2019 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
3102010 体育理論
Theory of Physical education 加藤 彰浩 基礎 2 選択 1年 前期
科目の概要
第2期スポーツ基本計画がスタートし、人々がスポーツの力で人生を楽しく健康で生き生きとしたものとする社会の実 現に向けて、スポーツに親しみ、生涯にわたり運動を生活の中に取り入れようと考える人々が増えている。そのような社 会背景から、大学において生涯スポーツ実現に向けて、体育・スポーツに関する知識を学ぶことは、その後の人生を有 意義にする大きな意味を持つ。
この授業では、これまでスポーツ科学の研究において蓄積されてきたエビデンスをもとに、健康の保持増進、生涯ス ポーツを行っていく上で有益な生理学、栄養学、心理学、トレーニング学等の諸理論を学んでいく。これらのことを生活 の中に取り入れることにより、健康で楽しい人生を送れるようになることを目的とする。
学修内容 到達目標
①健康の考え方や健康になるために必要なケガや病気 の予防や応急処置法について学ぶ。
②からだの働きや運動の効果について学ぶ。
③各種トレーニング方法やそれらのエビデンスについて 学ぶ。
①健康や健康になるために必要な予防や処置法について 理解することが出来る。
②からだの働きや運動の効果について理解することが出来 る。
③各種トレーニング方法やそれらのエビデンスを生活に取り 入れることが出来る。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 毎回のテーマについて、事前に資料をもとに調べてくる。
睡眠、食事等生活リズムを整え、自ら積極的に授業に参加する。
働きかけ力
実行力 毎回のテーマついて、事前に資料以外をもとに調べてくる。
未知なことや未経験なことに対して学んだことを積極的に取り込み、実践出来る。
考え抜 く力
課題発見力 各種テーマにおいて、自分の実生活に応用できることを見つけることが出来る。
計画力
創造力 各テーマにおいて学んだことを実生活に取り入れて考えることが出来る。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 授業における疑問や新たな視点に対して積極的に発言し、疑問を解決する。
傾聴力 他者の考えや意見を聞き、様々な考えや意見があることを理解する。
柔軟性 情況把握力
規律性 毎回の提出物を期日までに提出する。
時間やルールを守り、他の学習者に迷惑をかけないように授業に参加する事が出来る。
ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献
適時授業中に資料およびテキストを配布する。
他科目との関連、資格との関連
関連科目:体育実技 A、体育実技 B、こども体育 A、こども体育 B、こども体育 C 関連資格:保育士、幼稚園教諭、小学校教諭
学修上の助言 受講生とのルール
○授業に出席するだけではなく、生活に役立つ知識ばか りなので、積極的に参加し、学生生活に取り組んでいけ るようにする。
○テストは授業内で扱った内容から出題する。
○授業中は私語を慎み、携帯電話の利用は不可とする。
○疑問や質問がある場合は、その時間終わりに質問に来る ようにする。
○授業に集中すること。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験 90
① ・授業内で行った内容について、理解度を評価する。
①各テーマにおけるポイントを理解しているか。
②実際の場面を想定して、生活に取り込もうとしているか。
・試験において、次の到達レベルをもって合格とする。
K:90%、A:80%、B:70%、C:60%以上の正答率であること。
②
③
④
⑤
小テスト
①
②
③
④
⑤
レポート
①
②
③
④
⑤
成果発表
(口頭・実技)
①
②
③
④
⑤
作品
①
②
③
④
⑤
社会人基礎力
(学修態度) 10
① (主体性)
・提示された資料をもとに、事前に各テーマを調べて記入すること。
・私語を慎み、自ら積極的に授業に参加すること。
(実行力)
・提示された資料以外をもとに、事前に各テーマを調べて記入すること。
(課題発見力)
・各テーマにおけるポイントを理解し、実生活に取り込んでいく。
(創造力)
・各テーマを実際の生活や活動場面を想定して考えること。
(発信力)
・自分の疑問や考えをまとめ、発言・記入すること。
(傾聴力)
・他者の意見に耳を傾け、自分の考えていることと比較、検討すること。
(規律性)
・忘れ物をせず、社会人として相応しい態度で受講すること。
・遅刻および欠席は減点とする。
②
③
④
⑤
総合評価
割合 100
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準
・授業で行った内容に関する試験において、80%以上の正 答率であること。
・欠席なく、授業に出席していること。
・授業で行った内容に関する試験において、70%以 上の正答率であること。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
○「健康とは何か?」について
学ぶ。 講義(教室)
受講に相応しい態度で授 業に臨み、健康とは何か 理解している。
(予習)健康の定義と 人 間 の 寿 命 に つ い て調べる。
(復習)健康の定義と 健康増進についてま とめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
2週 /
○「生活習慣病」について学
ぶ。 講義(教室) 生活習慣病の原因と予防
