2019 年度 愛知学泉大学シラバス
科目番号 科目名 担当者名 基礎・専門
別 単位数 選択・必修 別
開講年次・
時期
3205046 社会科教育法
Social Studies Education Act 土屋敦子 専門 2 選択 2年 前期
科目の概要
問題解決学習、解釈型社会科学習を基盤とする社会科の学習過程を研究する。社会科の目標や育てる資質・能力及 び各学年の内容について研究し、学習指導案を作成し、模擬授業を行う。
学修内容 到達目標
① 問題解決学習、解釈型社会科学習を基盤とする社 会科学習の学習過程を研究する
② 社会科の目標や育てる資質・能力及び各学年の 内容について研究する。
③ 学習指導案を作成し、模擬授業を行う。
① 問題解決学習、解釈型社会科学習を基盤とする社会 科の学習過程を研究することができる
② 社会科の目標や育てる資質・能力及び各学年の内容 について研究することができる。
③ 学習指導案を作成し、模擬授業を行うことができ る。
学生に発揮させる社会人基
礎力の能力要素 学生に求める社会人基礎力の能力要素の具体的行動事例
前に踏 み出す 力
主体性 個人で配布資料や教科書を読む、社会科の目標や育てる資質・能力及び各学年の内容 にいて理解する等、自分が何をやりたいかを自覚し、意欲的に取り組むことができる。
働きかけ力
実行力 個人での資料分析グループでの議論、レポート作成や発表など、さまざまな活動に対して 級友と協働して取り組み実行することができる。
考え抜 く力
課題発見力 資料や教科書の内容を手がかりにして、問題解決学習、解釈型社会科学習に基づく社会 科学習の学習過程や「子どもがつくる授業」について研究する課題をつかむことができる 計画力
創造力
発想を転換したり、新たな視点をみつけたりして、考える社会科をめざすために、問題解決 学習に基づく社会科学習の学習過程や「子どもがつくる授業」について研究し、それらを生 かして指導案を作成し、模擬授業を行うことができる。
チ ー ム で 働 く 力
発信力 資料や教科書を分析・研究してつかんだことをグループで議論し、意見を述べたりして自 分の意見を発表することができる。
傾聴力 グループでの活動において、他者の意見に耳を傾け、自己の思考を深いものにすることが できる。
柔軟性 情況把握力
規律性 グループでの活動の際、メンバー同士のコミュニケーションを取り、自分たちで活動の計画 を立て、協働して目的に向かって行動することができる。
ストレスコントロール力 テキスト及び参考文献
参考文献;土屋武志編著「実践から学ぶ解釈型歴史学習~子どもが考える歴史学習へのアプローチ~」梓出版社 他科目との関連、資格との関連
教育に関するすべての科目 小学校教諭免許
学修上の助言 受講生とのルール
授業を楽しいものにするためには、級友たちと積極的にコ ミュニケーションを取って、みずから学ぶ、他者から学ぶ、
という姿勢を持つことが大切です。
・グループでの活動は協働して行うこと
・私語が多い、スマートフォンを扱うなどで授業に参加して いない場合は減点対象とする。
・スマートフォンは電源を切り、かばんの中に入れておくこ と。かばんは机の上に置かないこと。
【評価方法】
評価方法 評価の 割合
到達
目標 各評価方法、評価にあたって重視する観点、評価についてのコメント
筆記試験 小テスト レポート
成果発表
(口頭・実技) 45
① ✓ ・グループに分かれて教科書の事例を分析・研究し、グループで考えた方法 で研究発表を行うことができる。
・グループに分かれて学習指導案を作成し、レポートとしてまとめ、ことができ 行うことができる。
② ✓
③ ✓
④
⑤
作品 45
① ✓ ・教科書の事例研究をレポートとしてまとめて提出することができる。
・学習指導案と関連資料をレポートとしてまとめて提出することができる。
② ✓
③ ✓
④
⑤
社会人基礎力
(学修態度) 10
① ✓ (主体性・実行力・規律性) 〈十分である2点、努力を要する1点〉
個人で配布資料や教科書を読む、社会科の目標や育てる資質・能力及び各 学年の内容にいて理解する等、自分が何をやりたいかを自覚し、意欲的に取 り組むことができる。
個人での資料分析グループでの議論、レポート作成や発表など、さまざまな 活動に対して級友と協働して取り組み実行することができる。
グループでの活動の際、メンバー同士のコミュニケーションを取り、自分たちで 活動の計画を立て、協働して目的に向かって行動することができる。
(発信力) 〈十分である2点、努力を要する1点〉
・資料や教科書を分析・研究してつかんだことをグループで議論し、意見を述 べたりして自分の意見を発表することができる。
(傾聴力) 〈十分である2点、努力を要する1点〉
・グループでの活動において、他者の意見に耳を傾け、自己の思考を深いも のにすることができる。
(課題発見力) 〈十分である2点、努力を要する1点〉
