・ミックスの 意味を説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)テキスト第 2 章を読 む。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
4週 /
セ グ メ ン テ ー シ ョ ン ( 市 場 細 分 化)とは何か、市場細分化を行う 基本軸とは何かを理解する。
ターゲッティングを理解する。
講義 ・市場細分化のやり方を例 により説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)テキスト第 8 章を読 む。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
5週 /
製 品 を 捉 える 考 え 方 を理 解 す る。
製品の分類にはどのようなもの があるかを理解する。
講義 ・製製品分類の例について 説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予 習)子供の頃に あって 今、見当たらない製品を書 き出す。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
6週 /
製品ライフサイクルの考え方を 理解する。
製品ライフサイクルの段階ごとの マーケティング戦略の違いを理 解する。
講義
・製品のライフサイクル、各 段階の特徴について説明 できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)テキスト第 7 章を読 む/自分のこだわりのブラ ンドとその理由を書き出す。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
7週 /
ブランドの考え方、ブランドの特 性・機能を理解する。
ブランドロイヤリティを理解する。
講義 ・ブランド・ロイヤルティの意 味を説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)テキスト第 9 章を読 む。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
8週 /
製品・サービスの価格を設定す る基本方針を理解する。
価格決定法にはどのようなもの があるかを理解する。
講義 ・価格を設定する時に考え るべきことを説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)日頃、食材、食品を 買う店舗を書き出す。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力名
9週 /
チャネル戦略の体系を理解す る。
チャネル選択とは何かを理解す る。
チャネルチャネル管理とは何か を理解する。
講義 ・チャネル、流通経路の働 きを説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)テキスト第 10 章を読 む。日頃、広告を見る媒体 を書き出す。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
10 週 /
企業と消費者とのコミュニケーシ ョンの意義と領域を理解する。
販売促進の範囲と種類を理解す る。
広告の媒体の種類と特性を理解 する。
講義 ・プロモーションの手段を例 により説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
ここまでの学習内容を振 り返る持ち帰り試験問題を 出すので回答する。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
11週 /
企業のマーケティング事例(ビデ
オないし新聞記事) 講義 ・学んだマーケティングの 知識がどのように生かされ ているか、説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の基 準ができるようにする。
(予習)ヤッピースケールに回 答する。ある製品を選択し、買 うまでの自分の購買行動を思 い出し、その行動を書き出す。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
12 週 /
消費者行動モデルを理解する。
消費者行動に影響を与えるオピニ オンリーダー、ライフスタイルを 理解する。
講義 ・消費者行動モデルを説明で きる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)サービスの良いと感 じる店、悪いと感じる店の特 徴を書き出す。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
13 週 /
サービスの特徴(有形な製品と の差)を理解する。
サービス・マーケティングの特徴 について理解する。
講義
・サービス・マーケティング の特徴について、説明でき る。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)アンケート調査「唇 に塗るもの」に回答する。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
14 週 /
マーケティングリサーチの方法
(市場データの収集、測定)を理 解する。
市場データの分析方法を理解 する。
講義 ・市場データの収集、測定 方法について説明できる。
(復習)到達レベルC(可)の 基準ができるようにする。
(予習)消費者問題の事例 を調べる。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
15 週 /
社会志向のマーケティングの考 え方について理解する。
コンシューマリズム、消費者の4 つの権利について理解する。
講義 ・消費者の権利について説 明できる。
(復習)15 回の到達レベル C(可)の基準ができるように する。試験の想定問題を配 布するので自分なりの答え を考える。
90
主体性、
傾 聴 力 、 課題発見 力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力