を理解している。
(予習)生活習慣病 の種類とメタボリック シンドロームを調べ る。
(復習)生活習慣病 の メ カ ニ ズ ム と 予 防 法をまとめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
3週 /
○ 「 飲 酒 と 喫 煙 」 に つ い て 学
ぶ。 講義(教室)
飲酒および喫煙がもたら す体への影響を理解して いる。
(予習)飲酒・喫煙が もたらす体への影響 のメカニズムを調べ る。
(復習)飲酒・喫煙が もたらす体への影響 をまとめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
4週 /
○ 「 食 事 と 栄 養 」 に つ い て 学
ぶ。 講義(教室)
食事がもたらす体への影 響 に つ い て 理 解 し て い る。
(予習)健康な食事と 適 正 量 に つ い て 調 べる。
( 復 習 ) 健 康的 な 食 事と栄養をまとめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
5週 /
○ 「 運 動 と 代 謝 」 に つ い て 学
ぶ。 講義(教室) BMI、エネルギー収支に
ついて理解している。
( 予 習 ) エ ネ ル ギ ー 収支バランスについ て調べる。
( 復 習 ) エ ネ ル ギ ー 代謝と各自の食事、
運動をまとめる。
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
6週 /
○「運動とからだの働き」につ
いて学ぶ。 講義(教室) 運動とからだの働きの関 係を理解している。
(予習)人間の骨格 および筋肉のメカニ ズムを調べる。
(復習)筋肉のメカニ ズ ム と 働 き を ま と め る。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
7週 /
○「体力」について学ぶ。
講義(教室)
体 力 の各 要素 に つい て 理解している
(予習)体力要素と加 齢に伴う変化を調べ る。
(復習)体力の各要 素と変化をまとめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
8週 /
○「トレーニングの原理原則と
方法論」について学ぶ。 講義(教室) トレーニングの原理原則 について理解している。
(予習)トレーニング の原則を調べる。
(復習)トレーニング の原理と原則をまと める。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
○「トレーニング効果とエビデ
ンス」について学ぶ。 講義(教室)
トレーニング効果とその根 拠となるエビデンスにつ いて理解している。
(予習)トレーニング に お け る 効果 と メ カ ニズムを調べる。
(復習)トレーニング の 効 果 と メ カ ニ ズ ム をまとめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
10 週 /
○「トレーニングにおける諸問
題」について学ぶ。 講義(教室)
トレーニングがもたらす問 題 に つ い て 理 解 し て い る。
(予習)トレーニング によって起こる体へ の影響を調べる。
(復習)トレーニング によって起こる問題 と そ の 原 因 を ま と め る。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
11 週
/ ○「運動学習」について学ぶ。 講義(教室) 運動学習のメカニズムに ついて理解している。
(予習)運動学習とそ のメカニズムを調べ る。
(復習)運動学習とそ の効果的な方法をま とめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
12 週 /
○「運動技能と発達」について
学ぶ。 講義(教室)
運動技能の要素と発達の メカニズムについて理解 している。
(予習)運動技能と技 術の違いを調べる。
(復習)運動技能の 発達をまとめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
13 週 /
○「モチベーション」と「プレッシ
ャー」について学ぶ。 講義(教室)
モチベーションとプレッシ ャーのメカニズムについ て理解している。
(予習)モチベーショ ンとプレッシャーのメ カニズムを調べる。
(復習)モチベーショ ンの効果的な高め方 やプレッシャーの回 避方法をまとめる。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
14 週 /
○「コーチングとティーチング」
について学ぶ。 講義(教室)
コーチングとティーチング の違いについて理解して いる。
(予習)コーチングと ティーチングの違い を調べる。
(復習)コーチングと ティーチングの効果 的な用い方をまとめ る。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
15 週 /
○「高齢者・障がい者とスポー
ツ」について学ぶ。 講義(教室)
健常者と高齢者および障 がい者の運動能力の違 い に つ い て 理 解 し て い る。
(予習)高齢者や障 がい者の運動能力を 調べる。
(復習)高齢者と障が い 者 の 運 動 能 力 や サ ポ ー ト 方 法 を ま と める。
60 60
課題発見力 創造力 発信力 傾聴力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力