・資料や教科書の内容を手がかりにして、問題解決学習、解釈型社会科学習 に基づく社会科学習の学習過程や「子どもがつくる授業」について研究する 課題をつかむことができる
(創造力) 〈十分である2点、努力を要する1点〉
・発想を転換したり、新たな視点をみつけたりして、考える社会科をめざすた めに、問題解決学習に基づく社会科学習の学習過程や「子どもがつくる授 業」について研究し、それらを生かして指導案を作成し、模擬授業を行うこと ができる。
② ✓
③ ✓
④
⑤
総合評価
割合 100 ・遅刻、欠席、学習意欲のなさ、提出物の遅れ等がみられる場合は減点する
・グループのメンバーと協働できない場合は減点対象となる。
【到達目標の基準】
到達レベルS(秀)及び A(優)の基準 到達レベル B(良)の基準
・教科書や資料の分析、グループの発表において、新しい 視点や多角的な視点を持ち、科学的に検証することによっ て、批判的に思考し、発表できる。
・グループで作成した学習指導案に基づいて、子どもが主 体的に活動する場面を設けた模擬授業を行うことができる。
・教科書や資料の分析、グループの発表において、
新しい視点や多角的な視点が乏しく、科学的な 検証に基づかない発表になっている。
・グループで作成した学習指導案に基づいて行う 模擬授業が、子どもの主体的な活動の場面が乏 しいものになっている。
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
1週 /
・オリエンテーション(授業及び 社会人基礎力、評価)
・グループに分かれて、「実践 から学ぶ解釈型歴史学習」を 読み合い、どの事例を研究す るかを話し合い、決定する。
・これからの研究の方法、スケ ジュールについてグループで 話し合う。
グループでの活動
・自分が深く研究したい事 例はどれかを言うことがで き、その事例をどのような 視点で研究したいか意見 を述べることができる。
・グループで話し合い、他 者 の 意 見 を 取 り 入 れ な が ら、グループとしての方針 を決めることができる。
(予習)参考文献に一 通り目を通しておく。
(復習)自分のグルー プ が 取 り 上 げ る 事 例 について再度読んで みる。
15 75 主体性
規律性
2週 /
・グループごとに発表の準備を
する。 グループでの活動
・明確でユニークな視点で 研究できている。
・発表準備を互いに協力し て行うことができる。
(復習)時間内に終 え ら れ な か っ た 場 合は、準備の続きを 行う。
(予習)次週の発表 で あ る 事 例 1 と 2 を読む
90 主体性規律性
3週 /
・実践例1「戦後の発展―平和 と豊かさを求めた日本」実践 例 2「縄文時代・弥生時代 ど ちらの時代が幸せ?」の事例 研究発表を行う。
・発表以外のグループは、発 表を聞きコメントを書く。
グループでの発表
・互いに協力し役割分担し て担当する事例研究の発 表ができる。
・発表を聞き、質問をしたり 感想を言うことができる。
(予習)次週の発表で ある事例 3 と 4 を読
む。 90
実行力 発信力 傾聴力
4週 /
・実践例3「聖武天皇と奈良の 大仏」実践例 4「日中戦争」の 事例研究発表を行う。
・発表以外のグループは、発 表を聞きコメントを書く
グループでの発表
・互いに協力し役割分担し て担当する事例研究の発 表ができる。
・発表を聞き、質問をしたり 感想を言うことができる。
(予習)次週の発表で ある事例 5 と 6 を読 む。
90 実行力 発信力 傾聴力
5週 /
・実践例5「戦国の世から江戸 の世へ」実践例6「志賀重昂 が考えた日本の近代化」の事 例研究発表を行う。
・発表以外のグループは、発 表を聞きコメントを書く。
グループでの活動
・互いに協力し役割分担し て担当する事例研究の発 表ができる。
・発表を聞き、質問をしたり 感想を言うことができる。
90 実行力 発信力 傾聴力
6週 /
・グループに分かれ、学習指導 案の作成を行う。どの学年のど の内容を取り上げるか話し合 う。準備のスケジュールや方法 について話し合う。
グループでの活動
・ 互 い の 考 え を 出 し 合 っ て、意見交換を行い、グル ープの方針を決めることが できる。
(予習)次週の活動 に必要な資料を集め る。
90 実行力 発信力 傾聴力
7週 /
・グループで立てた計画に従っ て、指導案作成およびレポート 作 成 に 取 り 組 む 。 目 安 と し て は、この時間に取り上げる学習 内容を決定し、内容の研究に とりかかる。
グループでの活動
・ 互 い の 考 え を 出 し 合 っ て、意見交換を行い、グ ループの研究を進めるこ とができる。
( 予 習 ) 内 容 研 究 を 個人で深めて、次週 の活動に生かせるよ うにする。
45 45
実行力 発信力 傾聴力
8週 /
・グループで立てた計画に従っ て、指導案作成およびレポート 作 成 に 取 り 組 む 。 目 安 と し て は、内容研究を深く進めて、学 習課題を設定する。
グループでの活動
・ 互 い の 考 え を 出 し 合 っ て、意見交換を行い、グル ープの研究を進め、学習 課題を設定することができ る。
(予習)
学習課題に基づく学 習過程を自分なりに 作ってみる。
90 実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力 能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性
ストレスコントロール力
週 学修内容 授業の
実施方法 到達レベル C(可)の基準 予習・復習 時間
(分)
能力 名
9週 /
・グループで立てた計画に従っ て、指導案作成およびレポー ト作成に取り組む。目安として は 、 取 り 上 げ る 内 容 に 基 づ き、学習方法、学習過程を考 えを授業を構成する。授業で 必要な資料やワークシートを 用意する。
グループでの活動
・互いの考えを出し合っ て、意見交換を行い、グ ループの指導案の構成 を進めることができる。
(予習)次週行う模擬 授業のリハーサルに 必要なワークシート、
資料の準備を行う。
90 実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力
10 週 /
・出来上がった学習指導案に 基づいて、模擬授業のリハー サルを行う。
グループでの活動
・グループで協力してリハ ーサルを行い、改善点 を出して改良することが できる。
90 実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力
11週 /
・学習指導案に基づく模擬授 業を行う。
・発表グループ以外の人は、
模擬授業を受けて、感想や コメントを書き、質疑応答 を行う。
グループでの活動
・グループで分担・協力し て模擬授業を行うことが できる。
・感想やコメントを書き、
質疑応答に参加できる。
(復習)模擬授業を担 当したグループは、活 動をやってみてどうだ ったか、自分が感じた こと考えたことを書き、
次週提出する。
45 45
実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力
12 週 /
・学習指導案に基づく模擬授 業を行う。
・発表グループ以外の人は、
模擬授業を受けて、感想や コメントを書き、質疑応答 を行う。
グループでの活動
・グループで分担・協力し て模擬授業を行うことが できる。
・感想やコメントを書き、
質疑応答に参加できる。
(復習)模擬授業を担 当したグループは、活 動をやってみてどうだ ったか、自分が感じた こと考えたことを書き、
次週提出する。
45 45
実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力
13 週 /
・学習指導案に基づく模擬授 業を行う。
・発表グループ以外の人は、
模擬授業を受けて、感想やコ メントを書き、質疑応答を行 う。
グループでの活動
・グループで分担・協力し て模擬授業を行うことが できる。
・感想やコメントを書き、
質疑応答に参加できる。
(復習)模擬授業を担 当したグループは、活 動をやってみてどうだ ったか、自分が感じた こと考えたことを書き、
次週提出する。
45 45
実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力
14 週 /
・学習指導案に基づく模擬授 業を行う。
・発表グループ以外の人は、
模擬授業を受けて、感想やコ メントを書き、質疑応答を行 う。
グループでの活動
・グループで分担・協力し て模擬授業を行うことが できる。
・感想やコメントを書き、
質疑応答に参加できる。
(復習)模擬授業を担 当したグループは、活 動をやってみてどうだ ったか、自分が感じた こと考えたことを書き、
次週提出する。
45 45
実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力
15 週 /
・学習指導案に基づく模擬授 業を行う。
・発表グループ以外の人は、
模擬授業を受けて、感想やコ メントを書き、質疑応答を行 う。
グループでの活動
・グループで分担・協力し て模擬授業を行うことが できる。
・感想やコメントを書き、
質疑応答に参加できる。
(復習)模擬授業を担 当したグループは、活 動をやってみてどうだ ったか、自分が感じた こと考えたことを書き、
期 日 ま で に 提 出 す る。
45 45
実行力 発信力 傾聴力 課題発 見力
能力名:主体性 働きかけ力 実行力 課題発見力 計画力 創造力 発信力 傾聴力 柔軟性 情況把握力 規律性 ストレスコントロール力